アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ホウオー引退

2008-04-29 18:42:24 | 競馬
フサイチホウオー 屈腱炎で引退 乗馬に
アンカツが中央入りしてから早5年が経過した。

幾多の名馬とともにG1を戦い続けて、
楽しい思いや悔しい思いをさせてもらった。どれも良い思い出だ。
ビリーヴには、G1勝利の喜びと、敗北の悔しさを。
アドマイヤドンには、確勝と言われて勝つことの楽しさを。
キングカメハメハからは、最強とはなんたるかを。
サンライズバッカスからは、馬を尊重することの大切さを。
ダイワメジャーには、人馬一体の素晴らしさを。
ダイワスカーレットからは、支配することの楽しさを。
ザッツザプレンティ、スズカマンボ、キストゥヘヴン、ツルマルボーイ、
また作戦が上手くいかずに敗れた馬たちからは、博打の面白さを。
どんなレースも、何らかの思い出となって残っている。


フサイチホウオー


この馬について、なんて言えばいいのだろう・・・。
もっとも脱力させてくれた馬
だろうかw

アンカツ2度目のダービー制覇を楽しみにしていた当日まで。
その勝利を疑うことは微塵もなかった。本当に、1%も疑っていなかった。
凄まじい人気をしていたが、これも当然だろうと思っていた。
1.1倍でやっと妥当だろう、くらいにねw
このレースを圧勝し、秋には世界へ旅立つものだとばかり。

戦前はこれほど負ける気がしなかったのに、
レース後には「やっぱりなあ」と思うことになった。
誰もが嫌な予感がしたであろう、
ホウオーが輪乗り場からゲートにゆっくりとやってくるシーン。
モニターに大写しになったのだが、各地で大層どよめいたそうだ。
凄まじい勢いで首を上下に振りながら、歩いているホウオー。
気が狂ったのか?と思うくらいだったw

ダービーで苦杯を舐めた後は、同馬が元から持つ弱さがもろに出て、
まともに放牧すら出来ない、という信じられない事態にまで陥った。
その後、一度も見せ場すら作ることが出来ないまま、
ついには今回の故障発生で引退。
ホウオーの競争生活は、あのダービーの日のレース前に終わったのだろう。
頂点を目指した日々が限界を超えて、弾けて飛んでしまったようだった。

じゃあホウオーに辛い思い出しかないかといえばそんなことはない。
新馬戦の内容には本当に胸が躍ったものだ。
東京スポーツ杯2歳Sの姿にG1勝利を確信し、
ラジオNIKKEIで肝を冷やしw
共同通信杯後は、3冠を確実なものとして計算したものだ。
皐月賞は余計な枠に入ってとても悔しい負けだったけど、
次でついにホウオーの真の姿を見ることになりそうだと確信・・・。
どのレースも、勝ちながら課題満載って感じで、
一つ解消すればまた別の問題が・・・の繰り返しw
本当に何も文句がなかった同期のスカーレットに比べ、
苦言が多すぎて、これはこれで本当に楽しかったw


ホウオーとともに歩んだ2007年牡馬クラシック戦線。
結果を残すことは出来なかったけど、
思えば充実した日々だったなと振り返れる。
俺は常々思っている。
物事、結果が全てはない。結果は半分だ。
結果が出るまでの時間もとても長いのだ。
この時間を大いに楽しむことが出来たら、
それはとても幸せなことだろうと思う。
そして無念に思うことも、不幸せというわけではないのだ。
それがまた次の夢へと続いていくのだから。


俺はホウオーの競争生活を心から楽しむことが出来た。
ありがとうフサイチホウオー。
出来れば、もう一度アンカツとともに重賞にチャレンジして欲しかった。
調教には乗っていたけれど、そのチャンスが訪れなかったことだけが心残りだ。
残念ながら種牡馬になることは出来なかったが、
素晴らしい重賞実績とともに、乗馬として生涯を全うすることが出来るだろう。
もうプレッシャーを受けることはない。
かつて、放牧に出ながら精神的に追い詰められたこともあったが、
今度こそ、ゆっくりと放牧生活を楽しんでくださいw


フサイチホウオーは、
もっとも将来を夢見た馬
でした。

アンカツ手記・火曜日

2008-04-29 18:38:51 | 競馬
アンカツ手記・火曜日----------------------------------------

天皇賞ウィークの月曜日と火曜日は、九州からの手記です。
鹿児島県曽於郡の「ニューウェーブ大崎」という
場外馬券発売所の開設1周年記念イベントに招待されました。
場外といっても、地方競馬の馬券売り場で、
大型スクリーンなどの新設備が整っています。
小倉競馬の出張以外で九州に来たのは2度目。
ずっと前に、馬産地を回って以来のことですから、
見るもの、温暖な気候を新鮮に感じました。
どんなことがあったか、明日詳しく書きます。

まず先週の競馬を振り返ります。
アンタレスSのサンライズバッカスは、思ったよりもしっかり駆けてくれました。
というのも、1週前に追いきったときが重苦しくて、
本来の出来には戻っていないと感じていたからです。
しかし、レースに行くとさすがというところを見せてくれました。
スタートが悪い馬にしては比較的ポンと飛び出して、道中の追走ぶりも上々。
感心したのは直線の伸びです。
追えば追うほどしっかり差を詰め、2着馬からコンマ1秒差まで肉薄しました。
最後の1週間でよくここまでもってこれたもの。
厩舎関係者の努力とともに、だてにG1レースを勝っていないと再認識した次第。
最近は、一流のオープン馬でも除外対象になってしまうので、
次にどこに使うことになるか分かりませんが、今度こそ何とかしたいものです。
楽しみが出来ました。

29日は、05年に春の天皇賞を制したスズカマンボがトレーニングした、
鹿児島県の山下育成牧場を見学に行く予定です。
春の天皇賞でコンビを組むアドマイヤモナークも、
あやかれたら良いなあと思っています。
ではまた明日・・・。

--------------------------------------------------------


昨日今日と、鹿児島に行ってるそうだ。
放牧といえば通常は涼しい北海道を思うわけだが、
逆に暖かい鹿児島にも牧場がたくさんある。
さすがに規模が小さいこともあり、なかなか強い馬は出てこないけど、
いつか九州からG1を賑わすような馬が出てきたら、
競馬界もいっそう盛り上がると思うんだけどね。

スズカマンボがトレーニングをしたという山下牧場。
かつて、トウカイテイオーも休養中にここでトレーニングしたことがある。
ここの話も明日あるだろうから楽しみにしたい。
なかなか九州の情報を知ることは出来ないからね。
アンカツのいう通り、スズカマンボにあやかる事が出来たら嬉しいが。
何かにあやかるってのは、ようは気持ちの問題であって、
やれるって気持ちを貰うことで、行動にも好影響を及ぼすものだ。


バッカスは1週前の段階で、アンカツにこれは怪しいと思わせたくらいだから、
よほど急激に立ち直ってレースを迎えたことになる。
重賞級の扱いに慣れた音無厩舎ってことも大きいだろうし、
バッカス自身が、レースに向かって自分で体を作れるという、
精神面からG1級(ってかG1馬なんだけどw)ということだ。
次のレースがちょっと想像できないわけだが、
出るレースが勝負、今度こそ賞金を加算したいね。

先週の反省

2008-04-28 23:59:10 | 競馬
土曜 京都
2R ホウライブライアン 4着
「ブリンカーを着けたことで集中して真面目に走っていた。
 その分、ペースが速くなってしまい、伸びきれなかったが、収穫はあった。
 思い切って後ろから行くような競馬のほうが良いかも」
外からでも分かった。確かに真面目に走ってたね。
真剣に走りすぎて突っかけまくって沈んでしまったが。
先行してこそだと思っていたがこの結果だったので、
アンカツの言う通り後ろからのほうが面白いかもね。
次走を楽しみにしたい。


