アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2012-11-28 23:39:53 | 競馬
11R パドトロワ 15着
「4角では前へ並びかけたかったけど、
 ガツンとハミを取るところがなくて、今日は反応できなかった。
 返し馬では硬さを感じなかったし、
 状態は良さそうに感じたけど・・・」
はっきりと出遅れたわけではないのだが、
間違いなく全体の中で遅めのスタートだった。
スプリント戦でそういうスタートでは、
いくら逃げに近い先行馬といえど遅れをとる。
仕掛けて中団後ろから5番手外まで押し上げはしたが、
それ以上に突っかかるのもどうかということで待機。
立ち遅れた先行馬として考えればオーソドックスな形だった。
結果として、やはりそれはパドトロワの競馬ではないわけだが、
最近そういう競馬をしてなかったので試す意味もあったはず。
せっかく出走してきて、手ぶらで帰るわけにもいかんしね。

4角、エーシンヴァーゴウを目標に仕掛けて進み、
並びかけていきそうな雰囲気はあったんだけども、
先頭に並ぶまでは至らずに直線に入って、後は何もせずに沈んだ。
いつもよりやや後ろから進めることになりながらも、
4角先頭を目指したこと自体に変わりは無かったのだが、
今回はちょっと走る気を見せてくれなかった。
そもそも、序盤からアンカツが軽く仕掛けていたのに、
かかり気味に行くところを見せなかったことからしておかしかったか。
いつもなら、かかり気味に行くのをアンカツが押さえ気味にして、
それでようやく逃げ馬の真後ろを突く程度になる馬なのに、
今回は仕掛けて5番手にあがっても普通に折り合ってたからね。
それは斤量的なところがあるのかもしれないし、
短期放牧を挟んで闘志に欠けたところがあるのかもしれない。

どうあれ、いつものパドトロワではなかった。
まあ、そんなこともあるだろう。
いつだって走る気の馬なんてそうそういるもんじゃない。
検討する必要がまったく無いどうでも良い結果になったので、
綺麗さっぱり忘れて次に向かえば良いだろう。

来週の特別騎乗予定馬は未定

2012-11-25 20:06:25 | 競馬
JCはまたも何やら物議を醸すレースとなったが、
(毎年何かしら問題が起こってる気がするなw)
とりあえずジェンティルドンナの根性と岩田の執念は凄かったな。
負けたオルフェーヴルはちょっと本気で追えなかった格好。
内からぶつけられたこともあるだろうが、
強く追ったらジェンティを破壊しそうな感触があったのだろう。
(内ラチへ押し込んでという意味で。実際押してたし)
仕掛けもちょっと早かったり、海外帰りで1週足りなかったりとか、
理由はいろいろあったと思うが、それらをひっくるめて少しだけ負けた。
とりあえず、ジェンティは史上最強牝馬と呼んで差し支えなさそうか。
ローテやら斤量やらで有利なことがかなり多かったので、
本当の決着は翌年以降としても、とりあえず暫定王者の座に着いた。

個人的に、馬はセーフで騎手が危険騎乗で騎乗停止、というのは妥当だったと思う。

ルーラーはそれとは別のところで勝手に負けていたw
なんか単純な走力はこっちのほうが上な感じがしてきたが、
競走馬としては単なる一流程度で終わりそうだなあ。
騎手に関して「外国人で統一してるから問題ないんじゃないですか」と、
これまでは冗談半分本気半分で言っていたんだけども、
あれだね、多分乗り代わりまくってるのが大きな理由なんだろうねこれ。
7割以上は馬が悪いとは思うが、同時に人災でもあるんだろう。
欠点をフォローする策が何もほどこされていないという意味で。

乗りに行かなかったブライトラインは7着。
しかし直線入り口からの伸びは重賞ウィナーのものだった。
障害練習をしていた最低人気馬に逃げ切られるようなレースで、
さらにあまりにも外が伸びなかったので無理だったが、
伸び始めたときはまとめて行くかと思った。
ひと叩きされて阪神Cは大チャンスと言えそうだ。
阪神Cも56キロで出走できるのだが、
次はさすがに乗ってくれるだろう。


と書いたが、実はちょっと不安があるのでそっちも書いておくか。
今回、東京に行くのが面倒なんだろうw と最初に書いたけど、
その後にさらっと書いた、56キロにするのが面倒、というほうが、
何となく理由として大きいような気がしてきたのだ。
昔から、アンカツは開催が終わって月曜火曜日あたりには
体重が57キロ超になっていることは周知の通りなんだけども、
年齢を重ねての減量が辛くなっていくのは人の摂理。
今年の夏から現実に55キロ以下には一切乗らなくなっているように、
言葉にされなくても減量が辛くなっていることは理解できる。
56キロと言うと56キロに痩せるだけと思われるかもしれないが、
実際には着用する服等があるので55キロくらいにはしないといけないわけで、
ここで、かつて不安点として挙げたことのある、
「着用義務のあるベストの斤量が世界基準に変わった」のが効いていそうだ。

