アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツのツイッターを考察する 2013.06.25現在

2013-06-25 02:02:28 | 競馬
おそらく、しばらくこんな感じですのでよろしく。
睡眠時間が足りないが、事故だけは起こさないようにしたい。
っと、投稿したら、したいが死体になってて引いたw
・・・笑い事じゃねえな・・・。




フライト どうせ人気になるから様子見で良いと思う。
(結果を見て)まともじゃない。ノドかも知らんけど立て直さないと。

先週、間隔を詰めて出走してきたアドマイヤフライト。
次は中京開催で競馬場は阪神より広くなるわけだし、
いったい何を焦って・・・という感じだったのだが、
どうも喉を気にしていてその結論を出したかった感じなのか。
とにかく今回も話にならない内容で終わった。
アンカツが言うまでもなく、最低でも同馬は現級の勝ち馬であって、
こんなアホな結果になるような馬じゃないわけだが、
喉が悪いとか何とかでは、どうしようもない。
どれだけ桁外れの走力を持った馬でも呼吸困難になれば止まる。
症状の程度が分からないのであれだが、
ちょっと将来が危うくなってきたかねえ・・・。




ニコ生の討論会
今回は佐々木が加わって宝塚記念について語り合った。
多くの人が見ただろうから、あえて感想を書くことはあるまい。
俺は後から見たけど、今回も面白かったね。
秋にも2回くらいやってくれると嬉しいが。




最近の制裁について
何でもありになるで、制裁は厳しくしたほうがええ。
その上で、もう降着なしと明言したほうがいいんとちゃう。
どうせ通らん異議申し立て制度はいらんやろ。
確定遅くなる。

多くの人が思ってるのは最近の岩田のことだろうけどもw
このアンカツの意見は一般のファンに近いんじゃないかな。
現役時代のアンカツは異議申し立てを全くしない人であったが、
それについて「しても無駄だから」と言っていた。




(東スポ)来週は火曜に帝王賞の展望が載ることになった
今年の帝王賞は結構面白そうだよね。
ゆっくり見ていられないだろうけども、楽しみにしている。
勝つのはホッコータルマエだろうと思うが。




宝塚記念についていろいろ
ゴールドシップについて
馬場が合ってた、枠が良く想定内の位置取り、小頭数も良し
まあ、全てその通りなのだろう。
前走の大敗があって、序盤の動きについて覚悟を決めてたっぽいし、
(その準備のために博幸が栗東にやってきていたわけで)
今回、相当に頑張って出していくことは容易に想定できたわけだけども、
それにしたって、博幸は死ぬほど頑張ってたな。
後年、この年のことを知らない人が宝塚記念と認識してレースを見たら、
「なんか1周間違ってる奴がいる・・・」と爆笑されるところなんだがw
あんだけやっておいて「4番手までしか行けなかった」のが逆に凄いし、
ちょっとかかり気味になっただけですぐ行き脚が鈍くなったのはもはや脅威、
3角で最初に手が動いてるのはやっぱりこの馬だし、
4角で手応えが怪しげなのもこの馬だし、
しかし最後まで止まらないのもこの馬であった。

阪神22は中山に近いコースなので、条件も良かった。
なんか良馬場発表だったけど、誰がどう見たって重に近い馬場であったわけで、
他の2頭に比べて馬力型のゴールドが有利だったことは強調するまでもない。
(後年、知らない人が単純に成績表だけを見た場合、
 「良馬場でこの時計とは2013年はレベル低いなあ」なんて思うことになるわけで、
 JRAにはそういうはた迷惑なことは本当に止めてもらいたい。
 いい加減に、水分の含有量の設定範囲と、計測する場所を見直すべきじゃないか)

後は、1コーナーまでの距離があったのが間違いなく良くて、
例えばこれが東京の2000だったり中山の1800だったりしたなら、
断定するけども絶対に先行集団に加わることはできていなかった。
さすがにコーナーに入りながら全力追いは出来んからね。
オルフェーヴルの伝説の一件状態になっちゃうからw
シルポートは飛ばしたけど他の馬はスローだったのも幸いしたね。

そんでもって、博幸とゴールドの気持ちが上手く組み合わさって、
今回は最後までしっかり走ってくれたというところ。
わざわざ栗東にやってきて住み込んだ効果は絶大だったと思われる。
岩田がディープブリランテで成功してバリアシオンで失敗したことがあるが、
基本的には人馬の呼吸を合わせようというこの努力は成功に近づくはずである。
春天はやる気がなかっただけで、今回がいつもの走りだろう。

ただあえて言っておくと、何か格別に強かったということはない。
ダノンバラードに3馬身半差なら、ゴールドとすればそんなもんじゃないかね。
はっきり言って、今回の条件において残りの2頭が弱すぎた。
ここにオルフェーヴルやショウナンマイティがいたら、
ゴールドもライバルと共にもっと良い走りをしてくれたことだろう。
オルフェが消えた地点で拍子抜けの宝塚記念だったが、
馬場設定によってレース内容まで拍子抜けになってしまった感じ。
今回は超頑張って先行して勝ったけど、
この相手関係でこの条件では、そもそも何をどうやっても勝つくらいに1強だった。


