アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2007-06-30 18:12:41 | 競馬
3R スズカトップ ◎
楠助手
「初距離でも良く粘ってくれていた。
引き続き具合は良いし、相手次第でチャンスはあるよ」
その相手関係に恵まれて勝機を迎えた。
ちょうど前走から1,2着馬を消したようなメンバー構成。
芝で負けていた組も加わるが、それらは基本的に能力が足りなさそう。
ノーキュアノーペイはレース内容が悪化するばかりなので軽視。
能力から考えても脚質的に考えても、
フィールドマーチとの行った行ったが濃厚だ。
大チャンスなのでなんとか勝ちたいところ。函館2戦目で決めてほしいね。

4R デルマステファニー ○
江口助手
「前走後も引き続き元気一杯だよ。
前2走の感じから、展開一つで十分チャンスはある」
前2走もそんな大したレースをしているわけではないが、
とりあえずレースの流れには乗ることが出来るようになっている。
この距離で追走はもっと楽になるのは間違いない。
状態も良い。さらに、どちらかというとパワー型で函館向きか。
後はこの馬にスタミナがあるかどうかの問題だが、
全兄にトドロキカポネツー、半兄にデルマジュピター。
どちらも近走は中距離戦で好勝負しているところだ。
まず問題はないだろう。ならば好勝負も期待できる。
実績的にはそんな威張れるものではないが、
タイガーマスク以外が非常に弱いことを考えると好勝負は必至か。
よくよく考えたら3着は堅いかもしれない。

6R ケンブリッジジャズ ◎
中川助手
「引き続き好調を維持している。
道中上手く折り合って運べば、終いは伸びる馬なので」
今、函館でもっとも追い込んでこれる騎手はアンカツなのは間違いない。
4Rもそうだが、アンカツになることで期待感は増すと思う。
函館というといかにも前残りしそうな感じがするが、
実はそんなことはないというのはここ3週で明らか。
スロー確実の阪神の外回りよりは普通に決まると思うw
このレース、キャプテンロックの逃げで始まって、
シルクロワイヤル、ハギノエアロ、エアファーギーの3頭がつく形になると思う。
平均ペースになると思うので、これらの後ろで脚を溜めていくのがベストか。
前の4頭はそれなりに速そうだが、他は逆に遅そうなので、
外目から上手く6,7番手につけたら最高だね。
前走からの上積みがあれば、この相手ならばあっさりまで。

11R コスモシンドラー △
桜井助手
「もともと太く見える体型だが、すっきりと仕上がったね。
今は体調も良さそうだし、ここでも楽しみにしているよ」
助手さんの仰るとおり、状態はとても良さそう。
それについてはアンカツも認めていた。力は出せる仕上がり。
問題は函館への適性。コーナーを上手く回れないようだ。
となると、4角で外に膨れることは覚悟しなければならない。
コースロスがあっても問題のない展開、
つまり好走のためにはハイペースしかないだろう。
展開は・・・これはせいぜい平均かねえ。
サープラスシンガーがどれだけ強硬に出ることが出来るかにかかっている。
アンバージャック、ワイルドシャウト、ブラックバースピンと、
人気しそうな3頭が番手競馬を試みそうなので、
それらを意識して全体が速くなってくれると嬉しいんだが。
今年の函館競馬を見ていると、そういう傾向は十分にあるので、
幸運をちょっとだけ期待しながら見守りたい。
それにしてもビーナスラインが人気しているが、
これが飛んでくるならコスモだって来るだろうよ。

土曜日の結果

2007-06-30 10:03:56 | 競馬
1R シャドウデイル 3着
馬っけを出しまくっている。若い。
好スタートから気合いを入れて前へ。
内のテイエムオースオーとともに加速がついてぐんぐん前へ。
レースを見る感じ、どうも逃げるつもりだったようだが、
テイエムも速いし内なので、結局譲って2番手から。
ちょっと競りこんだのでそこそこ速いペースで流れたが、
手応えは十分で4角前から再び並びかけていく。
今回はコーナーを綺麗に回って直線に入ったが、
コーナーの立ち上がりからちょっと外に膨らむ感じ。
そこは修正せずに勢いの維持に力を入れる感じで直線になったが、
追い出してさっぱり反応しない感じ。
内をすくったマイネブリッツはともかくとして、
徹底的に競りこんだテイエムオースオーすら捕まえられなかった。
完敗の一言。どうも走る気がなかったと思われる。若さが前面に出たか。

デイリーよりアンカツコメント
「スタートも良くハナに行こうかなとも思ったけど、
内の馬が行ったので番手からのレース。
でも今日は、ただついて行っているという感じで、
前の馬を抜こうとする気が欠けていた。
もう少し前向きさが出て欲しい」

まったくその通りだと思った。
単純に、走る気持ち、やる気が足りないという印象を受けたが、
乗ってるアンカツもそう言うなら間違いあるまい。
気合いが乗らない馬は、気合いが乗りすぎる馬よりは調整しやすい。
上手く調整して(というかレース間隔を詰めるだけでも良い)
次はあっさり勝てるだろう。



5R リーガルアミューズ 1着
好スタートから気合を入れながら前へ。
無理せず先手を奪いそうだったが、外からウォーターリングがハナを主張。
これを先に行かせることは行かせたが、巧妙に首だけ入れて前に入らせない。
そこからじわじわと1ハロンほどかけて先手を奪い取った。
4角前からさらに加速して2番手以下をおきざり。
中団からジョーアニマートが凄い勢いで前に迫ってきたが、
迫られてから再度加速して、直線半ばであっさりと突き放した。
後は楽に流して完勝のゴール。
まずは力の違いを見せ付けた格好。センスも良い。
ちょっとずぶいところがあるというのもなんとなく感じた。
ここを使って大きく変わってきそうな雰囲気もある。先が楽しみだ。
まずは初勝利おめでとう。

デイリーよりアンカツコメント
「スタートは速かったけど、自分から行くような感じではなかった。
でもそれはケイコで乗って分かっていたし、
横の馬に並ばせてからは行く気を見せてくれた。
まだキョロキョロして若さを見せていたけど、
慣れてくれば解消されてくるだろう。
使いつつよくなってくると思うよ」

外からウォーターリングが外から来たとき、
意図的に完全に前に出させなかったように見えたが、
気合いを乗せようという意味だったのかな。功を奏したわけだが。
コメントからして、まだまだ良くなるところはたくさんありそうだが、
初戦としては上々の滑り出しといえるだろう。
このまま相手が軽い早い時期のレースを使うか、いったん休養するか。
次走報を楽しみにしよう。


