アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2008-03-30 20:00:17 | 競馬
3月は微妙なままに終わってしまったねえw

「俺の」幸運不運のバランスの調整と言って良いのだろうか、
その分、趣味の一つである野球が楽しくて仕方ない(俺は熱狂的なヤクルトファン)
こんなに野球が楽しいのは本当に久しぶりで、
俺が今でも一番好きな選手である伊藤智仁がいたころ以来だろうか。
岡林が一人でシリーズを激闘していたころも捨てがたいが。
なんだろう。一言でいうと幸せです。幸せです。2度でも3度でも言いますw
数少ないであろうヤクルトファンなら分かってもらえるでしょう・・・。

金を貰える方に行くのは人間として当然のことだし、
払う金があるなら良い人間を集めるのは企業として当然のこと。
ラミレスとグライシンガーの巨人への移籍は、
人がより良く生きるために努力し、また、より企業努力がされた結果。
当然のことの集まりなのに、結論にはやはり釈然としない気持ちは残るものでw
それもあって、さすがに喜び倍増です。
すげえよ。普通に強いよ。この3連勝は本当に嬉しい。
内心、また凹られるんだろうなあ・・・と思ってただけにw

先発の若手だけがちょっと微妙だったけど、
まだ表ローテのリオスと増渕が残ってるからね。
そして俺の大好きな館山もやってくれるはずだ。

今週はネタがなさすぎて(そして幸せすぎて)野球ネタを出してしまったけどw
今後はよほどのことが無い限り出てこないと思います。
また優勝したときにでもちょっと触れたいな。
さあ、来月はアンカツからも幸せを貰いますよ。




土曜 阪神
播磨特別 芝1400m 未定


難波S 芝1800m 未定


コーラルS ダート1400m
コスモシンドラー
加用厩舎、グリーンデザート産駒の6歳牡馬。
出走なら2度目のダート戦となるが。
前回のダート戦であるギャラクシーSでは見せ場なく大敗している。
近走は着順的に大惨敗続きだが、
その内容を見ると実はそんな負けてない馬であり、
毎回、展開待ちの穴候補といえるくらいには走ってると思うけど、
ダートとなるとちょっと無理がありそうだ。
除外待ちだろう。


ドンクール
梅内厩舎、ジェニュイン産駒の6歳牡馬。
前走はフィフティーワナーに完敗も、復活の兆し。
2000mあったほうが良いのは間違いあるまい。
理由の全ては、距離があれば序盤に置いていかれない、ことに尽きる。
今回また1400m戦に挑むことになりそうだが、
とにかくメンバー構成にかかっている。
先行馬が少なければ、相手が強くてもチャンス十分。
登録をざっと見ると、ゼンノパルテノンが一番強そうだ。
これはフィフティーワナーより弱いだろうから、相手関係は文句なし。
ただし、あまりに先行馬が多ければ、相手が弱くても駄目じゃないかな。



日曜 阪神
明石特別 芝2000m 未定


マーガレットS 芝1400m トシザコジーン
鮫島厩舎、アドマイヤコジーン産駒の3歳牝馬。
牝馬限定のダートの新馬戦を楽勝して2戦目。
全く未知の存在として挑むことになる。
どうにもならんほど凄そうな相手はいないが、OP上位といえそうなのは、
スペシャルブレイド、ナンヨーヒルトップ、ファリダットの3頭。
これ以外はキャリアを積みすぎで底が見えている感じ。
まあこちらは、弱い相手に勝っただけの上に初条件なので、
あんまり強気に見るわけにもいかないんだが、
芝をこなせたらある程度勝負になるんじゃないかなくらいの気持ちはある。


大阪杯 芝2000m ダイワスカーレット
松田国厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牝馬。
フェブラリーSを回避、いよいよ今年初戦を迎える。
回避の影響が少なからずあったら嫌だったが、
ここまでの調教の動きを見る限り、不安は全くない。
てか、あまりに動きすぎで良いのか?って感じすらする。
サムソンとの比較なら、こちらのほうが良い状態だと思う。
スカーレット、サムソン以外にも強豪が揃ったハイレベルの一戦になるが、
その中でもやはり2頭が抜きんでていると思う。
有馬でスカーレットの隙を突いたマツリダは日経賞を圧勝してみせた。
あの中山の究極の鬼を、一度逃げられながら再度追い詰めたスカーレット、
その株がまた上がった感じ。今度は自身の力で評価を高めよう。

アドマイヤオーラ 9着

2008-03-30 01:08:44 | 競馬
凄い前残り競馬になってしまったw

まずまずのスタートを切って追っつけながら出て行ったんだけど、
最初中団あたりにいたわけだが、
前に入られたところで少しポジションが下がり、
それらの前にさらに他馬がどんどん入ってきたことで、
ところてん式にポジションが下がっていったw
いやー、結果的に外枠だったら4,5番手になったんだろうけどなあ。
今日の展開ならウオッカの位置が欲しかった。
ウオッカと同じようなスタートで同じように最初の1ハロンは進んでるのに、
包まれたか、そうでなかったかで明暗が完全に分かれてしまった。
前に入られたところでぐらっと大きく寄れたりしてしまったしねえ。

レースは逃げたジェイペグがそのまま逃げ切りの凡ペース。
欧州の強豪は誰一人として上位に食い込めず。
4番手外目でややかかり気味に追走していたウオッカは、
弾けそうになりながらも弾けず、そのまま4着入選。
びっくりするほどに攻防が無いままに終わった。

強いと思われていた馬が全て沈没。
あまりの結果に拍子抜けしてしまったw
ま、これも競馬の面白いところでもあるかな。

とりあえず遠征お疲れ様でした。

ドバイデューティーフリー展望

2008-03-29 14:34:10 | 競馬
1・ノーショナル
アメリカから来た4歳牡馬。
今回が初めての海外遠征となるようだ。3-1-2-1
3歳春に、G3・サンラファエルSと、G2・リズンスターSを連勝している。
ケンタッキーダービーのトライアルであるフロリダダービーで2着の後に骨折。
長期休養を経て、今年2月17日にアローワンスで復帰して無難に3着。
本来力はあるのだろうし、米馬らしく早めの好位から進む馬のようだが、
初めての芝でこの相手関係、今回はさすがに厳しいんじゃないか。


