土曜 阪神
10R コーラルS ダート1400m シルクフォーチュン
藤沢則厩舎、ゴールドアリュール産駒の5歳牡馬。
3走前に乗って以来の騎乗。
ダート短距離の追い込み馬として完成した姿に見えた。
その後の重賞2戦は人気ほどに結果を出せなかったが、
着差は僅かであり、力が通用することだけははっきりしている。
俺としては、もうちょっと走るだろうという感じがしていて、
ここ2戦で使った脚は35秒台で、並の馬なら立派なものだが、
現役で一番切れるんじゃないか?と思われるフォーチュンからすると、
ちょっと不発だったなという印象を持っている。
位置取りや仕掛けはまあ、馬の気持ちに沿っていると思うけど、
もう少し大きく走らせても良いんじゃないかな。
コースを目一杯に使うような気持ちで走らせると良い馬だと思う。
今回は1400になるが、やることは特に変わらない。
いかにフォーチュンが走りやすい形を作れるかにかかっている。
インオラリオ、アドバンスウェイ、トーホウオルビスの逃げ馬3頭に、
インペリアルマーチがいて超ハイペースが見えている。
エーシンクールディやティアップワイルドも早めの競馬をするだろう。
それを中団からナムラタイタンが追いかけ、
周りの馬はタイタンとともに行動することになる。
展開は確実に向くだろう。後はどこまで力を出して追い込めるかだ。
前走で敗れた2頭がいるが、その2頭と斤量差が大きくなるのは断然有利。
日曜 阪神
8R 4歳以上1000万 ダート1400m アイソトープ
池江寿厩舎、フレンチデピュティ産駒の6歳牡馬。
走りそうで走らない、どうにもならない馬だったが、
4走前、距離を短縮して差しに回ったことで違う面を見せてくれた。
500万での相手なりぶりなら1000万でも即と思われたが、
昇級して3戦、意外なほどに通用していない。
していないと言っても秒単位で負けているわけではなく、
展開ひとつで絡むくらいには走っているんだけども、
期待していたほどには・・・という感じだ。
アンカツに言わせれば、間違いなく力を温存している馬なので、
どうにかして本気を出してもらうのが鞍上の仕事になる。
35戦して僅か2勝なのに、2着と3着だけで16回もある馬で、
生半可なことでは力を出してもらえないわけだが、
この馬で3着じゃなく2着を堅実に取れるのはアンカツだけ。
今一度期待してみたい。アイソトープの覚醒した姿が見たい。
距離に不安のあるフィールドシャイン、
ダートがどうか分からないアドマイヤロイヤル、
ムラ駆けのグリッターエルフなど、相手にも不安要素は大きい。
ティアップゴールドが一番堅実に結果を出してくるだろうが、
別にどうにもならない馬では無いので、撃破して欲しい。
9R マーガレットS 芝1400m シャイニーホーク
橋口厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
とにかく気性が前向きすぎる馬で、
これを放ると大暴走して早々に終わってしまう悪癖。
シンザン記念が最悪の形だった。実力からはありえない大敗。
それ以外のレースでも別に折り合っているわけではなく、
それぞれの鞍上がかろうじて逸る気持ちを封じ込んで、
なんとか終いに力を残すことで、そこそこの成績を積んでいる。
豊が乗ったシンザン記念は最初からパニック状態でどうにもなってなかったが、
小牧、アンカツ、後藤、蝦名と、一線級が乗ればなんとかなるね。
再びアンカツの手に戻って、今回も馬との戦いだ。
折り合いさえすれば重賞もあっさりの器に思えるんだが、
この激しい気性が能力の高さの証明かもしれないので、
封じ込めすぎると力を出さなくなってしまうかもしれない。
そのさじ加減が分からないので、まだまだ試行錯誤の状態である。
ハイペースでもなお引っかかるような馬だが、
やはりペースは速いほうがありがたい。速いに越したことはない。
今回は典型的な逃げ馬こそいないものの、近2走で逃げた馬が6頭おり、
どれかに思い切って行ってもらえると助かるが・・・。
候補は、朝日杯を速いペースで逃げたオースミイージーか。
