アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬 と 白山大賞典

2006-10-09 17:40:16 | 競馬
土曜 京都
北野特別 芝2000m 未定
堀厩舎のオールピュールかマリアヴァレリア、
どちらか出走するほうだろう、多分。
どちらでも勝てそう。

エニフS ダート1400m カフェオリンポス
松山厩舎、グランドスラム産駒の5歳牡馬。
前走は不利も受けたし、途中で息切れしてしまった。
距離短縮は良い方に出るか?春にコーラルSを勝っているが。
ここは、未だ底知れぬ大物ジョイフルハートに加えて、
サカラートとニシノコンサフォス、逃げ馬が3強を形成する。
好位から進むオリンポスにとっては、非常にやり易そうだ。
一発あるかもしれない、期待している。

デイリー杯2歳S 芝1600m 未定
ここに出てくるならホットファッションだろうけど、
おそらく相手が弱いサフラン賞に回るだろうな。
空いてる馬はどれも微妙だな・・・。


日曜 京都
壬生特別 芝1200m 未定
こりゃよく分からん。

京洛S 芝1200m 未定
乗るなら多分ナンヨーノサガだけど、
疲れるからやめるかもしれないね。
ていうか、大事な秋華賞前だからやめたほうが良い。

秋華賞 芝2000m キストゥヘヴン
戸田厩舎、アドマイヤベガ産駒の3歳牝馬。
1週前はホットファッションと併せて併入。
直線一杯に追ったということで、動きは置いておいて過程に満足。
動きももちろん大事だけど、調教で本当に大事なのは目一杯にやれるかどうか。
昨日の8R、マルブツダンバリーがしっかり走って証明してくれた。
とにかく無事にこの週を迎えることが出来た。
後は馬の様子を見ながら、いつ追いきるかを決めて、
金曜に京都にやってきて、土曜にスクーリングする予定だそうだ。
あの小さい馬体を維持させた桜花賞を見届けているので、
この厩舎の仕上げに対して何一つ不安はない。
ましてや、背が伸びて馬体が思いっきり成長したのだから。
万全の態勢でカワカミプリンセスとアドマイヤキッスと激突する。
京都の内回りのコースは、小回りが効くアドマイヤに有利な気がするが、
そこはアンカツの腕で上手く直線まで導いてもらって、
後はキスの世代最強の末脚に賭けるのみだ。

天王山特別 ダート1200m 未定
出てこればピクシーダストで間違いない。


10月10日 白山大賞典 G3  金沢・2100m
1 ビッグゴールド(金沢)    57 藤田弘治
2 クーリンガー(JRA)     58 和田竜二
3 グラッブユアハート(JRA) 56 安藤勝己
4 ヤマノブリザード(佐賀)   56 内田利雄
5 オモシロイ(金沢)       56 米倉知
6 ウインドファンタジ(兵庫)   54 田中学
7 マヤノオスカー(金沢)    56 桑野等
8 レイナワルツ(愛知)      54 兒島真二
9 レッドストーン(愛知)     56 倉知学
10 スターキングマン(JRA)  60 武豊
11 レマーズガール(JRA)   57 岩田康誠
12 ビッグドン(金沢)       56 加藤和義

明日は金沢にて白山大賞典。
グラッブユアハートが当初の予定通りに参戦、
好仕上がりで挑むことが出来そうで何よりだ。

ここは、どう捻ったって中央の4頭の戦いになる。
マーキュリーCでもまったく同じ4頭が激突し、この時は
1着 クーリンガー     57キロ
2着 グラッブユアハート 55キロ
3着 レマーズガール   56キロ
5着 スターキングマン   59キロ
だったわけなんだけど、
今回はこの斤量差は綺麗に1キロずつ上にシフト。
ならばまったく影響はない・・・わけがない。
斤量というものは、58キロを超えるとコンマ5キロが響いてくるといわれる。
実際のところ、その条件を再度再現できるわけじゃないから、
それをはっきりと証明することは不可能なわけなんだけど、
異なる関係者が、重いハンデを背負うたびに度々それを口にしていることから、
(59.5なら出るけど、60なら出ないとかプレッシャーをかける人もいたなw)
まず競馬界では常識として捉えられていると考えて良いと思う。

それを信じるとして、一番しんどいのはスターキングマン。
復調してきたのは間違いないけれども、この斤量差で相殺。
「左回りの方が良い」という陣営の証言と、実際に残してきた戦績より、
回りが変わることがマイナス。
今回は一つ割引いて考えたほうが良いんじゃないかと思う。