その辺、誰か取材してどんな媒体でも良いから教えてくれんかねえ。
1ヶ月ほど前に中日スポーツの草野氏が、
「依頼がある限り続けるよ」といういつもの言葉は聞いて報じてはくれたが、
いやいや断りまくってますやんという突っ込みをいれたい近況に加えw
今回、ブライトラインに乗りに行かなかったのには驚かされたので、
この冬は何キロまでならOKなのかをちょっと教えて欲しいところ。
単純に東京に移動するのが面倒だったならそれでスッキリするんだが。
(そんな理由でスッキリするのもどうかと思うがw)

来週の予定はまた未定なわけだけども、
冬場になってくるとさらに減量し辛くなるので、
それが大きな問題になってくるような気がしてならない。
その辺が何も分からないってのはちと困ったもので、
何が困るって、俺が書くことがないという意味でなんだけどもw
冬なので57キロ制限でもするということなら、
どうぞどうぞでのんびりと春を待たせてもらいたいところなんだが。

土曜日の結果

2012-11-24 23:44:49 | 競馬
パドトロワは結果大惨敗となってしまった。

馬体は何とか維持する格好で出てきた。
馬体が示すとおりに絶好の状態には程遠いわけだが、
調子は決して悪くなかったと思う。
夏に連勝したくらいの状態はあったはずだ。

が、今回もゲートが悪かったねえ。
そもそもスプリンターズSでハイペースに巻き込まれたのは、
逃げると思われたパドトロワが立ち遅れていたので、
なら行ってしまえと複数の馬に絡まれたのが原因。
それこそハクサンムーンくらいのダッシュがあれば、
早々に引かせることも可能だったのだが、
後ろから追いかけていってという競馬になってしまった。
今回もまた、前走と全く同じようなスタート。
ここは前走よりも先行馬も数多く揃っていたために、
仕掛けて押し上げてようやく5番手という形。
昨日、パドトロワは起動の遅い馬と書いたけれども、
それでも普通の先行馬くらいのスタートは切れるはずなんだが、
ここ2戦は何故か、むしろ遅いくらいの出になってしまっている。
これではパドトロワの良い所は出てこないねえ。

5番手から早めに押し上げて行って、
4角でエーシンヴァーゴウに被せ気味に行ったあたり、
見た感じの手ごたえ自体は決して悪くなかったのだが、
追って全く伸びることが無かった。
アンカツとしては、最初の遅れこそあったものの、
「先行馬としては王道の形」になっていたので、
これで十分かというつもりで乗っていたと思われるが、
(そうなった以上、試す意味合いもあったのだろう)
結果として何も見せることが無かった。
やっぱりパドトロワの形じゃなかったということだ。

そもそも作戦がおかしくなってしまっているので、
斤量に関してはよく分からないまま。
冬場はあんまり走ったことの無い馬なので、
この辺が影響しているのかもしれない。
体の減らない馬だから、常識的に考えれば冬は良くないのは確か。
使い込んでこそと昨年アンカツが何度も言っていたように、
放牧を挟むと良くないことも分かっている。
理由はどうあれ、自分で勝手に消えたってことだろう。

パドトロワが2番手にいないのでは、
ハクサンムーンが残るのは当然。
4着のテイエムオオタカはだらしなかった。
ずいぶんとぬるいレースにさせてしまったな。

まあ、負けるならこれくらいやってくれたほうがすっきりはするがw

土曜日の騎乗馬と予想

2012-11-23 22:29:38 | 競馬
日曜日のブライトラインには乗りに行かないことに。
先週まではやる気だったはずなんだけどね。
ぶっちゃければ「東京に移動するのが面倒になった」んだろうなあw
これが京都だったら乗っていたはずだ。
もしくは「56キロに減量するのが面倒になった」かだが。

先週、武豊が苦難の道を乗り越えて久々にG1を勝ったが、
これはひとえに、豊の競馬界を背負っているというプライド、
それが実を結んだものであると思う。
具体的に言うなら、どんな弱い馬でも乗るようになっていたように、
少しでもチャンスがあるならそれを逃がさないという貪欲な姿勢、
そこから掴んだチャンスを生かしきったというものだ。
現在のJRAの上位騎手は博幸以外がけっこう怪しいので、
また豊が復権するシーンがあるかもしれないね。

対して、全盛期の豊の唯一のライバルであったアンカツには、
そういう自分が一流の騎手であるというプライドが一切ないのとw
体力的にしんどくなってきたことが重なって、
「疲れそうなことは全部やめてしまえば良い」という姿勢で取り組んでいる。
重賞上位級のお手馬に対してもこの姿勢を見せるとは、
自由人もここに極まれりといったところかねえw






土曜 京都
11R 京阪杯 芝1200m パドトロワ
鮫島厩舎、スウェプトオーヴァーボード産駒の5歳牡馬。
間違いなく520キロがベスト体重の馬であるが、
どれだけ調教を積んでもなかなか減らない。
数字だけ整えるなら、最終手段で食を落とすという手もあるけど、
それはそのまま、エネルギー源を縮小するということであるから、
競走馬の走力に致命傷を与えるので出来ない。
よってあくまでも運動によって整えなければならないわけだが、
今回は短期放牧を挟んでの一戦になるので、
当日の馬体重を見てみないことには何とも言えないところはある。
調教の本数は普通の馬としては十分だし、
肝心の動きも見た感じではかなり良いと思うけどね。

