アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2008-05-31 21:19:28 | 競馬
6R ピサノエミレーツ ◎
津曲助手
「暖かくなり使い込めるようになった。
 まだ動きたいところで動けないが、自己条件なら」
中団から大楽勝でしょう。負けられん。
波乱を期待して総流しで楽しみたい。


8R トップオブサンデー ◎
高柳助手
「心配していた反動はなく、脚元もすっきり。
 距離は心配なく、このクラスでも好勝負」
逃げ馬がまったくいないレース、となると、
ミレニアムウィングの単騎逃げだろうか。
逃げ馬に絡むような先行をする馬だが、逃げても強い。
間違いなくスローペースを作る馬ではなく、
これだけ先行馬がいないと、序盤は単騎で独走の形だと思われる。
シグナリオ、バルジファル、エイシンテンリューあたりが2番手集団で、
特にシグナリオとテンリューの動向次第で、
差し馬勢が最後に楽に届くか届かないかが変わってきそうだが。
ミレニアムがかなり離し気味に行くであろうことを思うと、
少なくとも4角までは、そうそう簡単に追いつくことは出来まい。
このレースは、あんまり他力は期待できないかもしれない。

ミレニアムは速いペースを4角先頭で、上がりを36秒で上がる馬。
こちらは後方でじっくりと溜めていって、ラストを34秒ちょっとで上がる馬。
両極端な脚質の2頭がどこの地点で交わるのか。
人気はミレニアムが一歩抜け出すと思うので、
単勝以下の馬券はとても買いやすいと思うんだけど、それはそれとして、
見世物として、とても面白いレースになるんじゃないかな。
ラスト1ハロン地点でまだ6馬身以上の差がある2頭が、
急速に縮まって最後に変わるのか変わらないのか。楽しみたい。


10R レインボーペガサス ◎
寺井助手
「先週の日曜日に左回りの感触を確かめたが、走りはスムーズだった。
 今週の動きも上々で、ここまで予定通りだよ」
アグネススターチの大逃げでレースが始まる。
他馬は関係ない、引き離して行くと言っている以上、
これに絡む人馬はまったくいないだろう。
こっそりとペースを落とせばまさかの展開もありえないでもないが、
前哨戦で行くだけ行って結果を出している以上、
この大一番でそういう小細工を打って後悔するようなことはすまい。
この馬がハイペース。1分は切って行きそう。

レッツゴーキリシマ、スマイルジャック、サブジェクトが2番手。
直線入り口で後続との差をある程度作っておきたい組。
この3頭が、1000m1分1秒弱のペースで進むことになるだろう。
アドマイヤコマンド、サクセスブロッケン、クリスタルウィング、
前哨戦で結果を出した人気の1角の組が好位3番手集団。
タケミカヅチ、メイショウクオリア、マイネルチャールズ、
自在性のありそうなこれらがその後ろの中団の組。

ペガサスはこの後ろくらいに取り付いておきたいところだ。
すぐ内枠のマイネルチャールズを見ながら行くのが一番良いと思う。
ブラックシェル、ディープスカイ、モンテクリスエスと、
差せる人気サイドの馬がひとかたまりで追走することになるだろう。
その後ろから届きそうなのはベンチャーナインだけだ。

皐月賞は本当に変なペースになってしまったが、
今回は皐月賞というレースを経験、または知識として得て集まった面々で、
誰かが早く仕掛けていくだろう。
自分以外の誰かが・・・なんて言ってると、得てして誰も行かないものだがw
今回の臨戦態勢で誰も行かないというのはやはりありえないこと。
最初に書いたとおりにスターチはハイペースで行くだろうし、
2番手集団の各馬も、後続をひきつけて瞬発力勝負なんてありえない。
マイネルチャールズの松岡も、今度は覚悟を決めているだろう。
コマンドも前哨戦を早めに動いて勝ってるので、それを踏襲する。
サクセスブロッケンも、芝をこなせるとしたら作戦を変える意味がない。
誰かが行くどころか、全員が早めに行く勢いなんじゃないかと予想する。
カメの時みたいに壮絶なレースになるとは言わないが、
それに近いちょっとした消耗戦になると見た。


で、こういう時こそ、覚悟して待てる人馬を買いたいと思っている。
レインボーペガサス、ブラックシェル、タケミカヅチ、ディープスカイ。
この4頭が良い。これに加えるならベンチャーナインまで。
特にペガサスとブラックシェルとタケミカヅチ。
皐月賞を差し損ねた馬がダービー馬に。
セオリー中のセオリーだが、それに従ってね。
今回は別路線の馬が人気を背負うわけだが、しっかりと切り分けたい。
「皐月賞に出れるけど出なかった馬」は買っても良いが、
「皐月賞に出れなくて出なかった馬」は評価を下げて良いと思っている。
ディープスカイは、距離が分からんが資格は十分だろう。

差し馬勢の中では、ペガサスにもっとも持続力があると思われる。
序盤はじっと脚を溜め込んで行きたいが、タイミング良く放つこともしたい。
まったく矛盾した話になるが、脚を溜めきって、それを早く放ちたい。
中団にいる以上は誰かの標的になることは覚悟で、
一番良いのは、やはりマイネルチャールズ目標ということになるか。
これをラスト100mあたりで差しきって、後続の追撃を振り切る感じで。

ペガサスとアンカツならそれが出来ると信じている。
さまざまな出来事があった2007年世代もここがひとつの終着点。
最高の結果を待っているぞ。


11R トシザカイモン ▲
寺井助手
「休み明けでも太め感なく仕上がっている。
 ポン駆けの利く気性だし、先手さえ取れれば」
おお、仕上がってるか。
本数が足りない感じがするが、こう言われれば買うしかない。
これまでの経験上、控えても特に良いことはない馬なので、
スタートを決めて追っつけながら前に行くだろう。
まずはランキングとのハナ争いを制したい。
しかしこれに勝っても、今回は大問題がある。
アンカツが乗っていたのでよく分かっているが、
相手にタカラトゥルーにいるのは本当につらい。
とにかく早め先頭が合う馬で、やたらと4角からの加速が早い。
これの追撃を振り切ったら、今度はフラムドパシオンがやってくるだろう。
次から次へと後続が早めに押し寄せてくることは間違いなさそうで、
寺井さんのコメントを見て買おうと思った意思は簡単に吹き飛びそうだw

心の支えは人気がほとんどなさそうなこと。
この予想オッズならちょっと買うだけで良い。
シンプルに考えたら差し差し決着になりそうな気がするんだが、
タカラとフラムドが休み明けであることを考えると、
相手の不発によって、そのまま押し切りの可能性は十分だと思われる。
波乱を期待しながら見る。少しでも長く楽しませて欲しい。


12R キングトップガン ×
寺井助手
「中間も順調だけど、前回の内容を見るとオープンクラスでは少し厳しい感じ。
 ハンデ戦とはいえ上位争いまでは」
ハンデは54なんだよな。53でも良いと思ったんだが。
それじゃあアンカツが頑張る必要が出てくるから、これで良いんだけどねw

ホクトスルタンの単騎逃げだけは確定しているが、
その後ろがよく分からない感じ。
ヒカリシャトル、ダブルティンパニー、アップドラフト、ブラックタイド、
チェストウィング、トウカイワイルド、アイポッパー、
このあたりが、最初からある程度出て行く馬たちだろうか。
ホクトスルタンは平均速めのペースでスイスイと進んでいく馬だから、
これを追いかけるとこちらが力尽きてしまうので、
ここに名を挙げた馬たちはじっと先団で我慢だろう。

