アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

ドバイワールドカップデイ

2007-03-31 23:27:42 | 競馬
しまった、微妙に寝過ごしてしまったw
リシャールのレースが終わってしまったが、6着だったようだ。
騎乗したスミヨンによると、なんか故障したかもしれないとの事。

さあ、こっからはじっくりと見て行きたい。


UAEダービー ビクトリーテツニー 5着
スタートで立ち遅れ。最後方からに。
ドバイでの前哨戦も後方からの競馬になったわけだが、
今日も腹を括って完全に末脚だけに賭ける競馬に。
序盤からガンガン進む各馬を尻目に、1頭だけやや離れた最後方。
4角にかけてようやくじわっと進出、進路は内ラチ沿いをぴったり。
前の馬が進みきった後を突いているので当然がら空きで、
コースロス0で4角を回りきると、スムーズに大外まで持ち出して追い込み。
勝ったアジアティックボーイが洒落にならん位強かったのは置いておくとしてw
序盤の争いで力尽きていく馬を交わして交わして5番手まで浮上してゴール。
もうちょっとで4着のところまで追い込んできた。
こりゃ上手く上位に食い込ませたね。
序盤の争いに加わっていたら掲示板は絶対になかったと思われる。
言葉は悪いが着狙いに徹した競馬で、良い着を拾って見せた。お見事。

ドバイゴールデンシャヒーン
アグネスジェダイ 10着
シーキングザベスト 11着
これはもう海外のスプリント戦に挑んだ日本馬の常、
いつも通りの結果というか、語ることが何もない感じで終了w
ジェダイのほうはそこそこのスタートから6,7番手にいたが、
あっさりと置いていかれてそのままどうにもならず。
ベストのほうも遅れたわけじゃないが、最初からペースについて行けずそのまま。
2頭仲良く半馬身差でゴールしていた。
とにかく根本的にスピードが足りない。
ドバイの特にスプリント戦にダート馬を送ってもどうにもならんよということだ。

ドバイシーマクラシック ポップロック 6着
スタートで半馬身程度の遅れ、そのまま後方から。
最後方の外目からの追走になったが、このレース凄かったな。
最初から最後まで、全馬が内でびっしり。
一歩間違ったら接触するような馬群の中、誰一人として外に出ることがない。
これが世界の競馬って奴なんだろう、
日本の競馬が甘いってのはこのレースを見れば分かるわな。
ポップロックは終始最後方の外目を追走、4角前からじわっと進出開始。
内に突っ込むことなどまったく不可能な馬群を前に、
勢いよく外に出して追い込みに入ったのだが。
内をきっちりと回ってきた強豪がそのまま最後まで争う形。
後方からは唯一伸びてきたのだが、僅差の6着までだった。
出遅れて位置取りが後ろの外になった地点で勝機が消えたようだ。
馬は非常によく走ったと思う。勝ち馬の次くらいに強かったんじゃないかな。
それにしても、とにかくタイトなレースだった。

ドバイデューティーフリー
アドマイヤムーン 1着
ダイワメジャー 3着
うーん、残念。まあ、自分のレースは出来たから満足かな。
好スタートからいつも通りに前目へ進出。
他に速い馬というか、予想通りに前へ行く馬が多く、
4番手の外目からの競馬に。内がもう1頭分少ないと嬉しかったなあ。
それでも終始手応え抜群での追走、4角前に先頭に並びかけていく勢い。
直線入り口、まったく持ったままで抜群の手応えで先頭に踊り出る。
そのまま突き放すかと思ったんだが・・・。
メジャーを目標に追い込んできたアドマイヤムーンの勢いが凄すぎて、
並ぶ間もなくという感じで一気に行かれてしまった。
さらに追い込んできたリンガリに捕まった。
これが直線を400mくらい残した辺りのところで駄目かあと思ったが、
そこから後続は何もやってこずに楽に3着は確保した。
今日のアドマイヤムーンは格別に強かったな、完敗だ。
まずは日本馬が勝った事を喜びたい。
そしてメジャーよ、慣れないドバイの地で、勝利を期待させてくれてありがとう。
これは、1回使ったか使ってないかの差なんだろうなあ。
メジャーも本来は1回使う予定だったのが、
京都記念も中山記念もフェブラリーも駄目だって事でぶっつけになったわけだし。

次は安田記念になると思うが、いつも通りの競馬をしてくれれば。
興奮させてもらいました、ありがとう。

ドバイワールドカップ ヴァーミリアン 4着
好スタートからじわっと前に進出。
内ラチ沿いへ入っていって、逃げるプレミアムタップのすぐ後ろに。
終始3番手のインを手応えよく追走、最高の形に。
4角前からのペースアップにも対応して差のないままに直線へ入ったが。
ここからが世界の競馬か、プレミアムとインヴァソールがさらに加速。
ここでまったくついて行けなくなって、
本当にあっという間に10馬身くらいの差がついてしまった。
ヴァーミリアン的には本当によく走ったと思う。
プレミアムタップとインヴァソールの流れに他馬もばててしまったようで、
とまったなりに4着を確保することが出来た。
本当に上出来のレース、ロスもなく最高の形。
逆に、上が際限なく凄いってとこを見せつけられたね。
特にインヴァソールはさすがは世界最強をうたわれるだけのことはあった。

ヴァーミリアンは芝でそこそこ走る馬だが、やはりダート馬。
このレースを勝ち負けに持ち込むには、純粋な芝馬じゃないと苦しいね。
メジャーはこっちのほうがむしろ好勝負になったんじゃないかという感想を持った。


今年のドバイシリーズ、合田氏が言っていたが、
「ナドアルシバのダートは前残り、芝は前崩れ」を地で行く結果となった。

デューティーフリー 人気と展開

2007-03-30 21:39:22 | 競馬
引き続きドバイデューティーフリーについて、
まずは人気順を把握していただきたい。

人気順 (13のブックメーカーより)
1 アドマイヤムーン      4.5~6倍
2 ダイワメジャー        5~6倍
3 ラヴァマン           6~7.5倍
4 イングリッシュチャンネル  8~10倍
5 ポンペイルーラー      8~10倍
6 ストーミーリバー       9~10倍
7 ベストネーム         12倍
8 ミエスクズアプルーヴァル 8~14倍
9 イリデセンス         11~14倍
10リンガリ            14~16倍
11フォーマルディクリー    12~20倍
12カピル             14~20倍
13セイハリ            16~20倍
14フラッシーウイングス    20~25倍
15ミスティカル          25~33倍
16バッドガールランズ     25~33倍

