アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

先週の反省

2012-10-30 22:48:35 | 競馬
日曜 京都
11R ダノンバラード 2着
「タメれば追っていい脚を使えると聞いていたし、
 前もゴチャついていたのであの位置から。
 手前をなかなか替えてくれなくて、ラストは内にもたれていたが、
 そのあたりがしっかりしてくれば楽しみな馬だよ」
スタートは五分。
レース直後は馬なりでスッと下がったように見えたが、
見直してみたら軽く促す程度にアンカツの手は動いている。
しかしすぐにシルクアーネストに前に入られたので、
そのままスッと下がって後方集団の1頭で進む格好になった。
内のウィルビーキング、外のタガノエルシコが押し上げるのを見て、
これらに関わる必要もないとさらに下がる形に。
基本的に序盤から掛かりながら走る馬だと書いたけども、
今回は恐ろしいほどに折り合っていて、静かに下がって行った。
外のヒストリカルと並んで最後方のインから。

ペースはメンバーから予想されるほどには落ちなかった。
ガンダーラにトップカミングが絡んだからね。
超スローが予想されたので川須の意思で行ったのだろう。
この辺はまあ、予想の範疇ではあった。
その後ろでネオヴァンドーム、リルダヴァル、ミッキードリームと、
実力上位の面々がタイミングを見計らうように待つ形。
その後ろにもすぐに8頭の大きな集団。
ちょっとゴチャつくようなシーンもあり、
それを予測して前に出さなかったアンカツの采配は見事に当たりだった。
バラードは大集団を真後ろで見ながら絶好の手応えで待機中。
先頭まで10馬身、リルダヴァルらとは8馬身程度の位置で、
バラードの使えそうな脚は十分に計算されていただろう。
4角に差し掛かるあたりから少しずつ前に接近。
全体的にも馬群が凝縮するような格好になり、
4角の半ばでは18頭が6馬身差くらいに収まった。
その大集団の後方の内目で入っていきながら、
4角の出口では自然と外目のほうに出てきていた。

コーナーの最初から外に出て行ったヒストリカルに対して、
4角の出口で斜めに進路を取りながら行って再度併せる形に。
追い出されてヒストリカルは前にいたタガノエルシコの外に行ったが、
こちらはタガノエルシコの内に進路を向け、
あっという間にこれを交わすと、内のモンストールに並びかけ、
右鞭が入ったところで飛びが変わってここでエンジン全開。
外からタガノエルシコを交わしてきたヒストリカルと再度並びそうになったが、
一気に1馬身引き離して、2番手にいたシルクアーネストを交わした。
そのままの勢いでリルダヴァルを追ったが、これは交わせず2着。
残念だったが、久々にもうひと息のところまで行くことが出来た。


タメれば追って良い脚を使える、
それはまあ、確かにそうなんだろうけども、
大して長続きせずに最後はダレてしまい、
競っている馬に必ず競り負けるのがこれまでのバラードだった。
しかし今回は注文をつけていった甲斐もあったのだろうけど、
最後まで実に力強い伸びを見せてくれた。甘さは感じられず。
まだまだ発展途上の相手ではあるが、
ヒストリカル相手に一瞬の切れにおいて明確に勝ったのは見事で、
全く印象になかったが十分に切れる脚があった。

現5歳世代で最初の最強候補だったリルダヴァルと、
現4歳世代で最強候補だったダノンバラードの決着。
ともに3歳夏以降は不甲斐ない競走生活を送ってきたが、
どちらもこれはと思う走りを今回見せてくれた。
来年の今頃には、京都ではなく東京で2頭の競馬が見れるんじゃないかな。

良い裏天皇賞だった。

来週の特別騎乗予定馬は未定

2012-10-28 19:06:12 | 競馬
ダノンバラードは惜しい2着。
前走が不甲斐ない感じだっただけに、
これはと思うところを見せてくれて良かった。
メンバーの質もローカル重賞よりは高かったしね。
なかなか手前が替わらなくて内に寄れていたから、
そのあたりがしっかりしたら先が楽しみということ。
馬体もまだ絞れそうだし、良化ポイントは多くある。
長らく重賞勝ちから遠ざかっているが、
今日の感じならこれからいくつも重賞を勝てるんじゃないかな。
少なくとも、他馬と競れば必ず競り負けてきた馬には見えなかった。
次走には12月最初の金鯱賞が良いかもしれない。