アルナスライン、ロックドゥカンブの人気2頭がどこから動くかだね。
特にロックがここ2戦差し損ねて負けていることから、
かなり早めに動いていくことは想像できる。
アルナスラインはロックを警戒していくだけで良いから、
ロックの動き次第で、4角前に2頭が揃って前に行くだろう。
つまりどうなるかっていうと、
直線入り口から3頭で後続をちぎりだすような展開が予想できる。
んで、先団にいた馬たちが力尽き気味になると。
キングとしてはこれらを差して掲示板に載りたいねえ。
最後方で死んだフリで良いんじゃないかと思う。
上がりの速い競馬にはまずならないだろうし、
ばてた馬を確実に交わしていけば、十分にありえる。
複勝圏に届くかどうかは、3頭の潰しあいがどこまで酷くなるかで、
他力本願だけど、多少は夢を持ってちょっとだけ買っておきたい。

勝つのは、3頭で一番後ろに位置するアルナスラインだと思う。

土曜日の騎乗馬と予想

2008-05-30 23:35:32 | 競馬
明日は月末で仕事が残っているので、
なんとか2時くらいまでに片付けて中京競馬場に向かいたいが、
それはそれとして、雨が降らないと良いな。
天気予報では微妙なところかねえ。
夏前の中京開催は、すぐに内が荒れて外差し馬場に変わるから、
オーラにとっては比較的楽な競馬場ではあるんだけど、
他馬との能力差が縮まるような余計な要素は勘弁してほしいものだ。
ちなみにオーラはまだ道悪で走ったことがない。
G1の前に経験しておくのは悪いことではないんだが・・・。


7R マイネレプリーク ◎
畠山助手
「中間も変わりなく順調に来ている。
 再度牝馬限定戦だし、今度も上位争いになると思う」
レプリークとスーパーレインボーが人気だとは思うが、
別に2頭で抜け出すわけじゃない感じで、1頭が間に入りそう。
ギーニョが超人気先行馬であることを無視してた。
500万ならばそれなりに強い馬ではあるけれども、
人気ほどに強い馬じゃないことは明らか(ほぼ1倍か2倍台だからねえw)
これよりは、叩き2戦目のティアラプリンセスを警戒だよな。

スーパーが逃げて、レプリークが番手。
ギーニョが3番手で、グラマトフィルムが4番手、ティアラが5番手。
リッカメルドが6番手で、ここまでの隊列はほぼ決まりなんじゃないかと思う。
これより後ろの馬は、脚質の問題じゃなく、単純に能力が足りないと思う。
平均よりやや速めで縦長の展開じゃないかな。
おそらく番手のアンカツが、誰を意識して競馬するかで結果が変わる。
スーパーを叩き潰しに行けば、3~6番手のどれかが来るだろうし、
じっくり行って直線だけの叩き合いに持ち込むなら、行った行ったで終わる。

アンカツはこの馬に初騎乗なので、陣営の話を聞いて、出た感じで行くだろう。
そのマイネレプリークのこれまでの戦いぶりからすると、
早めの勝負に持ち込むような気がするねえ。
スタートとスーパー次第では、もしかすると逃げるかもしれんくらい。
スーパーとレプリークなら、レプリークのほうが強いと感じるので、
スーパーが潰れると決めて、後ろの4頭を買いたい。
ギーニョはあくまで抑えで(半分の確率で見せ場すらなく負ける馬)
残りの3頭を本線にしたい。大本線は距離が不安だがティアラプリンセスかなあ。


11R アドマイヤオーラ ◎
松田博師
「ドバイとは違って、こちらの思った通りの調整ができるのが何より。
 先週末の追い切りの動きは良かったし、前走よりもいい状態で臨めそう」
雨が降るのかどうか分からんし、それでどうなるかも分からない。
分からないことを考えても仕方ないので、こなすものと決め付けておきたい。

G2としてはかなりメンバーが揃ったレースだが、
そのほとんどが差し追い込みの脚質をしている。
逃げ馬は不在で、エイシンデピュティのSペース単騎逃げと思われそうだが、
俺が思うに、逃げるのはおそらくマンハッタンスカイだろう。
横典に乗り変わったヴィクトリーも九分九厘先行策に出ると思う。
デピュティがすんなり3番手に待機。
バトルバニヤン、タスカータソルテ、ローゼンクロイツも意識して前へ。
サクラメガワンダーがその後ろで、カワカミプリンセス、インティライミが続き、
そしてこのあたりにオーラがいることになると思う。
今回も10番手あたりのマイポジションを追走することになるんじゃないかな。
逃げ馬がいない割に、「思い切りそうな人馬」がいるように思う。
意外なまでにペースが上がるんじゃないかと睨んでいる。

外目の枠からなので、包まれる心配がないのは良い。
道中は外目を走ることになるが(金杯はそれでデピュティに負けた)
京都の開幕週と夏前の中京では話が違う。
中京は開催が進むと普通に差しが効く競馬場なので、心配は要るまい。
とにかく追われてからの迫力がG2級の馬とは一線を画している。
休み明けの鳴尾記念ですら、外から1頭まるで迫力が違ったし、
楽勝した京都記念は、他馬に並ぶまもなく突き抜けていた。
とにかくリズム良く直線に入って、前が壁にならないかどうかだけ。
他の出走馬にとっては、強豪揃いの一戦ってことになるんだろうが、
オーラから見たら格下ばっかなので、負けられないと思う。

やはりデピュティが相手。好位から確実に抜け出すだろう。
スカーレットに迫ったのも当然の話だ。
しゃれでオーラに2度も勝つことは出来ない。
適性は1600mから1800mにあるとは思うけども、
この馬だけはG1級の敵だと認識している。これに負けることはありえる。
宝塚にはこないだろうが、秋天でまた戦うことになるだろう。
今度こそ差しきって、気持ちよく宝塚記念へ向かいたいところだ。

ドバイ帰りなので単勝は3倍くらいはついてくれるだろう。
確かにそういうリスクはあるが、これは十分すぎるリターンだ。
調教VTRを見てみたが、軽快そのもので絶好の動き。
松博先生の言うとおり、ドバイのときより調子が良いくらいだと思う。
まず単勝に資金の5割くらい回して、ある程度の勝ちを確定させ、
残りで、オーラを1着固定、デピュティを2着固定、
3着には何が来てもおかしくないと見て総流しで。

今週の騎乗馬

2008-05-30 00:13:02 | 競馬
楽しみな馬が除外を食らってしまったが、
まあ重賞に挑むまでのレースは理想の極みって感じで、
最高のリズムで両重賞に入れると思う。
両重賞を豪快に制していただき、
気持ちよく日曜11R以降で穴狙いをしたいものだ。



土曜 中京
7R 4歳以上500万(牝) 芝2000m マイネレプリーク
畠山重厩舎、アフリート産駒の4歳牝馬。
現在2-3-3着と来ていて、後一歩で勝利に届く。
その前の中京の2戦で惨敗しているのが気になるが、
どちらも先行できずにそのままズルズルと沈んでいる。
好走しているレースは全て逃げているか2番手から。
逆に、前に行って惨敗したことは1度もない(最大の負けで0.6差)
とにかく前で競馬することが好走の絶対条件だろう。
ここはスーパーレインボーとほぼ2頭立て。人気を分け合うことになる。
スーパーが典型的な逃げ馬なので、これの2番手からだ。