こんな感じになっている。
13のブックメーカーのうち、
2つが同率、6つがムーン優位、5つがメジャーが優位としている。
まさに五分。完全に五分の評価になっている。
アドマイヤムーンはプライドとハナ差だったのが効いているのは間違いなく、
メジャーはそれに近走で勝っているということでの評価だろう。  
間違いなく日本の2頭が中心となってレースを迎えることになる。
1着賞金3億円。芝の中距離において世界最高賞金のレース。
何度も言葉にしておかなければならない。このレースは世界最高の一戦の一つ。
このレースに、アンカツが人気を背負って挑むことをとても嬉しく思う。


脚質というか、想像される隊列を書いてみたい。
上の方が逃げで、下の方が追い込み。

イリデセンス

ラヴァマン
ダイワメジャー
リンガリ
ポンペイルーラー
イングリッシュチャンネル

ストーミーリヴァー
ミスティカル
カピル
セイハリ
ベストネーム
フラッシーウイングス
アドマイヤムーン

ミエスクズアプルーヴァル
フォーマルディクリー
バッドガールランズ

こんな感じになるんじゃないかと思われる。
ありがたいことに、イリデセンスははっきりと出て行ってくれそう。
ラヴァマンもまともならガンガン出て行く馬。
(こちらは期待しないほうが良いかもしれないが)
リンガリ、ポンペイルーラー、イングリッシュチャンネルは、
速いペースを先行していって最後まで伸びきりそうな感じで、
ダイワメジャーのすぐ後ろについてきそうだ。

人気を分け合うアドマイヤムーンは、早めに行く馬を見ながら、
中団後ろでじっくり構えていくと想像している。
ドバイは直線は非常に長いが、先行有利の競馬場。
(開幕した直後の東京や新潟みたいなもんか)
しかし、人気を背負う馬はほとんどが先行脚質で固められたので、
我慢を重ねていけば、きっちり追い込める展開になると思われる。
ムーンが豪快に交わしきるには、いかに我慢できるかだろう。
豊はメジャーと何度も戦ってその辺を分かっていると思う。
ムーンは瞬発力だけなら抜群ということはなくそこそこだと思うが、
豊が乗っているのがなんとも怖い。


とはいっても、メジャーの競馬は何者にも左右されるものではないから、
自分に出来ることをするだけなんだけども。
幸運にも、包まれることがなさそうな外目の枠になったので、
終始3番手で馬場の2分どころを走っていくような感じになると思う。
とにかく自分のタイミングでスパートしたいのだが、
米馬が3頭混じっているので(行くだけ行って粘った馬が勝つのが米競馬)
かなり速いペースになるのではないかと思われる。
ラヴァマンはおそらく前にいると思うんだけど、
イングリッシュチャンネルにまくられたくはない。
ポンペイルーラーも早めに来る可能性がある。
リンガリは周りの何かが動き出してからすぐだろう。
とにかく後ろに警戒を置きながら、最初に動き出すことだ。
動き出したら、メジャーは最後まで簡単に止まることはないからね。
止まることはないといっても、さすがに物には限度があるので、
出来ればアンカツのコメント通りに、
ラスト1000mあたりからのロングスパートになると良いんだが。
メジャーならば、ラスト1000mを57秒で乗り切れるはずだ。
世界を相手に回しても、道中に刻むラップは最高レベルだと信じている。

追い込みのミエスクズアプルーヴァルがはまったら怖いんだが、
この馬はちょっと早めに動き出す追い込み馬。
ナドアルシバへの適応という意味ならあっているかもしれないが、
早めに動いてくる追い込み馬ってのは、
メジャーにとってはあんまり怖くないと思う。
どうしても脅威に感じるのは、全盛期のハットトリックみたいな、
直線まできっちり我慢してから追い出しに入ってくる馬。
その究極型であるデュランダルみたいなのがいたらびびってしまうわけだが、
追い込み脚が強力なのは今回はムーンとこの馬だけで、
どちらもそこまで抜群に切れる馬ではないので、まあ大丈夫だと思うのだが。

ダイワメジャー追い切り と マリーンC

2007-03-29 21:47:52 | 競馬
ダイワメジャーの追い切り。
アンカツが騎乗して、急遽フサイチリシャールとの併せ馬に。
メジャーが3馬身ほど先行、リシャールが並んできてから追い出した。

72秒0-59秒0-46秒2-33秒4-10秒8

マークした時計がこれだ。なんか凄いことになってるw
ドバイの公式HPによると、
最後の3ハロンを32.1で動いたことになっているのだがw


一応前提として、アドアルシバのダートは日本の芝みたいに時計が出る。
日本でのダートの概念は完全に捨ててしまったほうが良い。
誤解を恐れずに言うなら、ドバイのダートはグラウンド、日本のダートは砂場だ。
求められるものが全く違うので、ドバイのダートで日本のダート馬は通用しない。
芝の王者であり、さらに関東最強の調教横綱でもあるメジャーが、
ドバイのダートで素晴らしい時計を計時したのは、当然といえば当然のこと。
それを踏まえておいてだが。
それにしても動いた、さすがに抜群としか良いようがない。
ドバイについてから少し楽をさせていたとの事だが、
この動きで状態が良くないなんてのはありえないだろう。
アンカツが実戦を想定して早めに動いて時計を出したとの事だが、
これは完璧にレースのイメージが出来たんじゃないかな。

JRA公式よりアンカツコメント
「残り1000mくらいからしっかりと乗ったが反応は良かった。
馬はゆったりとしていてリラックスできている。
競馬のしやすい馬なので、レースでは彼らしい競馬ができればと思う」

メジャーらしい競馬。それが出来ればなんとかなるという自信を感じる。
なんとも心強い限りだ。
(インタビューの写真から、リラックスしまくっててさすがだなというところw)

現在、展開とかを吟味しているが、このレース、先行馬がかなり多い。
メジャーに近いタイプの馬がかなり揃っているのである。
明日に全馬の脚質とどういう並びになるかを考えてみたいと思っているが、
今のところ、かなりの馬がメジャーについてくるんじゃないかと感じている。
これは、普通の先行馬にしたら「即切り」していいくらいの厳しい話なんだが、
メジャーは本当に珍しい例外的存在で、これがむしろ望むところの展開。
自ら厳しい流れを作り出して、他馬を自分の流れに引きずり込み、
ついてきた馬を消耗しきらせて押し切るという、抵抗不能な形がメジャーの競馬。
ついてきてくれればくれるほどに、勝てる確率が上がるだろう。
もし11秒ラップを連続するメジャーが途中で交わされるようなことがあるならば、
それはもう相手が凄すぎたとしか言いようがない。逆に諦めがつく。

