アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンミツ引退他

2012-02-29 23:50:27 | 競馬
安藤光彰騎手 引退
アンカツの兄・アンミツこと安藤光彰騎手が今日のレースを最後に引退。
勝利を目指して追ったが、空気を読めない和田に敗れて2着だったw
まあ、「らしい結果だ」と納得しているアンミツ本人がいて、
良い引退レースになったんじゃないかと思う。

アンカツ・川原とともに笠松競馬を支えてきた兄者。
思い起こせばいろいろな馬とコンビを組んできた。
俺の場合はベッスルキングが一番思い出に残ってるけど、
(アンカツもベッスルキングだと言ってた)
笠松競馬のファンそれぞれに思い出があると思う。

2800を超える数多くの勝利と、
それ以上の、13000を超える敗戦。
文字通り、地方競馬の歴史を作った一人である兄者の、
最高の勲章というか、最高の偉業はこれだろう。
それは、

アンミツは騎手生活で1度も骨折しなかった

ということである。
時速60キロで動く馬の上で大した保護もなく活動するのが騎手。
馬は人が作り上げた最高の芸術品とも呼ばれるもので、
芸術品である以上、壊れやすいものでもあるから、
騎手は時として死と隣り合わせの事故に巻き込まれる。
俺の大好きだった佐藤隆さんのように、
文字通り亡くなってしまった人もたくさんいるし、
中央の天才・福永洋一さんや、地方の天才・坂本敏美さんのように、
一瞬のアクシデントによって騎手生活を終焉したばかりか、
その後の人生をリハビリに明け暮れることになった人もたくさんいる。
今日輝いている騎手も、明日どうなっているかなんて誰にも分かりはしない。
11Rで輝いた騎手が12Rで絶望するなんてことも普通にありえるのが競馬。
アンカツの中央入りのきっかけが、とんでもない落馬事故だったりもしたが、
とにかくどんな騎手でも多かれ少なかれ怪我を繰り返しながら生きている。
骨折しない騎手なんていないんじゃないか?と思えるわけだが、
実はいて、それが安藤光彰という騎手なのだ。

もちろん、運にも左右されているのだろうが、
それと共に強靭な肉体と勘を持っていた騎手なんだろうね。
ちょっと乗っただけで引退したような騎手ならいざ知らず、
アンミツは16000以上のレースに乗ってきたわけで、
この記録は驚異的なものであると言えるだろう。
今日、最後まで無事に終えることが出来て本当に良かった。
何とも誇らしいことだと思う。

引退して坪厩舎の助手となるわけだけども、
さらに勉強を重ねて中央の調教師を目指すことになるそうだ。
難関の騎手試験を勉強を重ねて突破した人だし、
きっと調教師試験も受かるんじゃないかと思う。
調教師になった暁には、弟にバシバシ依頼をくださいw
兄者が調教師になるまでは、アンカツは引退出来んだろうねw


どうあれ、とりあえずここで一区切り。
長い騎手人生、お疲れ様でした。ありがとうアンミツ。
笠松の4コーナーで何度か聞いた怒鳴り声は忘れませんw
調教師になることを心から祈っています。待ってます。




レッドデイヴィス 大阪杯へ
中山記念は全く走れなかったデイヴィス。
誰が見ても道悪が原因といった感じの走りであり、
次走での巻き返しが期待される。
マイルから2000mあたりを使って行くということで、
今度は阪神の2000mが選択されたようだ。
阪神の綺麗な馬場で快走を期待しよう。

今年はちょっと例年にないほどに栗東の馬場が悪い。
記事で各馬の調教のことに触れるたびに、
これ以上ない悪い馬場、と何度も書いているが、
それを毎週更新してくるのだからたまらないw
今日の栗東坂路の1番時計がカレンチャンの53.4。
3頭目から54秒台になり、13頭目からは55秒台。
こんなんじゃあ、馬も辛いだけでやる気をなくすだろう。
少なくとも、駄目な馬はさっぱりになる。
で、どうもデイヴィスはそれに当てはまっていると思われる。
もっと良い環境で調整を重ねていって、成果を出して欲しいね。




ブライトライン ニュージーランドトロフィーへ
アーリントンCで見掛け倒しで終わってしまったブライト。
巻き返しの一戦はやはりニュージーランドトロフィーになる。
ちょっと煽られるとすぐにガツンと行ってしまって、
肝心の直線では走ることへの興味がなくなっているのだからたまらない。
外枠が完全に不利となる中山のマイルだけども、
いっそのこと大外枠でも引いたほうが良いのかもしれんね。
少なくとも、それで掛からずに競馬をすることは叶いそうだ。
将来を見据えれば、内枠から強制的に馬群で競馬をして、
4角から開いたところを狙って、という競馬になる。
とにかく調教から折り合いをつける練習を積むのみか。




パドトロワ 始動
高松宮記念へ向けて先週帰ってきたパドトロワ。
帰厩から1週間、本番まで4週間ある段階だが、
今日から早速アンカツが騎乗しているようだ。

パドトロワという馬は、ご存知の通りに叩き良化型。
1ヶ月も熱心に調整していけば、普通はだいたい仕上がるものだが、
パドトロワに関して言えば、結構不安なところがあるw
当たり前だが、宮記念は叩き台のレースではなく大目標となるので、
いきなりエンジン全開に持っていけるようにしなければならない。
その為の一環ということになるだろう。
ジョッキーが乗ることで気合を早く乗せて行くという手法だ。
まあ、パドトロワにはいつもアンカツが乗っているので、
そんな格別な効果が期待できるって訳でもないけれど、
やれることはやって行こうってことだろうね。

まともならカレンチャン、ロードカナロアとの三つ巴に持ち込める。
本番へ向けて、良い調整を期待したい。




フィリーズレビューでプレノタートに騎乗予定
子猫の肉球さんが所有されているプレノタートだが、
次走のフィリーズレビューで何とアンカツが乗ることになった。
佐藤哲の復帰が遅れているのと、
(もう戻ってくるはずだが、ようするに万全を期してなのだろう)
アンカツのお手馬アナスタシアブルーが順調さを欠いていることで、
それぞれの利害が一致したコンビとなると思う。

いやー、念じれば何とやら?って奴だろうかw
この馬に関しては500万条件で相当儲けさせてもらった恩があり、
さらに阪神JFで2着を取れたはずという悔しさは今でも残っている。
クイーンCはドスローに泣く形で終わったが、
次こそ絶対にやってくれると次走を待っていたわけだけども、
まさかここでアンカツが乗ることになるとはねw
オークスまでを視野に入れた馬だと思うので、
この1400mという距離に戻るのはどうかなと思いつつも、
2勝している距離なので普通に走ってくれるだろう。

この馬の課題はとにかくスタートだけ。
3戦連続で出遅れてしまっているので、
とにかくここを無難に乗り切れさえすれば、だな。

先週の反省

2012-02-27 22:56:04 | 競馬
土曜
11R ブライトライン 7着
「スタートして100mほどが速くない。
 そこで出して行くと引っ掛かるので、向こう正面はあの位置から。
 動くのはもう少し我慢したかったけど、
 4角手前でダローネガが来たら、
 やはりハミを噛んでしまったからねえ。
 直線では楽な手応えで前に並びかけたけど、
 まだ叩くとフラつきそうな若さがあった。
 これから成長してくれれば」
アンカツがブライトの事を一番分かっているのは間違いない。
外野に言われなくても分かりきっていることで、
特徴を考慮しながら乗ろうとしていたということは分かるんだが。
だが、レースを何度か見直してるけど、素人目ながらこれは出してるよねw
ゲートを出た瞬間に内に激しく寄れてダイワマッジョーレに迷惑をかけ、
それを立て直しながらも手綱を強めに動かしている。
というのが見た目から言えることなんだけども、
実際にはヨレるのを矯正をしているだけで出してはいないってことか。
とにかくアンカツは仕掛けてないということなので、そちらが正しいだろう。
まあ、手が動いてるから仕掛けてるとか、動いてないから抑えてるとか、
騎乗ってのはそんな簡単な事ではないのは確かだが。
プロに言わせれば、ハミのかけ方一つ、
それこそ手綱を持つ小指の動きひとつで反応が変わると言うしね。
さらにアンカツ他に言わせると「思うだけでも変わる」らしいし。
その辺、素人が語るにはあまりにも深い部分ではある。

200m過ぎて、4番のカイルアロマンスの後ろに入り、
ここで折り合いがついて少しずつ下がっているのが分かる。
この辺は間違いなく慎重に運んでいる。
3番アルキメデスと並んで3コーナーに入ったが、
このアルキメデスからも遅れて後方5番手に後退。
このあたりまでは思惑通りだったのだろう。
その下がったところで外からダローネガに並びかけられ、
コーナーリング中に馬体をぶつけられながら交わされている。
これでブライトはカチンと来たようだw
並んできたダローに対して明らかに寄り返しながら外に弾き飛ばし、
(ダローネガは多分ここで終わった)
前にいたローレルブレットに対して襲い掛かる構え。
まだ3角から4角の途中で明らかに早すぎる場面で、
鞍上がかろうじて我慢させながら、しかしじわじわと位置を上げて行った。
そして後600を切って直線に入ったところで手綱を緩めている。

直線入り口でローレルの外に並びかけていこうとしているところでは、
アンカツはほぼ持ったままで余裕しか感じられない格好。
直線半ばでローレルブレットが外に寄れてきて押されたが、
特に問題はなく追い出しに入るとスッと並びかけるところまでは行った。
実況も、ブライトラインが差しきると思ったのだろう、
直線の半ばでそんな感じの実況をしようとしていた。
そこまでは確かに、この馬が勝ちそうな感じだったのだが、
ローレルに対して併せようとアンカツが左鞭を何発も入れているのに対し、
馬は外に向かって走っているのだから集中力の欠片もないw
内に併せようとするアンカツと、外に逸走しようとするブライトで戦いになり、
バランスを崩して失速気味になってしまった。
そしてその外をジャスタウェイが豪快に突き抜けて行った。