11R 金鯱賞 芝2000m アドマイヤオーラ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
ドバイから帰ってきて、絶好の調教が続いている。
海外帰りで今回がピークになるわけはないが、
やるべきことは完璧に出来ている感じ。
先生は、ドバイはこの馬には調整しにくい環境だったと語っている。
今回は9割以上仕上がったと確信。
次の宝塚記念へ、圧勝して向かってもらいたい。




日曜 東京
6R 3歳500万 芝2000m ピサノエミレーツ
藤沢和厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
何だこれ。こりゃ1.1倍にでもなるか?
この相手には負けんでしょう。


8R 青嵐賞 芝2400m トップオブサンデー
伊藤伸厩舎、エイシンサンディ産駒の5歳牡馬。
1000万条件ではあるんだが、熱いメンバーになった。
重賞経験のある馬が14頭中8頭。
重賞に挑むだけなら誰でも出来る・・・わけでもなく、
出たことのある馬はやはり条件戦では上位の存在だ。
その中で、ミレニアムウィングとトップオブサンデーがさらに上位。
準OPでもそのまま通用しそうな2頭の一騎打ちだろう。
非常にハイレベルの一戦だ。


10R 東京優駿 芝2400m レインボーペガサス
鮫島厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。

アンカツ手記・木曜日---------------------------------

28日は、栗東トレーニングセンターで調教に騎乗しました。
最初にまたがったのが日本ダービーに挑戦するレインボーペガサス。
午前6時の開門と同時に坂路に向かい、
日曜日の中京メーン、名古屋城Sに出走するシルクウィザードと併走追いです。

相手を2馬身ほど先行させてスタート。
最初の1ハロンで追いつくと、2ハロン目からは12秒4-12・5に加速して、
最後の1ハロンの追い比べに移りました。
13秒5といくらか時計を要しましたが、ほとんど同時にゴールイン。
53秒1のタイムは地味ですが、
2週前が55秒8、先週が54秒4だったことを思うと上出来でしょう。
以前から坂路で時計が出るタイプではなく、
数字面よりも気配と動きをチェックしました。

結論からいえば合格点をやれます。デビュー当時は、
レース当日に手がつけられないほど激しくイレ込み、汗びっしょりになった馬。
今は、けいこの前もハードに追ったあとも落ち着いて堂々としています。

これは厩舎関係者の努力のたまものでしょう。
日ごろの攻め馬に乗っている寺井助手は、
騎手時代にハードルの第一人者として活躍した大ベテラン。技術とともに、
慎重にまた懸命に馬の体調を整えてくれたスタッフに感謝したいと思います。

今年のメンバーには、傑出した馬は見当たらず、オークスと同じように混戦模様。
極端にいうと、どれが勝っても不思議ではないとさえ思っています。
レインボーペガサスもV候補。チャンスは五分です。

極端にスローで流れ、上がりが一気に速くなる展開よりも、
平均ペースを得意とします。
道中の位置取りは考えず、いかにスムーズに流れに乗るかを考えて騎乗します。
ちょうど10戦目が頂点を極める最高のレースになるように、頑張ります。
応援してください。

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アンカツも確認したかったことは気性面だけのようだ。
これは、スカーレットがレースに挑むときと似ているね。
スカーレットの時は、リラックスしているかどうかだけを気にしているが、
ペガサスについても同じような視点で見ている感じ。
その結果は合格。ダービー好走の準備は整ったようだ。

寺井さんや加治木さんを始めとして、
鮫島厩舎には敏腕のスタッフが揃っていて、勝ち上がり率は非常に高い。
この厩舎は、ちょっと状態が悪くても、簡単には放牧には出ない。
使いながらあっさり状態を戻してくるので、いつも感心している。
ペガサスもそうだったな。
北海道でガレてどうにもならんって状況だったのを、
放牧に出さないままに立て直している。
あの時は、無茶すんなあと思いながら見ていたがw
こうやって無事にダービーに出走を出来たことを思うと、
さすがだなと言わざるを得ない。いつもありがとうございます。

枠は5枠10番とど真ん中を手に入れた。
後入れであり、どこにでも動いていける最高の枠だろう。
特に後入れであることは本当にありがたい。
あんまりスタートの速い馬ではないので、
少しでも遅くゲートに入って、リラックスしてスタートしたいからね。

ダービー制覇の準備は整った。後はレースを迎えるだけだ。


11R 富嶽賞 ダート1600m トシザカイモン
鮫島厩舎、オジジアン産駒の4歳牡馬。
休み明けで挑む一戦。
調教の本数がちょっと足りないかもしれない。
仕上がりについては、寺井さんのコメントを見てからかな。
仕上がっていれば好勝負は間違いないが。
ここはフラムドパシオンが復帰するということで注目の一戦。
ニードルポイントやダノンシャトルといった現級の強豪もいる。
ちょっと人気が薄くなりそうなので、仕上がっていて欲しいなあ。


12R 目黒記念 芝2500m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の5歳牡馬。
今週の調教はアンカツが騎乗して、坂路で51.6-13.4をマーク。
ペガサスと同じく普段はそんな動く馬じゃないんだが、今週は動いたねえ。
復帰してから月に1回ペースでコンスタントに使い込んできているが、
今回が一番調教の動きが良い。上積み十分だ。
相手にはロックドゥカンブ、アルナスライン、ホクトスルタンと、
G1で戦える馬が3頭いるのがちょっときついが、逆にこれらの存在によって、
瞬発力勝負にはなりそうもないことについては感謝したい。
この3頭以外は、特に勝てないと思う馬はいないし、
ジリジリした我慢比べになれば戦えるんじゃないかと期待している。

アンカツ手記・水曜日

2008-05-28 22:47:34 | 競馬
アンカツ手記・水曜日---------------------------------

日本ダービーまであと4日。
僕も不利に泣いたオークスショックから気持ちを切り変えて競馬の祭典に臨みます。
後味が悪いレースでしたが、引きずるのが一番良くないこと。
自分では立ち直りが早いと思っています。本当に“今週こそ”です。

コンビを組むレインボーペガサスは、
昨年9月札幌の2歳新馬戦から乗せてもらっています。
そのデビュー戦を4着、2戦目2着、3戦目3着を経て、
10月京都の4戦目でやっと初勝利を挙げました。
勝つのに手間取ったのは、イレ込み癖があったからです。
現地競馬でも、当日に激しくイレ込み、持てる能力を全く出し切れませんでした。

1勝したあと、もちの木賞を連勝。
昇級の壁を乗り越えて、しかも後続を引き離すレコード勝ちでした。
ダートで連勝したので、砂巧者のイメージができてしまいましたが、
当時から背中のクッションが素晴らしく、芝でも活躍できると確信していました。

きさらぎ賞当日は、ダイヤモンドSのアドマイヤモナークに乗っていて、
騎乗できなかったのですが、ペリエとのコンビで重賞制覇。
芝向きなのを立派に証明してくれました。
その後は、スプリングS、皐月賞と連敗中でも、内容は悪くないと思っています。

特に僕が乗っていた前走の皐月賞では、
後方から直線だけで2着馬と同タイムの4着まで追い上げました。
末脚不発がなくなったのが何より。
3歳牡馬の中でもトップクラスの実力を備えているのが分かり、
意を強くしています。

