アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-01-31 18:47:17 | 競馬
12戦して6勝したおかげで、勝率が22.2%まで復帰した。
連対率の33.3%と複勝率の44.4%は、
もう少し押し上げて欲しいなと思うけれど、
先週までの、ちょっと見るのが辛かった数字を思えば、
よくぞたった1週間で、ってところだ。
2月中に勝率1位の座を奪還して欲しいということを書いたけど、
まさか2月に入る前に射程圏に入れることになるとはねw
2月の終わりには、横典の数字が22%くらいに落ちてくるはずなので、
もう少し押し上げて23%くらいで推移しておきたいところだ。

今週勝った馬達を中心に、また明日にでも今後の展望をしたいと思うが、
それにしても、本当に通過点という感じで1000勝を超えて行った。
良いタイミングだし、ちょっと過去のことを振り返ってみるのも悪くないかな。
今週は微妙だけど、火曜日の余裕があるときにやってみよう。

来週のシルクロードSは騎乗馬がいないが、
アンカツの短距離でのお手馬は、
ガルダンとファリダットで紛れもなく頂点を争う2頭なので、
他のどれに乗ってもその後に乗る事はない。
空いている馬を見ても、そんなに見所のある馬はいないので、
ここはスルーしてもらえると、財布的にありがたいなw
今週で劇的に数字を戻すことが出来たので、
ここからは普通に、8~10戦して2~3勝ペースを保ってもらえれば。






土曜 京都
エルフィンS 芝1600m アドマイヤテンバ
橋田厩舎、クロフネ産駒の3歳牝馬。
フェアリーSは出遅れて外を淡々と回って惨敗。
何もすることが出来ないままに終わったが、
逆に言うと「何もしなかった」ので悲観することはない。
どうしても遊んでしまう馬だが、
経験を積んでいって変わってもらうしかないところ。
調教の動きは相当に良くなっていると思う。

ここは賞金を持っていない馬が集まっており、
その比較はちょっと難解って感じなんだけども、
とりあえず相手の名前を挙げて行くとすれば、
ヴィクトリーマーチ、グリューネワルト、アマファソン、
メジロオードリー、マシュケナーダ、くらいだろうか。
まあ、テンバを含めてこれから変わっていく馬ばかりなので、
過去を比較しようとしてもいろいろと難しいだろう。
ここはただ、テンバが力を出し切ることを期待したい。



斑鳩ステークス 芝1400m セトノアンテウス
鮫島厩舎、ロックオブジブラルタル産駒の5歳牡馬。
前走は昇級戦で、新聞の印は中スポで△が集まっている程度だったが、
押し出されるように1番人気となったのはさすがといったところ。
結果はハイペースの前崩れに巻き込まれる形で、
勝ち負けに絡むような惜しいところがほとんどない6着に終わった。
が、見方を変えてみれば非常に強い内容だったと言えて、
4コーナーのところでもう後ろに飲み込まれる格好だったから、
それが0.4差の6着だったというのがこの馬の底力。
かつて準OPでも最強級だった力の一端は見ることが出来た。

気を取り直して地元での一戦。
得意の条件(というほど勝ちきれないがw)で巻き返しを期待だ。
調教の動きも文句なしで、今度はやってくれるはず。
相手は、ボーダレスワールド、ランチボックス、ロードバリオスの3頭か。
特にロードバリオスが人気を背負うことになるだろうが、
これを倒してOPでの活躍を展望したいところだ。



すばるS ダート1400m 未定






日曜 京都
春日特別 芝1800m 未定



橿原S ダート1200m テイエムクレナイ
福島厩舎、ティンバーカントリー産駒の5歳牝馬。
500万条件を圧勝してその勢いで挑んだ前走の1000万。
500万での勝ちっぷりを大きく上回る強さで圧勝した。
元々は堅実に走る馬だったけど、
長期の休養を経て、馬が大きく変わったようだ。
一瞬の脚、いわゆる決定力を加えて帰ってきた感じ。
前走の内容、時計ならば間違いなく準OPで通用するだろう。

今回の相手関係をざっと見渡してみたが、
見落としがなければ、敵はスペシャルクインのみ。
後は、ドリームクラウン、ナムラカクレイと、
同じ昇級組のほうがよほど手強い相手と言えそうだ。
それから、連闘で格上挑戦のアナモリが出てきたらって所。
まあ、この相手関係ならば2番人気になりそう。
前走の走りからさらに前進があれば、難なく勝てそうな気がする。



シルクロードS 芝1200m 未定

日曜日の結果

2010-01-31 10:33:29 | 競馬
2R テイエムバゴオー 9着
好スタートから軽く仕掛けて前へ。
内のメイショウエバモアと併走状態で1角へ。
最初の感じは、引いて2番手だったのだが、
外から予想外のタマモアルプスが並んできたのを一瞥して、
これを行かせないという感じで仕掛けて2番手を主張した。
さすがにタマモよりは速くて2番手は確保したんだけど、
勢いがつきすぎてメイショウと併走して行く形に。
折り合いを欠いているというわけでもなかったんだけど、
メイショウとバゴオーが並んで進めばやはりペースが速い。
速いなりに手応えはそこそこあって4角に入ったが、
直線に入って早々に力尽きてしまった。レースは前崩れに。

とにかく前に行きすぎたw
最初のタマモアルプスの動きは確かに誤算だった。
結果的に、上手くあれを放っておいてメイショウに競らせていたら、
もっと良い結果になっていただろうと思われる。
が、戦前の組み立てでメイショウを最大の敵だと思っていただろうし、
ああなったらああなったで、プレッシャーをかけ続けたのは理解は出来る。



5R アドマイヤスコッチ 9着
隣の馬が派手に出遅れたのでマシに見えたけど、
この馬ももっさりと出てスタートから動けなかった。
少し気合を入れられて中団の後ろくらいに行けそうだったが、
隊列が決まった時には後方4番手から。
レースはアグネスジャスパーが楽々とハナを奪って、
番手の騎手たちがそれを放置することを決めた地点で終わったのだが、
それは置いておくとして、スローで流れていたにもかかわらず、
大した加速をすることが出来ないままに4角を回って直線に入ると、
そのままの位置を守ってゴールしただけで終わった。

まあ・・・今週の調教からはこんなもんかという感じだった。
これで変わるのかどうか。今日の内容ではけっこう疑問符だが。
値段相応なんて言わないからw まず勝ちあがって欲しいね。


8R シャドウデイル 1着
絶好のスタートを決めた。出たままに仕掛けて進出。
すぐに加速がついてグングンと前に押し上げて行って、
楽な手応えでレジャイールの2番手についた。
この地点で勝負あった感じだったね。
レジャイールの淡々とした逃げをぴったりと追走して行くと、
3番手以降から絡まれることなくマイペースで進むことが出来、
抜群の手応えで4角から進出開始。
直線に入るところではほぼ持ったままで先頭に立つことに成功し、
そこから仕掛けられてスッと反応して後続を突き放した。

抜けて1頭になってから、明らかにフワフワしているのが分かったが、
気を抜かないようにしっかりと追って最後まで集中させ、
人気のピースオブパワーの追撃を余裕で振り切った。
勝負はスタートで決まった。完勝だったな。
久々に乗ったが、初勝利以来の2勝目をプレゼントできてなによりだ。


9R タガノクリスエス 1着
好スタート。ふわっとした感じで急かさず。
行く気になれば余裕で先頭を奪える速さだったが、
我慢させて馬群のど真ん中に突っ込ませた。
混雑する馬群の中で物理的に動くことが出来ないようにして、
中団の後ろでひたすら耐え忍ぶ形に。
クリスエスは見た目明らかに行きたそうにしていたが、
少しだけハミをくれてやるような、往年の岡部っぽい独特の格好で抱え込んで、
とにかくひたすらに我慢させて道中を進んだ。
3角を過ぎてから少しだけ緩めたが、そんなにがっと行かなかったので、
後はアンカツの仕掛けるタイミング、4角の立ち上がりから外目に出しつつ、
直線に入ってからスパートさせた。

我慢した甲斐があって、追われて一気に先団を飲み込み、
これまでの詰めの甘さが嘘のような快勝を果たした。
やりたかったことを完璧にすることが出来た。
能力的にはこれくらいやれて当然の馬なんだけど、
どうしても出来ずに苦しんでいたことを出来たのは素晴らしいね。
お見事。


10R バアゼルリバー 7着
ゆったりとしたスタート。まあまあ、いつも通り。
そのままゆったりと後方3番手からになった。
予想よりは流れが速くなることはなく、
隊列は縦長なものの、それぞれの間隔は1馬身ずつ。
ついていくのは非常に楽だったと思われる。
目の前にヤマニンウイスカーを置いていたし、
虎視眈々と窺っているなと期待できたのだが。

3角過ぎからペースが速くなって、
ヤマニンを中心にグンと馬群が凝縮したところ、
その後ろをついてきているはずだったバアゼルがいなかったw
コーナーリングを終えただけで最後方に下がっていて、
直線を軽く走って2頭を交わすだけに終わった。
正直、途中までは雰囲気があったように感じたんだけど、
4角過ぎあたりに急に駄目になった気がした。
雨もそんなに良くなかったと思うけど、
とにかく走るのに集中してくれないとどうにもならないな。
これまでと何かが変わったということはなかった。


11R ザレマ 3着
好スタートを決めて軽く仕掛けて前へ。
行き脚は抜群で、押し出されるように先手を奪った。
ベストロケーションが競りこんでくることはなく、
実に楽な手応えで超スローを作り出して進んだ。
ベストロケーションが壁になって3番手以降が絡んでくることがなく、
これだけ遅いと前しかないだろうという感じで4角を回った。
ちょっともたれ気味だったが修正しつつ直線に入って、
手応え十分に追い出しに入ったのだが、
ぴったりとついて来ていたベストロケーションの脚色が良く、
直線の半ばではっきりと交わされてしまった。
ああ、負けた・・・と思っていたら、そこから食い下がり続けて、
ゴール寸前では差し返すような格好になってのゴール。
惜しくも差し返す事は出来なかったが、
またもザレマの底力を見ることになった。

外から常識をすっ飛ばして飛んできた馬は知らんw
ザレマとしては、やはり馬体が太かったんじゃないかと思われる。
それから、直前に降って来た雨は有利ではなかった。
外からふざけた脚で飛んできた馬に対しても、
この2点がなければ勝っていたと思われ、残念だった。
次が引退レースだと思う。最後のレースに賭けたい。


12R マルカベンチャー 1着
派手に出遅れたw
後ろから行く馬なので大きな問題ではないけれど、
出来れば出てから下げたかったので、さすがに焦ったが、
そこはアンカツ、いつも通りに動じずにゆっくりと。
出遅れたと言っても、好スタートを切るよりはマシだったと思うしね。

