アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

土曜日の騎乗馬と予想

2009-07-31 22:25:41 | 競馬
5R マルサンエロイカ ○
目野師
「中1週続きだが、滞在競馬だから疲れはまったくない。
 時計がかかればチャンスはある」
外枠から強行に先行競馬をしたここ2戦。
2戦ともに枠なりに動いて外々を回らされていたから、
ラチ沿いを進めたらもう少し前進があると思っていたところ、
内目の4番枠を手に入れることが出来た。まずは歓迎したい。
ただ、先行馬のツルマルエースが1番に入っているので、
出てそのままラチ沿いというのは叶わないかもしれない。
これがいなけりゃ本命にしたかったのだが。

1番のツルマルエース、4番のマルサンエロイカ、
5番のダイワハンター、6番のヴァンエボン、
7番のベルモントガリバー、9番のエーシンサニーデイ、
そして11番のニシノアッシュ。
先行馬は多い。この7頭が強めに出して行くことになるだろう。
当然ながら、勝負もこの7頭で決着するはずだ。
テンのスピードと枠から考えて、おそらくヴァンエボンが先頭に立つ。
これを外のニシノアッシュがどこまで追いかけていくかだけども、
競ってまでハナを奪いに行くならそこでマイナスが生じるし、
妥協するなら先行集団の外目になって距離損を強いることが出来る。
ニシノは、ベルモントガリバー、エーシンサニーデイよりも低く見たい。
ヴァンエボンのほかに、ツルマルエースも頑張ると思う。

こちらもまずはゲートを出てからの行き脚次第になるが、
ツルマルエースの外にならなければどこでも良いだろう。
前に出きってしまうか、行けそうもなければ後ろで見ていくか、
どちらにせよ、上手にラチ沿いに入って欲しいものだ。
好位の外目から本命馬らしい横綱相撲で押し切る力は、
過去走を見る限りだけども、明らかに無い。
崩れずにそのまま雪崩れ込む力ならばあるが。

目野師の言われるように時計勝負は確かに辛い。
この馬には速さの限界が間違いなくあると思う。
それはアンカツが乗る前から感じていたし、実際に見てもそう思った。
上がりのかかる重いレースのほうがエロイカ向きだと思われ、
ペースが上がりそうなことは歓迎しておきたいところ。
ハイペースのまま行かれてしまったら、それはどうしようもない。
過去2戦は少なからず距離ロスがある中での結果なので、
上手く立ち回ってどこまでやれるかを楽しみにしている。

俺の中では、ツルマルとヴァンエボンとニシノが併走で1角突入、
ヴァンエボンが押し切って出て行き、ツルマルとニシノが諦めて2番手。
それをエロイカとダイワが並んで追い、すぐ後ろ外にベルモントとエーシン。
こんな隊列になるんじゃないかと考えている。
んで、前が競って苦しくなって好位差し組で決まるんじゃないかと。
馬券は、エロイカとエーシンとベルモントの三つ巴で。
なんとなくエーシンが勝ちそうな気はするが、エロイカの頭まで期待している。



6R サクラキングオー ◎
岡田師
「多少は余裕残しの仕上げだけど、今の未勝利なら上位は明らか。
 当然勝ち負けを期待」
どれくらい余裕があるかというところだけど、
500キロまで行ってなけりゃあ大丈夫じゃないかと思う。
師の仰るとおりに、この時期の未勝利では上位は明らか。
というか、おそらくこの馬が最強だろう。
500万どころか、1000万でも軽く突破しそうな雰囲気がある。
前走は、アンカツに乗ってもらうために中京に来たのだろうけど、
東京を使ってりゃ、新人が乗ったって楽勝してたと思う。
この先、狭い競馬場でこそこそ戦う馬ではない。
京都や東京の2400m前後の距離で活躍させたい馬。

といっても、とりあえず1つ勝たないことには話が始まらない。
はっきり言って札幌向きとはとても思えないが、
同時に走る他馬よりも6馬身以上伸びる驚異的な末脚をもって、
楽勝で500万条件へ進んで欲しいものだ。
3走前の京都の外回りで、このコースのそこでまくっちゃ駄目だろ、
ってところで動いて、遠心力で外に吹っ飛んで最後に止まったが、
札幌で力上位なら、あれをやっても良いだろう。
まあ、先のある馬であって今後のことを思うならば、
ゆっくりと直線に入って、直線だけでねじ伏せて欲しいところだが。
そこはアンカツが状況を見ながら臨機応変に動いてくれるだろう。

メンバーを見渡すと、
メジロテンダー、セトウチダイヤ、キャッツテイル、スマートカンパニー、
それからホワイトライクミー。前に行きそうな馬はこれくらい。
メジロが逃げるだろうが、流れが緩いってところまではいかなさそう。
行く馬ははっきりしているが、後は中団から後ろでダラダラする馬ばかり。
シャンパンブランチ、ボニータシチー、チューベローズ、ヒカリアライブ
このあたりは後ろからしっかりと脚を伸ばすだろうけど、
キングオーから見れば敵ではないと思われる。
それ以外はもう相手になるレベルではなく、障害物でしかない。
もし出来ることなら、最初から障害物よりは前にいたいもので、
スタート次第だが真ん中あたりに位置できたら最高だな。
あくまでスタート次第で、無理して位置を取る必要は無いけれど。

馬が走れる状態ならば、どういう展開であれ勝つと思ってるけど、
形としては4角マクリ差しのような形を想像しているので、
キングオーのマクリの前に先行集団は潰れてしまうと考えたい。
連れてやってくる馬に期待。
差し脚が確実であると思われる馬の中から、
ボニータシチー、ヒカリアライブ、チューベローズ、この3頭を買いたい。



8R スズカスパーク ◎
橋田師
「本来はもう少し前に行く脚はあるし、洋芝も合うはず。
 調整は順調だし、改めて期待したい」
札幌の1500m。外枠の差し馬はそれだけで5割引きの条件。
俺の場合、外枠はかなり速い先行馬しか買わないと決めているくらい。

内枠を期待していたが、残念ながら6枠9番とやや外目になった。
まあ、7枠より外じゃなくて良かったと思うべきか。
7枠より外は、統計データであからさまに分かるくらい、
大袈裟でなく発揮できる能力が半減してしまうからな。
1番人気が濃厚なテキーラが大外になったのは大歓迎材料だ。
おまけに3番人気であろうフレジュールも外の12番。
ちょっと消去法的だが、3頭で一番マシな枠を手に入れたので本命だ。

人気馬の中では一番有利な立場になったとは思うけど、
だからといって楽観できるような状況でもない。
スパークよりも前で競馬を進めるかもしれない馬が、
揃ってこちらよりも内に入ってしまったからだ。
内枠の5頭は能力的に落ちそうだが、それでも先行馬が3頭いるし、
(先行するだけなら、そこに力を注げば弱くても出来る)
6番ヤサシイキモチ、7番ペチカ、8番レッドジール、
この3頭は、ある程度の力を持った伏兵の先行馬。
もし、良いスタートを切って先行しようとしたとして、
内の複数の馬達に強硬に抵抗された場合、
どうなるかというと、すぐに1角が来て外に吹っ飛んでしまう。
アンカツの判断がとても大事になってくると思う。

先行策が圧倒的に有利なのは間違いないコースだが、
たとえ先行しても、1角で遠心力で外に振られたらほぼ終わりになる条件。
(1回振られるだけでなく、そこから最後まで振られっぱなしになってしまうのだ)
誰もがそれを分かっているので、1角の先団は非常にシビアな争いになる。
派手に振られるくらいならば、好位に待機して差したほうがまだマシ。
逆に先手を取ってラチ沿いに入れたら、かなりの確率で最高の結果が待っている。
メンバー的にも、こちらより先行する馬が内に揃っているので、
かなり早めの判断が求められるけど、上手に対処して欲しい。
正直、とても難しいレースだと思っている。
ただ、それでも外の2頭よりはマシなはずだ。

おそらくペチカが単騎で行ききることだろう。
まず逃げ馬はそれだけで買っておきたい。
それから牝馬だけど降級のヤサシイキモチも枠的に優勢。
長期休みあけを無難に走ったレッドジールも悪くない。
やはりこの3頭が相手になるんじゃないかと思う。
外の人気馬2頭に吹っ飛んでもらえば十分だw