6R ロザリオ 3着
「スタートは五分に出たんだけど、ダッシュがつかなかったね。
 それで気合いをつけた分だけ力んでしまった。
 でも、終いはしっかりと詰め寄ってくれたし、力は見せたよ」
まあまあ満足のいくレースが出来たなという感じだね。
序盤に位置を取りに気合いを入れたことで、ちょっと力を消耗してしまい、
最後の伸びがもうひと息だったかもしれないくらいで、
まずまずの成果を出すことが出来た。
もう少し楽に出れれば、あっさり勝つことが出来そうだ。
今回は単純に、相手が強すぎたことが大きいだろう。


7R ナイスシャトル 8着
「ゲートをモッサリと出たし、内枠でもあってあの位置になった。
 流れも落ち着いて、道中も行きづらい展開になったから・・・」
なんというか、スタートからゆっくりとした動作だったからね。
急かしたら馬群の一番後ろにつけたかもしれないが、それが一杯だっただろう。
ゆっくりと馬任せで入って、シャトルのリズムを掴んだが、
いかんせんペースが遅すぎて物理的にどうにもならず。
マクるっても、あの態勢になってからじゃ無理だし、
とにかく最初から勝機が消えていた。
ラスト36秒2で走れたので、馬の力はしっかり示したんだが。
スローからラスト36秒で走って全馬を撫で切って欲しいと予想したんだがなあw


9R ミダースタッチ 9着
「前走と同じように脚をタメる競馬をしたが、
 今日はまったく反応してくれなかった。
 この競馬なら距離も保つと思ったけど、もう少し短いほうが良いのかも」
まったく反応しなかったね。ばてたんだと思う。作戦はバッチリだったろう。
33秒7で上がれば頭まで届いていたわけだが(余裕で可能な数字だろう)
あれで伸びてこないんだから(なんと34秒台ですら上がれない体たらく)
スタミナがないとしか言いようがないと思う。
どっちかっていうと、スプリンターに近い馬だろうからね。
普通に予想出来たこと。悲観することはあるまい。


10R キャプテンベガ 2着
「向正面から流れが落ち着いたし、
 馬込みへ入って手綱を引っ張った分、余計にハミを噛んでしまった。
 それでもよく差して来れたし、レース前の落ち着きもあった。
 馬は確実に良くなっているね」
最初は中団後ろで溜めていけそうだったんだが、
アンカツのいう通りペースが落ちて行ってしまったのが痛かった。
最後、捕まえそうな雰囲気で来ながら止まったのはそれが原因だろう。
能力全開とはいかなかったが、まあ悪くはなかった。
準OP突破はもう確実。次で決めて、OPで楽しませて欲しい。


11R キングトップガン 10着
「状態は良さそうだったし、伸びてはいるけど、
 結局は外ばかり回らされてしまって・・・。
 内目の枠ならもう少しやれたと思うよ」
34秒2で上がったようによく走ったが、
上位は33秒の前半で駆け抜けているので相手にされなかった。
外々を回ってどうこうする力はなかったので、
最初からもっと前にいないといけなかったのだろうが、
それでも勝ち負けとはいかなかっただろう。
今回は力負けした印象が強い。しばらく静観したい。


12R プラテアード 14着
「スタートで少し寄られたこともあったけど、
 今日は力んで走っていた分、伸びを欠いてしまった感じ」
スタート後に挟まれているのは間違いなく、これが敗因なのも間違いない。
こればっかりは仕方ないので次走に期待なんだが、
アンカツの印象と実際の走りはちょっと違うんじゃないかな。
ラストは33秒7で駆け抜けているので、
まったく駄目だったわけではないんだよね。
リラックスすればもっと走れる馬って解釈でいいのかな。
ま、難しく考える必要はないか。次も素直に買えば良いだけ。



日曜 京都
3R ローレルベルロード 4着
「突かれた分、道中で何度か脚を使っているからね。
 その分ラストは甘くなってしまったかな」
先行してる時、後ろから突かれると抵抗できないってのを見せつけられた。
俺が先行競馬が嫌いな理由が凝縮されたレース。
インでじっとしてれば楽勝だっただろうけど、
堂々と進もうとした分だけ、もろに攻撃を食らい続けて終わった。
次はもっと楽になるだろう。


5R タカラブネ 7着
「スッと前に行けるスピードを見せてくれたけど、
 今日は初出走で他馬を気にしてフワフワして走っていたからね。
 良いものを持っているし、すぐにチャンスが来ると思うよ」
二の脚が凄い速かった。これは今後大きな武器になりそうだ。
他馬を気にしてフワフワするという、いかにも初戦らしい欠点があったが、
これは一回使ったことで解消される部類のものだ。
次を楽しみにしたい。


8R オーソリティバイオ 3着
「伸びてはいるけどね。
 大トビでスッと動けるタイプじゃないから、
 今日のように途中で一気にペースが上がる展開になると厳しい」
まさにその通りかと。
走り方からも、瞬発力で勝負するではないということ。
インに入ってしまったのが全てだった。
ただでさえ対応できないのに、包まれてしまってはね。
今回は残念ながら全力を出すことが出来なかったが、
次はほぼ必勝なんじゃないだろうか。


9R ヒカルアモーレ 9着
「掛かっていく面もあったけど、
 勝負ところからペースが上がるとスッと行けなかった。
 上がりだけの競馬より、平均的に速いペースで渋太さを生かしたほうが、
 持ち味を生かせそうなタイプ。
 これなら抑えるより、ハナを切ったほうが良かったかも。
 馬は以前より力強さが出て、良くなっていたんだけどね」
逃げ馬にちょこちょこ絡みながら進み、ペースアップに対応できず。
確かに半端な内容だった。
これなら逃げておいたほうが良かったというのは、確かにそうかも。
今回の競馬は、次走以降に生かしてもらいたい。
馬は力強くなっているという言葉は覚えておこう。


11R サンライズバッカス 3着
「1週前の時点では少し重かったけど、よく仕上げてくれたし、
 能力のある馬だなあと改めて感じたよ。
 1回使っていれば、あそこからもうひと伸び出来ていたと思うんだけどね」
力を見せることが出来た。
ラスト3ハロンは35秒5。他馬には出せない時計でさすがの末脚だったが、
バッカスの全開なら35秒で走れるはずだから、
そういう意味で、紛れもなく試走みたいな感じだった。
これでもう、他陣営や新聞記者に舐められることはないだろうw
各紙各記者ほとんど無印だったのに(半分以上が×すらついてなかったw)
最終的に5番人気だったのは、本当にさすがの人気だった。
複勝5.5倍、実力からして信じられないくらいについたけど、
新聞の印からは、ドラゴンファイヤーくらいついても良かったんだがw

来週の特別騎乗予定馬

2008-04-27 19:59:50 | 競馬
ダイワスカーレット 脚は大丈夫 秋はG1を2戦の予定
大丈夫と言っても春は全休なわけだが、
少なくとも引退につながるような故障でなかったことが正式に発表された。
そもそも、全治○○というような大袈裟なものでもなかった。
メディアの報道の仕方が悪くてちょっと焦らされたが、
とにかく無事で何よりだった。本当に良いニュースだ。
秋は、女王杯か秋天から、グランプリを目指すとの事。
おそらく翌年にドバイを目指すことになるだろう。
ゆっくりと休養してくれ。秋にまた会おう。




土曜 京都
鷹ヶ峰特別 芝1200m 未定


端午S ダート1800m ユビキタス
鈴木伸厩舎、アグネスデジタル産駒の3歳牡馬。
なかなかレベルが高いと思われる今年の3歳ダート路線だが、
その上位の1頭が回ってきた。
前走の伏竜Sは3着だが、序盤の位置取りだけの差。
ダート王目指して頑張って欲しいものだ。
今回は無敗の王者候補サクセスブロッケンと初対戦。
それから前走先着されたコロナグラフ、僅差4着のクリールパッション。
この4頭の戦いとなりそうだ。


