酒の三幸

閉店後もこれまで温かく支えてくださったお客様と繋がる場所として、ブログを継続させて頂きます。その後の生活やワイン情報等。

日本のチーズ事情とワイン事情の共通点☆

2017-02-10 09:24:23 | チーズ

 

前回のブログでご報告したチーズ&ワイン講座で、日本のチーズ&ワイン事情、面白いことにデータ数字の面で共通点があることに気づきましたー (講師の先生もご指摘されていましたが)

まず、日本のチーズの年間一人当りの消費量、2.2Kg(3日に1切れペース)、これに対してワインの年間一人当りの消費量2.8ℓ(3.7本分)、単位は違うものの数字が近いですよね、ちなみに世界の消費大国フランスとそれぞれ比較すると、チーズは26.2Kg(1日4切れペース、日本の約12倍)、ワインは46.4ℓ(61.8本分、日本の約16倍)で、まだまだ日常の生活への浸透度は低いといえます。

次に、日本のチーズ工房の数は200を超え、その半数を北海道が占めています。一方、日本のワイナリーの数は210を超え(1位山梨78、2位長野30、3位北海道12)、チーズもワインも小規模生産者が続々と増えています。

1980年代後半より、日本のナチュラルチーズの消費量はプロセスチーズの消費量を上回っており、その差は年々広がっており、日本のワインも国内ではもちろん、世界でも和食ブームとともに関心度が高まっております。

これからの動きが楽しみですね~

 


日本製ナチュラルチーズ&日本酒、日本ワイン☆

2017-02-07 09:23:59 | チーズ

仕事の合間に以前から興味のあった「日本のチーズ&日本のワイン」の講座を受けてきました。

日本製ナチュラルチーズを食する機会が少ないので、日本事情知る機会にもなりますし、日本のワインは年々進化しておりますので、チーズとのマリアージュだけでなく、数種の飲み比べができることに魅力がありました。

日本製のナチュラルチーズ、様々なタイプ7種、やはり全体的な印象は、香や風味(特に塩味)が、とても穏やかで繊細、日本人の舌には合っています。

私がその中で一番気に入ったのは、セミハードタイプの「コハク」(福岡・糸島ナチュラルチーズ製造所TAK)。ちょっとウォッシュタイプ(塩水や地酒等でチーズを洗ったり、拭いたり、ブラッシングして菌を生やし熟成させたもの)のような風味も感じられますが、旨味とほどよい塩味が感じられ、特にシャリシャリとした外皮にはスルメのような風味があり、お酒のすすむ味わいです。やっぱり私は根っからの呑兵衛なのですかね~

出されたワインの中では、樽由来の複雑味が加味した「桜沢シャルドネ(オーク樽発酵)2015」(山梨・奥野田葡萄酒醸造)、日本酒もありコク、旨味、力強さのある「五橋・純米・あらばしり」(山口・酒井酒造)とマリアージュを楽しみました

コク、旨味のあるチーズには、やはり重厚な味わいのアルコール類が合いますね~

お正月以来ご無沙汰だった日本酒も、やっぱり美味しいですね、米が主食の日本人なので、やっぱり体にすんなり染み渡りま~す

その他のワイン、やはり品性の高まり、チーズと同じように繊細さが感じられました、特に甲州種から造られた「アルガブランカ・クラレーザ2015」(山梨・勝沼酒造)が印象に残りました。「クラレーザ」とは、「クリア」の意味、ステンレス熟成ですが、フレッシュで上品な果実風味、ミネラル感の他にも繊細な複雑さを秘めた魅力的味わいでした。クセのない穏やかなフレッシュタイプ、ソフトタイプとマリアージュ

ちょっと一息、束の間の至福のひとときでありました

これから、アイスワイン後半商戦、行ってまいりまーす 


ケルナーの品種特性☆

2017-02-06 13:31:52 | ワイン

今の仕事、アイスワインのご紹介で、試飲できないアイテムの中にケルナー種から造られたアイテムがあります。

ケルナーは、ドイツ原産、黒ブドウのトロリンガーと白ブドウのリースリングの交配種で、日本でも北海道など寒冷地で栽培されています。

私もケルナーを飲んだのはかなり以前のことで、特徴も柑橘系果実風味の爽やかな味わい。。。くらいしか印象に残っておらず再確認したいなあと思っておりましたら、

ちょうど自宅近くのスーパーに北海道ワインのケルナー種100%のやや甘口ワインがあり、アイスワインと甘口という点で共通しているので少しは把握できるかもと購入、早速試してみました