まあ、一言で言うと気性が出世を阻害している。
結論としてはアンカツの言っている言葉に尽きるわけだ。
「成長してくれれば」






日曜 中山
11R レッドデイヴィス 11着
「初めて乗ったので前との比較はつかないが、
 良いバランスで走っていなかったし、3~4角ではもう手応えがなかった。
 ここ2週追いきりに乗ったが、
 坂路の馬場状態が悪かったから動きもこんなものかと思っていたが、
 ここまで負けるとは・・・」
それなりに出て1角前では5番手に行ったが、
2角3角で追っつけ気味もむしろ周りに置いていかれそうな感じ。
3角過ぎはもう余力がなくて、食らいつくのが精一杯。
直線に入ったところではもう終わっていた。

ここ1ヶ月ほど、栗東の馬場状態は近年稀に見る悪さで、
デイヴィスも非常に重い坂路で調教を積んでいた。
追い出すまではそれなりの勢いがあったのに、
さあ突き放せと追い出したら全く伸びずに少しだけ先着、
これを2週続けてやっていたわけだが、
実戦でも動かそうとしたらサッパリになってしまった。
シンプルに、馬場が合わなかったのだと考えたい。




12R ハッピーカオル 1着
加藤征師
「今日はこの外枠が良かったと思うし、
 それに脚抜きの良いダートにも実績がある馬だからね。
 道中も上手く息を入れて走れていた。
 レースの進め方も定まっているね」
オクルスが逃げてギガワットが2番手、ハッピーが3番手。
予想しやすい展開になって、レース運びは楽だった。
大外からスタートがかなり良かったので、なお楽だったね。
ギガワットが強ければオクルスは苦しいと予想したけども、
オクルスが勝手に自滅ペースでぶっ飛ばしていたので
(10Rの準OPよりも速い、テンの3ハロン33.1)
2番手のギガワット相手に楽な運びになったのが良かった。
大外枠からだったので誰かに絡まれるということもなく、
自分のリズムで道中を走れたことが最後の粘りに繋がっている。
4コーナーでの手応えは前走ほどに良くなかったけど、
それは不良馬場を速いペースで走っていたから仕方ないか。
鈍くなったなりに渋太く脚を伸ばして押し切れた。

ワンパターンではあるが、ダートの短距離ならこれは悪くない固まり方。
速さは十分にあるので、上でも同じレース運びを出来るだろう。
準OPになればそこからグイッと伸びる馬が出てくるので、
勝ちきるためにはもう一段階のパワーアップが必要だと思うが、
とりあえずは軌道に乗ったということで良いだろう。

来週の特別騎乗予定馬

2012-02-26 23:18:26 | 競馬
デイヴィスはどうしようもないなこれw
スタートは上手く出たし仕掛けて行って5番手くらいになったのが、
追っつけ通しなのにコーナーを回るごとに後退して終わった。
馬場なんだろうかね、これは。
調教で、追って伸びなかったけど馬場が悪いから仕方ないと言っていたが、
本当に馬場を苦にしていたとしたら、これは納得となる。
今日は他の芝のレースでも全てで派手な着差がついていたし、
かなり特殊な馬場状態だったのは確か。
人気サイドの馬が多数こけており、参考外で良いだろう。
今日の感じでは何も分からなかった。

最終のハッピーカオルは、今日はあまり手応えが良くなかったが、
逆に前走よりも渋太く脚を伸ばして押し切ることが出来た。
惜敗続きだった馬だが、上手く軌道に乗せれたかな。
今回の勝ち方だとまた上では通用しないように見えるが、
そんな感じでまた勝ってしまうかもしれないね。
それはさておき、これが1番人気になるとは凄いね。
最近の調子はひと息だけど、人気だけは何も変わらんなw

今週の3歳戦では、きさらぎ賞の3、4着馬がOPを制した。
ヒストリカルが全く相手にしなかった馬たちの活躍は嬉しいね。
ワールドエースとヒストリカルが完全にG1級だという思いを強くした。
それからクランモンタナがすみれSの2着に来たので、
アドマイヤフライトも楽しみになってきた。
おそらく土曜日の中京の5R(芝2000m)に出てくるだろうから期待。

さて、来週の土曜日は新装開店の中京に参戦してくれるようだ。
日曜日に見に行く予定の身としては本当に残念でならないがw
新しくなった中京で浮上のきっかけを掴んで欲しい。






土曜 中京
マイルストーン賞 芝1600m 未定




中京競馬場グランドオープン記念 ダート1400m アドマイヤサガス
橋田厩舎、フジキセキ産駒の4歳牡馬。
未勝利を勝った後のデイリー杯2歳Sで2着に好走。
シンザン記念では後の重賞ウィナー4頭に囲まれての4着。
若い頃は芝の重賞でもそれなりに通用していた馬だ。
そこから数戦足止めを食らったところでダートへ矛先を向けた。
近4走は準OPで5、3、2、3着と好走を続けている。
昨年暮れから休養し、ここを目標に仕上げられてきた模様。
ここも当然勝ち負けになる。
特にここ2走はトウショウカズン、アルゴリズムと、
次のOP大和Sでワンツーを決める馬達に負けただけで、
こちらもそれに近いくらいの力があると思いたい。
広くなった中京でさらに力を発揮できれば。

登録が非常に多く、こちらと似たレベルの馬も数頭見受けられるが、
とにかく出走が叶いさえすればという気持ち。




プロローグカップ 芝2200m 未定






日曜 阪神
アルメリア賞 芝1800m 未定




仁川S ダート2000m ナニハトモアレ
鮫島厩舎、ブラックホーク産駒の6歳牡馬。
前走は1900mを考慮して慎重に運び、
この馬なりにしっかりと脚を伸ばしてきての7着。
距離が延びるほどに成績を落としている馬であり、
脚質を追い込みに転換していることに加え、
それを考慮した競馬をせざるを得ないことから、
この距離で勝ち負けに持ち込むことはなかなか難しいと思われる。
前走の感じだともう少し前に出ても良さそうだったので、
そのあたりを考慮して乗ってどうなるかだな。

スタッドジェルラン、マカニビスティー、
デスペラード、ソリタリーキングあたりが人気か。
1400mでならば特に臆することはない相手関係だが、
2000mとなると手強い相手ばかり。
どういう作戦で挑むかにも注目。




大阪城S 芝1800m 未定


日曜日の騎乗馬と予想

2012-02-25 23:00:07 | 競馬
んー、ブライトは今日も引っ掛かってしまったね。
掛かるのは仕様なので仕方ないんだけども、
ゲートが微妙に遅かったせいで少し仕掛けたので、
(ここが今のアンカツの良くないところなんだろう。
 まともなら余裕でジャスタウェイと一緒にいるはずなんだが、
 今年は大半のレースでとにかく前に出ようとしている)
コントロールしにくい状態での走りになってしまった。
まあそれを差し置いても、掛かり慣れてしまってる感じで辛い。
前が開いたところでグンと加速してしまった。
その結果として4角の格好は勝ったかのような運びになったけど、
あれだけ気負っての進出では伸びるものも伸びない。
いや、ばてたってよりレースに対する興味を失った感じがしただろうか。
対照的に、近2走の作戦ミスを生かしたジャスタウェイが快勝。
「中途半端な事を繰り返しているから敵じゃない」的な事を書いたが、
しっかり乗ればこれくらいは走ってくる馬だろうことは分かる。
ブライトもまともならば良い脚を持っているので、
とにかくもっと落ち着いて走ってくれるように祈る。
しばらくは無理矢理馬群に入れてでも我慢させていかないと。
現状、やや教育が疎かになっている。まだまだ自分との戦いが続きそうだ。




日曜 中山
11R レッドデイヴィス ○
音無師
「距離が長かったうえ外枠で終始外を回らされる形になったからね。
 仕上がりは文句ないので強い相手にどれだけやれるか、
 今回は試金石の一戦」
昨年は現4歳世代の重賞戦線をリードしていたが、
規定によりG1へ出走することは出来ず、真の戦いは一度もしていない。
昨年暮れの復帰戦の鳴尾記念を制してさすがということになったが、
ここで倒した相手はそれぞれが今年初戦で微妙な結果であり、
「実力を証明」という観点からは大して意味のないレースだった。
走力以外の性能の高さ、素晴らしさは示したけども。
次の有馬記念はいきなり現役最強の面々を敵に回し、
さらに不適合と思われる2500mの距離でこれも参考外。
今回からがデイヴィスの本当の戦いが始まると言えるだろう。
前走よりはさすがに弱化するが、それでもG1で通用する面々を相手に迎え、
さらに適距離と思われる距離で一体どんな走りをしてくれるのか。
相変わらずマイル路線には核がいない古馬戦線なので、
ここを勝てば一躍大本命ということになるのだが。
最強クラスの1頭である断然人気のトゥザグローリーがいるだけに、
そんな簡単な一戦ではないはずだが、どうしても期待してしまうね。

さて、逃げるのは最内を手に入れたシルポートになる。
逃げ馬の限界を明快に説明してくれている同馬だが、
(OP以上の逃げ馬の95%以上は、警戒されないから通用するだけ)
今回も舐められる事を祈りながら逃げに入るだろう。
メンバー的には、それぞれが確固たる自分の形を持っていて、
極端に早く先頭に立とうという馬はいないので、
近走よりは恵まれる可能性があるが、どうなるか。
テンは別に速くない馬だが、他に行く馬がいないので楽に先頭に立つはず。
続いて9番のフィフスペトルが行くことになる。
マイルCSと同じく早めの粘りこみを狙うだろう。
それと一緒に内から2番のリアルインパクトが行く可能性がある。
近走、前が詰まって競馬になっていないということが前提にあり、
内目の2番に入ったので、包まれないようにする可能性のほうが高い。
もしかしたらこの馬がフィフスよりも前に出るかもしれないね。
シルポートを潰すのもこの馬のような気がする。