ダノンバラードは川田が乗れていた(岩田が控えたから)という評価。
アンカツはジェンティルドンナが2番手に行く、
そんで前が有利だろうからこれが勝つ、と読んでたわけだけど、
明らかに行ける態勢だったのに岩田があえて押さえ込んだね。
それによって内から2番手になったのがバラード、
飛ばしているのはシルポートだけで、後は淡々としたペースでの2番手に。
癖があって寄れる馬だけども、上手くラチを頼っての走りをしていき、
最後までラチ頼みで馬場の良いところを走りきった。
ゴールドシップとは力差が大きかったので仕方ないとして、
後は単純に先行有利で前にいた分だけ2着を守れた。
これくらいの結果は残せても良い馬だろうとは去年に思ったけども、
今回は3着馬、4着馬が駄目ぎたおかげもあるんじゃないかな。
バラード自身の走りには言うこと無しで、もっと強くなる要素もあるか。
とにかく、絶対的に有利な位置を取った上で、
下手に前を追わずついた位置でじっと脚を溜めていたのも良かったし、
最後まで馬の悪癖を出させないように運んだ川田のファインプレー。


最初にジェンティルドンナが引いたあれは、シルポートにつきたくなかったんだと想像する。
スタートして少しの地点、まだシルポートの加速はつききっていなくて、
逆にジェンティのほうがハナを切りそうな勢いなんだよね。
その辺、全くアンカツの予想通りの動きだったんだけど、
岩田としては、そのまま進んだらシルポートに触発されて暴走する気がしたんだろう。
その辺の感覚は分からんでもない。抑えるのに納得のいく理由だと思う。
思うが、結果として気負いこんだ感じでの追走になったねえ。
最初は見たまんまだが、その後も結構長い間、気負っていた感じを受ける。
このままではいかんと、4角でゴールドシップを弾いて出ようとしたが、
相手のほうが馬力も強くて逆に押し込まれて終わった。
折り合い面でも馬場の面でも、道中にどんどん力を奪われていき、
「物理的な直接対決」でも負けてしまったのだから、
ゴールドを追いかけようという気力なんて早々になくなったのだろう。
なんとダノンバラードを捕まえられないという不甲斐ない結果に終わった。
正直さっぱりだったけど、フェノーメノもさっぱりだったおかげの3着。
・・・まあねえ、この馬は牝馬だからね・・・w
「パワーを持った超一流の牡馬」みたいな扱いをしてる地点で駄目だったのだろう。
力を出し切れているとはとても思えない。
アンカツの言うとおりに2番手に行ってたら、また違う結果もあったかもしれない。
シンプルに前にいたほうが有利なレースだったのは間違いないわけだから。


フェノーメノに言うことは特にないか。
ライバル2頭を目の前に見ながら楽に進んでいたと思うが、
全然交わす気配がないままに終わってしまった。
全然伸びてないが、5着以下とは大きな力差があって楽に4着。
ていうか5着以下も馬場を苦にしてた感じがあったしね。
ちゃんと走れてたのは逃げ馬と1、2着馬だけじゃないかと思われ、
フェノーが馬場で力を奪われたってのはその通りなのだろう。
陣営は戦前からパンパンの良馬場を望んでたし、
後付じゃなく、馬場が合わなかったのだと思われる。
良馬場とは嘘八百で、相当に力のいる馬場だったようだ。
結果的にダノンバラードの位置にいればもうちょっとマシだったかもだが、
今回は出遅れちゃってるので、それも仕方ないことだろうな。
後はアンカツが言うように少し反動があったのかもしれない。
前走は当初使う予定のレースじゃなかったからね。
サラブレットは繊細なので、そういう予定変更で調子を落とすことはよくある。
ニコ生の討論会の最初のほうで東スポの館林記者が、
「先週までは凄かったけど最終追いきりが案外だった」とはっきり言ってて、
それについていろいろと理由をつけて納得しようとしてたんだけども、
単純に本当に調子が案外だった可能性は否定できまい。

アンカツのツイッターを考察する 2013.06.18現在

2013-06-18 03:35:48 | 競馬
何とか更新。
パドトロワが好走して喜ばしい1週間でしたな。
書くこと一杯なんだけど、時間がないので少しだけ。
てきとーにコメント残していってくださいませ。




今日は梅田で授賞式に出席する
何事かと思ったら、ベストファーザー賞なるものを受賞したそうだ。
何をもってベストファーザーなのかは全く不明であり、
話題になった人、って側面が非常に強いと思われる賞だが、
こんなものを受賞してしまうのだからアンカツの知名度も大したもの。
とりあえず、岡田と同じ写真に写ってるのはなんか笑えるわw




短期放牧に出るで、ちょっとつぶやき停止
宝塚を前に何かしらの用事があってのことだろうけども、
しばらく呟かないことを伝えるに当たっての言葉。
・・・何か面白いことを言わないといけないルールでもあるのかw




今週はパドトロワが復活やね。前走も着順は悪いけど頑張っとった
辞めるきっかけになった馬やけど、なんか気持ちが晴れたわ
ほんと良かった

函館スプリントに出走したパドトロワが快勝。
別に引退を後悔したとかそういうことは一切ないのだろうけど、
何とも表現のしようのないものが片隅に残っていたのだろう。
それが今日の結果によって晴れたのだと思われる。
ただただ、喜ばしいパドトロワの勝利であった。


例によって惨敗で人気を落としてから快勝するパドトロワ。
まあ、アンカツも言うとおり、前走は惨敗でもなんでもないけどね。
着だけ見たらそうなってしまうのは、
パドトロワに興味がない人間では仕方ないことだろうが、
パドトロワファンの俺は「こりゃ函館で負ける要素がないな」と思ったものだが。
輸送熱を出しさえしなければだったからね。そこを乗り切って好勝負確定だった。
とにかく毎回書いてるのでもう改めて書くこともない。
前走時に書いたものをコピペしておこう。

 パドトロワの豆知識
  休み明けは0-1-0-5 馬券になったのは3歳の500万条件戦のみ。
  3ヶ月の休み明けでなくとも、前走から7週以上間隔が空くと0-1-0-7
  逆に、1度使って6週以内のレースでは8-1-3-3
  人気には当然応えるが、人気薄でも容赦なく走って波乱を起こす。
  定期的に凡走が入るので、G1の上位馬だということが定期的に忘れられる馬。 

