アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2006-10-22 19:02:05 | 競馬
さて、来週も素晴らしい馬ばかり。
大いに盛り上がることが出来そうだ。


土曜 東京
河口湖特別 ダート1600m サヨウナラ
谷厩舎、ブライアンズタイム産駒の5歳牝馬。
前走は牡馬相手に1400mで、外に出すのに手間取ってしまったが、
それでも5着に差してきたのは自力強化の証。
昔は牡馬相手ではまるで歯が立たなかった馬だからね。
転じて今度は、牝馬限定、定量、1600m、1000万条件。
ごちそうさまですw
相手を見なくても良い、まず負けないとだけ言っておきたい。
断然人気を背負って、中団からぶっちぎりでしょう。

精進湖特別 芝2000m ジャッキーテースト
堀厩舎、カーネギー産駒の5歳牝馬。
前走は後方から素晴らしい脚を繰り出したが、
意外な伏兵の前にわずかに敗れ去った。
力は出し切れたと思うが、微妙なハンデも響いた感じ。
今度は定量戦となる、こちらも条件が大きく好転。
次は断然人気だろうと思ってたら、ここは相手が多少手強くなる。
ピサノパテックにソリッドスライダー。相手にとって不足なし。
3頭で人気を分け合うだろうから単勝は5倍くらいはついてくれると思うし、
なんとも応援し甲斐のあるレースになりそうだ。

武蔵野S ダート1600m サカラート
石坂厩舎、アフリート産駒の6歳牡馬。
ナイキアースワークは態勢が整ってないようだから、
JBCマイルを弾かれたニホンピロサートだろうと思ってたら、
なんとサカラートになっていた。目が点にw
石坂厩舎からは1年ぶりくらいの依頼となるか。
近走は勝ててこそいないが、重い斤量を常に背負って好勝負の連続。
トップクラスの馬であることを疑う余地はない。
昨年のJBCでは1番人気、JCDでは2番人気に推された馬。
この相手を一蹴したっておかしくはない。
これを勝つなり好勝負すれば、そのままJCダートだろう。
今はダート長距離にはっきりしたお手馬もいないことだし、
ここでさくっと結果を出して、JCDに乗り込みたいねえ。
とても楽しみだ。

日曜 東京
くるみ賞 芝1400m 未定

多摩川特別 ダート1400m サヨウナラ
こちらは登録だけでしょう。
絶対に河口湖特別を使いたいはず。
河口湖特別の登録は21頭だけど、
多分除外はないんじゃないかな。

白秋S 芝1400m コスモシンドラー
加用厩舎、グリーンデザート産駒の4歳牡馬。
宮記念を回避してダービー卿CTを使って骨折してしまったが、ついに復帰。
あのレースを使ったのはまったく意味が分からなかったのだが、
終わったことを言っても仕方ない、準OPから再出発だ。
準OPを使うといっても、こちらは近3走で準OPを制して重賞で2着に来た馬。
ここではまったく実力が違いすぎるといって良い。
とにかく、8割くらいでも仕上がっていれば負けることはあるまい。
全ては仕上がり次第。今のところは微妙に見える。

天皇賞・秋 芝2000m ダイワメジャー
上原厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
まずはディープインパクトが正式に回避を表明。
正直、出てきたらカモだなあくらいに思ってたんだけど、
さすがにそんな間抜けな話はないよなw これは現実だし。
そんなわけで、かなりの激戦ムードのメンバーとなった。
毎日王冠組とコスモバルク、スイープトウショウ、アドマイヤムーンの戦い。
それにバランスオブゲームを付け加えても良いか。
さ、どんなレースになるだろうか。
今ちょっと俺が考えているのは、
バランスオブゲームが逃げ、メジャー2番手、バルク3番手で、
そのまま順番が変わるだけの行った行ったなんですけどw
アンカツ手記を読みながら、いろいろと考えてみたい。

とりあえず今言えることは、大チャンスだという事だ。

紅葉特別 芝1600m 未定

日曜日の結果

2006-10-22 16:35:49 | 競馬
メインは残念だったけど、力は出しつくしたかな。
枠が枠だし、正直に、正面から奇襲気味に挑んで玉砕した感じ。
途中の行きっぷりにはさすがと感じるものがあったので、
また次のレースで頑張ってもらいたい。また重賞で頑張ろう。
それ以外も気持ちの良いレースばかりだったね。
昨日から楽しいレースばかりで、最高だった。
来週は天皇賞だ。来週も頼むぞアンカツ。



