アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・火曜日

2006-10-17 20:06:10 | 競馬
さしたるニュースもないので、
もうちょっとゆったり秋華賞の回顧。

アンカツ手記・火曜日
さあ菊花賞ウィークです。
昨年がローゼンクロイツで3着でしたから、内心期するものがあります。
週末にかけて、モチベーションを上げて行きたいと思っています。
その前に秋華賞の総括を。
桜花賞馬キストゥヘヴンを応援していただきましたが、
残念ながら6着という結果に終わりました。
好勝負になるのではと踏んでいたので、着順的には満足できません。
オパドックの感じは、
久々でテンションの上がっていたセントライト記念よりもずっと落ち着いていて良い感じ。
返し馬でもしっかり駆けていたし、体調に関しては何も不安はありませんでした。
レースそのものも納得のいくものでした。
最内枠でも、包まれたり挟まれることもなくスムーズに流れに乗れたんです。
これならと思ったのですが、いざ追い出してからワンパンチがなく、
上位に来た馬と同じ脚色で差を詰めるのが精一杯でした。
ビデオで振り返ると、キストゥヘヴンも伸びてはいるんです。
実際にメンバー中最速の34.4で上がってきたのですが、
前にいたカワカミプリンセスも全く同じ上がり時計。
相手が一枚上だったと認めるしかありません。
アサヒライジング、フサイチパンドラ、アドマイヤキッス、シェルズレイ。
電光掲示板に載った面々は春から実績を残してきた馬ばかり。
今年の3歳牝馬は近年になくレベルが高く、大豊作なのを改めて思い知りました。

菊花賞にもメイショウサムソンとい強大な2冠馬がいます。
僕はトライアルの神戸新聞杯で9着だったアペリティフで挑戦。
実績では大きく差をつけられていますが、
非凡な馬という感触は持っています。
詳しくは明日・・・。



というようなわけで、
要約するとまあ、完敗だ、ってことだ。うん。
俺のレース終了直後の感想とまったく一緒だった。
誰が見ても、納得のいく完敗だったということか。
レース後の跛行については触れていないけど、
アンカツに言わせると、それは結果には関係ないよって事だろうね。

カワカミプリンセスという、ちょっと歴史に名を残しそうな馬と同世代な不運。
牝馬なのでそんな長く現役生活を送るわけではないだろうけど、
これからも強大な壁となって立ちはだかることだろう。
条件が変わってどれだけやれるのか。
府中の1600mならば、なんとかなるだろうか。
アサヒライジング、それからシェルズレイも脅威。
アドマイヤキッスは、まああんなもん。豊が不安を抱いていたのがよく分かった。
フサイチパンドラは、ようやく能力の上限がだいたい見えた。
無茶苦茶強いと思っていたんだが、そういうわけじゃなかった。
もちろん強いんだけど、怪物はカワカミプリンセスだった。


さあ、明日からは菊花賞の話。
ザッツザプレンティでネオユニヴァースの3冠を撃破し、
ローゼンクロイツでディープインパクトに対して無謀な挑戦をし、
スズカマンボでは外を回しすぎてちょっと失敗だった舞台だ。
どのレースも、すぐに頭の中に鮮明に蘇る。
この中では、マンボの4角からの入りが失敗だったけど、
それ以外は、スタートから道中の位置取りからスパートのタイミングから、
全てのレースでアンカツの思い通りに乗りこなしているのが良く分かる。
距離が延びれば延びるほどに威力を発揮するアンカツの手腕、
京都の3000mでまたも妙技を披露してくれるのか。
アペリティフはそれをするに最高の馬。
どこからでも動けそうで、スタミナがありそうで、しぶとそうで、タフそうで、
いったいどんな競馬をしてくれるのか。
どんな競馬を考えているのか。
明日からの手記と、追い切りの動きを楽しみにしたい。