朱雀S 芝1600m シルバーブレイズ
松田博厩舎、タニノギムレット産駒の4歳牡馬。
前走、1000万条件を楽勝で突破。
2走前のせいでちょっと人気を落としていたが、これくらい当然の実力馬。
キャリアが浅くまったく底を見せていないので、準OPでもやれると思う。
京都芝ではまだ勝っていないが、どれも好内容で得意な競馬場。
内回りでも差せる馬だが、外回りのマイル戦ならなお楽しみだ。



日曜 京都
あやめ賞 芝1200m 未定


紫野特別 芝1800m ダイシングロウ
松田博厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
叩き2戦目で人気を背負った前走は、折り合いを欠いて自滅した。
まったく溜めがきかなかった感じで、参考外。
今回、登録は20頭なわけだが、俺の見る限りめちゃくちゃレベルが低い。
手強そうなのはギムレットロックだけだろう。一騎打ちと見た。
普通に走れば大丈夫、落ち着いて走って欲しいね。


上賀茂S ダート1800m 未定


天皇賞・春 芝3200m アドマイヤモナーク
松田博厩舎、ドリームウェル産駒の7歳牡馬。
核が出来ないままに迎える今年の天皇賞。

阪神大賞典を勝ったアドマイヤジュピタが人気の中心になりそうだが、
2走前に実際に倒してるし、勝てない相手じゃないことは明らか。
距離適性的にも五分であり、人気がない分こちらが美味しい存在。
実力的には、10回やれば5-5くらいの関係だと思うぞ。

メイショウサムソンがもう一度人気することになるだろうが、
こちらは状態が良くても別に怖くない。
全盛期の力でピークの状態なら怖いだろうが、
どうやら力のほうが落ちてきたようだ。
この馬は単純にステイヤーじゃないからね。

菊花賞馬アサクサキングス、この馬は警戒だね。
こちらは2000mの馬ではなく、大阪杯の内容が素晴らしいから、
よほどのアクシデントがない限りは勝負圏に入ってくるだろう。

ポップロック、アイポッパーはステイヤーだが、
アドマイヤジュピタより下なので、気にすることはないだろう。
ドリームパスポートは好位の競馬をしようとしているので終わっている。
追い込むなら怖いが、気の毒だがそういう指示は出ないだろう。
ホクトスルタンが穴人気するんだろうが、
この馬にやられるほどアサクサキングスは弱くあるまい。

時代が進んで春の天皇賞のレベルは大きく下がった。
かつては、勝ち馬がレース前から見えているくらいに抜けた馬が君臨していた。
今年は、ざっと見てきただけでも、素直に軽いなあと思う。
ならばせめて、真のステイヤーに勝って欲しいレースだ。
キングカメハメハ世代は、長きに渡ってG1戦線を賑わせてきたが、
この馬が本当に最後の大物だろう。是非ともG1馬となって欲しい。


御池特別 ダート1400m ブライトロジック
松田国厩舎、フサイチペガサス産駒の4歳騸馬。
期待された昇級戦の前走は、中団でいまいち弾けず終わった。
能力のポテンシャルは高いが、安定はしてないからね。
折り合いを欠いて力が無駄に霧散することはなくなった感じなので、
後は真っ直ぐにそれを発揮するだけ。
調教の感じがかなり良くなってきたので、再度期待したい。

日曜日の結果

2008-04-27 11:26:37 | 競馬
今週は本当に良いことがなくてどうしようって感じだったがw
最後にバッカスが走ってくれて良かった。ホッとした。
G1に出たいなあ。出れさえすれば。

アンカツ騎乗馬はさっぱりだったがそれは置いとくとして、
やはり京都は、逃げ先行差しどこからでもこれる気持ちの良いコースだな。
今はまだラチ沿いが最も有利なのは当然だけど、
見ごたえのあるレースばかりでとても楽しい。
来週の天皇賞が楽しみだ。




3R ローレルベルロード 4着
大幅な馬体減だが、それほど細くは見えないが。
好スタートから二の脚速く楽に前へ。
大外からクレバーモーリンが飛び出していったので行かせて、2番手から。
1角からウイニングコウイチが突っかけてきて、しばらく競る形に。
なんとか行かせて3番手に引いたが、絡まれまくったな。
折り合って進んでいたが、3角から今度はマンテンパレードが絡んでくる。
それに突かれるようにスパートになってしまい、4角前に先頭。
それでも堂々と先頭に立って押し切れると思ったんだが、
直線半ばでフラフラしてしまい、ばてた感じじゃないのに失速。
前崩れの流れになって4着になってしまった。
大幅馬体減、1角の攻防、3角の攻防から早仕掛け、直線前に目標無し。
他馬から総攻撃を食らった感じでw
悪いことをいろいろ積み重ねてこうなった感じ。


5R タカラブネ 7着
まあまあのスタート。出た態勢はそれほど良くなかったが、
軽く促しただけで凄い加速を始めた。
無理することなくグングン出て行って一気にハナを奪ってしまった。
外から行こうとしていたエイユーフェアリーも抑えて先頭。
600mは35秒くらいか、やや速めのMペースでレースを引っ張った。
4角でも余裕がありそうな感じがしたんだが、
後ろに控えていた各人気馬の格好の目標になった感じで、
きっちりと捕まえられて最後は止まってしまった。
なるほど評判通り、軽い走りをする馬だった。
今日はちょっと前に行き過ぎたと思うが、
次は勝利を期待できそうな馬だと感じた。次が楽しみ。
それにしても人気してたなあ。ここまで売れるとは思わなかった。


8R オーソリティバイオ 3着
あまり速くはないが普通に出た。
そのまま馬なりで進んで6番手のインから。6番手は良いが、このインが悪かった。
スローの流れだったがきっちり抑えて余力を溜めていけたんだが、
1000m過ぎても上がらないペースの中、自由に動けなくなってしまった。
1頭だけ、力が上のエイシンテンリューは大外を自由に動いていたが、
このレースの他馬にそんな能力があるわけもなくダラダラとしたペース、
それに包まれていたから、この馬もその流れに乗ってしまった。
テンリューが抜けきってマクられた馬群がバラけた後、
進路が出来て追い出しに入ったわけだが、
さすがに能力が下の馬たちは交わしていったが、
この馬は瞬発力でどうこうの馬ではないようだね。
道中あれだけ楽をしていたのに、追われてほとんど伸びていないように思う。
相対的に伸びているけど、瞬発力のある馬なら最悪でも2着馬は交わしている。
いや、けっこう無茶をした勝ち馬も交わせたはず。
キャリア3戦の馬に断ずるのもなんだが、どうやら前で競馬する馬のようだ。


9R ヒカルアモーレ 9着
まあまあのスタートから気合いを入れて前へ。
内を見ながら、行けるなら行ってしまおうという感じだったが、
ナイスヴァレーが出て行ったのでその後ろの2番手で。
とスムーズに行けばよかったのに、押したからだろう掛かり気味に。
ペースが遅かったこともある、ナイスヴァレーに突っかけながらの競馬。
離れたところで制御できてれば、2頭の行った行ったまであったのだが、
単に後続を助けるために、ナイスを突いただけになってしまった。
1000m過ぎたところで急にきっちり折り合ったんだけど、
直線に入るところではもう余力が残っていなかった。
前に行き過ぎて、まったく力を出し切れず。
ナイスヴァレーが2着に負けたのはこの馬のおかげだがw


11R サンライズバッカス 3着
他馬からは出遅れてるが、この馬としては好スタートだ。
ちょっとだけ気合いを入れながら、置いていかれないようにという感じ。
後方5番手に無理せずつくことが出来た。絶好位。
縦長の展開で後方がばらけて気分良く走れそうなところ、
すぐ外にロングプライドが嫌らしい感じでいたのが気になったが。
前では誰かがフィフティーに絡むと思ったが、マルブツリードが絡んだ。
そこからペースが上がって、息が入るような簡単な流れではない。
ロングプライドが出て行ってその後をスパートする形。
コーナーリングもまずまず上手くいって、スムーズに大外に出た。
追われてG1ホースの力を見せ付けるようにグングン伸びてきて、
もうちょっとで2着ってところ、残念な3着。