     

まず、マスカットの香が特徴的、他にリンゴや柑橘系果実の風味主体、リースリングよりも酸味は穏やか、リースリング特有のオイリーなミネラル感ではありませんが、アフターに清々しいミネラルを感じます。

やや甘口タイプですが、ミネラルを伴う分、喉越しは爽やかです。全体的にやさしくマイルドな印象、穏やかでクセのないチーズとの相性もよさそうです。

アイスワインのコメントには、トロピカルフルーツの中でも酸味もしっかり感じられるパイナップルやナシの様な風味とありましたので、なんとなく想像ができました。

試飲のないアイテムは、トークでどれだけお客様を引き付けられるかが勝負なので、このテイスティングは生かしたいですぅ

アイスワイン商戦、まずはこの土日で一山超えましたので、あともう一山、後半戦、頑張りたいと思います

 

 


アイスワイン・トリュフチョコ❤

2017-02-04 09:30:24 | ワイン

私の担当するアイスワイン売場では、アイスワインの他、アイスワインが液状で中に入っているトリュフチョコもバレンタイン時期限定で販売しております。

アイスワインを飲みながら、チョコを食べるのもグーッですが、

口の中でイッセーノセッ!で、同時にマリアージュを楽しめるトリュフもまた美味ですよ~

チョコレートは、ビター感のある甘味の少ないもの、中のアイスワインは、白、赤、マティーニ(白のアイスワインをウオッカで割ったもの)の3種類。

アイスワイン白とのマリアージュ、アイスワインの柑橘系果実風味がアップ、チョコレートのビター感をアイスワインの爽やかな風味が和らげます。

アイスワイン赤とのマリアージュ、赤のイチゴ風味が生かされるのかと思いきや、干し葡萄のような凝縮した風味がアップ、チョコレートとともに味わいに深みがアップします。

マティーニ、ウイスキーボンボンのような、ハードリカー系のアルコール感とカクテル風味がチョコレートの風味にアクセントをつける感じです。

3通りのマリアージュがお楽しみ頂けるチョコレート、お値段は3個入り1350円(税抜き)、6個入り2650円と、やはり贅沢なお品ではございますが。。。

でも、この時期にしか味わえない美味しさが魅力

祖師谷に近いところでは、玉川高島屋のバレンタインチョコ催事場でゲットできますよ(もちろんアイスワインも)

お時間ありましたら、お出かけください  (私の勤務先は横浜なのでそちらからは少々遠いので)

 

 


恵方巻☆

2017-02-03 09:19:16 | つぶやき

今日は、2月3日、節分の日ですね

最近は「鬼は外!福は内!」の豆まきよりも「恵方巻」に注目度が高いような。。。

ニュースでも取り上げられていましたが、コンビニもバイトに販売ノルマがあるとか。。。競争が激しそう

仕事によく行くデパ地下もこの時期は、特製デラックス巻きずしが並んでいますよ

そもそも、恵方巻ってどんな意味があるかご存知ですか?

その年の良い方位に向かって巻き寿司を食べると縁起がよいという程度は知っているのですが。。。

そこで、ちょっと調べてみましたー、

なぜ巻き寿司か、それは「福を巻き込む」ことからきているようです。福が途切れたりしないように包丁で切らず、七福神にあやかり7酒類の具が入った太巻きが望ましいと。巻き寿司を鬼の金棒に見立て、鬼を退治する意味もあるそうな。

「恵方」とは、その年の福徳を司る年神様のいる方角で、その方角を向って事を行えば何事も吉とされているそうです。

今年2017年は、「北北西やや北」だそうです。

しゃべると運が逃げてしまうので、巻き寿司を食べ終わるまで口をきいてはいけません。願いごとをしながら、黙々と最後まで食べるのがよろしいようです。

初詣でもたくさん神様に願いごとしちゃいましたが、今日は、また改めて一番大切に思う願いごと込めて、恵方巻食べましょかね~

私の大切な願いごと、それは「健康な身体」につきます

お年の曲がり角に達し、ガタピシした身体にすっかり自身を失った私の切実な願いです