明日も開催があるので来週の予定は明日だが、
今日のスプリンターズSについて軽く。
パドトロワは・・・まあ、しゃあないだろうなあ。
自分の競馬はしたしね。
マジンプロスパーが飛ばす展開は想定内で、
絡まないように慎重に進んでいたと思う。
ペースは絶望的に速かったというほどでもない。
(500万条件の2200mで2分11秒フラットが出たように、
馬場がとんでもなかったのは言うまでもないw)
軽くついて行ってたのは単純にパドトロワの速さだろう。
速いのは速いとして、本来ならこのペースでも残せる馬なんだが、
今回は残念ながら身体的な面で万全じゃなかった。
アイビスサマーダッシュくらいに相手が弱いならともかく、
現役の一流スプリンターが全部揃っていただけにね。
決して体調が悪かったとは思わないけども、
単に身体が重かったという解釈で良いんじゃないかな。
パドトロワのベスト体重はおそらく昨年同レースの518キロ。
この体重を目指して調整していると鮫島先生も常々言っているし、
あえて超長距離輸送の1戦を挟むなど、意味のありそうな努力をしてきた。
普段の乗り運動も多くして、調教も常にハード。
軽めの本追いきりなど全くしていない。手抜きなんか一切なかった。
それでも駄目。まさかのプラス体重。
正直、悪くても前走と同じだと思っていたので、
プラス、しかも2じゃなくて4の数字を見たときには唖然としたw
ここまでやって、何で減らないのか。
タフなんてレベルじゃないような・・・。
アンカツ絡みで減りまくった馬を代表に出すけど、
もしヒストリカルだったら、50キロ減くらいで死んじゃいそうだわw
んー、もう世界一周くらいしてこないと駄目なんじゃないか。
それでも増えそうなのが怖いがw
数年前、ビービーガルダンがここからJBCスプリントに向かったけど、
パドトロワもその道を行って欲しいなと思っている。
次走を楽しみにしたい。
レースはロードカナロアが完勝した。
岩田がこんな騎乗を出来るとは思ってもなかった。
いや、技術的に出来ることは分かってるけど、
性格的にするとは思わなかったと言い換えるか。
自分よがりの、自分がレース中に安心するためだけの先行策じゃなく、
馬を信じ、馬の力を存分に引き出すための騎乗をしていた。
これ、ジェンティルドンナの桜花賞でも出来てたんだよね。
あれを見て、こりゃ岩田の時代が来るなと書いた記憶があるけども、
その後はまた前のような強引な競馬を好む騎手に戻ってたので、
一過性のものかとがっかりしていたんだけども、そうでもなかった。
現状を大雑把に言うと、人気を背負うと駄目で人気を落とすと良い騎手だが、
これから競馬界を先頭に立って引っ張って行かないといけない騎手。
今日の騎乗を忘れないで頑張って欲しい。
と言ってると、すぐに変なことするんだろうなあw
レース後「普通に回ってきただけ」と言ってたけど、強い馬はそれで良いんだ。
とても気持ちの良い騎乗だった。
馬自身、これまでとは違うレース振りを見せたんだけど、
理由はとにかく「大きく走れたこと」に尽きるだろう。
体たらくを見せた高松宮記念、函館スプリントSは、
どちらも内枠だったこともあって、内々をせこく走るレースをしていた。
セントウルSは言うまでもなく前に突っ込みすぎた。
距離ロスがないほうが有利だとよく人は言うが、
そういう人らは包まれて走ることと包まれずに走ることの差を考慮しなさ過ぎ。
前の馬に左右されることが前提の作戦は伏兵や弱者が取るべきものであり、
強者はいつだって大外、もしくは視界をクリアにして存在すべきだ。
過去のどんな名馬も、そうやって実績を積んでいる。
今回、ロードは初めて能力を開放するようなレースになったわけだが、
大外枠を引いたことがそれに繋がったのだろう。
これは単純に力が上だったね。それには岩田の素晴らしい騎乗があってこそ。
女王カレンチャンは力を出しているが完敗。ただ相手が強かった。
ドリームバレンチノも力を出しているが、これも相手が強すぎた。
一つだけ、函館スプリントSの後に書いたように、
松山が馬にあっているのは言うまでもないだろう。
エピセアローム、ラッキーナイン、サンカルロと、
差し追い込み馬が展開に乗じて上位にやってきたが、
(まあ、ラッキーナインは言いたいことがあるだろうけどw)
それぞれ細かいところに敗因があるとしても、
総じて、上位2頭に対しては力で劣ったんじゃないかな。