復帰が遅れていたブライトラインがようやく帰厩。
1度使って暮れの阪神Cを目指すということなので、
多分JC当日のキャピタルSになると思う。
古馬がだらしないのもあるが3歳勢が結構頑張っているので、
ブライトにも期待したいところ。

スプリンターズSで8着に負けたパドトロワは
帰厩して京阪杯に向かうことになったようだ。
力の違いを見せ付けたいところだね。
まーた太る体質との戦いになるだろうがw
530ちょいでもG3レベルなら何とかしてくれるだろう。

南部杯で3着になったロイヤルは再来週の武蔵野Sへ向けて調整中。
いきなり大幅な馬体減で反動が心配されるが、
現在は坂路でゆっくりと調整されている。
これ以上、あまり強い調教はいらないだろう。
ゆっくりと立て直して目標のレースを迎えて欲しい。


さて、来週の特別予定は不明。
毎度お馴染みになってきた、乗るのかどうかすら分からない状況w
2週後、4週後の予定は上記の通りにあるわけなので、
1週おきに休みを取ったりするかもしれない。
どんどん一般常識から離れていくのが面白いなw

日曜日の結果

2012-10-28 15:34:50 | 競馬
11R ダノンバラード 2着
渾身の競馬だったけどなあ。惜しい2着だった。

スタートはしっかりと決まったように見えたが、
ゆっくりと入ってジワジワと後方に下がって行った。
引っ掛かり気味に走る馬なのだが、今日は抜群の折り合い。
実は前走でもそれなりに折り合っていたので、
今回もまた気合が足りないのかと思ったら、そんなことはなかった。
闘志をしっかりと内に秘めて、終いに爆発させる準備が出来ていた。
レース序盤のペースは平均程度だったか。
馬群の一番後ろでヒストリカルと並んで淡々と進んでいたが、
3角を過ぎたあたりから少しずつ前に近寄る気配。
外には出ずに馬群の中に入れていき、
4角を回りながら一気に外へ持ち出す手段を取った。
並んでいたヒストリカルがすぐに外々へ振ったのは対照的な動きで、
直線に入って大きくバラけた馬群の外目の開いたところを突破。

じわっと加速してきたところにアンカツの鞭が入ると、
物凄い勢いで内の馬を飲み込んで行った。
最初に抜けたリルダヴァルも捕まえそうな勢いだったのだが、
もうひと息届かずに2着に敗れた。
まあ、相手はこれだろうと思っていた馬でもある。
G1で3着に入ったことのある2頭での決着。
あえて順当な決着だったと言わせてもらおう。
バラード自身、少し馬体に余裕があったように思う。
使っていけばすぐにもう一度重賞を勝てるんじゃないだろうか。
京都金杯なんかで期待してみたいね。

なかなか勝ちきれない馬なので注文をつけたのだと思うが、
素晴らしい競馬だったんじゃないかな。

日曜日の騎乗馬と予想

2012-10-27 23:42:36 | 競馬
日曜 京都
11R カシオペアS 芝1800m ダノンバラード ◎
池江寿厩舎、ディープインパクト産駒の4歳牡馬。

フルゲートの18頭立てで上位拮抗の一戦。
リルダヴァル、ダノンバラードの池江厩舎G1・3着組と、
ヒストリカル、ミッキードリームの音無厩舎重賞勝ち組、
これに札幌記念で5着に入って復調のネオヴァンドームが絡む。
そこからはやや落ちて、OP特別の好走組、
シルクアーネスト、タガノエルシコ、タムロスカイ、
これらが6~8番人気を形成して、ここまでが上位争いか。
まあ、普通に行けば重賞を上位で戦ってきた上位5頭の争いだろう。
この中でミッキードリームが叩き台を示唆しているので、
人気通りに4頭の争いということになるかもしれない。