2・マジェスティックロワ
昨年10月6日のサンチャリオットSからの休み明け。
通算成績は3-1-0-4。前走で初の重賞(G1)勝ち。
過去走を見る限り、はっきりとした差し追い込み馬だね。
前走、インで待機して直線外に出て抜けるときの迫力はなかなかのものだが、
しかし牝馬限定戦なので割り引いて見ておきたい。
これにやられることはないと思う。
これにやられるなら他にやられる馬がいる。


3・フローラルペガサス
2月24日、香港G1の香港ゴールドカップ2着から。
通算成績は9-7-3-5。香港でのもの。
さすが香港、使い方がフリーダムというか何というか、
昨年暮れ、12月19日の国際G1・香港マイルを使って4着の後、
正月早々1月1日、スプリントのハンデ戦を使って3着、
1月20日、マイルのスチュワーズカップで3着、
そんで上記の香港ゴールドカップを使って、ここに出てくる。
前目に位置して、4角から強気に攻めていくタイプのようだ。
香港カップでも一度は押し切りそうなところまで行っているので、
クレカドール、ダルジナに近い力は持っていそう。


4・シーチェインジ
ニュージーランドからやってきた6歳牝馬。通算成績は14-4-2-5。
2006~2007年シーズンのニュージーランドの年度代表馬でもある。
地元のG1を7つも制している女帝だが、短いところに良積が偏っている馬で、
前走は3月6日のドバイでの前哨戦、G3・ジェベルハッタで6着。
着差ほどに負けてはいないが、しかし見せ場もない。
流れに乗ってそのまま雪崩込んだだけの内容。
このレースの1,2着馬がいて、それらですら伏兵という立場である以上、
ここは素直に苦しいと思われる。


5・アドマイヤオーラ
京都記念で久々の重賞勝ち。世界に通じるレーティングも得た。
ダービーで骨折してしまったが、2度使って完全に立ち直った。
昨年のアドマイヤムーンと似たような臨戦態勢で、
同じように快勝が期待される。
アンカツはちょっと早めの競馬も示唆しているが、
このコースはがくっとペースが落ちやすいのでそれはありだろう。
あくまで極限の瞬発力で直線勝負をする馬だが、
想像されるペースからすると、前で折り合えるならそうしたほうが良い。
かかる馬でないから、スタートさえ良ければそれは容易だろう。
有力馬の1頭。


6・フィンスケールビオ
昨年春に欧州牝馬戦線の話題をさらった馬。
昨年5月6日にニューマーケット、同13日にロンシャン、同27日にカラ。
このローテで3国の1000ギニーを1-2-1着で乗り切った凄い馬。
通算成績は5-2-0-4。現在は疲労からだろう、当然のように3連敗中。
3連戦をしているころの走りは強いの一言。
基本的に差し馬で非常に力強い脚を繰り出す馬。
右回りだと右に寄れる癖を持っているような感じは受けたが。
昨年10月7日からの休み明け。休養が吉と出るなら末脚が怖い1頭。


7・アーチペンコ
ナドアルシバの前哨戦の一つ、
2月21日のG2・アルファヒディフォートを完勝した馬。
通算成績は3-1-0-6。前走は移籍を挟んで休養明け。
アイルランドのダービートライアルを制したが、
その後はノットケイトナウやラモンティらの前に惨敗続き。
その他、このレース出走のダルジナやリンガリにも後れをとっている。
アルファディフィートでの好位からの末脚は見事だが、
相手が落ちていたことが大きいだろう。ここが試金石。


8・ニコネロ
オーストラリアからやってきた6歳騸馬。
豪州馬らしくキャリアを積んでいて、10-5-4-22。
前走は3月1日、アジアマイルチャレンジ第1戦のフューチュリティSを完勝。
後方待機から素晴らしい脚を繰り出した。
よく追い込むが届かないというのが特徴だったようだが、
一皮向けたのだとしたら、ここも面白いかも。
今回ぶつかるような欧州やUAEの強豪と争ったことは無いため、
立場はあくまで伏兵。ちょっと人気はなさすぎかもしれんね。


9・クレカドール
昨年12月9日の香港マイル2着からの参戦。
通算成績は3-3-2-4で、G3は3勝しているが(初勝利もG3)
G1では5戦して、2着が3度。それから4着、6着と詰めが甘い馬。
2着のレースはどれもあとちょっとのところで負けている。
好位~中団から確実に差してくる馬。
距離適性的には、2000mよりもマイル向きのようだ。
2000mのチャンピオンSにて、リテラトに完敗している。
有力馬の1頭。


10.リテラト
前走、10月20日のチャンピオンSでG1初制覇。
イーグルマウンテンとの激しい叩き合いを外からねじ伏せた。
通算成績が9-2-0-0と連を外したことが無い馬だが、
前走まで大レースの制覇はなく、ここでようやくスターホースの1頭になった。
その前にはフランスダービーで2着があるが。
序盤は待機して末脚に賭ける馬。追い込み勢で最も強力な馬だろう。
オーラと前後するような位置にいると思われる。
この馬との差し比べを制したら、世界の有力馬の仲間入りだ。
人気の中心。


11・ダルジナ
昨年12月9日の香港マイルで3着からの参戦。
通算成績は5-0-2-1と非常に安定して優秀。
デビューから3戦目、無敗でフランス1000ギニーを制覇。
フィンスケールビオとの一騎打ちを制している。
その後、アスタルテ賞で古馬牝馬を下し、
ムーランドロンシャン賞では古馬牡馬も下した非常に強い牝馬。
さらに香港マイルでも3着に食い込んだように実力は世界レベル。
前走みたいに差しも出来るが、基本早めに動いていく馬のようだ。
このレースの先行勢で中核をなすことになるのがこの馬だろう。
有力馬の1頭。


12・ウオッカ
日本ダービー馬。JC4着で古馬に通用する実力を示した。
最強牝馬となったダイワスカーレットにとって牝馬で唯一のライバル。
外からの余計な声が大きい馬で、外野に潰されつつある。
外野に左右されない豊を鞍上に向かえ、どれだけ変われるか。
非常に引っかかりやすいという、分かりやすく致命的な弱点を抱えている。
軽くはないが全ての条件をクリアしたとき、
世界を震撼させるような走りを見せるかもしれない。
有力馬の1頭。


