今週は8鞍、全勝があっても良いくらいに良いね。
これは今年一番良いんじゃないかな。
勝率の維持、向上(2勝すれば良い)は、九分九厘大丈夫だと思うが、
ここで大幅な上昇を期待してみたいところだ。
俺としては、2年前のように、
勝率22%あたりを前後してくれると安心できるんだけどw
他ならいざ知らずアンカツだから、
勝率20%じゃあ、あくまで上々くらいだからね。
土曜 東京
9R 八重桜賞 芝1600m ナンヨーアイドル
領家厩舎、キングカメハメハ産駒の3歳牡馬。
調教は軽めで上々の動き。好調維持で今度こその一戦。
とりあえずギンザジャスマックとブリッツェンが相手。
後はガンズオブナバロンがどれだけ走るか。
とりあえずこちらの1番人気は間違いないだろう。
そういや、アンカツが乗ったときだけ1番人気になってるなあ。
誰が乗っても勝ちきれない感じが続いていて、
アンカツが乗るのは馬券妙味って意味ではあんまりないわけだけど、
この馬のキャリア8戦で一番上手に乗られたのは前走で間違いない。
引き続きアンカツが乗って、上手に末脚を発揮させて欲しい。
京王杯、ベゴニア賞の走りを見る限り、末脚爆発で圧勝となって良い。
11R 青葉賞 芝2400m バアゼルリバー
松田博厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
前走で500万条件を勝った馬がなんと9頭。
この9頭に対し、毎日杯3着のアプレザンレーヴ、
スプリングS5着のセイクリッドバレー、
すみれS3着のマッハヴェロシティと、
それなりの実績を持つ3頭が立ちふさがる一戦。
もしかしたら凄い馬がいくらかいてレベルが高いレースかもしれないけど、
常識的に考えて、これまでのクラシック戦線の中では低レベルのレース。
ここを勝った馬にはそれなりの期待が集まりそうなんだけど、
実際のところ本当に未知と言えそうなのは、
アプレザン、イネオレオ、バアゼルリバー、ピサノカルティエ、
この4頭くらいではないかと思われる。
バアゼルには、この面子には負けて欲しくないものだ。
12R 4歳以上1000万 ダート1600m タイガーマスク
藤沢和厩舎、キングマンボ産駒の5歳牡馬。
これは獲得した賞金を寄付にあてている馬だな。
口でどうこう言うのは簡単だが、
実際に寄付ってのはなかなか出来ることではない。
馬にタイガーマスクと名付けて賞金を寄付してしまおうとは、
山本さんの発想や精神は素晴らしいよね。
で、たくさんの寄付をするための力が馬にあるかというと、
これがまた十分すぎるくらいにあるんだよね。
デビュー当初、芝では結果を出せなかったが、
ダートに矛先を向けてから一気に素質が開花。
盛岡に移籍して圧勝続きで中央に復帰すると、
中央初戦の500万も逃げて大楽勝だった。
しかし、夢よもう一度と挑んだ芝で大惨敗して休養。
そこから1年4ヶ月の休養となってしまった。
しかし先週の500万で復帰すると、またも圧勝。
今回は1000万へ連闘で挑むことになる。
まず存在意義からして他の全ての馬とは違うわけだけど、
だからなのか、普通の馬生を送れていない馬w
でも競争能力は相当なものがありそう。まだ底は見えていない。
前走でも頭の高い走法で、とても集中しているようには見えない。
1000万条件でもあっさりと勝ってしまいそうだ。
バルジファル、ブライアンズエッセ、アルダントヌイが相手だが、
過去の走りを見る限り、こちらのスケールが一枚も二枚も上じゃないかな。
実際にこのクラスは勝ってないから、負ける可能性ももちろんあるけど、
その時でも半端な2着、3着とかはなさそうだ。
日曜 京都
3R 3歳未勝利 芝2000m フロムジオリエント
松田博厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
前走でアンカツは距離が長いかなあという感想だったが、
とりあえずそのままの距離で未勝利脱出に挑む。
伸び切れなかったけど、止まったわけではないので、
並の相手ならなんなく下すくらいの力はある。
で、今回は明らかに並以下の馬達が相手。
単勝は1点台、しかも前半になることは間違いないだろう。
ここは距離がどうこうは言ってられない。完勝しないと。
相手の弱い今回はちょうどいい機会なので、
この距離でしっかりと伸びきる形を作りたいね。
4R 3歳未勝利 芝1600m ハギノトラスト