3R スタグビートル 7着
微妙に遅れ気味のスタートだったが、
すぐに挟まれたのか嫌がったのか、ズルッと下がってしまった。
鞍上も態勢を立て直すことが出来ず、下がりっぱなし。
2ハロン目ですぐに鞭を入れながらの追走になってしまった。
そんな事したくなかっただろうけど、形だけでもやっておかないとなw
前と大きく離れてしまって勝ち目が消えたころ、落ち着いてじっくりと回ってくる。
後は画面に映らなかったわけだが、上がりは上位入線馬と同等の37.4を使っていた。
今日は序盤に何かがあってついていけなかったのが全て。
それ以外の場面では、どうすべきかは分かってくれただろうから、
次の走りに期待。普通に走れば激変必至だろう。

4R フェザーケープ 4着
そこそこのスタート。
すぐに内ラチ沿いに寄せて行く。後方2番手から。
少し前と離して気持ち良さそうに走っている。
1000m過ぎて徐々に前との差を詰めてくると、
4角で内から外へ豪快に出していって直線へ。
追い出してかなりの勢いで伸びてきたが、最後はやや失速した。
上がり3ハロンは34.4でメンバー中最速。良い脚を持っている。
まず初戦は、誰にも邪魔されず気持ちよく走って力を見せた。
デビュー戦としては上々の走りかな。すぐに初勝利を上げられそう。

アンカツコメント
「ビュッと切れる脚はないけど、長く良い脚を使えそうなタイプ。
馬込みの中でも平気だし、柔らかくて走ってきそうな馬だよ」

レース前のコメント同様、走ってみても好感触だね。
馬込みの中は試してないじゃん、って突っ込みたいところはあるけれどもw
まずは前途洋々な出発じゃないかな。

6R マチカネモエギ 1着
若干立ち遅れ気味だが、いつものこと。
そこからダッシュつかず完全に置いてきぼりを食らうのも、いつものことか。
追っつけまくってなんとか馬群から離されないように追走、後方2番手。
実際は34.6ののハイラップでレースが進んでいて、
モエギとすればついて行くのがやっとというのも納得のところ、
3角過ぎて落ち着いてから、4角を抜群の手応えで大外へ。
直線に入って全馬バテて一気に馬群が詰まったところを、
大外から1頭桁違いの脚で突き抜けた。
モエギ以外も追い込み馬が全部飛んできて、先行馬どころか差し馬まで壊滅。
離れた最後方にいた超人気薄のサマニターフまで飛んでくるんだから、
前に行った組はたまったもんじゃないレース。
一応1番強い馬が展開はまったんだから、負けるわけがないわな。

7R ツルマルローレル 8着
多少遅いが、この馬としては上々のスタート。
ちょっと気合いを入れると意外と行きっぷり良く中団まで進出。
中団外目の最高のポジションに気持ちよくとりついた・・・のだが、
1角過ぎに急にグッドフロマージュに前に入られて、後退。
下がってからはすぐに落ち着いて良い走りをしていたんだけど、
逃げた豊のエアデルソールのペースがあまりに遅かった。
突く存在の2番手が横典のアドマイヤミラクルじゃあ、もはや後続はなす術なし。
この地点で追い込み馬ツルマルのレースとしては終わっていたんだけれども、
4角過ぎて外に出ず内にこだわって少しでも着順を上げようとしたら、
直線入り口でトウカイフラッグに無理矢理前に入られて進路を無くす。
すぐさらに内へ進路を切り替えて追い出したが、これじゃあ伸びるものも伸びまい。
なんか酷く不利を受けまくってリズムを欠いたレースになった。参考外。

8R カノヤザクラ 1着
橋口厩舎、サクラバクシンオー産駒の2歳牝馬。
上村負傷につき乗ることになったのだが、上村は大丈夫なのか?
怖い事故だったが・・・巻き込まれ事故は本当に辛いな。
デビュー戦は外目をスルスルと上がってきてぶっちぎり。
アンカツ騎乗の2着ブループレミアムが止まったように見える強さだった。
レースは好スタートからすんなりと前へ。
行きっぷりが良すぎて、いつでもハナを奪ってしまいそうな感じだったが、
ちょっと手綱を緩めながら上手く2番手で落ち着かせた。
本当にいつでも行ってしまいそうなところを、2番手のまま直線、
行きっぷりが良すぎたのでどうかと思ったが、逃げたアドマイヤを力強く交わし、
間を割ってくるゼットカークの追撃も二の脚を繰り出して完封した。
着差こそわずかだが、こちらは教育も兼ねていたので完勝といって良いだろう。
時計はレコード、先が実に楽しみな馬。良いレースだった。