今週の騎乗馬

2009-07-30 23:50:02 | 競馬
土曜の除外(特にシャトヤンシー)が残念だが、
今週も良い感じにまとまっているので、
全馬に上位入選を果たしてもらいたいところだ。




土曜 札幌
5R 3歳未勝利 ダート1700m マルサンエロイカ
目野厩舎、シルクジャスティス産駒の3歳牡馬。
前走は4着だが降着による繰り上がり。
大外枠からかなり押して先手を主張し2番手追走。
直線に入って内にいたドレッシーが外に寄れてきて、
煽られて外に寄れながらのレースになった。
これによってレース全体が壊れたので、
4着という結果はあんまり評価できたものではない。

ただ、2番手につけれたことは大いなる進歩と言って良い。
アンカツが2走前に乗るまでは序盤に動けない馬だったのを、
ちょっと無理はしているが先行可能にした。
札幌ダート未勝利において、先行力は絶対に欲しい能力。
今回もなんとか先行集団でレースが出来そうだ。
レースレベルはそれほど高くはなく、
ニシノアッシュ、エーシンサニーデイ、ベルモントガリバー、
過去走を見る限り、この3頭とほぼ互角だと思う。
ただ、エロイカには外からこれらをねじ伏せるだけの力はないように思う。
単勝で言うと8倍くらい、少しだけ落ちて4番手ってところではないかな。
勝負を有利に進めるためにも、今度こそ内枠を手に入れて欲しい。


6R 3歳未勝利 芝2000m サクラキングオー
岡田厩舎、キングカメハメハ産駒の3歳牡馬。
前走は勝ったと思ったら負けていた。
ただ、負けた相手のディバインフレイムは、
即座に500万を完勝して1000万でも人気を背負った馬。
故障で引退してしまったが、大した器の馬だった。
キングオーはこれを上回る器であると思われる。
未勝利で遊んでいるわけにはいかない。負けられない。
(まあこの馬の場合は、たとえ9月まで未勝利だったとしても、
 500万に格上挑戦すればあっさり勝っちゃうだろうけどw)

前走好走馬がちょこちょこいるが、キングオーの敵ではない。
将来OPまで行けそうな馬と、1000万が限界であろう馬達の戦いだ。
あまり有利とは思えない札幌でも圧倒して欲しい。
3走前に京都で打って沈んだ、ちょっと間抜けなマクリ競馬。
あれは札幌開催でならピッタリと来る。やっても良い。
必要が生じたらマクれば良いだろう。


8R 手稲山特別 芝1500m スズカスパーク
橋田厩舎、アドマイヤコジーン産駒の4歳牡馬。
まだ底が見えていない馬。
1年の休養明けとなった3走前を2着に好走し、
次に500万を製し、すぐに降級して同条件の特別を3着。
タイプとしては非常に真面目そうな、手堅い感じで、
好位~中団に位置して堅実に脚を伸ばすことが出来る。
毎度毎度、何故か内枠があたっていることもあるが、
本当にロスなく上手に立ち回ってくる馬という印象だ。

そんな好センスを感じることと、
このレースが札幌1500mであることを思うと、
とにかく内枠が欲しい。内枠なら大本命と言って良いだろう。
外枠になったらこの馬の良さが殺がれてしまう感じがする。
まだ、外目を追走する堂々とした競馬をしてないから分からんけども。

ここはテキーラ、フレジュールとの三つ巴戦だろう。
内枠なら本命。外枠なら単穴だ。





日曜 札幌
1R 2歳未勝利 芝1500m デンコウセッカチ
荒川厩舎、デュランダル産駒の2歳牝馬。
デビューしてから3戦。
3着、2着、2着と非常に惜しいレースが続く。
特に前走はとても惜しいレースだった。
最初は好位の一団にいたのだが、挟まれるように後退。
ちょっと下がっただけならまだ良かったのだが、
下がった先でまた挟まれているような格好でさらに後退してしまった。
1200m戦でこんなことをしていたら話にならないところ、
4角からスルスルと上がってくると、
直線で追われて目を見張る脚を繰り出した。
勝ったビバサムシングが最後にばてて止まるのとも重なっているが、
1頭だけ最後まで鋭く加速しきったように見える。
アンカツが乗って伸びていたビービースカットも並ぶ間もなかったしね。

スタートも二の脚もそんなに悪くないと思うが、
1500mになったらもっと楽なレース運びが出来そうだ。
後ろからではいろいろと無理があるコースなので、
好位の一団で脚を溜めることが出来たら文句なし。
メンバー的には、もしかしたらハナすら切れるかもしれない。
まあ将来を考えれば、確実に勝つためだけにそこまでする必要はない。
4、5番手あたりから軽く脚を伸ばして完勝できれば。
セイウンジャガーズと人気を分け合うだろうけど、
レースを見る限り、こちらが数段上であると考える。


4R 2歳新馬 芝1800m アドマイヤテンクウ
松田博厩舎、キングカメハメハ産駒の2歳牡馬。
調教を見る限りは、そこそこ動いたという程度。
松博厩舎の調教なら終いは12秒台で伸びて欲しいのだが、
まだ13秒を要しているように、これからという感じ。
それでも、他馬に煽られていた先週よりはぜんぜん良かった。

他を見渡しても、テンクウと同じ程度しか動いていない。
人気を背負うであろうメイショウホンマルが唯一まともだろうか。
さすがは札幌芝1800m戦といったところだろうか、
初戦から必勝という馬はいないように見えるし、
これならば、素質だけの戦いという感じになりそう。
テンクウが将来OPで戦うような馬ならば、
初戦からでも格好をつけてくれるはずだ。
自信は持ちようがないが、楽しみは楽しみ。


6R 3歳未勝利 ダート1700m ティフィン
松元茂厩舎、トワイニング産駒の3歳牝馬。
2着、2着、3着、3着、2着。
後一押しがどうしても利かずに5連続の惜敗。
惜敗と言っても、各勝ち馬には完敗しているんだが。
それなりの位置を奪う先行力はあるし、
メンバー中で上位の末脚を披露もするんだが、
どうしても勝ちきれないでここに至っている。
具体的にどうなっているかというと、
とにかく前にいる複数の馬の内の1頭か2頭を差せない。
追ってはいるんだけど、ジワジワとしか詰めれない感じだ。

ならばもっと前に行くしかないわけだが、
(もしくは最初からジックリと脚を溜めてみるかだが、
 ここに至ってその実験はしていられない、昇級してからだ)
それをこの地で成し遂げることが出来るのかどうか。
鞍上強化でどうなるか、注目の一戦。
メンバー的には、コスモジュゲムと一騎打ちか。
相手は逃げ馬であり格好の目標。
2番手につけれたら最高だが、悪くとも5番手くらいにはつきたいね。
他馬は頼りにならないと思われ、自力でなんとかするしかないだろう。


9R UHB杯 芝1200m アドマイヤホクト
古賀厩舎、サクラバクシンオー産駒の5歳牡馬。
UHB杯の情報自体がほとんどないわけだが、
わずかにある各紙の情報をかき集めても、
ホクトの話題は皆無で、最低人気でもおかしくない扱い。
さすがにそんなわけはないが、10番人気くらいか。
2年前の函館スプリントで1番人気を背負っていた馬がなあ。
このレースに出走している馬ともそこそこ戦っていて、
例えばドラゴンウェルズとは完全に互角の走りをしているんだけどね。
互いにレベルが低いなりにだがw

まあ、1年休んで使ったレースがダートで、結果が大惨敗では、
叩き2戦目でもさすがに印象が悪いというところだろうか。
確かにそんなに狙う気がしない馬ではないかもしれないが、
過去の惨敗続きの着順も、着差から見ればそれほどじゃないことと、
今週の動きがこのメンバー中でもはっきりと上位であること、
そして何よりアンカツが乗ることをあわせて、
是非とも単複を買って楽しみたい馬へと、俺の中で昇格している。
この相手の中にガルダンの敵がいるとは微塵も思わない。
ホクトにはガルダンのライバルとなるような走りを期待してみたいね。


11R 藻岩山特別 芝1500m セトノアンテウス
鮫島厩舎、ロックオブジブラルタル産駒の4歳牡馬。
今日はアンカツが乗って良い動きを見せてくれた。
札幌へ来て2戦目、まず状態の上積みが期待できる。
そして距離延長への期待はとても大きい。
前走はスタートを決めて仕掛けているにもかかわらず、
それほど行き脚がつかずに先団の後ろあたりの追走。
追っつけているのに4角では後退していきそうな構えで、
追いまくってようやく浮上してくるという内容。
この内容では、距離が欲しいとしか言いようがない。
初めての1500mだが、絶対にプラスになると思う。
前走のVTRを見直せば見直すほどに思う。

