アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツを買っちゃいけない条件

2007-04-30 22:23:08 | 競馬
土曜日が終わって、友人から苦情を貰いました。
「1R買ってるけどけど、全然駄目じゃねえか」って。
さらに追い討ちをかけるように、
「そういや、前に8枠が良いって書いた時もすっかり駄目にならんかったか?」
との指摘も。もう忘れてたのにw

いやもう、返す言葉もありません。
「俺が悪いんじゃねえぞ」と主張したいのだけど、
書いたとたんにこなくなったのは紛れもない事実なので否定のしようがw
いやー、なんでだろうなあ。
言葉には力があるとはよく言ったもんで、いわゆる言霊って奴ですか?
いや、正確には言葉じゃねえんだけど・・・。
何やら神様とやらが俺に対して嫌がらせをしてるとしか思えないくらい、
それくらいに、書いたその週からその情報は駄目になってくれていますw

そんなわけで、もうそういうのを書くことはやめにしましたw
淡々とデータを公表する程度にしておきます・・・。
そんでもって「むしろ悪い情報出せば良いんじゃね?」という、
なんか前向きなのか後ろ向きなのかよく分からん提言を受けたので、
とりあえず実施してみることにしましたw


今日は、
アンカツを買ってはいけない条件
をお送りします。
ちなみに今週のデータは入っていません。


1・1600万とOP特別に弱い
新馬では神がかり的に強く、未勝利も1000万も、
そしてG1でもG2でも、全騎手中最高の成績を残すアンカツ。
G3は勝率こそ微妙だけど、連対率と複勝率は超抜。
500万はほぼ平均程度(あくまでアンカツ基準、勝率は26.1%)
じゃあ今年はどこで大きく負けてんだって言ったら、
1600万条件とOP特別で芳しくない状態です。

1600万  1-4-2-9 勝率 6.3% 連対率31.3%
OP特別  2-0-0-9 勝率18.2% 連対率18.2%

まあ他の騎手からすれば素晴らしい数字になっちゃうところだけども、
他の条件は軒並3割の勝率に5割弱の連対率に6割強の複勝率なので、
この二つの条件は駄目だと考えてもいいくらいだ。
1600万では1番人気に6回、2番人気に5回乗って1勝。
OP特別では、1番人気だけには応える感じで3戦2勝。後は惨敗ばかり。

そんなわけで、理由は知らんけどこの2つの条件では割り引いて考えてみましょう。


2・7枠で弱い
枠シリーズ。
これ、昨年もやったわけなんだけど、実は傾向が変わってないんですよねw
良いほうはとりあえず言葉に出さないことにしたのでw
引き続き悪い枠を公表しておきます。

アンカツが7枠に入ったときの成績
5-6-3-17 勝率16.1% 連対率35.5% 複勝率45.2%

これも悪くないといえば悪くないんだけど、
他の枠から比べると明らかに劣っている。
ちなみに昨年、8枠が良いよといったときも、
1枠と共に7枠の成績は芳しくなかった。
もう1年以上にわたってそんな傾向が続いているということだ。

なんでかは知らんけど、7枠に入ったら割り引きが必要か。


3・6歳馬で弱い
これはまあ、年齢食ってるんだから自然とそういう傾向になるのはそうなんだけども、
7歳以上に乗ったときはちゃんと来ているし、
実際これらの6歳馬に騎乗したときも人気はしているので(平均人気3.2)
駄目なら駄目と知っておいたほうが良いだろう。

6歳馬騎乗時の成績
1-3-1-12 勝率5.9% 連対率23.5% 複勝率29.4%

これは正直辛い。1番人気5回、2番人気で4回ありながら、
平均着順が6.1と、単純に負けるだけでなく大惨敗傾向にある。
(3歳で3.9着、4歳で4.1着、5歳で4.2着、7歳以上で4.2着)

よく分からんけど、6歳馬に乗ったときは惨敗傾向があるので注意。


4・馬体重の少ない馬でほど駄目
これはなんとなく理解できる話ですかね。
アンカツの豪腕は大きな馬であるほど発揮しやすいのか。

400~419キロ 0-1-1-0   勝率0.0%  連対率50.0% 複勝率100%
420~439キロ 0-1-0-9   勝率0.0%  連対率10.0% 複勝率10.0%
440~459キロ 4-6-1-11  勝率18.2% 連対率45.5% 複勝率50.0%
460~479キロ 18-6-4-26 勝率33.3% 連対率44.4% 複勝率51.9%
480~499キロ 14-9-4-19 勝率30.4% 連対率50.0% 複勝率58.7%
500~519キロ 10-4-6-15 勝率28.6% 連対率40.0% 複勝率57.1%
520~539キロ 4-2-1-9   勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率43.8%
540~       2-0-0-0    勝率100%  連対率100%   複勝率100%


460キロを切るくらいの馬だと、ちょっと勝ちきれない感じ。
小さい馬に乗ることは普通にあるわけだから、
この傾向は知っておくと最後の取得の時に役に立つかも。


5・岩田からの乗り変わりで勝てない
これは意外なのかそうじゃないのか良く分からんけど、

0-1-1-7 という感じで一つも勝っていない。

今週もミリオンキングに乗って1番人気に推されたが、4着に負けた。
数は少ないが、岩田からの乗り替わりで乗る馬には傾向があって、
3~5倍程度の、いかにも押し出された感のある2~3番人気の馬が多く、
岩田で駄目だったけどアンカツならって感じで引き続き人気なのだと思うが、
駄目なもんは駄目ですって感じですなw
とりあえず岩田からの乗り替わりを見つけたら、人気でも割り引いておこう。




とりあえずこんなところで。
これらの条件ではアンカツを積極的に買ったらいけません。

・・・さて、良いほうに転がってくれるのだろうかw

来週の特別騎乗予定馬

2007-04-29 18:53:09 | 競馬
春天を振り返っているけど、
結果的には位置取りは問題ないんだよな。びっくりするほどの乱ペースだった。
数字から言えば、11ハロン目の13.0秒のとこ。
ここで動いていければもうちょっと際どかったと思うけども、
まあ、後一歩届かないことを何とかする為に、
思い切った競馬も考えているとは書いていたから、
出遅れて後方にされた地点でこの競馬は考えただろうね。

全体としては、最後の1ハロンが12.3と大きく失速しているんだけど、
最後の1ハロンはアイポッパーもそれほど鋭く伸びてはいない。
逆にもっと待っても良かったんじゃないかとも思う。
34.0。出せん上がりではないんだけどな。
あそこまで我慢したなら、むしろもっと待っても良かったんじゃないかと思った。

