アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬とアンカツ手記・木曜日

2006-10-19 21:20:02 | 競馬
土曜 東京
4R 2歳新馬 芝1800m シャドウパルマン
戸田厩舎、キンググローリアス産駒の2歳牡馬。
10頭立て。評判馬はクルサードとハイドパークか。
ハイドパークの方が急仕上げということで、
藤澤厩舎のいつもの着順で3着あたりだろう。
クルサードの動きはかなり良く、関東遠征ならばまず順当に走りそう。
もう1頭人気しそうなヴェルトマイスターは、まだそれほどの感じではないが。
っと、こちらの馬の事はさっぱり分からず、他の馬を考えている。
新馬だし新聞見たところであれだが、コメントを見て考えてみたい。

5R 3歳以上500万 ダート1300m トレトレジョリ
斉藤厩舎、オジジアン産駒の6歳牝馬。
キャリアも長いし名前はもちろん知っている馬だけど、
アンカツが乗ってるレースでほとんど見ないし、あまり気にしたことが無かった。
よーく成績を見ていると・・・なんだろうなあ、これは。
ほとんどが大凡走で、思い出したように激走をする馬。
掴み所がなさすぎて笑える。
とりあえず今回。調教が抜群に良いので期待してみたい。

6R 3歳以上500万 ダート2100m イシノファイター
戸田厩舎、ジョリーズヘイロー産駒の4歳牡馬。
現級勝ちこそあるものの、その後は大惨敗続き。
距離延長で今回と同条件だった前走で一変。
逃げて、今回も人気の一角であるボビンと差のない3着にまとめた。
ここも結果の出ている逃げを打ちたいところだろうが、
アルスボヘミアンとの兼ね合い次第。佐藤哲がどう出てくるか。
同時のスタートなら競ってくるだろうから、引くべきかな。
ポンと行ってしまって、少し離して逃げられたら面白そうだが。

10R 南部特別 芝2400m トップオブサンデー
伊藤伸厩舎、エイシンサンディ産駒の3歳牡馬。
美浦坂路で絶好の動きを見せてさらに状態は上昇。
府中の長い直線で末脚が炸裂するか。
ここは強敵という強敵はいない。
ペネトレーターとオープンセサミくらいだろうか。
断然人気になると思うが、是非とも期待に応える末脚を。

11R 富士S 芝1600m エアシェイディ
伊藤正厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
坂路で乗り込み十分。好調で出走できそうだ。
デビュー戦以来のマイル戦となるが、
府中のマイルならばそれほど気にする必要はないだろう。
府中は4戦3勝2着1回と、この馬にとって最高の舞台。
ここは持続力のある馬が強いコースなので、あっているんだろうかね。
まあ、ジリジリ伸びるだけではつまらない。
直線までじっくりと待って、目の覚めるような末脚を発揮して欲しい。
・・・この馬がそれを持っていたらだけどw

日曜 京都
3R 2歳新馬 ダート1200m スタグビートル
坂口則厩舎、ティンバーカントリー産駒の2歳牡馬。
ティンバーの子で母系はそれなりの良血だと思う。
パッと見でそこそこ走れそうな気がしたんだが、
調教の動きを見たら、これがまたなかなか大したものだった。
今週はBコースを馬なりで79.6-13.1。
先週は重馬場を目一杯に追って78.8-13.8。
余裕で1勝級の動きに達しているので楽しみだ。

4R 2歳新馬 芝1800m フェザーケープ
松田国厩舎、キングヘイロー産駒の2歳牡馬。
サンスポにアンカツのコメントが載っていたが、
「柔らかい走りをでクッションが利いている。芝の中距離向きだ」
というような感じのことだった。
アンカツの言うクッションが利いているというのは、
いつもの走る馬に対するコメント(例外はいくつかあるけどもw)
レースがとても楽しみだ。

6R 3歳以上500万 ダート1200m マチカネモエギ
南井厩舎、コロニアルアッフェアー産駒の5歳牡馬。
大半のレースでメンバー中最速の脚を使う馬だが、
まともに届くことがない馬w いわゆるレースが終わってから追い込んでくる馬。
未勝利を勝った時は本当に強かったんだけどなあ。
3歳時のヒヤシンスSは圧勝すると期待していたんだがさっぱりだった。
とりあえず現在は500万に降級、
相変わらず序盤は置いていかれて、最後に猛追して掲示板程度にやってくる日々。
今回も運次第。

7R 3歳以上500万 ダート1800m ツルマルローレル
古川厩舎、サクラローレル産駒の4歳牡馬。
この馬もアンカツで未勝利を圧勝した馬だが、
その後は何度か勝つチャンスがありながら逸して現在も500万。
何で勝てないかっていやあ、この馬も追い込みが届かないから。
マチカネモエギはスタートダッシュのつかない馬だが、
こちらはゲートの出自体が遅くて後ろからになってしまう馬。
未だに解消しないようで、3回に2回は出遅れる。
運良く好スタートを切ってくれれば好勝負必至だが。
今週の調教はアンカツが乗って良い動きだ。