9R ドリームアプローチ 3着
好スタートから即座に引いて最後方。
まずは馬の気のままに、後方集団からさらに離れた最後方。
馬の気力を充実させていく、期待通りのレース運びだ。
さらに展開が素晴らしい。前の2頭がかなり速めで、
それを追いかける集団が4頭いて、どれも突っかけていく感じ。
3角ではもうヒシアスペンが飛び出して行き、
それを追って好位集団が一気に仕掛けていって完全に前崩れの流れ。
ドリームは3角過ぎから行き脚がついて、凄い勢いで後方から浮上してきた。
4角、どこへ向かうのかちょっと躊躇しただろうか?
早仕掛けによって早くもばて気味になっている中位集団が壁になって、
一瞬の迷いの後に内に飛び込んでいった。
やや窮屈な格好になったが馬群をこじ開けて伸びてきたが、惜しくも3着まで。
勝ったヒシアスペンはちょっと強すぎたね。未勝利の圧勝そのまま。
4角がもっとスムーズなら2着馬はなんとか交わせたんじゃないかと思うが。
何にせよ、アンカツなら走るというところは見せてくれたので満足はしている。


10R スズカライアン 2着
ゲート内で外のコアレスウィークと会話してたか?w
とりあえずそこそこのスタートから、意外と行き脚がつく。
中団の外目になって、そこから少し引いて8番手から。
道中ちょっと速めのペースに乗って軽快に駆けている。
3角から4角にかけてさらに馬群が凝縮していく中で、
アンカツお得意の1頭溜め込む形をとって後方3番手に。
抜群の手応えで4角に突入すると、外に出ずに馬群のど真ん中へ。
コーナーの立ち上がり、斜め左前が1頭分がら空きで、
そこに鋭く飛び込んで、完全に差しきる形で伸びてきた。
こりゃ楽勝だと思ったんだが、意外に伸びてこない。
じわじわと伸びて、前で粘るクサタロウと並んだところがゴール。
わずかに差し届いていなかった、これは無念。
仕掛けはドンピシャだったと思うのだが、馬が意外と切れなかった。
初騎乗で馬の特性が掴めていなかった分だろう。
もう一回乗ればあっさりっぽいな。こんな器用な馬だとは思わんかったわw

12R ブライトロジック 6着
ちょっと発汗が酷い。
好スタートから馬なりで他をうかがいながら。
さすがにスプリント戦で他が速く、中団のインになった。
まったく引っかかることは無く、綺麗に折り合っての追走。
良い手応えで道中を走っているのだが、
気になって仕方ないのが目の前にいるコスモラナップ。
他が動いているのに、この馬だけ動かない。
これが動かないからずっと身動きが取れないままに直線へ。
直線に入って外にゼンノシールド、内にアナナス、目の前にまだコスモラナップ。
この3頭がずっと同じ脚色で動いているから、どこにも動けず。
この3頭が最後まで脚色が一緒のままゴールしたおかげで、
その後ろで本当に何もしないままに終わってしまったw
まともなら大楽勝だっただろうな、スプリントなら力が違うことは分かった。
次は圧勝だ。外枠をくれ。なんともイライラするレースだったw

土曜日の騎乗馬と予想

2007-06-29 22:52:04 | 競馬
土曜 函館
1R シャドウデイル ◎
藤岡健師
「もう少し行きたがるかと思ったけど、その点は問題なかった。
馬体も締まってきたよ」
行きたがるとはちょっと意外な言葉だったな。
アンカツが乗ってないレースでのことなので、レースを見ただけだったのだが。
レースを見る限りはそんなそぶりはまったくなかった。杞憂ということか。
絶好の大外枠に入って、内を見ながら進められる。
行く気になればシャドウが一番速いだろうが、
わざわざ単調なレースをすることもあるまい。
よほど他が遅くない限りは、前に何かを置いていくだろう。
レースを覚えさせながら勝ちを目指すことになると思う。
レースに集中出来るかどうか、後は特に4角のコーナーリングだね。
勝つのはまあ勝つだろうけど、そんなことよりも内容だ。

5R リーガルアミューズ ◎
領家師
「本馬場追いで少しズブさを見せたけど、レースでは問題ないよ。
初戦から好レースを」
調教時計からは分からなかったのだが、ズブかったのか。
相手に併せて併入しただけだと思ってた。
1回使ってのタイプ・・・のアンカツのコメントもそれだと納得だな。
とはいっても、それでも十分すぎるほどに動いてるよ。
人気を分け合うジョーアニマートと同じくらいな感じ。
ゲート試験では一度落ちたそうだが、その後受かった時のゲートは速い。
とりあえず現状、特に不安という不安は感じない。
後は走ってみてどんな馬かということ。とても期待している。
アンカツの今年の2歳における初の新馬勝ちとなりますように。

9R ドリームアプローチ ◎
阿部助手
「叩き良化型らしく、攻めの動きが良化。
息遣いも前走とは違うし、活気も出てきたので」
2週前の人気のなさと惨敗からすると、今回は期待はずれな感じで売れそうだが、
それでもまあ、5番人気くらいだろうから妙味は十分だ。
人気薄で連続好走したタカラトゥルーが初めて人気の中心、
それから昇級のヒシアスペンとダート替わりのジークエンブレムが人気か。
ざっと見て、かなりレベルの低い一戦だと思われる。
ドリームは、アンカツが乗ってなけりゃずっと100倍程度の馬だったかもしれんが、
アンカツが乗ってるときの走りっぷりは、間違いなくこのクラスの上位馬。
この相手なら、中団後ろから凄い勢いで上がってくる姿が思い浮かぶ。
今回はまくり差しの格好で楽勝するんじゃないかと期待している。

10R スズカライアン ▲
南井師
「放牧先と栗東で乗り込んで函館入り。
仕上がりは良いので、一瞬の脚をうまく生かせれば」
言葉通りに追い切りの動きは良さそうだ。
放牧明けとは言ってもそんなに間隔が開いたわけでもないし、
後方をじっくりと進む馬だから息切れって事もないだろう。
希望というか期待としては、流れが速くなってそれに乗る、だけど、
この馬はいつも基本的にレースの流れには乗ってないしw
函館の小回りということも考えれば、あまり器用なレースを期待するのは酷だろうな。
スタートを出たままに、レースの流れは置いておいて極限まで末脚を溜めこみ、
直線でそれを放ってどこまで伸びてくるか、というレースになるだろう。