今回の出走馬でもっとも状態が悪く、もっとも斤量を背負いながらのこの競馬。
十分にG1級の力を見せ付けれたと思う。良い走りだった。
賞金を加算できなかったのが本当に残念だが、
また出れるレースで頑張ろう。

日曜日の騎乗馬と予想

2008-04-26 19:53:01 | 競馬
3R ローレルベルロード ◎
寺井助手
「初戦から折り合いがスムーズでセンスを見せた。
 2戦目の上積みは十分。前進は確実」
単騎逃げで独走でしょう。他に思うことはないw
誰か逃げてくれたら嬉しいが、どの馬も過去走が酷すぎて想像できないw
コスモテンロウへ馬単1点で。
ヒカルカザブエを入れて3連複1点で。


5R タカラブネ ▲
寺井助手
「ゲートに手間取ったが、攻め馬の動きは上々。
 落ち着きもあるし、スムーズなら面白い」
ゲート試験ではちょっと苦戦したらしいので、
スタートだけはちょっと不安だけども、
ここを上手く出てくれたら楽しみがある。
普段の走っている姿がとても良い、という評判の馬だ。
ここは、フサイチフウジン、マイネルピリアー、ビビッドビビアン、
ファイナルジャッジ、スナークマイハート。
人気を分け合いそうな馬が揃って先行策に出そう。
その中でどれが逃げるかは分からないが、ペースはミドルになりそうだ。
頭数は多いが、逆に行きそう(行けそう)な馬はこれくらいで、
出来ればこれらの後ろにつくくらいのスタートを期待したい。
寺井さんの言うとおり、スムーズに流れに乗っていければ、
上位に特に凄い馬がいるわけじゃないため、
あっさり勝ってしまう可能性だってあると思う。
1番人気っぽいファイナルが飛ぶなどして、地味に荒れそうな気がする。
単勝とともに、6頭BOXして小波乱を楽しみたいレースだ。


8R オーソリティバイオ ◎
松田助手
「ブランクは長かったけど、スッと行けたのは素質が高い証拠。
 大型馬の叩き2戦目で」
すぐ内のテイエムフウウンジが逃げを打つだろう。
最内のバンブートヨタも行きそうで、2頭の逃げ争い。
この2頭はそこそこ速いペースで飛び出していきそうで、
追う必要は全くないだろう。泳がせておけば良い。
楽に離れた3番手ということになりそうだ。
続くのがグラディウス、ゲバルトステイヤーあたりだろうが、
他に先行しそうな馬がほとんどおらず、
人気を分け合いそうなエイシンテンリューが2馬身差以内についてきそうな感じ。
オーソリティが自力でレースを動かし、それをテンリューがマークし、
テンリューを他馬がマークする、っていうレースになりそうだ。
これだとテンリューに展開が向くような気がするんだが、
そういう展開云々じゃない力差があると見ている。
どうなっても勝つだろうなと思い単勝を買う。
馬単もテンリューへの1点で良い。
テイエムフウウンジは苦しくなると睨んで、
3連複はゲバルトステイヤーを入れて1点で買いたい。


9R ヒカルアモーレ ◎
松田博師
「落ち着きが出てきて、ケイコの動きが良くなった。
 これならこのクラスでも通用しそう」
前走で逃げた馬が10頭中4頭いる1戦だが、
2番のナイスヴァレーが典型的な逃げ馬の上に鞍上が和田なので、
逃げ確実。しかも速いペースになるだろう。
この馬に絡む意味はない。スルーしたいところ。
開幕週で前と内が有利なのは当たり前だけども、
京都は阪神みたいな、外から物理的に差せない競馬場ではない。
(実際今日も、開幕早々にいろんなところから伸びていた)
行き過ぎずじっと脚を溜めれた人馬の勝ち。
アモーレとしては、3番手か4番手を取りたいね。
セラフィックロンプがある程度出るだろうから、
その後ろにつけたら最高だ。ちょうど直線半ばまでの目標にもなる。
その後ろにヴィアラクテア、ブリトマルティス、モンサンミシェル。
前走で逃げていた4頭以外も先行馬が揃っていて、
セラフィックロンプが4角先頭くらい狙っていそうだし、
かなり前衛的な競馬になりそうな気がする。
速めの流れをどれだけ脚を溜めて直線に入ることが出来るかが鍵、
最後は瞬発力より底力を競うレースになりそうな予感。

これはヒカルアモーレが一番強いと信じる俺としては、理想の展開。
ラスト3ハロンが35秒台の半ばくらいのレースになって、
前を行くセラフィックあたりを自力で捕まえ、
後ろから来るヴィアラクテアあたりを完封する競馬を期待。
全馬力を見せるとして、ここはストレートに強いと思う馬を。
まず単勝を厚く買って勝負。
アモーレ軸にヴィアラクテア、モンサンミシェル、セラフィックロンプの3頭へ。


11R サンライズバッカス ○
東田助手
「見た目にまだ体つきに余裕があるが、先週より動きは良くなっているからね。
 乗り込み十分で仕上がりも悪くない」
誰も行く馬がいないので、フィフティーワナーが行くだろうね。
アドマイヤミリオンも行くと言っているので前。
外枠になったワンダースピードとゲイルバニヤンが、
出来れば早めに好位を奪って内に寄せたいところ。
京都のダート1800mで外枠の先行馬は不利だからね。
ピットファイター、マルブツリード、キクノアローがゆっくり前に出て行く感じで、
マクリ馬ブラックランナーがその後ろあたり。
ここまでが先団かな。逃げ馬がいないけどはっきりした先行馬がいるので、
ペースが特別に遅くなることはないだろう。

ところで、ナナヨーヒマワリ、メイショウトウコン、ロングプライドと、
追い込む人気サイドの各馬が1,2,3番枠に入った。
外からひとマクリに先団を飲み込む力があるトウコン陣営にしてみれば、
無意味な枠ってところだろう。どこかで外に出たいはず。出来れば最初に。
ロングとヒマワリも、マクリは打たないにしても直線で内突きでは心もとなく、
なんとかして直線の前には外に出ていたいはず。
先団は置いといて、中団の位置取り争いが少し激しくなりそうだ。
バッカスはそれを尻目に最初から外をのんびりと走ることが出来そうだ。
自身より外枠の3頭が前に行くのは確実なので、
良いリズムで直線まで走ることが出来そうだ。
今更だが、自分の好きなようにノビノビ走ることだけがこの馬の好走条件だからね。
内でごちゃごちゃする差し追い込み馬を見ながら、
スパートして手応えの良さそうなどれかを目掛けて追い出す感じで。
普通に走れる状態なら、全部飲み込めるはず。
かつて平安Sでスローペースをトウコンとともに豪快に差したことがあるが、
それくらいのパフォーマンスは期待して良いだろう。

レース途中、早めにマクリが入ると見ている。
ブラックランナーかゲイルバニヤンのどちからか。
フィフティーワナーの岩田は売られた喧嘩を全力で買う騎手なのでw
途中から消耗戦になるんじゃないかとにらんでいる。
トウコン、バッカス、チャンストウライ、ナナヨーヒマワリ、
良いマクリ、追い込み脚を持っている4頭BOXで行ってみたい。

土曜日の結果

2008-04-26 10:55:16 | 競馬
いやー、今日はびっくりするくらい良い事がなかったな。
期待してなかったロザリオが満足のいく走りをしてくれたくらいかw
今日は忘れて明日だな。