警戒すべきは、メジャーが動いた時に、大きく離れることを覚悟で溜める馬だけ。
ざっと見て、それが出来るのはアドマイヤムーンしかいないと感じているが。
明日、明後日とかけてじっくり考えてみたい。


マリーンCでサヨウナラに騎乗
4月4日 船橋で行われる牝馬限定のG3(もうすぐjpnなんだよなw)
マリーンCに出走するサヨウナラに騎乗する模様だ。
1000万を突破してから、準OPでは牡馬との戦いになって苦しんでいたが、
(この馬はとにかく牝馬限定戦を選んで多々勝っていたので)
前走の中京戦で、何が起こったんだってくらいの圧勝を見せた。
ペースが速くてそれに便乗したこともあるにはあるのだが、
それにしても追い込み勢の中では桁違いの脚で独走してしまった。
中京と相性が良いというのはある。
この馬は東京での成績も素晴らしく、左回りは間違いなく良い筈。
そして船橋競馬場は幸いにも左回り。
これは期待が持てるんじゃなかろうか。

メンバーを見渡すと、サウザンドザビーチとトーセンジョウオーの2強か?
中央の残り2頭は、ライラプスはダートは走らんし、ミリオンベルは低迷中。
後は笠松のクインオブクインってところか。
長かったレマーズ、グラッブの時代が終わって、新しい時代への転換期。
サヨウナラの時代(言葉にすると変だなw)が始まっても良いんじゃないかと、
こっそり期待している。

3歳の大物3頭とメジャー

2007-03-28 19:58:39 | 競馬
今日はホウオーとスカーレットとシャドウストライプについて。
ホウオーとスカーレットは鮫島が騎乗して追いきられた。

まずはフサイチホウオー。
稍重の坂路でライラプスと併せて一杯の追い切り。
52.4-38.0-12.7の好時計をマーク。
そんな特別に調教で動く馬ではないので、2週前としては素晴らしいと言える。
ちなみに、前走の共同通信杯の直前追いきりが52.4-12.5。
もうこのレベルまで来ているということだ。
来週、再来週とアンカツが乗っての追い切りになる思うが、
今日の時計を少し縮めてくれるくらいで十分すぎる。
全体時計を51秒台、ラストを12秒前半から半ばで上がってきてくれたら最高。


続いてダイワスカーレット。
こちらは1週前追い切り、いよいよ本番というところだ。
グランロワイヤルと併せて終始馬なり。
51.8-37.7-24.7-12.6の快時計をマーク。
本番を迎えるにあたり、完璧に近づいてきている感じ。
ちなみにこちらは2週前にアンカツが乗って、
52.1-38.1-24.9-12.3の素晴らしい調教。
1ハロンずつにすると、14.0-13.2-12.6-12.3。

栗東の坂路はラストが一番きつくなるように出来ているため、
普通の馬はラスト2ハロン目に速い時計が出て、最後の1ハロンで時計が鈍る。
これは、ごく一部の例外を除いて、まずこうなるようになっている。
栗東坂路において全体時計が速い馬に見られる傾向は、
序盤から速いラップを刻んでラスト2ハロン目に猛時計を出し、
最後の1ハロンが13秒程度に収まるというもの。
このタイプはダート巧者からスプリント巧者で間違いない。
現役で言うと、ブルーコンコルドやエムオーウイナーなどである。
(そういやコンコルドは今日こけてたなw)
古くはアグネスワールドなんかが典型的なこのタイプだった。
このタイプの調教をされると非常に不安になるところだが。

完全に抑えているわけではなく、ラスト2ハロン目に12秒台を刻みながら、
なおかつ最後にスピードを上げれる馬は中長距離G1の上位馬といって差し支え無し。
晩年のハーツクライや、すみれS後のキングカメハメハがこんな調教をやっていた。
スカーレットにもその兆しがはっきりと見えている。
来週の最終追い切りの動きを楽しみにしている。


シャドウストライプは南Wで馬なり。
65.1-50.7-37.0-12.3と軽快に動いている。
NZTが初めての芝戦となるが、期待のほうが大きい。
なんといっても、マイル路線には未だに軸が不在。
桜花賞からこちらに向かうであろうアストンマーチャンが主力と思われるが、
この相手関係なら、芝さえあえばストライプがいきなり断然の存在になれる。
かつてのエルコンドルパサーのように、いきなり圧勝して欲しいね。


それからドバイのメジャーだが、まだ詳しい事は分からないけれども、
フサイチネットによると、フサイチリシャールと併せて、
リシャールをぶっちぎった模様。
明日分かるであろう動きとコメントが楽しみだ。
明日からまた、他馬について分析していきたい。

ドバイデューティーフリー 全馬について軽く

2007-03-27 20:57:47 | 競馬
ドバイデューティーフリーについて。
メジャーは外目の13番枠になった。
国内と違い、序盤から複数の馬がそこそこのペースで入っていくだろうから、
内で微妙に遅れたりすると危険なことになったかもしれないところ、
その不安は消えて一安心。

他馬についてブックとかから。
最近は世界の情報に疎かったのだけど、
我らの総大将メジャーが出るとなればそうは言ってられない。
このレースに関してはいろいろと調べたので、にわか的に詳しくなりましたw
とりあえず今回は各馬の紹介を。
さすがは1着賞金3億円の芝中距離最高のレース、強豪揃いです。


1番 セイハリ(牡8、UAE・J.ムルタ)
22戦8勝 8-4-5-5 主な実績 G2・ジェベルハッタ
今年の3月1日、ドバイデューティーフリーの前哨戦、
G2・ジェベルハッタ(芝1777m)の勝ち馬。
8歳にして、これが初めての重賞制覇だったようだ。
ちなみに、昨年のドバイデューティーフリーでデヴィッドジュニアの3着。
かなり堅実な馬なようで、プリサイスマシーンみたいなもんだろうか。

2番 ベストネーム(牡4、UAE・L.デットーリ)
7戦2勝 2-2-0-3 主な実績 G3・プランスドランジュ賞
休み明けの前走が、G2・ジェベルハッタで4着。
その前に凱旋門賞を使っていて、ディープインパクトから大きく離された4着。
昨年のクラシック戦線(と言っていいのか?)では、
フランスのG1・ジョッキークラブ賞で2着があるようだが、
このメンバーではかなりの格下の存在といって良さそうだ。
気になるのはデットーリが乗ってるってくらいか。