1200mらしくしっかりとレースは流れており、
後ろのほうを急かさずにじっくりと進んでいた。
ただ、雨が降って馬場が締まってきていたことがあって、
大外に持ち出すのは危険だと判断したのだろう。
とにかく勝つことを目標に乗っていたと思われるので、
多少のリスクを考慮しても馬群に突っ込む作戦を選んだ。
素晴らしい勢いで馬群に突っ込んで行くと、
直線入り口から少しの間に、かなり狭かった空間を鋭く突き破って、
それから気合の鞭と共にエンジン全開。
まさに並ぶ間もなしの一言で全馬を抜き去った。

レースぶりに焦ったところは一切見られなかったけど、
レース直後のアンカツが見たこともないくらいに嬉しそうだったw
苦笑いしてたのか何なのか、ちょっと面白かったw

日曜日の騎乗馬と予想

2010-01-31 09:07:13 | 競馬
あっさりと1000勝を達成。
さらに1001、1002と期待通りに続いてくれた。
どれも良い内容だったのが嬉しいね。
詳しく振り返るのは月曜か火曜日としたい。

今日も良い馬が揃っているので楽しみだ。





2R テイエムバゴオー ◎
福島師
「行きっぷりが違ったし、ダートで内容が一変した。
 すっと先手が取れれば、もっと粘れる」
メイショウエバモアとどちらが内になるかと思ったが、
4と5で並んでメイショウのほうが内に。
これだとメイショウのほうが前になるような気がするが、
もう一つ内に、先手を主張しそうなエーシンサスケハナが入り、
喧嘩することなく3-4-5、もしくは3-5-4の隊列か。
もちろん、スタート次第で変わるところはあるだろう。
前の3頭の位置なら、どこであれレースの始動権が手に入るので、
喧嘩さえしなければ、どういう順番でも誰も不満はあるまい。

メイショウエバモアが前走を好時計の2着に好走した。
それのおかげで3倍ちょっとの1~2番人気になりそうだが、
そのエバモアを前走位置取り争いで叩き潰したのがバゴオー。
エバモアが内枠からハナまで取ろうというところを、
押して出て行って先手を奪ったことで、
エバモアは中団のインに押し込められて、簡単に沈んで行った。
エバモアの池添はこの形だけは避けたいだろうから、
他の2頭よりは積極的に出て行く気がするね。
まあ、上に書いた通りに大きな差異はないと思うけど。

それなりに速い流れで進むんじゃないかと思う。
今の京都ダートで1分55秒台で走る2頭が前にいる以上は、
消耗戦に近いレースになるんじゃないかと思われる。
4番手以降はやや離れるんじゃないかと考えていて、
これらのほうがおそらく4角で先に脚をなくしてしまうだろう。
能力差が大きいだろうと考えている。
後ろからやってこれるのはアドマイヤマリンしかいない。

直線は純粋な力比べ、粘りあいになると思われ、
思い通りに走れば人気3頭の力に差は感じない。
アンカツファンとしては、バゴオーが勝つことを期待するのみだな。
僅かに、調教などからエーシンサハノスケに一変の可能性があると思うので、
堅いレースだと思うが、これも相手に含めて少しだけ穴も狙ってみたい。
まずは単勝。それから馬単3点と3連単6点で。



5R アドマイヤスコッチ ▲
松田博師
「時間をかけてじっくりと乗り込んで来た。
 芝向きのタイプだし、実戦に行って良さそう」
調教からでは5番手か6番手と行ったところだが、
タイプ的にウッドチップは合わないということなので、
それは先生を信じて行くしかないところ。
血統的には、過去にクロフネがいたのは置いとくとして、
それ以降の馬達の成績を見る限り、とても信用できたものじゃないw
調教抜群の2頭に続いて、後ろと離れた5.5倍の3番人気になるのは、
血統的なものと、メディアがとりあげていること以外の何物でもない。

まあ、幸いにもアンカツの好成績に助けられて懐に余裕があるので、
後藤の「値段相応の動き」という、信じがたい発言も信じて買ってみるか。
もし勝ったら「後藤凄いぞ」と言いたいw
まずは単複を買うとして、相手には調教抜群の馬を。
スマイルタイム、アグネスジャスパーに、スズカサクセスを含めて、
4頭のBOXでも買ってみようかなと思う。



8R シャドウデイル ▲
助田助手
「放牧明けになるが、稽古の動きは良かった。
 現級なら力上位だし、メンバー次第で」
これは人気がちょっと意外だな。
確かに力上位で通用するとは思っていたけど、
3番人気にまで押し上げられるとはまったく思ってなかった。
まあ、似たような戦績の馬が多い中で、
成績表上の安定感という意味では3番手になるのか。
別に勝ち負けには絡めてないんだけども。

積極的にという気にはならないレースだけど、
安定して勝負にはなるだろうと思っていたので、
3着内を期待して馬券の軸にしたいと思う。

先手を取るのは9番のレジャイール。これは少し飛ばしそう。
これを追って、休み明けの6番ピュアシルバーか。
内から2番のマジックモーメント、それからシャドウデイルか。
3~4番手の外目くらいの追走になりそう。
過去の様々な内容からして、ここが理想の位置。
ピースオブパワー、ピサノプレミアム、ブレーヴゴールド、
同じく外目の枠になった人気馬も揃って続く。
先行勢はこの程度か。番手の集団は落ち着くかもしれない。
やや後ろからになりそうなフサイチダイチャンとトーホウボガードは、
後ろで動かない集団に巻き込まれたくないところだろうが、
普段の競馬を見ていると怪しそうな雰囲気があるね。

4角、とりあえずピュアシルバーが動くのだろうか。
自分で出て行って消耗戦にって馬は見当たらず、
なるべく穏やかに、脚を残して直線に入って、
ジリジリと粘りたい馬が揃っているように思われる。
前につけた集団がそのまま小競り合いをすることになりそうで、
一番しぶとかった馬がそのまま押し切りそうだ。
それがシャドウになることを期待したい。特に自信はない。

とりあえず単複を買うとして、後は大した根拠もなく適当に。
直線半ばまでフリーで走れそうなレジャイール、
ひと叩きして調教が良くなったピサノプレミアム、
前走先着されたブレーヴゴールド、この3頭へ流したい。



9R タガノクリスエス ◎
松田博師
「厳しい展開だったがよく踏ん張っていた。
 終いまで脚を溜められればチャンスは十分」
前走はかかったところで無理に抑えずすっ飛んで行ったが、
馬が満足してしまって直線で早々に失速。
先生は踏ん張っていたとあるが、俺は何も踏ん張ってないと思う。
走破能力だけなら互角と思われるトーセンモナークに対して、
どうぞ勝ってくださいと貢物を差し出したレースだった。
単純な能力ならトーセンとも戦えるはずだが、
競馬に必要な競争センスの絶望的な差はいかんともしがたかった。

程度の差はあれ、毎度毎度同じことを繰り返している。
乗る騎手乗る騎手、一所懸命に我慢を教えようとしているのだが、
よくもまあ、飽きずに騎手に逆らってかかり続けているものだw
久々にアンカツが乗ることになるが、どうやって制御するか。
アンカツは、過去にこの馬に乗った騎手の中で、
福永と並んで溜めれていた騎手だが(結果は大して変わってないがw)
バケツに汲んだ水を派手にこぼしながらの追走だった事は否めない。
さて、今度はどうか。
この馬には何も関係ないが、アンカツの流れ的には上手く行く気がするがw

今回は前走先着されたハイローラーに人気を譲ることになるが、
普通に折り合ったら負けることなどありえないと思われる。
しかし折り合う可能性がほとんどないのが現実で、
この人気が間違っているとは思わない。妥当なオッズ。
ただ、クリスエスが3.2倍つくとは想像していなかったので、
なんとなく美味しそうなオッズに見えることも間違いない。
普通に走れれば。簡単そうで難しすぎる問題の報酬が3.2倍。
どうだろう、単勝を買う理由には十分か。

レースはクリスエス次第でどうとでもなる。
暴走すれば前を叩き潰すことも簡単だし、
結果はどうあれ溜めきれたら、前が断然優勢になる。
相手関係を考えるのは無意味に近いと思う。



10R バアゼルリバー ○
松田博師
「前走は最後までハミをとらなかった。
 力は通用するので、走る気さえ出してくれれば」
9頭立ての2400m戦。
バアゼルにとってはこれ以上ない条件設定だ。
前走は最後までハミを取ることがなかったのこと。
ようするに、やる気がなかったということで、
アンカツで勝った3走前のコメントと一致。
相手関係というよりも、とにかく気分次第なので、
(勝つか大惨敗か、あまりにも両極端なのがその証)
そういう意味でも今回の条件は期待を持ちたくなる。

デビューから3走目のレース内容が秀逸。
同じ阪神の2400m戦で後方で馬なりに進ませて、
直線で綺麗に外に持ち出すと末脚が爆発しての差しきり。
次の青葉賞で穴人気したのも当然と思える競馬内容だった。
それからは期待に反して惨敗続きな訳だが、
アンカツのコメントは判を押したように「やる気がない」だ。
この馬が力負けした事は過去に1回しかないと思う。
2走前のオリオンSの5着。これはしっかり力を見せた。
内をすくった馬達に負けたのはコースの差もあると思うが、
外を走っていた3着のジャミールには完敗である。
ただ、これは相手が本当に強かったことがあるし、
バアゼル自身も追い出したところで少しもたついていたので、
もうちょっと差を詰める事は可能だと感じた。
この時、見事に内をすくったヤマニンウイスカーに負けているが、
その差はわずか0.3、逆転は可能な差だと思っている。

ヤマニンウイスカーが強い事は分かりきっていることで、
展開はどうあれ、この馬が直線で堂々と抜け出すことだろう。
バアゼルがやる気になってくれたら、これを目標に襲いかかれるはず。
ちなみに昨日、坂路でちょっと強めに追いきられている。
62.9-43.9-26.8-12.5
じっくりじっくり溜めていって、最後にスパッと切れた。
時計からちょっとした気合を感じるので、さらに期待は高まっている。
逃げるワンダームシャを中心に馬群がばらけて進みそうなので、
ちょっと自信を持って買いたい。

単勝と、2頭軸で3連単総流しの14点。



11R ザレマ ◎
音無師
「今週の坂路で好時計が出たし、調子落ちは感じない。
 56キロを背負うけど、この相手関係なら期待は大きいよ」
京都牝馬Sは基本的にメンバーの揃うレースではないが、
今年もかなり軽い構成となった。昨年と同程度だろう。
一昨年、昨年の雪辱を晴らして引退に花を添えたいところだ。