さらに雨が多少降りそうなので、それもどんな影響を与えるか。
ダノンバラード、リルダヴァルはおそらく、道悪は上手い。
ヒストリカルとネオヴァンドームは得意ではないだろう。
ヒストリカルは重の毎日杯を勝っているが、別に道悪が上手かったわけではない。
馬場の悪いところを大きく避けて走っていただけだ。
(逆に2着のマウントシャスタが悪いところに突っ込んでいた)
雨は相対的にバラードにとっての歓迎材料となり得るだろうか。

メンバーをざっと見て、逃げ馬がいないことに気づく。
あえて言うならガンダーラなわけなんだけども、
同馬は何度か逃げているくせに、それで良かったことがほとんどない。
向いてないんだろうし、陣営もそう思ってるだろうけど、
他に何もいないので行かざるを得ないだろう。
逃げ馬がいないだけじゃなく、
先行馬まで枠を広げてもタムロスカイしかいないのでは、
どうしようもなくそんな競馬になるはずだ。
まあ、これだけ何もいないと勝ち目のない馬の博打もあるかもしれないが、
基本、スローペースを考えていれば良いだろう。
もしかしたら超のつくスローになるかもしれない。

あんまり遅いとヒストリカルが有利になりそうだが、
リルダヴァル、ミッキー、バラード、
それからネオヴァンドームあたりは持続力のある馬なので、
どれかが途中から動き出して極端な瞬発力勝負にはなるまい。
スローが確実だからこそ、そうなりそうだと言える。
ただ、真っ先に動いた馬は多分不利になるので、
その辺の駆け引きが面白そうなレースと言えそうだ。

おそらくリルダヴァルが3番手あたり、
ミッキードリームが4番手あたり、
少し開いてネオヴァンドームが7~8番手あたり、バラードもその前後。
ヒストリカルが12~14番手あたりで構えることになるだろう。
展開面で大きく有利不利が起こる事はないと見ている。
リルダヴァルとミッキーの争いにネオとバラードが襲い掛かり、
それらをまとめてヒストリカルが差せるかのレース。
それぞれが重賞で通用の器で特に実力差があるとは考えにくく、
外的要因(天気)が結果を左右する可能性も十分かな。


バラードとしては、基本的に掛かり気味に走る馬なのだが、
前走は序盤の遅れが響いたのか気合に乏しかったとのこと。
今回は調教から行く気になっていたようなので、
いつものバラードの走りを期待できるだろう。
いつものと言っても、2~4着に収まるバラードだがw
とりあえず活気のある走りを期待しても良いんじゃないかと思う。
序盤に多少掛かり気味になっていたら、むしろ期待して良いだろう。
目の前にしっかりした目標があるし、馬場も味方してくれれば、
これまでにない力強い走りをみせてくれるかもしれないと期待している。
同厩のリルダヴァルと同様に単勝の買える馬ではないのだが、
今回はこの2頭がとても良いように感じるね。
もちろんアンカツが乗るバラードのほうに期待で単を買うが、
後は2頭軸で絞って攻めてみたい。馬連1点も。
後はヒストリカル、ネオヴァンドーム、ミッキードリーム、
この3頭に流してみたいと思う。順当は順当だろう。

ダノンバラード好調子

2012-10-24 23:52:21 | 競馬
ダノンバラード 動きは抜群に良い模様
カシオペアSで騎乗することになったダノンバラード。
珍しくアンカツが栗東に赴いて調教に騎乗している。
重馬場になったCWでバーディバーディとの併せ馬を行い、
66.0-51.8-38.3-12.0で追走先着。
まず時計からして文句なしに良いと言えるのだが、
今日のCWコースは相当に重かったようなので、
特に終いの12.0ってのは素晴らしいと言える部類のようだ。