13・ブリッシュラック
前走は2月24日の香港G1・ゴールドカップで3着。
未だに現役やってんのかと思わされる、日本でもおなじみの馬。
前々走、2月2日の香港G3・センテナリーヴァーズで久々の勝利。
さすがに全盛期の力強さはなくなっているが、
先行しての渋太さはまだ健在で、ある程度粘るかもしれない。
これよりはダルジナが上だとは思うが。


14・ジェイペグ
前走、3月6日のナドアルシバの前哨戦、G3・ジェベルハッタで2着。
昨年の南アフリカのダービー馬だ。通算成績は8-3-1-4。
前走は60キロ背負っていて、世界的にも通用しそうなところは示した。
逃げそうな馬はこれだけで、この馬がペースを握りそう。
この馬の作るペース次第で、波乱があるかもしれない。
斤量は軽くなるが前走よりさらに相手が強くなってどうか、試金石の一戦。


15・ロードアドミラル
前走、3月6日のナドアルシバの前哨戦、G3・ジェベルハッタを快勝。
一番外から物凄い勢いで突き抜けた脚は非常に印象に残った。
通算成績は6-13-9-13と、詰めが甘い馬。
典型的な追い込み馬であることの宿命かもしれない。
G1を勝った事はなく、重賞勝ちはG3を3つ。
ナドアルシバではG3・アルラシディヤを勝った事もあり、
このコースとの相性はそれなりに良いのかもしれない。
が、やはり大レースでは通用しておらず、厳しいのではないか。


16・リンガリ
昨年の同レースの2着馬。
直線半ばから独走態勢に入ったアドマイヤムーンに唯一詰め寄った馬だ。
今年はナドアルシバの前哨戦、G2・アルファヒディフォート4着から。
レースになってないが、これは使ってから変わってくるだろう。
昨年10月21日にG1・ヴィットーリ・ディ・カープア賞を制している。
自在先行の実力馬、大外枠からどう動くか注目。







序盤の隊列予想

            リンガリ                   ロードアドミラル
       ダルジナ アーチペンコ クレカドール  リテラト       ブリッシュラック
    フローラルペガサス   アドマイヤオーラ フィンスケールビオ  ウオッカ
ジェイペグ  ノーショナル シーチェインジ マジェスティックロワ   ニコネロ
←-------

こんな感じかな?




ざっと見て行って、簡単に止まりそうな馬は見当たらない。
さすがは世界最高峰のG1というところで、
各国からの参戦によって横の比較もかなり難しい感じだね。
とりあえず、直線までにズルズルと後退しそうな馬が見当たらないから、
直線半ばくらいまで、かなり激しい争いになるんじゃないかと思う。
ハイレベルの争いの中、一瞬の脚に優れた馬が抜け出すことだろう。
それがオーラであると信じて、レースを見守りたいと思う。
明日は朝から仕事を入れてしまったのでw
レースを見守って気持ちよく眠りたいものだ。

ドバイデューティーフリー 枠順確定

2008-03-27 22:42:16 | 競馬
G1 ドバイデューティーフリー (ナドアルシバ 芝1777m)
1番 ノーショナル      (牡4・米) 57 ゴメス
2番 マジェスティックロイ. (牝4・英) 55 ホランド
3番 フローラルペガサス  (牡6・香) 57 モッセ 
4番 シーチェンジ      (牝6・新) 55 ダーカン
5番 アドマイヤオーラ   (牡4・日) 57 安藤勝
6番 フィンスケールビオ  (牝4・愛) 55 マニング
7番 アーキペンコ      (牡4・U) 57 シーア
8番 ニコネロ         (騸7・豪) 57 ウイリアムズ 
9番 クレカドール      (牡4・U) 57 マカヴォイ
10番 リトゥラト        (牡4・U) 57 デットーリ
11番 ダルジナ        (牝4・仏) 55 スミヨン
12番 ウオッカ        (牝4・日) 55 武豊
13番 ブリッシュラック   (騸9・香) 57 プレブル
14番 ジェイペグ       (牡5・南) 57 マーカス
15番 ロードミラクル    (牡7・愛) 57 キネーン
16番 リンガリ        (牡6・南) 57 ムーア


枠順が決まった。
昨年、メジャーは13番からのスタートで、
終始外々を走ったことが響いたという話もあった。
競馬場なんて広さは違えど、基本はだいたい同じ形だと思ってしまいそうだが、
世界はやはり広く、さまざまなコースが存在して、
ドバイも日本の常識は当てはまらない。
直線はもちろん長いが、コーナーが急でペースが落ちやすい。
特に芝のレースにおいては団子になりやすく、
つまり外枠から出た分だけ確実に外々を振られることになる。
昨年、メジャーは外目で有利だと思っていたが、
実際にレースを見たらなるほど、結構外を回らされていたからね。
完全に包まれたくはないが、たとえ包まれて直線に入っても、
オーラの極限の瞬発力があればわずかなスペースでも割れるだろう。
内目の枠は歓迎しておきたい。


16頭。一目見て分かるとおり、世界各国からの参戦がある。
さすがは世界最高賞金のレースだ。日本の国際競争とは雲泥の差だねえ。
こういうのを見ると、日本国内で勝つことの価値の小ささを痛感させられる。


今日は各馬の実績だけ触れていこうと思う。
レースぶりは明日にでも。

人気はまず、デットーリが騎乗するUAEのリテラトが背負う。
昨年10月のイギリスのチャンピオンSを制してからの休み明け。
前走後、ゴドルフィンにトレードされての初戦となるようだ。
実績が抜きん出ているというほど抜けているとは思わないが、
11戦9勝、2着2回の実績を誇る4歳牡馬。

2番人気はフランスのダルジナか。
フランスの1000ギニー、アスタルテ賞、ムーランドロンシャン賞と、
G1を3つ制している4歳牝馬だ。
前走は、昨年暮れの香港マイルで3着。そこからの休み明け。
通算成績が5-0-2-1と安定している馬で、
スカーレットと戦ってみて欲しかったな。