とはいえ、決してずば抜けた存在ではなく、
数頭、いやそれ以上の馬が横一線に並んでいるというのが僕の見立て。
1週前の追い切りに乗ってみて、変わりなくきているのは確認済み。
あとは28日に僕が乗る追い切りでどれだけ動いてくれるかでしょう。
明日感触と勝算を書いて締めます。 

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ダービーの日が刻々と近づいてくる。
アンカツの中央入り後のダービー成績はこんな感じだ。

2003年 ザッツザプレンティ 7番人気  3着
2004年 キングカメハメハ  1番人気  1着
2005年 ローゼンクロイツ  4番人気  8着
2006年 ヴィクトリーラン   12番人気 競争中止 
2007年 フサイチホウオー  1番人気  7着

ダービー1レースだけからも、その世代のことをよく思い出せるもの。
このレースに出走、出来れば有力馬として挑むことこそが、
騎手、調教師、馬主、全てのホースマンの目標だ。
そのために、他のレースが存在するといっても言いすぎじゃないレース。
さて、今年はどんな結果になるだろうか。
今年もまた、過去5年のどの年にも当たらない熱い1年だった。
騎乗馬が混沌としたという意味では2006年に近いが、
今年は期待した馬のほとんどがダービー出走にこぎつけてるからね。
その中で選んだのが、2008年のダービー騎乗馬レインボーペガサス。
今年のダービーも人気サイド。第一の目標は果たされた。
競馬の祭典を有力馬で楽しめることを感謝したい。


ペガサスの問題点を整理しておこう。
いろいろとあるのはあるんだが、大きく分けると二つ
(厳密には共通することなんだけど)
この二つによって出世が遅れることとなってしまった。

1 馬体細化
とにかく馬体が減りやすい馬のようだ。
7月終わりごろ、アンカツがこの馬の調教に乗り出して、
デビューは8月半ばということだったが、もう報道で声が聞こえてきた。
この馬は良い、凄い動きをする馬だと。
それが除外とインフルエンザの影響でデビューが9月に延び、
いざデビューしてみたら、「ガレていた」というのがアンカツの感想。
細いってのを通り超えた表現である。
体重自体はめちゃくちゃ細いってことはなかったんだろうけど、
トモが寂しいとか、そういう部類の細さだったと思われる。
使ってさらに馬体が減る始末で、調教を制限したことで馬体が回復。
馬体が戻って、栗東坂路を使い出してようやく軌道に乗った。
暮れのG1まで使って、馬体は少しずつ減っていく方向。
少し休養を入れたきさらぎ賞でまた馬体が大きく回復。
そこから2度使って、また馬体が少しずつ減ってきているところ。

そういう意味で、皐月賞から直行できたことが非常に大きいのだ。
他のどの馬よりも、このレース間隔の長さがプラス方向に大きい。
この中間は皐月賞前より一本少なく速めの時計が5本だが、
その強さが全然違うことに、すぐに気づくことだろう。
皐月前は、間隔の狭さもあり59秒とか58秒くらいで終始していて、
レース直前の追いきりだけ目一杯やったという仕上げ過程だった。
今回は、毎日の軽い運動からして時計が速くなっていて、
強い追いきりも、53秒から55秒を何度も出してきている。
今日はアンカツが騎乗して、53.1-38.4-26.0-13.5
自己ベストに近い速い時計で最終追いきりを終えることが出来た。

ラスト1ハロンが気になる人がいるだろうけど、
この馬は過去の坂路の全ての追いきりにおいて、
ラスト1ハロンで12秒台を出したことがないことを記しておく。
1週前の段階で少し余裕があるという話だったので、
おそらく馬体は少し増えた状態で出れるんじゃないだろうか。

2 入れ込み
これは馬体が減ってしまうことと繋がっていると思うのだが、
とにかく入れ込みが酷い。テンションが上がりやすい。
アンカツは「目が血走っている」という表現をしたほどだ。
勝った4戦目までは、普段からかなり危ない馬だった。
それが栗東で調整を始めてから落ち着いてきたようだ。
3走前にきさらぎ賞で騎乗したペリエは、
「折り合うようになったら大仕事をするんじゃないか」と言い残して帰った。
レースでは折り合いをやや欠いていたからこう言ったわけだが、
あれはペガサスとしてはかなりマシになっていたんだけどねw
それからスプリングS、皐月賞と使い、
その全ての調教に乗ってきたアンカツの今回の調教の感想が、
「落ち着いてどっしりしてきた」というものだ。
1戦ごとに気性についてのコメントが良くなっている。

気性難と馬体細化に悩んできたペガサスにとって、
この二つがほぼ間違いなく解消されたことは本当に大きい。
他にもコーナーリングの下手さなどの課題があるが、
今回は東京競馬場であるから、その辺の問題は消えている。
もうこの馬の死角は消えていると考えたい。



こちらがフルに力を発揮することが出来るならば、後は他馬との力関係だけ。
明日以降、アンカツの調教に騎乗した感想を見ながら、
じっくりと展開等を考えてみたいと思う。

先週の反省とアンカツ手記・火曜日

2008-05-27 23:46:59 | 競馬
土曜 中京
1R エアジャメヴー 5着
「ゲート内でうるさくて、スタートで後手。
追い上げてはくれたが、開幕週の馬場ではここまでだったね」
仕方ない。非常にスタートが下手な馬。スタートの練習あるのみ。
ラスト3ハロンは34秒2と素晴らしい脚を繰り出した。
早くOPに上がって力試しをしたいものだ。


4R タカラブネ 2着
「ハナに行くつもりはなかった。
 控えて最後も脚は使っているし、
 こういうレースを覚えてくればもっとやれて良い」
単騎逃げの構成だったが、行く気はなかったようだね。
出てった馬がいて、ちょうど理想的なレースになった。
アンカツの言うとおり、この競馬を続けていけば上でもやれる。


5R シングルショット 4着
「大外枠で行けなかったし、何かダラーッと走っている感じ。
 ピリッとした一瞬の脚がないのがねえ」
とにかく最初の隊列がおかしかったから、そこで終わった。
ダラッとした原因は大外の後ろをゆっくり走ったからかと。
一瞬の脚に欠けるので、無理してでも前目に行く必要がありそうだ。


10R ユビキタス 1着
「本当は控えて差す競馬を覚えさせたかったけど、
 スタートが良かったし、変に抑えて喧嘩してもと思ったからね。
 外にモタれていた前走に比べ、
 今日はコーナーがスムーズだったし、左回りがあっている。
 それにこれだけ体があっても、案外器用なのがいいね」
ただ前に行くだけの競馬をしていると、必ず限界に直面する。
0.01%の例外を除き、これは間違いないことと断言できる。
(もうサクセスブロッケンという壁に当たってるけどね。先行では勝てない)
今はスタートが良いし、気持ちよく加速していく馬なので、
ハイペースで飛ばす馬にぶつかるまではこれで良いだろう。
アンカツ手記で、いずれ差す馬として大成する器と書いているが、
上手く育てて行って欲しい馬だ。


12R ハギノジョイフル 11着
「直線で前が壁になって終えなかったからね。
 弾けそうな手応えで回ってこれただけに悔しいね」
お?馬場は問題じゃなかったのかな?
前回アンカツが乗って負けたときは、馬場が渋ると駄目と言ってたけど。
最初に良いところに行けなかったあたりもそれが原因だと思ってたが、
今回はそうじゃなかったなら、単純に位置取りのミスだな。