今回勝ったので中6週以内の成績は9-1-3-3
(前回の記述は少し間違ってて、3着4回のうち1回は新馬戦だった)
パドトロワもいい加減現役生活が長く、引退する時期がじわじわ近づいてる。
もしこの馬の買い時に乗り切れてない人がもしいたら、
競争生活の終盤くらいはきっちり乗っかって儲けてくださいな。
前走から6週以内かどうか、気をつけるのはそれだけで良い。
世間・マスコミ的には 「夏だから走ってる」 ってことになってるが、
それは半分しか合っていない。つーか、それは補佐条件だ。
夏だからなら、それこそ前2年も普通に走るはずでしょうが。
前2年と違うのは前走からの間隔。ここが長いと調子が戻りきらないわけ。
今年は京王杯を使った地点で、函館での好走が決まってたってことだ。


ちなみに今回のパドトロワは別に好調だったわけじゃない。
前2年の函館Sはどっからどう見ても不調だったのでさすがに駄目だったが、
今回はひと叩きのおかげでかろうじて並の状態を作れた。
まーた派手に太ってたけどw ギリギリ許容範囲。
鮫島先生も例によって呆れていたわけだが、
これからスプリンターズSへ向けての長い叩き台だから、これで良い。
G1級の馬がよくやるG1にぶっつけ本番で好走ってのは、この馬には不可能な所業w

あとはまあ、相手が弱かったことが決め手になって勝ちきれたという感じだ。
馬体重などを含めて、昨年のアイビスサマーダッシュと同様の中身か。
これが叩き4戦目くらいだったならば、
この弱面で接戦になる理由が皆無でもっと楽に勝ってたはず。
相手の中で唯一G1級だったドリームバレンチノが勝手にこけたのは助かった。




東は戸崎。これで、うんと流れに乗っていけるやろ
アンカツと飲んだ人、対談した人に訪れる重賞勝ちのご利益であるが、
中央入りしてから重賞を勝てず苦しんでいた戸崎にも1週遅れでその恩恵がきた。
何となくっぽいけどアンカツが後継者に任命した男だけに、
この程度のことで満足してもらっては困る。
まだ若いのでたくさん乗ってリーディングを取るのは当然のこととして、
大レースもたくさん勝ってアンカツを唸らせて欲しいものだ。




俺も放牧しとる場合やないな
宝塚ですので帰ってきてくださいw
てか、何やってんですかねw

アンカツのツイッターを考察する 2013.06.09現在

2013-06-09 23:04:12 | 競馬
宝塚後は2歳戦から力入れて・・・
アンカツの競馬の見方というか、ざっくりとした予想の仕方について。
新馬は調教と血統、条件戦なら近走内容、
G1級の場合は絶対能力の見極めが最重要。
そして枠の並びを見て展開を読み、総仕上げは当日の馬場状態を考える。
ということで、実にオーソドックスなスタイルだと思われる。

というか、アンカツは現役時代に予想なんかしたことがない。
引退してから真面目にいろんな馬をパドックで見るようになり、
新聞なんかもじっくりと見るようになったそうだ。
ダービー前の豊との対談でもそんなことを言ってたね。
結構競馬に詳しくなったと自慢してたしw

この歳でも進化できるんやねって言葉は良いな。

宝塚後は2歳戦に集中していく模様。
アンカツは現役時代、とにかく新馬に乗るのを楽しみにしてたしね。
引退してもやはり楽しみは新しい馬のようだ。
この辺は、やや飽きっぽい性格も関係しているのかもしれないw




ショウナンマイティ、宝塚でもチャンスあると思うんやけど
休養して秋天に向かうという報を聞いて。
東スポに載ってたショウナン評を見て感じたことだが、
アンカツはこの馬をオルフェに次ぐNo2に思ってるっぽい。
G1を勝つのは時間の問題くらいに言ってたし、
(実際、安田記念は勝てたレースを落とした感じだが)
ここに出てきたら対抗くらい打ちそうな感じだ。




ナガラオリオンは阪神なら取りこぼしても驚かん
(レース後)よく溜めた、四位と合ってる

準OPに降級したオリオンについて。
阪神の坂で良い結果を出している馬ではないので、
詰めが甘くなっても驚かないということだったんだけど、
四位がじっくりと乗ったのが非常に印象的なレースに。
アンカツでもそう乗りたいって感じの騎乗をしてくれて、
これまでで最高の爆発を見せてくれた。
騎乗した四位としても、阪神で末が甘くなるのを心配して我慢を重ねたそうだね。
とにかく素晴らしい騎乗だったわ。馬と息がぴったりで気持ちが良い。
相手は当然一枚落ちだが、この馬自身は明らかにOP級の切れ味を発揮。
この調子なら重賞勝ちにも手が届きそうだ。
アンカツは同馬をそれほど強いと思ってなかったそうだけど、
俺は新馬戦を走る前から非常に高い評価をしてた馬なので、
今回の圧勝は非常に嬉しく思っているしテンションが上がった。

次走はプロキオンSになりそう。
アドマイヤロイヤル、ブライトライン、ナガラオリオン、
東京で勝ち上がったダノンカモンも加わって、
何から行けばいいのやら、いろんな意味で分からん熱いレースになりそうだw




馬場見てやね(プレノタートについて)
同レースまでに前が残るような馬場ならしんどいということ。
で、それなりに差してくる馬もいたからどうかという感じだったが、
肝心の6Rは完全に前が残ってしまって全く出番がなかった。
最後方からになったからね、しゃーないだろう。
能力・走力の高さへの評価は「500万におる馬やない」だけど、
気の悪さから力を発揮させるのが難しいということ