その後ろに5番レッドデイヴィスと7番ダイワファルコンが併走かな。
ミドルペースですんなりと収まるように思う。
その後ろに3番フェデラリストと11番トゥザグローリーが構える。
10番ナリタクリスタル、6番ネオヴァンドームもこの前後。
特にトゥザグローリーは自信満々に進むことが予想され、
誰にも邪魔をされないように中団後ろの外目を回るはず。
力を出し切ればこのメンバーでも確実に上の馬であり、
(例外はデイヴィスとフェデラリストのどちらかが真に強かった場合のみ)
大外を引いたことで凡走する確率が格段に低くなっている。
4番ネオサクセス、8番エーブチェアマンは後方からで、
実力的に上位争いに加わってくることはあるまい。

今のシルポートがスローペースで逃げることはおそらくなくて、
しかしハイペースで暴走することもないだろう。
淡々と、平均ペースで逃げると思われる。
それに対して、リアルインパクトの早めの動きは予想できて、
それをフィフスペトルが放置することは考えにくいか。
さらに、今のアンカツならデイヴィスの早めの動きも予想出来る。
この辺が動けばダイワファルコンも続くだろう。
やはりシルポートが恵まれる可能性は低そうだ。
リアル、フィフスの2頭が直線に入ってすぐに先頭に立ち、
それに並ぶようにレッドが動いて3頭併走になるだろうか。
それを目標にダイワファルコンが伸びる。
その後ろに来ているフェデラリストが前4頭の間のどこかを狙い、
これらの争いを大外からトゥザが飲み込みに入る形。
前の争いを制した馬、もしくは全てに対して、トゥザが一気に差しきりに入って、
俺の予想ではまあ、楽々と差しきってさらに千切るんじゃないか。
昨年のヴィクトワールピサくらいの競馬までありえそう。
ちなみに2着の可能性が高そうなのは展開的にダイワファルコンだと思う。

なんだけども、それじゃあ面白くないのでレッドとトゥザの2頭軸でw
根拠といえば、真に強いかもしれないというその1点か。
現時点では分からないだけに、そちらに期待するのは良いだろう。
配当からすると止めたほうが良いんだけどね。
リスクと報酬はおそらく見合ってないが、そこは目を瞑らないと買えない。
前後に強い馬を置く形になりそうで展開的には不利だと思うけども、
これからマイル路線を制圧できる馬なら、トゥザ以外は倒せるはず。
トゥザに負けるのは別にマイナスでもなんでもない。
そして勝った時の今後の期待感は半端なく膨らむことだろう。
単勝と、トゥザとの2頭軸でダイワ、フィフス、フェデラリストに流すか。




12R ハッピーカオル ○
加藤征師
「久々だが、ポン駆けの利くタイプだからね。
 昇級戦だけど、期待のほうが遥かに大きい」
加藤征さんの言うことだから3割引で聞いておくとしてw
ハッピーカオル自身はこれまでに何度も10週以上の休み明けで走っており、
2、1、4、4、2着だから、確かにポン駆けは利くタイプ。
(ってまあ、5着以下になったこと自体が1回しかないけども)
追いきりでは美浦坂路で52.0-11.9を馬なりで計時。
9Rに出走するルイーザシアターに楽々と先着している。
引き続き状態が良いのは間違いないだろう。
無難に力を出し切れるとして、1000万でどこまで戦えるかだな。
過去に1000万を2戦した時は、先手は取ったがそれだけだった。
前走も楽々と千切りそうになりながら最後は一杯になっていたので、
これまで程度の走りでは実力負けしてしまう。
もう一段階のパワーアップが期待されるところだ。
直線に入るまでの雰囲気なら1000万でも通用しそうなので、
何かきっかけひとつで変わりそうな気もするんだけど。

木曜に書いた通り、これといった軸馬はいない一戦で、
芝からダートに戻ってくるオクルスが鍵を握りそう。
内目の2番枠を手に入れたので、一気に飛び出すだろう。
これを追いかけて14番ギガワット、それから大外になったハッピー。
ギガワットが内を締めながら前を追いかけるはずだから、
これにぴったりとついて行く感じになるんじゃないかな。
レース自体は非常に乗りやすくなると思う。
前走と同じ感じでいけそうだが、今回は自身が大外だけに、
誰かに突かれることなく、自分で行けるのは悪くないかも。
この枠順はハッピーの進歩を促すかもしれないので期待したい。

その後ろに内から人気の3番エイブルサクセス。
7番クォリティシーズンも上がってくるだろう。
9番ラヴリードリーム、13番メイショウツチヤマ、15番フジノタカワシ、
このあたりも続いて、好位から中団を形成する。
オクルスの逃げは遅くはならないはずで、やや縦に長くなるかもしれない。
行く馬を行かせてから中団に6番のハンマープライスが構え、
12番のワンモアジョーはいつも通りに後ろからになる。
ダートの短距離戦らしく有力馬は前に固まりそうで、
ワンモアは出来れば中団にいたいだろうね。
そこにいないと頭まで届かせるのは相当に難しいと思う。

オクルスが軽快に逃げて4角でも余裕十分だろう。
それに対して、ギガワットがどんな動きをするかがとても重要。
この馬がオクルスのスピードに楽について行けるなら、
ハッピーは一歩引いた状態で進んで少しタメ気味で良いし、
これが駄目ならさっさと2番手に上がって、オクルスと馬体を併せたい。
すなわち、距離ロスをしないようにしっかりと交わしきってしまいたいわけだ。
ギリギリ食らいつかれるのがこちらにとっては一番困ったパターンで、
半端な障害物の存在により、オクルスに対してかなり不利になるように思われる。
この馬の取得というか実力をどう見るかによって、
オクルスとハッピーカオル、そして後続の取得も決まってくるわけだ。
ギガワットがある程度強い場合のみ、オクルスは簡単に沈むと思われる。
それ以外のパターンなら、悪くとも3着には残ると予想する。
ハッピーは、ギガワットが弱かった場合に1、2着の可能性が増大する。
直線入り口で既にオクルスと馬体が合った状態で叩き合いになれば、
そのまま両馬共にダラダラと伸びて雪崩れ込んでしまうと思う。
後続にそうピリッとした脚を使う馬がいないんでね。
あえて言うならメイショウツチヤマとクォリティシーズンだが、
これらが勝つとしても、一気に抜けることはないと見ている。
一気があるなら、もっと後ろのハンマープライスかワンモアだろうが、
前3頭が序盤で競ることはなさそうなだけに(ハイペースだとしても)
そのまま雪崩れ込みの可能性のほうが高いと見て、後ろの組は切りたい。

まずハッピーの単複を買って、
それからハッピーとオクルスの馬連を1点。
後は2頭軸でメイショウ、クォリティの2頭へ3連単マルチを。

今週の騎乗馬

2012-02-23 22:06:06 | 競馬
土曜 阪神
11R アーリントンC 芝1600m ブライトライン
鮫島厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
週の始めはブックの記載漏れだと軽く思ってたら、
どうも火曜日までは本気で土曜を休みにしようとしていた気配。
重賞級の馬の前週の調教まで乗っておいてそんなことを考える騎手は、
世界中探したってアンカツくらいのものだろうw
しかし気を取り直してくれたのか何なのか、無事騎乗することに。
ここはメンバー的にも絶対にチャンスだからね。
騎乗のリズムも悪けりゃ運も何もない現状を打破するためにも、
こんな美味しそうなレースに参加せずどうするんだというところ。

ジャスタウェイとダローネガが人気を集める一戦。
すっかり出遅れ癖がついた感じのダローネガと、
武器の末脚を使おうとせず凡馬と化しているジャスタウェイ。
消去法でこれらが人気をするくらいのレースだから、
ブライトが力を出しきれば何とかなると思う。
2戦目の未勝利戦の時、まだまだ怪しい気性ではあったが、
坂を登りきってからの切れ味は半端ないものだった。
キャリアを積んできたがまだまだ気性難を抱えているため、
距離が長ければ長いほどに道中の負担が大きくなるから、
マイルくらいだと一番力を爆発させやすいはず。
前走みたいな掛かり方をしてはさすがに話にならないから、
3戦目に勝った時くらいに人馬一体ならば。

前走の負けが酷すぎるために人気を落とすはず。
5番人気か6番人気でレースを迎えられるだろう。
美味しい配当が待っていることも楽しみにレースを待ちたい。






日曜 中山
11R 中山記念 芝1800m レッドデイヴィス
音無厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
果敢にチャレンジした有馬記念は9着に敗れたが、
距離が怪しかったし力関係的にも厳しかった。
まあ、よく頑張ったと言える内容だったんじゃないかな。
スローだったので自分で打って出ようという構えを見せたけども、
そこまでのセンスと力はまだ持っていない。
もしくは、力が戻りきっていないと言えば良いのか。
3歳の初冬の段階では、明らかにこの馬が最強だった。
降着した一戦も非常に強かったし、
オルフェーヴルを寄せ付けなかったシンザン記念も圧巻。
毎日杯はそこそこだったように感じたが、それでも完勝。
次の京都新聞杯で故障して戦線離脱するまで、
この馬が陰の最強馬だったと言っても過言ではなかった。

時が流れてオルフェーヴルとは天地ほどの差をつけられてしまったが、
これから順調に使っていければ、近寄ることくらいは叶わないか。
復帰戦の鳴尾記念を勝った時はさすがと思わせたけども、
今から思えばこの鳴尾記念のレベルは低めだった(まあG3だしね)
復帰してからは4歳世代の2線級しか倒していないわけで、
本格的に5歳以上の強豪との戦いが始まるここからが本番。
どれくらいの実力の馬なのか、とにかく楽しみだね。
アンカツが続けて調教に乗って動きは上々。
もちろん全力とはいかないだろうが、力を出せる状態だ。
それはここに出走するほとんどの馬に言えることだろうから、
仕上げで不利があるとか、もしくはアドバンテージがあるということはなく、
純粋に力比べをすることが叶うだろうと思っている。