いずれにせよ、最初の位置取りによって全てが半端なことになってしまったね。
パトロールを見る限り、遅めに出た後に内のトウカイエリートにぶつけられてる。
そして下がってしまい、1角では鮮やかなまでに前後左右を包まれた。
後方になった理由はこういうことだ。
ここまでにもうリズムを欠くような形になったので、
道中腹を括って余計なことをしなかったのだと思う。
ちなみに3角でもちょっと挟まれてるな。上手く引いてるけど。

普通に出てさえいれば、これらの話は全部なかったんだが。



土曜 京都
御池特別 ダート1400m 未定

烏丸S 芝2400m マーブルバルダー
田所厩舎、ブラックタイアフェアー産駒の7歳牡馬。
前走は窮屈になりやすい中山での一戦。
4番手のインで我慢して道中は良い形だったが、
最後はやはり前がごちゃついてなかなか抜け出すことが出来なかった。
それでも空いてすぐにきっちりと伸びてきたのは大したもの。
京都に変わるのは大幅なプラス。今度こそだ。

京都新聞杯 芝2200m 未定

日曜 東京
陣馬特別 芝2400m 未定

オアシスS ダート1600m ラッキーブレイク
音無厩舎、ジェリ産駒の6歳牡馬。
ダートの強豪だが、今年に入って3戦は芝に挑戦していた。
勝ち負けにはなっていないが、意外と接戦でまとめていて、
慣れてきたら、OPやG3くらいは勝つかもしれないね。
それは置いておいて、今回は久々に主戦場であるダート戦。
OP特別ではここ3戦で2-4-2着と好走中。
力上位は疑う余地がない。東京も良い。
アンカツとの相性も抜群。あっさり勝利を期待。

NHKマイルC 芝1600m シャドウストライプ
加藤征厩舎、サクラバクシンオー産駒の3歳牡馬。
NZTはダッシュつかずに無理せず後方から。
そのまま大外を回してどれだけ脚を使うかを確認した感じ。
距離を走ってもよく伸びてきたし、トライアルとしては上々だろう。
見た感触としては、芝も十分に走れる。特に最後のストライドは迫力があった。
G1となるわけだが、別に相手が特別に強化する感じもない。
まだ腰が甘くてダッシュがつかないということなので、
序盤は無理せずに最後方で我慢していれば良いだろう。
府中ならば、全てを末脚に賭ける形で十分に間に合う。
この相手なら、2回目の芝でまとめて交わしきるんじゃないかと期待している。

テレビ埼玉杯 ダート1600m ヘイアンルモンド
松山厩舎、キングマンボ産駒の4歳牡馬。
前走は好位からレースを完全に支配して、
逃げ馬を潰しつつ後続もきっちり封じる完璧な競馬。
その分、昇級していきなりってのは厳しいと思われる。
ペースも違うし、これはさすがにクラス慣れが必要だろう。
ただ、坂路調教は抜群に良いんだよね、この馬。
前走時よりもさらに良くなっている感じがする。
前走からさらに成長があれば、いきなり好勝負があるかもしれない。

日曜日の結果

2007-04-29 11:09:16 | 競馬
3R ファーストレイター 1着
好スタートから馬なりで前目に進出。行きっぷり抜群だな。
ハナまで行こうと思えば行けるくらいの勢いだったが、
そこはアンカツ、当然ながら今後の為に適当な競馬は無し。
ちょっとかかり気味なところもあるが、上手く絞りながら番手に待機。
外から人気を分け合ったジャングルバードが終始絡んでくる形だが、
道中はまったく相手にしない感じだね。
こちらは動いていないけど、ジャングルが上がったり下がったりしてる感じ。
4角前からじわっとペースを上げると、コーナーワークでジャングルを突き放し、
直線入り口で堂々と先頭に立つと追って抜群の伸び。
あっという間に後続を3馬身程度引き離して、そのまま楽勝のゴール。
叩いて一変、力の違いを見せ付けた格好だ。
この勝ちっぷりなら、上に行っても頑張ってくれるんじゃないかな。

4R ミリオンキング 4着
出遅れたわけじゃないが、微妙に遅いスタート。
後方になりかかったが、少しだけ追っつけてカネトシソレイユの横に進出。
7番手の真ん中、いつでも動けるポジションにはついた。
道中スローに近い平均ペースの中、じっと待機。
3角過ぎ辺りから早々に進出を開始、大外を良い勢いで浮上してきたのだが、
直線に入ったところではまだ前が遠く、追っても追っても差が詰まらない。
直線に入ったそのままの差で全馬がゴールまで雪崩れ込んだ感じ。
ようするに、スタートの上手い順の着順になった凡戦。
この相手なら瞬発力は上だと思っていたけど、差を詰めれないのではね。
特に上ということはなかった。瞬発力はまさに標準程度か。
もっと前でレースを進める必要がありそうだが、その為にはそれなりのスタートが必要。
ま、課題が見えてるのだから調教でならなんとかなるだろう。

6R ストロングウィル 3着
まあまあのスタートから強めに追っつけながら前へ。
あまり行き脚はつかなかったがとりあえず4番手のイン。
フェザーウイングが1頭だけぶっ飛ばしていく形で、
残りの馬は離れた位置でじっくりと。
3角でフェザーも含めて馬群が一かたまりになり、
ストロングはまずまずの手応えで終始インに待機。
前3頭が壁になる形のところをじっと我慢して、コーナーを回りながら外へ。
実にスムーズに外に持ち出したまでは良かったが、そこからがずぶいのなんの。
追えども追えどもエンジンがかかってこない感じで、
ラスト200あたりで展開に乗じて追ってきた数頭に飲み込まれそうになる。
が、なんだかよく分からん感じこれらの馬についていくことに成功して、
最後は前の2頭を差し返す寸前まで持っていって3着を確保。
凄まじくズブかった。ジョーモルデューと良い勝負だったなあw
こうなると、デビュー戦はスローだったから反応が良かったのだろう。
本質的にはもっと距離があったほうが良さそうな馬だ。
力は十分、とりあえず前走の凡走のイメージは払拭出来た。

7R ノーヴァーチャル 2着
まずまずのスタートから、気合いを入れて前へ。
追っつけながら4番手に進出。そのまま4番手の外目を追走。
道中のペースは平均程度で淡々としていたが、
なれない先行で戸惑ったのか、3角過ぎからじわじわと後退。
そこでは無理せずに馬のやりたいようにやらせている感じ。
4角、勝負どころでは気合いを入れて進出開始。
馬が嫌々する感じでちょっと外へ膨れていく。
それでも勢いだけはついて、大外のおそらく馬場の良いところへ出ると、
ふらつく馬を叱咤しながらの追い込み。
内から伸びてきたヴァーチュに併せに行って叩き合いに持ち込むと、
2頭が弾かれたように伸びてきて先団を飲み込んだわけだが。
交わせそうで交わせないままに、わずかに競り負けて2着に。
これはなんとも残念だった。あとちょっとだったんだけどなあ。
気の悪さを出さずに普通に走ってくれれば勝っていたが、まあしゃあない。
過剰人気っぽかったが、人気に応える競馬はしてくれた。
何より面白かった。