ファイアーフロート、テーオーエンペラーとの争いだろうが、
準OPですら最上位のこちらが力を出し切ったら苦戦すらありえない。
ここは今度こそ圧勝を期待している。

いろいろ

2009-07-29 23:15:30 | 競馬
スパルビエロはエルムSかシリウスSへ
マーキュリーCでようやく重賞を制したマコトスパルビエロ。
ブリーダーズゴールドカップにも登録があったが、
無理せずに間隔をあけて調整されることになった。
秋に本気でG1級のレースを目指すならば当然の方針だね。
今年は新潟で行われることになるエルムSか、
阪神のシリウスSを目指すことになるということだ。
どちらかと言えば、やはりエルムSの方が勝ちやすいだろう。
相手関係がどうなるかはなんとも言えないところだが、
競馬場的には、左回りの分だけ新潟のほうが向いていると思う。
まあ、阪神も広いし問題はないだろうけど。

どちらにせよ、次を勝てれば本格的にG1参戦となる。
ダートは芝と違って、前に行ける馬が圧倒的に有利であるが、
それでも逃げるだけではG1ではほとんど通用しない。
何故ならば、ダートで強い馬ってのはほとんどが先行馬だから、
逃げ馬はその攻撃を全て受け止めることになるからだ。
芝ではたまに起こる「舐められ逃げ残り」が通用しないのがダートのG1。
本当に強い逃げ馬だけが勝ちきることが出来る。
スパルビエロがそこまでかと言うと、やはりまだ足りないだろう。
昨冬のベテルギウスSのようなレースが出来ると最高なんだが。



キングトップガンはみなみ北海道Sへ
函館記念をひと叩きされたキングトップガンだが、
期待通り、来週のみなみ北海道Sへ向かうようだ。
芝2600m、長距離のハンデ戦となる。
ハンデは間違いなく54キロになるだろう。
後は相手関係だが、そんな強い馬が出てくるレースではない。
札幌記念を目標にするG1級の馬はまず直行で挑むことになるし、
函館記念を使った馬がこのレースを挟むこともほとんどない。
これは、この先にある札幌日経OPでも言える事だけども、
基本的に少頭数の空き巣的なレース。
と、このレースを使う陣営の誰もが思うようなレースw

前走はまだまだと言われていた割に良い走りをしていた。
体調さえ戻ってくれば、OPはあっさり勝てて良い。
ここを勝てれば、前述した札幌日経OP、
それから京都大賞典やアルゼンチン共和国杯あたりへの道が開く。
立場的には、おそらく穴人気する程度だろうと思うが、
正直、めちゃくちゃ期待している。



マチカネニホンバレ 札幌記念をやめてしらかばSへ
ダートで5連勝中のニホンバレは札幌記念を予定していたが、
オーナーと藤沢さんでいろいろと協議したのだろう、
まずは足りない賞金を加算していこうということになり、
8月29日のしらかばS(ダート1700m・ハンデ)へ向かうことになった。
となったので、引き続きアンカツが騎乗することになる。

2走前に56.5キロでOP特別を勝っているので、
再度OPなら57.5キロってところだろうが、
勝ち方があれだったので、ボーナスがついておそらく58キロだろう。
ハンデ戦としては厳しい斤量になるわけだけども、
これからG1を目指そうというのだから、
これくらいでOP特別を勝てないのでは話にならないとも言える。

その後に南部杯を目指すということになっているが、
運が良ければ出走は可能だと思うけれど、
マイル前後の距離は賞金を持った馬が雲霞のごとくいるので、
条件馬が出れてしまった帝王賞みたいに訳の分からんことにはなるはずがない。
しらかばを勝ってもけっこう怪しいんじゃないかと俺は思っている。
ま、その時は同時期のG3・武蔵野Sに出走すれば良いだけの話。
どうあれ、賞金は積めるときに少しでも積んでおきたいね。



アドマイヤホクト かなり良さそうに感じるがどうなのか
今週のUHB杯に出走のアドマイヤホクトだが、
アンカツが乗って最終追いきりが行われた。
函館Wで馬なりで追いきられて、
64.8-50.2-37.0-12.4
かなり速い時計(4番時計)を流しただけでマークしている。
この調教の時計だけ見れば、力は出せる仕上がりみたいだが。
長期休み明けをひと叩きされて、内面がどこまで戻っているかだな。

人気的には10番手くらいでもおかしくない印のなさなので、
それならば単複で期待してみたいところだが。
エーシンエフダンズ、タニノマティーニあたりが本命サイドで、
はっきり言って強い馬はいないと言えるメンバーなので、
(ビービーガルダン目線で見ているからかもしれないが)
一昨年の函館スプリントで12着に負けたときくらい走れれば、
それで勝ち負けになってるんじゃないかと思っているんだが、
これは相手を舐めすぎなのかな。

先週の反省

2009-07-27 21:17:30 | 競馬
土曜 札幌
2R ミッキーリヒト 1着
「砂を被りたくなかったので強引にでも行かせたんですが、
 前向きさに欠けるような面があり、気合をつけながら走らせました。
 そのあたりが今後の課題になりますが、
 それでも勝ってしまうんですから、能力は持っていますね」
スタートは五分より少し速い程度だったが、
追っつけまくって加速をつけさせた。
最内枠を利して1角までに先手を取りきった。
砂を被らないようにどうするか、が課題だったが、
一番確実な方法でそれを避けに行って、
それが大正解だったことをレースが終わって思わされる。
道中、終始走るのを止めようとしている感じ。
たびたびアンカツがバランスを崩しているのが分かる。
お世辞にも折り合っているとは言いがたく、
止めようとする馬と走らせようとするアンカツが喧嘩したまま直線へ。
それでも後続を引き離してしまった。
楽々と逃げ切ったのは力の違い以外の何物でもない。

前走はまったくハミを取らなくなってしまったみたいだが、
簡単に走るのを止めてしまう馬ってのがよく分かった。
今日の枠だと、逃げ以外に勝利の道はなかったように思われる。
逆に、この馬には相当な上積みの可能性がある。
上でも即座に通用するかもしれないね。


5R キーネプチューン 2着
「ゲートで遅れてしまったけど、長く良い脚を使ってくれたね。
 ただ、ズルい面があって道中はフワフワするところがある。
 追わないと反応しないから、早目に抜け出す競馬より
 ジックリ行く競馬のほうが合っていそうだね」
高脚を使うような感じでの飛び出し。1馬身出遅れ。
追っつけまくって行ったが、出た体勢が悪く加速がつかず。
1角が近づいて、無理せずに中団の後ろに控えた。
1角における中団後ろの並びが悪く、
あそこで出しすぎていたら外に吹っ飛んでいただろうが、
一度引いて内に入れたのは見事。非常に上手い動き。
贅沢を言うならば、最初から後方に引いてすぐ内なら良かったが、
立ち遅れからの加速のつかなさが酷かったので仕方ないかな。

最初は後方5番手についたが、
じっくりとは行かずに内目を縫うように上がっていく構え。
1000m通過したところではもう先団の後ろ。
このあたり、スローペースだったので無理はしていないか。
1000m過ぎてからのペースアップが急なレースで、
速い流れを追っつけながら浮上して4角は外へ。
追われてそれなりに伸びてきたが、
内枠から内をついたスズカスコーピオンには遅れをとった。

今回は出遅れたことが敗因で良いのだが、
それはそれとして、馬のタイプはコメントみたいな感じみたい。
これまで詰めの甘さを見せていた馬だが、
もっと集中力を高めて爆発させたほうが良い感じということだ。
今日の競馬で言うと、3角から4角で外目を動いていたあたり、
あそこを完全に待機して直線で動いたほうが良いってことだろう。
俺もそう感じた。別に違和感はなかったが、あえて言うなら早仕掛けの負け。
まずスタートを決めて3、4番手について、
じっと待ってから直線に賭ける競馬が理想か。次に期待。