3番 ストーミーリヴァー(牡4、仏・O.ペリエ)
11戦4勝 4-4-1-2 主な実績 G1・ジャンプラ賞
良質なマイラーだと思われる。基本的に追い込み脚質。
昨年の3歳戦線、フランスのマイルG1ジャンプラ賞を制覇。
他にも、8FのセントジェイムズパレスS2着、マイルのジャック・ル・マロワ賞4着、
マイルのムーラン・ド・ロンシャン賞2着、7Fのフォレ賞4着など、
昨年の欧州マイル戦線で上位を形成した1頭のようだ。
今回は、昨年9月30日のフォレ賞からの休み明けとなる。これは割り引きかな。

4番 イリデセンス(牝5、南ア・W.マーウィング)
16戦8勝 8-2-1-5 主な実績・クイーンエリザベス2世C
前哨戦ジェベルハッタの3着馬。逃げ馬のようだ。
昨年、デューティーフリーはパドックで暴れて除外。
その後のクイーンエリザベス2世C(2000m)を快勝している。
ダイワメジャーが目標とすべき馬だろうか。出来るだけ粘って欲しいね。

5番 ラヴァマン(騸6、米・C.ナカタニ)
37戦16勝 16-7-3-11 主な実績・サンタアニタHなどG1を6勝
昨年のJCダートにやってきた馬だな(11着)。
まったく問題にならなかったわけだが、どうやら輸送が駄目な模様。
これまで長距離輸送の競馬では全てで惨敗しているとの事で、
相手よりも自分との戦いということになるのだろう。
とりあえずアメリカ西海岸の最強馬だ。速い時計ももちろんある。
まともならば、アメリカ馬らしく前で競馬する馬だ。

6番 ミスティカル(騸5、インド・M.ドワイヤー)
19戦16勝 16-0-1-2 主な実績・インドのG1を5勝
昨年のインド年度代表馬。さらに現在ドバイで2連勝中とのこと。
さっぱり分からない馬。まさに未知の存在。

7番 カピル(騸4、南ア・R.フラード)
10戦7勝 7-1-1-1 主な実績・南G2・KZNギニーズ
3月8日、ドバイのJRザピールマイル(芝1600m)を快勝。
勢いに乗ってここに挑むことになる。
まあ、日本で言うOP特別みたいなもんで相手が弱かった話、
これまでに強い馬とぶつかったことはないようで、
一気の相手強化はかなりつらいのではないか。

8番 ポンペイルーラー(騸4、豪・C.ニューイット)
12戦7勝 7-2-1-2 主な実績・G1・オーストラリアンC
昨年、豪州中距離最大のレース、コックスプレートで3着に食い込んだ馬。
今年の3月、皐月賞馬ジェニュインの子供として海外のG1を初めて制した。
2月の前哨戦、G2・セントジョージSも快勝しており、勢いに乗っている。
オーストラリアンCを見たが、道中4,5番手をゆっくり追走も、
4角回ってからの加速がめちゃ速くて、一瞬で後続に3馬身程度の差をつけている、
最後は差を詰められるも余裕でゴールイン。
4角前先頭のメジャーより仕掛けは遅いが、かなり近いタイプに感じた。
抜け出したメジャーに真っ先に襲い掛かってくる馬と思われる、警戒したい。

9番 フラッシーウイングス(牝4、英・R.ヒューズ)
9戦4勝 4-2-2-1 主な実績・G1・コロネーションS2着
昨年の欧州3歳牝馬戦線の上位馬の1頭。G2のクイーンメアリーSを制している。
6月23日のコロネーションS(8F)2着、
9月9日のアイルランドのメートロンS3着(8F)と来て、
休養に入ってここが休み明けの一戦。
素質馬のようだが、さすがにここはちょっと荷が重いだろう。

10番 アドマイヤムーン(牡4、栗東・武豊)
12戦7勝 7-2-1-2 主な実績・G1・香港C2着
まああえて説明の必要もないのだが一応。
昨年のクラシック戦線の中核を担った馬。
秋は中距離路線に入り、天皇賞で3着。香港Cで2着に好走。
今年初戦の京都記念を好位から堂々と抜ける快勝。
中距離馬でメジャーに迫れる唯一の存在。

11番 イングリッシュチャンネル(牡5、米・J.ヴェラスケス)
17戦10勝 10-2-1-4 主な実績・G1・ターフクラシック招待など
昨年のBCターフでレッドロックスの3着。
今年の初戦、9Fのアローワンス(OPみたいなもん)をレコードで快勝。
その時計が1分44秒5で、今回の高速決着にも対応してくるはず。
米の芝馬は時計に対応できない印象が非常に強いのだが、
この馬はかなり戦ってくるのではないかと感じている。
これも米馬らしく前のほうで戦う馬だ。

12番 ミエスクズアプルーヴァル(牡8、米・E.カストロ)
40戦12勝 12-5-10-13 主な実績・G1・BCマイル
昨年のBCマイルの覇者。
後方4番からの競馬で、4角でグッと固まった馬群の大外へ進出、
追い出すと1頭だけ桁違いの脚で伸びてあっという間に抜けて圧勝した。
このレースぶりを今回も見せることができるならば脅威だ。
メジャーがもっとも嫌うタイプか。
ただし、今年初戦のカナディアンターフHを見せ場なく完敗している。

13番 ダイワメジャー(牡6、美浦・安藤勝己)
21戦7勝 7-4-2-8 主な実績・天皇賞・秋などG1を3勝
こちらももはや説明の必要がない我らのメジャー。
皐月賞を制してから低迷していたがついに完全復活。
毎日王冠、天皇賞秋、マイルCSを3連勝。有馬記念で3着。
日本の現役最強馬だ。

14番 フォーマルディクリー(騸4、UAE・K.マカヴォイ)
16戦6勝 6-3-2-5 主な実績・G3・アルラシディシヤ
2月のナドアルシバのG3・アルラシディヤで重賞初制覇。
前走がジェベルハッタで、セイハリの2着。
5番手を追走してずっとセイハリの後ろにいるのだが、
直線に入ってスッとセイハリが先頭に並びかけるところで2馬身くらい離され、
最後に多少詰め寄ったところがゴールという完敗。
メジャーにとっては最も組しやすそうなタイプ。

15番 バッドガールランズ(牝4、南ア・M.キネーン)
8戦6勝 6-0-0-2 主な実績・G1・ケープフィリーズギニーズ
南アフリカでそこそこ強い牝馬。
今年の初戦をナドアルシバの1200mの一般戦で迎え辛勝。
これはちょっと力が足りないだろう。
未知といえば確かに未知だが、そんな甘い相手関係じゃない。

16番 リンガリ(牡5、南ア・K.シーア)
16戦8勝 8-1-1-6 主な実績・G2・アルファヒディフォード
2月22日、マイルのアルファヒディフォートでセイハリに3馬身差をつけて圧勝。
このレースを見たが、ペースメーカーみたいな馬が大逃げする中を3番手のイン。
直線向くまでジッとしていたが、前が空いて追い出すと弾けるように伸びて、
あっという間に馬群から抜け出して3馬身差をつけて圧勝している。
このレースを見る限り、ナドアルシバで前哨戦を使った組の中では、
抜けて強い馬なんじゃないかと思われる。