グラッブユアハートは昨年とほぼ同じ臨戦態勢。
斤量の56キロも何度か背負って、勝利も収めている。
昨年、ハードクリスタルを粉砕した同舞台ならば、
不安に思うことは何もない。

レマーズガールは白山大賞典に2年ぶりの参戦だが、
あの時はまだまだ古牡馬と戦うほどに強くなく、話にならなかったので参考外。
昨年は調子を崩していたが、今年はすっかり調子を取り戻した。
グラッブが走るならレマーズも走る。順当に圏内だろう。
ただ、近走いくつかの戦いによって、序列ははっきりと出来つつある。
普通に走るならばグラッブが上だと思われる。

普通に走ればこれが順当勝ちだろうというのがクーリンガー。
この馬がとんでもない急仕上げ。
9月の最初から順調に調教を始めたのに、18日後に一頓挫あって1週間の休養。
10月1日から調教を再開して、目一杯の調教を2本。
という臨戦態勢となる。これは厳しいでしょう。
この状態でこられたら素直に脱帽。
斤量の58キロ、背負っていそうで実は背負いなれていないので、
この斤量も最終的に響きそう。距離も合わないと思う。


そんなわけで俺の馬券はこれ。
グラッブの単勝に7割。
グラッブ→レマーズの馬単に3割。
これだけで行ってみたいと思います。
牡馬2頭、来たら素直に脱帽です。

日曜日の結果

2006-10-09 16:01:08 | 競馬
うおおおお、来たね来たね。
フサイチホウオーは凄く良い。古い言葉で言うなら、ビビっときたw
昨日の競馬だけでも強かったが、あんなものは東京への顔見せ程度。
まだまだ、とてつもなくのびしろがありそうだ。

そしてダイワメジャーがやってくれた。
アンカツ曰く、
「いかに普段本気で走ってないかが分かったよw」
5歳秋。競走馬の完成期。この馬はここに来てまだ底知れないのか。


6R フサイチホウオー 1着
パドックや返し馬では随分と入れ込んでいたようですが・・・。
いやいやいやいや、レースぶりは素晴らしいねえ、期待以上だった。
まずまずのスタートから二の脚もそこそこ速く5番手に取りついた。
そこから前について行く事をせず、
徐々に前の4頭から離れていって離れた5番手で後続を引き連れる形。
まずは我慢することを覚えさせようという意図だろう。
馬はばっちり理解してm完璧に折り合っている。
最初の勝負所の4角にさしかかって、じわじわと外目から前に接近。
ゆっくりと浮上していく形もとても絵になっていた。
直線に向いて、馬場3分所を軽く馬なりで走りながら鞍上は持ったまま。
内の各馬の手応えを窺う余裕でいつでも突き抜ける態勢、
ラスト200mあたりでゴーサインが出たら、
なんて表現すればいいんだろうな、あっという間に後続に着差をつけていた。
簡単に使ってしまう言葉だが、これこそ「一瞬」という言葉が相応しいんだろう。
抜けながら内によれる(遊んでいる?)仕草は父のジャングルポケットそっくり。
G寸前まで左手前のまま走っていたし、とにかく力を出していない。
とりあえず器が違うことは分かった。この馬でクラシックに挑んで欲しい。
とにかく素晴らしい馬を手に入れた。
松国さん、アンカツのローテに合わせてくれてありがとうございます。

8R マルブツバンダリー 3着
煽ったスタートで2馬身程度の遅れ。
ちょっと気合いを入れてついて行こうとしていたけど、
すぐにやめて後方一気に作戦を切り替えたようだ、多分正解。
速めのペースの中、後方3番手でじーっと脚を溜め込んで直線に賭ける競馬。
直線向いてもまだ後方4番手、ここらでちょっと追っつけ気味に浮上開始、
そのまま外へ持ち出していって追い出すと、
ラスト250mあたりまでジリジリと伸びてきて馬群の後ろの取りついた後、
そこから100mほどで前にいた10頭ばかりをごぼう抜きにしていった。
前が止まっていたことも重なって、とにかく桁違いの脚で追い込んできたが、
序盤のロスがそのままの着差となって届かず3着まで。
残念ではあったが、この馬の潜在能力の高さを見せつけられた一戦。
すんなりとスタートをきれれば、まず負けることはあるまい。次走確勝馬。