正直、今回は斤量よりもそこを不安視する人が大多数だろう。
前走時、馬体が増えてきたことに唖然とし呆れた人も多いはずだ。
大一番のスプリンターズSであんなことになっていたから、
それの印象が強くて買い控える人が多そうな雰囲気がある。
スプリンターズSにおいて、14時くらいまで単勝7倍強だったのが、
そこから直前までに凄まじい勢いで10倍まで落ちたことは、
オッズを注視していたのでよく覚えている。
最終的に単勝3番人気となったエピセアロームと比べれば明らかで、
3連単換算だとパドトロワは7.5倍、エピセアロームは9.7倍、
しかし単勝ではパドトロワが10.0倍でエピセが9.9倍。
3連単と単勝では売上額の桁が違うので、
桁の小さい(っても億単位だが)単勝のほうが激しく動いたという格好。
完全に抜けた3番人気だったものが4番人気に落ちたくらいに、
馬体重の発表は客の大半の心を動かしたものだった。
結果もあれだったので、今回もここを気にしている人は多いだろう。
ここは格下の面々が相手だが、人気を落とす要因となりそうである。

という前提があって、またも我々にはぼろ儲けのチャンスが訪れている。
俺の場合、パドトロワ絡みを軸に今年のプラスがほぼ確定しているのだが、
今回のレースでそれを決定付けたいと考えているところ。
長年馬券をやってるけど、プラス収支で終われそうなのは2度目なんだよなあw
(しみじみ思うけど、競馬は儲からんよねほんとw)

アイビスサマーダッシュ、キーンランドカップと、
立て続けに状態不安が言われて人気薄になりながら力の違いを見せ付けた馬。
駄目でもそれなりに走るくらいの芸当は出来る。
少なくとも今回の相手くらいにレベルが低ければね。
自分の問題、つまりよほど体が増えてしまうか、斤量が堪えない限りは、
(展開はまあ気にならない。超ハイペースでも結構)
悪くとも3着を外すようなことはないと考えている。
サドンストームとかアドマイヤセプターあたりより人気が下とか、
何の冗談かと思わせてくれる・・・。
ま、この間ジュエルオブナイルより人気がなかったけどさw


パドトロワを含めて逃げれる馬が揃っているが、
ゲートから一番速いのはハクサンムーンで誰も異論はないだろうね。
これが1番枠に入ったので、ぶっ飛んでいくことが確定した。
99%の確率でこの馬の単騎逃げになるだろう。
9番になったパドトロワ、12番になったテイエムオオタカ、
ともに逃げれる馬としては多少起動に時間がかかるタイプだけに、
どちらも追いかけていくという形はまず考えられない。
ていうか、本気で追いかけても全然追いつかんだろうw
京洛Sでハクサンが馬鹿みたいにやりあって沈没した姿は誰もが見ているし、
少し離れた位置(1馬身ちょっとか)で様子見ということになるはず。
パドトロワ、テイエムオオタカ、ともにそれが出来る馬だ。
この2頭の順番は、単純に枠差でパドトロワ-テイエムになりそうだね。
ハクサン--パド-テイエム--○○○○
こういう形になることは誰でも容易に想像がつくところだ。
だからと言って決してスローペースになることはないから、
後ろの馬が無理にこの3頭に絡むこともない。

4番手につきたそうな馬はたくさんいる。
5番のシュプリームギフト、6番のジュエルオブナイル、
10番エーシンヴァーゴウに11番のビウイッチアス、
7番オリービンに8番アドマイヤセプターあたりも好位が欲しいだろう。
2番のグランプリエンゼルもその口か。
真ん中枠にオーソドックスな先行馬がずらりと並んでいるので、
少し出方を間違えるといきなり厳しい状況に落ちる馬がいそう。
この中にG1を戦えるような自力のある馬はヴァーゴウだけだと思うので、
前の3頭を最初に追いかけないといけない立場の4番手よりも、
それに便乗する6番手くらいのほうが好走するんじゃないかと思うが、
どれがその立場にはまるかというと・・・分からんねえこれは。
どうあれ、ヴァーゴウは普通に買えると思うけど。
内枠のシュプリーム、ジュエルらがすんなりと4番手を取るなら、
この組から買う馬はヴァーゴウで迷うことは何もない。

4番サドンストーム、14番エーシンホワイティ、18番ハナズゴール、
15番スプリングサンダー、17番マコトナワラタナが差し追い込み勢。
このうち、何やってんだか分からないハナズゴールは無視として、
残り4頭のはまった時の破壊力はなかなかのもの。
京都開催も進んで馬場は外差しの方向に進んでいるのと、
展開的に前の3頭が淡々と速いペースで進んで、
それを追いかける組が沈没しそうなメンバー構成を見ると、
大外から1頭じゃなくて2頭くらい飛んでくる気がする。
同厩のよしみもあるしナワラタナは買いたいとし、
(実際、レースが終わった後にすっ飛んでくる脚は相当なものだしね)
いかにもな感じがするスプリングサンダーとホワイティも抑えたい。
サドンストームは春にブライトラインに3連敗してた馬だから、
個人的に格下の印象しか残っていないことと、
(前走にしたってジュエルオブナイルに勝っただけだし)
人気も加味してあんまり買いたくないねえ・・・。
少なくとも、他の差し勢と大して変わらんと思うので。
別に弱いとは思わないけど、リターンがなさすぎ。