鮫島厩舎、ヘクタープロテクター産駒の3歳牝馬。
初戦は小牧が乗って、追い込んでの2着だった。
1頭だけ本当に桁外れの脚を繰り出しており、
(ほとんどの馬が36秒台のところを、トラストは34秒2)
未勝利で何度も負ける馬ではないのは確か。
加治木さん曰く、アンカツが相当気に入っている馬らしい。
デビュー前の調教に1回乗っていたが、抜群に走る感触だったようだ。
アンカツが乗れなくて実戦では9番人気の人気薄だったけど、
結果を見ての通り、そんな馬ではなかったってことだな。
今度は本人が乗るから決めてくれるだろうという話だが、
この馬自身の能力自体がまず大したものの上に、
今回の相手には、前走で掲示板に載った馬が1頭もいない。
これも1点台だなあ、1.5倍ってところか。
人気通りに走ってくれれば。
7R 4歳以上500万 芝1400m トシザコジーン
鮫島厩舎、アドマイヤコジーン産駒の4歳牝馬。
新馬戦を完勝したときは、なかなか良い馬だなと思ったが、
その後伸び悩んで、まだ500万条件にいる。
ただ、きっかけを掴みつつはあるようだ。
まず、序盤にあまり前に行けない馬になっている。
後ろから進めて、最後にそこそこ詰め寄るか、まったく不発かの二択。
これがこれまでのパターンだった。
それが、前走は鞍上が中舘だったこともあるのだろう、
終始気合を入れながら進んで行ったことで、4角先頭を射程圏に入れ、
コーナーを回っている感じでは前を捕まえる気配まであった。
レースはそのまま前残りになってしまったのであれだが、
後ろからシェヴォーナが来て、これに釣られてもう一伸びしている。
これまでの走りから進境が見られた。
ここで距離を延ばして500万脱出に挑む。
アンカツが久々に乗った3走前の感想は、
一瞬伸びかかったけど、すぐに前と脚色が一緒になってしまった。
というようなものだった。
ばてずにジリジリは伸びるけれど、スパッとは来てくれない。
ならばちょっと出して前目で組み立てるしかないだろう。
ラッキーバニヤン、パリスエトランゼル、ドリームゼロワンの3頭が相手。
見た目の成績では劣るが、内実はそんな変わらない。
5番人気だろうが、チャンスは十分すぎるほどにあると思っている。
8R 紫野特別 芝1800m ザサンデーフサイチ
松田国厩舎、ダンスインザダーク産駒の5歳牡馬。
松国さんは前走の敗因について、
「馬体が減った事が原因、今度は違う」と言われている。
510キロ台だと良いということなんだろう。
2走前は勝ったとはいえずぶいばっかだったが、
今度はまともに走ってくれることを祈りたい。
前走の負けっぷりが本当に酷いことと、
今回は相手にタガノファントム、テイエムアンコール、
ラフィナール、ベルフィーチャー、ルールプロスパーと、
このクラスを突破目前の馬が5頭も揃っている。
常識的に考えて6番人気以下になる戦績だけど、
そこは調教抜群のエアグルーヴの子供。
何事もなかったかのように1~3番人気のどこかだろう。
毎回、リスクに対するリターンの少なさには唖然とさせられるばかりで、
こんなん買ってたらいくら金があっても足りんだろと言いたくなる馬だが、
調教を見ると、なんか夢を見たくなる馬なのも確かなわけで。
アンカツが乗ってることだし、また買ってみよう。
俺としては、この馬ではまだ損は一度もしてないし、
とりあえず盲目状態で行って、損をしてから考え直してみたいw
10R 天皇賞・春 芝3200m ジャガーメイル
堀厩舎、ジャングルポケット産駒の5歳牡馬。
アンカツ手記・木曜日------------------------------------------
関東馬ジャガーメイルで挑む春の天皇賞。
坂越え2度の2マイル戦なので、並の馬では勝てません。
僕は01年以降で4回、電光掲示板に載っており、結構相性が良いレース。
05年には、13番人気のスズカマンボで勝たせてもらっています。
菊花賞を制したザッツザプレンティやスズカマンボもそうでしたが、
3000m以上のビッグレースを戦うためには、相当な持久力が必要です。
短距離馬では善戦はできても、とても上位には来られないタイトな一戦といえます。
ジャガーメイルが果たしてこのマラソンレースに耐えて勝てるかどうか。
自分では、可能性は決して小さくないと思っています。
これまで2500mまでの経験しかなく、今回は初距離。