アンカツコメント
「前半かかったが、引っ張るよりはと思い馬任せに行きました。
それで最後までよく伸びてくれた。
距離ももう少し保つと思いますよ」

逃げずに勝てたのは実に良かったと思う。
阪神JFでも良い勝負になりそうだ。
アンカツはローブデコルテだが、強敵になるだろうな。

9R エアサバス 1着
そこそこのスタートから馬なりで好位5番手。
多分ペースが遅いのを察知したのだろう、早々に2番手に浮上。
岩田のラッセルバローズの逃げにお付き合い、後続に蓋。
超スローで後続の出番を完全に消し去って、ラッセルとの追い比べ開始。
400mに渡ってラッセルバローズと叩きあいを続けて、豪快にねじ伏せた。
前走はハイペースを早めに動いて長い脚を使って完勝。
今回は上がり3ハロン33.3の極限の上がり対決を制圧。
あらゆるレースに対応できる本物の馬に進化しつつある。
いや、もともとあったものが目を覚ましたのか。
とにかくこんなところで留まる馬ではない。
来年早々には重賞戦線で会う事になるだろう。楽しみだ。

10R ホッコーソレソレー 1着
浜田厩舎、キングヘイロー産駒の4歳牡馬。
これも上村からの乗り代わり。
そこそこのスタートから馬なりで少しずつ下げていって中団後ろ。
ちょっと口を割って走っているが、勝負所はまだとばかりに抑えている。
かなり速めのペースで流れる中を後方でじっくりと待機、
4角前から少しずつ浮上していって直線に入ってから一気に大外へ。
他馬から離した位置から追い出しに入ると、桁違いの脚で伸びてきて、
あっというまに内の各馬を飲み込んで圧勝のゴール。
とにかく強かった。実力上位の馬が展開も味方にしての勝利。
走法としては、頭の位置が異常に高すぎて笑えたがw
それにしても、先行あり、追い込みあり、京都の外回りはアンカツの庭だねえ。
どこが伸びるか全部分かってるんだから凄いわ。

11R アペリティフ 12着
まずまずのスタートから馬なりで前を窺いながら。
8番手の外目、目の前にメイショウサムソン、真横にドリームパスポートを置くことに。
これはすなわち、どっかで出し抜いてやろうという位置取りだろう。
豊のアドマイヤメインが、最初にガツンと飛ばして中盤大きく落とすという、
かなり難しいラップを刻んで後続に難問を投げかける形。
後続のジョッキーはサムソンを警戒してそれにぴったり。
サムソンの動向次第で全てが動き出しそうな形。
2週目3角過ぎ、坂の下りで一番最初に動き出したのは、やっぱりアンカツだった。
そのまま一気に行ってしまうかというような行きっぷりで、
ドリームパスポート以下を置き去りにしてサムソンに並びかけていく。
サムソンがそれに反応して並んで4角を回って直線を向いたが、
そこから速い脚が続かずに力尽きてしまった感じ。
乱ペースに乗じて上手く伸びてきたソングオブウインドに凱歌があがった。
ドリームパスポートはワンテンポ遅らせて動いてきたが、
(思えば昨年と一緒。クロイツで動いたアンカツを見ながら、横典はじっと待っていた)
宿命というかなんなのか、2着に敗れた。
逃げたメインは3着、これは距離かな。一番強いのはこれだと思う。

うーん、残念だったけど、やれることはやった感じがしてすっきりかな。
外枠だったのがしんどかったねえ。ずっと外々だったからなあ。
レースを最初から見直してるけど、内に滑り込む余地がまったく無いw
アンカツがやったのは、王者を正面から倒す騎士の競馬だったわけだけど、
本当ならば、内からこっそり暗殺するような競馬が良かったんだよね。
外枠だったことと、豊が乱ペースを作ったことで、
ちょっと小細工の効かない競馬になってしまったと思う。

12R アレクシオス 4着
好スタート、ちょっと気合いを入れていたが、
別に前に行こうというものではないだろう、後方でしっかり折り合った。
前の6頭のペースがかなり速く、さすが実力馬というところだが、
とにかくこちらは後方で我慢して脚を溜め込む形。
4角回るときもまだ仕掛けずにじっくりと待って、
直線に入ってから外に出て追い込み開始。
スムーズに走ってきたのでしっかりと足を溜め込めて伸びてきたが、
先団を飲み込むまでには至らなかった。
特に前の2頭は強いわ、あれはどうしようもない。
3着はあるかと思ったんだけど、あそこが届かないのがクラスの壁なんだろうな。
でも、良いレースを出来たと思う。先につながるはずだ、近いうちに勝ち上がりを。