アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・火曜日と ご参考補足

2006-10-24 21:25:41 | 競馬
手記はいつも通りに先週の反省から。

アンカツ手記・火曜日
負けました。アペリティフの菊花賞は完敗でした。
神戸新聞杯のレース内容からは、
本番でも電光掲示板は狙えると密かに期待していたんです。
ところが、4コーナーを回っていざ追い比べでは先団から大きく離されてしまい、
12着という成績に終わりました。
敗因として考えられるのが馬場状態です。
京都競馬場の芝は全体に短く、スピード優先の馬場になっています。
22日などは、未勝利戦でレコードタイムが出るなど、
芝のレースで3戦もレコードが更新されました。
菊花賞も破格のレコード決着となり、馬力型には出る幕がありませんでした。
アペリティフの長所は、じりじりと伸びるところと馬力です。
肝心の直線で止まってしまったあたり、
あるいは初距離を苦にしたのかもしれません。
いずれにしても未完成の3歳馬ですから、
適正がはっきりするのはこれからでしょう。
恐らくダートはかなり上手いのではと思っています。

メーンまでのレースでは活躍できました。
6レースは、休養明けのマチカネモエギで最後方から差しきり。
上村君の落馬負傷により、8レースかえで賞のカノヤザクラと
10レース渡月橋Sのホッコーソレソレーに、急遽騎乗依頼を受けました。
どちらも全くのテン乗りでしたが、何とか勝って責任を果たすことが出来ました。
突然の指名でも、僕の場合はテン乗りのケースが結構多いのでまったく気になりません。
カノヤザクラは520キロもの栗毛の大きな体で、
゛女ダイワメジャー゛という感じ。
乗っていると、それほどスピード感を感じないのに、レコードで牡馬に勝ちました。
ホッコーソレソレーは、他の馬に乗って何度も戦ってきたので、
脚質と大体の癖は掴んでいましたが、想像以上に良い脚を使ってくれました。
9レースの清滝特別で連勝したエアサバスは、
まだまだこれから良くなりそうな逸材。楽しみな器です。
さあ今週は、1日4勝の波に乗って天皇賞にアタックします。
明日はダイワメジャーについて書きます。


いきなり「負けました」で始まったのでちょっと笑ってしまったw
文字通り完敗だったからねえ。
敗因について、高速馬場と距離の2点を挙げている。
まあ、そういうことになるよね。
戦前から、キレないけどパワーはあるから、長い脚を使って・・・
というような意気込みで行くようなことを書いていて、
その通りのレースをしようとしたら、
ハイラップなのに切れ味勝負という訳の分からんことになってしまいw
馬のタイプ的に出番が無かったよ、ってことか。
そして、かなり厳しいペースのレースになったので、
切れと共にスタミナも要求された形だけど、
あまり無い切れを発揮するどころか、その前にスタミナが切れた感もある。

考えられる敗因、時計とスタミナだけど、
俺はどっちかというとスタミナが切れたような気がするなあ。
スタミナが十分だったならば、例え上がり勝負で負けようとも、
ラスト300くらいまではそれなりのところで踏ん張れそうな気がした。
それが良い感じで上がっていって、直線入り口でもう勢いがなくなってたからね。
これまでの使われ方からスタミナ勝負に期待していたけど、
2400くらいが一番良いところなのかな。
何だかんだ言っても、やっぱり3000mは別物だよね。

ダートだとかなり走るんじゃないかというアンカツの予想。
エルコンドルパサー産駒ではヴァーミリアンが砂で一変している。
面白そうだ。是非とも砂を使ってみて欲しいね。
ダートだと、2000m前後に大レースが目白押しだから。
早速、浦和記念あたり狙うとかどうかなあ?出れないか?
またアンカツが乗って欲しいものだ。次走を楽しみにしよう。




昨日書いた8枠の話について追記。

2006年度に行われた全て競争を網羅したの成績
   勝率  連対率  複勝率
1枠 8.1  14.6  22.0
2枠 7.0  14.2  21.3
3枠 7.0  14.3  21.3
4枠 6.9  14.7  21.8
5枠 6.8  13.8  20.2
6枠 7.5  14.6  22.1
7枠 6.5  13.5  20.4
8枠 7.3  14.2  21.2