8R メイショウバレーヌ 3着
スタートは普通。行き脚がつくのはやはり速く、馬なりで2番手に浮上。
サーキットレディがかなり速かったので、離れた番手で待機。
途中までは絶好のレース運びだったのだが。
そのまま4角へ入ってまずまずの手応えで前との差を詰めるところ、
内からテイエムオペレッタがそれよりも良い手応えで接近。
4角出口から直線少しの10秒弱の間、
テイエムを出すか出さないかの攻防で岩田と押し合いになったが、
手応えの違いから強引に押し返された感じで間を割られてしまった。
テイエムとの戦いに疲れた感じで最後はコパノオーシャンズにも差されて3着に。
まあ今日は完敗だね。テイエムが強いならば普通に納得がいくから仕方ない。

9R マイネルファーマ 1着
好スタートから馬なりで前に進出。
楽に行けるかと思ったが、内からエキゾーストノートがハナを主張。
あえて競る必要もないところ、即座に2番手で妥協の判断。
あえてこちらから競りかけるような事はせず平均ペースを作らせてそれに乗った。
1000mを1分1秒弱の非常に走りやすいラップから、
4角から急がずにじわじわと前にプレッシャーをかけていく形。
直線入り口あたりで少し手応えが悪かったので手綱をしごいて気合いをいれながら、
直線入って多少馬体を離し気味に出て本格的に追い出し開始。
楽をしていた分だけエキゾーストがしぶとく頑張っていたが、
こちらも楽をしていて力の違いで楽々ねじ伏せた。
最後はセイウンビバーチェが猛追してきたが決着がついた後。
まさに完勝だった。

11R アイポッパー 4着
トウカイトリックふざけやがって・・・w
ゲート内で待たされている地点で嫌な予感がしまくったが、
やっぱり出遅れてしまった、そのままダッシュがつかず後方に。
もう出たところで我慢するしかない感じで、後方3番手で我慢。
ペースはとてつもなく速くなった。
1000m通過も2000m通過も速い、
さらにデルタブルースが動いて超乱ペース。
ペースだけは最高に向いてくれたんだが・・・。
我慢を重ねて大外に進出、さあ追い出すぞってとこで、
いったん内によれるような格好でその後外に。
追い出して弾かれたように伸びてきてきたんだけども、
中団から差した3頭を捕まえるには至らなかった。
これはなあ、スタートさえ決まれば中団待機で勝ってただろうなあ。
とにかくゲートで待たされたのが辛かった。

日曜日の騎乗馬と予想

2007-04-28 21:08:44 | 競馬
さあ、明日はいつも以上に楽しみなレースが一杯だ。
たくさん良いレースをして、メインも頑張ってくれ。
頼むぞアンカツ。


3R ファーストレイター ◎
五十嵐師
「初戦はフワフワした走りで若さを見せていたが、上がりの脚は目立っていた。
2走目ならもっとやれると思う」
相手に恵まれたこともあって、ずらっと重い印が並んだ。
実績的にはジャングルバードが断然人気でも良さそうだが、
鞍上を加味したらこっちが人気になるのは必至だろうね。
それに応えるだけの素質の片鱗は初戦で見せてくれた。
調教の動きも素晴らしく、大幅に良化するのは確実。
京都の外回りでその末脚を思う存分に見せつけて欲しい。

4R ミリオンキング ◎
片山助手
「2走目でレースぶりが良化。連闘でさらに」
初戦はさっぱりだったが、前走である程度の瞬発力を発揮。
大型馬で連闘も問題ないというか、多分前進してくるだろう。
相手にも恵まれて、福島で2着のノーキュアノーペイと、
ここがデビューになるヒシアワードくらいだろうか。
ざっと見て、上がり勝負なら断然ムードで今の京都はぴったり。
頭数も手頃なので位置を取るのもそれほど苦労しないだろう。
中団程度につくことが出来れば、楽勝までありそうだ。

6R ストロングウィル ◎
安田翔助手
「変わらず好調です。前走も終いは伸びていたので、
砂を被るレースをした経験が生きるようなら楽しみです」
デビュー戦で上がり36.5を楽々とマーク。
評判の高さそのままのレースを見せ、先を期待したのだが、
前走は砂を被ったのを嫌がったのか?情けないレースだった。
ちょっとがっくりしたが、輸送競馬とかいろいろと要因があったかもしれない。
考えられる要因を大幅に削減して迎えるのが今回の一戦。
ペースに戸惑うことはもうないだろうし、この構成なら楽に先手を取れる。
特に、逃げる内のフェザーウイングの後ろにつくことが出来たら楽になりそう。
ジョーモルデューが追ってくるのは最後になるので、
(もし途中で動いてきたらまったく大したことのないので警戒しなくて良い)
それまでに決着をつけてしまえるかどうかだろう。

7R ノーヴァーチャル ◎
佐々木晶師
「前走の内容が悪くないし、デキも確実に上昇。
良馬場ならさらに動けて良いはず」
師の言われるとおり、前走は久々に動いた。
とにかく序盤に置いていかれる馬なので、
まずはスタートを決めることが前提にはなるけれども、
京都に変わってその瞬発力はさらに発揮されるのではないかと期待。
とりあえずジリ脚のエイシンルンナが人気してくれるので、
これを目掛けて追い込み態勢に入って、
並びかけるところまで行ったらまず負けんと思う。

8R メイショウバレーヌ ◎
安達師
「もう少し落ち着きが出れば申し分ないのですが、前回の状態は維持。
直線に坂のない京都に替わって、あとひと踏ん張りが利けば」
阪神は本物の前残り天国なので、
競馬場が変わるのはプラスでもマイナスでもないか。
この馬自身の粘り脚には大幅なプラスになるだろうけど。
プラスなのはアルシラートみたいな怪物がいなくなること。
テイエムオペレッタがどこまで走ってくるかは不透明だが、
順調さでこちらが断然優位だろう。

9R マイネルファーマ ◎
中村師
「日曜にもやっているので追い切りは馬なりでサーッと。
反動の心配もあるが、前回がひと追い不足。上積みのほうを見込んでいる」
ここ3走ですっかり安定して走るようになった。
今回も単騎逃げが濃厚な構成で期待は大きい。
ひと追い不足の状態で好走したということは、
次は2走ボケする場合の典型なので、それに関してはちょっと不安だけど、
それはやってみないと分からんブラックボックスの話。気にしてもな。
京都では過去5戦で複勝圏にすら来ていないんだけども、これも過去の話か。
新しく頑張っているファーマならば、なんとかなるだろう。