ハクサンはパドトロワが掃除するだろう。
テイエムがしぶとく食らいついてくることは想像できる。
そこに雪崩れ込んでくる先行馬からヴァーゴウ、
しかしパドトロワには追いつかずテイエムとの2番手争い、
そして最後に追い込んでくる追い込み勢、
という感じの想定で馬券を買ってみよう。
単勝と、オッズが美味しいので複勝も押さえておいて、
馬単と3連単の頭固定で5頭に流したい。

来週の特別騎乗予定馬

2012-11-18 23:12:51 | 競馬
今週だけで37時間残業したんだけども、
これを4週間やっても150時間にしかならないのか・・・。
残業200時間とか聞くことあるけど、本当にどうやってるんだろうなw
過労死ねえ。笑い事じゃなく見事な表現だわ。
一応うちの会社はブラックじゃないのでw
月末までそれなりにのんびりいけるはず。

さて、細かい話は抜きに来週の予定を。




土曜 京都
京都2歳S 芝2000m 未定




高雄特別 芝2400m 未定




京阪杯 芝1200m パドトロワ
鮫島厩舎、スウェプトオーヴァーボード産駒の5歳牡馬。
今年こそと挑んだスプリンターズSだったが、
残念ながら絶好調になるには一週間だけ時間が足りず、
さらにレース展開が相当に厳しくなって負けた。
逃げ馬などどこにも出走していなかったのだが、
それならと思った馬(てか騎手)がいくらか突っ込んだことで、
唯一の逃げ先行馬だったパドトロワがそれに巻き込まれた。
それでもまあ、マジンプロスパーとダッシャーゴーゴーは葬ったし、
苦しい展開の中で完調ではなかったことを思えば、
勝ち馬から0.6差だったのは上々じゃないか。

前走後は短期放牧に出ていたが、早めに帰厩して調教を開始。
ここ2週はアンカツが乗って動かしている。
動きはまあまあといったところだけども、
別にG1に挑むわけでもないし、こんなもので良いだろう。
キーンランドCくらいの状態にはあるので問題あるまい。
もう1度アンカツが乗って、9割方出来上がるはずだ。

相手は大したことがない。
警戒すべきはエーシンヴァーゴウくらいだろうか。
スワンS2着のテイエムオオタカが人気しそうな気がするが、
この馬は別にパドトロワの敵じゃない。
後は・・・何だろうね。よく分からんとしか。

敵は競走馬じゃなくて自身の斤量だろう。
58キロを背負うのはこれが3度目になるが、
前2戦の春雷Sと福島民友Cでは掲示板外に敗れている。
アンカツが乗っていないので無視しても良いとは思うが、
(どちらもテン乗りで知識がなかったせいだろう、
 レース運びがパドトロワのものじゃなかったからね)
無視して良いからと言っても、逆にこなしたことにはならない。
これが初めての58キロという感じでレースをじっくりと見たい。
まあ、少なくとも全く駄目ではなかったので、
難なくこなしてくるだろうと楽観視してるんだけども。






日曜 未定
東京のキャピタルSでブライトラインに乗ると思うが、
とりあえずブックの想定では未定となっている。
10月の後半に帰厩して調教を開始。
ここ2週はアンカツが乗ってまずまずの動きをしているので、
阪神Cの叩きとして出てこない理由は何もないと思われ、
(今日も調教していて登録している以上、故障ってのもあるまい)
それなのに鞍上が未定になっているということは、
アンカツが働くのを渋ってるってことになってしまうんだがw
しかしこの馬のことは気に入っているだろうし、
やっぱり乗らない理由はないと思うだがねえ。

まあ、確定するのを待ちたいと思う。
ちなみに出走すると仮定すると、相手は結構揃っている。
2週前のオーロCはこれでOPなの?っていう弱メンだったが、
ここは阪神CへのステップレースのG3みたいになっている。
スーパーG2である阪神Cを本気で取りに行くなら、
ひと叩きになることも含めて是非とも戦っておきたいレースだろう。

先週の反省

2012-11-12 23:54:39 | 競馬
日曜 東京
11R アドマイヤロイヤル 4着
「直線で行くところがなく脚を余してしまった。
 良い脚が一瞬しかなくて自分から動けるタイプではないから。
 ただ、ひと叩きされて状態は戻ってきているから、今後に期待」
見たまんまだが、直線で前が詰まったのが痛かった。
パトロールで見ることではっきりと分かるけども、
物理的にどこにも進路がない状態だったのでどうしようもない。
結論としてはあんなとこにいたのが悪いんだけども、
例えば今年の秋天みたいに内に進路が出来てそこを抜けたら、
世間的には騎手の好騎乗ということになる。
一般論で言うと、運が悪かったということになるんだろう。