6R スズカマグナム 3着
「道中は良い感じで追走していたんですが、
 追ってから意外にモタモタしてしまいました」
五分のスタートからまずは待機。
持ち味の末脚を存分に生かそうという競馬。
アンカツの言うとおり、行きっぷりはとても良い。
途中で少し流れが落ちたが、後は平均より速め。
差し馬にとっては絶好の展開と言っても差し支えないだろう。
4角に入るあたりからジワッと動いていって、
コーナーは本命馬らしく堂々と大外へ進出。
直線で一気に飲み込むかというところまで持っていったが、
そこから追われてジリっぽくなってしまった。
気持ち良く外に出た割にあまりにも意外な伸びのなさ。
内をすくった馬たちに負けたので、単純な敗因は距離差ということになるが、
そこは本命馬と人気薄の馬との差なので仕方ない。
が、それにしても意外な伸びのなさ。もう3馬身くらい動いてくれて良い。
予想で、前走は「前が詰まったことで伸びたということもある」と書いたが、
(壁が出来てから開くと馬は普通より伸びる。さらにそれが派手に見える)
今回はスムーズな競馬で、逆に溜めが利いていなかったというところだろう。

特別な敗因はなく、現級で抜けて強い馬ではなかったということ。
といっても上位は上位。最上位の1頭なのは間違いない。
時間もなくなってきたし、次で決めたいね。


9R トシザコジーン 9着
「いつもはシュッと動いて行けるのに、3角から手応えが怪しくなってしまった。
 パワーのあるタイプで洋芝は問題ないと思うんだけど、
 体が重かったことが影響したかな」
好スタートから4番手を確保。
最初だけはそれなりに行きっぷりが良かったと思うのだが、
トウカイミステリーとティムガットに挟まれる感じでやや後退。
そのまま浮上のきっかけもなく、ズルズルと沈んでしまった。

いくらなんでもこれが実力のわけがなく、
原因を求めるなら馬体重が一番分かりやすいか。
過去14戦で480キロが最高体重だった馬が、
いきなり492キロとなれば、ちょっと苦しかったか。
仕方ないな。この地で一度使われて2戦目に期待したい。


11R ギムレットアイ 7着
「今日は外を回って7着だったが、
 一瞬の反応は前走時より数段良くなっていたよ」
五分のスタートは切ったが、今回はあまり行き脚がつかない。
アンカツが少し出していこうとしているのが分かるんだけど、
馬の反応はといえばさっぱりだった。
すぐに切り替えて差しに徹する構え。
まあ、いつも通りの競馬をすることになったということだが。

セイカカリンバ、ネオベローナが速めに動いて、
淀みないペースでかなり縦長の展開に。
ギムレットの本来の末脚が出てくればというところだったが。
4角から直線入り口あたり、
確かにアンカツの言うとおりに反応している感じで、
一気に伸びてきそうな気配があるんだけども、
レースはそのまま内の各馬が雪崩れ込んで終わった。
札幌らしい結果になったと言えるだろう。

分かりきってることだが、ギムレットは札幌向きの馬ではないので、
こういう負け方をすることは普通にあるだろうが、
その負けの中で、前走よりは好感触だったのが救い。
札幌向きのマクリ差しをうてる馬じゃないから、
博打だけどインコースにこだわってみるのが良いかもしれないね。
もう人気はしないだろうし。



日曜 札幌
9R キングトップガン 10着
「道中の反応はもうひとつだったけど、
 最後は追ってからしっかりと伸びてくれた。
 久々の分もあるだろうし、
 叩いてピリッとしてくれば、変わってくるのでは」
道中も良さそうに見えたんだけど、
それはアンカツが馬に無理させずに乗ってただけか。
手応えはあまり良くなかったみたいだね。
それでも急かさずにゆっくりと走らせたというところ。

直線は、並んでいたドリームサンデーには劣ったが、
アンカツの言うとおりにしっかりと伸びている。
昨日も書いたとおり、悪い内容ではなかった。
戦前、今回は駄目って感じのコメントが出ていたことからして、
上々の結果で終えることが出来たと言えるだろう。
ダートでも芝の長丁場でもやれる馬だ。
次が楽しみ。


10R ナムラカイシュウ 2着
「前走と違って外目の枠だったので、
 ゲートを出たなりの位置につけたんだけど、
 ペースが落ち着いたところで行きたがってしまった。
 気難しさはあるが、それでも何とか2着に頑張ってくれたように、
 ちょっとしたキッカケがあれば勝てると思うよ」
最初は他馬に絡まれることなく中団の後ろにいたが、
1角で目の前のスマートリーズンに横切られている。
これはこちらを煽るだけのまったく無意味な動きであり、
(スマートは離された殿負けをしているくらいで、
 最初に落馬寸前になったことで精神的に狂ったのだろう)
これがペースが落ち着いたタイミングと重なって、
馬が一気に行く気になってしまった。
ここで暴走させなかったのはさすがで、
今後に意味のある、かろうじての2番手待機だった。

今回については、こちらと同格かそれ以上の馬がいたことが不運。
ラヴィンライフの中舘のコメントを見る限り、
こちらがどうやろうが自分が勝っていたという自信に溢れている。
芝の中長距離をメインに走っていたくらいの期待馬で、
それが普通に砂をこなすなら、砂馬など相手になるはずがないのは道理。
カイシュウは自滅しているので、2頭でどちらが強いというつもりはないが、
今回はまあ、相手を称えるしかあるまい。
あれだけ豪快に突き抜けられると、あまり悔しくないのはありがたいなw
カイシュウもどこかできっかけを掴めれば、一気に飛躍することがあるだろう。


11R サトノエンペラー 1着
「ハナへ行こうとは思っていなかったけど、
 以前乗った時よりスタートが上手になっていて、
 無理に抑えることもないので、そのまま先頭を走った。
 やはり長丁場は良いですね。これからが楽しみですよ」
逃げ馬が不在で1枠だったので逃げになった。
逃げといっても、ずっと13秒ペースで進んでいて、
2番手のポルカマズルカも協力してくれるし、
3番手のパッシングマークもアドマイヤレグルスも、
自分が残るために絡んでくる意思が全くないとなれば、
調教で強めの併せ馬をするための準備のような道中だった。
実質、中団くらいにいるようなペースだったか。

8ハロン目からギアチェンジして、そこからは12秒ペース。
楽していたのでそれくらいやってもらわないと困るってところもあるが、
11秒台のラップを立て続けに刻んでゴールまで駆け抜けた。
最後、まだ余裕があったのでもう少し速い上がりも出せる。
かからないし、スタミナもあるし、持続力があって切れがほどほどで、
長丁場ならもっと上に行けそうな感じがする馬だ。


12R トウカイプライム 2着
「状態は前走同様良かった。
 前に行くだけではなく、今日みたいに中団から動く競馬も出来る馬。
 今日は勝ちに行った分、負けた感じだが、内容は良かったと思う」
これまでとは違う競馬もしておこうと考えたこともあるのだろう、
スタートが普通だったことを、これ幸いとばかりに利用。
先団のすぐ後ろ、強い馬のもっともスタンダードな脚質を試した。
レッドボルサリーノが軽快に逃げるのを見て、
あれが相手と判断して早めのスパートを打ったのだろう。
実際、ボルサリーノの脚色は直線半ばまでまったく衰えず。
放置してもう少し緩い流れで逃がしていたらそのままだっただろうから、
悪くない判断を下したのではないかと思う。
最善を言うなら、もう3秒くらいは遅いほうが良かったんだろうけど。

プライムがジャンバティストより弱いってことはありえないと思うが、
ジャンバティストも準OPで通用しそうな馬であるとは思う。
今回の競馬も前走同様に悪くない。さらに幅が広がった。
上のクラスに戻ってもすぐに活躍する下地が出来てきた感じだ。

来週の特別騎乗予定馬

2009-07-26 19:25:46 | 競馬
明日から元の状態に戻ります。
・・・戻る予定ですw

アンカツとしては良くなってきたってところかな。
ちょっとついてないところがあるけれど、
それはどこかで返ってくるものだから気にならない。
やや落ちていた複勝率が戻ってきたのが良いね。
札幌でもやたらと雨が降って悪条件が続くが、
札幌記念へ向けて、8月も元気に頑張って欲しい。

それにしても、14時過ぎあたりから凄まじい雨と雷だった。
九州のほうでとんでもないことになっているみたいだけど、
なるほど、この降り方をされたらそうなるわと納得の豪雨。
毎年楽しみにしている夏の高校野球。
岐阜大会の準決勝で、中京対県岐商をやっていたんだけど、
9回に中京が2-1でリードしているところで中断。
それが影響したのかどうなのか、最後は県岐商がサヨナラ勝ちしていた。