11R アイポッパー ◎
松永助手
「金曜朝は坂路で入念に。
追いきった後も良い雰囲気だし、良馬場でやれそうなのは何より。
スタートは以前より上手になっているが、
1完歩目が遅いので後入れ偶数枠はスタートのタイミングを合わせやすそう。
3度目の挑戦。経験の強みを存分に発揮して欲しい」
ついに重賞を制覇、さらに連勝と乗ってきた。
特に2走前のステイヤーズSは強いの一言だった。
この歳だが「本格化」って言葉が相応しいレースぶり。
瞬発力はこのメンバーでも屈指だし、その上で自在戦略が取れる。
ちょっと他騎手もかなり先行したいような口ぶりなので、
決め付けて先行することは非常に危険だとは思うが、
そこはアンカツが考えて対処してくれるだろう。
ペースを読ませたら最高に上手い。馬場を見させても無敵だ。
これほどのチャンスレースは、国内ではもう巡ってくることはないだろう。
今回は生涯最高の出来たという話だ。
人気に見合った着順を手に入れてくれ。頑張れアイポッパー。

相手には、ポッパーの後ろから追い込んでくる馬を選んで買いたい。
単純な前残りにはならないと踏んでいる。
トウショウナイト、ファストタテヤマ、ダークメッセージ、
そして、今回少しだけ控えそうな気配が漂っているメイショウサムソンを選んだ。

土曜日の結果

2007-04-28 20:16:35 | 競馬
いろいろと作業終了。疲れた。
今日は確実に2つ勝ったようで何より。
レース見てみたが、今日もやっぱり良いね。
今週のコラムでアンカツ自身が好調だって言ってたけど、
俺もレースを見てて先週はそんな感想を持った。
明日はさらに揃っている。とりあえず全勝期待w

今日を振り返って。
芝は内も伸びるけれども、外の方が鋭く伸びれる感じだね。
どこをついても大丈夫な京都らしくなってなにより。
その中でも、その日最も伸びる道をメインまでに見つけられるか。
これはアンカツの得意分野だな。メインまでの進路取りにも注目。


1R エリモヴィヴィアン 5着
ちょっと立ち遅れ。そのまま勢いつかずに後方から。
少しだけ押し上げるような感じで後方7番手あたりに浮上。
この条件としては速すぎるくらいのペースで流れていて、
結果的に位置を押し上げたのはあまり意味がなかった。
外々をしっかりとした足取りで進んでいて、
3角過ぎから良い感じで浮上しているが、
後ろについていたハッピーランがついてくる脚が速すぎて、
直線に入ったときにはもう飲み込まれて後退してしまった。
そこから変に止まることはなかったが、伸びもせずに5着。
スタートした後、あえてハッピーランの斜め前に出たように見えるが、
これを後ろについていたら3着争いには入れたんじゃないかな。
今日は良いところが見れなかったが、それでこの着順なら次は大丈夫だろう。

6R ビーチブリーズ 1着
プラス20キロで登場。これは成長か。
好スタートから速さの違いで楽々と先行集団の一角へ。
ハナを主張するインディゴラヴを行かせて2番手から。
3番手のアドマイヤプルートがちょっと突っかかってくる感じがあったが、
これはアンカツがきっちり抑えているような感じで、
おかげで逃げるインディゴは非常に安定したペースを作り出した。
これに乗ってビーチブリーズも楽な感じで直線へ。
アドマイヤプルートが早々に置いていかれた事で、前2頭の一騎打ちに。
無理してない分だけインディゴも頑張ったが、最後は楽々とねじ伏せた。
力の違いと競馬センスのよさを見せ付けた格好に。
調教に乗った後のアンカツのコメントは絶賛という感じだったが、
なるほどアンカツがべた褒めするだけの事はあった。
休み明けでこのレースぶりなら、OPでも十分にやれそうだ。

8R ケンブリッジレーザ 1着
好スタート、その流れで前のほうへ。
外のラッキーリップスと並んでいたが、なんと出鞭を一発入れて進出。
馬のほうもこれまでのレースぶりからは想像も出来ないような行きっぷりで、
ハナを奪いそうな勢いで2番手に取り付いた。
押してハナを奪ったウエスタンホークが後続を引き離す形に、
これを離れた2番手でじっと待機するケンブリッジ。
さらにラッキーリップスが4番手にいる為に誰も動けなくなった。
レースは超スローで流れていて、終始番手のアンカツが主導権を握る形。
3角過ぎからジックリと無理をしないように差を詰めていき、
4コーナーを抜群の手応えで回ると、直線入り口であっという間に先頭。
ここから10秒9の脚を使って一気にセーフティーリードを築き上げた。
最後も余力を残した感じで完勝のゴール。
実に落ち着いた運びで、2200mでも強い競馬だった。
とてもタイキシャトル産駒とは思えないねw

9R ツルマルオトメ 4着
まずまずのスタートから即座に引いて最後方に。
いつも通りに後方でじっくりと溜めていく形に。
前のほうでは前残りを意識した騎手達が暴走。
最初の3ハロンが33.3、4ハロンで44.3。
これが先頭で、後続もそれを意識したように早めの競馬。
アンカツただ一人だけが、馬群から離れたところでじっと我慢していた。
4角前あたりでようやく馬群の最後方に取りつくと、
そのまま外に出さずに馬群の真ん中に突っ込んでいった。
壁になりかかったのを捌いて、ラスト200mの標識を過ぎてから追撃開始。
ツルマルオトメだけが倍速のように馬群を縫って伸びてきたが。
惜しくも3着馬を鼻差まで追い詰めたところがゴールだった。
1200mは内回りだから厳しかったね。
とりあえず力上位のところは示したし、次走で改めて。

10R クリーン 6着
スタートはそこそこ。スッと下がって後方2番手から。
人気を背負ったロングプライドをマークするようなか格好。
2角過ぎにロングプライドが外に出そうとしているように見えるんだが、
それを塞ぐように斜め前に進出。あえてそれに蓋をしにいったのか?
1度だけペースが緩んだが後はずっときびしめのペースでレースが推移。
後方でじっくり待っていたクリーンの手応えは非常に良い感じで、
3角過ぎから素晴らしい勢いで外目をグングン上がってきたのだが。
その後ろからロングプライドがそれを超える脚で進出してきて、
4角の途中で一気に飲み込まれてしまった。
こんなレースをされてはさすがにどうにもならず、
伸びるはずのものが伸びないままに終わってしまった。
とにかく勝ち馬が強すぎた。それだけ。