スタートから軽快な先行力があるものの、
それに頼りすぎると足元をすくわれる競馬になってしまう馬で、
終いが鈍ったところを内から差し込まれることが度々ある。
唯一勝つことが出来た京成杯は、
直線に入るまでにサイレントプライドとマイネルスケルツィに蓋をされて、
動けなかったことでちょうど脚を溜められて、外に出てから弾けた。
2着に負けはしたが阪神牝馬Sでは、
自らの意思で先団の後ろに待機してじっとしていくことで、
最後まで鋭く伸びることが出来た。
もう1つ、4着に負けたヴィクトリアマイルでも、
出遅れたことで中団の後ろに包まれて、
それによって最後までしっかりと伸びることが出来ている。
この3戦以外は、程度はどうあれ最後に失速して差し込まれている。

過去走を総合して、好走のための条件を書くと、
「包まれてレースを進めて、直線でスムーズに前が開くこと」
ということになるだろう。それが極端なのがザレマ。
言葉にすりゃ簡単だけど・・・難しい事は誰にでも分かるw
直線をスムーズにするためには、極力包まれないほうがいいに決まっているし、
前後左右を壁にして進むとなれば、多分に運が絡んできて甘い考えは出来ない。
昨年の京都牝馬S、クイーンS、富士Sあたりの差し込まれたレースが、
この馬の仕掛けどころの難しさを分かりやすく教えてくれる。

今回こそ上手く行かせたいところだが、
机上で考える分には、上手く行きそうな雰囲気がある。
まず、7番のショウナンラノビアが逃げるのは間違いあるまい。
6番のザレマはこれの後ろについていくことになるだろう。
1~5番は全て差し追い込み馬で、先行してラチ沿いに行ける。
前にショウナンラノビアを置いた形で、
外から8番のヒカルアマランサス、12番のブラボーデイジー、
それから大外のベストロケーションが上がってきそうなので、
3頭のうちのどれかが、こちらの外についてくれそうなのだ。
前にショウナン、左に3頭のどれか、右にラチを置き、
後ろに、内枠のクラウンプリンセスかプリマフォルツァあたりがつけば、
動けずにじっと脚を溜めざるを得ない状況を作れるだろう。
ショウナンラノビアはそこそこ速い逃げを打つ馬なので、
ペースに苛立ったりすることもないと思われる。
まあ、ザレマはかかる馬ではないけれど。

この状態で直線に入ったとして、
今回は京都の外回りなので必ず前が開くからね。
出来れば、外の3頭よりも後に動くくらいが良い。
ヒカルアマランサスかブラボーデイジー、
このどちらかの右か左に併せに行ければ完璧だ。
どちらも、悪くともゴール前100mくらいは頑張れるくらい強い馬なので、
ザレマも気を抜かずに頑張ってくれるんじゃないかと期待できる。
最初に好走例としてあげた3レースくらいに頑張ってくれたら、
このメンバーならきっちりと退けれて良いはずなんだ。

それが出来ないからこんな成績の馬なんだけどw
今回は、展開予想を字面に起こした限りは上手く行きそうな気がする。
勝ちきるところを期待したい。負けは考えずに行きたい。
まずは単勝で、それから基本的に前残りと踏んで考えたい。
ヒカルアマランサス、ブラボーデイジー、それから中団のレインダンス。
この3頭相手に、頭固定で馬単と3連単を買いたい。



12R マルカベンチャー ◎
中山助手
「前走は勝ち馬にうまく乗られた。
 鞍上も2度目になるし、今度は決めてくれるだろう」
前走は勝ち馬が奇想天外だった。
ベンチャー自身、完璧に乗られて末脚が爆発。
決して最後の脚が鈍ったということはなく、
ラップタイムから推測するに、
ラストは11.4-11.3-12.1くらいで伸びている。
勝負どころから文句のつけようのない決め脚だったのだが、
ベンチャーが勝負に出たラス3のところをあえて溜めに入って、
最後に11秒台前半を持ってきたスリーアリストの豊に負けた。
スリーアリストとの勝負という意味では早仕掛けになってしまったが、
非常に高度な攻防で、このレースを見れたことに満足している。

1200mにおいて、3着以下を3馬身突き放す決定的な走りで、
前走を再現すればまず負ける事はないだろう。
最内枠に入ったことが唯一の不安というか、余計なことだが、
ゆっくりと出て、下げてから外で問題ないだろう。
不安があるとすれば「好スタートを切ってしまったとき」だけだな。
まあ、その可能性はあまりないと思うが。
もし中団馬群での競馬になったら、
前が詰まらなければ楽な競馬になると思うが、
捌けるかどうかは他の人馬の動き次第になるので、
出来ればそうならないようにしたいのだが、
まあ、それはスタートしてからの状況次第だな。

単勝が2倍ついているので、それに大きく賭ける。
相手は順当に、同じく力上位のスリーサンビームだと思われ、
馬単1点で良いと思うんだけど、
ヒモ荒れを期待して3連単総流しをしてみたい。

土曜日の騎乗馬と予想

2010-01-29 22:22:32 | 競馬
明日はかなり遅くなると思います。
遠くでしかも時間のかかる仕事なので、明日中の更新は厳しいかも。
1000勝達成でめでたいなどと言わず、
そこからさらに積み重なっていると嬉しいな。
期待できる馬が揃っていて楽しみだ。





3R トウカイレジーナ ◎
安田景助手
「もともとダートの方が良いと思っていた馬だし、
 条件変わりはプラス。好勝負を期待」
ルナドリーム、ビップピュアレディとの三つ巴の評価。
前走2着で豊に鞍上強化のルナドリームがいるので、
1番人気はないだろうと思っていたが、あるかもしれないな。

芝でデビューして5着だったが、
この芝参戦はダートで除外されてやむを得ずのもの。
前走のレース直後、先生が次はダートとコメントしているように、
後付でもなんでもなく、ダートでこそと思われていた馬。
芝である程度の力を見せてくれたことで、
牝馬限定戦ならまず大丈夫だろうと思わせてくれる。
この馬のレースを見たことない人に対して、
前走のVTRをラスト300mまで見せたとして、
結果は勝ち馬と0.1差でしたなんて言っても、絶対に誰も信じないだろう。
並の馬ではまず無理な巻き返しを出来た事を評価したい。

内のダイシンベールが逃げを打つと思われるので、
これについていく形で2番手の外で良いだろう。
ルナドリーム、クラシックアート、マルヨシャトルとついてきて、
その後ろにビップピュアレディになるかな。
牝馬限定戦でそんな大した能力を持った馬がいるわけではなく、
レジーナ以外はダートでの走りがだいたいい知れている。
平均ペース程度で進んで、レジーナが4角先頭に。
後ろからルナを筆頭に離れずに追いかけてくるだろうけれど、
レジーナが砂を苦にしなければ、突き放す一方になるはずだ。
1分26秒くらいで勝ち上がることになると考える。
ルナ、クラシック、マルヨがちょっと苦しくなって、
その後ろからビップが2番手に上がるのではないかと考えている。

まずは単勝。それから、馬単1点、3連単を3点で。



5R ステージプレゼンス ◎
清山助手
「休養前の一戦は落鉄が影響したもの。
 以前より落ち着きがあり良い状態だよ」
前走は落鉄してたことを完全に忘れてたw
ゲート前で落鉄してしまって、かなり長い間拘束されていた。
それだけが原因で反応できなかったとは思わないが、
少なくとも、拘束されたことに好影響があるわけはなく、
前がどん詰まりになったことも合わせて、前走は度外視できる。
エイシンフラッシュが斜行しながら狭いところを抜けたので、
あそこでこの馬も頑張って主張していたらまず事故っていた。
勝負と安全の切り分けがはっきりしているアンカツらしいレースだったと思う。

立て直されての一戦。
その力は未勝利で上位とかそういう低いレベルではなく、
OPでも上位勢力になるものだと推測される。
初戦こそ立ち遅れて後ろからになったが、
前走の感じを見る限り、普通に先行することが出来る。
好位から持ったままで突き抜ける姿を期待したい。

今回、出走馬のほとんどが先行できていない馬。
最内のマルカボルト、2番のシンコープリンス、
伏兵の2頭がさっと前に出て行くのはわかるとして、
それに続く先行馬がまったく見当たらない。
無理する馬がいるかもしれないから、それは流すとして、
自然に行けばプレゼンスは4番手か5番手からになりそう。
馬群に包まれるということもなく、視界を保って競馬出来そうだ。
不確定要素はほとんどないと思われる。
対抗格のカネトシパサージュ、フェリシダージらは後ろから。
これだけ後ろから行く馬が揃ったら、出来るだけ前にいたいだろうけど、
過去走を見る限りは、そういう器用さは持ち合わせていない。
障害物に包まれて苦労することになるんじゃないかな。

この構成でペースが上がるとはとても思えず、
ドスローから上がり34秒程度の瞬発力勝負になると思う。
前の2頭がプレゼンスの脚に抵抗できるとはとても思えず、
大楽勝となるだろうと考える。
ただ、プレゼンスがそんな早く動くとも思えないので、
それなりに頑張って粘りきるだろうとも思う。
後ろから差し込んで来れそうな馬は3頭くらいだが、
あまりにも展開が向かないだろうと考えている。
単勝を押さえにして、マルカとシンコーへ馬単と3連単を2点で。



7R ペガサスヒルズ ◎
寺井助手
「前回はやや追い不足で体も立派だった。
 この中間は併せ馬でしっかり。巻き返しを期待」
調教の重要性を再認識した前走。
実力は、人気通りに圧倒的だったはずだが、
初戦で楽に動けた程度の流れについていくことが出来ず。
調教本数の少なさについては、指摘した通りに考慮に入れていたけど、
直前の動きの軽さに安心してしまったのが失敗。
前走自体が最初の本格的な追いきりだったとして、
それを基点に、併せ馬をしっかりやってきたので今度は大丈夫。
良馬場のダート12で、楽々と1分12秒で走る馬が弱いはずがない。
不確定要素が混ざりやすい1200mより1400mのほうがありがたいし、
今度はまず力を発揮して勝ってくれるだろう。

11番のマリヲと5番のイッツアチャンスが逃げ馬。
それほど速い逃げ馬だとは思わないけど、
行きたいと主張するだろうから、行かせてあげれば良いだろう。
ヒルズは楽に3番手から競馬を進めれば良い。
もしかしたら、馬なりのこちらのほうが速いかもしれないが。
それから、7番のケイアイデイジー、大外のペプチドソロモン、
3番トウカイトキメキ、9番のナリタシーズン、10番のブラックイレブン、
このあたりが先団を形成することになりそうだ。
もしかしたら大外のペプチドソロモンが無理をするかもしれないが、
それ以外は、流れを速くして歓迎って馬はいないと思われ、
淡々とした平均ペースでレースが進むと考える。
ヒルズが3番手にいれば、各馬その後ろで落ち着くだろう。