マーメイドSは難しいからスルー
出走馬14頭の内、8頭が条件馬のレースだからねえw
重賞とは名ばかりの凡戦になりやすいレースだが、
(なりやすいっつうか、そうなって当然のレース条件と時期だからね)
今年はマルセリーナが勝ってくれてアンカツ大喜び。

桜花賞馬の勲章は普通の牝馬として最高のものだけど、
(例外はJC馬ウオッカとか有馬記念馬ダイワスカーレットとか)
キャリアを重ねることでその価値をじわじわ落としてきたマルセリーナ。
しかし今回の勝利でこれまでの失態を帳消しにした。
3歳G1馬の古馬になっての重賞勝ちの価値はそれくらいに大きい。
最初に書いた通りで、相手はどう贔屓目に見ても弱かったんだけど、
そんなことは引退してしまえば全く関係なくなる。
はっきり言って繁殖馬に必要なのは肩書きだ。
繁殖としての輝かしい価値を取り戻した今回の勝利は、
おそらく生産者が一番喜んでいるんじゃないかな。

マルセリーナ含め、6頭しかいなかったOP馬のうち3頭で決着。
そのうちコスモネモシンは1年ぶりで全く走れる態勢じゃなかったから、
5頭しかいなかったOP馬が貫禄を見せたってことになる。
いくらなんでも条件馬には負けてられんといったところかね。
牝馬の準OP勝ちが牝馬限定G3の好勝負ラインとよく言われるが、
なるほどまさにという結果だった。
そんでもって、マルセリーナにとっては距離も枠も向いてなかっただろうけど、
川田が上手に力を溜めて運んで力を発揮させたのが良く、
力を出せばさすがにアグネスワルツやらアロマティコよりは強かった。

まあねえ、この辺に劣るんじゃ桜花賞馬が現役をやってる意味がないしね・・・w




気はあるんやろうね。ただ、後がしんどいと思うけどな
このマーメイドSに出走していたマイファーストラヴ。
ハンデは49キロで、騎手ですら乗れる人間が限られる斤量。
そんな馬に騎乗したのはなんと武幸四郎だった。
ご存知の通り、JRA最高身長騎手であり、
177cmの彼がこの斤量で乗るにはどれほどの無茶を強いられたか。
49キロと言っても、ただ49キロにするだけでは負担重量を超えてしまうから、
48キロくらいになっていたはずである。
177cmで48キロとか、もはや何を目指してるのか意味不明だなw
過酷な仕事に立ち向かって無事にこなした幸四郎さん、お疲れ様でした。

アンカツもかつてブエナビスタの札幌記念で減量に挑戦。
何とか仕事はこなしたが、当然のように反動があったそうだ。
無理目なことしてんだから、悪影響があるに決まっている。
人にはそれぞれに自然な体型ってものがあるわけだけども、
引退後に何もしてないアンカツの自然な体型は例の感じなわけだからw
相当に良くないことだったのだろうと言える。
アンカツの引退を早める一因になったと言われる件であるが、
その意見を否定することは誰にも出来ないだろう。
が、幸四郎にしろアンカツにしろそれが必要と思って取り組んだこと、
結果がどうであろうと後悔するような人たちではないから、
外野の我々も納得し、お疲れ様の声をかけるだけだな。




エプソムCについて
レース前のツイッターから、
リルダヴァルが先行して押し切るんじゃないかと予想してた感じ。
そしてクラレントが馬群の内で苦しいんじゃないかとしていたが、
結果が完全に真逆に。
ウィリアムズだから突っ込んでそのまま勝ちそうと思ったであろうリルダヴァルは、
出遅れて壁の内で競馬して最後突っ込んでくるも間に合わずの4着。
アンカツの言うとおりに状況なりに最善の騎乗だったとは思うけど。
対してクラレントが2番手からそのまま押し切ってしまった。
「勝ち馬の展開予想」と「罠にはまる馬の展開予想」は合っていたんだけど、
その馬が逆だったという面白い結果になってしまったw

クラレントとジャスタウェイの内容は互角でどっちが強いってことはないが、
クラレントのほうに運があってこちらが重賞3勝目。
先週G1を勝った岩田と、今年重賞勝ちがない福永の勝負の結果。
流れってものは確かに存在するのだろう。

今更ながら安田記念他回顧

2013-06-09 22:53:59 | 競馬
あまりにも余裕がない生活をしてるからなのか分からんけど、
朝4~5時くらいに1度目が覚めるようになってきた。
まあ働くのは良いんだけどそれ以前の移動が辛い年齢になってきたかw
どこでもドアが欲しい。

あんまり見れなかった先週の競馬も見直したので改めて。




ブライトラインは力の違いを見せ付けた
現級としてはメンバーが揃ってたけど、やはり全然関係なかったね。
若干出負けした後に猛然と引っかかって行って、
それを騎手が押さえきれずに半端なことになるのが、
ブライトの悪いときの負けパターンなんだけども、
ダートだとまずスタートがそこそこ決まるようで、
さらに引っかかっていくところが見られない。
今日なんか、松岡が少し押してるけどかからないからね。
これを芝でやったらえらいこっちゃになるんだけどw
芝じゃなくてダートなので、出脚が良い時は逃げの作戦も当然もあり。

終始8番のウッドシップが絡んできてたけど相手にする気配もなく、
淡々としたペースで逃げ、直線早々に一気に突き放して勝負あり。
直線の半ばからはおそらく馬が競馬をやめようとしている。
前に行けという松岡と止まろうとする馬で喧嘩になってるでしょこれ。
鞍上のフォームが変なことになっているあたりからそれが感じられる。
キョウワダッフィーがいるメンバーで準OPとしてはハイレベルだったが、
重賞上位級のブライトの走力から見れば子供の遊戯みたいなもので、
だらっとしながらも着差をつけたままで押し切った。
相手が重賞級になればもうちょっとしっかり走ってくれるだろう。