10R サヨウナラ 5着
まずまずのスタートからすんなり流れに乗って7番手から。
すっかりスタートは安定したかな、いつもの中団位置をがっちり確保。
それほど速い流れではなかったが、しっかり折り合って脚をため、
4角を回って馬群の真ん中を良い手応えで上がってきたが、
直線に向いて前が4頭ばかりの壁になっていて、すぐに進路を外へ。
外へ持ち出すのに若干のロスがあって、その間に前の馬と離された。
外に出てからいつも通りの良い脚で追い込んできたが、前が止まらずそのまま。
牡馬を相手にコースロスがあってはしんどかった。
この距離もちょっと忙しいのかもしれない。もっとゆったりしたいのでは。
終わってから言える事だが、外に出ずに5秒ばかりじっと待っていたら、
斜め前に1頭分のスペースが空いていたので、そこを抜ければ3着はあった。
まあそんなことはレース中には分からんから仕方ないんだけどもw

11R ダイワメジャー 1着
まずまずのスタート、他に速い馬は何頭かいたが、
予定通りにメジャーの内の各馬は全部控えていったので、
楽々と内に寄せながらゆっくりと前に出て行くことが出来た。
メジロマントルの作る速めのペースを2番手でびったりとマーク。
折り合いも完璧でいつ仕掛けるかというところ、今日は早めで4角前。
ジリッと浮上しながらコーナーを回って直線入り口で既に先頭。
外から早めにダンスインザムードが来ていたので、
左鞭を入れながらそれへ馬体を併せに行く。多少ダンスインザムードと接触、
外からローエングリンが来ていてローエンとダンスも接触。
これによって、早仕掛けで気合いが乗っていたダンスに火がついて早く抜け出されたが、
こちらには余力が残っていて、ラスト200mから余裕十分の差し返し。
道中の激しさとは裏腹の、余裕のゴール前だった。
いやー・・・やってくれたなあ。こりゃスゲエわ。
ダンスに交わされた後、そのままゴールまで2番手で粘りこんでくれれば、
それだけでマイルCSは確勝だと言えたんだけど、まさか逆にねじ伏せるとはね。

この後は秋の天皇賞へ向かうことになりそうだ。
乾燥した好天の中であの競馬を出来たことは、とてつもない自信になる。
メジャーの敵は、基本的に自分の喉にあるといって良い。
これまでは、直線距離が延びれば延びるほどに、最後に力尽きている。
あまり他馬にやられたという感じのするレースは無い。
アンカツ曰く、今回は喉は気にならなかったとのこと。
次も大丈夫という保証はない。保証はないが、
「普通に走れば勝てる」という感触を東京でも得た。
今年のマイルCSなら出来9割程度でも勝てる。
10割の出来を持って、全力で天皇賞へ向かってくれ。きっと勝てる。
ハーツが不在の今、バルクとともに5歳でワンツーを決めようじゃないか。

ディープインパクトが秋天へとかいう報道が出ていましたが、
普通に考えればありえないでしょう。次はJCが濃厚かと。
中日スポーツでは、「他紙の秋天参戦の根拠を踏まえてJC濃厚」と書いてるけど、
まったくその通りだと思います。各紙、想像で何を適当なことを書いてるんだろう。
池江師も迷惑に思ってるだろうなあ 一言も秋天に出るなんて言ってないのにw

12R ツルマルオトメ 4着
プラス16キロ。追い切りはキッチリこなしたが、若干余裕残しで登場。
まあ復帰戦だしこんなものか。
1馬身ちょっと出遅れ。追い込み馬だしさほど影響はなく、そのまま後方待機。
人気の一角ギミーシェルターを2馬身前に置いて後方4番手から。
かなりのハイラップで超縦長の展開、ぴったり折り合って軽快に後方を走っている。
4角にかけてちょっとづつ馬群が密集していく中、
まだ後方でじっくりと我慢して外に出さずに4角を回る。
直線に入ってから大外に出しつつゴーサイン。
すぐには反応しなかったが、徐々に加速してくると、
並ぶ間もなく、ハイペースにやられて伸び悩む各馬を交わしつつ追ってきたが、
先頭まで届くには至らず4着までが精一杯。今日の馬体では極限の脚を使った。
久々の距離と馬体を考えて慎重に乗った感がある。強気に出れば2着くらいあったか。
この成果は次走で発揮されるだろう、次はほぼ勝てる。まずは順当な滑り出し。