ダイワファルコン、ナリタクリスタル、フェデラリスト、フィフスペトル、
リアルインパクトと、G1で人気したり掲示板に来れるレベルの馬が揃ったが、
それらよりも明らかに一枚上の存在がトゥザグローリー。
現役のトップ5を挙げろと言われたら、大半の人がこの馬を入れるだろう。
G2を3つ勝ち、春天で1番人気、有馬記念で連続3着、まさに実績断然。
2度走った中山の結果が有馬であり、1800の距離も全く問題ない。
(3歳時のマイルCSで凄い走りをしてたからね)
この馬も目標は先でドバイを目指しての叩き台だが、
調教を見る限りは状態良好で、やはりこれが最大の敵。
この馬に勝てれば、そのまま今年のマイル戦線の大本命でやっていける。
そこまでの馬なのか、さすがに自信満々とはいかないけれど、
可能性は大いにある馬なので、とにかく楽しみにしている。




12R 4歳以上1000万 ダート1200m ハッピーカオル
加藤征厩舎、キングヘイロー産駒の5歳牡馬。
メンバーにも恵まれて楽に勝てると思った前走は、
思っていた以上に追い詰められる形での勝利。
さすがはキャリアのほとんどを2~4着で過ごしている馬、
といった内容だったんじゃないかな。
一応、完勝は完勝だった。最後まで渋い脚を使ったね。
負ける時でもそこそこの競馬をしてきた馬なので、
昇級しても1000万ならいきなり通用するんじゃないか。
調教の動きも結構良く、状態には自信がもてそうだ。

相手を見渡すと、1000万としてはやや軽めに思われる。
少なくとも必勝級と呼べるような馬は存在しない。
オクルス、ハンマープライス、メイショウツチヤマ、ワンモアジョー、
この4頭がライバルということになりそうか。
昇級戦としては手ごろな面々で、力試しにはちょうど良いね。
一気に相手が強くなって単純についていけないってことはなさそうで、
ならば渋太い脚でそのまま競り合いを制することがあっても良い。

いろいろ

2012-02-22 22:40:39 | 競馬
ブライトライン まずまず
火曜日の中日スポーツでもブライトの鞍上が未定になってたので、
マジで休むのかと心配だったけど、乗るみたいで安心。
つーか、想定が土曜1鞍、日曜2鞍になってるので、
今週の土曜は最初から休みたかったのかなあと思うが、
申し訳ないけれど1鞍くらいは頑張ってくださいw

2週連続でアンカツが騎乗しCWで併せ馬。
先週に続いてクーガーストリートをパートナーとして、
2秒先行させて追いかける形を取った。
先週は追いついただけだったが、今週はきっちり突き放しており、
84.5-67.9-53.2-39.8-13.4
まあまあ、こんなものだろうという時計を出してきた。
前走後も熱心に追いきられており、状態は良いと思う。

距離の短縮は間違いなくプラスになるだろう。
どうしても引っ掛かる馬なんでね、
長いよりは短いほうが良いに決まっている。
まあ、マイルに慣れられると距離延長が難しくなるんだが、
とりあえず今出来る事をやろうといったところだろうね。
マイルに大目標がないわけでもないし(当然NHKマイルC)

3戦目のレース内容が本当に素晴らしかったので、
(逆に言うとそれ以外のレースは気性の危うさばかり目に付くw)
あれくらいのレースを出来れば間違いなく勝ち負けになるだろう。
好レースをして、出来れば2着以上で賞金を加算して欲しい。




レッドデイヴィスもまずまず
中山記念に参戦するレッドデイヴィス。
こちらも先週に続いてアンカツが騎乗して坂路で追いきられた。
クランモンタナを半馬身先行させて追いかける形で、
最後は半馬身先着してフィニッシュ。
54.4-40.2-26.7-13.5
こちらもまずまずといったところだろうか。
手応えはもっとあったけど本気で走らなかったようだ。
音無さんによれば8割から9割くらい出来たということで、
有馬記念完敗からの巻き返しを期待したい。

距離に関してはまずマイルから2000の馬なのだろう。
そんなにキャリアの多い馬ではないけれども、
それでも長い距離に対して良いイメージはないよね。
力を内に秘めて走るタイプではなく、表に出して走るだろう。
今年はマイルから2000mを戦って行くことになるので、
その初戦を良い内容で終えたいところだ。

昨年の鳴尾記念は結果的に、レベルが低めな現4歳世代の運動会で、
勝ったとは言っても大した強調点にはならなさそうだ。
今回人気を背負うトゥザグローリーは現役トップ5に入る強者で、
エイシンアポロンが回避したけれど他にも良い馬が揃っており、
今回が試金石の一戦という表現であっているだろう。
どこまでの馬なのか、楽しみにしたい。




パドトロワが昨日帰厩 宮記念へ
なかなか帰厩しないなと思っていたが、
昨日帰厩して今日から調整が始まった。
予定通り、3月25日の高松宮記念を目指す。

軽症ではあったけど宮記念は早い段階にあるので、
間に合わないから秋を目指すということだったわけだけど、
故障が故障じゃなかったというか、
普通の放牧中に収まってしまうような軽さだったからだろう、
本当に何事もなかったかのように戻ってきてくれた。
オーシャンSを使うかもという話があったくらいだから、
本当に大丈夫なのは間違いあるまい。
ここから本番までに十分すぎるほどの調教を積める。

昨年のスプリンターズSは自身が一番速いくらいだったので、
ベストの形とは言えない併走逃げの形になったけども、
今回はエーシンダックマンという生粋の逃げ馬がいてくれるので、
これを泳がせて潰してそのままという本来の競馬が出来る。
カレンチャンはこちらを目標にしながら好位で、
そしてロードカナロアはカレンチャンを目標に中団で、
それぞれがエーシンダックマンくらいは圧倒するだろうけど、
何やら先行のほうが有利らしい新生中京1200mを味方に、
ライバル2頭の追撃を振り切ってもらいたい。




バリアシオンは豊で日経賞へ
とりあえず無事に使えるということで良かった。
あんなことがあった前走後、
木曜あたりにさっさと馬場に入って次走は阪神大賞典、
とか言われたら本気で終わってるとちょっとだけ心配していたが、
さすがにそんなことはなかった。失礼なこと考えてたなあ。
慎重に状態を見てもらっているので安心。
普通、続戦する場合はレースを使った4日後くらいから馬場に入るが、
バリアシオンは放牧に出てくれており、
ちゃんとアンカツの意思を継いでくれて良かったと思う。
正直、もう1戦使う必要性をあまり感じていないけれど、
とにかくこのままだと気持ち悪いのだろうw
後は、とにかく普通に走りきったのを見届けないと何も言えない。
久々に順調に使えているルーラーシップと戦うことになるんだけど、
正直こちらは自分の事で精一杯でそれどころではないだろうね。

先週の反省

2012-02-21 22:25:46 | 競馬
土曜
9R ダイヤモンドアスク 9着
コメントなし

先行3頭は分かりきっていたが、
残りの6頭がどうなるかはゲート次第と書いた。
その通りで、出た馬から順番に並んだ感じで、
アスクはあまり速くなかったので後方のインから。
同じく後ろになった断然人気のビッグスマイルを見て行く形で、
これの後をついていけば上位もあるだろうという運びだが、
ビッグスマイルが届かないのでは、こちらも届かない。
全馬の着差が僅かで力は出し切っているが、
ビッグスマイルが後ろになったことで後方6頭が動かなかったので、
完全に前有利の展開になってしまった。
これはどうしようもなかったね。




11R スマートロビン 3着
「ゲートはこの馬としては上手に出てくれたし、
 道中も良い感じだった。デキは前走よりも良かった。
 ただ、4角で自分からハミを取った時に後ろを待ったのが、
 良くなかったかもしれない。
 大きくて不器用な馬だから、
 一度我慢させてゴーサインを出しても反応してくれなかった」
内枠の各馬のスタートが良く、その中ではやや遅めだったけども、
外枠の馬たちよりは速い出方で、全体としては普通の飛び出し。
すぐに気合を入れるとスッと前に出て行った。
内から1頭出て行ったケイアイドウソジンに併せる感じになり、
勢いはこちらのほうがあった感じだったが、
行ってしまいそうになるのをケイアイの後ろに導き、
上手く折り合いをつけることに成功した。
3番手に最低人気のセイカアレグロがつき、
4番手のリッカロイヤルが少し離れた隊列で2周目へ。
最高、としか表現できない隊列になった。
最初の1000mこそほぼ平均ペースで進んでいたが、
8ハロン目からケイアイの吉田豊が一気に流れを落とし、
折り合ったロビンもそれに対応。
セイカアレグロもそれは歓迎で動いてこない。
セイカを壁にした4番手集団は、死にたくないので動けない。
そうして時間だけが過ぎていき、圧倒的に先行有利のレースが完成した。

2周目の3角前あたりで、さすがに行かなければと決断した組があり、
4番手にいたリッカロイヤル、中団にいたトパンガ、
後方にいたコスモヘレノス、マイネルキッツ、このあたりが始動。
単純に弱いセイカを交わし、グッとロビンに近寄ってきた。
それを見てからアンカツのロビンはギアをあげた。
後続が取り付いたのを見てからスッと引き離していき、
4角のうちに逃げるケイアイに並びかけるまで動いた。
このあたりのロビンの脚が非常に速かったため、
取り付きに来た組は離されて戦意喪失した感じ。
最初に動いたものは不利という定石通りに、
動いた組は直線で全く良いところがなく沈んだ。

それらを尻目に、4角出口でケイアイに並んだロビン。
こちらのほうが勢いが上で、ケイアイにはっきりと並んだため、
もうこの馬は敵じゃないとアンカツは見切って後ろを標的にした。
後ろからやってくる馬を探りながら、
最後の1ハロンを頑張る力を溜め込んでいたのだろう。
ギュスターヴクライあたりが伸びてくるのを感じながら、
追い出して押し切ろうとしたのだが。
追い出したらそれ以上に伸びることが出来ず、
それどころか完全に失速してしまって3着に終わった。