競馬にかかわらず、雨のもたらす影響はとても大きい。
あらゆる条件をこなしてこそ一流といえばそうだが、
出来ることならば、各競技がフラットな条件で行われて欲しいものだ。
ちょっと記憶にないような、あまりに凄い雨の中でそんなことを思った。



土曜 札幌
手稲山特別 芝1500m 未定


報知杯大雪ハンデキャップ ダート1700m スズノマグマ
加藤征厩舎、エルコンドルパサー産駒の6歳牡馬。
2走前に1000万条件を勝ったばかりの馬だが、
前走は思い切って帝王賞への挑戦。
本当に運良く、出走枠に滑り込んだ。
現役最強を争う馬への挑戦はさすがに無謀で、
微塵も勝負にならなかったわけだが、それは当たり前。
見たこともない環境と高いレベルの馬たち。
良い経験にはなっただろう。

今回、相手はそれなりに強いとは思うが、
前走から言えば1枚2枚どころか、5枚くらい弱いから、
気持ち良く走れるんじゃないかと思っているがどうだろう。


大倉山特別 芝1800m シャトヤンシー
松元茂厩舎、マンハッタンカフェ産駒の5歳牝馬。
前走も乗る予定だったが、ハンデが53キロになったのでパス。
伏兵というか、人気薄の立場だったからね。
レースでは瞬発力勝負の流れをよく追い込んでの4着。
骨っぽい馬たちを相手に互角に渡り合っていた。
この2戦の内容を見る限り、1000万でも上位をうかがえるね。
今回は牝馬限定戦となりさらに相手が弱化する。

降級してくる馬が複数いるが、
強敵は1頭だけ、メイショウベルーガだろう。
これは準OPでも通用する実力馬につき、
これと勝つことが出来たらば、上でも通用する。





日曜 札幌
アカシヤ特別 ダート1700m 未定


UHB杯 芝1200m アドマイヤホクト
古賀厩舎、サクラバクシンオー産駒の5歳牡馬。
3歳時、G3のファルコンSを5戦4勝で制した馬。
VS古馬となってから、着順的には惨敗が続いている。
着差的にはそれほど負けているわけではなく、
着順から受ける印象ほどに通用していないわけではないけれど、
何度やっても同じような負け方を繰り返していることから、
(そこそこ前に出て行って、粘りきれずに次々と差されて終わり)
同世代と古馬との間にはっきりと差があったのは間違いあるまい。

前走はダートの欅Sを使ったが初の大惨敗。
当たり前だがこれは気にしなくて良い。
調教を見る限りは、状態は良さそう。
後は他馬との力関係だけだろう。


藻岩山特別 芝1500m
セトノアンテウス
鮫島厩舎、ロックオブジブラルタル産駒の4歳牡馬。
降級戦だった前走は3着に敗退。
意味不明な15着の前々走の印象はさすがに払拭したが、
本来の実力からして、物足りないの一言な内容。
4角での反応が非常に鈍く、追っつけてやっと加速してきた内容から、
馬がずぶくなっていると断定していいんじゃないかと思う。
前走を見る限りは、1200mがベストとはとても思えない。
初の1500mだが、大幅なプラスになる予感がする。
実力は圧倒的に上位。距離を無難にこなせば。


トシザコジーン
鮫島厩舎、アドマイヤコジーン産駒の4歳牝馬。
こちらは1500mははっきりと向いていると思われる。
昨日ははっきりと太かったので、
もし連闘で出てくるならばちょうど良い感じだろう。
まあ、ここはおそらくアンテウスが出てくるのだと思う。

日曜日の結果

2009-07-26 15:30:12 | 競馬
とりあえず使える環境になりました。
本当にとりあえずって感じw


9R キングトップガン 10着
スタートはいつも通りあまり速くないが、悪いわけじゃない。
自然と後方に待機する形になった。
後方4番手について、内ラチ沿いを進む。
ペースは1000mで1分程度、平均よりやや速めというところ、
馬場を考えればはっきりと速かったかもしれない。
後方にいたが、道中の走りはかなり良かったと思う。
リラックスしているように見えたし、行きっぷりも良く見えた。

先団ではマヤノライジンが4角から動いていく構えで、
前の集団はあまり息が入らない展開で差すには絶好の展開。
内々を回ってくるとコーナーを回りながら直線で一気に外へ。
実に綺麗に、ロスなく外に持ち出して追い出された。
ここで外から来ていたドリームサンデーと馬体があいかけたのだが、
これの歩調と合わずに置いていかれてしまったな。
これと併せ馬になればもっと上位があったのだが、
まあここは休み明けで体調が一息だった分だろう。
まったく駄目ということはなく、そこそこ押し上げて差のない10着に。
仕上げ途上の一戦としては上々の内容だろう。
次がどこか分からないが、楽しみにしたい。


10R ナムラカイシュウ 2着
ゲート内でちゃかついて、ちょっとふわっとしたスタート。
無理せずにゆっくりと出して行った。
そのまま後方4番手から競馬を進めたかったのだが、
1角回って目の前にいたスマートリーズンが吹っ飛んで、
これの煽りを食らってもろに引っかかってしまった。
離したらどこまでも暴走しそうな気配だったが、
なんとか押さえつけながらの浮上。
2番手まで上がったところで収まることは出来たが、大きなロス。
それでも、前走とは違って「自分の意思での進出」なので、
走ることを止めてしまうようなことはなかった。
過程が悪かったが、とりあえず2番手でレースを進めれたのだけど、
その動きを最初2番手にいたラヴィンライフに全て見切られていた感じ。

4角から脚色が違って先頭に立ったのに便乗されて、
最後はそのまま独走されてしまった。
苦しい交わされ方だったが、良く2着を確保できたものだ。
ここが、内枠と外枠の差。外で良かった。
ただ最初がなあ。あそこが全て。
人気の一角だったスマートリーズンは本当にボロボロの内容で、
これの後ろになったことがあまりにもついてなかった。
それと同時に、勝ち馬が強かったことが重なってしまったな。


11R サトノエンペラー 1着
好スタートから少し出していく構え。
逃げ馬不在の一戦らしく、誰も行こうとしなかったので、
自然と好スタートを切った内枠の2頭が前に。
こちらのほうが内だったこともあって、ハナを選択した。
2番手のポルカマズルカも別に逃げ馬ではないし、
3番手以下もそれぞれが楽な感じで誰も動かない。
だらっとしたペースで淡々と時だけが過ぎていった。
2分を通過したあたりでようやくペースアップした感じがあり、
逃げるエンペラーとぴったりマークするポルカ、
この2頭が後続を引き離し気味になる。
直線に入って完全に一騎打ちの様相。
直線の最初に一度は並びかけられそうになったが、
その半馬身差を最後まで寄せ付けずに押し切った。
着差以上に楽なレースだったと思う。

古馬相手の1000万条件を勝利。
これで菊花賞への挑戦権を手に入れたといって良いだろう。
次のレースが楽しみだね。


12R トウカイプライム 2着
五分のスタートだが、速くはなかった。
放っておいたら後方だったので、仕掛けて浮上していく構え。
5番手まで上がったところで待機した。
出しすぎなかったことで、外にも振られなかった。
上手に好位の後ろにつけれたと思う。

レッドボルサリーノが速いペースでスイスイと逃げており、
必然的に縦長の展開になって追走に手一杯になる馬が続出するところ、
1000mを通過したあたりから目標をレッド1頭に切り替え、
一気に2番手まで進出して前を追った。
行きっぷりは良いが、レッドの勢いも衰えない。
1馬身差で直線に入ったが、その差がなかなか詰まらず、
必死に追いかけてラスト200mでようやく詰め始めたところ、
後ろでじっと脚を溜めていたジャンバティストの末脚が爆発。
苦労してレッドを交わしたプライムを並ぶまもなく差しきって行った。

レッドボルサリーノの行きっぷりがあまりにも良すぎたからねえ。
実際に直線半ばまで逃げ切りそうな気配で進んでいたので、
あれを放置していたら、すんなり逃げ切られていただろう。
4角前からプレッシャーをかけたことで交わせたもの。
現実は行ったら行ったで、差し組を浮上させてしまった。
よって、どう転んでも勝ちがないレースだった。こりゃ仕方ないな。