2R ホウライブライアン 4着
好スタートから気合いを入れて前へ。
前走以外では前で競馬をしていた馬、やはりまともなら速かった。
予想よりも前、2番手に進出。
外からマルブツエンペラーとタムロチェストが突っかけてきて、
特にマルブツエンペラーの船曳が何故かまったく引こうとせず、
突かれるように、逃げたタガノタイムピースとブライアンでペースアップ。
1000m1分ちょっとのハイペースでレースを進行。
能力のない馬はまったくついてこれず、かなりの縦長の展開に。
ブリンカーが利きすぎたくらいで、
速いペースで逃げるタムロに徹底的についていく形。
ちょっと暴走っぽいよなあと思ってみていたが、
4角にさしかかっても、後続はまったくついてこれない。
人気のフォーティファイドが中団から上がってきただけ。
これはこのまま押し切るのかと思わせてくれたがそれも一瞬、
直線早々にバテ気味になってしまった。そりゃばてる。
逆にタガノタイムピースは失速せずそのまま押し切ってしまった。
完全に前崩れの流れだったんだがねえw

戦前は分からなかったが、タガノタイムピースの力が突き抜けすぎていた。
突っかけた分、タムロチェストに差されて4着だったが、これは仕方あるまい。
とにかく相手が強すぎたとしか。マルブツエンペラーの無意味な動きも利いた。
今日は仕方ない。次も引き続き勝利を期待して良いと思う。


6R ロザリオ 3着
出ることは出てるが、分かっていたことだがあんまり速くない。
そこから画面に映らなくなるが、押しまくってた。
そのままではやばいことは分かってただろうからね。
かなり気合いを入れて中団の後ろまで進出することに成功した。上出来すぎ。
馬群の中でちょっとだけ掛かり気味になったが、
あんだけ気合いを入れてこれなら、相当気の良い馬なんじゃないか?
内目を手応えよく追走していたが、スエズとヨドノヒーローには反応できず。
外を気にしていたという感じじゃなくて、ずっと内を狙ってたね。
テイエムコテングの内にあった狭いスペースをこじあけて、
京都外回りのアンカツ得意技、必殺のショートカットに成功。
コースロス0で直線に入ると広い直線をスムーズにスパート。
ぐいぐい伸びて3着に食い込むことが出来た。
素晴らしいレースだった。最高の騎乗で最高の結果。
状態はやはり良かったんだね、あの調教でこれとは面白い馬だ。
今日は開幕週に加えて2頭の強敵がいたが、
引き続きこの走りが出来るなら、次は間違いなくチャンス。

それにしても今年1番簡単なレースだったわw
オッズから最後の直線の形まで、何もかもが予想通りで笑えた。


7R ナイスシャトル 8着
出ることは出たが、伸びあがり気味。
加速がつくような態勢ではなく、そもそも最初から行く気もなかっただろうし、
ゆっくりと立て直しながらの追走で後方2番手のインに待機。
じっと脚を溜めていく競馬をすることは予想通りだったが、
この低レベルのメンバーなら当たり前と言うか何と言うか、
凄いスローになってしまった。あーそりゃそうだよなーって、ぼけーっと見てたw
3角過ぎ、この馬もそれなりに手応え良く加速を開始してるんだけど、
全体の流れも急速に上がって、おそらく12秒程度のラップが続いている。
つまり前との差を詰めることが物理的に出来ない流れ。
4角からは外に出る余裕は当然なく、やることはインを突くの1択。
さすがに道中が楽すぎたため、ほとんどの馬が37秒を切る上がりを繰り出し、
上位は36秒半ばで来ていることだろう。
シャトルは直線エンジン全開でおそらく36秒フラットくらいの脚を繰り出した。
馬の走りとしては文句なし。完全にペースにはまった。
この競馬では勝ち負けは物理的に無理だったw
ま、こんなこともあるわな。


9R ミダースタッチ 9着
普通に出たが、隣のギンザフローラルに当てられた。
やることは後方待機は変わらないわけだが、勢いがつかず。
離れた最後方でじっくりと落ち着けてのスタート。
団子で進んでいたのは予想通りだが、そのペースが意外に速い。
1000mが62秒で、さらに岩田のマクリが入ったので、
完全に前が崩れる流れになった。
実際に馬群が広がって、いろんな位置から馬が飛んでくる展開に。
一番後ろで一番楽をしていたこの馬が伸びなければ嘘なんだが、
3角過ぎにもう明らかにおかしかったね。手応えに余裕がなかった。
追っつけてるけどまったく動かず、4角ではむしろ離され気味。
直線でも、いくら叩けどさっぱり伸びず。
ペースが速かったんだろう。道中の追走で手一杯。
厳しいレースになって最後はスタミナ切れじゃないかな。
もっとスローなら大丈夫だったと思う。
これは買うレースじゃないと思ったが、悪いほうの予想が当たって残念。


10R キャプテンベガ 2着
まさか抜け出した人気とは、世界には俺しかいないのかって感じだったw
現級最強クラスの馬が数頭いたんだけどなあ。参った。

それはさておきレースだが、
長くゲート内で待たされた割にはマシなスタートを切ってくれて良かった。
ゆっくりと進んで後方3番手からの競馬に。
この位置で折り合っていければ良かったんだが、
このクラスでもやはりきっちり折り合うことが出来なかった。
制御はアンカツの手でされているが、行こう行こうという気が強すぎで、
ジワジワ動いてポジションを中団まで上げて、
800mを過ぎたあたりでようやく落ち着いてくれた。
枠なりの競馬でラチ沿いをぴったり動いて内が空くのを狙う形に。
コーナーリングが上手くいって直線入り口で5、6番手に浮上。
先に抜けたマンハッタンスカイと、マイネルダイナモの間を狙ったが、
ダイナモが寄れてきたため、マンハッタンの内に進路を変更、
鋭く突いて差しきりそうな雰囲気があったんだが、
途中から脚色が鈍って差しきることが出来なかった。
序盤に無駄な力を使ってしまったせいだろう。
形はとても良かったが、力を出し切れたというわけでもないと思う。
しかし良くなっているのは間違いない。とにかく次で準OP終了にしてもらおう。
速く重賞の厳しい流れの中で戦って欲しい。
このクラスでもこの馬にはぬるいようだ。


11R キングトップガン 10着
まあまあのスタートから少し気合いを入れて前目へ。
内を窺いながらゆっくりと下げる形。
中団になるのかなと思ったら、もうちょっと下がって後方5番手。
少し前にサクラメガワンダーがいて、
3ハロン過ぎたあたりからこれにつく形を取った。
しっかり折り合ってるし。走りの感じも他馬に負けていない。
4角、サクラの外目を堂々と進出する姿もなかなか様になっていた。
追ってついていければ・・・と思ったんだが、
こっからは完全に瞬発力の差が出てしまったね。
正直上位を舐めてた、というかキングを過大評価してた。
速くなったところでまったくついていけなくなって、雪崩れ込んだだけ。
大きく離されたわけではないけど、勝負もさせてもらえなかった。
うーん、まだまだパワーアップが必要だね。
とりあえず現状が分かって良かった。しばらくOP特別で修行だな。


12R プラテアード 12着
スタートを決めたかった馬で痛恨の出遅れ。
しかも出た後におそらく両隣りの馬に挟まれたんじゃないか、
立ち上がるような格好で後退してしまった。
スローまでは行かないが、メンバーからしてそんなにペースが上がらない中、
それが縦長になってしまってその隊列の一番後ろ。
マクリようがない隊列になったことで勝負は終わった。
途中からレースを捨てて、次のために気持ち良く外を振り回す作業に終始した。
プラス体重がどうとか、それは関係ないだろう。
出遅れが全て。まるで勝負にならなかった。

土曜日の騎乗馬と予想

2008-04-25 22:11:54 | 競馬
ロザリオとキングトップガン以外は単を期待できるだろう。
キングには、今後の重賞戦線を夢見れる内容を期待したい。
ロザリオは予想を裏切ってくれて良いよw