3番人気がUAEのクレカドール。
フランスとアイルランドの2000ギニーでもに2着。
前走はダルジナと同じく香港マイルで、ここでも2着している。
大きな勝ちはなく、通算成績は3-3-2-4という馬だ。

4番人気がウオッカ。
やや低迷している日本ダービー馬。JC4着。
鞍上変わって、どこまで自分の走りを取り戻せるか。

5番人気がオーラ。
ウオッカとの人気差はほとんどないが、ややウオッカが上。
国際レーティングからしたら妥当なところだろう。
オーラのレーティングは京都記念勝ちのものだから、
これ以上人気になりようが無いし、むしろ極限まで評価されているといえる。
昨年のムーンがちょっとは効いているのだろう。
実際はこの人気以上に強いはず。レーティングが追いつけない。

6番人気がUAEのリンガリ。
昨年、同レースでメジャーに先着してムーンにあとちょっとまで迫った馬だね。
今年は、前哨戦のG2・アルファヒディフォートで4着から。
昨年秋にイタリアのG1・ヴィットーリオディカープア賞を制していて、
まだまだやれるというところを見せている。
これが6番人気だから、やはりレベルは高いんだろう。

7番人気がアイルランドのフィンスケールビオ。
昨年イギリスとアイルランドの1000ギニーを制していて、
フランスの1000ギニーでは2着になっている。
1000ギニーってのは、日本でいう桜花賞にあたるレースで、
当然ながら各国同じような時期に行われている。
3つの1000ギニーに出るのはかなり無茶だと思うんだが、
それを実行して1-2-1着だから本当に大した馬。
その後不振に陥っているようで、それも当然かなと思う。
昨年10月のオペラ賞5着からの休み明け。

8番人気が香港のフローラルペガサス 。
香港国内で実績を残している強豪で、国際的には無名に近い。
昨年暮れの香港マイルで、ここで上位人気の2頭に次ぐ4着に食い込んでいる。
今年2月、香港G1の香港ゴールドC2着からの参戦。

9番人気が香港のブリッシュラック。
いつぞやの安田記念を制した馬だね。まだ現役やってる。
昨年のドバイワールドカップでは、ヴァーミリアンに先着の3着。
勝ちからは遠ざかっていたが、今年初戦の国内G3で久々に勝利。
前走、香港G1のゴールドCで3着からの参戦。

10番人気がイギリスのマジェスティックロワ。
前走まで特に大きな実績は無かった馬だが、
前走、ニューマーケットのサンチャリオットSでG1初制覇。
そこからの休み明けになる。

11番人気がUAEのアーチペンコ。
昨年、アイルランドのダービートライアルを制した馬。
それ以降のG1戦線では特に通用することは無かった。
ゴドルフィンに移籍して前走、
前哨戦のG2・アルファヒディフォートを楽勝している。



ここまでが各ブックメーカーで単勝オッズ20倍弱ってところ。
どんだけ混戦なんだって感じだろうw
調べてて、うわー・・・って感じだったw
明日以降に、各馬の直近のレースを実際に見て、
脚質等からレース展開を考えてみたい。
深いこと考えずに勝てるだろうと簡単に思ってたんだが、
オーラの勝ち負けは置いといて、とても面白そうなレースだな。

オーラ追いきり他

2008-03-26 22:53:18 | 競馬
オーラ 絶好の追いきり
追いきり映像はJRAサイトにて見れるのでご覧頂きたい。
今日ドバイに入ったアンカツが調教で騎乗。
アンカツが松博厩舎の調教に乗ることは基本的に無いので、
オーラに調教で乗るのはもちろん初となる。
先生いわく、ダートコースでの追いきりは未知数で不安ということだったが、
イイデケンシンを少し行かせて、持ったままで並びかけて、
ほぼ馬なりのまま、物凄い勢いでケンシンを捕まえに行っている。
6F全体を79秒、ラストを11秒2と抜群に切れた。
素晴らしいの一言で良いだろう。他に言うことはない。
(昨年メジャーの上がり32秒wを見ても思ったわけだが、
 ドバイの砂はやはり日本の芝馬向きだよなあと思うね)

文句なし。力を出し切れる状態にある。
メンバーも決まった。今年はハイレベルで拮抗といわれているが、
中でも1番人気となっていたラモンティが回避したことで、
オーラはどのブックメーカーでも3番人気となりそうだ。
といっても、2番人気は調子(リズム)を崩しているウオッカなので、
ほぼ2番人気のようなもの。勝機はかなり高そうだ。
まったく折り合いに不安のない馬で、
出たところから自然と競馬を進められる強みもある。
明日以降、相手について集めた情報をまとめながら考えてみたい。


皐月賞はレインボーペガサスで
予想の範囲内ではあったが、
皐月はペガサスに騎乗することになった。
で、フローテーションに博幸。
なってみればなるほど、こっちのほうが自然だわな。

前哨戦のスプリングSは7着。
1角過ぎにやや引っかかって抑えた時に少し変な下がり方をしたが、
それ以外の運びは文句なしだったと思う。
前残りの結果となって届かなかったが、あれで良し。磐石の競馬。
前走のペリエもそうだったが博幸もさすが、この馬を理解していた。
馬群に突っ込んでぐちゃぐちゃになると競馬にならない。
いずれは器用な競馬もしてくれないとと思うんだけど、
今はこのすぐ先にダービーがあるからね。
走りを小さくするようなことをしたら駄目。
外々を気持ち良く走らせてきて、後は展開待ちで良い。
中山で余計なことをする必要はない、後に響く。
本番はもうちょっと速いペースになるだろう。距離も200m延びる。
向くコースではないが、とりあえず今回よりはチャンスがあるだろう。
掲示板もないだろうなと思っていたけど、意外と小差にまとまったので、
あれなら本番はもしかするかもしれんなとは思った。

イダテンはプリンシパルに向かって、お手馬のいない岩田が騎乗するようだ。
ということで、ダービーでのペガサスへの騎乗も決まりだろう。
こちらのほうは本当に楽しみ。ペガサスは東京コースで爆発するはずだ。
紆余曲折を経たが、収まるところに収まったってことかw