非常に美味しい賞金の稼ぎ方をしているとは言えるんだけど。
この結果はもしかしたら喜ばれているのかもしれないな。

土曜日の騎乗馬と予想

2009-07-24 11:13:45 | 競馬
とりあえず簡易版で。
今週は函館記念以外、全部勝てそうな感じがするがw
まずは土日2つずつの4勝が目標ってところか。


土曜 札幌
2R ミッキーリヒト ◎
池江寿厩舎、スペシャルウィーク産駒の3歳牡馬。
川合助手
「前走は砂をかぶって全くハミを取らず。
 決して力負けではないし、スムーズな競馬なら」
前走は中団でなかなか加速せず。
最後に伸びてきたが脚を余した格好になった。
砂をかぶって行く気がなくなってしまったとのこと、
勝ったセイカプレストと互角であることは2走前が示しているし、
札幌3戦目、鞍上強化で今度こそのレースだな。

キャニオンブラウン、テキサスコマンドが相手。
キャニオンブラウンは悪く言えば馬鹿なのでw
今回もビュンビュン行って最後はジリジリになるだろう。
スムーズに加速できれば差しきれるんじゃないかと思う。
前走コメントからして、課題は1枠に入ったことになるんだけど、
こういう枠になった以上、強めに出して行くことになるだろう。
3番手か4番手で前に馬がいない状況が作れれば文句なし。
もしくは、早めに外に出る準備、進路確保が出来ていれば。
スタートや二の脚自体はあまり速そうな馬には見えないんだが、
鞍上の手腕に期待だな。勝利を期待。

相手はもちろんキャニオンブラウン。
単純な走破能力的には向こうのほうが上であると感じる。
ただ競走馬向きだとは感じないので、そんなに苦労はしないと思うんだが。


5R キーネプチューン ◎
吉田厩舎、トワイニング産駒の3歳牡馬。
高島助手
「中間楽をさせた影響か、前走は太目が残った。
 中身の濃い調教を積んだ今回は期待十分」
中京からの転戦となった前走は、
輸送のこともあって手加減されたようだ。
ここ2戦、460キロで好走している馬が470キロになって、
最後は息切れしてしまった、というようなジャッジ。
助手さんの仰る通りに、今回の調教は抜群。
気持ちというか、身が入った感じがする。
負けた前走ですらそんなに悪い走りってこともなかったし、
力上位は間違いない。今度こそのレース。

相手関係にも恵まれて、スズカスコーピオンかベルモントラスターか。
ベルモントのほうは札幌が向くとはちょっと思えず、
スズカがどこまでついてくるかって所だろうけども、
馬なりで振り切れるくらいに差があるように思っている。
1、2着は堅いと思うので、3連単で総流しをしたい。


6R スズカマグナム ◎
橋田厩舎、マリエンバード産駒の3歳牡馬。
楠助手
「4角で行き場がなく、外へ持ち出すロスが痛かった。
 追って味があるし、立ち回りひとつ」
枠なりに内を手応え良く進んでいたが、
そのまま突っ込めずにけっこう外へ出ることになった前走。
追われて本当にしっかりとしていて、勝利まであと少しだった。
前が壁になったことも実はプラスだったはずだけど、
脚を溜めれば素晴らしい脚を使える馬だね。
未勝利馬としては群を抜いていると思われる。

前走は意図せず脚を溜めるような格好になったが、
そこを意図してやれるのが一流騎手。
今回も内目の5番枠から、どんな競馬を選択するか。
捌きから楽しみたいレースだ。

ウインスカイハイ、ダークセクター、ベーリンジアあたりが相手だろうが、
スムーズな競馬ならまず大丈夫だろう。
上記3頭にババロアを入れて3連単を12点買いたい。


9R トシザコジーン ◎
寺井助手
「馬場の内目を回ったとはいえ、追いきり時計が上々。
 良い筋肉がついて柔らか味が出た」
函館Wを5F64.0で走った。
これは重馬場だった今週のコースで1番時計。
しかも他馬が一杯に追われている中、コジーンだけは馬なりだった。
ラチ沿いを回ったみたいだけど、これは本当に優秀。
連勝中であることを見ても分かるが、状態がとても良いのだろう。

ここは9頭立てとなったが、
飛ばして行く馬が揃ったように思われる。
まず人気のアグネスナチュラルは逃げ馬だし、
シシャモチャンも行ってなんぼ的な馬である。
タニノゴッドマザー、ティムガット、トウカイミステリー、
このあたりも前の争いに絡んでいきそうだ。
妙に行き脚が良くなっている最近のコジーンだが、
本質的に差せる馬なのでこの構成は嬉しい。
自然と出て行ったところが、ハイペースの中団になるだろう。
今回の構成で、そうやすやすと逃げ切りが決まるとは思えず、
中団から後ろの組で、いち早く動いた馬が勝てそうな気がするが、
それがコジーンである可能性はかなり高いんじゃないか。
実力上位のナチュラルはそれなりに頑張るだろうとは思うけど、
最後はおそらくプルートとの差し比べだろう。

幸運にもメンバーに恵まれたここで、あっさりこのクラスも勝てるか。
逆にここを勝てないなら、上に行く意味がない。
しばらく現級に滞在したほうが良いだろう。


11R ギムレットアイ ◎
矢嶋助手
「前走は内で包まれて出るに出られず。
 ビッシリ追って中身は前回より良いので、改めて」
俺の見解は違って、前に行き過ぎたと感じた。
先行していたのに後ろから被せられたのが馬の反応の鈍さ。
そして包まれたからこそ、最後それなりに伸びたのだと考えている。
作戦が駄目で、状態が一息だったという思いだが、
その状態について、上積みがかなり見込めそうなので楽しみ。
アンカツも久々に乗って感じるところがあっただろう。
連戦でさらなる上積みを期待したい。

今回は、セイカカリンバやヒルトップシーンを筆頭に、
逃げる馬、前で組み立てる馬が多数いるので、
それらに続いて中団あたりから進めば良いだろう。
前走で先着された馬たちが人気になりそうな構成だが、
こちらのマイナス分がかなり大きかったと思うので、
普通に補正できれば今度こそというところ。
もっと上積みがあるかもしれないグラヴィテーションに勝てるかは分からんけど。

マコトスパルビエロはなぜ勝てたのか

2009-07-22 12:01:46 | 競馬
未だに戻らない我がPC。マジで金曜日コースなのかw
とりあえずマーキュリーCにだけ触れておきたくて、
昼食とともに漫画喫茶にやってきました。


アンカツを応援されている方ならどなたでもご存知だろうし、
逆にそうじゃない人にとっては、ちょっと意外な話かもしれない。
(アンカツ-鮫島ラインについては、
 競馬を半年もやっていれば知られているところ)
今回の勝ちが、アンカツにとって鮫島厩舎の馬で初めての重賞制覇となった。
まずはこれを大いに喜びたい。
遅くなったが、ここから一気に量産していきたいね。
勝てる馬はどれだけでもいると思う。


で、今回は単勝1.1倍の難敵スマートファルコンを下したわけだが。
レース後になってしまって本当に恐縮だが、
そうなりそうな要因が本当に山ほど詰まっていたことを記しておきたい。
俺は一応、単勝1万円と馬単5千円を1点で取りました。
(3着はエスケーカントリーしかいないと思ってて、3連単は外しましたが)
馬券はまだ払い戻していないので、
自説の信頼性を上げるために、PCが復帰したら馬券をアップしておきます。




まず、マコトスパルビエロという馬の特性について。
1 ゲートの飛び出し自体は普通。速くもなく遅くもない。
2 しかし、2完歩からが遅い。とても遅い。
  よって、3歩目、4歩目、このあたりも当然遅い。
  10歩位して動き出したらそれなりに動いてくれる。
3 コーナーリングが下手。
  左回りはまずまずだが、右回りは上手じゃない。
  特に狭い競馬場になるとその傾向が顕著になる。  
4 コーナーリングの下手さに付随することで、
  4コーナーあたりから非常にずぶくなる。
  ずぶくなるというか、上手く加速できない。  
5 たとえハイペースで先行しても最後までばてない。
6 絡まれても交わされても簡単にはレースを投げない。
7 逆に切れる脚はほとんどない。


以上を総合して、この馬の取るべき作戦は誰が考えたって1つしかない。
出来ることならば逃げたい馬だ。
しかし、それをしにくい馬であることも理解できるだろう。
常に矛盾を抱えている馬である。