馬のタイプ的な問題で、行きっぱなしにした方が良かったかもというのは、
まあ、これはその通りなんだろうね。
ただしロビンは3角から相当に速い脚を使っているから(間違いなく33秒台)
そのまま加速しっぱなしだった時に最後まで頑張れたなんて言い切れないけど。
言えないけど、ギアが変わらなかったという現実の結果があるので、
(俺にはばてたようにしか見えなかったが・・・)
そうしたほうが良かったかもという反省はあってしかるべきだろうか。
俺には、単純に身体が重いんじゃないか?としか思えないんだけどねえ。
これからもっと良くなると思う。


最後に、ケイアイを見切ったことに関しての文句は何もないw
まだ前に遠かったとかなら失敗だろうけども、
間違いなく横に並ぶところまでは行ってるからね。
そこからは馬が頑張ってくれないと。
はぁ?って思ったのは客だけじゃないだろうw
上手いこと後続をはめたが、自身もはまっていたというレースだったなw





日曜
2R マコトアンバサダー 10着
コメントなし

スタートは別に良くなかったが、かなり仕掛けて前に出た。
5番手まで押し上げられたのは収穫だろう。
かかるところがなく、はっきり言ってズブい。
出して進める競馬は試してみてもい良いところだった。
が、結果はついて行くので精一杯。
4角を回るところまでは何とか頑張れたが、
肝心の直線でガス欠となって失速。
実力以上の惨敗を喫してしまった。
10着ってのは作戦が悪かったからなので無視して良いが、
今回の上位馬と戦う力はなかったのも確か。
まずは今後の方針を決めたいわけだけども、
ズブさを勘案して今後もこういう競馬を重ねて行くか、
それとももっと自然な競馬を教えて行くのか。
1戦1戦を無駄にしないようにしていって欲しいね。
とりあえず今回の競馬には大きな意味があっただろう。
次走で馬券を買う気は全く起きない。




3R メイショウモストロ 9着
「追ってからが案外。折り合いはつくので、
 ジックリ行って終いだけのレースをしたほうが良いのかな」
6,7番手からの競馬をすることも可能だったが、
馬の気のままに進ませて早々に3番手に進出。
4角を回るときには2番手まで上がって行ったので、
後は追って伸びれば言うことはなかったのだが、
追われて何もなく沈んで行った。
これは引っ掛かって進み直線早々に失速した初戦と同じ形。
ただ今回はかからず進んだのに駄目だったので、
こういう競馬は現状合っていないと言えるだろう。
アンカツの言う通りに、下げて競馬をしたいところ。
とりあえず、我を忘れてという競馬にさせなかったのはさすが。
次はもっと乗りやすくなっているだろう。下げることも可能。
こちらは次の方針が見えたので、前進を期待できるんじゃないかな。
次走の鞍上次第だが、もう一度買ってみても良いと思う。




5R ゼログラヴィティー 3着
「ひと叩きして行きっぷりが変わってきた。
 ただ、ピッチ走法だから、もう少し短い距離のほうが良いかも」
極限的な話をしたらそうなのかもしれないけども、
そもそも距離が保たないような競馬をしているんだから、
そう可能性を否定したものではないだろう。
そんなことはアンカツが一番分かってるだろうけど。
何を目指して走れば良いか分からない逃げという作戦で、
馬の本質など測れるはずがない。

今回はスタートから二の脚までが良くなりすぎたのが誤算。
ここまで変わるとは想像していなかったのだろう。
それは仕方ないと思う。次は良い競馬を期待したい。





6R スズカアーサー 5着
「馬を怖がるような素振りがあった。
 馬の間を割って行こうとしなかったからね。
 それにもう少し距離もあったほうが良いかもしれない」
直線まではまあ、無難な運びだったのではないか。
直線に入ってやや外目に行こうとしたところ、
確かにそこに入っていけずにグダグダしていて、
そこをウインサーガに差し込まれて終わった。
進路は確かにあるのだが、それほどクリアな道ではなかったので、
臆病な性格が出てしまったというところか。
そのあたりは事前にはあまり分からなかったことだと思うので、
これを踏まえて次の作戦を立てれば良いね。
馬群の外を運ぶなり、もう少し前で競馬するなり、
枠なりに考えた競馬をして、また結果を見れば良いだろう。
何も出来なかった割にそう負けておらず、やはり能力はありそう。
引き続きアンカツが乗るならもう一度買ってみたい。




7R ウイニングサルート 5着
「最初から同じ馬にずっと包まれる感じで
 動くに動けなかったからね。
 今日は全く競馬が出来なかった」
このコメントが全て。競馬になってない。
スポーツカーが軽に囲まれてしまって動けなかった感じ。
いくら囲んでいるものが脆弱だとしても、
競馬ではぶつけて壊すことは出来ないのでどうしようもない。
そんなところになってしまったのが失敗であり、
そうなってしまったのは絶好のスタートを決めて前に行ったから。
アンカツが、もっと前に行けると期待して行ったのは間違いないし、
そのようにしたことは誰もが認めたいところだろうけども、
スタートの良さと、内枠と、二の脚のなさが組み合わさって、
とろい馬に囲まれた中団の最内という即死ポイントに入ってしまった。
ついていない時はこんなものなのだろう。




10R スノードラゴン 8着
「上がって行くときは良い感じだったけど、
 最後は手前を替えず、走りがバラバラになってしまった」
前走は早めに捲くりに行ってばてていたので、
今回のちょっと遅らせた運びはとても良かったと思う。
実際、4角を上がってくる時はとても雰囲気が良かった。
上がってきた時の気配から考えられない伸びなさだったが、
これはこちらを目標にやってきた勝ち馬のせいだろう。
自分より遥かに強い馬にガツンと締めながら行かれては、
リズムが狂ってしまうのも無理はない。
簡単に言えば、やる気が無くなったのだろう。
全力で走っている外を軽々と交わしていかれてはね。
走るのを止めた馬には同情の余地がある。
とにかく一番強い馬に目標にされる形になったことが悪かった。
エアウルフらと前で戦っても返り討ちだっただろうけど、
メイショウと戦うよりはマシだったかな。

まあ、ここは素直に相手の強さを認めたい。
書いたとおり、上位陣と人気を分け合ったことが信じられなかったので。




11R マルカベンチャー 9着
コメントなし

ジックリ進んで、直線で渋太く脚を伸ばしてきた。
レースの中では全く見せ場がなかったが、
この馬としてはそれなりに走って、それなりのところで入線している。
距離が短ければもっとやれるだろうから、
久々の芝の走りとしては合格点があげられると思う。
これから1200mを使うようなら面白いんじゃないかな。




12R ガクニホシ 7着
「3角から4角がズブくて追い通しだった。
 最後は来ているんだけど、
 もう1ハロンぐらいあったほうが良さそうだね」
ゲートは出て序盤はある程度の位置にいたんだけど、
進むごとに他馬の速さに負けて後退する感じ。
最近のアンカツの流儀の通り、出して行こうとしていたけど、
下げたわけじゃなく、下がってしまってたね。
3角、4角も追っつけながらで少しずつ上がりはしたが、
直線でもそのままで少し位置を押し上げれた程度。
ワンペースで終わってしまった。
序盤の流れが34.1-46.3で、
単純に速さ負けしてしまったという感じ。
伊藤伸師が「乾いた馬場じゃないと」と言っていたのだが、
なるほど納得といった感じかな。
後半、流れがガタッと落ちたところでも失速することなく、
渋太く差を詰めてきたところからもそれが感じられる。

レース後に書いたが、アンカツも同じ感想のようだな。
俺にも1400mあったほうがやりやすそうに見えた。
それなりにあるキャリアを見る限りはそんな馬じゃないんだけど。

来週の特別騎乗予定馬

2012-02-19 18:27:27 | 競馬
差して届かないのは納得も出来るが、
無理に前に出て行って脚をなくす競馬は先に発展しない。
てかもう見飽きたw
開催が変わって来週は良い感じになってると期待しよう。
それくらいしか書くことがないw

ブックの想定で土曜日が未定になってるが、
ブライトラインやタニノエポレットに乗らない理由がない。
(ちなみにどちらも空白になってる)
一瞬、何かアクシデントでもあったのか?とビクッとしたが、
日曜日のレッドのところには名前があるので、
まさか土曜だけ休むなんてことはないだろう。
たまに間違えるから、間違いだろうな。




土曜 阪神
千里山特別 芝2000m 未定




御堂筋S 芝2400m タニノエポレット
村山厩舎、ダンスインザダーク産駒の5歳牡馬。
ムラのある馬ではあるが、安定してきたところもある。
序盤は凄く遅いので後方に待機するが、道中で少し押し上げ、
直線の入り口で中団あたりにいることが固まってきた。
後は上手く馬群を突き抜ければ勝つところまで行くだろう。
展開が嵌らなければ3~5着くらいに収まる。
ま、今回もいつも通りだろう。
3走前にギュスターヴクライを倒したのが信じられないがw
運が良ければそれくらいのことをするだけの走力がある。
クラスが上がっても着順は大して変わらないと思われるので、
早いうちにOP入りして、重賞で頑張って欲しい馬だね。
幸運を祈る。

ロードオブザリング、マナクーラ、ダコール、
それからトウカイオーロラの4頭が相手になるかな。
どれが上ってことはなく、良い勝負だろう。




アーリントンC 芝1600m ブライトライン
鮫島厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
新馬前の調教から大きいところへ行けそうな雰囲気はあった。
それが実戦に行ってみると何とも危ない馬でw
かかるヨレるとやりたい放題で、初勝利に3戦を要した。
それでもアンカツの指導で3戦目はとても良い内容に。
デムーロが乗った4戦目も危ないところを出したが、
これも鞍上が上手く修正してくれて500万勝ち。
5戦目のラジオNIKKEIは物理的に進路がなくなってしまい、
前が開いてから渋太く脚を伸ばしての5着。
負けはしたが、これはこれで悪くない内容だった。
それが6戦目の前走、中山に遠征した一戦が最悪の形に。
前2頭が離して逃げる形を3番手のポケットで見るという、
「そこで収まってくれたら絶好位」だったのだが、
残念ながらモロに引っ掛かって前を追いかけまくっていた。
鞍上の田辺が懸命に宥めて何とか形を作ったけども、
直線に入ったところで余力がなくなってしまい、必要以上の惨敗。
能力は高いが、まだまだ難しいところが残っている。
とりあえず、前走で制御を諦めなかった田辺には感謝したい。