克服できるという確信は持てなくとも、感触はあります。
というのも、堂々とした振る舞い、重厚な脚さばきなどが長距離馬そのもの。
掛かるようなこともなく、スムーズな追走が望めるのもプラスの要素になるでしょう。
さらに魅力的なのが、陣営も驚くほどのすごい成長力です。
デビュー前は全く稽古駆けせず、スタッフが果たして競走馬になるのか心配したとか。
それがレースを重ねるに従って力を付け、今や、
海外でも通用するほどの存在に急成長したのです。
まだ10戦のキャリアですから、これからもっと伸びると信じています。
現時点では重賞レースの勝ち鞍がなく、実績ではかないません。
ただ今年のメンバーは力の開きが少なく、はっきりいって混戦模様。
絶好の状態で挑むなら、そして最高のレースができるなら、
ほとんどの馬に出番があると思います。
ジャガーメイルもその一頭。善戦から一歩踏み出して、上位突入を狙います。
応援をお願いして、手記・天皇賞編を終えます。
--------------------------------------------------------------
3日間の手記を読んだ感触としては、
まず自信という意味ではそれほどはなさそう。
初騎乗ということも多少はあるだろうけど、
それよりもやはり 「休み明けの3200m」 が引っかかっている感じだね。
現実として、勝った馬が1頭もいないわけだから、
非常に厳しい条件なのは間違いないんだけど、
そういう過去の結果からどうこうじゃなくて、
アンカツの経験上からも、厳しいものだと思っている感じ。
それを踏まえた上で、馬への期待感は手に入れた感じ。
堂々としていて、動きに重厚感がある馬ってのは、
間違いなくアンカツが得意としているタイプ。
脚質は違うが、ダイワメジャーがその代表格。
しかもまだ明らかに成長途上というのが、
その期待感を倍増させてくれている感じだ。
相手関係に関しては、相当に弱いと感じているっぽい。
相手は手強いが云々・・・の表現は出てこなかった。
その中でも特に気になったのがこの言葉。
「ほとんどの馬に出番がある」
こんな表現を使ったのは、手記が始まって7年で初めてだと思う。
オブラートに包んでるけどこれが、相手が弱いと思っている証明だろう。
何度もあしらっているアサクサキングスあたりを強いとは思ってはいまい。
今回のこちらの馬がそれを上回れるかは別としてw
実際、アサクサキングスは昨年、
アドマイヤジュピタとメイショウサムソンに力でねじ伏せられた。
別距離ではディープスカイやスカーレットにも完敗している。
今回は上位がごっそり抜けて、また本命に推されているだけの馬。
しかし、そのキングスが今年なら最有力であることも明らか。
こんな年なら、どうせなら夢のある馬で挑みたいところ。
今回の面子だと、ジャガーメイルが一番未知の馬であるのは間違いない。
そんな馬で挑めることを、喜んでいるんじゃないかな。
枠順が決まり、3番枠に入った。良い所だ。
春天で枠なんて特には気にならないけれど、
ここなら出たままにインを走っていくことになるだろう。
プリキュアが飛ばしていくことは明らかで、
ホクトスルタンあたりがそれを追うように進むし、
今回人気のアサクサキングスが自力先行馬であるから、
これの動きと共に全体が早めに動き出すだろう。
こちらとしてはそれらの動きは放って置けばいい。
京都の外回りだとアンカツはコーナーリングだけで取り返してくれる。
後は直線に入って開いたところへ突っ込むだけ。必ずどこかが開いている。
先週のアドマイヤショットなんかもそうだったけど、
アンカツは、あえて馬群を突くことによって馬を活気付ける術を知っている。
ジャガーメイルはそれに応えてくれる素質馬だと期待している。
そうすべきだと思う理由のもう一つは、
何度も書くがここが5ヶ月の休み明けになることだ。
自分からレースを動かしに行くのは王者の競馬であり、
それにあわせて他がついてくる訳だから、
当たり前だけども一番体力と神経を使う立場である。
休み明けでそんなことをする必要はどこにもない。
ジャガー自身が、もともとそんなタイプではないってこともあるけど。
幸いにも今回の本命馬は、そういう競馬を好む馬につき、
他の馬を釣るのは本命馬に任せておけば良い。
最後にアサクサキングスと誰との闘いになっているかは分からないが、
しっかりと待って、省エネで漁夫の利をしっかりといただきましょう。