日曜日の結果

2007-03-25 19:58:16 | 競馬
いやあ、今日は負けた。
宮記念はなんとも残念だったなあ。
反応が鈍かったが、これがスプリント戦ってことなんだと思う。
阪急杯、高松宮記念と乗ることが決まった時に、
プリサイスはむしろ2000の馬だと思う、と書いたことがあるけど、
まさにそんな感じなんじゃないかな。
苦しい態勢の中、3着を奪い取ったことは賞賛に値する。

とりあえず今日で一区切り。
来週はいよいよ今年の大一番、ドバイデューティーフリーだ。
最高の結果を期待したい。頼むぞメジャー。


2R アドマイヤフランク 4着
なんか抜けた1番人気になってていきなり戦意喪失w
最初から強く買う気がなかったので、ほとんど見学な感じに。
好スタートから追っつけて行って3番手。
クレバーデュークの逃げをヒシアスペンが追い、その真後ろから。
考えうる最高の展開でレースが推移したのだが。
クレバーがなんか早々に力尽きて、ヒシと共に4角先頭に踊り出る勢いだったが、
この2頭も追走でなんかスタミナを削がれたようで、ほとんど伸びず。
後ろから追ってきた2頭にぶっちぎられてしまった。
ヒシアスペンを交わせなかったあたりは辛い。おそらく馬場のせいだろう。
まあ、よく4着に残ったなと感じた。掲示板外に消える勢いで沈んだので。
晴れた日に改めて期待しよう。

3R ミッキーラブ 6着
今日馬券的に一番楽しみにしていたレース。
ブックで◎が1つだったので5倍を見込んで楽しみにしていたら、
なんと1.5倍前後で推移していてこちらも戦意喪失w
重馬場で駄目だったらどうしよう、とか考え出したら、
とても買えない状況になってしまった。
そこそこのスタートから馬なりで内を見ながら。
中団後ろの外目、10番手辺りからの追走。
とにかく不利を受けないように外々を走っている感じで、予想通りの展開。
そのまま大外を走って一気に来ると思っていたのだが、
なんと4角で鞭を入れながらの追走、この映像でさすがに勝利は諦めた。
無理矢理ポジションを上げながら大外に出てきたが、
直線では伸びてくる気配はまるでなく雪崩れ込んだだけだった。
敗因は馬場だと思う。4角前におかしかったので。

10R オルドリーバ 2着
マイナス12キロで登場。ちょっと輸送で減ってしまったようだ。
好スタートからゆっくりと前に進出、まずは6番手辺りから。
予想通りにミキノマーベラスのスロー逃げから始まり、
予想通りというか、予想より早かったんだけど、
トロフィーディールが1角前にマクリ気味に2番手へ進出。
これを常に射程に入れながらの競馬になった。
ミキノのペースは非常に遅く、トロフィーがラスト1000mあたりから動き出す。
それに見届けてジリジリポジションを上げていくオルドリーバ。
かなり早いラップを刻んで3角から4角へ走り、4角では2頭で千切れる態勢。
先に動いたトロフィーディールを追ってすぐ後ろにオルドリーバ。
まったく予想通りの必勝態勢に、勝った事を確信したのだが・・・。
直線に入って、馬場の良いところへすっと持ち出していって追い出したが、
追い出して今一差を詰めることが出来ない、むしろ広がっているか?
12.0の平均ラップを続けるジリジリした戦いになり、
最後まで詰め寄れないままにゴールまで行ってしまった。
こちらの方が楽な展開だったのだけどね、完敗だ。

11R プリサイスマシーン 3着
まずまずのスタートからちょっと気合いを入れて前へ。
外のオレハマッテルゼを行かせて6番手、まず想像通りの絶好位からの競馬。
ペースも想像通りの33.7と緩く、このペースなら対応できるはず。
まずまずの行きっぷりで外目を追走して4角へ突入していったのだが。
この地点で、なんかもう嫌な影が見えてましたよw
何があったのか知らんけど、スズカフェニックスが持ったままで後ろに張りついてる。
4角、こちらが必死に追っつけまくっているのをぴったりと追走してくる。
かなり頑張って勢いをつけながら4角を回って直線に入ったのだが、
スズカの勢いは断然で、ケリをつけるようにちょっと締めてくる形。
それだけならなんとかなったのだが、
なんと内からオレハマッテルゼがどんどん外に出てきて、完全に挟まれた。
そこはアンカツ、切り替えが瞬時で速攻で外に持ち出す。
抜けていったスズカを追っかけて、再度伸び始めたのだが、
スムーズに外から来たペールギュントの追い込みを抑え切れなかった。

これは・・・なんとも悔しい3着。
正直、1着はなかっただろう。今日のスズカフェニックスは桁違いに強かった。
しかし、前が詰まらなければ2着ならば余裕であった。
33.7と、馬場を考えてもスプリントとしては遅かったのだが、
そこは腐ってもスプリント戦。この忙しない流れが厳しかったのだろうか。
アンカツは「馬場か回りか分からないけど・・・」と言っている。
どちらにせよ、反応の鈍さが明暗を分けた結果に。

ここまでのチャンスレースはもう訪れないかもしれない。
本当に残念な結果となったが、それはそれとして、
前が塞がった後のプリサイスの猛追を、ただただ賞賛したい気持ちだ。
あのかわされ方に塞がり方ならば、普通の馬なら掲示板を外しているはず。
経験上、そうはっきりと言える厳しいかわされ方をした。
プリサイスマシーンが積み上げてきた経験が物を言ったのだろうか。
素晴らしい馬だ。


12R ビッグクラウン 4着
そこそこのスタートから気合いを入れて前へ。
予想外の逃げ馬がいて、ウォーターダッシュが3番手に。
クラウンはその後ろで4番手、これはこれで悪くない。
3強の力は違って、3角過ぎにはもうウォーターが先手を奪う形に。
それを完全マークでぴったりついて2番手に浮上。
4角もぴったり張りついて回り、勢いは圧倒的に上だったのだが。
直線入ってすぐ、なんかバタバタとした感じになりそこからさっぱり伸びない。
もたついている間に、3強の1角パープルイーグルが鮮やかに突きぬけ、
クラウンはウォーターに差し返され、アイアンキングにも差される体たらくだった。
どうやら手前を替えれずにグダグダになってしまったとの事。
圧勝の展開だったのになあ、これは無念だ。