勝負どころから、ヒルズがレースを動かすか。
トウカイキラメキ、ナリタシーズンが反応してきそうだが、
これらを引き連れて堂々と進出し、
直線に入って早々くらいに先頭に立ちそう。
未勝利戦の内容から、気を抜くような面は見せないと思う。
最後まで力強く駆け抜けてOP入りを果たして欲しい。
相手がどこまで頑張るかにもよるが、1分24秒台の勝利を期待する。

後ろから追い込めるのは8番のトイボックスくらいで、
この馬の末脚はちょっとこのメンバーでは抜けているんだけど、
最後方近くでじっとしていることが条件みたいになっており、
ハイペースにはならないと思われる今回も、おそらく間に合わない。
前で頑張る馬で、終いがしっかりしていそうな馬を選びたい。
トウカイキラメキ、ケイアイデイジー、ナリタシーズンかな。
単勝と、馬単3点、3連単6点で。



8R カイシュウボナンザ ◎
領家師
「4角で外に振られたけど、格上挑戦であの内容なら上々。
 体の雰囲気も良くなってきたよ」
思っていたよりも圧倒的に、ダノンヨーヨーに印が集中した。
この印の感じだと、ダノンが1倍台前半でこちらは5~6倍台ってところ。
実際はそんなわけにはいかないだろうが、3倍台にはなりそうだ。
ダノンヨーヨーもこのクラスなら即座に突破する馬だと思われ、
この馬相手に自信を持って勝てるとは言えないんだけど、
こういう配当になるなら、楽しみが大きいな。

前走は見れば一目瞭然、4角で外に飛んでしまった。
大外の馬、いったい何やってんだろ・・・って感じであるw
コーナーリング力を試される中山であんなことになっては、
そのまま沈んでしまってもおかしくないのだけど、
直線入り口から持ちこたえて、最後にもうひと伸びを見せての4着。
あの内容なら、次が1000万条件でも買いたくなるだろう。
「あの4着の馬、次に広いコースなら買いだな」
と思うのが、前走を見てのごくごく自然な発想だと考える。
500万に戻って京都の外回りのマイル戦、
ここで狙わなくてどうするんだという絶好の条件を迎え、
強敵がいるとはいえ2番人気になるなら、馬券面での期待は膨らむばかり。

2番のキョウエイタキオン、5番のガンダーラ、2頭の逃げ。
おそらくガンダーラのほうが前に行くだろう。
1番のアイアムピカイチ、4番のマッキーコバルトが続き、
外から3番人気のアンプレショニストが5番手といったところか。
外からシルクドミニオン、テキーラあたりも先団後ろに出てくるとして、
カイシュウボナンザはその後ろの中団になりそうだ。
基本的には追い込み型だが、この構成なら8~9番手になりそう。
そこから弱い追い込み馬が集まって、
ダノンヨーヨーはおそらく最後方からになる。
この馬、致命的にスタートが下手だからね。
過去走を見る限り、普通に出る可能性はかなり低いんじゃないかと考える。
前に行く馬達に生粋の逃げ馬と呼べる馬はおらず、
せいぜい平均ペース程度になるだろうことを思うと、
ヨーヨーの脅威の末脚をもってしても、またも間に合わないシーンは十分。
しかし、それに近い脚を持つボナンザならば間に合う。スローでも大丈夫。
最初の位置取りが、そのまま明暗を分けることになるだろう。

コーナーリングを上手にするだけで良い。
京都の外回りになるのは本当に大きなプラス材料。
前にはアンプレショニストが頑張っていると思われ、
追いかけるべき対象が常にいることで、気を抜く可能性も低い。
ボナンザが力を発揮する条件が完全に揃った。
ここは相手を考えずに単勝のみで勝負したいレース。



11R ゲバルトステイヤー ◎
影山助手
「本調子手前だった前走で能力を再確認できた。
 まだ絞れる体つきだけど、上積みは十分」
9ヶ月ぶりのレースを、好時計で0.2差に好走。
準OPへの昇級初戦は人気を背負いながら大きく負けてしまったが、
1000万での勝ちっぷりが嘘ではなかったことを示した。
普通に考えれば、叩いての上昇があるはずで期待は大きい。
調教の動きも文句のつけようがなく、楽しみだ。

大半の馬がハンデ55キロ以下であり、
このレースのレベルの低さを物語っている。
いや、ハンデはあくまで実績を示したものだから、
これから強くなる馬に対しての評価は出来ないので、
低いと言い切る事は出来ないわけだけど、
少なくとも「キャリアがあってハンデが軽い馬」については、
大したレベルにないと言ってしまって差し支えはない。
このレースは・・・やはり低レベル戦ではないかな。
キャリアの浅いゲバルトやキティやクリュギストあたりが期待されるレース。

逃げるのはメイショウラッシーか。これしかいない。
それを追ってクリュギストが2番手、ディアプリンシパルが3番手。
キティ、タマモクリエイト、パープルアカデミーと続いて、
ゲバルトはアドマイヤマジンらと共に、その後ろくらいになるかな。
ペースはスローになりそうだね。
ケアレスウィスパー、グランプリサクセスあたりの、
後方待機組は厳しいのではないかと思われる。
前で一番安定して脚を繰り出しそうなタマモクリエイト、
それを追うゲバルトステイヤー、そして粘るメイショウラッシー、
そんな構図になるのではないかと思う。
昇級馬にはまったく魅力を感じていないが、どうなるかな。

俺の中では、ゲバルト→タマモ→メイショウの順番が決まっている。
単勝1点、馬単1点、念のために馬連1点、3連単1点で行きたい。

今週の騎乗馬

2010-01-28 22:14:00 | 競馬
1000勝へ向けて、良い馬が揃った。
押し出されて人気というような、微妙な感じの馬はほとんどいない。
記念の勝利は最初のレースで決まるんじゃないかと思っているけど、
どれだけ遅くなってもまあ、最後にマルカベンチャーがいるのでw
ま、無難に行けば3つや4つは大丈夫じゃないかな。
それよりも、全馬に掲示板(できれば複勝圏)を確保して欲しいと思っている。
先週と合わせて、良サイクルを確たるものにしておきたい。




土曜 京都
3R 3歳未勝利(牝) ダート1400m トウカイレジーナ
安田厩舎、ワイルドラッシュ産駒の3歳牝馬。
芝のマイル戦でデビューして5着。
レース内容はといえば、最初から仕掛けて出て行って2番手追走。
平均ペースに乗っていたが、3~4角から外に逃げ気味になり、
それを矯正しているうちに何頭かに交わされてしまった。
他馬の加速についていくことが出来ず、沈む格好だったが、
そこで沈まずに後ろをしぶとくついて行くと、
最後の1ハロンで止まった前の4頭を逆に追い詰める芸当を見せた。
そうそうお目にかかれないレースぶり。やや悪い意味だがw

別に4角で急に流れが速くなったとかそういうことはなく、
この馬が勝手に失速して置いていかれただけ。
はっきりと置いていかれながら、最後はこの馬だけ失速していない。
不真面目さを出した感じで、まともなら勝っていただろう。
先生は前走直後に次はダートでと明言しており、ここは狙っていた鞍。
ワイルドラッシュ産駒がダートで前進しないはずがなく、
大いに期待することが出来そうだ。

ダートで2着したことがある馬が3頭いるレースだが、
どれも牝馬らしく1分26秒を切るには至らず平凡。並のレベル。
レジーナに砂適性があるならば(まずあるだろうと思っている)
苦戦することなく勝てると思う。
2番人気か3番人気だと思われ、単勝が楽しみ。



5R 3歳未勝利 芝1800m ステージプレゼンス
角居厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。
初戦は後方から追い込んだが届かずに4着。
伸びて止まって伸びて・・を繰り返すような格好だった。
2戦目はまず大丈夫だろうと思われたのだが、
中団の真ん中で追走して絶好の手応えだったところ、
エイシンフラッシュとの位置の取り合いに負けて置いていかれ、
全騎手が必死に追っているところ、一人だけ持ったままになっていたw
勝負がついたところでようやく外に出て、
わずか100mだけで大半の馬を交わして3着に追い込んだ。
どう見たって力を出し切れていないし、最後は凄かった。
ここで先着された2頭は重賞の京成杯で1、3着に走っており、
この馬の力は、悪くともそれくらいにはあるはず。
復帰戦の走りを楽しみにしたい。まだクラシックに間に合う。

カネトシパサージュ、シンコープリンス、フェリシダージ、
マルカボルト、ロードホーリーなど、
未勝利としてはなかなか好メンバーが揃ったレースだが、
これらを軽く倒すくらいじゃないと上では戦えない。
休み明けでも断然人気を背負うことになるが、今度はきっちり勝ちたい。



7R 3歳500万 ダート1400m ペガサスヒルズ
鮫島厩舎、タイキシャトル産駒の3歳牡馬。
メンバー的には確勝に見えた前走だったが、
この馬自身の仕上げがちょっと軽すぎた。
短期放牧から調教が10日で強い追いきりが1本。
その追いきりの動きが良かったので大丈夫と思っていたが、
日々の積み重ねの重要さを思い知らされることになった。
前走がちょうど目一杯の追いきりの形になり、
今週アンカツが乗ってさらっと仕上げられた感じ。
前走は調教だった割り切り、再び期待したいレースだ。

幸運にも、前走に続いて相手に恵まれた。
大凡走した前走ですら下した馬に、正月のレースで下位だった馬が大半。
ここは新馬勝ちのトウカイトキメキとの一騎打ちになるだろう。
共に2倍台のオッズで他を引き離すことになると思われるが、
ヒルズが前走で凡走したので、やや向こうのほうが売れるかな。
相手の底がまだ見えていないので、言い切る事は出来ないけど、
3走前、4走前の力を見せてくれたら大丈夫だと信じている。
前走は単勝を買いようがなかったことで逆に助かったが、
今回は真価を発揮してくれると期待して勝負したい。



8R 4歳以上500万 芝1600m カイシュウボナンザ
領家厩舎、ホワイトマズル産駒の4歳牡馬。
1400と1600mならば良い走りを繰り返しており、
500万ならばすぐに抜けて良い筈の馬なのだが、
どうにも運がなくてまだこのクラスにいる。
前走は、痺れを切らしたかのように1000万に格上挑戦し、
その力を存分に示す4着となった。
しかもこれは、4角で大きく外に膨れてしまったもので、
まともなら間違いなく3着だったし、前の2頭も近かったはず。
とにかく力が500万レベルではないのは確か。

アンカツが乗った5走前、素晴らしい追い込みを見せたのだが、
運が悪いことに、実力がOPクラスのバンガロールがおり2着敗退。
負けてしまったが、あの競馬が出来れば今度は勝てるだろう。
出た位置(おそらく中団になる)で溜めて末脚を発揮させて欲しい。