9R 清滝特別 芝1800m エアサバス
伊藤雄厩舎、サンデーサイレンス産駒の4歳牡馬。
今週の追い切りはアンカツが騎乗。
DWで強めに追って67.4-12.9。
先週、先々週と目一杯に追っているので、態勢は整っただろう。
散々苦労したが、確かに底知れぬ力を秘めていた。
1000万ごときで負けることはないだろう。普通に走ればだけども。
休み明けだが準OP級のシルクタイガーがいるので、良い標的になる。

11R 菊花賞 芝3000m アペリティフ
坪厩舎、エルコンドルパサー産駒の3歳牡馬。

アンカツ手記・木曜日
18日は、菊花賞でコンビを組む坪厩舎のアペリティフの追いきりに騎乗しました。
坂路では今ひとつ動かない、得意では無いというのが僕の印象。
神戸新聞杯の前でも、ケイコでは目立たないタイムと動きでしたから。
今回は前半をゆっくり進んで上がりを伸ばして欲しいという指示。
併走相手は2歳未勝利のマイネルヴルメリオです。
年齢、クラス的にもこちらが上なのですが、道中の行きっぷりは五分と五分。
あと100m地点からは、鞭を3発入れてやっと首ほど先着です。
やっぱり坂路の動きは地味。それでも時計を見ると納得がいきます。
51.8なら悪くはありません。
最後の1ハロンも踏ん張って13.3なら及第点をあげてもいい。
全体的には「上々」と言える内容だったと思います。
秋初戦の神戸新聞杯を使われたことで、着実に上昇カーブを描いています。
追った後の息の入りも早く、スタミナがあるなあと思いました。
9着という着順よりも、あの形でコンマ5秒差に踏みとどまったことを買ってやりたい。
その思いが一層強くなりました。

アペリティフの脚質は、
一瞬切れるというよりも、ジリジリと長い脚を使うタイプ。
京都競馬場の外回り3000mなら、あの息の長い末脚が生きるのではと、
初距離を前向きに捉えています。
今開催は芝の状態がとても良く、まだ内の方が荒れていません。
今の馬場状態なら、インからレースを運ぶほうが有利と見ています。
明日の枠順抽選では、出来るだけ内のほうの枠を引くように願って、
手記「菊花賞編」を終えます。


というわけで。
また希望から外れましたよ、お客さんw
なんなんだろうな、アンカツが枠に対する願望を述べると、
凄い確率で逆側が当たってる気がするわけですがw
今年の5月くらいから、まともに希望枠を手に入れたのって、
毎日王冠のダイワメジャーくらいしか思いつかん・・・。
まあ、外枠が当たったもんはしょうがない。
距離は長々と3000mあるわけだから、
出てから上手いこと内へ滑り込む機会もあるでしょう、
と、外枠が当たってしまった人が必ず言う台詞を書いておきます。
いくら距離があるからって、
出てからそのまま進めば良いインの方が、楽に決まってるよな。

状態に関しては、絶好という感触ではないんだね。
ちょっと意外だった。「上々」とはなんとも珍しい表現。
よく使われる言葉だけど、アンカツはあんまり使わないよな。
まあ、普段動かないことを前提となっているんだから、
状態に関しては「不安なし」と思っておこう。

作戦に関しては伏せた感じがするね。
言ってることは要約すると「中団からロングスパート」に見えるんだけど、
なんか違うことをするかもしんない。
最初から前のほうにつけるかもしれないなあ。
スタートしてから作戦を決めることが多い人なので、
案だけはいくつか持ってる状態なんだろうな。
レースを迎えてどうなるか。とても楽しみだ。

ネオユニヴァースの3冠を阻止してから3年。
またも瀬戸口厩舎から、2冠馬が3冠を目指して登場(3着予定)
そして、いかにもリンカーンっぽい馬であるドリームパスポートに横典(2着予定)
アンカツはいかにもザッツザプレンティっぽいアペリティフに騎乗(1着予定)
なんかもう勝った気がするよw この3連単は絶対買います。


12R 藤森特別 ダート1400m アレクシオス
音無厩舎、フレンチデピュティ産駒の3歳牡馬。
これもアンカツが乗って、DW強め84.8-13.2。
短期放牧明けとしては、まずまずといったところだろうか。
過去走からして京都の1400mはぴったり。
頭数が11頭と少ないのもありがたい。
後方からになると思うが、末脚を爆発させてどこまで行けるか。
気持ち良いくらいに好凡走を繰り返している馬だが、今回は好走する番だ。