ま、俺はそういう内を抜ける競馬は基本的に運が良いだけと思うけど。
そういうのは、強かったけど運が良かったね、という感想になる。
逆に、詰まったら運が悪いんじゃなくてそこにいさせる騎手が悪いと思う。
なぜなら、前が開く開かないはあくまで他力本願の話だから。
狭いスペースを一瞬で割るってこと自体は馬の才能に他ならないが、
そのスペースが出来なければどんな才能も紙くず同然。
ルールを前提に争う以上、妨害しながら抜けることは出来ないのだから、
少なくともそのレースで1番強い馬がやって良いことではない。
1番人気じゃないとしても、馬を信じているなら進路はクリアに保つべき。
もちろん、枠の並びから他馬のさまざまな動きによって、
動くに動けない状態でそのまま直線に入ることもあり、
それは不可抗力で仕方のないものと判断するし、
また、力不足の人気薄馬や本命馬が強すぎる場合、
また馬群にいたり馬群を突くことで力を発揮するタイプの馬などなど、
中にいたほうが都合の良い場合っていうのもあるわけで、
一言でどうこう表せるもんじゃないことは当然理解しているが。
今回のロイヤルの場合を考えてみると、
異常な詰めの甘さがある馬だから意外に妥当な作戦だったのかも。
別に一番強い馬という立場ではなかったし。
まあ、外をずっと塞がれて出るに出れなかったってのが真相だろうが。

それにしても、ペースが遅すぎたのは大誤算。
「先行した4頭だけが想像を超えるほどにしょぼかった」ため、
馬群が団子になりすぎて後ろの組は動けなくなってしまった。
流れが遅かったため、全く駄目だったこれらの馬でも、
直線に入ってしばらくは粘れてしまっていたのが悪かったわけだ。
しょぼかったと書いたが、仮にもOP馬で駄目なりに力を見せるから、
そのような形になってしまったということ。

上で、前が開くかどうかは前にいる他馬次第(運次第)と書いたけども、
その壁が永遠に開かないというと、別にそういうわけじゃない。
走っていればどこかで速い馬と遅い馬に自然と分かれていくから、
そこに隙間が生まれて後続にチャンスが発生する。
(ただ、それが出来るのを待つ間に外をスムーズに伸びられたら、
 力を発揮する間もなくレースが終わるんだけどね。
 すぐに、そして必ずスペースが出来るなら常にインに拘れば良いが、
 そう自分だけの思い通りに行けば誰も苦労はしない・・・)
しかし今回はペースが上がらなかったこともあって、
直線に入ってしばらく各馬それほど差がつかなかったので、
「前の壁が壁のままで長く動かれた」ということになる。
これでは後ろのインから差し込もうというのは不可能だった。
とにかくあまりにも道がなかった。
ロイヤルと同様、5着のストローハットも苦労していた。
自分で動けたのは外々を回っていた組だけで、
勝ったイジゲンは確かに異次元の内容を見せたわけだが、
スローの外々になったことは大きな救いになっている。
派手に背負ったハンデの事は置いておいて、
レース展開自体は非常に恵まれていることだけは認識しておくべきだろう。

レースとしてはそんなところだが、それはそれとして、
今回も状態はやはり絶好ではなかったようだ。
そんなことは調教を見れば一目瞭然だったが、
アンカツに「状態は戻ってきている」なんて言われるようでは、
前走がよほど酷かったということだろう。
馬体重を戻して、走れる態勢はなんとか作ったという程度。
今後に期待という言葉に全面的に同意して応援を続けたい。
勝ち馬の破天荒さと楽しみな将来には敬意を表するとしても、
これで白旗をあげるようなものではないだろう。
またどこかで万全の状態で戦いたい。

来週の特別騎乗予定馬は未定

2012-11-11 18:24:18 | 競馬
結果だけ言えば、3歳のレベルがやはり高かった、
というかイジゲンが異次元すぎたw
まあイジゲンの取得に関しては、
普通の競馬をしたら意外と・・・という見解で蹴っ飛ばしたわけで、
派手な形になったら走ってもおかしくないとは思っていた。
ようするに、まだまだ極端な形でしか走らんだろうと予想したのだが、
その極端な形でやられてしまったのだから、
納得するとともに特に悔いは無い。
それにしても凄いなこの馬w

ロイヤルはガンジス、ダノンカモンに次ぐ4着、
ガンジスは特に欠点がなく走ると思っていたし、
ダノンは間違いなくG1級で昨年も先着されていることを思えば、
前に未対戦の3歳馬2頭が入り込んできただけで、
何がどうということもないいつもの結果、なんだが、
中身を見れば、やはり一番窮屈な格好になってしまったので、
それがなければもう少し・・・といったところか。
ダノンを差しそうな格好は作れたはずと思う。

全周パトロールを見たら、道中に何もおかしなところはなかった。
単純に他の馬よりもスピードが遅かったという格好。
シルクフォーチュンが首を大きく上げて下がったのは、
ロイヤルが向こう正面を長く使ってじっくり内に入って行ったところ、
3コーナーに差し掛かるところで僅かにかち合いそうになったため、
シルク鞍上の豊が引っ張って自主的に下がっただけだった。
シルクが下がったから、ロイヤルも何かあったのかと思ったんだが、
改めて見たら、何も無かった。ロイヤルはスムーズの一言。