これは今年一番良いんじゃないかな。
勝率の維持、向上(2勝すれば良い)は、九分九厘大丈夫だと思うが、
ここで大幅な上昇を期待してみたいところだ。
俺としては、2年前のように、
勝率22%あたりを前後してくれると安心できるんだけどw
他ならいざ知らずアンカツだから、
勝率20%じゃあ、あくまで上々くらいだからね。
土曜 東京
9R 八重桜賞 芝1600m ナンヨーアイドル
領家厩舎、キングカメハメハ産駒の3歳牡馬。
調教は軽めで上々の動き。好調維持で今度こその一戦。
とりあえずギンザジャスマックとブリッツェンが相手。
後はガンズオブナバロンがどれだけ走るか。
とりあえずこちらの1番人気は間違いないだろう。
そういや、アンカツが乗ったときだけ1番人気になってるなあ。
誰が乗っても勝ちきれない感じが続いていて、
アンカツが乗るのは馬券妙味って意味ではあんまりないわけだけど、
この馬のキャリア8戦で一番上手に乗られたのは前走で間違いない。
引き続きアンカツが乗って、上手に末脚を発揮させて欲しい。
京王杯、ベゴニア賞の走りを見る限り、末脚爆発で圧勝となって良い。
11R 青葉賞 芝2400m バアゼルリバー
松田博厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
前走で500万条件を勝った馬がなんと9頭。
この9頭に対し、毎日杯3着のアプレザンレーヴ、
スプリングS5着のセイクリッドバレー、
すみれS3着のマッハヴェロシティと、
それなりの実績を持つ3頭が立ちふさがる一戦。
もしかしたら凄い馬がいくらかいてレベルが高いレースかもしれないけど、
常識的に考えて、これまでのクラシック戦線の中では低レベルのレース。
ここを勝った馬にはそれなりの期待が集まりそうなんだけど、
実際のところ本当に未知と言えそうなのは、
アプレザン、イネオレオ、バアゼルリバー、ピサノカルティエ、
この4頭くらいではないかと思われる。
バアゼルには、この面子には負けて欲しくないものだ。
12R 4歳以上1000万 ダート1600m タイガーマスク
藤沢和厩舎、キングマンボ産駒の5歳牡馬。
これは獲得した賞金を寄付にあてている馬だな。
口でどうこう言うのは簡単だが、
実際に寄付ってのはなかなか出来ることではない。
馬にタイガーマスクと名付けて賞金を寄付してしまおうとは、
山本さんの発想や精神は素晴らしいよね。
で、たくさんの寄付をするための力が馬にあるかというと、
これがまた十分すぎるくらいにあるんだよね。
デビュー当初、芝では結果を出せなかったが、
ダートに矛先を向けてから一気に素質が開花。
盛岡に移籍して圧勝続きで中央に復帰すると、
中央初戦の500万も逃げて大楽勝だった。
しかし、夢よもう一度と挑んだ芝で大惨敗して休養。
そこから1年4ヶ月の休養となってしまった。
しかし先週の500万で復帰すると、またも圧勝。
今回は1000万へ連闘で挑むことになる。
まず存在意義からして他の全ての馬とは違うわけだけど、
だからなのか、普通の馬生を送れていない馬w
でも競争能力は相当なものがありそう。まだ底は見えていない。
前走でも頭の高い走法で、とても集中しているようには見えない。
1000万条件でもあっさりと勝ってしまいそうだ。
バルジファル、ブライアンズエッセ、アルダントヌイが相手だが、
過去の走りを見る限り、こちらのスケールが一枚も二枚も上じゃないかな。
実際にこのクラスは勝ってないから、負ける可能性ももちろんあるけど、
その時でも半端な2着、3着とかはなさそうだ。
日曜 京都
3R 3歳未勝利 芝2000m フロムジオリエント
松田博厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
前走でアンカツは距離が長いかなあという感想だったが、
とりあえずそのままの距離で未勝利脱出に挑む。
伸び切れなかったけど、止まったわけではないので、
並の相手ならなんなく下すくらいの力はある。
で、今回は明らかに並以下の馬達が相手。
単勝は1点台、しかも前半になることは間違いないだろう。
ここは距離がどうこうは言ってられない。完勝しないと。
相手の弱い今回はちょうどいい機会なので、
この距離でしっかりと伸びきる形を作りたいね。
4R 3歳未勝利 芝1600m ハギノトラスト