12R ブライトロジック ◎
黒野助手
「追い切りの動きは良かったね。
芝変わりは問題ないので、古馬相手でも楽しみは大きい」
追いきりが素晴らしいのはいつもの事だけどもw
いい加減調教の素晴らしさを実戦で見せてほしいものだ。
今回はそれを発揮出来るかもしれない新しい舞台。
最内枠に入ってしまったので、出て行ってしまうかな?
何か他に速い馬がいて、内ラチ沿いの番手とかだと最高だが。
そこはゲートを出てからのことで、期待するしかない。
とにかく、新しい舞台に出るロジックの勝利を祈ろう。
いい加減、500万で負けてほしくない。
出来ることなら、こっからOPまで一気に進んでほしいのだが。

今週の騎乗馬

2007-06-29 00:10:57 | 競馬
今週は土曜5鞍、日曜4鞍で9鞍。
ざっと見て、先週程度かな。今週も揃った。
今週も5つは行けるんじゃないかと思っている。


土曜 函館
1R 2歳未勝利 芝1200m シャドウデイル
藤岡厩舎、アグネスワールド産駒の2歳牡馬。
例年通りに開幕週の惜敗馬が顔をそろえた一戦となったが、
その中でもシャドウが一枚抜けている感じだね。
藤田のワイルドエキサイトがスタートを決めたらどうなるかだが、
むしろ前に行ってくれた方がありがたいね。
何か1頭前において、4角先頭から楽々押し切りの姿が浮かぶ。
普通に行けば負けんだろう。

5R 2歳新馬(牝) 芝1200m リーガルアミューズ
領家厩舎、アグネスタキオン産駒の2歳牝馬。
調教については昨日記したとおり、
アンカツの感触では、走りそうな馬ということで、
さらに追加で、使って良くなる馬じゃないかということだが、
それは先の話として、とりあえず今回もやれるだろう。
牝馬限定だし、今回のメンバーでは一番話題になっている馬なので、
あっさりと勝利を挙げてくれることを期待している。

9R 3歳以上500万 ダート1700m ドリームアプローチ
五十嵐厩舎、グリーンアプローズ産駒の6歳牝馬。
3,4走前に乗って、鋭い脚を使ってくれた馬。
過去にも、全然走らなかった時期に乗っていきなり走ってくれた。
その後、豊が乗っても走った。それ以外の騎手は全部駄目。
ようするに、後方でじっと脚を溜めれる騎手しか駄目って事だろう。
かなりあからさまな成績の馬で分かりやすい。
函館にやってきて開幕週を一叩き。これは完全に叩き台。
今回の調教が抜群に良く、一変確実。
牝馬、追い込み馬、ここ2走不発、これで人気薄になるはず。
人気はないだろうが、俺には凄い脚を繰り出してくる姿が見える。
かなり自信がある。ここは多分勝つと思う。

10R 大森浜特別 芝1800m スズカライアン
南井厩舎、メジロライアン産駒の3歳牡馬。
2戦目で未勝利戦を勝ち上がった後、
重賞挑戦を何度も試みながら、善戦を続けてきた馬。
大きな見せ場という見せ場はほとんど作っていないのだが、
後方から必ず差を詰めてくる馬である。
悪く言えば、レースが終わってから飛んでくる馬なんだが。
まあ、能力があることは疑う余地はない。500万ならなんとかなるだろう。
ちょっと休養を入れてここで復帰戦だが、
函館の地がこの馬にあうことを祈ろう。
相手はとにかくロードアルファード。これが抜けている。
降級初戦を2着にまとめて、まさに必勝態勢での参戦。
これにさえ勝てたら、勝利は確実なものとなる。

12R 江差特別 芝1200m ブライトロジック
松田国厩舎、フサイチペガサス産駒の3歳牡馬。
ついに短距離に登場する。
これまでのレースを見れば「短距離行けば楽なのに」の一言だったので、
ついに楽なほう(本領発揮?)にやってきたことになる。
調教はもうすっかり良くなってるんだよねえ。
今週もアンカツが乗って、66.2-51.1-37.9-12.2を馬なり。
しっかりと押さえが効いて、長い距離でも走れそうなんだが、
レースに行ってみると、とにかく単調で伸びてくれない。
この距離でどれだけのポテンシャルを見せてくれるか。
今回は1000万の実績馬も揃って、初めて微妙に人気薄になるだろう。
しかし、この馬が秘めている(と俺が思うw)能力を発揮するれば、
この程度の相手はあっさりと退けれると思うんだが。


日曜 函館
3R 3歳未勝利 ダート1700m スズカトップ
橋田厩舎、マヤノトップガン産駒の3歳牡馬。
函館にやってきて距離を延ばして、とりあえずは変身に成功。
まだまだ変わってもらわないと困るが、
現状でも未勝利上位の水準には既に達しているだろう。
ざっと見て、今回は前走も戦ったフィールドマーチと一騎打ち濃厚。
アンカツが前走後、逃げたほうが良かったかな?と言っていたことと、
今回逃げ馬がまったくいないことから、
よほどスタートが悪くない限りは単騎逃げの形になると思う。
フィールドマーチの追撃を振り切れるか振り切れないか、それだけのレースだ。

4R 3歳未勝利 芝2000m デルマステファニー
高橋義厩舎、フサイチソニック産駒の3歳牝馬。
短い距離を中心に使われてきた馬。
デビューから3戦は追い込み一辺倒(というかついていけないだけっぽいがw)
最近2戦でようやくそれなりについていけるようになって、
その分だけ着がマシになってきたところ。
そこでいきなり距離が2000mになってのレースとなる。
なんとも判断に苦しむところだが、
こういう時は、井上さんを信じればいいことを我々は知っているw
アンカツが乗ることになったからには、良いところがあるはずだ。
幸いにも、タイガーマスク以外はなんてことのない相手関係。
楽に中団あたりに取り付けたら、かなり面白いかもしれない。