今週の騎乗馬 俺はちょっと非常事態w

2007-04-26 17:37:57 | 競馬
火曜日、水曜日と続けて個人的に洒落にならん事態に。
火曜日にPCがぶっ壊れました。電源が逝かれたようで。
そんで水曜日にはテレビが映らなくなりましたw
特にテレビのほうはそうだけど、買い換えようとは思っていたんだけども、
同時ってのはなあ・・・やってくれるぜ。
テレビのほうは地デジに対応せにゃならんけど、やっぱり高いねえ。
せっかくだから、それなりに良いのを買うことにした。
とりあえずPCは明日手に入る予定で、テレビを土曜日午前に設置予定。
一気に40万弱の出費であります。
再来月のボーナスを先に使うと思えば問題はない。
うん、問題はないぞ。いやほんとにw
もう40万も50万も変わんねえやってことで、
ついでに春天は10万ちょっと使うことにしましたw
いつもは1日5万で、G1で使うのは3万と決めてるんですけどね。
ただいま相手探しを真剣にやってます。

3日も留守にするわけにはいかない。
ただいま漫画喫茶から。会社に戻らず休憩中w
データ収集もままならないため、かなり簡易ですが今週の騎乗馬を。


土曜 京都
1R 3歳未勝利(牝) ダート1400m エリモヴィヴィアン
五十嵐厩舎、マリエンバード産駒の3歳牝馬。
今回が初出走の馬だが、これは桁違いに走るんじゃないか?
今週の坂路が51.9-12.3と古馬OP級の時計。
1週前にも54.1-12.2と素晴らしい動き。
もちろん実戦はやってみないと分からないが、
ここは牝馬限定戦を好走してきた馬が何頭かいるのだけど、
まったく相手にしないんじゃないかと期待している。

6R 3歳500万(牝) ダート1200m ビーチブリーズ
加用厩舎、マンハッタンカフェ産駒の3歳牝馬。
500万を連続4着してから3ヶ月の休み明け。
現級ならばあっさり抜けられそうな感じのする馬だが、
これも今週の動きが素晴らしく良い。
アンカツが乗って坂路で53.3-12.3。
ホワイトメロディーを圧倒してみせたようだ。アンカツも助手さんも自信満々な感じ。
ここは牝馬限定の割にはある程度相手は揃っているが、一気に突破しそうな気配。

8R 4歳以上500万 芝2200m ケンブリッジレーザ
大根田厩舎、タイキシャトル産駒の4歳牡馬。
ほぼ追い込み一手の馬。休み前はなかなか届く気配はなかったのだが、
約1年の休養を経て叩き2戦目の前走で、意外にも中団から鋭く差して3着。
父からして距離が延びてどうかはやや疑問ではあるけど、
レースぶりからすると距離が延びてむしろ良さそうな気がする。
今日の調教の動きが良い。期待大。

9R 鷹ヶ峰特別 芝1200m ツルマルオトメ
坂口則厩舎、タイキシャトル産駒の5歳牝馬。
やや休みがちではあるのだが、素晴らしいスピードをもった馬。
脚質を転換して今は追い込み馬になっている。
まともなら準OPですら上位の馬であり、
他は関係ない、自分の力だけ走れれば勝ち。
今回はまた休み明けで、ちゃんと走れるかどうかは微妙。

10R 端午S ダート1800m クリーン
音無厩舎、ホワイトマズル産駒の3歳牡馬。
なかなか難しい相手関係だが、調教に乗ったアンカツの感触は良好。
坂路で一杯に追って、54.0-12.8をマーク。
大型馬らしく素晴らしいパワーがあるとの感触のようだ。
このレースは戦ったことのない馬ばかりでさっぱり分からんからね、
クリーンも含めて、どんな結果になるかとても楽しみなレースだ。


日曜 京都
3R 3歳未勝利(牝) 芝1800m ファーストレイター
五十嵐厩舎、ダンスインザダーク産駒の3歳牝馬。
デビュー戦は兄者が騎乗して5着。
後方待機組の中では最も鋭い脚で伸びてきて先が楽しみな馬。
そして調教の動きが素晴らしく良化している。
2週前には51.6をマーク、今日は流しただけで55.2-13.0。
先々は相当走りそうな感じだ。
今回は中京から京都に変わるのも良い。ずっと外々はきついかもしれんけど、
ここは外回りなのでアンカツが、なんとかしてくれる。

4R 3歳未勝利 芝2000m ミリオンキング
池江康厩舎、グランドスラム産駒の3歳牡馬。
デビューから人気していた馬だが、人気ほどには走っていない。
ただ、先週のレースはそんなに悪くはない。
京都で戦う瞬発力は十分に兼ね備えている。
そして今回は連闘で挑んできた。相手も手頃で面白そうだ。

6R 3歳500万 ダート1800m ストロングウィル
安田厩舎、フサイチコンコルド産駒の3歳牡馬。
デビュー戦を快勝、昇級しても人気したが、
意外なほどに走れずに惨敗。あんなもんじゃないと思うんだが。
再びアンカツに戻って巻き返しを期待。
相手はアンカツもよく知っているジョーモルデューただ1頭だ。

7R 4歳以上500万 芝1600m ノーヴァーチャル
佐々木晶厩舎、キングヘイロー産駒の5歳牡馬。
昨秋に復帰して早6戦、前走でようやくそれらしい末脚を発揮。
そろそろ本領発揮といきたい一戦だ。
もともとこのクラスなら即突破可能だった存在。
かつての力が帰ってきたなら、あっさりまであるだろう。
で、人気薄を期待したいのだが、相手が弱すぎて無理っぽいw

8R あやめ賞 芝1200m メイショウバレーヌ
安達厩舎、キャプテンスティーブ産駒の3歳牝馬。
強敵不在、速さで決着をつけるだろう。

9R 鴨川特別 芝2000m マイネルファーマ
中村厩舎、フォーティーナイナー産駒の4歳牡馬。
かつて、ききょうSで一回だけ乗ったことがあるが、
あんときは途中からついて行けずにさっぱりだったな。
あれから、常にそこそこのレースを繰り返してこの歳だが、
ここ3走で前に行くことが出来るようになってから非常に安定している。
とてもフォーティーナイナー産駒とは思えない戦績だがw
芝でゆっくり行ける距離が合っているんだろうねえ。
今回も単騎逃げを確実に打てそうな構成。
内回りでもあり、そのまま押し切りを期待しよう。

11R 天皇賞・春 芝3200m アイポッパー
清水美厩舎、サッカーボーイ産駒の7歳牡馬。
先週にアンカツが乗って実戦並みの目一杯の追いきりを実施。
あれで馬がピリッとしたのだろうね、
今週は助手さんが乗って終いを12.0でびしっと締めた。
馬場は雨が降ってそれほど良くなかった模様で、
普段から調教は動かない馬であることもあり、絶好調といって良いだろう。
今ならば多少の重馬場もこなしてしまうかもしれないくらいに充実していそうだ。
幸いにも日曜日は晴れてくれそうで、唯一の不安点は解消されそうだ。
枠は4枠8番。絶好の後入れど真ん中。
ここ2走のG1はとにかく極端なところが来て明暗が分かれたが、
神様がバランスでもとってくれたんかねw
内にメイショウサムソン、その内に逃げそうなユメノシルシがいて、
めちゃくちゃレースしやすそうな格好に。
アンカツは後一歩を発揮するためにいろいろと考えてるみたいだけど、
この枠関係なら正攻法で良いんじゃないかな。