鮫島厩舎、ヘクタープロテクター産駒の3歳牝馬。
初戦は小牧が乗って、追い込んでの2着だった。
1頭だけ本当に桁外れの脚を繰り出しており、
(ほとんどの馬が36秒台のところを、トラストは34秒2)
未勝利で何度も負ける馬ではないのは確か。
加治木さん曰く、アンカツが相当気に入っている馬らしい。
デビュー前の調教に1回乗っていたが、抜群に走る感触だったようだ。
アンカツが乗れなくて実戦では9番人気の人気薄だったけど、
結果を見ての通り、そんな馬ではなかったってことだな。
今度は本人が乗るから決めてくれるだろうという話だが、
この馬自身の能力自体がまず大したものの上に、
今回の相手には、前走で掲示板に載った馬が1頭もいない。
これも1点台だなあ、1.5倍ってところか。
人気通りに走ってくれれば。
7R 4歳以上500万 芝1400m トシザコジーン
鮫島厩舎、アドマイヤコジーン産駒の4歳牝馬。
新馬戦を完勝したときは、なかなか良い馬だなと思ったが、
その後伸び悩んで、まだ500万条件にいる。
ただ、きっかけを掴みつつはあるようだ。
まず、序盤にあまり前に行けない馬になっている。
後ろから進めて、最後にそこそこ詰め寄るか、まったく不発かの二択。
これがこれまでのパターンだった。
それが、前走は鞍上が中舘だったこともあるのだろう、
終始気合を入れながら進んで行ったことで、4角先頭を射程圏に入れ、
コーナーを回っている感じでは前を捕まえる気配まであった。
レースはそのまま前残りになってしまったのであれだが、
後ろからシェヴォーナが来て、これに釣られてもう一伸びしている。
これまでの走りから進境が見られた。
ここで距離を延ばして500万脱出に挑む。
アンカツが久々に乗った3走前の感想は、
一瞬伸びかかったけど、すぐに前と脚色が一緒になってしまった。
というようなものだった。
ばてずにジリジリは伸びるけれど、スパッとは来てくれない。
ならばちょっと出して前目で組み立てるしかないだろう。
ラッキーバニヤン、パリスエトランゼル、ドリームゼロワンの3頭が相手。
見た目の成績では劣るが、内実はそんな変わらない。
5番人気だろうが、チャンスは十分すぎるほどにあると思っている。
8R 紫野特別 芝1800m ザサンデーフサイチ
松田国厩舎、ダンスインザダーク産駒の5歳牡馬。
松国さんは前走の敗因について、
「馬体が減った事が原因、今度は違う」と言われている。
510キロ台だと良いということなんだろう。
2走前は勝ったとはいえずぶいばっかだったが、
今度はまともに走ってくれることを祈りたい。
前走の負けっぷりが本当に酷いことと、
今回は相手にタガノファントム、テイエムアンコール、
ラフィナール、ベルフィーチャー、ルールプロスパーと、
このクラスを突破目前の馬が5頭も揃っている。
常識的に考えて6番人気以下になる戦績だけど、
そこは調教抜群のエアグルーヴの子供。
何事もなかったかのように1~3番人気のどこかだろう。
毎回、リスクに対するリターンの少なさには唖然とさせられるばかりで、
こんなん買ってたらいくら金があっても足りんだろと言いたくなる馬だが、
調教を見ると、なんか夢を見たくなる馬なのも確かなわけで。
アンカツが乗ってることだし、また買ってみよう。
俺としては、この馬ではまだ損は一度もしてないし、
とりあえず盲目状態で行って、損をしてから考え直してみたいw
10R 天皇賞・春 芝3200m ジャガーメイル
堀厩舎、ジャングルポケット産駒の5歳牡馬。
アンカツ手記・木曜日------------------------------------------
関東馬ジャガーメイルで挑む春の天皇賞。
坂越え2度の2マイル戦なので、並の馬では勝てません。
僕は01年以降で4回、電光掲示板に載っており、結構相性が良いレース。
05年には、13番人気のスズカマンボで勝たせてもらっています。
菊花賞を制したザッツザプレンティやスズカマンボもそうでしたが、
3000m以上のビッグレースを戦うためには、相当な持久力が必要です。
短距離馬では善戦はできても、とても上位には来られないタイトな一戦といえます。
ジャガーメイルが果たしてこのマラソンレースに耐えて勝てるかどうか。
自分では、可能性は決して小さくないと思っています。
これまで2500mまでの経験しかなく、今回は初距離。
克服できるという確信は持てなくとも、感触はあります。