まだ何とも言えないが、当日に雨が降りそうな雰囲気があるので、
パワーのあるところを見せてくれたのは心強い。
ディープインパクト産駒ってのは基本的に非力だと思うが、
この馬は特に切れる感じがない代わりに、パワーがありそうだね。
2走前に中京で準OPを勝ちあがったわけだけども、
この時は稍重の馬場で多少時計がかかっていた。
中京コース自体がパワーのいるコースに変わっているので、
もしかしたらそういう馬場でのほうが強いかもしれない。

重賞で凡走することがほぼありえないというレベルの馬なので、
今回も3着を外すことはないと思っているけど、
これまでとは違う強い姿を見せてくれるかもしれないと期待している。
OP特別と言っても、重賞でも人気する馬が3頭相手にいるしね。
バラードも含めて4頭は重賞上位級が存在するレース。
裏天皇賞みたいなものだから、勝てればその価値は大きいだろう。

来週の特別騎乗予定馬

2012-10-21 21:44:02 | 競馬
アンカツは久々の休養で体を休められただろうか。
レインボーペガサスが軽症のようではあるが骨折してしまい、
スワンSを予定していたブライトラインが
未だに帰厩していないという状況だが、
日曜日はダノンバラードに乗ることになったようだ。
現在の賞金ではG1どころか重賞出走すら怪しげだがw
ここを勝つことがG1への足がかりとなれば。




土曜 未定






日曜 京都
北國新聞杯 ダート1800m 未定




長岡京S 芝1400m 未定




カシオペアS 芝1800m ダノンバラード
池江厩舎、ディープインパクト産駒の4歳牡馬。
同世代には世界でもトップ3に入るオルフェーヴルがいるが、
他の馬の実績が示す通り、残念ながらレベルの高い世代ではない。
そんな世代ではあるが、この4歳世代の上位を形成する1頭がバラード。
ラジオNIKKEI杯を制して皐月で3着に入ったところまでは、
間違いなく2番手集団の先頭を争っていたのだが、
皐月の後に放牧となり、菊花賞に間に合わなかったあたりから、
それなりに強いんだけど残念な馬に変わっていたw

復帰戦の中日新聞杯を早仕掛けでタイム差なしの3着に破れ、
次の日経新春杯こそ相手に恵まれて2着に入ったものの、
開催時期が変わった次戦の中日新聞杯でまた3着。
新潟大賞典4着、目黒記念4着と、僅差で馬券圏内を外し、
降級の準OP戦はさすがに力が違って圧勝したが、
前走の小倉記念は4着に敗退。
狙っているのかそうなってしまうのか、惜敗することが非常に多く、
金を使う客ほどイライラさせられる馬だと思われるw
(ハナ、クビ差負けで2着3着を外し続けている)

タイプとしては、中団からレースを進めて終い確実に伸びてくる、
オーソドックスな差し馬だろう。
キレる感じはほとんどなくて、どちらかというとジリジリとしているので、
出来るだけ前にいたほうが良いんじゃないかと思えるんだが、
珍しく最初から前にいた目黒記念では、さらに甘くなって着を外した。
何をしても上位に来るんだけど、そこから上がない馬というのが現状。
相手が甘くなった準OP戦だけは実に力強い内容だったので、
実力相応のレースが続いているとも言えそうなのだが、
アンカツが乗ってどんなものなのか、楽しみにしてみたい。


基本、天皇賞に出走できなかった馬が集まるレースだが、
今年は例年以上にそれなりに力のある馬が集まった印象。
ヒストリカル、ミッキードリーム、リルダヴァルと、
バラードと同様に、過去のG1で穴人気したり実績を残した馬が相手になる。
それぞれがここで賞金を加算してマイルCSへ向かいたいのだろう。
これはなかなか面白いレースになりそうだ。

先週の反省

2012-10-17 23:00:07 | 競馬
日曜 東京
6R シルクオフィサー 7着
「前回は久々だったから力が入ったのかと思ったが、
 今日も首に力が入っていて体を使わず手先だけで走っている感じ。
 以前はこんな走りではなったんだが・・・」
スタートで少し後手を踏んで下がってしまっていて、
デルマエビス以外の先行馬でそのまま決まった一戦なので、
特に書くこともないと思っていたのだが、
そういうこと以前に、走りが前とは違うということだ。