6R 3歳未勝利 芝1200m ケンブリッジジャズ
小崎厩舎、アジュディケーティング産駒の3歳牝馬。
ダートのデビュー戦で惨敗を喫したが、芝の2戦目で激変して3着に好走。
牝馬限定の未勝利戦には珍しい、淡々とした速い流れのレースで、
先団後ろからよく前を追い詰めるレースだった。
馬群の中で競馬しても大丈夫そうだし、レースはしやすそう。
ざっと見て、今回はちょっと低調な構成で、
ハギノエアロとシルクロワイヤルとの三つ巴になりそうな感じ。
キャリアの浅さからくる上積みという面ではこちらが断然勝っているし、
この相手ならあっさり決めれていいと思う。

11R 函館SS 芝1200m コスモシンドラー
加用厩舎、グリーンデザート産駒の5歳牡馬。
今週の追いきりにはアンカツが騎乗。
Wコースで終い軽く仕掛ける調教で、64.5-50.2-37.0-12.2。
時計だけ見れば、及第点どころか素晴らしいと言っていいのだが。
アンカツのコメントはかなり慎重。
上手く手前を替えなかったようで、それの原因にコーナーの狭さを指摘。
もっと直線の長いコースが良いし、距離がもう1ハロン欲しいとの事。
というわけで、買うなよって教えてくれているような感じw
そう言われたら、ちょっと買い控えたいね。少し単複を買って見学かな。
かなりハイペースになれば、はまるかもしれんけど。
俺的には、ビーナスライン程度には走れると思うけどなあ。
まあ、ビーナスラインが勝つとは思ってないんだけどもw

帝王賞と今週の2歳馬の予定

2007-06-27 21:19:53 | 競馬
帝王賞 サンライズバッカス 3着
上々、という言葉が相応しいだろうか。
プラス9キロで過去最高体重だったが、その影響はない。
調教をじっくり積んでのものなので、充実してるってことだろう。
ゲート入りしてちょっと待たされたことが影響したのか、
ゲートが開く5秒前あたりから左のほうを向いている。
あー、こりゃ今日は出遅れるなと分かったが、
案の定出遅れ。トモを滑らすような感じで左にバランスを崩した後、
なんとか立ち直って、他との差は見た目よりはマシだった。
この馬のスタートについては、いまさらどうこう言うつもりはないw
出遅れることで全体のバランスが取れているとも言えるくらいだ。

遅れたが後方3番手に。まず包まれることはなくなった。
バッカスの最大の不安が解消した状態でレースが始まったので、
これはこれで悪くなかった。
トーセンジョウオーの作るペースは平均速めで、これも悪くない。
縦長の展開、視界には2馬身前にブルーコンコルドがいて、これも絶好。
最初にあーあと思った割には、かなり勝利の条件が揃った感じになっていた。
3角過ぎあたりからブルーコンコルドがスルスルと浮上を開始し、
ワンテンポ遅れて仕掛け気味に浮上開始。
4角でシーキングザダイヤが先手を取りに行ってペースが速くなり、
ブルーコンコルドが抜群の手応えで外々を進出。
バッカスはその後ろの外から、気合を入れて急接近。
こちらの勢いもブルーコンコルドには負けていない。
内が密集しててかなり外を回ることになったので、
勢いがつきすぎて大きく膨れるのが心配だったが、
上手く内の馬に併せながらのコーナーリングに成功。
直線に入って前は射程圏。追い出しての反応も良し。
ブルーも絶好の手応えで抜け出しにかかっていたが、
バッカスならなんとか捕まえれる、と思って見ていたんだが。
ラスト100mあたりではもう脚色が一緒になってしまって
最後まで捕まえることが出来なかった。
出遅れたことで良くなった状況はあるとは思うんだが、
あれを出遅れずに築くことが出来たならば、交わせていたと思う。
まあ、バッカスと出遅れはもう一体のようなものだからw
それを気にしても仕方ないんだけどね。
馬は気分良く走ってくれた。まずまず、良いレースだったんじゃないだろうか。




・・・と、なんかコンコルドが勝ってバッカスが2着のような感じで書いてみたがw
外でJRAの頂点に立つ強豪2頭が競り合いになるところ、
ボンネビルレコードが的場文男の鮮やかな手腕によって、
ブルーコンコルドの内をすくって快勝しておりました。
いやあ、こりゃ本気でびっくりしたわ。

「???????????????」

俺の感想を言うなら、こんな感じw
レースVTRを見たら、芸術的なレースしてるなあ。
外枠から出たのに速攻で最内に潜り込むことに成功し、
先団のインでじっくりと我慢、我慢、我慢。
シーキングやブルーコンコルドの仕掛けには乗らずに、
手綱を引っ張りながら直線入り口まで前をうかがっていて、
わずかに空いたスペースめがけて瞬間的に飛び込んで抜けた。
後はひたすらに追いまくって、コンコルドの内をすくうことに成功。
かつて、全盛期のナリタブライアンがスターマンに敗れたように、
最強クラスの馬が伏兵(それなりに強い)に敗れるときに稀に見るパターンだ。

いやいや、さすが文男だわ。これは恐れいった。
バッカスには絶対出来ないレースなので、綺麗さっぱり諦めもついたw





さて、POG PRESIDENT様のサイトより2歳馬の予定だ。
今週は土曜日の2鞍に予定があるようだ。

土曜 函館
新馬(牝) 芝1200m リーガルアミューズ
領家厩舎、アグネスタキオン産駒の牝馬。
クラブであるシルクの馬だがこんな名前がついている。
たまにあるように思うが、どういう基準なんだろう?
それは置いといて、雑誌等でも名前が挙がっていて期待できる馬のようだ。
今週はアンカツが騎乗して芝コースで追いきり。
馬なりで67.8-52.3-38.4-11.8。
アマゾネスバイオと併せて併入したようだ。
感触を確かめるような感じかな。なんか凄く切れそうだ。
これまでは北村友、武英と若手ジョッキーが追いきりをつけて来たようで、
初戦から走れる態勢は万全っぽい。とても楽しみだ。


未勝利 芝1200m ジャドウデイル
藤岡厩舎、アグネスワールド産駒の2歳牡馬。
メローフルーツの子供だなあ、とても懐かしい。
桜花賞でえらい目にあったのを思い出すわ。
さて、この馬は新馬戦で2着に惜敗した馬。
逃げるホウザンを必死に追ったがわずかに捕まえきれずに敗れた。
しかしレースを見れば、どちらが強そうかといえばこちらだったね。
藤田の絶妙な最短距離逃げからすると、
こちらはいかにも新馬らしく、外にふくれるところを見せてしまった。
1度競馬を経験したことで、グッとよくなってくるだろう。
イーサンディーバの相手はこれだろうなと思っていた馬がこれ。
イーサンディーバがいないのならば、まず勝てるだろう。