今回はその逃げという作戦を打ったわけだが、
これが勝因だと言われているし、まったくもってその通りだろう。
逃げたことが少し意外な作戦であると取られている節があるが、
(大方、スマートファルコンが逃げると思われていたようだ)
別にそんなことはない。スパルビエロが逃げたことは何度もある。
それに、いつだって逃げを窺って競馬をしている。
馬の特性が邪魔して行けていないだけで。



今回、何故逃げを打つことが出来たのか、
それを戦前に予想することが出来たかだけども、
まずメンバー的にかなり軽かったことが1つ。
はっきりと、絶対に行くと思われた馬が不在で、
単純に絶対スピードの違いでスマートだと考えられていただろう。
もしスパルビエロが徹底的に行く構えを見せたとして、
これに徹底的に逆らってまで、という人馬が不在だったことが大きい。

人気のスマートファルコンが無理しないことは容易に想像できた。
まず距離が長かったことと(一気の延長であること)
それから絶対スピードが違う(と思われていた)こと。
最後に、レース直前に分かったことだが、体にやや余裕があったこと。
同馬は常に引っ掛かり気味に走る馬であり、
鞍上の岩田としても、軽く出していって行ききれそうならハナへ、
誰かが行くならそれについて行けば、という発想だったのは間違いない。
レースが終わってから書いているとなんだかあれだが、
臨戦態勢的に、岩田のレース前の考えはそれで間違いないはずだ。

エスケーカントリーはまあ差しに回るだろうし、
メイショウトウコンも捲くり競馬が本筋。
(この馬は状態がなんか怪しそうだったこともあったが)
サカラートの中舘がどう出て来るかくらいだったが、
歳を取ってきたことがあるのか、近走はさすがに行き脚が鈍くなっているから、
行かれることはないだろうと考えれた。
次に触れるが、コースが盛岡だったことが大きい。
加速してしまえば、いくらなんでも負けないと考えた。


というのが相手関係の話で、
盛岡の2000mであったことはスパルビエロにとってとても良かった。
奥ポケットからのスタートで、コーナーまでが十分に長く、
たとえ最初に少し置いていかれたとしても、
挽回の余地が十分にあると予想できたからだ。
実際、今回もスパルビエロのダッシュはそれほどでもなかったが、
3完歩目から追っつけられると、いつもよりも鋭い加速を見せ、
内で様子を窺うように出てきた2頭を、150m通過あたりで凌いでいた。


ここからアンカツがめちゃくちゃ上手かったのだけど、
併走状態にせずに、一気に切れ込む作戦を取った。
1馬身ちょっと出ていたので当然危ないことはなかったが、
じっくりとは行かずに一気に割り込むことで、
中舘と岩田に「俺が飛ばすからお前らは引け」という意思を表明した。

中舘は競馬に対する自身の信念から、
行けたら行こう、くらいには思っていただろうけど、
そこまではっきりと表明されたら競る必要はどこにもない。
2番手を奪えたならそれはそれで悪くないからだ。
それに中舘は、逃げを有利と考えているのは間違いないけど、
指示を受けた若手みたいな考えなしの逃げ騎手って訳ではないし。

岩田も待機を選択。
完全に出られてしまったら喧嘩することもない。
自分の馬が完全に実力上位だと思っているから、
後はサカラートを利用して我慢していこうという作戦に推移。
これは今回勝利することだけにとどまらず、
これから先、2000m級の競馬をこなしていくための選択でもある。

エスケーカントリーは元から行き脚の良い馬ではない。
地方馬が相手で、中団あたりになったのはまず想定通りだろう。

メイショウトウコンが後ろにいるのはいつも通りだが、
これは最初から何かおかしかった。


こうして、スパルビエロの逃げの形が自然に形成された。
そうなるべくしてなったのであると言える。


スパルビエロは加速してしまえばずっと速い馬であるし、
左回りではコーナーリングがマシになる。
新潟の関越Sを逃げ切ったり、
前走のブリリアントSで2着になったりしているが、
どちらも4コーナーでもたつく感じはなかった。
盛岡は地方にしては大きめのコースで、
道中、気持ち良く走れていることが分かった。

番手のサカラートはこちらの流れに完全に乗っかったので、
敵ではないというか、むしろ共闘すべき仲間のような状態。
3番手でいつものようにかかり気味のスマートファルコンは、
岩田の感触で「離したら飛んでしまう」感じだったのだろう。
今後のためにも暴走はさせられずに我慢の競馬。
そうなることは、レース前に容易に想像できた。

こうして、理想的な単騎での4角突入が実現。
後ろから2頭が迫っては来たが、
走りやすかったコースが良く、絡まれなかった環境が良く、
直線に入るに当たっての気分がいつもとは違う。
コーナーリングで他馬に差を詰められるのは仕方ないとして、
今回はいつもと違って加速する芸当を見せてくれた。
いつも通りに粘るだけでも勝てたと思うけど、
これは、よほど気持ち良く行けたのだろう。


今回は勝つべくして勝った、のだと言いたい。
馬体重から見ても、スマートファルコン陣営が傲慢だったところもあったし、
逆にスパルビエロ陣営はここに一球入魂、渾身の仕上げ。
先週ここでも取り上げたが、
ずっと札幌に滞在しているアンカツが、1週前にわざわざ栗東に帰っている。
スパルビエロの調教に乗るためだけに、だ。
アンカツの北海道への参戦理由をご存知の方ならば、
(他の騎手のように、レベルの高い地で腕を磨きたいとかは一切なく、
 「身体が楽で、環境も気楽だから」という、けっこう舐めた理由だw)
この一時だけでも大勝負っぽいことが感じ取れるだろう。



あらゆる要素がスパルビエロの逃げ、そしてそれによる勝利を示していた。
典型的な後づけになってしまって申し訳ないが、
(あまりにも後付けすぎてあれなので、馬券を上げておきますw)
今回の理想的な状況は、なるべくしてという感がとても強い。

逆に言うと、過信はしないほうが良いということでもある。
型にはまれば、こうやってとても強いところは見せてくれるが、
スパルビエロには、そこに至る条件がいくつかあることを忘れてはいけない。
逃げれば良い、なんてことは火を見るより明らかだが、
次に逃げれるかどうかなんて、今はまだ分からない。
今はまだ、スパルビエロの特性は特に変わっていないと思われる。
ウォータクティクスやエスポワールシチーあたりとぶつかったら、
事はそう簡単には運ばないであろう。
逆に、サクセスブロッケンやヴァーミリアンなどとは戦えると思うが。
コースとメンバーはしっかりと見ておく必要があるだろう。


ま、それは次の話。
今はこの勝利を大いに喜んでいたい。

ご迷惑をおかけしております

2009-07-20 09:59:43 | 競馬
ブログを始めてから最長の休みになってしまっております。
パソコンがないならないで、なんとかなるものなんだけど、
やはり不便なものは不便ですな。

原因としては、HDがクラッシュいたしました。
現象からしてHD不良だろうなあとは思いましたけど、
購入してから1年3ヶ月なのでまだ無償補償期間があったので、
とりあえず修理に出したわけなんですが、
まさかこんなに長いこと返ってこないとは思いもよらず。
正直、週末には復帰できてると思ってました。
さすがにじれて問い合わせたら、
原因は分かったので部品を手配している、
来週中には戻せるがその日にちは何とも、
という答え。

俺も修理業をやっている手前、
こういうことに文句を言いたいほうではないので、
なるべく早くお願いしますということで終わったんだけど、
素人の俺でも原因はなんとなく見えるくらいだったのだが・・・。
物を交換して標準のソフト入れて終わりでしょこれ。
HDの中身を復帰出来ないならどうでも良いよ。
普通に数があるであろうHDを手配しているってどんな状況さ。

いやまあ、分かるんですよ。
「部品を手配しています=スケジュールの調整が出来てません」
なんだよねw
他にいろいろとやることがあって、手が回ってないのだろう。
それは容易に想像できたわけだけど、
こういう地味な小さい仕事を少しだけ頑張って早くやっておくと、
リピートも楽に取れますよ。

とりあえず、ここは次はねえなあと思った次第w




と、一つ愚痴ったところで、
帰ってきてからの作業に頭を悩ますばかり。
かなり環境を整えてたからなあ。
これについてはもう、溜息しか出ませんw
軽めに来週の特別について書いたんだけど、
なんというのかな、競馬用語って言うんですか?
変換しても一発で出てこない言葉の多いの何の。
さっきまでまったく考えてなかった地味な作業がまた一つ・・・。
憂鬱になるなあw