控えることを諦めたっぽいダンシングロイヤルも期待できる。
NHKマイルCを展望できるような、厳しい流れを期待したい。
11R 大阪杯 芝2000m ダノンシャンティ
松田国厩舎、フジキセキ産駒の4歳牡馬。
好調教で挑む事ができる。
イギリス遠征プランを打ち立てているが、
国内で3連敗するようでは、情けなくて行けないだろう。
相手にはG1級が3頭揃っているわけだけども、
これくらい倒せなくてどうするといった気持ちでの一戦。
斤量は59キロで厳しいのだが、
前走で58を背負って特に苦にしていなかったので、
この馬自身への影響はそれほど大きくないと考えたい。
少なくとも、一気に4キロ増えるエイシンフラッシュとの比較では、
断然有利であると言って構わないだろう。
58キロになるドリームジャーニーは有利だし、
57で出れる惜敗王ヒルノダムールも引き続き有利だが、
強気に、これはハンデを与えてあげたんだと思っておく。
本来なら、同斤量で凌ぎを削る馬たちなんだろうけどね。
阪神2000mへの心配は特に無い。
まだ完成していなかった時期のラジオNIKKEIで3着に来ているし、
このコースはコース形態の割に、強い差し馬は余裕で届く。
コーナーを回ってからのスパートでも間に合っちゃうんだよね。
シャンティの場合は中団からになるだろうから、折り合ってさえいれば大丈夫。
古い話になるが、トーホウドリームの大阪杯が分かりやすい差し込みの例。
アンカツが重賞でめっぽう得意にしているコースだし、
シャンティ自身もそれなりになら小足を使うことができるので、
コースに対応できずに敗戦、なんてことはまずないだろう。
実績上位4頭以外にキャプテントゥーレ(皐月賞馬に対して失礼だが)がいて、
この馬がレースを引っ張って、淡々とした流れになるだろう。
阪神2000で差しが届くのは、最後に坂があるから。
最後は力比べになって、シャンティが堂々と抜け出すことを期待したい。
まあ、力比べと書くと斤量が響いてしまいそうで嫌なんだが。
10R コーラルS ダート1400m シルクフォーチュン
藤沢則厩舎、ゴールドアリュール産駒の5歳牡馬。
3走前に乗って以来の騎乗。
ダート短距離の追い込み馬として完成した姿に見えた。
その後の重賞2戦は人気ほどに結果を出せなかったが、
着差は僅かであり、力が通用することだけははっきりしている。
俺としては、もうちょっと走るだろうという感じがしていて、
ここ2戦で使った脚は35秒台で、並の馬なら立派なものだが、
現役で一番切れるんじゃないか?と思われるフォーチュンからすると、
ちょっと不発だったなという印象を持っている。
位置取りや仕掛けはまあ、馬の気持ちに沿っていると思うけど、
もう少し大きく走らせても良いんじゃないかな。
コースを目一杯に使うような気持ちで走らせると良い馬だと思う。
今回は1400になるが、やることは特に変わらない。
いかにフォーチュンが走りやすい形を作れるかにかかっている。
インオラリオ、アドバンスウェイ、トーホウオルビスの逃げ馬3頭に、
インペリアルマーチがいて超ハイペースが見えている。
エーシンクールディやティアップワイルドも早めの競馬をするだろう。
それを中団からナムラタイタンが追いかけ、
周りの馬はタイタンとともに行動することになる。
展開は確実に向くだろう。後はどこまで力を出して追い込めるかだ。
前走で敗れた2頭がいるが、その2頭と斤量差が大きくなるのは断然有利。
日曜 阪神
8R 4歳以上1000万 ダート1400m アイソトープ
池江寿厩舎、フレンチデピュティ産駒の6歳牡馬。
走りそうで走らない、どうにもならない馬だったが、
4走前、距離を短縮して差しに回ったことで違う面を見せてくれた。
500万での相手なりぶりなら1000万でも即と思われたが、
昇級して3戦、意外なほどに通用していない。
していないと言っても秒単位で負けているわけではなく、
展開ひとつで絡むくらいには走っているんだけども、
期待していたほどには・・・という感じだ。