日曜 東京
5R ギムレットアイ 1着
「返し馬で意外に内が悪くなってなかったので、実戦でも内を通りました。
 道悪そのものも気にはしていなかったです。
 力通りの結果と言えるでしょう」
この日は午前中からもう通る道を完全に決めていた感じだね。
乗った3レース、全て同じようなことろを走ってきてた。
絡まれたけど動じることなく、しっかりと押し切ったあたり、
まさに力上位ってところだろう。


9R パパラチア 2着
「前走がゴール前で甘くなったので、今日はもっと下げていきました。
 2着とはいえ、直線は思ったとおりの切れ味でした。
 乗った感じでは、1600mより1400mが合うように思います」
凄い好スタートを切っていて、行こうと思えば行ける感じだったが、
レースの流れよりもパパラチアを選択した競馬で挑んで好結果が出た。
前走はゴール板寸前で力尽きる競馬をしたが、
今回はゴール板に伸びの最高潮が来た感じ。
前走は最高だったが、その前走よりもさらに良い内容だったと思う。
アンカツの言うとおり、1600mをこなす1400mがベストの馬、だろう。


11R オディール 5着
「直線の不利が痛かった。
 追い出しを待たないで、もっと早く突っ込んでしまえば良かったかなあ。
 でも、普通はあそこは狭くなるところじゃないからね。
 状態も良かったし、今日の感じなら距離も大丈夫」

アンカツ手記・火曜日---------------------------------

さあ今週は競馬の祭典、日本ダービーです。
早速意気込みを、と行きたいところですが、
その前にどうしてもオークスについて書かなければなりません。

長い長い審議の結果、到達順位の通りに確定しました。
裁決委員の方が協議して結論を出したのだから、異議はありませんが、
僕のオディールを含めて数頭の進路が狭まりました。

桜花賞のときも状態は悪くないと思いましたが、今回は格別。
パドックから返し馬にかけて馬に活気があり、
ものすごく良い状態に感じました。
しかも平均的に速い流れになり、道中の折り合いはばっちり。
雨が降った割に内の芝が良く、最初から出きるだけインを走る作戦も当たり、
直線は内目の進路がぽっかりと空いていたんです。

そこを突っ込んだところ、トールポピーが外から内に切れ込んできて数頭が接触。
伸びてきて、さあこれからという地点での不利で終わりました。
ゴール前で馬群がバラけてから、
もう一度伸びてきただけに本当にもったいないレースでした。

レース後、池添君が謝ってきましたが、競馬には再戦はありません。
悔しいし、残念無念。
ただ、競馬にはこういうアクシデントはつきものなので、
運がなかったとあきらめるしか仕方ありません。
馬の実力は拮抗というのを通り超えてまったくの五分でした。
だから余計にもつれたのでしょう。

収穫は、桜花賞で原因不明の凡走に終わったオディールが、
実力のあるところを見せてくれたこと。
秋が非常に楽しみになりました。
秋こそは、という思い。期待していてください。

24日の中京の昇竜Sを逃げ切ったユビキタスも強い馬です。
行く馬がいなかったのでハナに立ちましたが、
いずれは鋭く差す馬に大成すると楽しみにしています。

明日明後日とダービーでコンビを組むレインボーペガサスについて書きます。

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ブックのコメントと合わせて。
これは珍しくかなり悔しそうだ。
特に黄色で書いたあたり。納得してないってのがヒシヒシとw
まともなら勝ってたくらいの感触があったんだろうな。
決まったことにグダグダ言ってもしゃあないからやめとくかって感じかな。
もう心は次へ向かっているだろう。

アンカツの言うとおり、力関係はまったくの五分ってことでいいだろう。
世間的には、斜行は置いておいて、トールポピーが一枚上だった、
という感じの論調だと思われるが、
アンカツはそれを真っ向から否定している。俺もそれに同意する。
次こそはきっちりと倒したいものだ。

来週の特別騎乗予定馬

2008-05-25 19:58:25 | 競馬
何度でも書くが、アンカツは好調だと思う。内容で分かる。
運は帰ってきてないが、その不運を技で吹き飛ばしだしている。
そして不運なんてのはそうそう続くわけがないのだ。
アンカツの好不運の波は一般のそれとは長さが違うがw
それにしたって、結構長い間不運にさらされてきた。
全ては来週のためにあったと思っている。
昨年逃した2度目のダービー制覇を。
現3歳世代で一番最初に気に入った相棒とともに、頂点を掴んでくれ。



土曜 中京
御嶽特別 ダート1700m アールヌーヴォー
松田博厩舎、ブライアンズタイム産駒の4歳牝馬。
昨年秋には、1つ勝てるかどうかも怪しくなっていた馬だが、
軌道に乗って2勝目をポンとあげることが出来た。
2勝目の勝ちっぷりには、ちょっとぽかーんとしたくらいでw
中京でのことだったが、この舞台があってるのかもしれんな。
1000万での2戦はちょっと通用していないが、
乗りなれたアンカツで中京の1700mとなれば、
また豪脚発揮を期待してしまうな。


白百合S 芝1800m ピサノエミレーツ
藤沢厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
ダービー出走を目指したプリンシパルSは、
最初に不利があって包まれてしまったことで差しきれず。
よく差を詰めて4着まで来ただけに残念だった。
いわゆる残念ダービー的な存在のレース、雪辱を期す一戦。
ノットアローン、ヤマニンキングリー、ファビラスボーイ、シングライクバード、
無念にもG1出走権を取り逃がした馬による激しい戦いになりそうだが、
ここはエミレーツの力が一枚上だろう。
1番人気だろうし、普通に走ってこればあっさりまで。


金鯱賞 芝2000m アドマイヤオーラ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
ドバイデューティーフリーは、位置が悪くなって不発。
直線でもほとんど追えないままに終わってしまった。
あそこまでペースが落ち着いてしまうとはね。
どうやら32秒台の脚を繰り出していたみたいだ。
何もしてないのに、外で力尽きていたウオッカとの差は2馬身程度。
ダービーでは負けたが、もうウオッカの力は上回っているように思う。
ここはG1を目指すそこそこ強い馬が揃っているが、
こちらはサムソンあたりと五分に戦うのが目標、ここでは負けられない。
まずはエイシンデピュティにきっちりと仕返しをしたいところだ。
毎回舐められてるが、デピュティの力はもうG1級に近づいてるからね。



日曜 東京
青嵐賞 芝2400m トップオブサンデー
伊藤伸厩舎、エイシンサンディ産駒の5歳牡馬。
半年休んで降級した前走を圧勝で飾った。
さすがは1000万でも最強級だった馬。次元が違ったね。
ここは昇級になるが、もちろん名ばかりで実力最上位。
3走前に差し損ねたレースはちょっと悔しかったのを覚えているが、
東京の2400mは能力をフルに発揮できる舞台。
ポカがない限りまず大丈夫だと思う。
ミレニアムウィング、マイネルヘンリーなどの強豪がいるが望むところだ。
真っ向から打ち倒して、準OPへ。


むらさき賞 芝1800m ダイシングロウ
松田博厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
前走は逃げて大楽勝で1000万を突破。
叩き3戦目で物が違うところを見せ付けたね。
距離が1800mに短縮されたことも良かったようだ。
昇級になるが、あの勝ちっぷりならここでもやれる。
今のところは、2回負けてから勝つという変な癖がついている感じだがw
前走程度走れれば好勝負は必至のはずだ。
ここはレゴラスとの対決が楽しみでならない。