外に4頭横並び、前に5頭横並び、
先頭までたったの3、4馬身の位置を走ってはいたが、
想像外の団子スローになってしまって、
この展開で最内にいたのはあまりにもきつかった。
まあ、同情する余地は十分にある。
俺もこんなペースになるとは微塵も思ってなかった。
先行した5頭が信じがたいくらいに弱かったな今回w

直線に入ったところでもう抜け道がどこにもなく、
(普通の映像で抜け道が無いように見えるわけだが、
 全周パトロールだと、もう笑うしかない壁がw)
こりゃダメだ10着くらいに負けそうだと覚悟したが、
無いスペースを強引に突破してきての4着は、
人馬ともによく頑張ってくれたと言いたいところ。
同じく前が壁になって苦しがっていたストローハットの横を狙い、
最後に馬群がばらけて前が開いたところをよく脚を伸ばしてきた。
(ストローハットも結構強いが、ロイヤルが一枚上だった)

いつもはアンカツが直線までにスムーズに大外へ誘導しているので、
こういう苦しい競馬は初めてと言っても良いと思うけど、
この形でも頑張れたことは大きな収穫と言えるだろう。
よくよく考えれば、いつもは大外から豪快に伸びながら、
そこで脚をなくして2着3着に負け続けてきたわけで、
それを脱却しもう一個上を目指すのには悪くない競馬だったのかも。
結果、あまりにも馬群が団子過ぎてご破算になってしまったけど、
理屈の上では、勝ちを狙って博打気味に行った騎乗だったと言えそうだ。
俺はあんまり好きな形じゃないけど、まあ納得は納得。

前走はやはり調整ミスだったようで、
今回は馬体を大きく戻してきての競馬になった。
しかし変動変動で万全だったとは言い難い。
レース前に言い切った通り、せいぜい力を出せる程度の格好だったので、
負けは負けだけど、こんなものじゃないとは確信している。
この次は今回の経験も含めて上昇してくれるだろう。


来週の特別予定は未定。
また水曜日の情報を待とう。

日曜日の結果

2012-11-11 15:34:17 | 競馬
11R アドマイヤロイヤル 4着
スタートが普通に決まった。
軽く出していくとちょうど馬群のど真ん中。
さすがロイヤルという感じになった。
ダノンカモンが前にいて、それの内をついていたのだが、
道中、向こう正面で何かあっただろうか?
ズルッと下がってしまうところがあった。
その後ろでシルクフォーチュンががくっとなってたしね。
何かしらの小さなアクシデントがあったのだろう。
それによって後方前目のインという位置に変わり、
そのまま4角、直線と行ったのであまりにも都合が悪かった。

思いのほかにペースが上がらず密集になったのも大誤算で、
最内からではどこにも突くところがなくて、どう見ても終わってた。
それを無理やり特攻して突破してきた感じで、
最後4着にあがったのにはちょっと感動してしまった。
まあ、いつもの走りをしたといえばそれまでだが、
今回はアンカツが乗ったロイヤルの競争生活で
初めて窮屈な競馬を強いることになってしまった。
それでも伸びてきてくれたのは嬉しかったが、残念。

まあ、どのみち1、2着はしんどかった感じもするけど。
イジゲンは異次元だったw

日曜日の騎乗馬と予想

2012-11-10 20:22:14 | 競馬
11R アドマイヤロイヤル ▲
6番人気がJCD、フェブラリーS4着で前年同レース2着のダノンカモン
7番人気が今年のフェブラリーS2着馬シルクフォーチュン
8番人気がレベルの高い3歳砂戦線で初ダートJDD2着のトリップ
9番人気が中央の3歳王者決定戦ユニコーンSを制したストローハット
10番人気が前走で東京マイルのレコードを出したバーディバーディ

・・・G1なの?というメンバーに。
近走OP勝ちくらいでは下っ端以下というとんでもない一戦。
バーディバーディ → ストローハット → トリップ
もしこの順番で決まったとしたら(普通にあって良い)
3連単で7794倍だってんだから凄い。
なんというか、夢のあるレースだなこれは。
11番人気以下のマルカフリートやヒラボクワイルドあたりも、
実際に上位馬を何度か倒したことのある実力馬なだけに、
その組み合わせで100万馬券て・・・ってこともあるかもしれない。
俺は当然ながらロイヤルから行くことになるが、
買う人それぞれに大きな楽しみがあるだろうレース。
馬券的にも、そしてこれからのダート戦線を占う意味でも、
非常に重要な一戦であると言えるだろう。
空洞のエリザベスよりこちらのほうが楽しみな人のほうが多いだろうね。


純粋な逃げ馬は大外枠のアーリーロブストだけだが、
前走で逃げて勝っている馬が他に3頭いるように、
ダートの上級馬らしい柔軟な先行力を持った馬が多い。
短距離戦でもハナを切る程度の速さを持っている
アーリーロブストが行ききること自体は疑う余地がないが、
8番のバーディバーディはそれにすんなりと取り付くだろう。
12番のナムラタイタンも普通に出ればそれくらいの脚がある。
2走前のアハルテケSでバーディに逃げ切られているだけに、
これをマークする形で行くことが容易に想像できる。
それから3番のトリップも番手での競馬を積んでいる馬だけに、
簡単に引くようなことはないだろう。
この3頭が逃げるアーリーにぴったりとつく形だ。
もう1頭、唯一の条件上がりで挑戦者となる2番アスクビューティも、
引いてもまれるタフな競馬は望まないだろうから、
スタート次第で2番手争いに絡んでいくものと思われる。