レース序盤、首を上げてしまったことは確かに確認できたが、
あれは前が詰まってそうなったものと認識していたんだけど、
どうもそうじゃないような感じだね。
長く休んでいたので、まだ自分の走りを思い出せない感じかな。
調教の動きも特に良くないので、そういう雰囲気は感じれたけども。
どのみち、使っていって前進していくしかない。
良化具合は調教時計である程度判別できるんじゃないかと思っている。




8R サトノデートナ 1着
「そんなに脚を使わずハナに立てたから終始楽だった。
 ここでは力が一枚上だったね」
これまで通りに終いの脚を生かしてどうかと思われた一戦だったが、
予想外の好スタートからそのまま逃げの手に打って出た。
コスモゲンジが外から並んできたが、競り合うことはなく同調。
わざわざ後ろの馬を有利にしてやる理由はどこにもなく、
4ハロン49.7という非常に楽なペースになった。
そこから当然ながら瞬発力勝負に持ち込まれたわけだが、
11.7-11.4の加速は条件馬らしからぬ見事なもの。
最後の1ハロンは本気を出す必要もないという雰囲気だった。

力が上だった、それに尽きる。
昨秋から今冬にかけて現級最上位を争っていた時よりも強かった。
準OPは1戦だけして大惨敗を喫しているが、
こんな勝ちっぷりが出来る馬なのに、
あの殿負けが実力ってのはありえないだろう。
今度はいきなり勝ち負けに持ち込めるはずだ。
もちろん、今回みたいにスタートは決めないとね。
このスタートに関してはまだ信用しきれないが。




11R レインボーペガサス 7着
「良い形で運べたが、追ってからの反応がもうひとつだった。
 切れるタイプではないにしても伸びなくて・・・。
 レース後の歩様が良くなかったから大事がなければ良いが」
レース自体に注文をつけるところはなかった。
過去2度の酷すぎた逃げとは違って、
直線に入って残りそうな雰囲気があったので、
そこまでを上手く運べたということだろう。
あの雰囲気ならもっと粘れてよかったのだが、
アンカツの言う通りに最後はイマイチだった。

その原因は調整過程や距離にあると単純に考えていたけども、
どうも体のどこかを痛めたっぽい雰囲気。
何度も故障している馬なので、心配でならない。
せっかく再度重賞で結果を出すメドがたってきたところだ。
何事もなく次走を迎えられる事を祈る。

来週の特別騎乗予定馬は未定

2012-10-14 20:09:14 | 競馬
今日は1ヵ月半ぶりの勝利を挙げたわけなんだけど、
騎乗したレースで言えば10走ぶりのこと。
特に勝ってなかったわけではない。
皆さんもそろそろ慣れてきたところでしょうかw

勝ったデートナは終いの脚を生かしてねって言われたみたいだけど、
(そりゃまあ、あのスタートじゃあそれしか道がないだろうけどw)
まさかの好スタートからハナを奪ってレースを進めて、
ラスト3ハロン目から11.7-11.4-12.1。
4コーナーから勝負を決めに行ったところで凄い脚を使った。
見た目にはスムーズなギアチェンジで楽そうだったけどね。
最後は、伸ばそうと思えばまだまだ伸ばせただろう。
「逃げながら注文に応えた」のは見事だった。
ダートでこれが出来るなら、これ以上の事はないからね。
この馬はもっと上でやれそうだ。

ペガサスはあと一息の内容。
調教があれだっただけに暴走が心配されたが、
まずまず落ち着いた運びを出来たのではないかな。
1000mを1分0秒2なら文句はないね。
本質的にはもう少し流れを速くしたほうが良いんだけども、
同時にそれはちょっと危険すぎる選択肢であり、
(仕掛けたらほぼ間違いなく、暴走させていただろう)
ベターな選択をしたと思う。
距離的にもベストではなかったわけで、
結果的にだが、上位はそれなりに実績のある馬になって、
まあ悪い結果ではないのかなと思う次第だ。
凄い臨戦態勢で挑んだレースだったが、
結果として敗因は単純に距離だったように見えるレース内容。
んー、意外になんとかなっちゃうものだねw
陣営があれから上手く調整したことにも感心させられた。
走る気は戻っているので、次は適距離で期待しよう。