日曜日の騎乗馬と予想

2007-03-24 18:19:08 | 競馬
名古屋は現在から既に雨が降っている。
明日の重馬場は避けられないだろう。
宮記念の前に乗るレースが全て芝なのはありがたい。
午前中にまず感触を確かめ、直前の状態も確認できる。
こりゃ井上さんが気を使ってくれたんだろうかね。
競馬場に行くのに雨は鬱陶しいが、
それがプリサイスの為になるならば、どんだけでも降って来いって気持ちだw



2R アドマイヤフランク ○
込山助手
「まだ腰がパンとしないので、芝に替わるのはプラスだね。
ひと叩きした効果もあるし、期待は大きい」
芝替わりを期待したいところなんだが、
このコメントからすると馬場が重くなるのはマイナスっぽい。
少しだけ評価を下げておきたい。
今回の調教の動きはそこそこだが、ここは素直に上積みがあると考えたい。
ワンダースターの二の脚が速いので、これが飛び出していくだろう。
これをクレバーデュークとヒシアスペンとフランクで追いかける形。
人気の4頭は全て前のほうへ出て行くタイプ。
さらに伏兵陣でも、スタート次第で前を窺う馬はいるだろう。
ハイペースは必至。自分は競り合いに巻き込まれたくないが、他人には争って欲しいところ。
どういう隊列になるか・・・面白そうだ。
理想はクレバーにワンダーを潰させて、それをきっちり差すことか。

3R ミッキーラブ ◎
松永助手
「3角で怯んだのは痛かった。
小回りだが、2000mでジョッキーも2度目。期待大」
前走はロスのある競馬で力を出し切れないまま終了。
能力上位のこの馬にとって、コースロスを減らすことなど必要ない。
気持ちよく大外を回ることこそが、勝利への最短ルート。急がば回れという奴だ。
今回は大外枠だが大歓迎。枠を見て、単勝を買いまくる決心をした。
前走2着馬と初出走の馬も印を集めている為に印が拮抗。
ケイアイケイマンを人気として、印からすると5倍程度になってくれそう。
前走後から次走の圧勝を楽しみにしていたが、
ある程度の相手が揃って良い配当も見込めるとはなんともラッキーな話。
ミッキーは2度も勝てるレースを落としており、実質1勝馬。
未勝利馬には負けられんよ。アンカツ2度目で決める。

10R オルドリーバ ◎
佐藤吉師
「斤量は背負ったが、実績からは仕方ないかも。
中京コースも問題はないし、押し切るだけの力は持っている馬だからね」
すっかり忘れていたがこのレースはハンデ戦。
実績から当然ながらトップハンデを科された。
まあ極端に軽い馬もいないし、特に気にするような差ではない。
それだけオルドリーバの力が上ということだ、自信を持っていこう。
大外枠ということで他馬の出方を見ながらの競馬になるだろうが、
脚質的にも目標的にも、トロフィーディールの動きにあわせていくかもしれんね。
2頭ともに先団の後ろ、6~8番手ってところだろうか。
トロフィーの外に張りつけたら、最高に乗りやすいんじゃなかろうか。
ついでに4角で閉じ込めていくことも出来るかもしれんし。
逃げるのはおそらくミキノマーベラスで、この馬が逃げる時は超スロー確定。
誰かが4角前に動き出すはずなので、それに便乗する形でスパート。
この時にトロフィーを内に閉じ込める形を想像している。
器用じゃないので、多少前が窮屈になるだけで勝手に怯むはずだ。

と考えたけど、豊はそんなこと分かってるだろうから、
実は最初にスパートをかけるのが豊なんじゃないかと思っている。
それならそれに便乗するだけで楽なのに変わりなく、外枠は良かったと思っている。

11R プリサイスマシーン ◎
萩原師
「スタートが速くてレースが上手なので、騎手の作戦通りに競馬が出来る馬。
枠順は特に気にしていないが、ここなら悪くない。8歳でも衰えは感じられない。
馬場が渋っても他馬が苦にする分、この馬にはプラスと出るはず。期待は大きい」
まず、スプリントだってのに典型的な逃げ馬が不在の一戦。
ダート馬ディバインシルバーと、コスモフォーチュンあたりが行くだろうが、
このあたりが作るペースはせいぜい33秒の中盤程度。
先団の後ろに位置する馬にとって最高のペースメーカーになりそうだ。
明日は、内のほうは恐らくかなり馬場が悪くなるので、
4角でいかにスムーズに外へ持ち出せるかが勝負。
ここ2戦はちと出すのに苦しんでいるからね、
アンカツが乗って3度続けて苦しくなるような競馬にはならんだろう。
逆に不安はない感じだ。
スムーズに進路をとったら、後は目一杯に追いまくるだけ。
G1制覇のチャンスも残り僅か。最高のチャンスをものにして欲しい。

12R ビッグクラウン ◎
鍛冶谷助手
「前走は発馬で躓き、道中外々を回って脚を使った。
それでも着差はそうなかったんだから力はある。
2走目だし、スタートさえ決めれば勝ち負けになるはず」
その通り。とにかくスタートさえ決まれば好勝負決定。
そのスタートも本来は上手な馬なので、心配要らない。
ウォーターダッシュが勢いよく飛び出した後について行って、
終始プレッシャーをかけていければ最高だが。
それはパープルイーグルを突いても良いし、自身でもやっても良いだろう。
クラウンには安定して速く走れるという時計の裏づけもある。
時計が速くなればなるほど、勝利の確率が高まるんじゃないかな。
明日が雨なのが、単勝勝負にさらに自信を持たせてくれるね。
ライバル2頭が2着続きのところ、こちらの前走6着に騙されてだろう、
完璧に3番手評価になっている(クラウンが前走2着なら1番人気だろうね)
さあ、ここも最高の配当が待っている。楽しみだ。

土曜日の結果

2007-03-24 11:19:42 | 競馬
うーん、馬場はかろうじて持ったし、オリーブは2着が欲しかったなあ。
なんとも残念な結果になってしまった。
包まれてスムーズさを欠くことになったね。
なんとも阪神競馬場らしい結果になった。
インが有利なのに、内の中団にいたら駄目なんだよなあw
しゃーない、ダービーに向けて頑張って欲しい。