2R ホウライブライアン ◎
南井師
「勝負ところから遊んでいたので今回からブリンカーを着用。
 集中して走ればチャンスはある」
逃げそうなのは最内のドーンオンザケープと、7番のフェスティブドン。
フェスティブドンは3走前にかなりしぶとい粘りを見せていて、
ここ2走の凡走を考えると、意地でも出て行くかもしれんね。
人気の一角マルブツエンペラーとタムロチェストがその後に続くだろうから、
ペースは平均からそこそこ速めになるんじゃないかと思う。
ブライアンが欲しいのはこの後ろの5番手だな。
前走は出遅れただけで、普通に出れば前を見ながら楽に運べるはずだ。
おそらく、1番人気のフォーティファイドと並んでいくことになるだろう。

これは前に行く6頭だけの競馬になると見た(それ以外とは力が違う)
ブライアンとしては、目標がたくさんいて追いやすい展開になるはず。
内々で待って、フォーティファイドを行かせてそれを目標にするか、
先に動いて、タムロとマルブツを目標に抜けて、フォーティを封じるか。
どう乗っても力が出せそうな感じがして良い。
2番手のドーンが止まるだろうから、これの影響を受けないことだけ気をつければ。
本気で走ってくれること前提だが、ブライアンの能力が上と信じて、
単勝を5割買って、残りでブライアン軸に馬単と3連複を競り合うだろう4頭へ。
ブライアンの他に、フェスティブドンが粘りまくるのを楽しみにしている。


6R ロザリオ ▲
櫨山助手
「前走後は放牧に。ケイコは動かないタイプだがあんなもんだよ。
 実戦タイプだし、期待したい」
あんなもんって言われたら信じるしかないんだが、
アンカツが乗って動きがあんなもんというのは、本当に酷いなあw
とりあえず、今持てる力を出し切れるものと考えよう。
メンバーを見渡すと、頭数が多いのにレベルは低く、
ヨドノヒーローとスエズが明らかに抜きん出ている。特にヨドノは強い。
後は、大不振のワイルドエキサイトが激変するのかどうか、それだけ。
とりあえずサンライズアイって馬が逃げを打つことになるだろうが、
あまりにレベルが低く、4角前に交わされるくらいだろう。
ヨドノヒーローとスエズが2頭で4角先頭に立ちそう。
これに抵抗できる馬はまったく見当たらず、
スローペースから、ラスト3~4ハロン勝負に持っていかれそうだ。
こちらはスタートが早くないから中団から進めるだろうけど、
ラストを34秒台でまとめられたら、手も足も出ない。
のだが、2頭は普通にそんな感じにまとめてくるだろう。
つまり勝てる気がしないw 単穴じゃなくて、単純に3番手の▲
どうせロザリオが人気を吸うだろうから、
ヨドノとスエズの馬連1点で良いんじゃないか?かなり堅いだろこれ。
それじゃ寂しいので、3連複1点を買うつもりだけど。
予想を裏切ってくれるなら大いに結構だ。


7R ナイスシャトル ◎
目野師
「体形的に太く見せるタイプではないし、ここまでの調整も順調。
 前走の勝ちっぷりなら」
昇級馬と惨敗馬が集った1戦らしく、
自分が確立されてないというか、脚質不安定な馬ばかり。
アグネススターチ、シャイニングデイ、ダノンジュピター、ウィッシュビーワン、
このあたりが前のほうに行くことにはなるんだろうけど、
強い意志で自分がレースを引っ張ろうというのは見当たらない。
相手をうかがいながらのミドルスローの流れで、団子で進みそうな気配を感じる。

ナイスシャトルに乗ったアンカツのレースからは、
末脚を生かす馬にしようという意図を前走で感じた。
前走、2角から妙に動きまくる周りに流されず我慢していたあたりがそう。
結局ラスト36秒6の脚で差しきったが、まだまだ走れる印象がある。
今回も末脚を生かせる流れになりそうな感じがするので、
今度は36秒くらいの脚を見せて欲しいな。
この相手なら多分勝てる。単勝を厚く買って楽しみたい。


9R ミダースタッチ ◎
松田国師
「前走が惜しい内容。
 トモがしっかりして良くなっているのは確かだし、決めたいところ」
何が逃げるんだ?さっぱり分からんけど。
最内になった豊のメイショウクオリアが先手を取りそうな気はしているんだが。
それか、ギンザフローラルか、マームードイモンなのか。
まあ、誰が行くにしてもハイペースってことはあるまい。
そもそも先行競馬をしてきた馬がほとんどいないところ、
2400m戦でいきなりハイペースの大逃げとかやったら大したもんだ・・・
ってことはなく、本当に意味のない作業なので誰もすることはあるまい。

とにかくメンバーに恵まれてよかった。
走る能力だけでなく、脚質の面においてが大きい。
かなりたるい感じで道中を進むことが出来そう。
上がりだけの勝負になれば、負けることはないはずだ。
しかし勝つだろうけど断然人気は確実。
展開は向くと予想したが、スタミナ不安は不安として存在はするし、
さらに相手がまったく分からんので、まるで買う気が起きないレース。
単勝をちょっと買って見るだけになりそう。


10R キャプテンベガ ◎
松田博師
「昇級戦だが、ペースが上がるので折り合いがつきやすくなるはず。
 素質も高く楽しみ」
普通に人気の一角に組み込まれそうな感じで萎えたw
まあそれは置いておいて展開が向くか考えたい。

タイセイファイター、ケイアイケイマンが逃げ争いをしそう。
どちらもスローは嫌って、平均ペースでレースを進めたい馬。
競るにしろすぐに折り合いがつくにしろ、この2頭ならミドルペースだと思う。
マンハッタンスカイ、アキノレッドスター、ホッコーパドゥシャ、
強力な先行勢がそれをぴったりと追走することになるはず。
これは末脚に賭けたい馬にとっても文句のない先行勢で、
アグネストレジャーやブレーヴハートは堂々と後方待機をするだろう。
書いてきたとおり、各馬やることがはっきりしているように思われる。
ベガは、追い込み勢の少し前、中団後ろになりそう。
これは折り合いを欠いてとかじゃなくて、自然とそうなりそうなのが良い。
500万を勝った時が、ミドルペースで自然と中団後ろになったレースで、
大外から余裕十分に、豪快に突き抜けたのを思い出す。

相手が強くなって、今度こそ力を出し切れる。そんな展開になる予感がする。
全ての馬が力を発揮するような展開になると見たが、
ベガが力を出し切れば、準OP最強級がいくらいようと相手にしないはず。
これは俺がずっと持ってる希望だけどねw
印や予想オッズなどからして、おそらく単勝は6倍くらいか。
またも超過剰人気といわざるを得ない売れ方をしそうだが、
それで十分、単勝1点で。


11R キングトップガン ▲
寺井助手
「長くいい脚を使う馬だし京都コースは合う。
 あとは、開幕週の速い時計に対応できれば」
誰も行きそうもないんだけど、思い切るならバトルブレーヴだろうな。
まあ騎手に気があっても、馬にその気力があるかどうかが分からんが。
誰も行かなければ、ニルヴァーナが逃げることになるんだろう。
ヴリル、メテオバースト、レインダンス、トウカイワイルド、
このあたりが、好位でたるい流れに協力しそうだ。
人気のサクラメガワンダーもその集団の一角に。
そのままだとダラダラとした流れから瞬発力勝負になりそうだが、
メガワンダーから4角前からこれらを叩きに行くだろう。
先団の掃除は本命のメガワンダーにお任せ。ここは他力本願で良い。
流れからはいかにも先行勢が残りそうだが、そのメンバーが弱いように思え、
俺としては、レインダンスが残るかな?くらいだと思う。

スローで、後方集団も前と1秒離れることなく追走するだろう。
後ろで一番切れるのがオーシャンエイプス。この馬は32秒台まで。
それからトーホウアランが本調子なら、メガワンダーは楽に凌ぐ。
まだ本調子にないと見ているけども。
マチカネオーラの位置取り次第では、これにも目がある。
ここ3戦を見る限り、キングにもその資格がありそうだ。
メガワンダーの後ろからはこの4頭が追ってくる候補だ。
ただ、オーシャンエイプスとトーホウアランなら、
前と1秒差くらいなら差しきれる力があるだろうけど、
キングにそこまでの凄まじい瞬発力はないと思われるので、
出来ればメガワンダーの後ろをマークする形を取りたいところだね。
メガワンダーとの同位置からの差し比べなら、十分に戦えると思う。
先行してるメガワンダーって、ラストの脚は実は大したことないからね。