ダノンヨーヨー、アンプレショニストと3強を形成する感じだが、
人気はボナンザとヨーヨーが一歩抜け出すだろう。
どちらが1番人気になるかな?最後まで競りそうだ。
レースはアンプレショニストが最初に馬群から抜けると思われ、
これを中団からボナンザが追撃し、最後にヨーヨーがやってくる形。
ヨーヨーの末脚はなかなかのものだと思うが、
ボナンザがスムーズにコーナーを回れば大丈夫だと思う。
何と言っても、千両賞以来の広いコースだからね。期待は大きい。



11R 北山S ダート1800m ゲバルトステイヤー
長浜厩舎、アグネスタキオン産駒の6歳牡馬。
初夢Sの4~7着馬と、ゲバルトステイヤーと、昇級馬の戦い。
トップハンデがアドマイヤマジンの57で、タマモクリエイトが56。
残りは55キロ以下と、明らかに軽い構成になった。

ゲバルトステイヤーのハンデは54ではなく55キロ。
昇級前のレース内容と復帰戦の内容が評価されたか。
1000万を勝ったレースは、早めに自分で先行馬を叩き潰して、
そのまま押し切って、重馬場とはいえ1分48秒9という凄い内容だった。
休み明けとなった前走の雅Sでは、中団後ろから追い込んでの5着。
このレース、勝ち馬のフサイチセブンの次元が違いすぎたため、
勝ち馬との着差が1.2などというふざけた事になっているが、
もちろんこれは削除して考えれば良い。0.2差の4着にまとめた。
4角で外に出るときにちょっと膨らみすぎたこともあって、
休み明けであれなら、もっと前進することが出来る。
ポカさえなければ、ここは大いに期待できるだろう。

完全連対中のキティ、昇級戦を好走したタマモクリエイト、
現級で連対があるアドマイヤマジン、ケアレスウィスパー、
この4頭とゲバルトが人気を分け合うような格好だろうか。
このうち、キティは単純に力不足だと感じていて、
ケアレスウィスパーとアドマイヤマジンは調子落ちに見える。
タマモクリエイトとの勝負になるんじゃないかな。







日曜 京都
2R 3歳未勝利 ダート1800m テイエムバゴオー
福島厩舎、バゴ産駒の3歳牡馬。
小牧の騎乗停止で乗ることになった。
初めてのダート戦だった前走で、スタートを決めて出鞭を入れて先手を主張。
今回、最大のライバルとなるメイショウエバモアを制してハナを奪い、
1角からスローペースに落としての逃げを打った。
途中から人気のプリサイスドリームが捲くってきたので、
これに煽られてペースを上げることになったが、
行き脚は鈍ることなく、プリサイスを突き放す格好で4コーナーへ。
その勢いならば大楽勝となりそうだったのだが、
悪いことに、2段まくりの形で来たロングカムイが異様に強く、
直線でねじ伏せるように並びかけられて、力尽きてしまった。
ロングとの戦いに敗れた後、何故か息を吹き返したプリサイスにも差されて3着。
それでも走破時計は速く、4着以下は千切っており、
これは戦った2頭が非常に強かったのだと思われる。
バゴオーとしては、相当レベルが高いレースまで戦えそうな内容だった。

メイショウエバモア、アドマイヤマリンと人気を分け合う。
アドマイヤは差し馬なので当面は関係ないとして、
メイショウエバモアとの先手の取り合いになりそうだ。
協力できるのか、反発しあうのか。
スタートですぐに隊列が決まってしまうと良いね。
京都1800なので、枠が内の方が逃げることになるとは思う。
1分55秒弱で、三つ巴の良い勝負になりそうだ。



5R 3歳新馬 芝1800m アドマイヤスコッチ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。
クロフネの弟、超高額馬のデビュー戦だ。
調教の動きはそこそこ程度であり(先週まではまあまあか)
これがこの血統でなければ、特に人気はしないだろう。
この馬の調教に乗った後藤が、
「値段分の動きをする」なんてことを言っているのだが、
いやいや、この馬2億5000万円だからね?
2億が抜けて、2500万円と勘違いしてるんじゃなかろうかw
まあ、ウッドでは走らない馬なんてのは山ほどいるわけで、
芝で良い所があるのだろうと期待している。

スマイルタイムやスズカサクセスなど、
調教で抜群の動きをしている馬がいくらか見られるので、
血統がなければ6番人気か7番人気だと思われるが、
これがどこまで売れてしまうのか。様子を見たい。
一応、単勝は買って応援だな。
もし値段相応なら、この馬もクラシックに間に合うわけだが。



8R 4歳以上500万 ダート1400m シャドウデイル
藤岡健厩舎、アグネスワールド産駒の5歳牡馬。
これはまた懐かしい馬の依頼が来たね。
2年前の札幌の未勝利戦でコンビを組んだ馬で、
初めてのダートで大楽勝したことをはっきり覚えている。
次のOP・すずらん賞も好走しており、
短距離戦線の中核を成す馬になるのだろうなあと思っていたら、
何でかは知らないけど、それから大スランプに落ちてしまったようだ。
長期休養を経て、叩き3戦目でようやく3着に好走すると、
そこからはそれなりに確実に走って、前進を見せている。
今回もまた好勝負には持ち込んでくれるだろう。

何でかは知らないけどと書いたが、
一つだけ明らかな事は、先行しないと掲示板に載れないこと。
道中4番手までにいたら、1-2-4-2
5番手以下なら、0-0-0-5と本当にはっきりしている。
後ろから差し込む脚はないので、先行して勝負したい。
ピュアシルバー、レジャイールの後ろにつきたいね。

人気は、トーホウボガード、ピュアシルバー、
ピースオブパワー、ブレーヴゴールドに次いで5番手かな。
勝てるとは言いにくいが、良い勝負をしてくれると思う。



9R 大津特別 ダート1800m タガノクリスエス
松田博厩舎、シンボリクリスエス産駒の5歳牝馬。
1000万で9戦して、0-4-4-1という実績。
別に牝馬限定戦だけを戦っているわけではなく、
牡馬と戦ってもきっちりと3着を確保して来た馬。
現級最強馬と言っても差し支えはないわけだが・・・。
その能力を文字通りに半減させているのが気性難。
とにかく引っかかる。容赦なく引っかかる。
じゃあ放ってしまえば良いだろうと無責任な人間は言うが、
それをやると前走の4着のような、間抜けな競馬になる。
下級条件で走ることすらままならない馬は除いて、
現役の中でトップ5に入るくらい難しい馬じゃないだろうか。

今回はまともな逃げ馬がいない。スローになりそう。
逃げ宣言でもするような陣営があれば良いのだが、ちょっとなさそう。
いよいよ禁断の手段に手をつけることになるかもしれないな。
最初から逃げさせたら、なんかエライことになりそうな気がするんだがw
といっても、現状のままでは何の進展もないしね・・・。
平均ペースを作らせたら日本一のアンカツの手でなんとかならないか。
前走で先着されたシルクダイナスティ、ハイローラーとの戦いだが、
こちらが自滅しない限りは負けることはない。ないが。
また人気を背負うことになるが、それほどの信頼度は・・・。
自滅する可能性がけっこう高いから馬券的には辛いw



10R 松籟S 芝2400m バアゼルリバー
松田博厩舎、フジキセキ産駒の4歳牡馬。
昇級初戦だった2走前のオリオンSの内容は良い。
後方の外目をずっと走って、最後も外々を走ったのだが、
振られながらもへこたれることなく走りきっていた。
このレース、圧倒的なまでに内しか伸びなかったレースで、
内を突いた2着のヤマニンウイスカーには2馬身弱負けたが、
これとの差はほとんどないだろうと思われる。
前走の寿Sはよく分からないわけだが、
3走前のレース後にアンカツが言っていたけど、
この馬は芝や砂や距離がどうということはなくて、
道中を上手に走って、気持ちが乗ってくるかどうかだけなんだろう。
長い距離でゆったり走ったほうが気持ち良く走ってくれる気はするな。
オリオンSと同じ2400m戦で巻き返しを期待したい。

ヤマニンウイスカーが実績断然のレースだが、
少頭数となったことはバアゼルに大きく有利な材料。
伏兵の立場だが、ちょっと逆転を期待している。



11R 京都牝馬S 芝1600m ザレマ
音無厩舎、ダンスインザダーク産駒の6歳牝馬。
ラス1かラス2の一戦。
どうあれ、勝って実績を積み上げておきたい。
マイル戦ではマイルCS以外で掲示板を外したことがなく、
牝馬限定戦のここで凡走する事はまずないだろう。
過去に積み上げた実績から、4着を外すこともないと思う。
1着か、2着か、3着か、4着か、それを決めるレース。
ルーレットの8割を3着と4着が占めてるような馬だがw
上手く立ち回って一番上を掴み取って欲しい。
そのために必要な状態は整っているし、相手関係も相当に軽いのでね。

前走はスタート後に横一線のところで窮屈になり、
力を出し切れなかった感じはある。
今回は、出て行く馬がはっきりしている上に少ないので、
かなり乗りやすいレースになるとも思う。
印は意外と軽めで、しかしいつも通りに無視して売れて2~3番人気か。
期待は大きい。



12R 4歳以上1000万 ダート1200m マルカベンチャー
松永昌厩舎、フジキセキ産駒の4歳牡馬。
前走は後方待機から4角ひとマクリで大外を一閃。
先行馬が止まったように見える、物凄い走りを見せてくれたのだが、
それをさらに外からねじ伏せられるというえらい目にあったw
まあ、勝ち馬スリーアリストは当然のように準OPでも通用。
勝った馬が強すぎたとしか言いようがなかった。
こちらも準OPで戦う資格は十分だろう。
アナモリが不在で、前走で戦った馬が大半を占める構成ならば、
普通に大外を気持ち良く走ってこればまず負ける事はあるまい。
ここは1点台前半の圧倒的な人気を背負うことになるが、
先週のテイエムクレナイのようなレースになると思われる。

ザレマ他

2010-01-27 21:25:44 | 競馬
ザレマ 動き絶好
先週、坂路で楽々と51秒4を計時して、
状態の良さをうかがわせていたザレマだが、
アンカツが乗った今日の動きも絶好だった。
先週とは違って最初の入りをゆったりとさせて、
急になるところから軽く気合を入れてエンジン全開に。
12.6-12.2で駆け上がって、最後は余裕を残して13.0。
全体時計は52.1と文句のない時計だった。
元々調教から走る馬なので、格別とまでは言わないけど、
現時点で出来る最高の仕上げとなっていると思われる。

既報によればここが引退レースだったはずなんだが、
どうもその雰囲気がまったく感じられない。
ここではなく、中山牝馬Sがラストなのかな。
どうあれ、重賞タイトルは一つでも多く取っておきたい。
1600mは1400mに続いて良い条件なので、
相手に恵まれたここでなんとか勝って欲しいね。