全ての競馬場の成績を集めると、ほぼ平均へと収束するが、
微妙に内枠が優勢という感じがする。

さらにサンプル枠を広げて、
2000年以降に行われた全競争23550戦より。
   勝率  連対率  複勝率
1枠 7.5  14.9  22.3
2枠 7.3  14.6  22.0
3枠 7.4  14.6  22.2
4枠 7.1  14.5  21.8
5枠 7.3  14.7  21.9
6枠 7.2  14.2  21.5
7枠 6.9  13.9  20.7
8枠 7.1  14.2  21.1

これだけサンプルを広げると、さらに平均へと収束していくが、
それでもやはりこれは言うことが出来そう。
競馬は内枠が有利である
それからもう一つ。
外枠は不利だが半端な7枠よりは8枠がマシ
うん、なんとなく納得のいく話だ。
どうせ距離を走らされるなら、
挟まれる不安がなく気持ちよく走れるほうがいいってことだろう。
内に入るチャンスがほとんどない上に、挟まれる可能性が普通にある7枠、
この枠はあまりよろしくないと言って良さそうだ。


次に、アンカツが圧倒的な成績を残すようになってきた京都、東京開催について
今年の京都競馬場における全競争の枠順成績
   勝率  連対率  複勝率
1枠 10.6 16.4  24.1
2枠 7.6  12.9  19.7
3枠 7.2  16.1  23.7
4枠 5.8  15.0  22.7
5枠 7.3  14.8  21.5
6枠 7.0  15.4  22.1
7枠 6.1  12.4  19.8
8枠 6.7  12.5  19.4

今年の東京競馬場における全競争の枠順成績
   勝率  連対率  複勝率
1枠 8.5  13.3  19.2
2枠 6.7  15.2  24.4
3枠 6.1  13.3  20.3
4枠 7.1  13.3  18.9
5枠 6.1  12.9  18.1
6枠 7.1  14.5  21.9
7枠 5.2  11.8  18.5
8枠 7.7  14.4  21.7

京都の1枠の成績がかなり良いような気がするがこれは、
京都ダート1800mは圧倒的に1枠有利
ということに起因しているので、
それを除くとまあ、やや内枠有利の平均に落ち着いてくる。


そういったわけで、枠に関する優劣というのは、
多少の差はあれど、それほど大きなものではないということ。
これを大前提に、再度アンカツの成績を。

アンカツの今年の枠順別成績
   勝率  連対率  複勝率
1枠 14.0 20.0  38.0
2枠 22.0 35.6  44.1
3枠 15.3 35.6  47.5
4枠 17.2 22.4  34.5
5枠 10.9 28.1  32.8
6枠 22.5 28.2  45.1
7枠 14.8 29.5  39.8
8枠 28.6 47.1  57.1


そんなわけで、
なんか8枠だけがおかしいことになっていますw
この成績は、今になってさらに上昇しているものです。
是非ともアンカツの8枠を買ってみてくださいな。




さらにおまけ。
詳しいデータは割愛させてもらいますが、他の騎手の枠の得手不得手について。
今年の傾向ですので、参考程度にどうぞ。

豊  何故か1枠だけはやや苦手な模様
藤田 1枠と8枠、極端な枠の成績が突出して良い
岩田 あまり特徴はなし
善臣 1枠の鬼 好位差しが上手い証拠か
後藤 8枠でかなり強い マクリ大好きを証明か
横典 3、6枠が妙に良いけど理由は不明
中舘 特徴なし
福永 7枠と8枠が圧倒的に駄目 びっくりするくらい駄目
北村 3、7枠がいまいち
和田 1枠で強い 隣の2枠で何故かボロボロ
蛯名 1枠でちょっと強い 5枠が微妙に駄目
秋山 5枠で好成績 他は特徴なし
川田 1枠で強い 6枠で妙に強い
内田 1枠の鬼 逆に8枠はさっぱり
小牧 1枠と7枠が良い 8枠はあまり良くない
四位 6、8枠 全体的に外枠が良い
勝春 アンカツ以上の8枠の鬼 ちょっと異常w そして1枠は駄目
吉豊 あまり特徴はない
武幸 3、5、8枠に好成績が集中
幸  1枠と8枠で話にならないくらい悪い 極端な枠が苦手なのか
鮫島 多少1枠で強い程度
吉隼 1、2枠でかなり強い
藤岡 5、6枠でかなりの好成績
池添 3枠で妙に強い
柴山 1、8枠が良い
本田 微妙に1枠が駄目か
佐哲 1、2枠が良く 7、8枠は駄目