3R ウインルーセント 1着
まずまずのスタートから追っつけて前へ。
アグネスマーズ、スズカトップが速かったが、
スズカトップの内に首を入れてなんとか進路を主張。
しかしそこはスズカトップの豊、さすがというかなんというか、
内をチラチラ見ながら急にペースアップして締めてきた。
完全に前が壁になって、終始かかり気味に。行きたがってしょうがない感じ。
アンカツは抑えるのに手一杯でリズムを欠きまくっている。
4角もそのままで回って直線、前が3頭で壁になりそうなのを見て、
慌てることなく外へ一気に進路をとる。
馬は途中まで外へ出るのを嫌がっていたがなんとか出て、
ラスト150mくらいからのスパートで粘る全馬を交わしきった。G前きっちり。
これは苦しかった。馬の力をまったく出せなかった感じだが、
アンカツが最後まで落ち着いていたのが勝因だろうね。さすがだ。
とにかく馬の力が違いすぎた。単勝はやっぱりつかなくてがっかりw
スムーズなら、上に上がってもやれるんじゃないかと思う。

10R リーサムウエポン 8着
好スタートから追っつけて先行。
予想通りにテンがやたらと速い馬が多く、7番手から。
まったく予想通りで当然ペースも速く絶好の展開。
ちょっと気合いを入れながらだがしっかりついて行けていたので、
これは良いと思ったんだが・・・。
4角を回ってくるあたりではまだ勢いがあったのだが、
直線へ向いて外に出たところで行き脚が鈍ってしまった。
特にどうというところがなく、惰性で雪崩れ込んだだけ。
ピリッとしなかったね、よく分からんがこれが間隔があいた弊害なのか。

11R ブラックオリーブ 4着
好スタートから馬なりで前へ。
中団7番手のインから。絶好のポジション。
道中は馬場の影響などなく、気持ちよく走っているように見えたし、
ちょっと縦長になって、ばらけていたのでこれは良いと思っていたところ、
4角に近づくにつれて一気に馬群がかたまる形、
内にいたのでなんか嫌な予感はしたが当たってしまったw
直線に入って前が横一列、1頭分空いているように感じたが、
そこをつくことはせずに外に出そうという構え、しかし出せない。
突かなかったのか突けなかったのかはよく分からんけど、
なんか嫌な予感がしたのかな。結果的にしばらくして塞がったけど。
とことん前が窮屈な格好になって、よくやく追い出したのがラスト200mあたり、
前が空いてから、脚が溜まった分だけ強烈な脚で3番手まで伸びてきたんだが、
その後ろから、さらに溜めに溜めていたニュービギニングに捕まってしまった。

結果的にちょっと溜めすぎる形になったわけなんだが、
あんだけ溜めることになって、後ろから差されたのはちょっと残念。
勝ち馬にはさすがに完敗。2着馬にはあまり負けた気はしないが、3着馬には負けた。
馬場の影響はどうだったかなあ?コメントを待ちたい。

土曜日の騎乗馬と予想

2007-03-23 20:41:26 | 競馬
土曜は3鞍。
気持ちよく明日に向かいたいねえ。


土曜 阪神
3R ウインルーセント ◎
佐々木晶師
「全開はちょっと大事に乗りすぎたかな。
1400の方がレースしやすいし、今度は楽しみ」
前走は初距離を考慮して慎重に進んだのだろうが、
人気のルーセントが後ろにいることで逃げ馬が恵まれすぎてしまった。
これはやむを得ない、今度は出たなりで行くだろう。
テンのスピードは十分で、普通なら35秒ちょっとで入ることが出来る。
最内枠に入ったこともあり、一気に先手を取るんじゃないかな。
アグネスマーズがついて来るだろうが、速さで圧倒出来るだろう。
向こうが意地でも行こうとしたら、遊んでやっても良い。

アグネスマーズ陣営が超強気のためか、2頭で単勝オッズが割れそう。
私見では、負ける要素がないと思うんだが。接戦にすらならんと思う。
大きく勝負したい。


10R リーサムウエポン ◎
田島師
「除外続きでもその点を考慮してうまく調整できている。
筋肉がついてきたし、ここでも」
前走のジャニュアリーSから2ヶ月空いたが、
前走後からはずっと馬なりで調教を重ねてきているね。
今週だけ終い仕掛けたようで、今週出れることは確実だった模様。
師の言われるとおりに実に上手く調教されてきている。
今週は終い重点で上々の切れ味を見せたようだ。
出るだけでも苦労する準OPだからね、
上手く調整できたようなので、なんとか決めたいところだ。


11R ブラックオリーブ 良馬場◎ 重馬場△
松田国師
「手脚が長くフットワークの大きい馬なので、外回りコースは魅力。
好戦を期待したい」
この松国さんのコメントからも思ってしまうのは、
道悪だと駄目だよなあ・・・ということ。
実際に調教で乗っているアンカツが重い馬場を苦にしたというのだから、
その発言は最大限に尊重されるべき。
雨が降ってかなり悪化したら、素直に狙い(というか買う金額だな)を下げたい。
本当は阪神の馬場がどのように悪化するかも見てみたいけど、
事前の芝レースが2つだけで、外回りは1つ。
おそらく何も分からないままにレースになるだろう。
まあ、どちらにせよ末脚を溜め込めば爆発することは分かっているので、
馬場がどうだろうとじっくり行くことには変わりがない。
前走は溜め込んでから、相手が弱かったのでマクリ気味になったけど、
今回はじっと待って、他馬が動き出してから最後に進出するくらいじゃないかな。
道悪が不安だというのはあくまで予想であるので、
予想が裏切られることを待っているよ。

重馬場が不安だなあとずっと考えていたら、
良馬塲なら楽勝するんじゃないかって気になってきたw
曇りのち雨だって言うから、なんとかならんもんかね。

今週の騎乗馬

2007-03-22 20:39:34 | 競馬
今週は土曜3鞍、日曜5鞍で8鞍。
これは良い、全勝まで期待できる。
ほとんど1、2番人気だけど、圧倒的人気になるのは1つだけ。
馬券的には全部単勝で楽しむことが出来るし、
どんなレースをするのか楽しみながらの観戦になりそうだ。


土曜 阪神
3R 3歳未勝利 ダート1400m ウインルーセント
佐々木晶厩舎、カリズマティック産駒の3歳牡馬。
惜敗続きでもう勝ちたい一戦。
相手は非常に弱く、まともなのはアグネスマーズとマルサンテクニカルだけ。
その2頭も特に未勝利即突破というレベルではない。
おそらく1点台の前半に近い支持を集めることになるだろうが、
この相手関係なら回ってきたらあっさりだろう。

10R 鳴門S ダート1200m リーサムウエポン
田島厩舎、クラフティープロスペクター産駒の6歳牡馬。
前走はスタートから遅く流れに乗り切れなかった。
それでもジリジリと差を詰めることは出来たので、
現級上位で戦っていく手応えは手に入れたことだろう。
ここは前走に引き続きそれほど強い構成にはならなかったため、
再びそこそこの人気を背負うことになりそうだ。
今回は昇級馬が多く、逃げ馬がやたらと揃った感があるので、
スタートを決めて前走程度の位置から競馬をするのが自然だろう。