土曜 札幌
ラベンダー賞 芝1200m 未定


TVh賞 芝1200m トシザコジーン
鮫島厩舎、アドマイヤコジーン産駒の4歳牝馬。
500万を連勝。どちらも完勝だった。
低迷していたころとは行きっぷりがまったく違ってきたし、
1000万でも即通用しそうな走りをしていた。
昇級の今回、幸運にも10頭立てでさらに相手が弱い。
アグネスナチュラルの1強、アドマイヤプルートが復調しているか。
この程度なので、即座に勝負になりそうだ。
ナチュラルもなんか怪しいので、あっさり勝てるかも。


恵庭岳特別 芝2000m ギムレットアイ
浅野厩舎、タニノギムレット産駒の4歳牡馬。
降級の前走は人気を背負ったが、5着に敗退。
慣れない先行策をとって脚をなくしたように見えた。
1年前、アンカツで未勝利を勝ったときは確かに先行してたんだけどね。
それ以降は差し追い込みばかりやっていて、ちょっと昔過ぎたな。
が、一度経験したことで今度はどうとでも動けるだろう。
力上位であることは疑う余地がない。
滞在して一度使われ札幌にも慣れ、今度こそ。




日曜 札幌
ニセコ特別 芝1200m 未定


函館記念 芝2000m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の6歳牡馬。
長期の休みから福島民放杯でひと叩きされてここに挑む。
昨年は目黒記念(6着)から大沼S(3着)を叩いてここに参戦予定だったが、
落雷にびっくりしての骨折というまさかの出来事で離脱してしまった。
昨年は勝ち負け確実だとかなり自信があっただけに残念だった。
今年は状態に自信が持てないのでそんなに期待はしていないが、
相手関係だけ言うならば、昨年よりもさらに軽そうだ。
マンハッタンスカイやらインティライミやら、
なんか詐欺師っぽい(失礼w)馬が人気を背負いそうだから、
体調がまともなら十分に勝負になると思うが。

目黒記念の6着だけ走れれば勝てる。
ホクトスルタン、アルナスライン、ロックドゥカンブ、
フォルテベリーニ、アイポッパー、トーセンキャプテン、ブラックタイド
これらを相手に6着だったわけだからね。
先週は調教でアンカツが乗ってまずまずだったんだけど、
今週、さらに良化してくれれば楽しみだ。
この実績があっても、人気はまったくなさそうだしな。


松前特別 芝2600m サトノエンペラー
藤沢和厩舎、シンボリクリスエス産駒の3歳牡馬。
ちょっと楽しみな馬が帰ってくるね。
青葉賞6着から休養していたエンペラーが復帰する。
昨年、札幌で勝ち上がったときの捲くりはなかなかだった。
休養明けのつばき賞こそ凡走したが、次はすぐに完勝したし、
青葉賞も完全に前崩れの展開の中、中団でよく頑張っていた。
初の古馬相手で1000万のここは試金石。
一般的に、夏に古馬1000万を勝てる馬は菊花賞で通用する。

ここは12頭立てでメンバーも軽め。
フェニコーンとピエナグッドラックあたりが本命サイド。
ならば好勝負だけではなく、いきなり勝利を期待したい。


苫小牧特別 ダート1700m トウカイプライム
成島厩舎、マンハッタンスカイ産駒の4歳牡馬。
前走は非常にレベルの高い戦いの中で2着。
改めて現級最強クラスであることを示した。
ハンデを背負うだろうが、今度は決めたいレースだ。
フサイチセブンが流れを作ってくれるので、
これを潰して勝つだけだろう。
馬はさらに良くなっている。どんな相手でも大丈夫だと思う。

来週の特別騎乗予定馬

2009-07-12 19:11:41 | 競馬
土曜の最初はちょっと心配したが、杞憂だった。
テーオーストームやトウカイプライム、
シャインモーメントの競馬は見事の一言。
つまらんこと書くなと怒られそうだw

来週は特別だけで断然人気馬が3頭集まったので、
今からとても楽しみだ。
そして何よりも嬉しかった情報はこれ。
ガルダンの怪我は軽傷でキーンランドC参戦が濃厚だそうだ。
総大将のブエナの札幌記念参戦も決まったし、
ついてなかった流れもこれでお終い。
一気に加速していこう。




土曜 札幌
納沙布岬特別 芝1200m キヲウエタオトコ
佐々木晶厩舎、スウェプトオーヴァーボード産駒の4歳牡馬。
1000万条件を8戦。
常に人気を背負っているが、どうしても後一押しがない。
前走は直線1000mの競馬に挑んだが、
序盤の反応の鈍さ、遅れが響いて4着まで。
相変わらず力のあるところは見せているのだが。
久々に北海道にやってきてどんなレースが出来るか。
時計のかかる馬場は合っていると記憶しているが。

今回は降級になる。
降級馬は3頭だが、キヲウエタオトコの実績が断然。
勝ててはいないが1000万最上位を形成していた馬で、
ここは圧倒的人気になるだろう。馬券的妙味は皆無。
相手の弱化で詰めの甘さを払拭できるか注目。


HBC賞 芝1800m シャトヤンシー
松元茂厩舎、マンハッタンカフェ産駒の5歳牝馬。
この馬、新馬戦で乗る予定があったんだよな。
その予定は流れてそのまま一回も乗る事がなかったが、
競争生活の終盤、5歳の夏になって初めて乗ることになるとはね。

なんというか、適性が分からないままに使われてきた感じの馬だが、
ダートから芝に戻った2走前が格別に強かった。
芝の1800m、このあたりにベストがあるのだろう。
昇級初戦もまずまずの内容だったと思われる。
本場で牡馬と戦えるなら、ローカルでもやれるはず。
そこから半年近い休み明けになるのがどうかなんだけど、
調教の動きは軽そうなので期待してみたい。
ルールプロスパーやトランスワープなど、
相手はかなり強そうで人気薄が濃厚だが、
前走程度に頑張れれば好勝負になりそうだ。


ウトナイ湖特別 ダート1700m 未定





日曜 札幌
宗谷特別 芝1800m ファイブスター
小崎厩舎、クロフネ産駒の4歳牝馬。
降級でまず負けないだろうなあと思っていた前走だったが3着。
良い感じの目標にされて差されたのはどうでも良いけど、
チャームポットを差し損ねたのにはがっかりした。
アンカツによれば、少し疲れているかもということだったが、
とりあえず続戦してくることになったようだ。

牝馬限定戦ならば間違いなく最上位の馬だが、
今回は牡馬も相手に含まれるので、伏兵の1頭になるだろう。
・・・と思ったわけなんだけど、
相手を見渡すと登録が多い割にかなり軽いような。
こちらより上はフサイチダイチャンくらいしかいない感じがする。
まあ、まずは最終追いきりを確認してからだな。


マリーンS ダート1700m マチカネニホンバレ
藤沢和厩舎、シンボリクリスエス産駒の4歳牡馬。
OP初挑戦の前走だったが、
道中好位のインをじっくりと回ってくると、
直線で外に膨れた逃げ馬の内を鋭く突いて完勝。
破竹の4連勝でOP勝ちを果たした。
北海道へ来て再びOP戦となるが、
登録を見る限り、明らかに相手弱化で断然人気確実。
フリートアドミラルがどこまで抵抗してくるかというところ。
ここもしっかりと勝って賞金を加算できるだろう。
この順調さはスパルビエロから見れば羨ましい限りだw
翌日のマーキュリーに出走するスパルビエロにも頑張って欲しい。


白老特別 芝1200m セトノアンテウス
鮫島厩舎、ロックオブジブラルタル産駒の4歳牡馬。
準OP突破に王手をかけていた前走。
当然人気を背負ったがまさかの大惨敗を喫した。
最初から行く気がなくて、とにかく戦意がなかったの一言。
気分転換に放牧に出たが、そのまま北海道で復帰する。
そして降級戦だ。

普通に走ったら負けるわけがない。
ランチボックスとの一騎打ちっぽいオッズになるだろうが、
こちらの前走の大惨敗がどこまで効いてくれるか。
前走がなければ1.1倍でもおかしくないキャリアなので、
配当にはあまり期待していない。相手を見極めたい。
とにかくリフレッシュしていてくれればOK。
調教の感じはとても良いので、大丈夫だと思う。