大半の馬が好位~中団から脚を伸ばすオーソドックスなタイプ。
中団の順番はちょっと予想のしようがないね。
7番シルクフォーチュンが後ろになることだけは確定で、
後は長い距離を使ってきた1番ナムラビクター、13番セイリオス、
休み明けになる9番のストローハットあたりが、
相対的に後ろ目になるのかなと予想はできるが、
それにしたって、決して先行できないような馬たちではない。
まあ、それぞれのゲートの出方次第だろう。
確定しているのは、シルクフォーチュンが後方にいることだけだ。

10番になったロイヤルは常に馬群のど真ん中に収まって競馬してきた馬だが、
さて、今回も上手く中団から差す構えを取れるだろうか。
スタートが悪いくせにそこからの立ち直りが非常に早い馬で、
アンカツが乗って15戦、中団取りに失敗したことが一度しかない馬だから、
(その1度であるきさらぎ賞は芝のG3なので無視して構うまい)
今回も全面的に信用しているけどね。
・・・ゲートだけ見てると、とても信頼の置けない馬なんだがw

今回、最低人気になりそうなのが逃げ馬のアーリーロブスト。
逃げ馬ってのは「実力を問われず穴党の期待を一身に背負う立場」なので、
逃げが確定している馬が最低人気になることは非常に稀。
特に前が残りやすいダート戦となると、年に1度2度のことだろう。
今回のレースで、単なる逃げ馬ってだけでなく
立派とも言えるOP実績を持つ同馬がそんなことになってしまうのは、
言うまでもなく残りの15頭のレベルが高いから。
全ての位置に実力馬が位置取る展開になり、
まず好位組が決して逃げ馬を逃がすようなことはしないだろう。
最初に動くバーディバーディとナムラタイタンの始動に反応し、
その後ろの組も順番に、雪崩のように上位を目指し始めると思われる。
短距離の逃げ馬によるイーブンペースから、
(アーリーは大外枠だけに、仕掛けてハイペースになる可能性も十分)
力の入った熱戦が繰り広げられることは疑いようがない。
展開上の有利不利とかは考えにくく、
自分がこれと思う馬に入れ込みたいレースのはずだ。

ロイヤルはこれまで何度も強豪と戦ってきたが、
一瞬の脚で劣ったことはただの一度もない。
1つのレースのうち、確実に「ロイヤルが一番伸びている瞬間」を作れる。
ただそれが長続きしないというのが弱点。
「中団から最高の切れ味でそのレースの上位入選を確定させてから失速する」
ロイヤルのレースぶりは、こう表現すれば良いだろう。
1000万、1600万を連勝したレースからですら、
そういう雰囲気が素人目に見て取れるはずだ。
アンカツは本当に苦心しながら工夫して乗ってくれていると思うし、
実際それぞれのレースが「こりゃ完璧だったな・・・」という騎乗になっていて、
だから、勝ちきる姿をほとんど想像できない悲しい馬w
どこかで脱皮するのを信じて追いかけ続けるしかないが、
さて、今回その歓喜の瞬間が訪れてくれるだろうか?
まあ、常に3着は堅いので買い方を間違えなければ絶対にプラスになるという、
客に馬券センスを問うてくる馬でもあるんだけどw

さて、きっちり伸びてきて悪くとも3着争いにいることは今回も疑わない。
状態面で少し不安はあるけども、前走時よりは絶対に良いし、
走りなれた府中マイルで凡走を考える必要はあるまい。
全く勝負にならない可能性ってのは、
3歳勢が揃って恐ろしく強かった場合くらいだろうが、
レベルが高いことは認めるけどそこまではというのが素直な感想。
今回も打倒ナムラタイタンという認識で良いと思う。
3番人気になりそうな同馬が一番手強い敵のはずだ。
そうじゃなかったら、その時は仕方ない。当然ながら相手筆頭。
ただし、タイタンは前走落馬の影響が何かあるかもしれないので、
それを考慮して2頭軸じゃなくロイヤルの1頭軸で攻めてみたい。
まずバーディバーディを買いたくなるわけなんだけど、
どうもこちらは本当に調子が一息というムード。
ここを使ってから・・・という気配があまりに強すぎるので、
今回は買わないでおこうと思う。この人気薄には後ろ髪を引かれるが・・・。
シルクフォーチュンは、はまったら現役馬を全て撫で切る力がある追い込み馬。
これを押さえないというわけにはいくまい。これが2頭目のヒモ。
ロイヤルと同様にコンスタントにダート戦線を駆けるダノンカモン。
この馬も不発の可能性が非常に低いだけに押さえないわけにはいかない。
実績的にはロイヤルよりも一つ上の安定馬だしね。これが3頭目。