帝王賞

2007-06-26 23:08:08 | 競馬
6月27日  帝王賞  大井・2000m
1枠 1番 アウスレーゼ     (大井) 牝5 55 真島大輔
2枠 2番 ディープサマー   (船橋)  牡5 57 酒井忍
2枠 3番 チャンストウライ   (兵庫) 牡4 57 下原理
3枠 4番 シーチャリオット   (船橋) 牡5 57 戸崎圭太
3枠 5番 トーセンジョウオー (船橋)  牝6 55 内田博幸
4枠 6番 サンライズバッカス (JRA) 牡5 57 安藤勝己
4枠 7番 ケイアイミリオン   (大井)  牡9 57 今野忠成
5枠 8番 ブルーコンコルド   (JRA) 牡7 57 幸英明
5枠 9番 フジノウェーブ    (大井)  牡5 57 御神本訓史
6枠10番 ビッグドン       (金沢)  牡7 57 加藤和義
6枠11番 ミツアキタービン   (笠松)  牡7 57 東川公則
7枠12番 シーキングザダイヤ (JRA)  牡6 57 武豊
7枠13番 クーリンガー     (JRA)  牡8 57 和田竜二
8枠14番 ボンネビルレコード (JRA)  牡5 57 的場文男
8枠15番 マズルブラスト    (船橋)  牡5 57 張田京


明日は大井にて地方競馬の上半期の総決算、帝王賞だ。
暮れの東京大賞典と並んで地方競馬の2大レースとして長く続いている。
18年前にフェートノーザンで、3年前にアドマイヤドンで、
アンカツは過去に2度制している大レース。
今年はサンライズバッカスで3度目の制覇に挑む。

バッカスにアンカツが騎乗するようになって4戦したわけだが、
ようやく、なんとなく特徴が分かってきたところだろうか。
フェブラリーの前でも、「まだ掴めない」って言ってたのを思い出すがw

まず前走で分かったのは、
「どんどん出て行く競馬も出来ないことはないが、それをやると止まる」
ということ。いわゆる先行自力型ではないということだ。
フェブラリーSや平安Sも含めて、追って味のある馬なのであるが、
脚質より最重要なのは「気分を害さないこと」
それからJCDの内容より、「特に外から被せられることを嫌う」と思われる。
先行することは、スタート次第で出来ないということはないと思う。
ただしスタートは恐ろしく下手なので、ほとんど後方からになるわけだが。
この馬にとって重要なことは、
「自分が行きたいと思ったときに動いていくこと」だろう。
前走のかしわ記念は、形が良かったのでアンカツが仕掛け気味に行ったけど、
いわゆる「地方競馬らしい競馬は合わない」という事だろう。
途中動いていくことはかまわないが、行き過ぎは駄目、と。

まとめると、
・出たポジションを維持していく。
・外に馬を置かない。
・馬の機嫌を損ねない。
・4コーナーで先頭を伺うような競馬は危険。
こんな点に気をつけていけば爆発してくれる、って感じかな。
後は乗っていて細かい注意点がいろいろとあるのだろうけども、
それはアンカツだけが分かってりゃ良いしw
ぱっと見だけで分かるかなり難しい馬だが、爆発さえすれば圧倒的。
まともなら、ブルーコンコルド以外の馬に負けることはあるまい。

今回、2000mの距離が微妙に不安視されているように見えるが、
JCDを見る限りは、長くても全然大丈夫だろう。
あれは距離が長かったんじゃなくて、4角でフィールドルージュに被せられたのが敗因。
フィールドに行かれてしまってから、伸びてきていることで分かる。


今回の参戦にあたって、積んできた調教が素晴らしい。
1週前の追いきりで、51.9-12.7をマーク。
最終調教は馬なりで、55.2-13.2を楽々とマーク。
2週前の追いきりでは、53.8-12.5。
それ以外にも馬なりで終いを伸ばす調教がたくさん。
とてもバッカスの調教とは思えない数字が並んでいるw
これが良い方に出てくれるかどうかはやってみなけりゃ分からんが、
(バッカスは調教で動かなくてもレースでは走るタイプだから)
単純に考えれば、これまで以上に走ってくれそうだ。


シーキングザダイヤの状態がかなり怪しく、
ボンネビルレコードは元南関の馬でだいたい知れている。
ミツアキタービンの復活はうれしいのだが、
全盛期を知る者として、とても寂しい気持ちもある。
本当なら、この馬が大楽勝するはずなのだが・・・。
さすがに現役最強の座を掴みかけたあの頃を期待するのは酷だろう。
元笠松のフジノウェーブが頑張ってるのは嬉しいね。
この馬がおそらく3着なんだろう。


とにかくバッカスが全能力さえ発揮すれば、
他とは競り合うことすらなく、ブルーコンコルドとの戦い。
交流G1をすでに4勝している現役最強馬で、安定感も抜群に見えるが、
JCDやフェブラリーSや名古屋大賞典でやらかしているように、
意外に安定感に欠けていたりする。
たまに、4角あたりで反応が鈍くなったりすることがあるようだ。
その原因が分かれば、何かすることもあるのだろうが、まあ分からないし、
それ以前にバッカスでそんなちょっかいを出す余裕はないかw
6番枠からなので、まず外に出ることを考えなきゃならんからね。
自分の力を引き出せる状態を作り出せば、
必然的に前にいるブルーに襲い掛かる形になると思う。
宝塚でメイショウサムソンがアドマイヤムーンに敗れたように、
同じような力関係ならば、やはり後ろからが圧倒的に有利。
あれほど根性のあるサムソンですら苦しいのだから、
ブルーにバッカスが襲い掛かる形になれば、あっさり差せるだろう。

最後の200mまでにその形に持ち込めるか、の勝負だ。

上半期終了

2007-06-25 22:48:20 | 競馬
明後日は帝王賞があるし、6月30日があることはあるが、
とりあえず中央競馬の上半期は終了したといって良いだろう。
軽く一まとめしておきたい。

69-39-30-134
勝率25.4% 連対率39.7% 複勝率50.7%
平均人気2.8 平均着順4.5
単勝回収率101% 複勝回収率85%
G1勝利 フェブラリーS 桜花賞 安田記念
G1成績 3-0-2-5
重賞成績 6-7-3-17
新馬戦成績 7-4-1-4
新馬戦勝率43.8% 連対率68.8% 複勝率75.0%
京都競馬場勝率26.8% 阪神競馬場勝率27.6%
東京競馬場勝率23.5% 中山競馬場勝率36.4%
函館競馬場勝率25.0% 中京競馬場勝率13.8%