1週前の調教はアンカツが乗って上々の動き。
能力的にはもっと長いところもいけるはずだが、
現状の気性的には間違いなく短いところが良い馬。
今はマイルくらいが一番やりやすいと思われるので、
今回の阪神マイルはおそらく好条件だろう。
出来れば3戦目のように上手く折り合って終いを伸ばし、
良い結果を出してNHKマイルへの道を作りたいところ。
その先にダービー出走があるだろう。
ジャスタウェイ、ダローネガあたりが人気の中心で、
2走前のラジオNIKKEIよりは弱い相手関係だ。
これくらいの敵はきっちりと倒せて良い。期待したい。





日曜 中山
潮騒特別 芝2500m 未定




ブラッドストーンS ダート1200m 未定




中山記念 芝1800m レッドデイヴィス
音無厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳せん馬。
有馬記念で乗るはずだったが、
いろいろあって乗れなくなってしまった。
ここで改めて新コンビを組むことになった。
思えば、あの辺から異様に流れが悪い気がするw
それをこの馬で払拭できると良いのだが。

1週前の調教に騎乗して良い動きを見せてくれた。
併走したオウケンブルースリを圧倒していた。
今のオウケンを圧倒したからといって自慢にはならないが、
終始手応え十分で雰囲気が良かったのは事実。
有馬記念は単純に距離が長かったと思われ、
これからマイル路線に向かうことが予想される馬。
まずはここで好結果を出して次に向かいたいね。

トゥザグローリーが出てきたのは予想外だった。
それに加えて、マイルCSの1、2着馬に1番人気馬。
さらに中山金杯の1、2着馬も参戦。
上位7頭くらい、どれが勝っても不思議がない好メンバー。
京都記念に続いてハイレベルのG2となりそうだ。
その中でも、トゥザが一枚抜けているのは間違いなく、
これを倒すことが出来たら今年の活躍は約束されたも同然。
どんな競馬をしてくれるか、楽しみだ。

日曜日の結果

2012-02-19 10:24:29 | 競馬
2R マコトアンバサダー 10着
今日もスタートはひと息。
だがそれは想定内のことで、気合を入れて前に出した。
遅れはしたが出た格好が良かったので、すぐに加速態勢に入り、
外目の5番手に取り付くことが出来た。
前の競馬になることはもう明々白々であったので、
この位置につけれたことは良かったね。
道中、気合を入れながらの追走でかなりズブイ。
マイペースで飛ばすベストサーパスに対して追走組が徐々に苦しくなり、
アンバサダーも正直置いていかれそうだったのだけども、
強引について行く感じでジワジワと前に接近しながら4角へ。
鞭まで入れて何とか態勢を作って直線に入ったのだが。
そこが限界で、直線早々に力尽きて下がって終わった。
レースは予想通りに、前がそのまま残った。

レース内容からは、前を倒す力がなかったの一言。
分不相応な競馬をして余分に負けたと言って良い。
だが、これはやってみて初めて分かったことだから仕方ない。
まだ若い馬なのでよく分からないが、今日は馬体が12キロ増。
実力云々じゃなく、単に身体が重かったという可能性もある。
ダートだし、もう1,2度今日みたいな競馬をしてみると良いだろう。
それで今後の方針を考えていけば良いんじゃないかな。
若い馬ではあるけど、2月4日に出走しているわけで、
そこからプラス12ってのは、単に太かったという可能性のほうが高いかな?




3R メイショウモストロ 9着
スタートは普通で、すぐに加速がついて先団に加わった。
初戦で引っ掛かって行ってしまった馬で、
今回もそれを押さえずに競馬しようという感じになっていたので、
馬群の外を押し上げ気味に進んでいた。
3角回ってさらに押し上げ、4角で4番手の外に。
デアリングを追ってばてた2頭を交わして2番手に上がり、
直線に入ってさあ前を追撃、というところまで持っていったが、
そこで馬がガス欠になって沈む一方になった。

2Rと同じような負け方で、これもまた分不相応な作戦だったようだが、
これもまた、やってみて初めて分かったことなので仕方ないな。
本当はあの先団の一個後ろで内に入れたほうが良かったと思うけど、
今回はダート代わりの距離短縮で良いだろうということで挑んだ競馬だから、
十分に意味のある競馬ではあった。
今後、掛かり気味に走るように育っていくと思うけども、
これはそれで良しとしての事だと思うので、短距離で頑張って欲しい。
どうあれ、期待していたほどに強くはなかった。
最初から突っ込んで行って直線早々に沈んだのは初戦と全く同じ内容だ。




5R ゼログラヴィティー 3着
上々のスタートから軽く行かせたわけだが、
二の脚が速く先頭まで行ってしまった。
まさか先手を取ろうとは思ってなかっただろうが、
2戦目で行きっぷりが良くなったことが思いっきり仇になった。
別に速いペースで逃げたわけではなく楽な道中だったが、
直線では目標にされてあっさりと差されてしまった。

作戦が脆弱すぎたのでどうしようもない。
力負けでもなんでもないだろう。
2、3番手を求めていったのは間違いないと思うし、
それ自体は良いことなんだろうと思うけども、
競馬に限らず競走ってのは相対的なものだから、
他の馬が動かなければ先頭になるのは必然なわけで。
他の先行馬の弱さ・遅さを予想できなかったのが敗因かな。
松博厩舎らしく、2戦目で序盤の動きは改善したが、
改善しすぎてやられたということだ。
次はもう少し遅く出す必要がある。

まあ、あれでよくぞ3着に残ったわ。それは良かった。




6R スズカアーサー 5着
上々のスタートから軽く出て先行争いに。
外から出た3頭を行かせて、4番手から。
左右から進出する馬も行かせて、道中は7番手の真ん中に。
先頭とは2馬身程度のところで、理想的な位置になったか。
特に動きがあるわけでもなく淡々と直線に入り、
アーサーはバラけた馬群の外へ向かって進路を伸ばしたのだが、
外に並んできたウインサーガに完全に迫力負け。
こちらのほうが先に進路を主張していたのに、
後から来たウインに内に追い返されて、
ジリジリと動いた程度で終わってしまった。

特に思うところはない。普通の競馬で普通に力負けしてしまった。
もうちょっと溜めたほうが良いのか、それとも出たほうが良いのか、
今日の感じで次の作戦を決めれば良いだろう。
少なくとも、調教のほうが良い走りだった。
1回使って変わってくれないと困るね。




7R ウイニングサルート 4着
絶好のスタートを決めて仕掛けて前へ。
逃げても良いという気持ちで出して行ってると思うが、
馬が全然動かなくて、結局中団のイン。
結果的に身動きを取れない最悪の位置に収まった。
平均ペースだったとは思うが、外が押し上げて行く感じで、
内にいた各馬が弱いの一言。
その後ろになってしまったサルートは下がるしか道がなく、
ようやく外に出て追い込んできたのは直線に入ってから。
レースが決まったところでようやく2着争いに加わっただけで、
3着すら逃してしまった。

最悪のスタート。出遅れていたら絶対に勝っていただろう。
ここまで行き脚のない馬だとは思わなかっただろうが、
これもまた、やってみて分かったことではあるかねえ。
さっさと最後方に下がったほうがまだマシな結果だったと思われる。

またしても先行策が裏目に出た。
何というかもう・・・何もかもが裏目という感じだなw
今年に入ってからのアンカツはとにかく前に出ようとばっかりしているが、
(素人が好きそう(力を出し切ったとか納得しそう)な競馬はしていると思うがw)
いつも通りに馬なりでやってりゃ、もっと運が向いているはずなんだが。
まあ、これは結論を見てから言ってることだから、フェアではないんだけどね。




10R スノードラゴン 8着
全体的にバラッとしたスタートだったが、その中で普通。
ちょっと伸び上がるような感じだったが、すぐに加速がついた。
先行集団の一角に加わりそうな感じだったが、
競り合いを避けるように少しずつ下げて中団後ろからに。
高レベルのメンバーらしく淀みのない流れでレースが進んだが、
下げた甲斐あって、かなり良い手応えで外目を浮上開始。
これは一気にくるかと思ったら、相手が強すぎた。

外を捲くって上がり始めたこちらの外を、
メイショウマシュウがさらに上回る脚で上がってきて、
被せるように直線に入られたことで終わってしまった。
なかなか良い運びをしたと思うが、
ちょうどメイショウマシュウの誘導役になってしまったね。
前に行ったら行ったでエアウルフらの返り討ちだったと思われ、
ようするに相手が強かったということだろう。
これは仕方ないと思う。上位はあまりにも順当な結果。
メイショウがいなければ3着くらい狙えていたんじゃないかな。




11R マルカベンチャー 9着
別に速くはないが、まあいつも通りのスタート。
いつも通りにゆっくりと入って後方2番手からになった。
馬場は悪いが、外へは出さずにずっとラチ沿いにいる感じ。
馬場の悪いところはそう苦にしないだろうという判断か、
距離を稼ぐ方向でレースを進めていた。
速いペースで4角に入り、馬群がぎゅっと固まったところ、
内々を走ったので一気に前との差を詰めていき、
中団の後ろ目くらいまで上がって直線へ。
少しずつ外に出しながら目一杯に追いかけて、
狭いところをしっかりと抜けて伸びはしたが、
末脚が爆発するというところまでは行かずに終わった。

まあ、こんなところか。
今回は前走と違って悪い走りじゃなかったと思う。




12R ガクニホシ 7着
普通のスタート。
かなり仕掛けて流れに乗せようとした。
最初は中団前くらいに行けそうだったのが、
他馬の加速がつくごとにどんどん置いていかれていく。
スピードの違いを見せ付けられるように後方4番手まで下がった。
さすがにハイペースで全体がバラッとしてきて、
叩き付けながら外に持ち出して追撃態勢に入ると、
ばてた馬を交わしてジワジワと上位に浮上して行った。
が、前でそのまま押し切った馬たちには及ばず。
勝ち負けにはならなかったが僅差までは詰め寄ってきた事を思うと、
直線に坂があれば良い所までいけたかもしれないね。
予想でも書いたが、京都はあんまりあっていないと思う。
今日の感じだと、むしろ俺が勘違いしてた14のほうが好走できそうだったw
まあ、この馬の出せる力は出し切ったんじゃないかな。

