踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

枇杷の花

2006年11月20日 | 俳句
こぼれ日に藻屑と咲きて枇杷香る

<この俳句の作句意図>
すっかり寒くなった弱い日差しの中で枇杷の花が咲いている。
茶色の毛皮を纏ったような小さな白い花は、まるで枯葉の屑のようで、
気付く人も少ないほどに目立たないが良い香りがする。人に媚びることもなく、
寒い冬にささやかな花を咲かせてゆっくりゆっくり時間をかけて翌年の夏には
甘い実を実らせる。そんな枇杷が私は好きだ・・・

・季語は、枇杷咲く’で、冬’です。
  ちょっと崩していますがこの辺までは許容範囲かと・・・
コメント
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