というのも、堂々とした振る舞い、重厚な脚さばきなどが長距離馬そのもの。
掛かるようなこともなく、スムーズな追走が望めるのもプラスの要素になるでしょう。
さらに魅力的なのが、陣営も驚くほどのすごい成長力です。
デビュー前は全く稽古駆けせず、スタッフが果たして競走馬になるのか心配したとか。
それがレースを重ねるに従って力を付け、今や、
海外でも通用するほどの存在に急成長したのです。
まだ10戦のキャリアですから、これからもっと伸びると信じています。
現時点では重賞レースの勝ち鞍がなく、実績ではかないません。
ただ今年のメンバーは力の開きが少なく、はっきりいって混戦模様。
絶好の状態で挑むなら、そして最高のレースができるなら、
ほとんどの馬に出番があると思います。
ジャガーメイルもその一頭。善戦から一歩踏み出して、上位突入を狙います。
応援をお願いして、手記・天皇賞編を終えます。
--------------------------------------------------------------
3日間の手記を読んだ感触としては、
まず自信という意味ではそれほどはなさそう。
初騎乗ということも多少はあるだろうけど、
それよりもやはり 「休み明けの3200m」 が引っかかっている感じだね。
現実として、勝った馬が1頭もいないわけだから、
非常に厳しい条件なのは間違いないんだけど、
そういう過去の結果からどうこうじゃなくて、
アンカツの経験上からも、厳しいものだと思っている感じ。
それを踏まえた上で、馬への期待感は手に入れた感じ。
堂々としていて、動きに重厚感がある馬ってのは、
間違いなくアンカツが得意としているタイプ。
脚質は違うが、ダイワメジャーがその代表格。
しかもまだ明らかに成長途上というのが、
その期待感を倍増させてくれている感じだ。
相手関係に関しては、相当に弱いと感じているっぽい。
相手は手強いが云々・・・の表現は出てこなかった。
その中でも特に気になったのがこの言葉。
「ほとんどの馬に出番がある」
こんな表現を使ったのは、手記が始まって7年で初めてだと思う。
オブラートに包んでるけどこれが、相手が弱いと思っている証明だろう。
何度もあしらっているアサクサキングスあたりを強いとは思ってはいまい。
今回のこちらの馬がそれを上回れるかは別としてw
実際、アサクサキングスは昨年、
アドマイヤジュピタとメイショウサムソンに力でねじ伏せられた。
別距離ではディープスカイやスカーレットにも完敗している。
今回は上位がごっそり抜けて、また本命に推されているだけの馬。
しかし、そのキングスが今年なら最有力であることも明らか。
こんな年なら、どうせなら夢のある馬で挑みたいところ。
今回の面子だと、ジャガーメイルが一番未知の馬であるのは間違いない。
そんな馬で挑めることを、喜んでいるんじゃないかな。
枠順が決まり、3番枠に入った。良い所だ。
春天で枠なんて特には気にならないけれど、
ここなら出たままにインを走っていくことになるだろう。
プリキュアが飛ばしていくことは明らかで、
ホクトスルタンあたりがそれを追うように進むし、
今回人気のアサクサキングスが自力先行馬であるから、
これの動きと共に全体が早めに動き出すだろう。
こちらとしてはそれらの動きは放って置けばいい。
京都の外回りだとアンカツはコーナーリングだけで取り返してくれる。
後は直線に入って開いたところへ突っ込むだけ。必ずどこかが開いている。
先週のアドマイヤショットなんかもそうだったけど、
アンカツは、あえて馬群を突くことによって馬を活気付ける術を知っている。
ジャガーメイルはそれに応えてくれる素質馬だと期待している。
そうすべきだと思う理由のもう一つは、
何度も書くがここが5ヶ月の休み明けになることだ。
自分からレースを動かしに行くのは王者の競馬であり、
それにあわせて他がついてくる訳だから、
当たり前だけども一番体力と神経を使う立場である。
休み明けでそんなことをする必要はどこにもない。
ジャガー自身が、もともとそんなタイプではないってこともあるけど。
幸いにも今回の本命馬は、そういう競馬を好む馬につき、
他の馬を釣るのは本命馬に任せておけば良い。
最後にアサクサキングスと誰との闘いになっているかは分からないが、
しっかりと待って、省エネで漁夫の利をしっかりといただきましょう。