東京優駿 芝2400m レインボーペガサス
鮫島厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。
いよいよダービーの日がやってくる。
競馬人にとっては、1年の締めくくりの日となる。
安田記念の1週をはさんで、また新馬戦が始まって新しい1年だ。
パートナーはレインボーペガサス。
鮫島厩舎の記念すべき初勝利をあげたギャンブルローズが残した最初で最後の子。
デビュー前から、アンカツが大絶賛していて、俺も楽しみにしたものだ。
しかしここに至る道のりは決して楽なものではなかった。
インフルエンザの影響で調整過程が狂い、デビューからまさかの3連敗を喫した。
アンカツが、本当にがっかりしたというコメントを残したのはこの馬が初めて。
勝ち上がって苦言ばっかだったのもこの馬が初めて。
ダートで2連勝しても、芝の馬だとしつこく言い続けていた。
暮れの川崎のダートG1で破れたが、悲観するものではなかった。
むしろ、広い馬場でという気持ちを強くさせてくれる敗戦だったね。
年が明けて、ペリエが騎乗したきさらぎ賞。広い馬場で素質の一端を発揮。
大事な大事なダービー出走当確賞金を手に入れた。
スプリングSは差し損ねたが、伸び負けたわけではない。
皐月賞も差し損ねたが、これは異常なSペースに負けただけ。
どちらも、どちらかというと小回りの中山によるもので、
この地である程度戦えたことをむしろ自信としたい。

苦難の道を越えて、いよいよ東京の2400m戦となる。
ペガサスが能力を全開にする地はここだ。間違いない。
デビュー前からダービー候補といわれ、
見事に有力馬としてこの地にたどり着いたことをまず褒め称えたい。
そしてたどり着いたからには、もう勝つしかない。
勝負は時の運であるがしかし、出走にたどり着いた18頭の中で、
ペガサスが最も勝利に近い馬であると、俺は確信している。
コースは外が良い。東京優駿を圧勝する馬は大外を突き抜けるものだ。
道中は中団でリズム良く走って、直線堂々と駆け抜けて欲しい。
本当に紆余曲折があった2007年世代だが、最後は収まるところに収まった。
最高の結果で締めくくって欲しい。勝利を信じて待っているぞ。


富嶽賞 ダート1600m 
トシザカイモン
鮫島厩舎、オジジアン産駒の4歳牡馬。
期待された前走は、パレスショットガンただ1頭に叩きのめされた。
準OPも一発で突破した強豪だからねえ、仕方なかったか。
放牧に出て立て直した。改めて期待だ。
テンからとても速い馬で、レースは組み立てやすい。

ヘイアンルモンド
松山厩舎、キングマンボ産駒の5歳牡馬。
まだこのクラスにいるのが意外な実力馬。
現級で何度も勝利目前まで行ってる馬だからね。
最近は後ろで競馬するようになっていて、
ある程度は走っているが、前に行くよりは不安定か。
前に行っても惜敗するのでこうしているわけだろうけど、
上手くバランスの良いところを見つけないとな。

どちらでも良い。好勝負必至だろう。
メンバーはそこそこ揃ってる。というか頭数多すぎw


目黒記念 芝2500m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の5歳牡馬。
初のOP挑戦だったオーストラリアトロフィーは完敗だった。
能力で劣ったように感じたが、
よくよく考えたら単純に瞬発力で負けただけか。
ある程度は切れるけど、極限レベルになるとちょっと苦しいね。
距離が延びるのは絶対に良いと思う。
インをじっくり進んで、内を掬うことが出来れば。
アルナスライン、ロックドゥカンブ、ブラックタイド、ホクトスルタン、
強敵はこの4頭くらいなので、ある程度は戦えないかと期待。
その前に問題は、乗れるハンデになるかどうかだけどもw

オークスの直線回顧

2008-05-25 18:48:34 | 競馬
明日はおそらく更新できませんので、オークスの回顧だけ先に。

パトロールを見たが。んー、降着だねこれw

俺はちょっとした審議マニアで、
パトロールビデオはほぼ全部見てるから、
何がセーフで何がアウトかはだいたい掴んでるつもり。
日本でトップ10に入るくらいに審議マニアだと思うw
アンカツがよく審議になってたからというのは秘密w
7万~10万円の場合は、さすがに微妙なこともあるけど、
まあセーフといえばセーフかなあ、くらいに感じるところはある。

んで、今回のケースだけど。
まずオディールの進路がなくなってる件。
外にレジネッタ、内にソーマジックがいて、1頭分の進路あり。
そのまま行けば何の問題もなく流れていく場面。
そこへ、かなり外のほうで前がやや窮屈になったトールポピーが、
「池添の意思」で内に誘導されて切れ込んでいる。手綱がそう動いてる。
これでオディールの進路は完全に消えた。やむを得ず立て直して外へ。
もしオディールの鞍上が若手で、追うのに必死だったとしたら、これは避けれない
この地点でトールポピーは完全にアウト。弁解の余地無し。
池添はまずアンカツに救われたな。

ここからはアンカツは関係ないが、
内に誘導して広い進路を確保した池添は、
ここから右鞭を連打して最後のスパートをかける。
鞭に反応して、さらに内へ切れ込むトールポピー。
レジネッタとソーマジックがどんどん内に追いやられていく。
そしてついに、最内にいたマイネレーツェルの前がなくなった。
レーツェルの鞍上は豊で、これも素早く危機を察知して手綱を引いている。
小牧も後藤も、無茶苦茶に寄られながらも反応して頑張っている。
とにかく被害者が全員上手かった。
さすがG1というところだが、ここも若手だったら完全にアウトの場面。

はっきりいって、2度アウトになってるw
特に2度目が酷く、何が悪いかというと「修正の意思」がない。
審議においてもっとも重要なのは、加害馬のヨレ具合ではない。
被害馬の被害度合いと、加害者の修正の意思の2つが最重要なこと。
被害の度合いだけを言うならば、
2件どちらも被害者の華麗な回避でギリギリセーフ(7~10万級)だが、
修正の意思のない2度目は、常識的にはアウトだと思われる。
あんだけ後続を無視して寄りまくってセーフなのは素直にびっくりだw



あそこが閉まるとは思わなかったと語ったアンカツ。
まったくだ。何度見ても、どっから来るんだよとびっくりする。
「もっと早く抜ければ良かった」と後悔のコメントをしているが、
それはまさに結果論で、本来ならありえなかったアクシデント。
こんなものを想定しながら競馬してたら、勝てるものも勝てなくなってしまう。
ただレジネッタに締められたなら、その反省もありだろうが、
あんな遠いところから急速に寄ってこられてはね。どうにもならん。
考えうる最高のレース運びに、最高の進路とり、
(今日は3戦とも同じところを走ってたね)
素晴らしいレースを見せてくれた。ありがとう。
追い出した瞬間から少しの間、本当にもらったと思った。

そして、前が詰まってからもう一度前を猛追したオディール。
追い出しはじめじゃなく、加速しだしてから前がなくなって、
立て直しての追い込みで最速の脚を繰り出した。
もう堂々と断言してしまっていいだろう。
この世代で最高の末脚を持っているのはオディール。しかも一枚違うレベルだ。
桜花賞でこれを発揮できなかったのが本当に残念でならないが、
前回は調教に問題があったっぽいことが分かった。
謎の敗戦の原因が見えたのは本当に良かった。
やっぱりオディールは強かった。そして根性もある。
次はきっと勝利を見せてくれるだろう。