単勝8万円と、3連単1頭軸で4頭選んでマルチで24点を1000円ずつ。
これで行こうと思っています。
今のところ、ファストタテヤマとトウショウナイトの買いは決定。
後2頭をどうしたもんか・・・悩んでおります。
とにかく、いろいろと回収させてくださいませw

ウオッカの動向と春天展望

2007-04-23 20:23:30 | 競馬
ウオッカ ダービーへ
朝新聞を広げたら、いきなり度肝を抜かれましたw
アンタレスとフローラの記事にも目が行かず、なんていうか目が点にw

いやあ、思い切ったなあ。
桜花賞を終えて、スカーレットとまず五分って感じになったので、
間違いなくオークスで再激突だと思っていたのだが。
行こうと決めた理由は分かる。
ウオッカは、馬体からして牝馬の枠を離れた特別な馬だ。
スカーレットとは2度戦ってほぼ五分の関係だが、
これとアストンマーチャン以外の牝馬には、近寄られたことすらない。
スカーレットがいなけりゃ、桜花賞もチューリップもぶっちぎりの圧勝であり、
他牝馬から常に6馬身程度前を走れる存在ならば、
牡馬とも好勝負になるという考えは理に適っている。
ダービーがオンリーワンの特別なレースであることを加味すれば、
そういう決断があっても良いだろう。
並の牡馬ならば圧倒してみせることだろう。

ま、こちら的には来るならば来るが良いというところか。
真の覚醒をしつつあるホウオーが楽々と迎撃して見せるはずだ。



そんでもって、オークスの方がめちゃくちゃ楽になってしまうなw
ベッラレイアが来るのをのんびり待つだけで良い。
ウオッカがいたならば、おそらく4角あたりから壮絶な戦いが始まって、
力尽きたほうがベッラレイアの餌食になる可能性があったと思うが、
いないならば、何の抵抗もなくラスト300mあたりまで馬なりで行って、
ベッラレイアが近寄ってきてから追い出すだけで楽勝できそうだ。
自分との戦い、テンションが上がらなければ波乱は何もあるまい。

ベッラレイアが強いところを見せて、レースへ向けてテンションが上がったところ、
その翌日の記事でちょっと拍子抜けしたけどw
ウオッカ陣営から、牝馬2冠はあげるということなのでありがたく頂戴しましょう。


春天出走各馬について
G1ホースの参戦は2頭だけ。
その2頭と前哨戦の勝ち馬であるアイポッパー。
今回の春天は基本的にこの三つ巴の様相。
さて、3頭を含めて各馬の力関係はどんなもんか。
歳とった馬ばかりで今さらな感じもするが、ざっと見ておきたい。


メイショウサムソン
昨年の2冠馬。
菊花賞は好位追走から早めにアドマイヤメインを追いかけ始めたが、
直線に入ってもう伸びてくる気配はなく、ジリジリしか伸びずに4着。
JCは中団追走から直線に入ってもジリジリとしか伸びず。
これは多少仕掛け遅れか。瞬発力はない馬だ。
有馬はダイワメジャーの後をついて行く早めの競馬。
しかし直線はジリジリとしか伸びず。JCと一緒。
復帰戦の大阪杯。好位追走から自力で外目を進出して、
粘るシャドウゲイトをねじ伏せたところがゴール。

しぶとい馬。デルタブルースとかぶる感じ。
ただ、菊花賞の負けを見る限りは、ステイヤーではないと思う。
作戦としては、デルタブルースを追って早めに行くだろう。
アイポッパーの格好の目標だ。


デルタブルース
菊花賞、メルボルンC馬。
格的には断然の存在だが、そんな印象がないのは何故なのかw
2年前のJCや前走の阪神大賞典のように、
じっくりと溜めればそれなりの瞬発力は発揮する。
が、それはあくまで重賞ウイナーとして標準程度のもの。
それが大きいところを制する武器かといわれたら、まずNOだね。
菊やメルボルンを制した時のように、4角先頭が理想だろう。
そして、まずそうしなきゃいけない雰囲気にもなっている。
ダイワメジャーがステイヤーになった感じの馬。
スパッと切れる馬が天敵になるだろう。


トウショウナイト
長距離重賞の安定株。昨年の天皇賞4着馬。
追い込み脚の優れた馬だが、特別という感じではなく、
強い相手と戦うにはちょっとだけ足りない感じ。
折り合いに難もなく、意外と好位に出て行ったりすることが出来る馬だが、
前に出て行くと大したレースはしない。この馬はやはり控えてこそ。
まず不発ということがない馬であり、目標とする馬を間違えずに爆発したら、
一発逆転がありえる馬だろう。人気と実力のバランスがもっとも取れていない馬。
そして想像に易いのだが、おそらくアイポッパーを目標にしてくる。


ネヴァブション
日経賞を制した上がり馬。
父のマーベラスサンデーを髣髴とさせるような成長ぶりだ。
去年の菊花賞では大敗を喫しているが、それは度外視したほうが良いか。
重賞級のレースでは、基本的に追い込み一手と考えて問題ないだろう。
前走ではトウショウナイトよりほんのちょっとだけ優れた脚を使った。
ただ、成長していることは間違いないと思うが、
斤量的なものを考えるとやはり一枚落ちるのではないかと思う。
ファストタテヤマと並んで追ってくると思うが、
これよりも凄い脚を繰り出すことはちょっと想像しにくい。
どこまで人気するか分からんけど、カモの一頭だと思う。
ファストタテヤマが勝ったときには、2着か3着くらいありそうだけど、
ファストタテヤマの前にいることは無いと思う。


ファストタテヤマ
ムラっぽい成績の追い込み馬。
相手がはっきりと弱化すると、思い出したように力の違いを見せ付ける。
強敵相手になるとまったく駄目かというとそんなこともなく、
現役最強級の瞬発力を持つスイープトウショウとの差し比べでも引けをとらない。
京都の平坦コースもあっている。はまると切れに切れる。
作戦はとにかく展開度外視でじっくりと後方待機だろう。
デルタブルース以下先行馬の動きによって、
先団をまとめて飲み込むならこの馬しかいない。


マツリダゴッホ
AJCC馬。日経賞は3着。
前走は素晴らしい勢いで4角から先団を飲み込んでいきながら、
最後は脚が上がって追い込み2頭の餌食になった。
AJCCでは早め先頭から独走してみせたが、相手が弱かったか。
反応が良く、いろんな競馬が出来そうな馬だが、
前走の結果をもって、横典は間違いなく差しに徹すると思う。
デルタ、サムソンがいる為に、自分から動く必要がないからだ。
自力はちょっと足りないだろうけど、気配を消して雪崩れこめば。
アイポッパーの仕掛けに反応してくるんじゃないかと思う。