全馬が34秒を切るくらいの上がりになって、
その中で後ろから来る馬が上位を占めるんじゃないかと俺は見た。
メガワンダーが3着を確保する可能性はさすがに高いと思うのでこれが軸、
しかし何かにやられる可能性も高いと思っている。
レインダンス、キング、マチカネ、オーシャン、
この4頭へ3連単マルチを買って楽しみたいと思っている。


12R プラテアード ◎
北村宏
「たくましさが出て重厚感のある走りですね。
 文句なしの状態だから、スムーズな競馬なら」
この馬を調整してきた北村のコメントだ。
1年も休んで「文句なし」の状態とは、また熱いコメントだわ。
信用させてもらうぞ、力を出し切れると。
力を出し切れるなら、ここは負ける条件じゃないからな。
頭数が多くなったことが幸いしてか、
1番人気ではありそうだけど、ちょっとは単勝がつきそうな気配。
外から出て行くであろうワイルドソニックとグッドキララ、
そのすぐ後ろの3番手を楽に確保できそうな枠順になったし、
好位からあっさりと先頭に立って、そのまま独走できる、と。
左団扇でレースを見れると期待して単勝を買う。

今週の騎乗馬

2008-04-24 21:45:45 | 競馬
12頭、将来が楽しみな素晴らしい馬が揃った印象だが、
馬券的には買いたいレースと買いたくないレースが真っ二つ。
今は馬券の調子が妙に良いので、
良い感じで切り分けれるんじゃないかと自分の脳に期待しているw




土曜 京都
2R 3歳未勝利 ダート1800m ホウライブライアン
南井厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
前走はパッと見、出遅れてそれを取り返すために動いて、
途中でやる気を失ったかのように沈んだ敗戦。
だったのだがアンカツの印象はそうではなく、
まったく本気で走っていないというようなコメントだった。
それに対する対策だろう、今回はブリンカーを着用する模様。
前走、ダートの走りは大丈夫だった。
普通に出て、集中してくれれば、楽勝まであるかもしれない。
今回は、タムロチェスト、マルブツエンペラー、フォーティファイド、
この3頭が抜けた実績上位馬で、ブライアンよりも売れるはず。
売れるだろうが、別に未勝利必勝級というような相手じゃない。
これは土曜最初から非常に楽しみなレース。


6R 3歳未勝利 芝1800m ロザリオ
橋口厩舎、ジャングルポケット産駒の3歳牡馬。
まず調教が悪すぎて状態がよく分からないんだが、
前走時と変わらないくらいと思って良いのかどうか。
この辺をコメント等で確認してから考えてみたいが、
とりあえず相手関係は全体的には軽め、3着は確保できる構成。
ただ、人気を背負うであろう2頭の壁は厚そうだ。
スエズとヨドノヒーローの前走は非常にレベルが高く、どちらも未勝利必勝級。
特にヨドノヒーローのほうは、こちらが万全でも勝つのは無理っぽい。
ロザリオという馬が、血統的におそらく無駄に売れるであろうことを考えると、
アンカツファンとしては、とてもじゃないが狙って買えるレースじゃないだろう。
勝ったら嬉しいなくらいの気持ちで単勝をちょっと買って、のんびり見学したい。
4番人気以下が非常に弱そうなため、3着は外さないと思うんだが・・・。


7R 3歳500万 ダート1800m ナイスシャトル
目野厩舎、タイキシャトル産駒の3歳牡馬。
デビュー前から図抜けた動きをしていたことで評判だった馬だが、
アンカツが運悪く乗れなかった初戦、それからアンカツで勝った2戦目、
どちらも、調教からは想像できないような反応の鈍さだった。
デビュー前から、常に格上の古馬と併せ馬をしているけども、
先着されたことがないくらい凄い動きをする馬なのに、
ここ2戦の内容は、力を出し切れていないんじゃないか?と思えてならない。
バテるところは全くなく、追えば追うほど伸びるってのがこの2戦。
しかし伸び始めたら良いが、それまでに無駄にズブいところを見せている。
相変わらず調教は桁違いに良い。今度こそ、軽いレースを期待したい。
ここは、シャトル含めて昇級馬5頭と、前走掲示板外8頭の争いとなるので、
かなり相手関係には恵まれたといって良い。快勝を期待だ。


9R ムーニーバレーレーシングクラブ賞 芝2400m ミダースタッチ
松田国厩舎、シーキングザゴールド産駒の3歳牡馬。
10頭立てになったが、明らかに1頭だけ前走実績が違うのがこの馬。
1点台の前半になってもおかしくない実績差なんだが・・・。
そんな強気に見れるレースってことはないだろうな。
過去走を見る限り、どうにも距離に限界が見える走りをしてきた。
前走で初騎乗だった池添は、その辺の情報は持っていたのだろう、
序盤の無駄な動作を全て消して追い込みに賭けることで、
素晴らしい末脚を引き出して重賞で3着に持ってくることに成功した。
弱点をフォローした完璧すぎる騎乗だったと思う。

今回は一気に距離が伸びて2400m戦。
メンバーを見ると、逃げ先行馬がほとんどいなくてスロー濃厚なのが救い。
ペースが落ちて距離をごまかせるレースになれば、力の違いで大楽勝だろう。
速くなったら・・・やばいような気がするんだけどね。


10R メルボルントロフィー 芝2000m キャプテンベガ
松田博厩舎、サンデーサイレンス産駒の5歳牡馬。
アンカツも言ってるけど、能力的に距離に問題があるとは思えないんだが、
気性に大問題があるため、マイル程度でごまかすしかない現状。 
距離が延びれば延びるほど、早めに先頭に立つと簡単に止まってしまう。
最後方にでもじっくり待機できたら、最後に素晴らしい脚を使えるんだが、
それをさせてくれない気性がなあ・・・。
昇級戦で2000m、どんな走りになるかちょっと見えない。

それはさておき、相手関係が凄いことになってるな。
アキノレッドスター、アグネストレジャー、マンハッタンスカイ、ホッコーパドゥシャ
準OPの番人みたいなのがずらりと揃ってくれるとはw
普通ならそこそこ売れても良い、ケイアイケイマンやブレーヴハートあたりが、
勝機が薄そうな伏兵の立場に追いやられるメンバー構成。
さすがの超過剰人気馬ベガも、このメンツで人気することはあるまい。
これだけの相手を前にしてなんだが、こちらはまず自分との戦いであり、
それに打ち勝てれば、OP級の馬であると信じたい(俺がw)
つまり馬券的にとても楽しみなレースってことだ。


11R オーストラリアトロフィー 芝1800m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の5歳牡馬。
準OPごときでえらく手間取ってしまったが、なんとかOP入り。
前走の難波Sは、10Rで人気を背負う各馬を差し切ったレースで、
OPでの活躍を期待できる好内容だったと思う。
まずは京都の芝1800mで力試し。
サクラメガワンダーというG3の門番みたいな馬がいて、
オーシャンエイプスというマイルの大物候補がいる(ここは少し長いだろう)
それ以外も、OP特別っぽいメンバーが揃っている。
力の比較が出来ないが、ここで結果を出せたら先が楽しみになる一戦。
じっくりと見学させてもらおう。


12R シドニートロフィー 芝1600m プラテアード
藤沢厩舎、シルヴァーデピュティー産駒の4歳牡馬。
約1年ぶりの1戦となるが、なんといっても日本ダービーに出走した馬。
1000万でくすぶっている馬とは器が違う。
ニホンピロリビエラ、シンデレラマンあたりが相手だが、
力の違いを見せ付けるか、単なる叩き台になるかのどちらかだろう。
人気はするだろうから、馬券はそこそこにじっくり見させてもらいたい。