来週の予定は全て未定。
元々、ペガサスが富士Sを予定していたのだが、
(ブックの想定にあったことなので間違いないだろう)
予定を繰り上げて出てきたことで予定が無くなった。
ていうか、それによって今日3鞍も乗ることになったので、
(1日3鞍も乗るのは、7月22日以来3ヶ月ぶりのことだった。
 その次の週は1鞍だったが、それも断るつもりだったらしいので)
来週はお休みとなるかもしれないね。
まあ、頑張れば3鞍くらいちゃんと乗れるって事は見せてくれたw

日曜日の結果

2012-10-14 12:44:08 | 競馬
6R シルクオフィサー 7着
スタートはひと息。
ちょっと気合を入れて出て行こうとしていたが、
最初の一完歩で他に遅れをとっていたため、
おそらく進路がなくて抑える形になった。
そこからすぐに外に出そうとしているように見えたが、
前と横の馬が邪魔で簡単に出れず、引っ張りながら下がって外へ。
しばらくして落ち着きを取り戻して進み、
直線は外に進路を取って追い出したが最初はあまり反応せず。
大外に行ったのに馬群を割る形になっていたのはどうかと思うがw
馬群に突っ込んでから結構良い脚で伸びていたようには感じだ。
予想通りに前の決着で出番はなかったが、差のないところまでは詰められた。

今日は最初が悪すぎて、その分だけの負け。
馬は型通りに良くなっているので、次走は確実に勝ち負けに持ち込めそうだ。
今回は追いきりがまだまだという感じだったが、
もう少し調教で動いてくれば、今度こそ自信を持って買えるだろう。




8R サトノデートナ 1着
問題はスタートだけ、位置取りだけと書いたけど、
そのスタートがまさかのロケットスタートw
何の無理もなく、馬なりでじわっと先手を取ることに成功。
2番手にコスモゲンジが押してあげてきたが、
必要以上に絡んでくることはなく態勢は決した。
2番のイーグルカザンが絡みたそうにしていたが、
前の2頭が外から被せてきての態勢では動くに動けず。
道中そのままの態勢で4角から直線へ。

持ったままで先頭に立ってジワッと追い出した。
コスモゲンジも必死に食らいついてくるが、
軽く追ったところでスッと1馬身半引き離し、
後は後ろの様子を見ながら楽々とゴールまで流しきった。
まさかの逃げ楽勝。
終いまでしっかりしている馬だけに、この形ならさすがに強い。
6Rと同様、今度は良い意味でスタートを決めたことで勝敗が決した。

馬自身、まだまだ余裕を感じる走りだったね。
一度は駄目だったが、上でも通用しそうな走りだ。
次走も期待してみたい。




11R レインボーペガサス 7着
好スタート。
ゆっくりと出て行こうとしていたのだが、
誰も行かないので内のミッキーパンプキンと併走状態に。
こちらのほうが掛かり気味に走る馬なので、
どうしても出て行きそうになったから、それは無理に抑えなかった。
少し絞りつつも出して行くという感じで、ジワジワと先頭に。
一気に先頭に立ったわけではないのは、
しばらくの間、ミッキーのクビがこちらの内に入っていたことで分かる。
行くなら行くで、出来うる限り慎重にという気持ちはよく見えた。
その甲斐あって、1000mの通過が1分ちょいと無理のない流れに。
馬も落ち着きを取り戻して走っており、
これならばもしかしたら押し切れるかもという感じだったのだが。