アンカツの「ブライトの砂に自信あり」の呟きも手伝って、
ここ2戦で儲けた人は多いんじゃないかな。
アンカツの最晩年は57キロで乗ることすら困難になっていて、
結局この馬のレースに騎乗することは出来なかったんだけど、
調教は自分でつけていて、最後まで乗るかを迷ってたくらいには愛着のあった馬。
ここで再度軌道に乗ってきたことはアンカツも喜んでいるはずだ。
これまでは気性面が邪魔して能力全開とまでは行っていなかったが、
砂に入ったことでこの問題に改善の道がはっきりと見えた今、
まずは2つめの重賞勝ち、そしてG1への道もはっきりしている。
次走も当然馬券勝負対象。どのレースに出てくるかを楽しみにしたい。
砂で落ち着いた競馬を続けられるようになってから、
もう一度芝に戻ってマイルG1を戦えば良いと思う。




アドマイヤフライトはさっぱり
対照的にアドマイヤフライトは酷い結果、なんと殿負け。
馬に戦意がなかったことは言うまでもないだろう。
レース前から発汗が酷かったように感じられたし、
久々の18を意識してだろう、押して出して行ったのも悪かったはず。
最後の直線の無茶苦茶なふらつきからして、
とにかく馬の機嫌を完全に損ねきったような内容。
負けるのはまあ良いけど、収穫が1つもないというレースになってしまった。
位置取りだけは大半の素人さんが満足しそうなところだったけどねw
んなことしなくても普通に出て普通に中団で収まって脚を使える馬なんだから、
次はもうちょい馬の邪魔をしない騎乗を期待したいところ。
今回はテン乗りで距離短縮の18だったので仕方ない面はあるが、
出していって変に負けるのは大体騎手が悪いと思うわ。






安田記念
結局、アンカツが東スポで推奨した2頭の決着。
ツイッターで大穴ならこれと呟いたダノンが3着に飛び込んで中波乱。
人気の一角カレンブラックヒルをばっさりも正解。
穴候補のヴィルシーナ、サダムパテックをばっさりも正解。
印は披露しなかったが、今回もまた実に有意義な情報提供を果たしてくれた。



とりあえずロードカナロアが快勝。
返し馬の感じは確かに悪く見えたのだがおかまいなし。
そもそも距離をこなすなら走力が全く違うからね。
掛け値なしの世界標準の力の前に、低レベルのマイル戦線の馬など塵のようだった。
戦前、アンカツはおそらく岩田がしかけて先団について行くと思っていて、
それでショウナンのほうを上に見ていた節があるんだけども、
その予想に反して岩田がじっくりと構えた地点で好走が確定。
レース後の回顧で、あれ?岩田分かってるじゃん、って感じだったw
岩田の冷静なジャッジによって一番走りやすい場所を手に入れて、
後は馬が世界最高峰の実力を普通に見せただけだな。
やっぱ岩田はカナロアのことを強く信頼してんだよね。

迫ってきたシャークと馬体をぶつけたのは岩田の嫌らしさ。
馬が寄れるときにそれを矯正する姿勢を見せないタイプ。
それならそれで使えば良いという行動に出るのが岩田の特徴の一つ。
技術といえば技術で、勝ちやすくするための技?ではあるんだけど、
アンカツならもっと分からんように繊細にやるんだけどねw
相手を追えなくするという目的は同じでも、アンカツは戒告すら食らわずにやってたぞ。
(アンカツが現役時代に食らった降着の数々は、
 全て本当にどうでも良いところで発生したものだったw)
岩田は「馬をはっきり動かす(前から見るとずれてる)」ので、
急激な横移動で馬の故障が怖いことがよくある。
これは3歳時のルーラーシップに岩田が乗ってた時にも凄く思ったんだけど。
まあ・・・この辺は事故がないように気をつけてもらいたい。
勝つために全力を尽くすと言っても、死んだら元も子もないんだからさ。
自分や自分の馬もそうだけど、それよりも相手がいることだからね。
アンカツのダイワ兄妹の全レースVTRは岩田にとって勉強になると思うんだが。

それは置いといて、馬は決して絶好調だったようには感じなかっただけに、
ここに至ってもまだ底は知れない。
最後に寄れたが、寄れてなければもっとしっかり伸びていただろう。
まだ底が知れないってのがこの馬の異様さを示している。
オルフェーヴルとこの馬は本当にやばい。


今日の舞台ならこちらが勝っていて良かった2着馬ショウナンマイティ。
出遅れは結果的に痛かったが、とりあえず想定内といった感じの追走。
内枠もよく、ロスなく道中を走って力を溜めて直線に入ったは良かったが、
大外に出ようとしてかなり苦労していたねえ。
直線の半ば、まだ大外に出れていない地点だけど、
ここで一回、浜中が鞭を持ち替えてかなり強烈な右鞭を入れて、
内の方に切れ込もうとしたよね。そうとしか見えない。
内にマイネイサベルがいて、その外前にカナロアがいたんだけど、
その間に突っ込むスペースが1頭分出来てたので、
そこに行けてたらカナロアの内からこれが差しきってたと思うんだが。
なんだけど、突ききれないと思ったのか、馬が反応しなかったのか、
一瞬でそこを諦めて、また何とかして外に出そうとしている。
激しく右鞭を入れた直後に手綱を右に引っ張ってるのは凄い違和感が・・・w
外後ろのダイワを押しやって何とか出るには出たんだけど、
その直後に前で寄れるカナロアとダノンシャークの煽りを食って、
さらに振られながらもう一度来てのクビ差2着という内容。
結果的に行ったところが間違ってた。