日曜日の騎乗馬と予想

2012-02-18 18:49:38 | 競馬
ダイヤモンドSは最高の騎乗だったのになあ。
人気通り1番強かったギュスターヴクライを負けさせ、
その他の伏兵陣の出番も皆無にさせる見事すぎるレース運び。
アンカツがケイアイ以外を葬ったと言っても過言じゃなかったが、
肝心の自分の馬がケイアイよりも先にばててしまうとはなあw
3角から長く良い脚を使って押し切れそうだったのだが、
まだ力が足りないと言える結果だろう。
まあ、540ではまだ馬体が太いといえるだろうし、
もっと絞れたら良いところが出てくると思う。

結果は残念だったが、今日は良い騎乗が見れて良かった。
気合を入れて明日を迎えることが出来そうだ。






2R マコトアンバサダー ▲
岡崎助手
「今週は軽く流した程度だが、動きは凄く良かった。
 カイ食いが良く、体は増えていそう」
兄、姉3頭は中央で良いところなく地方に去っていったが、
この馬はデビュー戦で4着に好走、最初から違うところを見せた。
母のマコトホーシュンは鮫島厩舎所属でけっこう走った馬だが、
この馬もまずは勝ちあがって、長く中央で頑張って欲しいもの。
初戦の内容なら、相手次第で勝ちあがれるはずだ。

今週の調教は坂路でやや強めに追われて、
57.5-42.8-28.7-14.2
3秒はかかる馬場なので、これは上々だろう。
ラップにすると14.7-14.1-14.5-14.2だから、
坂のきついところも含めて同じリズムで走りきったということ。
状態に関しては相当自信を持てるんじゃないか。

ただ、ベストサーパスとサントスシチーの2頭、
これは前走の内容通りに力上位であると思われる。
単穴の▲としたけど、これはあくまで3番手ということ。
逆転するところまでは難しいかなと感じている。

逃げるのは4番と内目に入ったベストサーパスで間違いないか。
それを追って5番のモンテビアンコが2番手に。
最内枠のコスモクーペも内から食らいつくだろう。
この3頭の後に外から14番のサントスシチーが待機。
これ以外には先行馬らしきものが見当たらず、
伏兵の1頭である15番のアシュヴィンがつくだろうか。
同じく3番手集団の1頭である12番アンバサダーも、
スタートさえ上手く出ればこの中団前目あたりを確保したい。
今回も遅かったら仕方ないので、
後方集団の中を何とか抜け出せるように運びたい。
ただ、その時はもう頭までは期待できなくなってるだろうね。

ベストが4角からあっさりと後続を突き放して、
サントスシチーだけがスッと上がってきて2頭の一騎打ちへ。
サントスの仕掛けを追いかけてアシュヴィンを筆頭に、
6番エーシングッディ、9番シゲルポーポーらの追走。
そこにアンバサダーもいるはずだと信じたい。
2頭の戦いが激しくなり、どちらかが脱落した時に、
この4頭の伏兵のどれかが浮上するんじゃないかな。
やり合いすぎたら伏兵陣の頭までもありえると思うけど、
考えうる展開からは、それはちょっと期待薄かな。

ベスト、サントスとの3連複1点で。ここは堅そうだ。
後はちょっとだけ単勝を買って楽しみたい。





3R メイショウモストロ ◎
藤沢則師
「初戦が引っ掛かったのであの内容なら短い距離のほうが良さそう。
 走法からダートも合う」
何気に「走る良血」の一員。
6つ上の兄ランヘランバは障害界のトップホースの1頭であり、
4つ上の兄ナリタシャトルも準OPまで出世してから障害に入っている。
そして3つ上の兄メイショウドンタクは春天であっといわせた馬だ。
正直、良血の気配など一切漂わない感じの馬だがw
実際には走るほうの一族であり、かなり信頼出来そうである。
自身としてもデビュー前の調教から良い動きをしていて、
それであの初戦の内容だから、将来の楽しみは大きい。

新馬戦は重馬場の芝マイルで8番人気8着、勝ち馬と2秒8差。
この情報だけ見たら、根本的に検討する気すら失せそうだがw
(しかし実際、出馬表から見える情報はこんなもんだ)
レースを見たら、上記の情報が違和感ありありなのが誰にでも分かるはず。
「何事も自分で見なければ分からない」を地で行くような話だね。
薄めの人気を期待していたんだけども、
さすがに各記者がこの成績だけでこの馬の評価を下げることはなく、
ダート組を差し置いて1番人気までありえるかもしれない。
まあ、これは仕方ないかなと思う。
砂を普通にこなしてくれれば圧勝の可能性が高いと見ている。

初戦は鞍上がかなり仕掛けたことで引っ掛かってしまったわけで、
本来ならばその失敗の修正に努めないといけないのだが、
すぐにダートの短い距離に向けてきたのを見ると、
将来的にもそういう路線で構わないという意思表示だと思われる。
ならば、馬の行く気に任せるくらいの競馬で良いだろうね。

逃げるのは4番のメイショウハマー。
それに対して内から2番のトーブプリンセスが並びかけて行く。
あっさりと隊列が決まらず併走していって、
3角ではトーブのほうが前に出るんじゃないかと感じる。
最内になったウェルテクス、中舘に変わった6番デアリングプライド、
9番タイキベイビー、11番リーゼントブルースらが先団を形成。
大外になったモストロはこれらを見ながら内へ寄せて行く。
とりあえず前提に上に書いたような事情があるので、
各馬の動向を見ながら作戦を決められるこの枠は良い。
多分力上位なので、他馬を泳がせながら行けば良いんじゃないかな。

3歳未勝利らしく、ここまで名前を出した先行馬の戦いだろう。
直線入り口では、逃げる2頭が楽に後続を離す気がする。
それに対して、大外からモストロが進出し、
一気に前2頭を捕まえてそのまま独走、
後ろも来なくて2頭が残る、という展開を予想した。
単勝1点、馬単2点、3連単2点で行きたい。




5R ゼログラヴィティー ◎
松田博師
「使って体がふっくらしてきたし上積みは感じる。
 初戦の内容からも、今回は期待したい」
新馬戦は素晴らしい内容だった。
中団やや後ろでじっくりと脚を溜めて進み、
直線で追い出すとフォームが変わってグイグイと伸びてきた。
結果的に負けたことだけが残念だったのだが、
初戦としてはそれ以外に言うことはない、素晴らしい馬だ。
2戦目で大きな前進を見ることが出来るだろう。

逃げ馬不在で、15番のダノンキセキが打って出るか。
もしくは4番のイクオリティが出るか。
ダノンの浜中としては4番が行ってくれるとありがたいだろうが、
このメンバーを見て、もう作戦を決めているんじゃないだろうか。
2頭が出た後、9番のランドルトが3番手になりそう。
それから3番のタマモピッコロもその辺に。
それらを見届けながら大外のエアルプロンが5番手に。
これらがゆったりしたペースで先団を形成する。
後は11番オープンウォーター、12番ウォーターレオ、
このあたりがある程度前目に行くことが出来るけど、
それ以外は後ろから競馬をする馬ばかり。
2番になったゼロとしては、前走と同様に中団の後ろ目が欲しい。
前述の馬たちはそれなりに強いので沈んでくることはないから、
直線に入って開いたところをしっかりと狙えると思う。
内枠に入った以上、当面は我慢が必要だ。
これは6番のレッドキングダムにも言えることだろう。

ゆったりした流れから4角でペースアップ。
ダノン、エア、ランドルト、この3頭が並んで直線へ。
いや、ダノンがもし逃げるならば並ばれたくはあるまい。
少し早く突き放しに入るかもしれない。
そこで前3頭と他の先行馬とで差が出来ると思われるので、
ゼロはここを一気に進出して上手く外に出たい。
たとえ大外まで行けないにしても、
障害物に怯むことなく直線に入れたら、
後は追い出したら一気に差しきってくれると信じている。
純粋に力が違うと思う。
人気は拮抗しそうだけども、ゼロの圧勝を待つ。
単勝1点以外は考えない。




6R スズカアーサー ◎
中内田助手
「今週も最後までしっかり動いていたし態勢は万全。
 1週延びてさらに良くなった感じ」
今週は坂路で55.8-13.1を楽にマーク。
全体時計も上々だが、終いがかなり速い。
この馬より速いのはダッシャーゴーゴー、ケイアイテンジン、
カレンブラックヒル、ゲンテン、ランブリングローズの5頭。
新馬がこれらに続いているのだから素晴らしいの一言だ。
2週間前には51秒台を叩き出しており、
これだけの動きが続けばさすがに人気になるな。
新馬なら必勝級と呼んで差し支えないレベル。
大半の3歳馬がポリトラックコースに調教の場を移す中、
坂路で何度も強く追えることだけで素晴らしいのに、
その時計が古馬にも匹敵しているのだから言うことはない。

ブックではシーピークロスとウインサーガの3頭で三つ巴だが、
調教通りならばこれが圧倒するんじゃないかな。
レースぶりを楽しみたい。




7R ウイニングサルート ◎
松永幹師
「昇級初戦で2着したように、確実に力をつけている。
 今週の動きも良く、ここも楽しみ」
使い込んで疲労だけが心配なんだけども、
今週は坂路で57.0-13.3をマーク。
これはかなり速い部類なので、まだまだ元気なのだろう。
この調子で行けば近いうちにガス欠なのは間違いないけど、
元気なうちにしっかりとOP入りを果たしたいね。
未勝利戦を中団前から進んで楽々と制し、
昇級で相手が強かった前走は中団後ろで溜めて豪脚を披露。
500万でも力上位の存在である事を示した。
天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの3番目の子供で、
兄達は期待に応えることが出来ないでいるが、
この馬は早い時期から軌道に乗って長く頑張れそう。
今回はどんな走りをしてくれるか、楽しみだ。