日曜の新馬戦(芝1800m)は高額馬アドマイヤスコッチの予定
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の牡馬。
1歳時のセレクトセールで、2億5725万円で落札された馬。
クロフネの弟になる。
そのクロフネは確かに偉大だったのだが、
それ以降の兄弟は、少なくとも期待に応えた馬はいない。
それでも評価は全く揺らがないようで。
1つ上の兄は、ダーレージャパンが3億1500万で落札している。
その上はサンデーレーシングだったり、金子氏が持っていたり。
とにかく大物と呼ばれる馬主がこぞって買いあさる一族。
母のブルーアヴェニューは、言葉はあれだが生産者にとって「金のなる木」だなw

当然のように過剰人気の対象である。
これだけ走らなかったら、いい加減人気も落ちそうなものだが・・・。
アンカツが乗ってないなら、真っ先に叩き切る馬だw
まあ、アンカツが乗ることになったからには期待してみたい。
俺は、1頭の馬から大物が出た後は走らないのが妥当だと思っているけど、
クロフネから10年たって、もう1頭くらい出てもおかしくないとは思う。
とりあえず期待はしてみようかな。




1000勝目は?
現在、JRA通算999勝のアンカツ。
後1つ勝てば1000勝で、想定からは間違いなく達成すると思われるが、
それがどこになるかということなんだけど。

まず土曜の3Rの未勝利戦でトウカイレジーナの予定。
新馬戦・芝のマイルで5着だった馬で、今回はダートの1400。
やたらと口向きが悪く、異様にズブい(そして渋太い)ところを見せていたが、
ワイルドラッシュなので、間違いなくダートで前進があるだろう。
いきなり決まるかもしれない。

5Rで久々に復帰するステージプレゼンス。
2回も負けたことが信じられない馬だが、
前走先着されたのは、エイシンフラッシュとレッドスパークル。
ようするに京成杯の1、3着馬に負けたわけで、
結果的に、そんな悲観するようなものではなかった。
レース自体、この馬が捌くのに手間取っただけで、
まともなら勝っていただろうしね。
調教はアンカツが乗って万全の態勢。

7Rで前走の雪辱を期すペガサスヒルズ。
前走は明らかに余裕残しだった。
距離が1400mあるのもプラスになると思う。
こちらも調教でアンカツが乗って、態勢を整えた。
500万で連敗するような馬ではないはずだ。

この後に、格上挑戦しても普通に戦えたカイシュウボナンザ。
メインでは、人気の一角であるゲバルトステイヤーとなっている。
上手く行けば3R、まともなら5R、悪くとも7Rってところかな。
非常事態になったとして、日曜の最終にマルカベンチャーがいる。



・・・嫌なことを思い出したけど、
これ、800勝を達成した時と同じような感じだなw
(同週、800勝に王手をかけて迎えたが、
 1番人気馬7頭、2番人気馬2頭で負け続けるというとんでもないことになり、
 この流れで迎えたメインの京都牝馬Sで勝って達成)

いろいろ

2010-01-26 22:01:50 | 競馬
1ヶ月が経過して、お手馬の状況がけっこう変わっているので整理したい。
あらかたは順調なスタートを切ることが出来て何よりだ。




ジャミール 阪神大賞典か日経賞から春天へ
前走後に放牧に出ているが、目標に阪神大賞典が加えられたようだ。
阪神大賞典にはオウケンブルースリとフォゲッタブルが出走するので、
ここに出走なら、春天のおおよその展望が可能になるだろう。
現在は古馬陣が非常に層の薄い時代であり、
これにドリームジャーニー、トップカミングを加えたら、
そのまま春天のメンバーになると思われる。
(ロジユニヴァースはかなり怪しいと感じる)
楽しみはとっておきたい気持ちがないこともないが、
もしガルダンがドバイに行くなら是非とも行って欲しいので、
阪神大賞典になってくれると非常に嬉しい。
距離が延びてこそだろうというのは散々書いてきた。
ついに真の力が見られると思うと、本当に楽しみだ。
日経新春杯での、トップカミングの実に堂々とした走りから、
ジャミールのG2以上での勝ち負けは既に確信しているところだが、
G1の上に来れるかどうかを確認したいレースだ。



ビービーガルダン 阪急杯からアル・クォズ・スプリント(G3)
こちらはドバイで新設されたG3戦を目標としている。
思い返せば2年前、上がり馬としてキーンランドCで2着になった後、
G1を戦う前から欧州遠征を目標としていたことを思い出す。
ガルダンは安定しているようでいてムラの大きい馬で、
スプリンターズS3着後のG3戦で大凡走。
スプリンターズS2着後の地方G1戦で大凡走。
ここを無難に走れば海外へ、ってレースで何度もこけてきたw
が、今度は大丈夫だろうと思っている。
何故なら、阪急杯は獲ったタイトルから斤量が決まる別定戦になるわけだが、
幸か不幸か、昨年のスプリンターズSを接戦で落としたことによって、
斤量が57キロで済むからである。
ちなみに、スプリンターズSを勝っていたら59キロだった。
昨年圧勝したレースだが、今回はどうやらローレルゲレイロもいない模様。
非常に楽な条件で、完勝してドバイへ向かえると思っている。



エーシンホワイティ アーリントンCへ
シンザン記念は、アンカツが馬に期待しすぎていた感じで、
好位に出して行って正攻法で楽勝だろう程度の考えで乗っていた模様。
それが、馬のほうはまったく前に出て行く気がなかったため、
人馬の意思の疎通が上手く行かなかった感じ。力をまったく出せず。
これは朝日杯の時の手記から明らかなことだが、
普段からのんびりとしていて急ぐことが無い馬だというから、
今度は馬の性質に合わせたレースになるだろう。
今一度期待を寄せてみたいと思っている。
勝ってNZTからNHKマイルに向かいたいね。



アドマイヤテンクウ 弥生賞へ
京成杯は想像もしなかったレース内容で2着に。
ダービーを目指して好レースを期待していたところ、
いきなり皐月賞が視野に入ってきた。
次走は皐月賞を目指す上での王道、弥生賞へ。
本格的に皐月賞を目指す感じになってきた。
まだ自分の力を持て余しているような感じがあり、
本格化したときにはG1の上位にいるはずだ。
新馬戦で負けた後に、必ずG1路線に乗ってくる馬だと書いたけど、
その通りになりそうでとても嬉しく思っている。
弥生賞には、ヴィクトワールピサを筆頭に強豪が集まりそうだが、
ここで1着なら言うことなし。2着を確保できたら満足。
もし4着以下に負けるようなら、ダービー目指して青葉賞で良いだろう。
中山で走れるようになってきたと言っても、
やはり広い馬場で大きく走ったほうが良いだろうからね。

賞金が加算できず皐月参戦が可能になる3着だけは避けたいレースだw



ホワイトピルグリム 京都記念へ
小倉大賞典は避けて、京都記念に向かうことに。
別に調子が悪いとかそういうことはないみたいで、
休み明けをしっかり仕上げて快勝したので、
焦らず万全を期して調整していこうという感じみたいだ。

京都記念は、ドリームジャーニー、ブエナビスタと、
現役のトップ5のうちの2頭が出走ということで、
かなりレベルが高いレースを狙うことになったのだが、
これは逆に言うと、馬に相当自信を持っていると言う事が出来るだろうな。
この2週間先に中京でG3の中京記念があるので、
万全を期して重賞勝ちを狙うなら、そこに行けば何の問題も無い。
それをあえて、有馬の1、2着馬が出る京都記念に行こうというのだから、
これはめちゃくちゃ強気な采配だと言える。
実際、前走の感じなら2200mを2分11秒で走るのも容易だと思う。
もしブエナビスタが前にいることになったら、意外と簡単に倒せるだろう。
普通に後ろにいられたら・・・まあ無理だろうけどw
ドリームジャーニーとは斤量差が大きいので、
これを味方に、激しい追い込みに抵抗したいところ。
もし勝つようなことがあったら、ドバイ遠征もあるかもしれないからね。
かなり楽しみ。



フサイチピージェイ 佐賀記念
平安Sに出てたら楽に勝てた気がするんだが、
わざわざ強行軍で師走Sに使って3着に敗退。
いまいち理由が分からなかったのだが、
同厩のウォータクティクスとの兼ね合いだったのだろうなあ、
という結論に達した。
結果的にもったいなかったが、まさに結果論だな。
次は佐賀記念に遠征して重賞初制覇を狙う。
登録メンバーが佐賀記念とは思えないくらいに充実しているが、
ピージェイが自分のレースをすれば互角以上に戦えるはずだ。
勝って交流戦線に入れたら良いね。



ベストクルーズ 桜花賞トライアルのどれかから
阪神JFの上位馬の次走報がボチボチ出てきているが、
ベストクルーズはまだ次走報が出てこない。
おそらくチューリップ賞からの始動になるだろう。
これは当たり前だけど、牝馬路線は牡馬路線よりも層が薄い。
(牡牝混合のレースは牡馬が勝つ可能性が高い)
クルーズの現在の収得賞金は1000万円なんだけど、
トライアルで賞金の加算に失敗したとしても、桜花賞の出走は可能だろう。
堂々と、王道を歩めば良いと思う。
まあ、トライアルで3着を外すようでは本番が心配になるけどねw
安定感抜群のクルーズなら大丈夫じゃないかな。



トーセンブライト 黒船賞から始動
年末の兵庫ゴールドトロフィーを快勝。
素晴らしい形で1年を締めくくることが出来た。
今年もまた黒船賞から始動する模様だ。
同時期に名古屋大賞典やマーチS、新設の東京スプリントがあるので、
今年もそれほど強力なライバルが出てくることはあるまい。
また快勝で交流戦線の戦いが始まることを期待する。



ザレマ 京都牝馬Sで引退か、中山牝馬Sで引退か
今年の春で引退することが決まっているザレマ。
当初、京都牝馬Sで引退すると報じされていたわけだけど、
どうも、もう1戦するかもしれないニュアンスになっている。
音無師のコメントでは「あと1戦か2戦」となっているので、
この京都牝馬Sを勝ったらそのまま引退、
もし負けたら中山牝馬Sにチャレンジして引退ってところかな。
ここは56キロの斤量を背負うことになるわけだが、
逆に言うと「56キロ程度を背負う馬が相手にいない」とも言えるわけで、
(56キロになるのに、そんなたいした賞金はいらない)
同斤量のサンレイジャスパーも含めて全ての馬が格下。
力強く勝って、気持ち良く繁殖生活に入って欲しいものだ。