中距離戦線で最強馬オルフェーヴルに立ち向かっている馬だけに、
さすがにこちらもマイル戦線の馬達など相手にしなかったが、
今回は勝てたレースを落とした感が残ってしまうな。
そもそも、勝負の分かれ目は実は上記よりもかなり前の場面で、
直線で最初から最内に行っていたらチャンスが大きいレースだった。
中団のほとんどの馬が外目に流れることは4角の格好から見えていて、
内の数頭ならば外の混乱よりも簡単に捌けたことが予想されるのでね。
内が全然伸びないなら話は別だけど、別にそんなことはなかったから。
まあ、鞍上は一杯一杯になりながらも懸命に頑張ったという内容かな。
馬は良い勝負で、岩田のほうが落ち着いてた、って表現で良いと思う。
冷静さ、勝負強さ、そして汚さで騎手が負けていた。

浜中は「器用じゃないから内を突けるタイプじゃないので、
最初から外に出すことしか考えてなかった」
ということをレース後に言っていたんだけども、
それならそれで良くて、それに徹してたら何も言うことはなかったんだが、
どう見ても一度内に突っ込もうとしてるのでね。
アンカツもブエナビスタの秋華賞において後ろの馬の変な動作に一瞬惑わされて、
ちょうどその分だけ負けてしまったことがあったんだけども、
そういう小さな迷いがG1では命取りになるわけですよ。

マイティの適性については、なるほど府中マイルがぴったりだった。


ダノンシャークはクリスチャン・デムーロが素晴らしい運びを見せた。
好発を切って最初は先団グループに入るくらいだったが、
当然そこには入らずゆっくりと後退して行った。
どんどん下がっていってカナロアの後ろまで下がったところでOKを出したか、
カナロアの真後ろをずっとついていく形になった。
じっくり進出するカナロアにぴったりと歩調をあわせた運びで、
先団を馬を飲み込みに入ったカナロアを出し抜けを食らわせるタイミングでスパート。
絶妙のタイミングでいったんはカナロアを上回りそうになったが、
カナロアと馬体がぶつかる形になってしまい、
最後は地力というか体力の違いが出てしまったか、突き放された。
それでも馬の力は出し尽くしているだろう。見事な走りと騎乗。
想定で追い込み競馬なので穴はこれ、と見込んだアンカツの見解に応えてくれたな。
道中の運びはロードカナロアとダノンシャークの騎手が抜けて良かったが、
カナロアの鞍上は最後にミソをつけているだけに、
つけられたほうのクリスチャンが一番上手かったと言えるだろう。


対照的にダークシャドウは進出が早すぎた。
カナロアに目標にされては駄目だわ。
アンカツが急ぎすぎなければって言ってたけど、
まさに急ぎすぎて目標にされてせっかくの手応えをなくしてしまった格好。
今回は騎乗ミスされた馬が多かったように思うレースだったが、これもその1頭。
直線に入るときの気配はカナロアと同じくらい良かっただけに、
もしダノンシャークの位置にいたら、多分これが3着だっただろう。
まあ、騎乗した戸崎は失敗したことを自覚してるので良し。次に期待したい。

カレンブラックヒルは、同馬のパターンとしては良かったんだろうけど、
全然抵抗できないあたり、アンカツの言う通りで本調子になかったんだろう。
この馬を完全に無視できたら今回の馬券はかなり簡単になったはずだ。

グランプリボスはかかるは詰まるはで話にならず。
馬体が大きく減っていたのも誤算だっただろうか。
とにかく何もしておらず、参考外すぎた。

ヴィルシーナは逃げるシルポートを嬉々として追いかけたが失速。
先行馬の中では一番頑張ってたけど、追いかけすぎだわ。
まあ、鞍上がウィリアムズなので仕方ないわけだが。
・・・って、毎回この言葉を書いてる気がするぞ。
どうでも良いけどウィリアムズのブレなさは凄い。
「前行く馬を探そう・・・とりあえず中舘買っとけ」的な信頼感があるわw
・・・と思ったら、今日のエプソムCはクラレントの競馬が期待されてたのに、
出遅れて後ろからになってしまって差し損ねてたけどw
とにかくウィリアムズははまる時とはまらない時の差が激しすぎる。

サダムパテックはアンカツの言う通りでやっぱり力不足なんだろう。

アンカツのツイッターを考察する 2013.06.01現在

2013-06-01 13:32:44 | 競馬
ベルシャザール。意外にダートも合いそうやけどまずは無事に
オルフェーヴル世代のダービー3着馬が1年ぶりに復帰。
アンカツが主戦を務めていた馬でもあり、気になるところだろう。
秋のセントライト記念あたりから喉がおかしかったと思われ、
次の菊花賞で乗って惨敗した後藤がそれを暴露。
翌年の1レースも惨敗して長期休養に入っていた。
準OPに降級して実力が断然なのは言うまでもないが、
1年ぶりで喉の状態は不明、そして初めてのダートということで、
未知の要素が大きすぎて微妙な人気だったが結果は3着。
順調ならあっさりとOPに戻って重賞での活躍も期待できそうだ。

同じく1年ぶりのレースでアンカツもちょっと乗ったタガノジンガロ、
こちらは本当にひと叩きといった感じの惨敗。
まともならマーチS、アンタレスSくらいは走れる馬なので、
(結果は5着、4着だが、両レースの先着馬の名前を見れば納得だろう)
こちらも順調な良化を期待したい。