対抗格の13番ミルクディッパーの単騎逃げか。
中舘に乗り変わってぶっ飛ばす姿しか浮かばない。
他にも先行馬がたくさんいることはいるが、
この馬の速さが一枚上なのではないかと思われる。
早い段階で単騎逃げの態勢に持ち込みそう。
5番ワンダーアシャード、6番ワイドクロス、9番ハギノタイクーン、
10番ハワイアンソルト、11番ラブリースター、
それから12番マイネルドメニカあたりが先団を形成。
ミルクがスローペースに落とすってことはないと思われ、
2番手集団もミドルペースで淡々と進むだろうと思う。
その後ろに人気を背負う1番ウイニングサルート、
もうひとつ後ろに8番ラフィングインメイ、7番コウエイチャンスと、
終いの脚に見所がある3頭が構えてレースが進む。

2番手集団からどの馬がミルクに迫るかだが、
多分直線の半ばまで追いつけずに逃げられると思う。
むしろ大半が失速気味になるんじゃないか。
それを外からサルートが一気に交わして行って、
そのまま一気に先頭まで捕まえきれるかというレースだろう。
これに連れてラフィング、コウエイの鋭伸は予想できる。
サルートの力ならばあっさり頭まで抜けると信じて、
単勝1点、馬単3点、3連単6点としたい。




10R スノードラゴン ▲
高木師
「1400のほうが競馬がしやすいし、
 前走の勝ちっぷりならここでも通用すると思っています」
エアウルフ、メイショウマシュウ、サイオン、フィールドシャインと、
現級勝利目前の大物が4頭も集まったレースなので、
これらにどう立ち向かって行くかのレースと見ていたのだが・・・。
ブックの想定人気はまさかの3番手。マジかよw
ブックでは、何故かフィールドシャインが人気薄のほうに追いやられて、
エア、メイショウ、スノー、サイオンで完全に4強という評価。
これは本当にビックリだ。スマートロビンの評価の低さよりビックリ。
確かに3歳時にOPでちょっと実績を残しているけれど、
古馬準OPではまだ1度も走っていないだけに、
この大物相手にそんなジャッジを受けることになるとはね。
よほど関係者の、そして記者受けの良い馬なのだろう。

前走は完勝は完勝だったのだが、ちょっと不満が残る内容。
前の4頭を泳がせて進み、4角から一気に進出、
直線の半ば、あっという間に抜けそうになったところまでは最高だが、
そこから明らかに脚が鈍って、ミヤビヘレネに大苦戦。
ハイペースだったので仕方ないが、2着のミヤビも頑張れたレース。
最後はねじ伏せたが、上を狙うならもう少しだけ伸びて欲しかった。
そこを伸びないとOPで通用することはないだろう。
まあ、早く前を捕まえに行き過ぎたと言えば確かにそうなので、
距離が延びてもう少し緩い流れで落ち着いて進めたら、
最後まで頑張り通すことが可能なのかなとも思う。
馬券的にはもう手を出したくないレベルの人気だが、
評判の強さを見せてくれると期待してレースを見よう。

ここは最内のハクバドウジと大外のパルラメンターレの逃げ争い。
どちらの枠も思い切って行くには十分な枠であり、
2頭が後ろを突き放し気味に行くんじゃないかと予想する。
その後ろに人気どころが集中しそうかな。
内から2番フィールドシャイン、7番メトロノース、11番サイオン、
13番エアウルフ、14番スノードラゴンの5頭が先行脚質。
9番メイショウマシュウ以外の人気馬が全て先団に集まりそうで、
警戒しあいながら、淡々と進みそうである。
後ろからこの先団を飲み込める馬は1頭しかおらず、
メイショウマシュウの課題は、その他大勢の障害物をどう交わすか、
それに尽きると言って構わないだろう。

好位を形成すると名を出した5頭の順番は不明。
メトロノースが行ってくれそうな感じはするが。
前走の感じだとスノーが真っ先に行って後続の追撃を受けるが、
前走程度しか走れないなら絶対に負けるだろう。
外枠から出て行って相手に合わせて位置を決められるので、
アンカツの乗った感触で、冒険か安全かを決めてもらえれば。
俺は安全に乗ったほうが勝機は高いと思うけども。

人気どころで決まることは疑う余地がないが、
上位はどれが勝ってもおかしくないだろうと思う。
これらをまとめて倒して勝てるかどうか、自信などあるはずがない。
もし勝てたら、OPでも活躍を期待できるだろう。
試金石の一戦。単勝を買って見て楽しみたいレースだ。




11R マルカベンチャー ×
中山助手
「結果が出ていたのでダートを使っていただけ。
 芝は問題ないし、折り合いだけが鍵に」
これはその通りなんだろうね。
芝に関しては木曜に書いたとおり、
14走前に砂と同じような競馬から同じような結果を出している。
ダートOPでずっと掲示板に載り続けていたから、
路線を変える必要がなかったので芝参戦はなかった。
前走、初めてと言える大惨敗を喫したので、
じゃあ芝に行ってみるかということになったのだろう。
この馬自身、芝の走りは全く問題ないのは確か。
後は相手関係ということになってくるだろう。
日本では砂よりも芝のほうがレベルが高いことも確かなわけで、
シンプルに考えると厳しいだろうと思われるが。
ただ、重賞が続く中の空き巣的なOP特別なせいか、
トーセンレーヴくらいしかこれはという馬がいないので、
また掲示板を確保するくらいの内容は期待できるかも。

同じくダートから参戦のトウショウフリークがハナに行き、
これを3番ピュアブリーゼが追走する。
その後ろに13番イケドラゴンが続き、
人気の10番トーセンレーヴが4番手、8番ガンダーラと併走。
ここまで、前が速くなりそうな要素は見当たらず、
ダラッとした流れから瞬発力勝負になりそうだ。
12番スマートステージ、7番キングストリートと、
伏兵級の馬もその後ろに続いて、
その後ろに人気薄の差し追い込み馬がずらり。
ベンチャーもその一団で進むことになりそうだ。

芝への参戦だが、さらに距離も適距離ではないので、
直線だけに全てを賭けるつもりで良いだろう。
余計な動作を一切省いての道中になる。
内追走から内に突っ込んで開いたところを、って騎乗になると思われる。
トーセンレーヴが早めにレースを決めていると思われるが、
今回はそんなことは知ったことではないね。
前にいる馬を1頭また1頭としっかり交わしていって、
結果的に何着に入っているかという内容で良いと思う。
そんな強い馬はいないので、出来れば3着くらいに入って欲しいけども、
まあ、贅沢を言えるような参戦ではないから単複を小額だけ。




12R ガクニホシ ▲
伊藤伸師
「乾いた馬場が好走条件となるが、近走内容からもチャンスはあるはず。
 出来も良好だよ」
さて、前提条件が駄目っぽいわけだがw
気温が低いので馬場状態は今日とそう変わらないだろう。
乾いた馬場を前提条件みたいに言われているので不安しか生まれないが、
状態に関しては言うことがなさそうなので、
「調子が良い時によくある、苦手馬場の克服」が見られると期待したい。

それはそれとして、レースを検討しててビックリした。
勝手に1400mだと思い込んでいたのだが、1200m戦じゃねえかこれw
んー、俺はいったい何をもってそんなことを思ったのだろうか?
まあ、俺がボケてるのはどうでも良い話かw
徐々に前進して来た馬で、1200mならば勝ち負けになる。
不安は最初に書いた馬場の問題と、
関西圏で相手がグンと強くなることの2点かな。
過去、阪神と京都で1度ずつ走っているが、共に惨敗している。
この馬、差し馬なのに好走実績が中山に集中しており、
直線の急坂を利用して伸びてるんだろうなと推測できるから、
(というか相対的な話で、他馬が止まるところを踏ん張っているのだろう)
京都ってのは実はあまり良くないかもしれない。
不安点はこんなところだ。これは意外に大きいか。

それを覆すだけのパワーアップと調子の良さが欲しいのだが、
そこに関しては師が自信をもってお勧めしてくれている。
調教の動きも相当に良かったようで、
記者が2人ほど、この馬の事を取り上げていた。
不安点が大きく、強調点も大きいのが今回のレース。
さて、どのような結果に収まるだろうか。
逃げるのは人気を背負う6番ミヤビヘレネ。
鞍上が中舘に変わり、どこまでも飛ばして行く姿しか浮かばない。
って、これ書くの2度目だなw
しかしここはそれを良しとしない馬もいくらか見受けられ、
14番エーシンジェイワン、9番スズカローゼ、13番ブルーデジャブ、
このあたりが追っつけてついて行くことが予想される。
ハイペースは確定で、後はどこまで速くなるかの問題になる。

逃げに近い馬を取り上げただけで4頭だが、番手が欲しい馬も多数。
1番ラベンダーカラー、2番キンショーユウジャ、4番ミッドタウンレディ、
7番ヴンダーゾンネ、8番ネオファロス、15番コパノカチーノ。
この6頭は2~4番手の競馬に慣れきっている馬で、
しかしその位置を取れる馬には限りがあるわけだから、
これは想像を絶する先行争いになるかもしれんね。

3番シャドウエレメント、11番ガクニホシ、
12番ミッキーデジタル、16番シンコープリンスの4頭は、
別に追い込み馬じゃないけど自然と後ろからの競馬になり、
ばてる集団を外から豪快に飲み込むことになるんじゃないか。
ただし1200m戦なので、この中で先手を取ったほうが有利だとは思う。
それがガクニホシであると嬉しいのだが。
ここで最初に書いたことに戻るのだが、
「擬似的に急坂が出来たようなラストの失速」が予想できるので、
そこを力強く追ってきたら頭まであるんじゃないかと思う。
もちろんライバルの数頭も良い脚を持っているので、
そんな容易い戦いだとは思わないけどね。

ここは微妙な人気だし、単複を持って終盤のどんでん返しを楽しみたい。