桜花賞はオディールに騎乗
こちらは今更だが、桜花賞はオディールに騎乗する。
ベストオブミーは、こちらも岩田に託した。
阪神JF終了後からずっと書いてきたつもりだ。
桜戦線ではオディールが一枚抜けていると。
チューリップ賞が終わって、その気持ちをさらに強くした。
馬体を戻しさえすれば、負ける要素はないくらいに思っている。


ブーケフレグランスは忘れな草賞
ブーケは桜花賞当日の忘れな草賞へ。
半端な着順になって桜参戦ということがなくて良かったw
レース間隔をかなり詰めて、しかも輸送が続いていたので、
さすがのブーケも多少は疲れてきていたところだろう。
ちょっとでも間隔が開いたのは非常に良い。
忘れな草を完勝して、余裕を持ってオークスへ向かって欲しい。
今度は輸送もない。かなり楽になるはずだ。


ダイワスカーレット 動きすぎ
スカーレットの一週前追いきり。
DWコースで馬なりで追いきられたのだが、
77.8-63.0-50.0-37.8-12.4をマーク。
突き抜けた速さで1番時計。6F、4F、3Fともに速過ぎる。
坂路で軽くやってる馬だが、コースに出たらまためちゃくちゃ走るなあw
追えばどれだけでも走るってのは3歳春からの話で、
テンションを上げないために、あえて軽い追い切りをしてきた馬。
今は、調教でもかなりリラックスしてきたということと、
一頓挫あった後のレースだから、多少時計を出してきているね。
後は来週アンカツが乗って最終調整。
中距離頂上決戦、VSサムソンを楽しませてもらおう。



先週の反省

2008-03-24 19:45:03 | 競馬
土曜 阪神
1R ピサノジュバン 2着
「上がっていく時の雰囲気は悪くないけど、追い出すとジリジリ。
 現状はダートのほうが良さそうだけど」
アンカツの言う通り、追ってスパッと来ずに、いったん離されたからね。
追って最後まで止まらずに伸びてきたこともある。
より瞬発力が試される芝よりダートのほうがいいのは間違いあるまい。
後続は大きく突き放したように、再び牝馬限定戦なら勝機十分。
ところで前走もそうだったんだけど、追い出すまでの雰囲気は凄く良いんだよね。
力がついたら、とんとん拍子に上がっていきそうな気がする。


2R スペシャルポケット 11着
「1完歩目にトモを滑らせて、
 そこから脚を使ったせいか、最後は止まってしまった。
 今日はリズム良く走らせてやれなかったね」
確かに好スタートを切ったわけではないんだが、
他馬の影で見えないところで滑ったようだ。
なるほど、大敗の理由について納得した。
そういうことなら、本来なら前に行くべきではなかっただろうね。
前走で前に行って結果を出した馬の乗り替わりなので行ったんだろう。
アクシデントは仕方ない。次こそは。


5R ムーンシンフォニー 4着
「ゲートの中でうるさくて出遅れたのが痛かった。
 外へ行くと口向きの悪さを出しそうだったから内で我慢したが、
 終いはよく伸びてくれたよ。
 モタれる面も気にならなかった」
相手が強かったのもあるが、出遅れが痛恨。
出遅れた分だけの着差で負けたからね。出遅れ分のほうが多いくらいで。
立て直す分や、流れに乗れなかったことを考えると、
この強敵相手でもまともなら勝っていたはずで、
まさに未勝利級の最強牝馬といって良いんじゃないかな。
リングハミは効いたようで余計な動きはしなかった。
次で勝つだろう。その先の戦いが楽しみだ。


8R デュポンサークル 7着
コメントなし。
展開絶好。負けは大きすぎた体重減の分だ。もったいなかった。


10R モンテクリスエス 4着
「ゲートの中で2回ほどガチャガチャしていたんだけど、
 タイミングが悪かったね。でも、その後は楽な感じ。
 前は捉えられるくらいの感じで手応え良く運べたんだけどね。
 自分でやめるところがあって、追い出してフォームが崩れてしまった」
負けた理由は大出遅れであって、それ以外に何もない。
確かに並んできたときは楽な感じだったし、
これは勝てるかなという雰囲気を漂わせてはいるんだけど、
そこまでに余計な力を使ってる分だけ、気力が途切れたんだろう。
もっと走りそうなんだけどなあ。現状は残念ながら見掛け倒しになっているw
使って良化させていくしかあるまい。
幸いにもかなりタフな馬だから(いつも本気じゃないからかもしれない)
また近いうちに走りを楽しませてもらえるだろう。


11R アルヴィス 2着
「今日は前に行けなくて、4角で前が壁になった分、
 仕掛けが遅くなってしまった。
 それでも最後は良い脚を見せてくれたし、このクラスでも通用するよ」
これがよく分からないんだけど、
レースを見直してるんだけど、アンカツが下げてるよなあw
もし行こうという意思があれば、ハナさえ切れるスタートを切ってるんだけどw
引いて2ハロン目あたりで、ヤマカツブライアンとグランパティシエが邪魔。
それで余計に引っ張るような形にはなっている。ここらが直接の敗因だと思うが。
まあそれは別に良いんだけども、今後どうするのかな?
追い込み馬として大成させるものだとばかり思っていたんだが、
このコメントだと、先行して押し切る競馬も捨ててない感じ。
ブック記者の聞き違えかなあ?よく分からない。
差し追い込みを板につけたほうがいいと思うんだけど。




日曜
5R エクスプレスワン 2着
「初めての競馬だから仕方ないが、後ろにモタれて出遅れてしまった。
 でも、終いは脚を使いましたよ。勝てなかったが強い競馬だった。
 まだ馬体にも余裕があるし、気持ちのほうもゆったりとしていた。
 これから変わってくるよ」
現地点でOPで通用する馬だと思う。
レースを見直すたびに、突き抜けて強いなあと思うばかり。
出遅れなきゃもちろん大楽勝だっただろうし、
中山か阪神じゃなきゃ勝ってただろう。
って、この今は2場だから駄目だなw 中京ならあれでも勝ってたわ。
気も良さそうだし、弱点が少なそう。馬体はとても雄大の一言。雰囲気があった。
次でまず勝つから、そのままダービートライアルへ挑んで欲しいね。
抽選さえ抜ければ、あっさり権利を取っちゃうんじゃないかと思う。