トウカイトリック
ダイヤモンドSの覇者。
スタミナに自信がある馬で、凄まじい消耗戦になった前年の阪神大賞典で2着。
スタミナの権化ディープインパクト以外で唯一まともに走った。
強い雨でも降った日には大本命にしても良い。
何か思うところでもあったのか、脚質転換を実施中で、
とりあえず近走は差しが板について安定してきたようだが。
成績的には相当切れる追い込み馬って感じになっているのだが、
そんな印象が全くしないのは何故だろうかw
ファストタテヤマあたりより一歩前でのスパートになるだろう。
あんまり怖い気がしないんだが・・・。




1周目の隊列がおそらくこんな感じ。

                  エリモ  ウイン トウショウ   ダーク Aタイトル
  マイソール        サムソン アイポ  Tエリート Tトリック    ファスト
ユメノシルシ       デルタ スウィフト Aモナーク マツリ  ネヴァ
----------------------------------------------------------------------------


2周目4角、こんな感じで直線へ入ってくるか。


      アイポ  トウショウ  ダーク ファスト     Aタイトル    
 サムソン   マイソール  Tトリック   Tエリート    ウイン  エリモ
デルタ    ユメノシルシ マツリ   ネヴァ     スウィフト Aモナーク
----------------------------------------------------------------------------


デルタブルースがどこから動くかで大きく変わると思うが、
少なくとも上がりが33秒の前半になるような競馬にだけはしたくないはず。
極端な瞬発力勝負だと、紛れが発生してしまうが、
そこは岩田、それから石橋を信じよう。
どちらが動けない態勢になったとしても、どちらかは動いていくはずだ。
アイポッパーはそれに併せて動いていくだけの話。自由自在の脚質と気性が心強い。
そして、持久戦にも瞬発力勝負にも、どちらにも対応できる。
まあ、どちらかというと持久戦よりだろうか。
他に誰もいなければ自分で軽く動いていくことになるのだろうが、
今回のメンツだとあえて自力で動いていく必要もなく、楽な競馬が想像される。


来週の特別騎乗予定馬

2007-04-22 18:56:49 | 競馬
来週は春天。再びG1ウィークだ。
今年のG1は、1-3-1-3着と来てしまったので、
せっかくの流れだから、さくっと頂いて行こう。
流れを粉砕するのはその次のシャドウストライプにお任せだ。


土曜 京都
鷹ヶ峰特別 芝1200m

端午S ダート1800m クリーン
音無厩舎、ホワイトマズル産駒の3歳牡馬。
未勝利と500万を追い込んで連勝、
伏竜Sでも後方からよく追い込んで3着に好走。
今回は14頭立てだが、前走で500万を制した馬が大半。
また、芝のOPに挑んで負けて帰って来る馬も数頭いる。
実績的には最上位の存在となるので人気はするだろうが、
500万を勝ってきた馬との比較が非常に難しく、
なんとも難解な一戦としか言いようがない。

朱雀S 芝1600m 未定


日曜 東京
あやめ賞 芝1200m メイショウバレーヌ
安達厩舎、キャプテンスティーブ産駒の3歳牝馬。
複勝圏を外したことが1度だけの、非常に安定して力を発揮する馬だ。
前走はほぼ勝利を手中に収めていたところ、アルシラートの脅威の脚の前に敗れた。
テンのスピードがあるので、好きな位置に取りつくことが出来る。
逃げても良いし控えても良い、なんとも乗りやすそうな馬。
ざっと見て、テイエムオペレッタを除くと実績は抜けて最上位。
テイエムがOPだけど大きく連敗しての休み明けで印象が悪いだろうから、
断然人気を背負うことになりそう。速さの違いで圧倒するか。

鴨川特別 芝2000m 未定

上賀茂S ダート1800m シルクウィザード
鮫島厩舎、リンドシェーバー産駒の5歳牡馬。
昨夏に2回騎乗、素晴らしい時計と走りっぷりで1000万を突破。
その直後、交流G1のダービーグランプリに挑んで5着。
準OPに挑んで2着、そこから6ヶ月の休養を挟んで、
休み明けとなった前走でもきっちりと2着に好走。叩き2戦目で必勝態勢。
現級最強馬と言っても問題はあるまい。
準OPならどこでも出たところ勝ち、敵は除外だけ。

天皇賞・春 芝3200m アイポッパー
清水美厩舎、サッカーボーイ産駒の7歳牡馬。
昨年の阪神大賞典以来、久々の騎乗になる。
あの時は超極悪馬場でまったく話にならなかった。
ここ2走は中山と阪神で重賞を連勝しているが、
はっきりと京都のような軽い馬場を得意とする馬で、
ここにきてさらに充実しているのは間違いないだろう。
ドリームパスポートが離脱し、ポップロックが不在。
サムソン、トウショウナイト、デルタブルースあたりが相手となるだろうが、
長きに渡って積み上げてきたものを発揮して、見事に勝利して欲しい。
今なら多少の荒れ馬場はこなせるかもしれないが、
とにかく今から晴れることを祈願するのみ。

桃山特別 ダート1800m 未定

日曜の結果

2007-04-22 13:11:30 | 競馬
ベッラレイアの前走時には、アンカツには関係ないのに思わず触れてしまったが、
今回もまた凄いレースをしたねえw
まともなら4,5馬身差をつけていたと思われ、
イクスキューズを物差しにすると、ちょうど2強と五分程度。
オークスでは超ハイレベルの3強の戦いとなりそうだ。
他馬の付け入る隙は微塵もあるまい。



6R ゴールデンシャイン 4着
まずまずのスタートから追っつけ気味に前へ。
行こうとしているのに、さっぱり馬が動かない。
どんどん置いていかれて後方の2番手からに。
どうも芝の部分で置いていかれたようだ。この馬は本当に芝は走らない。
速めの展開で縦長になって追走はしやすく、行きっぷりは良かったが、
道中前にいるタッチブレイブが非常に遅くて邪魔、ポジションを上げられない。
3角前にちょっと引くような形をとって、4角で外に出しながらの進出。
ハイペースの中を溜めていただけあって、素晴らしい勢いで大外へ進出。
前はかなり遠かったが、追い出してグングン伸びてきて、
中団で伸びあぐねる馬達は捕まえたが、そこまでで4着。
予想外の苦しい位置になったが、ペースに恵まれて力は出し切ったと思われる。
前の2頭は非常に強かったね、特に勝ち馬は。あれは無理。
3着は欲しかったところだが、まあ仕方ないか。
次は最初から流れに乗りたいところだ。