最後の秋華賞は譲れないぞ。
てか、トールポピーだけは絶対倒してくれw

日曜日の結果

2008-05-25 12:34:30 | 競馬
5R ギムレットアイ 1着
好スタートから勢いよく前へ。
シナモンラフィアが競ってきたが譲らずハナを奪った。
淡々と行こうとしたと思うんだが、
それをさせないとばかりに、左右からうじゃうじゃとやってくる。
内からザサンデーアミフジ、外からスタルカが進出。
スタルカは持っていかれたように行ってしまったので無視。
ザサンデーにも付き合う意味はない、引いて3番手。
変な絡まれ方をしたが、馬はとても落ち着いてアンカツの指示を聞いてくれたな。
暴走気味に飛ばすスタルカがちょうど良い指標になり、
ゆっくりと馬場のいいところを選びながら2番手に浮上。
直線入り口でいったん横一線になった隊列から、最初に一歩抜け出した。
すぐ外に手応えよくスプリームシチーがやってくる。
手応えでは劣っていたが、馬体を併せに行って叩き合いに持ち込み、
右の肩鞭を何度か入れながら激しい叩き合い。ラスト200mで向こうが根負け。
一歩抜け出した後に、今度は満を持してライラックラブが飛んできた。
力尽きてあっさり差されても仕方ないところだったが、
さらに粘ってなんとか追撃を振り切って勝った。
予想外のタフなレースになってしまったが、とても強かったな。
2角で静かに引くことが出来たのが勝因だろう、鞍上がクールなレースだった。


9R パパラチア 2着
絶好のスタートからゆっくりと。
引くことを選択、1頭だけ静かに下がっていく。
下がって下がって後方5番手まで待機。
馬の本質を重視した競馬に賭けたね。
最初から決めていた感じで、これは見事な退き方だった。
幸いにも展開は、予想外にも超に近いハイペースに。
後方まで下がって、4角前に動く各馬を尻目にまだ待機。
直線に入ってからゴーサイン、外に出ずに内に突っ込んだ。
追い出した地点では前は果てしなく遠かったが、
追われるごとに他馬を次々と交わしていく。
2番手まで上がったが、ヤマニンエマイユにだけは逃げられてしまった。
しかし、パパラチアの力は引き続き出し切れたと思う。
とても良いレースだった。これがまさに、俺がオークスで見たい内容だ。


11R オディール 5着
好スタートから馬なりで内を見ながらゆったりと。
自然とついた位置がちょうど馬群のど真ん中。
桜花賞と全く同じような位置を手に入れたなあ。
真ん中について、さっと内に滑り込んだね、この辺も上手かった。
内に入ったら後は余計なことをせずにじっと我慢。
馬場を考えると意外なまでに速いペースになっていたが、
この流れでもかなり楽に追走できていた。
4角、馬場の良いところを目指して全馬が外に行くところを、
空いた内を通ってかなりのショートカット。
そのまま内に突っ込んで突き抜けそうな雰囲気があったのに・・・。
外からやってきていたトールポピーが急速に切れ込んできて、
それに煽られたレジネッタが内に入ってきて、一瞬進路がなくなった。
その後、諦めずにもう一度猛追してきたんだが・・・残念ながら5着まで。
不利がなければ最悪でも3着だった。これは痛恨。
これは内に突っ込むリスクなので仕方ないんだけど、本当に残念。
残念だが、とても面白いレースだった。熱かったね。

日曜日の騎乗馬と予想

2008-05-24 19:13:19 | 競馬
5R ギムレットアイ ◎
浅野師
「安定して走れるようになったし、だいぶレースを覚えてきた。
 今度はきっちりと決めたい」
重馬場になってどうかはよく分からないが、
このメンツなら逃げることになると思われ、
泥を被ったりという、単純な走り以外で受ける影響は避けれそう。
前走は出入りの激しい競馬になったが、今回はスローが濃厚。
ダラッと入って、上がりの勝負であっさりと決めたい。
もしかしたら、ローランスカイかスプリームシチーがくるかもしれんが、
それこそ好都合で、控えてそれを目標に差すことが出来たら、
昇級後の競馬にも大いに役立ってくれるだろう。そのほうがベスト。
まあ、どちらにせよスローで楽な競馬になりそうだ。
後ろから追ってくるであろう、ライラックラブの追撃を振り切れるかどうかだけ。
それ以外の馬に負けることは、どうにも想像できんねえ。

雨によって不良馬場まで行くかもしれんので、
それによってまったく走らなくなる可能性は当然あるけれども、
重馬場経験がないのにそれを考えてちゃ、何も買えないしな。
こちらが勝つと信じて、単勝と馬単1点で。


9R パパラチア ◎
松田助手
「鞍上が上手く乗って、距離にメドは立った。
 再度輸送を挟んでの連闘がどう出るか」
距離にはメドがたった。ギリギリだと思うが。
今回は相手が弱くなる分だけ、さらに楽にこなせるだろうけど。
何が逃げるのかさっぱり分からないメンツだが、
パープルカフェか、マイネヴェロナか、グレースエポナかクールダンサーか、
何にせよ、スローの団子でダラダラした流れになりそうな気配だ。
スローの瞬発力勝負自体は歓迎できるところだが、団子になりそうなのが問題。
外枠から団子の馬群の外を走り続けるのは相当なロスになるだろう。
思い切ってちょっと前に押し上げてみるか、最初からしっかり引くか、
最初の位置取りである程度決まってしまうかも。
今日の5Rのシングルショットみたいな感じになるのが一番駄目。
仕方ないんだが、団子の一番外ってのはあれがあるから怖い。
上手いことやってくれると期待しよう。

重で走ったことはもうはるか昔の話。
連闘の連続輸送ってのがどうなるかも分からない。
上で書いた通り、ごちゃつきそうで位置取りも難しい。
全馬並んでヨーイドンなら一番強いのは間違いないんだが、
配当に見合うほどに堅いレースではないだろう。
上手く勝ち上がって欲しいが。


11R オディール ▲
橋口師
「前走はケイコが軽過ぎたのが影響していた。
 今回は体調面の不安がなく、ケイコもやれている。
 能力的に見劣らない」
もう一回桜花賞をやってくれるなら、再び期待大なんだけどなあw
言われるまでもなく、能力で劣るはずはない。
チューリップ賞の展開でオディールの位置にいて、
オディールほどに詰めれる馬はこのメンバーには存在しないと思う。
リトルアマポーラならなんとかなるか、くらいだろう。

問題が2つ。
まずは前走の敗因が分かっていないこと。なんか致命的な問題だがw
この点について、調教の失敗だと仮定して調整が進められた。
前走後は、他の誰よりも数多く坂路に入り、時計を出してきた。
普段からそれほど速い時計を出す馬ではないことを考えると、
これ以上ないくらいに攻めまくった。前走とは真逆の臨戦態勢。
前走の惨敗が、調教が軽すぎたことが原因だったとするならば、
この問題はクリアされることになる。
前走の結果、まさに暗中模索の状況に陥ったわけだが、
こういう場合に出来ることは大まかに分けて3つ。
立ち止まって待つか、手探りでゆっくり進むか、ひたすら前に突き進むか。
突っ込むという選択は言うまでもなく大博打であるが、
競馬はギャンブルなんだから、こういうのは悪くないね。
たとえ出口が見つからずに力尽きても、目一杯に生きた実感はあることだろう。
って、別に死ぬわけじゃないがw