9R アグネスネクタル 6着
「前が早めにスパートしてくれて、
 この馬にとっては最高の流れになったと思ったんだけどね。
 もうひとつ伸び切れなかったなあ」
アンカツと全く同じ事を道中に思ってた。
なんとなく予想できたが、後藤が飛び出したときに行けると思ったね。
あれでこないのはまだ復調途上だったということだ。
使って気合いも乗るだろう。体を戻して次で勝負。


10R ブラックカフェ 10着
コメントなし。
俺も書くことはない。こんなとこだろう。


11R サダムイダテン 12着
「レース前の雰囲気は前走よりもずっと良かった。
 ゲートはある程度覚悟していたけど、道中の走りは良い頃と違った。
 伸び上がるような感じで窮屈なフットワークだった。
 手前も上手く替えられなかったしね。
 残念な結果に終わってしまった」
背水の陣と銘打ったレースの最終追いきりが超馬なりで終わった地点で、
ある程度予想は出来たことなので、そんなショックではなかったんだが。
気力はあったけど、馬体を維持していただけで体がついていかなかったのだろう。

しかし、このままでは走り方を忘れてしまうかもしれない。
こりゃ人間の病気でいうイップスみたいなもんだろうか。
馬体が回復してくれないと話にならないんだけども、
まずやらなければいけないことは、
「レース前に目一杯追ってみること」だと思う。
4戦して、調教で一杯に追われたのが新馬戦の最終追いきりのみ。
あれからかなり経つのに、強めで追われることすらない状況だ。
NIKKEIの前に腰をひねってまともな調教は1本だけという中、
迎えたレースで予想外の窮地に陥って本気を出したのがまずかったかなあ。

放牧に出して、今やってることを完全にリセットしてしまうか。
それとも、このまま調整を続けてなんとか立て直しを図るか。
なんとなくだけど、俺はこの馬の放牧についてデメリットしか感じない。
これまでの4戦で、レース後に短期放牧を少しずつ挟んでいるんだけど、
それが良い方に出たことがまったくないように思うんだが。
中村先生の判断を待ちたい。
スタートを含めてあらゆる意味で自滅であって、
別に力負けしてないから、あんまり悔しくはない。



これは昨年のホウオーで慣れたからかw

来週はいよいよドバイ戦

2008-03-23 19:10:02 | 競馬
今週は少し間違ったら勝ってたレースばかりだった。

ムーンシンフォニー ゲート内で余所見 出遅れなければ・・・
デュポンサークル  大幅馬体減 普通の調子なら・・・
モンテクリスエス   ゲートで立ち上がる 出遅れなければ・・・
アルヴィス       好スタートを切らなければ・・・
エクスプレスワン   ゲート内で余所見 出遅れなければ・・・
アグネスネクタル   大幅馬体減 普通の調子なら・・・

些細なことで6つは勝ちを落としたと思う。ついてなさすぎ。
特にスターターとの相性が最悪だった。
明らかにゲート内で馬が余所見をしているところで開けられたのが4回。
10回乗って4回だから異常な確率だったw
こんなのは年に1回か2回かあるかのレベルだろう。



ま、さっさと忘れてしまおう。
来週は楽しみなドバイ戦だしね。
オーラの敵はどんなもんか。
正直さっぱり分からんのでw 現地点では書くことがない。
各紙に情報が載るだろうから、
それをまとめながらいろいろと考えてみようと思う。
世界一のチャンスはそうそうこないからね。
昨年のメジャー同様に、有力馬の1頭である事は間違いないらしい。
今からドキドキするな。

日曜日の結果

2008-03-23 12:34:16 | 競馬
5R エクスプレスワン 2着
ゲート内ではっきりと横を向いているところを開けられた。
出遅れるのが開く前からはっきりと分かったんだが。
昨日から、アンカツだけスターターに完全に無視されてる感じがするw
3馬身以上遅れた感じで、さらにダッシュもつかず。
こうなっては後ろでじっと我慢していくしかない。
幸いにもかなり縦長の展開で、隊列は良かったんだが、
ペースを見たらミドルからスローに近く、絶望的。
エクスプレスが1000mを通過したのは65秒くらいだったか。
ジックリ行っただけあって余裕十分に4角を迎えたが、
中山らしく内がゴチャつく感じの横一線。
外に出て行くわけだがめちゃくちゃ外に振られた。
そこをコーナーワークに気を使わず能力全開を優先させた感じで、
減速せずに一気に加速させる方向で最後の直線。
追われて一完歩ごとにどんどん伸びてきて、
ラスト200mあたりからさらに加速してきた。
内で苦しむ各馬を一気に飲み込んでいったが、
最内を綺麗に抜けたヒシクローザー1頭だけ逃がしてしまった。
実力的には5,6馬身は軽く抜けていた。これはおそらく重賞上位級。
ダービーも能力的に間に合いそうな感じの馬で、
今日の負けが致命傷にならなければ良いが。後2戦でダービーを決めないとな。


9R アグネスネクタル 6着
マイナス14キロ。大型馬だがこの馬としては明らかに細くなった。
休み明けでこれは、ちょっと厳しかったかな。主に輸送の影響だろう。
まずまずのスタートからじわっと内に寄せていって、
少しだけ自分で位置を取りに行くように中団の後ろくらい。
ネクタルとしては限界に近いくらい前目に位置した。
展開もかなり速めで、それを後藤らしくメイショウゲンスイが早仕掛け。
後ろから差すのにもってこいの流れになったと思うが、
いかんせんネクタルの反応が鈍すぎた。
外々を不利を受けないように回ってきたがまったく弾けず。
やや調子が悪かったようだ。使って気合いが乗るだろうから、次走で再度期待。


10R ブラックカフェ 10着
スタートはあんまり良くない。が、まあこの馬はスタートはどうでも良い。
置いていかれないように少しだけ気合いを入れると、
やや速めのペースで飛び出した先団と、それを追う集団から離れた、
後方5番手でポツンと待機する形。悪くない。
道中の走りはそれなりに良かったと思うし、
4角外目を浮上しだしたときの勢いも悪くは無かったが、
4角あんだけ団子になってるところを外に振られたら中山は駄目。
(といっても内も開かないわけだからやれることはないんだが)
別に抜けた馬じゃないから、そこから伸びて来れなかった。
全て予想通りのレースだった。