先週の反省

2010-01-25 21:24:33 | 競馬
土曜 京都
4R ブリージーデイズ 8着
コメントなし

重々しいスタート。
アンカツならそのまま後方でゆっくり進めそうなものだが、
ちょっと仕掛けられると意外と反応良く動き出した。
1角まで、出し気味に入って中団の後ろに取り付いた。
気合が乗って少し行きたがっているような感じがあり、
道中はあんまりアンカツと息が合って無い感じ。
4角までそれなりの行き脚で進んでいたのだが、
直線に入って特に伸びてくることはなかった。
まったく伸びていないわけでは無いけれど。

まあ、こんなものだろう。師のコメント通りだった。
500キロを超える馬で確かに重さを感じ取れた。
これを使って良くなってくるのだと思う。
なんか調教に乗ったみたいな感じで、
アンカツ的には1戦無駄にしてしまった感はある。
二の脚は意外と速そうだし、道中の行き脚も悪くない。
着差や着順ほどに悪くは無く、能力はありそうなので、
もう1回遠征してきてもらえると嬉しいんだけどね。



7R ガンズオブナバロン 6着
「何かチョコチョコした感じの走りだった。
 結局、最後もそれほど伸びてくれなかったねえ」
予想以上に増えてきて、余裕残しだった。
大外枠から五分のスタートに成功。
出たなりに進んで行った結果、中団の後ろ目あたりから。
大外枠だったことを考えれば、まずまずの位置になったか。
やや遅い流れを淡々と走っていたと思うが、
勝負どころの4角からの反応が鈍いというか速さがない。
後ろからサンライズスカイに楽々と交わされてしまい、
それを追いかけようとしたが、大した反応をせず。
脚を溜めていただけにばったりとはこなかったが、
最後までほとんど伸びることなく終わった。

まあ、休み明けではこんなもんだろう。
枠なりに外々を走らせたのにチョコチョコしていたというのは、
ちょっと先行きが暗そうなコメント何だけども、
(内で窮屈そうに小さく走っていたってなら仕方ないんだけどね)
それでも、休み前のレースよりはかなりマシになった。
期待される姿からは程遠いだろうけど。
まあ、使って一変する可能性は十分にあると思うので、
この馬ももう一回依頼が来ないものかね。
今回は無理目だった。



8R ノボジュピター 4着
「直線でも頑張っていたよ。
 以前に乗ったときよりも馬がゆったりとしていた。
 使っていけばチャンスが来るね」
好スタートを決めてから徹底先行の態勢。
期待通りにハナを狙いに行く競馬をしてくれた。
さすがだと思うし、それを読めたことも満足しているが、
すぐ外のグロッキーバルボアの気配が圧倒的過ぎた。
押せども押せども、馬なりのグロッキーとの半馬身差が詰まらない。
さすがに無理は止めて待機を選択した。
待機を決めたタイミングも良かったと思う。良い所で引いた。
あれ以上やりあっていたら、余裕で掲示板外に消えていただろう。

4番手まで下げて、グロッキーを標的にせずにその後ろの馬達を目標に。
最初に急いだ割には馬も実に落ち着いており、
4角に入るあたりから良い手応えで前に接近。
直線の入りから仕掛けられるとすぐに反応して2番手に上がった。
抜け出す時の脚も速く、そこからもしっかりと伸びてくれたが、
ちょうどこちらを目標に進むことになったファンドリカップに捕まり、
遥か後ろからすっ飛んできたピュアチャプレットにも捕まった。
先頭を走っていた馬は次元が違った。係わり過ぎなくて正解。
全力を出し尽くしての4着。人馬共に素晴らしいレースだった。

アンカツの言う通り、凄く良くなってるね。
北海道で2歳時に乗ったときは、正直なところ見所がなかった。
この感じなら常時勝ち負けに加わっていけるだろう。



12R ナニハトモアレ 1着
「距離はこなせると思っていた。
 切れる脚がないから前に行けたのが良かったね。
 道中も楽なペースだった」
馬体に余裕があったのは間違いないと思うが、
それ以上にレース展開が簡単になったのが幸いだった。
絶好のスタートから軽く仕掛けて先手を取りに行き、
内のシャーペンエッジが出遅れたこともあって、
楽々と先頭を奪いきった。競っててもこちらが前だっただろうな。
予想で書いた通り、本気で行く気になればこちらのほうが速い。
トップジャイアンツの藤田も予想通りに絡んでは来ず、
2頭で楽に進んでそのまま何もなく終わった。楽勝。

昇級のシャーペンエッジの評価が不必要に高くなったことで、
それと競り合うと見られたこちらの評価が不当に下がったことが僥倖だった。
最終的に単勝が11倍を超えたのは、明らかに激しい馬体増が原因なんだけど、
馬体重が分からない朝の段階で、3連単合成オッズは9倍ちょっと。
(売り上げの額の桁が単勝とは違う3連単から、
 朝の10時くらいで最終単勝オッズがほぼ正確に分かる)
メディアの評価も低く、最初から相当に下に見られていたということ。
実際はトシセントに次ぐ実績だったんだけどね。
これは、秒単位の連敗していたのに続いて、
前走でも勝ち馬に1.2秒離されたのが大きかったかな。


ここで馬柱に関する小さな話を。

前走  1000万    安藤勝 5着   1.2差
2走前 愛宕特別    岩  田 7着   1.4差
3走前 直江津特別  丸  田 5着   1.1差
4走前 500万     安藤勝 1着  -0.2差

現実がこれで、こう見ると確かに買いにくい感じはするだろう。
現級組でほぼ最上位の馬の成績がこれだとすると、
昇級して来た馬のほうに流れたい気持ちはなんとなく分かる。
だが予想で書いた通りに、前走の1、2着馬は上の準OPでも最強レベルで、
あの2頭は1000万にはいなかったものと考えるのが正解。
それを考慮して書き直してみると、

前走  1000万    安藤勝 3着   0.3差
2走前 愛宕特別    岩  田 7着   1.4差
3走前 直江津特別  丸  田 5着   1.1差
4走前 500万     安藤勝 1着  -0.2差

さあ、これで積極的に買う気になってくるでしょうw
少なくとも、単勝が9倍つくとか言われたら絶対に買いたくなるはず。
馬柱のマジックって奴で、これは本来全ての馬について考えるべきこと。
全馬の全レースを検討して、不必要なものは塗りつぶしたりとかしても良い。
記憶に頼るのを止めて、改めて見直すと気付き直す事はいくらでもある。
俺も本当は全馬についてしっかりと考えていたいんだけど、
さすがに働いているうちは、そんなことをする時間がなくて無理なので、
基本的にアンカツの乗る馬と人気サイドの馬についてしか考えていない。
いつか仕事を辞めたときには、じっくりやりたいなあと思っている。






日曜 京都
5R ラフォルジュルネ 3着
「ゲートを出てぶつけられて、バランスを崩してしまった。
 スーッと上がっていったんだが、ラストでちょっと甘くなってしまったね」
今回はせっかく五分にゲートを出たというのに、
10番のマイネルトルース、それから9番のマイネルタクティクと、
2頭のマイネル馬に思いっきり寄ってこられてバランスを崩した。
見直してみたら、リアルタイムで見た時の印象より酷かった。
内の7番のメイケイオーシャンがもし普通にゲートを出ていたら、
おそらくこの馬は落馬するか何か、致命傷を負っていたことだろう。
幸運なのか何なのか、メイケイが大きく出遅れたのでアクシデントにならず。
馬ってのは、ゲートからのスタート後は寄れやすいものだけど、
こんだけ派手にぶつかってきたら、普通に制裁ものだろうに、
何の制裁もないってのがまったく理解できない。
それくらいぶつかられている。経験が浅い騎手だと落ちてるだろ。

ここでまず1つ、大きくバランスを崩した上に、
中団に押し上げていこうとしていたところで、
テイエムミネルヴァの外に並ぼうとしたら外からハードダダンダンが被せてきて、
思いっきり前がなくなって引っ張ることになってしまった。
最初に酷いことが2つ重なったのが大きな敗因。
序盤にリズムを欠いたことが、終いの伸びを欠いた原因か、
それとも、早めに動いて長い脚を使ったことが原因だったのかは分からないが、
今回の走りが全力ではない事は確か。
レースが終わった直後の話、俺は早仕掛けだったなあと感じた。
ハードダダンダンが動き出してから動いても良かったんじゃないかと思ったけど、
見直してたらそれ以前の問題だったので、特に言うことはない。
あまりにもついてなかった。次は圧勝を期待したい。



6R ブルーモーメント 3着
「押し出される感じで行ってしまったからねえ。
 出ては遊んで出ては遊んでの繰り返しだった。
 もう少し後ろから行って、自分から動いて行く形のほうが集中して走れそう」
まず逃げてしまったのは失敗だったのだけど、
最初の2ハロンが13.4-12.5で24.9だからねえ。
マイル戦でここまで遅いと、どうにもならんって感じだった。
2着のタガノサムアップの川田が無理矢理に押さえ込んで成功したが、
あそこまで強引にとなると、ちょっとした賭けになって、また難しいところで。
マイルで最初が24.9なんて言ったら、普通は中団の後ろだからねw
結果的にこちらは失敗なんだけど、馬が過度に行ったわけでもないし、
次はしっかりと押さえが効くだろうと思う。
最初から最後まで遊び遊びだったということなので、
次のレースで馬がどんどん行ってしまうって事はまずあるまい。

形としてはヴィクトリーマーチに完敗なんだけど、
一所懸命走って負けたとかそういう話ではないので、
またどこかで雪辱する機会があるだろう。
この馬も次は楽勝できそうだ。



8R ハギノリベラ 2着
「前回よりも素軽く反応も良かった。
 ただ、追い出すとジリジリという感じになってしまったね」
久々に五分以上のスタートを決めて、
それでもやはり動いてはくれなかったのだけど、
いつもより先頭が近い位置で競馬することになった。
内枠からそのまま内という位置取りだったので、
過去2走みたいにマクリを打てる態勢ではなかったので、
誰かに動いて欲しいところだったが、
スローペースにじれたシングルショットのマクリで、
全体の流れが慌しくなって、馬群がバラバラになる幸運を得た。

今回は道中で急かすことなくじっくりと構えて行き、
4角の入り口から外に向けて始動を始めた。
先に動いたマーリンシチーを真後ろで目標にする格好で、
これを追って伸びれたら差しきれるという態勢になったのだが、
直線に入ってからすぐにマーリンに突き放されてしまった。
突き放されてからもう一度詰め寄るような格好になったのだけど、
直線の最初につけられた差を詰めることはなかった。
今回はロスなく脚を溜めて直線に入れたので、
出来ればもう一足使って欲しかったのだけど、
これくらいが現時点でのリベラの限界なのかもしれない。
ただ、500万でならば間違いなく上位。
確実性が増して、これからは常に勝ち負けを意識できそうだ。