今日のスプリンターズSについて軽く。
パドトロワは・・・まあ、しゃあないだろうなあ。
自分の競馬はしたしね。
マジンプロスパーが飛ばす展開は想定内で、
絡まないように慎重に進んでいたと思う。
ペースは絶望的に速かったというほどでもない。
(500万条件の2200mで2分11秒フラットが出たように、
馬場がとんでもなかったのは言うまでもないw)
軽くついて行ってたのは単純にパドトロワの速さだろう。
速いのは速いとして、本来ならこのペースでも残せる馬なんだが、
今回は残念ながら身体的な面で万全じゃなかった。
アイビスサマーダッシュくらいに相手が弱いならともかく、
現役の一流スプリンターが全部揃っていただけにね。
決して体調が悪かったとは思わないけども、
単に身体が重かったという解釈で良いんじゃないかな。
パドトロワのベスト体重はおそらく昨年同レースの518キロ。
この体重を目指して調整していると鮫島先生も常々言っているし、
あえて超長距離輸送の1戦を挟むなど、意味のありそうな努力をしてきた。
普段の乗り運動も多くして、調教も常にハード。
軽めの本追いきりなど全くしていない。手抜きなんか一切なかった。
それでも駄目。まさかのプラス体重。
正直、悪くても前走と同じだと思っていたので、
プラス、しかも2じゃなくて4の数字を見たときには唖然としたw
ここまでやって、何で減らないのか。
タフなんてレベルじゃないような・・・。
アンカツ絡みで減りまくった馬を代表に出すけど、
もしヒストリカルだったら、50キロ減くらいで死んじゃいそうだわw
んー、もう世界一周くらいしてこないと駄目なんじゃないか。
それでも増えそうなのが怖いがw
数年前、ビービーガルダンがここからJBCスプリントに向かったけど、
パドトロワもその道を行って欲しいなと思っている。
次走を楽しみにしたい。
レースはロードカナロアが完勝した。
岩田がこんな騎乗を出来るとは思ってもなかった。
いや、技術的に出来ることは分かってるけど、
性格的にするとは思わなかったと言い換えるか。
自分よがりの、自分がレース中に安心するためだけの先行策じゃなく、
馬を信じ、馬の力を存分に引き出すための騎乗をしていた。
これ、ジェンティルドンナの桜花賞でも出来てたんだよね。
あれを見て、こりゃ岩田の時代が来るなと書いた記憶があるけども、
その後はまた前のような強引な競馬を好む騎手に戻ってたので、
一過性のものかとがっかりしていたんだけども、そうでもなかった。
現状を大雑把に言うと、人気を背負うと駄目で人気を落とすと良い騎手だが、
これから競馬界を先頭に立って引っ張って行かないといけない騎手。
今日の騎乗を忘れないで頑張って欲しい。
と言ってると、すぐに変なことするんだろうなあw
レース後「普通に回ってきただけ」と言ってたけど、強い馬はそれで良いんだ。
とても気持ちの良い騎乗だった。
馬自身、これまでとは違うレース振りを見せたんだけど、
理由はとにかく「大きく走れたこと」に尽きるだろう。
体たらくを見せた高松宮記念、函館スプリントSは、
どちらも内枠だったこともあって、内々をせこく走るレースをしていた。
セントウルSは言うまでもなく前に突っ込みすぎた。
距離ロスがないほうが有利だとよく人は言うが、
そういう人らは包まれて走ることと包まれずに走ることの差を考慮しなさ過ぎ。
前の馬に左右されることが前提の作戦は伏兵や弱者が取るべきものであり、
強者はいつだって大外、もしくは視界をクリアにして存在すべきだ。
過去のどんな名馬も、そうやって実績を積んでいる。
今回、ロードは初めて能力を開放するようなレースになったわけだが、
大外枠を引いたことがそれに繋がったのだろう。
これは単純に力が上だったね。それには岩田の素晴らしい騎乗があってこそ。
女王カレンチャンは力を出しているが完敗。ただ相手が強かった。
ドリームバレンチノも力を出しているが、これも相手が強すぎた。
一つだけ、函館スプリントSの後に書いたように、
松山が馬にあっているのは言うまでもないだろう。
エピセアローム、ラッキーナイン、サンカルロと、
差し追い込み馬が展開に乗じて上位にやってきたが、
(まあ、ラッキーナインは言いたいことがあるだろうけどw)
それぞれ細かいところに敗因があるとしても、
総じて、上位2頭に対しては力で劣ったんじゃないかな。