11R サダムイダテン 12着
ゲートが開く直前に扉に突っ込むような感じで、
そこで開かずに、その一瞬後にすぐ開いたのでタイミングがずれて出遅れ。
置かれないように少しだけ気合いを入れて馬群にはついたが。
そこから馬任せで走っていたが、まったくついて行けず。
最後も博打的に内をついたが微塵も伸びてこず。
まったく走れる状態に無かったんだろう。
見かけだけ馬体を調整できたが、中身はさっぱりだったようだ。
疲労の少ないレースを出来たのは何よりだった。
ここで終わるようなレースはしなかった。まだ次がある。
NHKマイルからダービーを目指して欲しい。

日曜日の騎乗馬と予想

2008-03-22 18:34:17 | 競馬
5R エクスプレスワン ◎
堀師
「暮れに登録する直前でスクミになり放牧へ。
 自分からハミを取って前向きなので、初戦から」
初出走の馬なので、どういう馬かはまだ分からない。
ゲートを出てみてからになるので、深くは考えられないが、
まず調教の動きが素晴らしいことから、最低限の能力はある。
そして師の言葉が心強いんだが、
自分からハミを取っていく馬、というのは初戦から良く走る。
実力上位の新馬が勝ち損ねる原因の多くは、
気合いが乗らなくて進んでいかず、差し損ねることだからだ。
その馬の生涯がその場限りなら叩いてでも行かせればいいんだが、
そんな適当なことをする騎手は存在しない。
自分から行く気になってくれる馬というのは、初戦で買えるものだ。

後は、サクラデイブレイクあたりとの力関係だけ。
こればかりはやってみないことには。
実力がまだ分からないという意味からすれば過剰人気になるだろうけど、
結果的に配当は美味しかったということもあるかもしれない。楽しみ。


9R アグネスネクタル ◎
寺井助手
「休み明けだが、十分過ぎるほど動いている。
 気性的にポン使いも利く。初戦から楽しみ」
フサイチギガダイヤとメイショウゲンスイの先行争い。
前走、不可解な敗戦を喫したゲンスイが出て行くだろう。
俺はなんとなく調子落ちじゃないかと思っているが。
ギガダイヤが内枠で小牧なら、これもハナを取ろうと出て行くはず。
この2頭は速いが、それ以外はかなりテンに遅い馬が揃った。
それでも、前が有利とばかりに行きたがる騎手はかなりいるだろう。
それで行ける馬と行けない馬に分かれて、
なんとなく、馬群がバラケそうな気がする。
ネクタルとしては後方でジックリ進んで4角前からスパートだから、
これらを見ながらじっとして行けば良いと思う。
マルブツリード、ストラディヴァリオが好位にいるはずだから、
そんな変な前残りになるような感じにはならないと思う。
例えスローでも自力で動いてねじ伏せるだけの力はあるし、
とにかく下がってくるであろう先行馬でロスをしないことだけだ。
不利が無ければ勝てると思う。
その可能性は普通にあって、堅いわけではないが。


10R ブラックカフェ ×
小島太師
「右回りの方が走りはスムーズだし、マイルもベスト。
 上手く立ち回れれば、前進可能」
逃げ馬がいない。先行馬も少ない。
ステキシンスケクンが本気で飛ばしてくれるなら良いんだが、
さてこの人馬は飛ばしてくれるだろうか?
後藤なのである程度のペースは作るはずだが。
追うであろう先行馬がかなり弱く、ここが頑張ってくれないと、
とてもじゃないがブラックに展開は向いてくれない。
常識的に考えて、かなり厳しいと思う。
外目の枠、そこそこの出から後方集団の外目の一角、
差し馬ばかりのメンツで中団が団子状態、とても内に入れずに、
4角から直線大外に出て行く感じで、そのまま伸びず。
こうなる可能性が非常に高いんじゃないかと思う。
内枠に入ったらまだ夢もあったんだが。
素晴らしい中山適性だけでどれだけ魅せてくれるのか。
奇跡的な捌きを期待してちょっとだけは買うけど。


11R サダムイダテン ◎
中村師
「前走は雪で1日順延になり、しかも大勢の人がいる中での運動。
 デリケートな馬だから、それがこたえたのだろう。力通りなら変わって当然」
繊細な馬だということは分かっていたがここまでとは思わず。
前走の敗因は馬体減と気合い不足。
追いきり前の地点で前走と同じ馬体重。
追いきりと長距離輸送を経て、減ることは濃厚。
気力はおそらくある。問題は走れる体にあるのか。それに尽きる。
本当はプラス20でも欲しいくらいなんだが・・・。
馬体重を確認。パドックを確認。返し馬を確認。輪乗りを確認。
目を皿のようにしてこの馬を見届けて、買うかどうかを判断すべき。
まあ、俺は何も考えずに単だけ買うけどw
ラジオNIKKEIの予想時にこれとまったく同じ事を書いたんだが、
またこれを書くことになるとは思わなかった。コピペしたw


普通の馬ならばっさり切って良い過程だ。
力が違いすぎないと、とても買えたもんじゃないことは記しておきたい。




おまけ。
アンカツが今年ほれ込んだ3歳馬は、ご存知の通り2頭いる。
ここでもずっと積極的に大きく取り上げているわけだが、
サダムイダテンとレインボーペガサスだ。
アンカツはここ2戦ペガサスに乗ってないけど、
それでも相変わらずペガサスの調教を熱心にやっているわけだが、
そのペガサス、今回は来ないと思う。3着に来たらごめんなさいw
この馬の好走条件は「コーナーが緩い事」だと思うから。
ずっとこの馬を見てきたからなんとなく分かる。
負けたレースと勝ったレース、比べるとコーナーの走り方が大きく違う。
昨年暮れの川崎なんかでは、かなり窮屈そうに走っていた。
本来は、脚を放り投げるような荒っぽいフォームで走ってくる馬だ。
つまり、外々を気持ち良く豪快に回してくるのがベスト。
今回は多分ない。皐月も多分ない。ようは中山で買う馬じゃない。
同じく前残り競馬場でも、阪神なら買っても良いと思う。
本当に良いのはもちろん、広くて差しも効く京都と東京だ。
ようするに、ダービーと菊で厚く狙いたい馬。