この博打に勝った時、一気に道が開ける。そして2つ目の問題へ。
オディールは99%マイラーだ。これはどうしようもないw
先生も認める。鞍上も認める。血統も、馬体もそう語っている。経験もない。
というわけで、距離をごまかす競馬をするしかないわけだが、
オークスというレースは自然とそういう風になりやすい。
3歳牝馬がいきなり走ったこともない2400mに挑むわけだから、
誰もが慎重に進むのは、当たり前といえば当たり前で、
道中の攻防が非常に少なく、上がりの勝負になりやすいからだ。
間違ってハイペースの消耗戦になんかなった日には、
ついてなかったなあと諦めるしかあるまい。
出た位置で何もせずに、直線まで待ち続けるだけだな。
2つ目の問題は、流れの中で自然と解消されると期待しよう。


レースはカレイジャスミンの逃げで始まるだろう。
別にはっきりした逃げ馬ってわけじゃないが、行くのはこの馬しかいない。
後続に絡まれることがなければ、あえてペースを上げる意味がなく、
ゆっくりと入ることになると思われる。
エアパスカル、ブラックエンブレムと、重賞を逃げて勝った2頭。
俺はどちらもフロックだと思っているが、この2頭もゆっくり前へ。
こちらもペースを上げる理由はなく、カレイのペースに乗るだろう。
ハートオブクイーン、レッドアゲート、ライムキャンディあたりがその後ろ。
スローのこのあたりは常識的にベストポジション、
このあたりの位置は、ソーマジックやエフティマイアなど、
中団差しの伏兵陣も欲しがっているかもしれない。
4頭目から10頭目あたりが団子でゴチャつくんじゃないかと思う。
ここには入りたくない。余計な気を使わされそうだ。
唯一信用できそうな本命馬リトルアマポーラがその後ろに待機。
残りの差して前哨戦を抜けてきた馬たちは、全てアマポーラを警戒だろう。
そしてアマポーラよりも一歩先に仕掛けて出し抜くことを考えるんじゃないか。

オディールとしてはそのさらに後ろ、最後方でも良いんじゃないかと思っている。
道中はほぼ間違いなくスローになるが、途中から動く人馬がいる。
レッドアゲートの博幸の早めの仕掛けで先団が動き、
中団ではソーマジックの後藤あたりが早めにある程度動くと思われ、
後方ではアマポーラを出し抜きたい誰かが動くだろう。
最初はダラッと進んでラスト4ハロンの勝負になるんじゃないかと思う。

これらの戦いに巻き込まれることなく、他馬とは別のレースをしたいところ。
オディールが爆発するのはラスト2ハロンだけで良い。
おそらく最後の1ハロンはがくっとラップが落ちることになるだろう。
馬場が重くなるので、実際のラップがどの程度になるかは分からないけれども、
最後の1ハロンは、その前から1秒以上落ちるんじゃないかと見ている。
ラスト2ハロンの地点で、前と10馬身以上離れていても良い。
他馬が13秒くらいに落ちたところを、12秒-12秒で差し込めれば。
オディールの全力なら出来る。チューリップ賞でそれを確認している。


クリアすべき条件(しかもその条件が定かじゃないw)がある上に、
かなりの部分が他力本願であれなんだがw
綺麗にはまって突き抜ける可能性は残ってるはずだ。
桜花賞前の気持ちを思い出している。この世代ではこの馬が一番強いはずなんだ。
そういう気持ちでレースを見てみたい。

土曜日の結果

2008-05-24 10:21:14 | 競馬
1R エアジャメヴー 5着
ゲート内で完全に外を向いてて、明らかにスタートをする気がない。
2馬身程度の酷い出遅れ。あの格好ならマシなほうか。
もうどうにもならん感じだが、我慢していくしかない。
幸いにもペースは速めで流れていたので、万一の可能性はあった。
ジャメヴーの1000mが1分2秒、どうにもならんことはないかもの流れ。
後方2番手から押し上げて手応え良く4角に差し掛かったが、
ここで外に出るか内に突っ込むか、迷った感じ。
一度外に出かけて、内に切れ込んでいった。
追われて伸びながら、結局最後は外目に流れていって伸びてきたが、
さすがに開幕週で追い込み切るには至らなかった。
運良く前は崩れたんだけどな、あまりに出遅れが大きすぎた。
とにかくゲート練習をしっかりするしかあるまい。能力は明らかに上。
まあ、松博厩舎はあんまりゲート練習をしないからなあw


4R タカラブネ 2着
まずまずのスタートから追っつけて前へ。
スタートから飛び出していたメヌエットシチーとロックオブサリサを行かせて、
楽な感じで3番手に待機。ハイペースを好位インで追走。
すぐに外へ持ち出して行っても良かったと思うが、
丁寧にラチ沿いを回って直線だけ外に出す形。
早めに先頭に立ったロックオブサリサを目標にリズム良くスパートしたが、
追えども追えどもまったく差が詰まることはなく、そのまま押し切られた。
後続はぶっちぎっていたし、単純に相手の力が上。
素晴らしい競馬が出来たと思う、これは次につながる好レース。


5R シングルショット 4着
まずまずのスタートから気合いを入れて前へ。
ジワッと出て行ったまでは良かったが、1角の並びが酷かった。
速い馬がおらず、かといって遅い馬もおらず、
平均的なペースで行こうとした馬が内から7,8頭並んであまりに酷い横一線、
ここで無理矢理行くか、大人しく引くかの決断を迫られた。
溜めることも考えていただろう、静かに引いて中団後ろの待機を選択したが、
これが間違っていたようだ。レースは完全に前残りで終わった。
まー、これはしゃあないかなあ。力負けでもなんでもない。
中京の1角は気持ち悪いことになりがちだからね。
どうせならスタートから引いてれば、もうちょっとマシだったと思う。
それはそれとして、4角からの反応が非常に鈍かったのも気になる。
今回は調教がいまいちだったわけだが、それも響いたかな。


10R ユビキタス 1着
好スタートだが、そこから気合いを入れて前へ。
シルクレセプションと競ったが、引く気まったくなしw
さすがに行く気ならば速く、ハナ争いを制した。
おそらく雨が降ってるので考えを変えたんだろうな。
溜め逃げでも打つつもりだったのだろう。
途中からプラチナメーンのまくりがはいったが動じず。
今日は4角を非常にスムーズに回ることが出来て、
じわっとスパートすると、一気に加速して後続を突き放して圧勝。
かなり速い時計で楽々と制した。ここは力が違う。
スタートから二の脚も速いからなあ、今後もこれで良いのかもしれんね。
差しは、いつか出遅れた日にでも試せば良いだろう。


12R ハギノジョイフル 11着
普通のスタートから追っつけながら前をうかがうが、
あまり行き脚はつかなくて中団からの競馬に。
中団自体は別に悪いことではないと思われるが、
完全に包囲されて身動きがとれない最悪のポジションに。
そもそもこの馬は道悪が非常に苦手な馬であり、
雨で嫌気がさしてるところにこんな競馬をしたら、
完全に戦意を喪失してしかるべきか。
最初から最後まで何も出来ずに終わった。
せめて最初に大外に出れていたらマシだったのだがねえ。
まあその時はその時で、距離ロスして負けたんだろうけど。
雨が降った地点で終わってたかな。

しかし、この馬にアンカツが乗ると雨が降るなw