アンカツに言わせれば、間違いなく力を温存している馬なので、
どうにかして本気を出してもらうのが鞍上の仕事になる。
35戦して僅か2勝なのに、2着と3着だけで16回もある馬で、
生半可なことでは力を出してもらえないわけだが、
この馬で3着じゃなく2着を堅実に取れるのはアンカツだけ。
今一度期待してみたい。アイソトープの覚醒した姿が見たい。
距離に不安のあるフィールドシャイン、
ダートがどうか分からないアドマイヤロイヤル、
ムラ駆けのグリッターエルフなど、相手にも不安要素は大きい。
ティアップゴールドが一番堅実に結果を出してくるだろうが、
別にどうにもならない馬では無いので、撃破して欲しい。
9R マーガレットS 芝1400m シャイニーホーク
橋口厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
とにかく気性が前向きすぎる馬で、
これを放ると大暴走して早々に終わってしまう悪癖。
シンザン記念が最悪の形だった。実力からはありえない大敗。
それ以外のレースでも別に折り合っているわけではなく、
それぞれの鞍上がかろうじて逸る気持ちを封じ込んで、
なんとか終いに力を残すことで、そこそこの成績を積んでいる。
豊が乗ったシンザン記念は最初からパニック状態でどうにもなってなかったが、
小牧、アンカツ、後藤、蝦名と、一線級が乗ればなんとかなるね。
再びアンカツの手に戻って、今回も馬との戦いだ。
折り合いさえすれば重賞もあっさりの器に思えるんだが、
この激しい気性が能力の高さの証明かもしれないので、
封じ込めすぎると力を出さなくなってしまうかもしれない。
そのさじ加減が分からないので、まだまだ試行錯誤の状態である。
ハイペースでもなお引っかかるような馬だが、
やはりペースは速いほうがありがたい。速いに越したことはない。
今回は典型的な逃げ馬こそいないものの、近2走で逃げた馬が6頭おり、
どれかに思い切って行ってもらえると助かるが・・・。
候補は、朝日杯を速いペースで逃げたオースミイージーか。
控えることを諦めたっぽいダンシングロイヤルも期待できる。
NHKマイルCを展望できるような、厳しい流れを期待したい。
11R 大阪杯 芝2000m ダノンシャンティ
松田国厩舎、フジキセキ産駒の4歳牡馬。
好調教で挑む事ができる。
イギリス遠征プランを打ち立てているが、
国内で3連敗するようでは、情けなくて行けないだろう。
相手にはG1級が3頭揃っているわけだけども、
これくらい倒せなくてどうするといった気持ちでの一戦。
斤量は59キロで厳しいのだが、
前走で58を背負って特に苦にしていなかったので、
この馬自身への影響はそれほど大きくないと考えたい。
少なくとも、一気に4キロ増えるエイシンフラッシュとの比較では、
断然有利であると言って構わないだろう。
58キロになるドリームジャーニーは有利だし、
57で出れる惜敗王ヒルノダムールも引き続き有利だが、
強気に、これはハンデを与えてあげたんだと思っておく。
本来なら、同斤量で凌ぎを削る馬たちなんだろうけどね。
阪神2000mへの心配は特に無い。
まだ完成していなかった時期のラジオNIKKEIで3着に来ているし、
このコースはコース形態の割に、強い差し馬は余裕で届く。
コーナーを回ってからのスパートでも間に合っちゃうんだよね。
シャンティの場合は中団からになるだろうから、折り合ってさえいれば大丈夫。
古い話になるが、トーホウドリームの大阪杯が分かりやすい差し込みの例。
アンカツが重賞でめっぽう得意にしているコースだし、
シャンティ自身もそれなりになら小足を使うことができるので、
コースに対応できずに敗戦、なんてことはまずないだろう。
実績上位4頭以外にキャプテントゥーレ(皐月賞馬に対して失礼だが)がいて、
この馬がレースを引っ張って、淡々とした流れになるだろう。
阪神2000で差しが届くのは、最後に坂があるから。
最後は力比べになって、シャンティが堂々と抜け出すことを期待したい。
まあ、力比べと書くと斤量が響いてしまいそうで嫌なんだが。