直線に入ってから満を持して追い出したが、伸びはひと息。
止まっているわけではないけれど、瞬発力で劣ったやや格好。
まあ、オーソドックスに考えれば距離が向いていなかったのだろうが、
臨戦態勢も特殊だったので何とも言えないか。
まあまあ、見せ場は十分にあったので良かった。
過去に逃げてしまった凡レースとは違ったので良しとしたい。
これくらいに走ってくれるなら、人気薄の逃げをやっても良いんだが。

日曜日の騎乗馬と予想

2012-10-14 04:18:38 | 競馬
働きすぎた。




日曜 東京
6R 3歳以上500万 ダート1400m シルクオフィサー ▲
大竹厩舎、マヤノトップガン産駒の4歳牡馬。
1年ぶりとなった前走は、まず馬体に余裕があり、
レース前から発汗が酷くて気負っている感じがあった。
実戦でもどんどん前に突っかかっていく格好になり、
直線では良い所なく終わってしまったわけだが、
これがガス抜きとなって大幅に良くなる事を期待。
美浦に戻ってきてからの動きは、時計からは普通の一言かな。

あんまり気負われても困るんだけども、
長期の休みがあった馬だから、やる気が無いよりはマシだ。
長く休んで競走馬として終わってしまう馬もいるが、
オフィサーからはまだまだ走る気持ちを感じ取れた。
前回は身体がついてこなかったけれども、
今度は身体が絞れてよく動けるんじゃないかと思う。
1400mの距離も特に問題あるまい。

デルマエビスとマックスガイが人気を集めると思ったが、
どうやらオフィサーも近いオッズになりそうだ。
現級の勝ち馬として、まともなら3強の争いに持ち込めるはず。
精神面も肉体面も大幅な良化を期待しよう。

逃げ馬はおらず、誰が行くのか不明。
8番になったデルマエビスだけが何度か逃げているけども、
近走で好位で安定した取り口を続けているだけに、
本当に誰も行かない場合を除いて好位で構えるだろう。
2番のサーストンデンバーか、14番のアーティクラフティ、
このどちらかが行くのではないかと思われる。
その後ろにデルマエビスと9番になったマックスガイ。
3番になったオフィサーも前走の感じならこのあたりか。
距離が1600mなら逃げもあったかもしれないが、
1400mならばすんなり好位に収まると思う。
それから7番フェアエレン、12番ニシノゲイナーが続き、
6番セイウンオウサム、15番シゲルドリアンが後ろから追い込む形。
残りはそれぞれの位置で賑やかし程度の存在だろう。

ペースは遅めが予想され、かつ好位に有力どころが集まりそうなだけに、
後ろからの出番はなさそうだ。
中団あたりでも間に合わないかもしれない。
サーストン、アーティ、デルマ、マックス、オフィサー、
このうちですんなりと決まってしまいそうな感じがするね。
難しく考えず、オフィサーから4頭に流したい。




8R 3歳以上1000万 ダート1400m サトノデートナ ◎
国枝厩舎、タピット産駒の4歳牡馬。
今年の初冬まで関東の1000万で最上位争いを繰り返していた馬。
しかし準OP初戦を大敗すると、夏に降級した後の2戦もイマイチ。
ただ理由ははっきりとしているかな。
前走は着差的には大敗という形になるけど、
実質は勝ち馬が突き抜けていただけで2着とは僅差。
出馬表から受けるような印象の弱さではない。
ていうか、レースを見たら印象が全く違うはずで、
単に位置が後ろ過ぎて、距離が足りず間に合わなかっただけだ。
素晴らしい脚を繰り出していて、やはりこのクラスでは最上位の馬。

それが何でこんな連敗をしているのかと言えば、
とにかくスタート、ゲート、二の脚が悪化の一途を辿っているから。
デビュー当初は相手も軽く前で競馬していたのが、
相手が強くなるのと同時に悪癖が見えてきて、
最近では下がらないと気がすまない感じになっている。
終いの脚は現級では抜きん出ているだけに、
とにかく序盤を中団あたりで過ごせさえすれば。