10R ファルクス 10着
「追い出してからがひと息だった。
 初めて乗ったのでちょっと比較できないけど、
 ちょっと硬い感じがしたね」
4角での手応え自体は悪くなかったので、
もう少し伸びて欲しかったのだけども、
今回はそれよりもレース自体が壊れていたので仕方ないかと。
外々を回ってどうこうなるレースではなかった。
上位の1頭ではあったけど、力上位だったわけではないので仕方ないね。

アンカツの感触からは、
馬自身も気が乗らないところがあったのかもしれない。
今回の内容だけでどうこう言う事はできないな。



12R テイエムクレナイ 1着
「返し馬から走りのリズムが良くて具合が良さそうだった。
 抜け出す時の脚が本当に速かったね」
強かった。その一言に尽きる。
凍結防止剤がまかれてさらに時計がかかっていた今週、
この時計ならば余裕で準OPで通用するだろう。
絶好調という感じでもあるし、
京都の鬼(というか平坦の鬼なんだろう)という感じ。
ちょっとレース間隔が狭くなってしまうが、
2月7日の橿原ステークス に出てくるようなら、
引き続き買ってみたい馬だ。

来週の特別騎乗予定馬

2010-01-24 18:50:14 | 競馬
今日はラフォルジュルネで負けたのが残念だったんだけど、
最初はちょっと早く行き過ぎたかなあと思ったのだが、
レースを見直してみたら不可抗力だったことが分かった。
詳しくは明日回顧したいと思うけど、次は決めてくれるだろう。
ブルーモーメントのほうは逃げてしまったのが失敗だが、
気負う馬じゃなくて遊ぶ馬ということは分かって良かった。
気負うタイプを初戦から行かせると後が大変だからね。
遊ぶ馬なら、逃げた事はすぐに修正が効くので一安心。
これも次で決めてくれそうだ。
後はハギノリベラが少しずつ競走馬らしくなってて安心だしw
勝ったテイエムクレナイは昇級しても面白そう。

なんといっても、ほとんどの馬で次の明るい展望が出来るのが良かった。
ここまで、今年に入って乗った馬の半分以上が、
騎乗がどうこうのレベルじゃないところで負けてて、
「次は静観だな・・・」ってレースばっかりだったんでねw
好勝負した馬を綺麗に循環させて行くのがアンカツのサイクルなので、
2週間くらい後から、良いリズムに入っていると思う。
この1月の各率は、20位前後の騎手程度でとても見れたものではないが、
2月中には勝率部門の定位置を奪ってもらいたいものだ。





土曜 京都
つばき賞 芝1800m 未定


稲荷特別 芝2000m 未定
 

北山S ダート1800m ナニハトモアレ
鮫島厩舎、ブラックホーク産駒の4歳牡馬。
プラス28キロで挑んだ今週のレースを楽勝。
成長があったにしても、やはり太かったと思われ、
もし来週連闘で挑むならば、ちょうど良い感じになりそう。
まさに調教をやったようなレースになったので、
おそらく出走してくるだろうね。
頭数的にも出走可能で、メンバー的にも準OPとしてはかなり軽め。
今週楽に勝てたことが幸運な方向に転がりそうだ。
ハンデはおそらく54キロになるだろう。
再び逃げることが濃厚になりそうなメンバーなので、
けっこう高い確率で好勝負になるだろうし、
あっさりとOP入りしてしまうこともありそうだ。





日曜 京都
大津特別 ダート1800m 未定


松籟S 芝2400m 未定


京都牝馬S 芝1600m ザレマ
音無厩舎、ダンスインザダーク産駒の6歳牝馬。
引き続き北村友が乗ることになっていたと思うんだが、
ここが引退レースだから、オーナーから依頼されたかな。
長く牝馬戦線を頑張ってきたが、ついに引退レースとなる。
過去にはちょっと距離の長いところで頑張ろうともしていたが、
この馬のベストパフォーマンスは阪神牝馬Sと京成杯AHだった。
ようするに、1400mよりのマイラーだったということ。
阪神牝馬Sで、相対的に見て生涯最高の末脚を繰り出し2着、
京成杯で、2番手にいながら4角で一旦溜めることで差しきりに成功。
短い距離で少し溜めて差すのがベストということははっきりしている。
2000mどころか、1800mでも少し長かったようだ。
昨年は、WSJS出場がかかっていたこともあって、
一番美味しいところを博幸に取られてしまったがw
最後にチャンスがやってきたことを喜びたい。

近走は、富士S、マイルCS、阪神Cと3連敗しているが、
着差的にはまあ、そんなもんだろう程度。
牝馬限定戦となれば、改めて上位と言えると思う。
ヒカルアマランサス、レインダンス、そして同厩のブラボーデイジー。
この3頭と人気を分け合うような形になるだろうか。
近走で戦ってきた相手よりはかなり軽め。
是非とも有終の美を飾りたいね。

日曜日の結果

2010-01-24 12:37:19 | 競馬
5R ラフォルジュルネ 3着
五分のスタートを切ったが、外から2頭ばかり内へ押し寄せてくる感じで、
それに押し込まれるように内のほうに追いやられた。
隣のメイケイオーシャンは出遅れていたので良かったが。
出たなりに中団のやや後ろの位置を確保しに行こうとして、
画面に映らなかったところで、外からハードダダンダンに被せられたようで、
前がなくなって引っ張って下げるシーンがあった。
そこで落ち着いて後方5番手あたりからの追走に。
まあ、想定内の位置取りではあるんだけど、
そこに至るまでに無駄な行動が重なってしまった感じはある。

縦長のミドルスローの展開に。
立て直してから余裕がある感じで外目を走っており、
ちょうど前に、スマートフォーカスの除外で対抗となったハードダダンダン。
これを追いかけるような感じで競馬を進めた。
流れがちょっと遅いと感じるところがあったのか、
3角あたりからけっこう早めに動き出して、ハードに並びかけ、
それに反応したハードと共に外目を良い手応えで進出。
そのまま直線に入って併せ馬で伸びてくる形になったのだが、
追い比べになって、なかなか伸びてこない。
いや、伸びてはいるんだけど、前の2頭が止まらず。
それだけなら単純に位置取りの差って話で終わりなんだけど、
ラフォルジュルネ的にも、ハードダダンダンを交わすのが精一杯で、
期待していたほどの脚を使うことが出来なかった。

序盤にリズムを欠いたのは痛かった。
それと共に、使える脚がそれほど長く無さそう。
一瞬の切れは凄そうなんだけどね。
今日は早めの進出になったので、それを全然生かせてない。
OPに上がる馬だとは思うけど、乗り方に一工夫が必要だとも感じた。



6R ブルーモーメント 3着
ちょっともたれたが、好スタートから楽に前へ。
馬なりでスーッと出て行って先頭集団の1角。
外から本命のヴィクトリーマーチがやってきており、
これに被せられる態勢は嫌なので、併走を選択。
その内でタガノサムアップが逃げれる態勢にあったのだが、
川田が逃げるのを徹底的に嫌って、無理矢理に押さえ込んだ。
これで押し出されるように先頭に立つことになり、
順番は決まったが、ヴィクトリーと2頭で逃げているような格好。

評判の人気の2頭が前で並んだことで、他は誰も絡んでこず。
明らかにスローでレースは流れて瞬発力だけの勝負に。
併走から直線の半ば、一度は前に出るところがあったんだけど、
ラスト200あたりではっきりと後れを取り、
内で脚を溜めていたタガノサムアップの差込も許してしまった。
レースの形も悪かったのだけど、とりあえずはヴィクトリーに完敗。
ただ、こちらの能力もだいたい知ることが出来た。
気負うようなところもないし、これから出世しそう。
次が楽しみだ。



8R ハギノリベラ 2着
まさかの好スタートw
アンカツもこれはと思ったか、ちょっと仕掛けて出そうとしたが、
やっぱり加速せずに後方集団に飲み込まれたw
のだけど、後方5番手のインと、この馬としては上等な位置。
内枠からそのまま内になってしまったので、
前さえ詰まらなければ・・・という感じでレースが始まった。
予想通りに人気を分け合った2頭の作るドスローで始まり、
これは早く外に出て捲くらないと大変だと思っているところ、
シングルショットの藤田が前を叩き潰しに行ってくれた。ナイス。
これで慌てて動く必要はなくなった。

前が急に慌しくなったことで、
安穏としていた7枠の2頭が苦しい位置に押し込められ、
その流れにしっかりと乗って、リベラは後ろから外に出しながら進出。
外から被せられそうになったがそこはしっかりと抵抗して、
1頭分の進路をしっかりと確保して直線に入った。
最後もいつも通りにしっかりと脚を伸ばしてきたのだが、
予想外に頑張ったマーリンシチーには遠く及ばず。
ピエナミッチーをかろうじて交わしたのは良くやったというところか。

今回は、展開がそこそこ向いてくれた。
あれならもう少し弾けてくれても良いんだけど、末脚に限界があるんだよな。
まあまあ、この馬としては良い走りをしたんじゃないかと思う。
確実さを増して、次も圏内で頑張ってくれそうだ。
馬主孝行というか、厩務員孝行な馬だなw



10R ファルクス 10着
好スタートから内を見ながら。
予想通りにマチカネハヤテ、ミスクリアモンが飛び出したまでは良かったが、
2番手集団がほぼ同じようなペースで牽制しあう格好。
外枠から出たなりに中団前目の外を走ることになったのはやむを得ず、
けっこう良い手応えで4角を回って直線に入ったは良いが、
前が流れていなかったようで、そのまま前残りで終わった。
前残りだけでなく、内のほうが全て残る格好に。
外枠からは、逃げないと物理的に勝負になるレースではなかった。
どうしようもない。控えた全員が前を無視し過ぎたレース。



12R テイエムクレナイ 1着
好スタートから仕掛け気味に前へ。
スプリント戦らしく前が速く競り合ってはいたが、
楽な手応えで大外の6番手を追走。余裕十分。
追っつけ気味に走っている各馬を内に見ながら、馬なりで楽走。
4角前からじわっと外目を押し上げて行くと、
直線に入って内の各馬を飲み込むような加速でエンジン全開に。
並ぶところもなく突き抜けると気合の鞭を2発。
気を抜くところなく加速して独走状態に入ると、
ラストの100mは流しての大楽勝となった。

勝てるとは思っていたが、期待以上の大楽勝に。
新聞の印的には3番手、いや4番手評価くらいになっていたが、
この馬で1番人気になったのはさすがと言わざるを得ない。
俺の財布的には、馬単の高配当に救われた。一気にプラスになって助かった。
やっぱり最終で一発逆転ってのは気分良いなw
これでアンカツはJRAで999勝。来週、速攻で決めて欲しいね。

クレナイとしては、言うまでもなく準OPでもやれるだろう。
京都の鬼だね、この馬は。