勝った。とにかく勝ちまくったな。
5月の中京のすっとぼけた成績がなかったらと思うが、
それのおかげでかろうじて人間らしい成績に収まったw
ちなみに、今年の2番手の成績は豊でも岩田でもなく、藤田。
藤田 勝率17.5% 連対率34.9% 複勝率42.1%
騎乗停止で立ち遅れながら、素晴らしい成績で上位に食い込んできた。
さらにこれから3ヶ月の北海道開催で異常加速すると思われw
今年の勝率等のNo2は藤田で間違いなさそうだ。
以下、豊、岩田、勝春、横典、四位の順で続き、
ここまでが勝率14%を維持できる超一流の騎手と言って良いかな。
その下では善臣がこの先数字をあげてくるとは思うが、
それ以外だと、勝率11%程度に後藤、中館、蛯名の関東3人で一流。
そして後はグッと落ちて、勝率が9%を割ることになる。


アンカツ
------------------異世界
藤田

岩田
------------------関西3強の壁
勝春
横典
四位
------------------関東リーディングの壁
後藤
中館
蛯名
善臣
------------------ローカルの鬼の壁



現在の勝率の勢力図はこんな感じかな。
リーディングは若さあふれる岩田で確定だろうが、
アンカツには、勝率で10%以上引き離して見せて欲しいね。
ちょっと足踏みしてしまったが、まだまだ余裕で間に合う。
天才福永洋一の偉大なる勝率を超え、
豊が過去にたった一度だけマークした異常勝率29.1%へ向けて、
北の大地から最加速してくれるものと期待している。


そして昨年度からの特徴でもあるのだが、
とにかく新馬、未勝利戦を勝ちまくった。ひたすらに勝った。
今期は、新馬を豪快に勝って先の夢を見ることがとても多かったな。
フサイチホウオー、ダイワスカーレット、ローブデコルテ、
カタマチボタン、ナムラマース、ホワイトメロディーなどなど、
アンカツが新馬で依頼を受けた馬がそのままクラシックを席巻したといって良い。
アンカツが過去に乗った馬は、アンカツが乗ってなくても少なからず気になるものだが、
そういう意味でもG1が楽しかった。

今年もまた、アンカツが乗った馬がクラシックや重賞路線を席巻することを期待している。
最終的に乗る馬は1頭になるわけだが、少しでも多く迷わせてくれると嬉しいね。
今年はホウオー、スカーレットと、
素晴らしい馬達の中でもさらに抜けた馬にめぐり合ったが、
今年もまたそういうことがあれば最高だ。




もうそろそろかなと思っていたのだが、先週ちょっと阻まれた件について。
平均人気で豊を上回りそうな気配が漂っている。
豊を平均人気で上回るというのは本当に衝撃的な事。
豊はこれまで1年の平均人気が2.3~2.5くらいで推移してきた騎手。
今年は現在2.5で、やや不振ながらも例年程度とは言える。
他騎手は良くて4.0、普通は6.0~といったところで、単純に桁が違っていた。
それが今年、というか昨年5月あたりから、
アンカツが騎手としての新たなスタイル(他じゃ絶対無理だけどw)を築き上げたことで、
それを本気で交わしてしまおうかという勢いになっている。
アンカツの平均人気は現在2.8。
豊を上回ってしまう日が来るのが。
これはどこでも触れられたことのない話だと思うが、
かなり衝撃的な事だろうと思って、ずっと見守っている。
超えた日にまた触れてみたい。

先週みたいな感じだと、やっぱり交わせないんだけどねw

来週の特別騎乗予定馬

2007-06-24 19:05:35 | 競馬
さあ、水曜日の帝王賞が終わったらいよいよ北海道に腰をすえての戦いになる。
順調ならば、2歳のイーサンディーバを始めとして、
1週目に使った惜敗馬達もちょこちょこ出てくるだろう。
その全てが勝負レースとなりそうだ。
1週目は微妙だったが、北海道開催では勝率3割を期待したいな。

来週はもしかしたら福島のロックドゥカンプかとも思ったが、
やっぱり昨年同様に大変な移動は極力ないようだね。
あちらは柴山に託したようだ。これも楽しみにしたいね。



土曜 函館
大森浜特別 芝1800m 未定

STV杯 芝1800m レゴラス
加藤征厩舎、サンデーサイレンス産駒の6歳牡馬。
今週はプラス30キロだったし、こりゃ予定通りなのかな。
今週の圧勝は調教のようなレースだったので、
あれがこのレースの実質の本追いきりみたいなものとなる。
形は連闘ということになるが、連闘とは言えないくらい楽だったからw
セイウンビバーチェとマチカネゲンジが相手になりそうだが、
申し訳ないけど敵じゃないだろうね。
芝替わりが心配して人気が落ち・・・るわけないかw
超過剰人気馬マチカネゲンジには少しくらい人気を吸って欲しいが、
さすがにこちらがレゴラスでは吸ってくれそうもない。
のんびり見学するレースになりそう。札幌記念へ向けて再び圧勝だ。


江差特別 芝1200m ブライトロジック
松田国厩舎、フサイチペガサス産駒の3歳牡馬。
大森浜特別にも登録があるが鞍上は未定。
場合によってはそちらへ回るかもしれないからの登録で、
現状、こちらへ出ようという意思が強いようだ。
というわけで、ついに長い距離は諦めたかなあw
スプリント戦で好きなように走らせたら、めちゃくちゃ強いかもしれんわな。
古馬相手とはいえ所詮は500万条件。
長い距離を諦めるなら、正直負けられん気持ちだ。



日曜 函館
陸奥湾特別 芝2000m 未定


函館SS 芝1200m コスモシンドラー
加用厩舎、グリーンデザート産駒の5歳牡馬。
昨年の初春、王道に乗りかかったのだが故障して脱落してしまった馬。
重賞を4戦したがなかなか結果がついてこない。
ただし、着順ほどに負けているわけではなく、
シルクロードSではメンバー中最速の脚を繰り出したように、
まだその能力は錆付いてはいない。
ここは、いかにもG3といった面々が揃った一戦になるが、
末脚を信じて、追い込みに全てをかける形になるだろう。
今週のケンエンデバーのようなレースが出来れば最高だ。