7R ディープスピリット 1着
ちょっと躓きかけたがまずまずのスタート。
周りの馬についていく形で、1角前に5番手あたりに。
前残りを考えてだろう、多くの馬が意識的に前へ動き出し、
1角回りきって8番手、内ラチから2頭目で先頭集団の一番後ろ。
平均ペースの中をじっと脚を溜めていく形で進んで、
3角過ぎ辺りからじわっとポジションを上げ始める。
コースロスのないように内のほうからは離れないで追走、
4角回りきるところで4番手から空いたスペースでスッと進出。
まったくロスなく先頭に並びかけるとそのまま一気にスパートして1馬身抜けた。
ラスト200mあたりでセーフティーリードを築き、
最後に内をついて追ってきたメイショウジダーンを完封。
末脚を生かした鮮やかなレースだった。お見事。

9R マストビートゥルー 3着
まずまずのスタートから追っつけて前へ。
楽に先手を取れそうになったが、内からクインフューチャーが猛然と追ってくる。
さすがに付き合うわけにもいかずに引いて2番手から。
2番手で折り合いピッタリな感じなんだが、とにかく行きっぷりが良い。
別に引っかかってるわけでもなく、2角過ぎに馬なりでクインを交わしていく。
1000mを1分程度の絶妙なラップで逃げ、
クインには番手で後続の壁になって欲しかったが、早々に失速開始。
いったい何をしに出てきたんだかw
サクラオリオンが標的は前とばかりに早めに追ってきて、
4角回って3頭が横並びでの追い比べに。
手応え的には最も劣っていたように思うが、こっから粘りに粘る。
一度は突き放す格好に入り、ラスト200あたりでまた並ばれて交わされたが、
そこからもう一度差し返しそうになるところまで頑張った。
最後は力尽きて3着になってしまったが、これはサクラとの勝負に負けただけ。
クインが最初から無理せずに2番手にいてくれたら楽勝まであった。
これが展開のアヤっていうやつだろう、残念。
クインはかなり無茶して出てきたが、調教師の指示だろうから仕方ない。
マストの力を疑問視していたが、このクラスならば普通に実力上位のようだ。
さすがは井上さんが受けてきた馬だ。疑うほうが野暮ってもんか。

11R キクノアロー 2着
好スタートから馬なりでスッと前目へ進出。
エイシンラージヒルを追いかける形で3番手に。
ラージヒルが平均ペースを作るところ、トーセンブライトが強気の進出。
息が入らない感じで前の2頭が推移。その後ろでじっくりと。
4角、トーセンが動き出したその後ろのスペースをしっかりと確保、
直線に入って手応え十分にトーセンブライトに襲い掛かる。
これは楽勝だろうという勢いで襲い掛かったが、
その外からさらに倍ってな感じでワイルドワンダーが追ってきた。
とにかく勢いが違いすぎて抵抗する間もなく抜けられた。
2馬身半差つけられての完敗。こちらも後続には3馬身と完璧な着差をつけたのだが。
今日はもう、ワイルドワンダーが強すぎたね。
レースとしては素晴らしいものだったと思う。このまま順調にG1戦線へ。

日曜の騎乗馬と予想

2007-04-21 20:05:51 | 競馬
6R ゴールデンシャイン ▲
蓮見助手
「一回り大きくなって帰ってきた。
能力的に勝ち負けになって良いが、息の持ちがどうか」
前走から1ヶ月の短期放牧に出て、そこから強い調教は3本。
確かに本数は少ない、言われるとおりに息が持つかどうかだけ。
ここは大半が先行馬で構成されているが、はっきりした逃げ馬だけは不在。
最内なのでスタート次第で行ってしまうかもしれないが、
これだけ有力どころに先行馬がいると、つつかれて早々に終わる可能性がある。
なんとか5番手あたりのインでこっそりと楽をしながら行って、
最後だけ伸びてくるようなレースが出来ないものか。

7R ディープスピリット ◎
五十嵐師
「直線坂のあるコースだと伸びきれない。
使い込んでいるが疲れはないし、京都で改めて」
直線平坦の京都で巻き返しを期待の一戦。
雨が降ってどうなるかだが、小倉で少し渋った時は大丈夫だったので、
とりあえず大丈夫なんじゃないかと考えたい。
どのみち他の馬も道悪適正なんて分からないんだし。
ここも逃げ馬が不在、ウィズインデザートが出て行くのだろうか。
それとも、前走控えて負けたマッキーエルメスか。
誰が行くにせよ、ペースはかなり落ち着きそうな感じ。
今日の京都は開幕週らしく超ラップの前残りだったが、
阪神とは構造が違うので、差しが物理的に無理という事はない。
開幕週で後ろすぎるとさすがにしんどいが、中団からなら一気を期待。

9R マストビートゥルー △
蓮見助手
「もともと太る体質ではないし、攻め駆けするタイプでもないからね。
力は出せるはず」
仕上げがマズマズというのは分かる。
太る体質じゃないということなので、最初から動いてくれそうだ。
問題はこの馬の能力がどれほどのものかということだけ。
正直よく分からない。一発あっても良いとは思うが。
逃げ馬がいなくて、行きそうなのは最内のクインフューチャーと2頭だけ。
クインが逃げてこちらが番手でも、こちらが行ってクインが2番手でも、
どちらも人気薄でそうそう警戒されることはないだろう。
3番手以下に有力馬が集結しそうな感じなので、
これらをどこまで騙して行く事が出来るか。
この構成だと、2番手だといつでも潰されそうなので、
壁を一個置く形になるハナが望ましいかなあ。まあスタート次第だ。

11R キクノアロー ◎
目野師
「前走は小回りの流れが合わなかったこともあるけど、
少し大事に乗りすぎたかな。相性の良い京都で巻き返し期待」
この枠順だとまずエイシンラージヒルが出て行くと思われる。
昨秋、準OPでアンカツが乗って、キクノアローを打ち破った馬。
とにかく単騎で行くとしぶとい馬で警戒はしたいが、
今回はヒシハイグレードがいるのでそう考えることもないか。
クーリンガーなど、何頭か積極的に競馬を進める馬がいるので、
その後ろ辺り、中団のインからの競馬になりそう。
内を走っていくと4角辺りでばてる馬を捌くのに苦労しそうなので、
出来ればラチ沿いにはいたくないところだが。
縦長の展開になって馬群がばらけてくれたら最高だね。そうなると思うが。
その時は中団でのんびりと行って、マクリ気味に動いていけば良いだろう。
万が一、スローの団子になってその時インコースになったら最悪、
それを考えるとある程度出していく必要もあるが・・・。
結局はゲートを出てからの話になるんだけども、
まずスローはないと思うので、中団からじっくりで良いと思うが。
展開とかは置いておいて、単純にここなら力は一枚上だろう。楽勝期待。