これが抜けて強いと思う馬はいないが、
かといって、全く用なしと思える馬もいない一戦。
競馬ブックは12頭中7頭が一桁オッズで、
9頭が11倍以下だと予想している。
経験上、あんまり当たらないブックの想定オッズだがw
「混戦」という評価くらいはさすがに当てる。ここも正しいだろう。
一番人気がなさそうなのが1番のヴェルティゴなんだけど、
この馬ですら、キャリアの浅い3歳秋叩き2戦目なので可能性は十分。
頭数はやや少なめだが、かなりレベルの高い一戦になりそうだ。
(近2走で掲示板に載っていないのはわずかに2頭。
 ヴェルティゴと、もう1頭がデートナだから困るw) 

先行馬は少なめなだけに、やはり序盤の動きが鍵になりそう。
近走で逃げたことのある馬は6番のコウセイコタロウしかいないので、
これがすんなり先手を取るものと思われる。
内から3番イーグルカザン、外から12番シンキングマシーン、
それから9番のゴールドゼウスが続いて先団を形成。
やりあうことはないだろうが、淡々としたペースになってくれそうか。
対照的に、残りの8頭がほとんど追い込みに近い脚質。
1番ヴェルティゴ、4番ヤマタケティガー、7番エターナルロブロイ、
11番コスモケンジ、5番カリスマサンスカイと、
大半のレースで真ん中より後ろで競馬している馬が揃った。
デートナはこれらよりは前で競馬出来る馬だったんだけども、
近走の通りならこれらに巻き込まれる位置になる。
この辺の人馬は、後ろでも構わないという構えを見せてくるはずなので、
何とかしてスタートを決めてこれらより前になって欲しいが。
現級最強を争っていた時期の競馬を見る限り、
本来ならどこからでも渋太く脚を伸ばせるタイプなので、
そうすれば勝機がグンと高まると思われる。

ま、前走を見ちゃうと信頼感は0だけどねえw
見なかったことにしてもう一度期待してみたい。
まずは単複を買って応援だろう。
それから、やっぱり前目の馬のほうが展開優位に見えるので、
コウセイ、イーグル、シンキング、ゴールド、
この4頭にパラパラと流してみようかなと思っている。




11R アイルランドトロフィー 芝2000m レインボーペガサス ▲
鮫島厩舎、アグネスタキオン産駒の7歳牡馬。
1週間前にとんでもない時計を計時したわけだが、
放馬したとか何とか言われてもいる。真偽は不明。
ただまあ、それならば納得がいくところはある。

まず根本的な話で「いきなりどうした?」って時計だったからなあw
他に根拠は二つあり、一つはそれを最後に追いきりをしていないこと。
ぶっ飛ばしたケアにあたっていたのだろう。
あれからは引き運動を中心にやられていたのだと思われる。
もう一つは、ペガサスの追いきった時間前後(7時13分)の他馬の少なさ。
放馬してたなら納得は納得。
もし人が乗っていないなら、大雑把に2~4秒くらい足して考えれば良いだろう。
どのみち速いことには変わりないが、それで常識の範囲内だ。

どうあれ今回の件で言える事は、暴れ足りないということであろう。
よく言えば、やる気は十分にあると言えそうである。
時計は速すぎとしても、しっかりと負荷をかけた鍛錬になってるからね。
で、上記の通りにこれがペガサスの実質の最終追いきりとなっているw
爆走した8日以降、一度も坂路に入っていない。
ここまでの派手な時計を出してしまった以上、
もう強い追いきりなどいらないってのは道理だと思うが、
しかしこういうパターンが上手く行くかどうかは・・・。
・・・駄目って言うのは簡単だけど、正直に分からんねこれ。

もし放馬したってのなら、
「最終追いきりが 月曜日(レア) × 人の乗っていない単走(超レア)」
こういうことになる。
この組み合わせはおそらく史上初だろうw
出てきた以上、体調に問題がないのは間違いないが、
レースに行ってどういう影響を及ぼすかは全く未知数。
相手が果てしなく弱いので楽しみにしていたレースだが、
それ以上にこっちの臨戦態勢が前代未聞すぎて、他に言うべきことがないw