潮騒特別 芝1200m 未定

日曜日の結果

2007-06-24 10:47:24 | 競馬
宝塚は残念無念だった。
これはもうどうしようもなかったね。
レースを見直してたら、ちょっと前を消されてガクッと来ているか。
直線でもバランスが崩れて、とにかく流すのに終始している。
変な故障がないことだけを祈りたい。
海外遠征もあって春はお疲れ様だった。ゆっくり休んでくれ。
また秋に頑張ろうぜ。



2R エアデュード 1着
ゲート内できょろきょろしていたが、幸運にも好スタート。
芝の部分での行き脚も悪くなく、内へ寄せながら前へ。
テイエムヒトツボシを行かせてまさかの2番手を確保。
すぐ後ろにグランドバイオがいて、最初から一騎打ちの様相。
テイエムは力不足で3角前にはもう失速気味、
潰して先頭に立つとグランドとタイムオブデライトがついてくる。
4角入り口で並ばれて、手応えではグランドのほうがよさげに見えたが、
コーナーを回りながら1馬身突き放して直線へ。
不良馬場ということもあり、止まることなくスイスイ伸びる。
追っかけてきたグランドのほうが逆に力尽きて、
タイムが番手に上がってきたところがゴール。
2頭を尻目にあっさりと振り切って完勝だった。
スタートを決めたのが全てだったね、あれで決着した。
まだまだ弱点ばかりで相当良くなる馬だ、上でも期待したいと思う。

4R ハギノエントラータ 1着
そこそこのスタートを切ったのだが、隣のジダンヘッドと接触したか?
さらにジダンヘッドに内に寄られて、バランスを大きく崩してしまった。
(ジダンヘッドて・・・名は体を表すのかwww)
離れた最後方になったが、急かすことなくじっくりと入った。
それにしても、態勢を立て直してからの動きがあまりにも凄すぎた。
馬群の外を文字通り倍速で進出して一気に4番手まで。
おいおいと思ったが、さすがはアンカツ、4番手に入れて二呼吸ほどおいた。
脚を使って、休んで、さらに再加速する競馬。
器用な馬じゃないと出来ないと思うが、エントラータは思いのほかに器用だった。
4角回って先団を飲み込むと、そのまま独走態勢。
軽く気合を入れながら着差を広げて大楽勝のゴール。
ちょっと力が違いすぎたね。こりゃ500万もあっさりだろう。
これまでなんで負けてたのかが分からないくらいの強さだった。

6R シルクブロンコス 14着
ゲート内で立ち上がっているところでスタートを切られた。
あれではどうしようもない、それなりに行き脚はついたが後方2番手から。
意外なまでに速めの縦長の展開になって、追走は楽。
後方2番手で前にミリオンキングを置いてじっと我慢。
序盤立ち遅れた割にはかなり良い感じで走っていた。
4角を前にマヤノバルトーク以下が一気に先頭に迫ってペースアップ、
後方にいたブロンコスも素晴らしい手応えで大外を進出しだしたのだが。
4角を回りきる直前、内にいたウォータートスカが急に外にふくれ、
その煽りを食って思いっきり外に振られてしまって終わった。
不運不運で何から何まで最悪の競馬になってしまった。
道中の走りや4角の感じからすると、能力はかなりありそうだ。
てか、4角のあれはなんで審議じゃないんだw

9R ダイシンパーティー 12着
好スタートを決めてゆったりと前へ。
先手を主張する各馬を行かせてゆっくりと後退しながら、
1角回って馬群のど真ん中の絶好位を取った。
淡々とした流れの中でじっくりと脚を溜める競馬に専念。
3角から4角あたりで全体的にじわっと動き出す中、じっと我慢。
4角回りながら外目へ出そうと画策しているが、
直線に入った形で外に出るのは困難で、開いている内へ。
追い出すところの格好では伸びてきそうな雰囲気があるんだが、
いざ追い出してみると空回りするような感じでまったく伸びず。
離されたわけではないが、馬群の中で雪崩れ込んだだけだった。
うーん、こんな馬じゃないんだけどなあ。
2回連続で悪い馬場を走らされることになったのが堪えたのかも。
今度は良馬場で走るところを見たい。まだ保留だ。

11R ダイワメジャー 12着
これはもうどうしようもなかった。
なんらかの原因で体調不良に陥ったようだ。
マイナス16キロとありえない体重で登場。
素人の見た目にも、明らかに腹が巻き上がっていた。
単勝オッズは馬体重が出てから一気に1.2倍も落ちた。
道中の行きっぷりが異常なまでに悪く、途中からフラフラ。
4角では他馬に迷惑をかけないようにするので精一杯。
直線に入ってさらにバランスを崩していた。

とにかくゆっくりと休んでくれ。
秋は秋天ぶっつけで良いんじゃないだろうか。

12R キングトップガン 1着
単勝3.7倍て・・・この人気のなさは何なんだ。
直前まで5倍の2番人気で、何の罠かと思ったw
そこそこのスタートだったが、気合を入れて追っつけて先行、
芝の部分からスピードの乗りが良く、あっさりと先団に。
1角を上手く回って、鮮やかに3番手のインに滑り込んだ。
後はこの位置を維持しながら他の様子見。
3角で外にいたサンシーズンの手応えが悪くなったと見るや、
すかさず2番手に浮上して進路を確保。持ったまま。
直線入って持ったまま。追って鋭く伸びて独走、そのまま圧勝。
当たり前の結果。新聞の印も、オッズも異様だった。
さあ、上のクラスでの戦いになるが、芝でもやれるはずだ。
もっと長い距離で戦うところを見てみたいね。

日曜日の騎乗馬と予想

2007-06-23 18:29:50 | 競馬
さあ、上半期のラストだ。
勢いに乗って宝塚制覇と行って欲しいね。
他にも楽しみな馬がいるぞ。


2R エアデュード ◎
松田博師
「ようやく体が絞れてきたし、気持ちも走るほうに向いてきた。
メンバー次第では今回も楽しみ」
初めてのダートになるエクスペクトワンは分からないが、
このメンツなら、普通に考えればグランドバイオとの一騎打ち。
上積みという意味ではこちらが断然上だ。
あんまり良い話でもないが、直すべきことが山ほどあるからねw
今回距離が延びるのは間違いなくプラスだし、
頭数が少ないのも素晴らしいし、外目の枠なのも楽。
よほど変なスタートを切らなければ、あっさり差しきれると思う。
その悪いほうの可能性を否定できないのが悲しいがw