土曜日の結果

2008-03-22 18:08:31 | 競馬
今日のメンツでどれも勝てないとは思わなかった。ちょっとびっくり。
家にいたら、次こそはって感じで単を買い続けて凄い出費だったかも。
神様が俺の財布を助けてくれたんだろうかw
レースをそれぞれ見たが、今日は相当ついて無かった感じだな。




1R ピサノジュバン 2着
普通だが、隣と比べるとあんまり良くはないスタート。
オースミマコも無理せず5番手に控えて前にいたため、
特に急ぐことはなく、無理せずに中団からの競馬になった。
最初はスローだが、オースミマコが2角過ぎあたりから早々に進出開始。
それを意識するように少しずつポジションを押し上げながら、
4角でオースミの外の3番手で良い手応え。
目標が目の前にいて交わすだけの態勢に持っていったが、
コーナーから直線の立ち上がりのコーナーワークで若干外目にぶれて、
立ち上がりから少しの間に引き離されてしまった。
そこから脚色が一緒でなかなか差を詰めることが出来ず、
最後にオースミが緩んだところでわずかに差を詰めるも届かずゴール。
12.6-12.5-13.0と流れた最後の3ハロンで、
やや速くなったところで置かれた感じがする。最後は詰めているだけに。
なるほど、これは瞬発力の欠如かもしれない。
逆に持続してしぶとく脚を使えてはいる。ダートは良さそう。
後続を大差突き放したように、上位3頭はなかなか良いレベルだった。
次こそは勝ち上がりを期待できそうだ。今日は勝ち馬に完敗。


2R スペシャルポケット 11着
出遅れてはいないが、良かったわけでもない平凡なスタート。
気合いをつけられると二の脚は速く、すぐに外目を上がってきた。
内から飛び出した2頭を追っかけて3番手からの競馬。
これで勝てなきゃどうするんだって位置に取り付いたんだが。
4角でもう手応えが怪しくなっていて、
外から上がってきた本命のマームードイモンに抵抗できず。
あっさり交わされると下がる一方になってしまった。
1,2着馬も走破時計も内容もほぼ想像通りだったんだが、
スペシャルだけがズルズルと下がってしまったな。
よく分からん。前走レベルは高くは無かったけど、
それでもこれくらいの時計なら走れそうなもんだが。
何か精神的なところに問題があったんだろう。これは予想できない。


5R ムーンシンフォニー 4着
ゲート内でちゃかついているところを開けられて大きく出遅れ。
どうもスタートが良くない馬だな。
出遅れるだけなら良いが、出た態勢も悪いため、
腹をくくって後方で我慢していくしか選択肢が無い状態。
途中スローで流れるところでじわっと内々を差を詰めて行って、
とりあえず後方馬群にとりついて4角へ突入。
大外に出る余裕は当然なく、内が空くのを窺いながらのコーナーリング。
手応えはかなり良い。突き抜けるかもしれないだけの余裕がある。
やや窮屈な馬群にそのまま突っ込んでいって、
上手く馬群を捌いて抜け出しては来たんだが、
そこまでで上位3頭を脅かすまでは至らず。
この3頭相手に2~3馬身程度の出遅れのハンデはあまりにも大きすぎた。
逆にまともなら、このクラスじゃないことは明白。
外に逃げる面は大丈夫だったと思うし、とにかく普通に出てくれれば。
未勝利のたいがいの相手なら、出遅れても勝てるくらいには強い。
今日は相手が強かったこともあった。


8R デュポンサークル 7着
痛恨のマイナス18キロ。これは厳しすぎた。
この変動だと、500キロある馬でも買うかどうか考え込んでんでしまうのに、
430キロのこの馬にはあまりにも無理があったね。
これは輸送の影響だろう。もうどうしようもなかった。
レースはまあまあのスタートから早々に2番手を奪って、
スローペースを楽々と追走していたんだが、直線余力が無くなった。
案の定逃げ残り競馬。まともな状態なら楽に勝ってたと思う。なんとも不運。


10R モンテクリスエス 4着
ゲート内でよそ見したりしていて危ない。
おいおい出遅れるぞ・・・と思うあたりから、さらに立ち上がる。
ここで開いたら出遅れ確定のところで開けられた。
出た態勢も悪く、もうゆっくりと進むしかない。
ペースは見事なまでのミドルペースに落ち着いて動けるタイミングがなし。
じわじわと脚を使いながら内々で後方馬群にとりついた。
追いついて4角、キングスエンブレムと並んで回り、
それなりに余裕がある感じで直線に向かったんだが・・・。
追われて良いところがなく、外に力が逃げちゃってる感じ。
じわじわと離される感じの敗退。
出遅れがなきゃ勝ってはいただろうけど、
とはいっても、この程度で勝てないんじゃあ皐月勝ちはありえないので、
皐月を諦めてダービーが目標に変わるのは悪いことではない。
最悪のケースである2着じゃなくて良かったと思うしかあるまい。


11R アルヴィス 2着
絶好のスタート。何でこの馬でそんなスタートをw
モンテかムーンのスタートと交換してくれw
上手く出ても何の意味はなく、静かに後退していく。
後退していくのに、若干嫌がるようなそぶりがあった。
あれならあの位置で待っていたほうが、今日については良かったかもしれないが、
今はそういう競馬を教えている時期じゃないから仕方ないな。
先行して駄目だからこういう競馬を教えているわけだし。
ゆっくりと進みながら脚を溜め込んで、3角過ぎから内目を進出開始。
抜群の勢いで進出しながら、4角外目へ出していく。
まずまずの捌きで馬群を抜け出してきたんだが、
ヤマカツブライアンを差し損ねるという予想外の結果が。
まあまあ、良いレースにはなったと思うけど、
好スタートを切ってなかったら勝ってたんじゃないかと思う。
下がるのに少しいらついた感じ。残念。
まあ、差し競馬はマスターしつつあるので良しとしたい。
安定して36秒の脚を使えるようになれば、
たとえスローでも展開を打破できるようになるからね。