日曜 京都
3R 3歳未勝利 芝2200m ローレルベルロード
鮫島厩舎、ナリタトップロード産駒の3歳牡馬。
これはボーナスレースになりそうだね。
ベルロードはどんな相手とぶつかっても1番人気となれる馬だが、
そんなに弱い相手にならんでも良いのに、って感じになったw
前走アンカツが乗った同厩舎のコスモテンロウが相手。
後はヒカルカザブエがそこそこ頑張るかな、ってところかな。
テンロウは芝向きだと思うのでちょっと怖いんだけど、
この2頭では、能力的にしっかりと順番がつくと思う。
大丈夫だろう。


5R 3歳未勝利 芝1400m タカラブネ
鮫島厩舎、グラスワンダー産駒の3歳牝馬。
調教の動きは上々なので、あとは実戦でどうかだけ。
18頭立ての一戦の上に、そこそこの実績馬が4頭ばかりいるので、
初戦としてはけっこうきびしめの環境だけども、
先が楽しみになるような、良い走りを期待している。
このレースは既走馬の作戦などがちょっと読みにくい。
昨年アンカツが乗ってたセゾンシチーが能力的に抜けてるとは思うが、
ここが長期休養明けになるので、簡単にはいかないだろう。
ファイナルジャッジ、マイネルピリアー、ビビッドビビアン、
この3頭が絡んで、4頭が強敵になるかな。


8R 4歳以上500万 芝1800m オーソリティバイオ
領家厩舎、フレンチデピュティ産駒の4歳牡馬。
新馬戦を快勝してからなんと1年半の休養。
我慢に我慢を重ねて、2週間前についに復帰を果たした。
馬体重は38キロのプラス。さすがに太かったか負けたが、
2ハロン目から10.7-11.8-12.3-12.0-12.2と、
サンエンタティナーと競りながら無駄にペースを上げたレースで、
サンエンタティナーは沈んだが、オーソリティは僅差の6着に踏ん張った。
これは明らかに能力が違うといって良いだろう。
助手さんも、今度は動きが違うと自信に溢れている。
エイシンテンリュー、テイエムフウウンジ、グラディウスと、
前走2,3着の馬が3頭いて人気を吸ってくれるが、
どれも500万上位程度の力で、強敵ではない。
これくらいの相手は馬なりで圧倒して欲しいところだね。


9R 糺の森特別 芝2000m ヒカルアモーレ
松田博厩舎、クロフネ産駒の4歳牝馬。
500万をダートで勝ち上がっての昇級なので、
まったく警戒されていないのか、週頭のブックではほぼ無印だった。
10頭立てになったが、印を背負うべき馬はほぼ揃った感じで、
そのままの印で、人気薄で出走出来そうな気配。
現実には、人気の一角であるブリトマルティスやエーシンサーフィンあたりなら、
3歳時に相手にしてないからね。こちらのほうが明らかに強かった。
休養があってそれで少しなまってしまった感じだったが、
昨年12月から2ヶ月の休養で馬が一変。
調教の動きが凄く良くなって、かつての姿を取り返している。
人気が戻る前にもう一つ、美味しい思いをさせてもらおう。
セラフィックロンプ、ヴィアラクテアが1、2番人気だろうが、
ここまで名の出た馬は全て4歳馬。どの馬が一番強いのか、見せつけてやれ。


11R アンタレスS ダート1800m サンライズバッカス
音無厩舎、ヘネシー産駒の6歳牡馬。
音無師がかなり慎重に伏線を張ってるので、
警戒されることもないし、人気もまったくなくなりそう。
調教師がこういうふうにしてくれるのは、ありがたいねw
実際にもう一本追いきれてれば良いんだろうけど、
とりあえず間に合ったといえるくらいには動いているから、
G1馬らしく格好はつけてくれると思う。
これまで戦ってきた相手は、ヴァーミリアンとかブルーコンコルドとか、
フィールドルージュとか、フリオーソとか、そういうレベルだけ。
勝ったフェブラリーS以降、G3級の相手とは戦ったことすらない。
ロングプライドやらフィフティーワナーやらのG3級陣営が強気だが、
メイショウトウコン以外の陣営に舐められるいわれなどない。
なんとか力の違いを見せつけてやって欲しいのだが。
・・・まあ、煙幕じゃなくて本当に走れる状態にないなら仕方ないんだけどw

バッカスの追いきり他

2008-04-23 21:43:16 | 競馬
サンライズバッカス 間に合った
動きとしては間に合ったという表現が相応しいと思う。
坂路で生野が騎乗。クリーンと併せて一杯の追いきり。
52.2-38.6-26.0-13.0をマークして0秒1先着した。
今日の坂路はそれほど速い事はなく普通の日だったので、
バッカスとしてはまあまあ動いたといえるんじゃないかと思う。
馬体としては、1週前の段階では明らかに太いということで、
絞れてもピークってわけにはいくまい。8割ってところかな。
取り消し明けだしこんなもんだろう。後は地力頼み。
かつて、今回と同条件の平安Sでもピーク前の状態で2着に飛んできた。
単純な力関係ではこの馬とトウコンが抜けているだろう。
力が違うので、そうそう展開には左右されない。
何故か今がピークっぽいトウコンはちょっとヤバい気がするがw
それ以外の馬は一蹴して欲しいところだ。


アドマイヤモナークはちょっと調整ミス?
DWで高田が騎乗して、松博流の終いだけの追いきりなんだが、
81.6-66.9-53.5-40.2-12.9
他厩舎なら良いと思える数字なんだが、
この厩舎は、6ハロンは85秒とか86秒とかその辺が基本で、
ラストを12秒で入ることを目標にしている。
つまり最初から飛ばしすぎて終いに脚が上がってる感じ。
特に今回のレースは春天なので、なお好ましくない感じだ。
馬の動き自体は凄く良いので、調子は良いんだろうけど、
こっから1週間かけて微調整が続くことになるだろうね。
まあ、松博厩舎だし大丈夫だろう。


3歳下級条件馬の動向
鮫島厩舎のタカラブネって馬に騎乗する。
名前が面白いので気にはなっていたんだが、ちょっと評判の良い馬のようだ。
今週初めてアンカツが騎乗してDWで追いきり。
81.6-65.9-52.9-40.4-13.5と上々の動き。
フットワークの軽い馬だということなので、芝での活躍を期待できそうだ。

橋口厩舎のロザリオの追いきりにも騎乗。
もともと調教であまり動かない馬だが、それにしても・・・。
54.3-39.7-26.9-14.1
新馬を大惨敗したマンボパートナーに置いていかれるという事態に。
過去を振り返っても、ラストを13秒で来ることがほとんどない。
そういう意味では、変わらないと考えれば良いのか。
新馬戦くらいに走ってくれれば好勝負は間違いないんだが。

必勝を期すローレルベルロードは助手さんで追いきり。
52.3-38.9-26.6-14.3
全体時計はかなり速いがラストにばてた。
まあ、こうなってしまったのには理由があって、
併せた相手が、坂路でめちゃくちゃ走る同厩のジェットバニヤンで、
この馬の作る超ハイラップ、13.1-12.3-12.3に付き合っていたら、
最後にばててしまったというだけのこと。まあ、これは普通ばてる。
ジェットバニヤンはそのまま走りきって、
この日の坂路で唯一の50秒台をマークしてたりするんだが、こっちが特別。
良い状態を維持できているようなので、楽勝を期待したい。

500万のナイスシャトルの追いきりに騎乗。
DWでオーキッドコードと馬なりで併せた。
83.5-67.1-52.6-39.4-12.8
先週に続いて文句なしの動き。
未勝利戦は楽に勝ったものの、まだ重い感じがあった。
調教の感じだともっとスパッと切れそうな感じがするんだが、
昇級してどんな脚を使ってくれるか、楽しみにしたい。