3歳勢だが、まずナムラビクターには食指が伸びない。
理由はマイルを走る馬に思えないから。
前走、確かに結果として5馬身差の圧勝なんだけども、
直線に入ったところではグラッツィアが勝つように見えた。
おそらく、マイルを走るには反応が鈍すぎる。
手堅く伸びてきても間に合わずだろうと予想する。
対照的にガンジスは素直に買いたい馬。
前走の2着馬インペリアルマーチに楽勝するくらいなら、
このレースの12頭くらいなら難なく成し遂げるだろうけど、
走りに3歳馬らしからぬ落ち着きを感じている。
春はそうでもなかった(むしろ変なレースしてた)けど、
この夏に急成長したと見込んで相手の1頭にしたい。
トリップは・・・難しいなあ。
あまりにもキャリア(判断材料)が乏しい。
JDDは初ダートで押し切ってしまいそうだったけど、
ハタノヴァンクールに無理やりねじ伏せられた印象が非常に強く、
砂1戦の馬にあれだが、何となく底が見えたような感じを受けたので。
重賞級なのは当然だけど、古馬G1級には思えなかったということで、
相手が揃ったここは6番手以下としてパスしたい。
もちろん、まだまだ成長するかもしれんけど今回はパス。
ストローハットも判断に迷わされるが、
休み明けでこの相手に・・・というほどに強くは思えないので、
別に弱いとは思わないが、手がそこまで届かないという意味でパス。
1番人気のイジゲンは・・・これも本当に分からん。
走るのは間違いないんだけど、あまりにも競馬下手。
逃げ楽勝の前走も含めて毎度毎度極端なことしかしてないから、
これだけ揃った一戦で普通のレースになって、伸びあぐねないか。
これこそ、異次元だったら仕方ないという思いで、
バッサリと行ってしまいたいところ。

1頭だけ、人気下位組で気になるのはヒラボクワイルドかな。
ワイルドラッシュ産駒らしく、勝つかどこにもいないかのタイプだけど、
走る番なら上位に食い込んでも不思議はない力があると思う。
が、まあ、あんまり手を広げてもということでパス。
まずはロイヤルの単複を買って熱く応援するとして、
後はロイヤル1頭軸でタイタン、ダノン、ガンジス、シルクの4頭へ3連単マルチ。

今週の騎乗馬

2012-11-08 23:23:21 | 競馬
日曜 東京
11R 武蔵野S ダート1600m アドマイヤロイヤル
橋田厩舎、キングカメハメハ産駒の5歳牡馬。
本来ならば、
3ヶ月の1戦を叩いて目標のレースで重賞獲り
という風になるような臨戦態勢なんだけども、
実際には前走で大幅な馬体減があったために、
ここにピークを持ってこれたとは言い難い。
調教自体はしっかりと追えているので、
今回はそんなに変動することはないと思うけども、
実際には併走したアドマイヤブルーに軽くあしらわれており、
見た目に、うーん・・・、という感じを受ける。
全体時計自体は51.8が出ていて、それは十分と言えば十分だけど、
並びに行って軽く突き放されてしまうのはなあ。
まあ、相手のブルーはOP実績のある3歳の素質馬なので、
もしかしたら相手が悪すぎるだけなのかもしれないが、
どうあれ、絶好調という言葉は間違っても出せないだろう。
力を出せる仕上がり、程度の状態でどこまで戦えるかになる。

馬のほうはあれだが、心配だったアンカツは元気なようでなにより。
ロイヤルの他に、パドトロワとブライトラインの調教をつけていて、
先週の乗り代わりの影響は全くなさそうである。
ていうか、怪我でも何でもなく単に検査の乗り代わりだったのだろう。
9R終わって鞍を外して次の準備を・・・ってところだったので、
10Rに間に合わなくなってしまったというのが真相だろう。
これが11Rだったら普通に乗れていたはずだ。
あらゆる意味で運がないとしか言えないわけだけども、
今週はさすがに余計な馬に乗ることはないと思うので安心していたいw
(ブライトラインはやはりキャピタルS目標のようだ。
 オーロCのメンバー見たらただ貰いっぽくて勿体無く思えもするが、
 仕上がらずに出すとろくなことがないから正解だろうね) 

さて、G1の裏となる武蔵野Sであるが、
京都のG1と違って、こちらは本当に素晴らしいメンバーとなった。
G3としては最上級のメンバーと言えるだろう。
スーパーG2くらいには揃ったんじゃないか。
レベルが高いと思われる3歳勢が大挙して登録してきたのは初だし、
今年の中央で行われたOP以上のレースで結果を出してきた古馬も揃った。
なんと、今年に入ってOP以上級のレースで連対していないのが僅か2頭。
1頭はダノンカモンだが、これはフェブラリーSの4着馬でむしろ上位馬。
純粋にOP実績がないのは昇級戦のアスクビューティのみ、
後はOP勝ち、重賞好走・勝ちは当たり前、G1好走歴ありも多数。
ガンジス、トリップ、バーディバーディあたりが8番人気以降となりそうで、
よくもまあこれだけ揃ったというメンバーになった。
どういう結果となるか、今から楽しみでならない。

ロイヤルが仕上がり万全なら、このメンバーでも3着は堅いと豪語したいけど、
今回はやや半信半疑でレースを見ることになるのは仕方あるまい。