4R ハギノエントラータ ◎
加治木助手
「前走は少し仕掛けるのが早かったね。
前々でリズム良く運べれば十分チャンスはある」
言葉通りに前走は早仕掛けでの敗退。力は出し切っていない。
(早仕掛けでばてた時、それを力を出し切ったという勘違いをよく見るが、
 ばてる事と力を出し切ったという事は、絶対に同義ではない)
といっても、力を出し切れてないから前走が悪いことは全然無く、
早めに動いたらどうなるかということをテストした形で、収穫は十分。
スタートの良くない馬だが、出た位置で覚悟して行くことだろうね。
末脚の威力は桁違いなので、前とどれだけ離れてても良い。
タイプとしては、500万のジョーモルデューという馬に非常に似ている。
万が一、上手く中団あたりに取りつけた場合は楽勝だろう。
後ろになったら馬の気に任せて行く事になるが、アンカツの得意とするところだ。
芝からの転戦馬に負けたらしゃあない。


6R シルクブロンクス ▲
加治木助手
「ゲートは速く、ケイコでもまずまずの動き。
ただ大型馬だけに初戦からはどうかな」
知る由もなかったが、大型馬なようだ。
調教の質量は良いと思っていたが、ちょっと足りないかもな。
ゲートは速そうなので、それが致命傷になることはなさそうだが、
何はともあれ、デビュー戦はやってみないことには。
幸いにも、マヤノバルトーク以外に強敵はいないので、
いきなりの快勝だってないことはないだろう。
デビュー戦からマヤノを退けることが出来たら、
それなりに出世することが期待できる。楽しみだ。

9R ダイシンパーティー ▲
松田博師
「前走で仕上がっていたのであまり上積みはないが、力は通用するはず。
変わり身を期待」
前走の仕上がりは確かに良さそうだった。本数も十分だったし。
ただ、あの馬場ではどうやったって無理があったので、
想像される稍重程度の馬場ならば期待は増す。
今週の調教は岩田が乗ったこともあるがスパッと切れているからね、
この馬らしい末脚が復活することを期待している。
直線半ばでは、おそらくビッグカポネが独走態勢を築いていることだろう。
相手は1000万も楽に勝てるはずの馬なので(勝ててないけどw)
これと勝負することで、この馬の未来を見定められるだろう。


11R ダイワメジャー ◎
上原師
「思ったよりも使った後の回復が早かったので、中間もうまく調整できた。
阪神までの輸送で馬体も丁度良くなりそう」
前走時の上原先生は、体調とかすっ飛ばして気温に関するコメントなんかしてて、
何これ?どんだけ余裕なんだよ、と思ったものだがw
今回はさすがに体調に関するコメントだ。
磐石との事。ま、年中絶好調のメジャーが調子悪いことなんてないんだけどw
異常に速かった先週の馬場は多少緩和されているので、
明日はもう雨は降らなくてもいいくらいかな。今日の馬場で十分。
アドマイヤメインが徹底逃げを宣言していて、
他は行けそうだったら行くという感じなので、
どうやらメインの単騎逃げになりそうだ。メインの鞍上は川田。
スローでもハイでも作れる馬なんだけども、
今回ブリンカーをつけたこと、それから走るのをやめてしまうというコメント、
これらから推測するに、速いペースの大逃げの形が推測される。
となると、これは相手にしなくても良さそうだ。まだ体調が戻ってない。
2番手になるのはアサクサキングスの松岡。
これが実質的なペースメーカーになるんじゃないかと思う。
それなりに速いペースになるんじゃないかと思っているが、
スローを作ろうものなら、すぐに他の逃げれる馬に叩き潰される。
シャドウゲイトもコスモバルクもローエングリンもインティライミも、
虎視眈々と抜け出すタイミングを計りながらの競馬だろう。
これらは、スローになって団子の競馬では勝ち目がないのだから。

さて、我らのメジャーはどこからの競馬になるのか、なんとも興味深いね。
これらの逃げ先行馬の付近にいることは間違いないだろうが、
メジャーの細かな動きに他が反応することは容易に想像できる。
ようは何もせずとも他の動きを制御できる存在なわけで、
ひとたび動き出せば釣られてさまざまな動きが起こるだろう。
メイショウサムソンとともに、最初からレースの支配権を持っている。
何となくだが、サムソンの石橋はメジャーの動きに併せてきそうな気がしていて、
前の数頭はちょこちょこ動くかもしれんけど、大きく考えれば、
メジャーがまず3角過ぎあたりからじわっと動くことによって、
それまでの速めで淡々とした流れが激流に変わっていくんじゃないかなあと、
そんな感じのレースを想像している。
ウオッカ、アドマイヤムーン、ポップロック、カワカミプリンセス、
人気を分け合う6頭のうち4頭は、おそらく自力では来ない。
(信用できる)他力に乗って、力を出す方法を選ぶだろう。
競馬の本質を考えればその方が断然有利。
先行している馬がメジャーじゃなかったら、俺も喜んで差し馬から軸を選ぶ。
しかし先行している馬はダイワメジャーだ。
これまでに何度も何度も何度も、後続を巻き込んで沈めてきた馬。
相手は強くなるが、結局は同じこと。
メジャーが作る激流に耐えられる馬がいるのかいないか、の戦いだ。

俺はもちろん、いないと信じている。
ついてくるのは、ポップロック、メイショウサムソン、カワカミプリンセス。
この3頭じゃないかと考えている。
切れよりもタフな感じのする馬を相手に選んだ。


12R キングトップガン ◎
加治木助手
「斤量がカギだが、レースセンスのある馬で距離延長は問題ない。
引き続き好戦可能」
調教は軽快、引き続き状態は良好。
2000mへの距離延長となるが、これは大歓迎。
昨年の夏には、これで菊花賞もあるかなあと思っていた馬だ。
もっともっと距離があっても良い。
ハンデも57.5と恵まれて、快勝を期待できる。
今回は、いかにも単勝だけ売れそうなビクトリーテツニーがいて、
さらにピサノフィリップ、ゼンノコーラル、フォグキャスケード、
それからツルマルスリーと現級上位の馬も多数いる。
1番人気は避けようもないだろうが、3倍弱くらいはついてくれそう。
宝塚の後だがもう一丁。ラストも快勝して北海道専念と行きたいね。