最高の結果やった
ダービーについて。
武豊の馬を信じた騎乗に最大級の賛辞。
今回のダービーでキズナに乗ってきっちり勝てる騎手は、
武豊のほかにはアンカツしか思いつかないね。
ダービーの1番人気を意に介さないことを前提に、
展開に左右されない意思、馬と寄り添う心を持つことが条件。
ただ、アンカツの場合は自身の当たりの硬さを意識してそれをやってたけど、
豊の場合は自然な形でああ出来るから、キズナは豊が乗ったほうが強いはずだ。

エピファネイアの福永も惜しい結果で、執念は感じられた。
ちなみにアンカツがダービーの前に対談した騎手はこの2人。
アンカツこそが持っている人なのだろうw

ロゴタイプは距離もあると思うけど鞍上の若さも見えたということ。
正直ロゴタイプのこの1戦の敗因を決めるのは難しいと思うが、
何かしら理由があって3着を外したのは確か。
少なくとも3、4着馬より弱いってことはないので。
最後の直線で4着馬と脚色が同じになる形での敗戦で、
この形の負け方の理由の一つに、鞍上の我慢・タメが足りないことが多いから、
そういう意味で行くのが早すぎたと言っているのだろう。
もう一つの大きな理由となる馬の性格は、他馬と並んで満足する感じじゃないし。
まあ、後から分析しようとしても何とも言えないってのが正直なところ。




JRAホームページで岡部さんとの対談見てやって
安田記念についての対談。
2人が勝ったレースを中心に語っている。
前々から似てるなあとは思っていたんだけど、
改めて、バンブーメモリーとツルマルボーイの騎乗が酷似してると感じた。
レース前からレース序盤に鞍上が感じていたことも全く一緒だったね。
外に出しすぎず回った後に外に出て行くところも一緒で、
G1の勝ち馬は全てが上手く行っているってのを代表するようなレース。
今年の安田記念は上記レースと同様にかなりの混戦なので、
勝った馬のレースを振り返れば、きっと全てが上手く転んでいることだろう。
(まあ、走力断然のカナロアが16で何もなければ圧勝なんだろうけど)




今日はプライベートやで、ヤバイ話ばっかやった
豊となんかしてくれるかなと思ってたら、
レース後に戸崎との予定があったことをすっかり忘れてたw
目黒記念のカフナは楽勝の勢いで追い込んで来ながら惜しい3着。
この日の東京はやはり外が伸びなかった。
キズナの実力をよりいっそう際立たせる、カフナの3着だったね。

エピファネイアは道中が大変だったからね。
こちらはコースロスが全くないんだけど、精神をすり減らしながらの競馬。
改めて、上位2頭の力が際立っていたレースと言えるだろう。

対談ではないけれど戸崎との絡みがあったことで、
今週の戸崎の馬には大いに注目したいところだ。
前記のダービーだけじゃなく、池添と対談したら途端に重賞連勝したし、
佐々木との握手写真出したら、ちょい後にヴィルシーナがついにG1勝ったし、
この春のアンカツの持ちっぷりなら、
(もちろん、何か有意義な話を出来て相手の気を楽にしているはずだから、
 単に運が良いだけじゃなく、理由があって持っているわけなんだけどね)
ここは戸崎のダークシャドウが勝つか好走することになるが・・・w




報道席の廊下で、吉村が白い紙袋を持って震えとった
平成ノブシコブシというコンビの吉村氏が500万馬券を的中したが、
その後の様子をアンカツに暴露されているw
これで競馬の仕事増えるやろ良かったな、という感じの呟きだが、
それにしてもまあ、こんな時代が来るとはねえ。




ジョワドヴィーヴルに続いてフィフスペトルの訃報を聞いた
ヴィクトリアマイルで復活の狼煙をあげたばかりのジョワドだったが、
鳴尾記念を前にして故障発生で安楽死となってしまった。
前走後に書いたとおり、ヴィルシーナをきっちり倒せるタイプの馬で、
エリザベス女王杯の本命と思っていただけに残念。
ちょっと使いすぎた感じがするが、仕方ない。

そして長くG1戦線を戦ってきたフィフスペトルも死去。
前走の京王杯の17着は明らかに実力不当でおかしかったので、
何かあったかなと思っていた矢先のことだった。
加藤征厩舎の屋台骨を長く支えてきた馬だけに、
スタッフのケアはより一層しっかりしたものだったはずだが、
それでも今回のアクシデントを避けることは出来なかった。
前走の17着は、馬が何かを言いたかったのではないかと思うが、
今からそれを言っても仕方ないことか。

余談だが、世の中には「結果が出てから分かること」ってのが山のようにある。
山のようにあるっていうか、あらかたのことがそうかもしれない。
その中で、悪い結果が出る前にそのリスクを避けることは、
ある意味批判を受けることであるが(悪い結果はまだ見えていないからね)
そこに強い気持ちで立ち向かえる人が、本当に仕事の出来る人なのだろう。
何度も馬の「将来の故障を指摘して当てている」アンカツはその典型であったな。
特に競馬の場合、馬はモノを話さないだけに、なおさらであろう。
アンカツはレース前の競争除外も多い人だった。
レース中に危ないと思ったら追うフリだけして流すことも多々あったね。


フィフスペトルとアンカツは3歳のG1戦線でコンビを組んだ。
皐月、NHKマイルでそこそこの走りを見せてくれて、
ダービーの道中は今から見直しても引っ張りきりの手応え。
勝つかと思ったというコメントをしていたが、
道悪の苦手な馬で不良馬場に泣いて伸びきることは出来なかった。
それでも、ダービーでそんな思いをさせてくれる馬なんて数えるほどしかいない。
またそれから長くに渡って重賞戦線を上位で戦ってきた同馬は、
関わった人にとって、ずっと記憶に残る馬になるだろう。
改めて、ご冥福をお祈りしたい。