11R 毎日杯 芝1800m ブラックオリーブ
松田国厩舎、スペシャルウィーク産駒の3歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日より
21日は、気温0度と真冬並みに冷え込んだ栗東の追い切りに騎乗しました。
1番乗りで坂路で追ったのが、毎日杯に出走するブラックオリーブ。
14日の1週前調教はやや重苦しく感じたのですが、あのひと追いで変わりました。
4ハロンを53秒7、ラストが13秒3とタイムは地味でも、下が悪いとどうももたつく馬。
走り辛そうな馬場状態にしてはよく踏ん張ってくれました。
まだまだ未完ですが、将来性は抜群。
何とか復帰戦から好勝負させてやりたいものです。


ということで、これがオリーブの調教に跨った感想。
これを読んで真っ先に思ったのだが・・・やばいよね、これ。
雨が降ったら、バッサリ切らないといけないように思える。
うーん・・・なんとかならんもんか・・・。
阪神が悪化したら・・・とか考えていて、盲点だったというか何と言うか、
この点に気づかれている方はいるでしょうか?
新装阪神って、芝ではまだ稍重になったことすらないんですよね。
どんな傾向があるかと思って調べていたら、データがないことに気づいてびっくりw

ただでさえ重い競馬場、雨が降って・・・普通に考えたら重すぎだけど
なんか内の方がグダグダになって、外の方がマシで伸びるとか・・・。
とか、なんか都合の良いことになりませんかねえw
能力はナムラマースと同等、もしくは超えていると考えているんだがなあ。



日曜 中京
2R 3歳未勝利 芝1200m アドマイヤフランク
橋田厩舎、デインヒル産駒の3歳牡馬。
デビューのダート戦は平凡な内容で2着だった。
デインヒル産駒、1度使って芝に変わって大いに期待したい一戦。
せっかくの芝戦で雨が降りそうなのは微妙だが・・・。
確実に相手になるのは、前走中京芝で2着のクレバーデューク。
これをめぐって、フランクとヒシアスペンとワンダースター、
ダートで惜敗した3頭が芝に転向して戦いを挑む形。
芝転戦組のどれかが勝つんじゃないかと思うが、
それがフランクであることを祈ろう。

3R 3歳未勝利 芝2000m ミッキーラブ
清水美厩舎、マンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。
ケイアイケイマン、アドマイヤハートと3頭で人気を分け合うだろうが、
相手など関係無し、もう未勝利で負けるわけには。
前走は内で包まれて、いったん最後方まで下がる決断をせざるを得なかった。
キャリアの浅い馬であの形をとっても伸びてくるんだから、
まともに走らせてやれば、未勝利どころか500万も即突破出来るんじゃないか。
外枠が欲しい。今度は最初から最後まで外々を回って圧倒だ。
アンカツは、必勝を期して依頼された馬において、
2度続けて負けることはほとんどないのが心強い。

10R 恋路ヶ浜特別 芝2500m オルドリーバ
佐藤吉厩舎、バブルガムフェロー産駒の5歳牡馬。
かなり軽い構成。
豊のトロフィーディールと人気を二分することになりそうだ。
トロフィーディールはやたらと不利を受ける馬で、
瞬時に馬群を割ってくるような馬ではない。そして長く脚を使う。
オルドリーバとは似たもの同士かもしれない。
雨が降るとして、これはオルドリーバのほうが合いそうな気がするが、
あくまでイメージなのでなんとも。
どちらも重馬場で良い、悪いというような成績は残してきていない。
道悪適性が明暗を分けそうだ。

11R 高松宮記念 芝1200m プリサイスマシーン
萩原厩舎、マヤノトップガン産駒の8歳牡馬。
 アンカツ手記・木曜日
高松宮記念のプリサイスマシーンも十分チャンスがあると思っています。
スタートが速いので、序盤にスムーズに流れに乗れるのが強み。
小回りの6ハロン戦にもしっかり対応できるだけのものは持っており、比較的乗りやすいタイプ。
今年のメンバーを見渡すと、傑出した馬は見当たらず、上位の数頭が拮抗。
恐らく大接戦になるはず。うまく立ち回った馬が、最後に笑うような気がします。
プリサイスマシーンは、昨年が3番手につけてコンマ3秒差4着。
自分から勝ちに行く競馬をするよりも、
道中でできるだけためて、末脚にかける方が合っていると思います。
一瞬の切れ味が非凡ですから。週末の雨予報はそれほど気になりません。
母の父が軽快なサンデーサイレンスなのですが、乗った感じはパワーも非凡。
実際にダートでも4勝しているように、力を要する馬場は苦にしないとみています。
中京の6ハロン戦は、当日の馬場状態によってガラッと局面が変わります。
枠順の影響も相当に大きいレース。
勝つためには、ミスはもちろんわずかのロスさえも許されません。
運も必要でしょう。
気持ちを楽に、しかし、気を引き締めて高松宮記念2勝目を狙います。 


とにかく接戦ということを強調しているね。まさにその通りなんだけど、
「俺は上手くやるぞ」っていう決意表明でしょうかね。
雨が降ったらどうかというのを心配しているのだが、
アンカツはまったく心配していないような感じ。
重馬場適正なんてのは、乗っている人にはそこそこ分かるものなので、
これは嬉しく思うし、素直に信用したい。
それから、自力でまくっていくような競馬はしないとの事。
つまり、前2戦同様に直線まで好位でじっと我慢して、
一瞬の脚でさっと交わしてゴールしようということか。
全体的に大きな能力差のないと思われる構成なので、
内を突いて一発を狙う騎手もたくさんいることだろう。
前走以上に鞍上の手腕を問われる競馬になると思われる。
アンカツに運はある。卓越した技術でプリサイスにG1を。


12R 伊勢特別 ダート1700m ビッグクラウン
南井厩舎、エルコンドルパサー産駒の6歳牡馬。
日曜の地点で特別登録のメンバーをちゃんと見ていなかったわけだが、
ウォーターダッシュ、パープルイーグルがいた。
ビッグクラウンと並んで現級最上位の存在。
常に人気を背負ってきた3頭が激突、最高に面白い一戦になりそうだ。
この3頭は、結果的に詰めが甘いのだが走破時計は常に速く絶対的な能力が高い。
ウォーターが逃げ、ビッグが番手で、パープルが3~4番手だろう。
雨も予想されるので、1分44秒台の決着までありそうだ。
おそらく伏兵の介入する余地無し。3頭の順番を決めたいレース。