アドマイヤフライト。降級で準OPなら負けられん
鳴尾記念でも普通に勝ってたと思うけど、
準OPでは負けるわけにはいかないし、まあ負けんだろう。
相手は関西の準OP中距離らしくそこそこ揃っているけど、
こちらはこれから自信を持ってG1へ行こうって馬だからね。
カレンミロティック、ダローネガ、ミルドリームと、
3頭ほどOPで通用する馬がいるので、多少はオッズがついて欲しいが。




ブライトライン。これ以上ない条件が揃った
初ダートで12だった前走を3着にまとめて、
今回は府中の14ダート、まずベストの条件だろう。
アンカツの言うとおりにダートは難なくこなしてくれた。
勝って欲しかったけど、そこはまあ慣れない距離の分だ。

おそらく現級の最強馬キョウワダッフィー、
条件馬ながら勝つときの破壊力は凄まじいデザートオアシス、
前走でキョウワと差のない競馬をしたカネトシイナーシャ、
このクラスなら即座に抜けそうな3頭が相手にきたが、
これらを軽く切り捨ててくれると信じて単勝勝負。
ちょっと被ってるけど、それはしゃーない。

同馬を買うにあたって1つの大きなリスクを忘れてはいけないのだが、
(とにかく引っかかる。尋常じゃない)
前走を見る限りおそらく、ダートの走りにくさでそれが解消されたはずだ。




安田についていろいろ
アンカツは安田記念の印は打たないようだ。
変わりに、各馬について思うところをいろいろと述べている。

ロードカナロア
 距離は保つけど枠(5枠10番)の並びは良くない。
 差しの流れになるから先行するとしんどい。
 距離が保つと思う理由は、レースぶりがスプリンターのものじゃないから。
 典型的なスプリンターとは明らかに違うから、十分に対応できる。
ツイッターと東スポの意見をまとめるとこんな感じだけど、
よくよく読むと、こなせると言ってるだけで、ここが試金石程度の見解でもある。
(スプリングSの前にロゴタイプの距離が余裕で保つと言い切ってたのに比べて、
 タイプ的には保つけど、スプリントでの実力を出し切れるとは言ってないね)
そんでもって枠が出て並び順を見て、ちょっと評価を下げている感じがするね。
5枠10番で枠が良くないと言い切る人を久々に見たがw
ようするに、シルポートとエーシントップの内になったことを言っているのだろう。
これについたらアウトだと言っており、岩田の騎乗が鍵であるということだな。

ショウナンマイティ
 好枠(1枠2番)に入った。
 東京のマイルはドンピシャって感じがする。
 中距離で勝ち負けの馬が東京マイルに向くという理屈。
 去年の大阪杯からいつかはG1を勝つと思ってたが、今年の2着で一層強くなった。
いろいろ見る限り、この馬への評価が一番高い。
堅軸という扱いではないけれど、勝ちきるのはこれかダークシャドウという感じかな。

ダークシャドウ
 戸崎がどう乗るか楽しみ、気持ちよく行かせ過ぎないことだ。
東スポでロードカナロアとショウナンマイティの2頭を筆頭に挙げていて、
(その後に枠を見てロードカナロアが少し下がった感じ)
マイル組からグランプリボスだけを推奨しているが、
その後の4番手にあえて名前を出してきたのがこのダークシャドウ。
ショウナンマイティと似たような理由であると思われる。

カレンブラックヒル
 かなり厳しい流れになる。
 それでも残せる能力があるかを考えるべき。
 どうも昨春の出来にはないように感じる。ピークを過ぎた印象。
 好調時ならあっさりがあってもおかしくないけど・・・。
同馬については非常に低い評価に。
実力は置いといて、調子落ちと見ているようだ。
展開利も見込めないのならば、完全にいらないというところか。

グランプリボス
 枠(4枠7番)の並びは良い
 展開も向く(グランプリは中団からの差し馬)
 正直、3歳春がピークで早熟傾向を感じていたがその考えを改め、
 今は当時よりもさらに強くなっている印象を持っている
 差す競馬が板についてきたことにも好感で好勝負濃厚
 不動の対抗
不動の対抗てw
また新しい言葉を繰り出してきたなこれ。
まあ、言わんとすることは何となく感じられるだろう。
立場的にはヴィクトリアマイルのヴィルシーナみたいなもんで、
それよりも終いがしっかりして勝ちきることも可能な堅軸馬ではあるけれども、
それを単純に走力で上回ってくる実力馬がいる可能性が高いよ、ってことだな。
しかしロード、ショウナン、ダークらが全部揃って走る可能性はそれほどでもなく、
ならば2番手の座は揺らがない、という意味合いだと思われる。
他馬と違って同馬に対してネガティブな言葉が一切ないのは印象的。

サダムパテック
 ちょっと厳しい
 昨年のマイルCSはメンバーがいまいちで、さらに展開がはまった印象
 勝てたのは豊ちゃんが上手く立ち回っただけ
 今回のメンバーで勝ち負けするような力はないと思う 
単純に走力面で劣るという評価だ。

ヴィルシーナ
 G1を勝ったが追ってもたつくのは相変わらず
 即座に反応できないのは牡馬相手では命取り
 本質的にマイラーという感じがしない
 このメンバーに入るとしんどい
これにも厳しい評価。
こちらは走力ってより馬のタイプ的にって感じ。
2000以上だと違う評価をしそうな感じを受けた。

ダノンシャーク
 大穴ならこの馬
これしか発言がないのであれだけど、
ようするに差し決着想定なので、良い差し脚を持ってる馬ってことだろう。
少し前、走力的にG1で上位に来る馬じゃないって評価をしてたけど、
掲示板程度ならくらいには評していたので、
大きな展開利があるならば、ってところかな。