踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

凌霄の花

2010年06月27日 | 俳句
凌霄の花や寄りそふ人ありて
  のうぜんの はなや よりそふ  ひとありて

<一言>
凌霄は中国原産の蔓性の落葉樹で、茎は長く伸び、付着根を出して他の植物などに吸着して伸びる。
6~7センチと大ぶりな橙色の花はなかなか見事である。
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半夏生草

2010年06月25日 | 俳句
水面打つ雨白々と半夏生
  みなもうつ  あめしらじらと  はんげしょう

<一言>
向島百花園はあいにくの雨。名高い萩のトンネルにはまだ早いが、半夏生草の白も又よい。
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高幡不動

2010年06月22日 | 俳句
高幡に七堂伽藍額の花
たかはたに  しちどうがらん  がくのはな
<一言>
高幡不動で紫陽花祭り始まる。日本各地から集められためずらしい山紫陽花の数々は一見の価値あり。
ここはまた、東京では唯一七堂伽藍の整った、長い歴史を持つ寺としても有名。
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明け易し

2010年06月21日 | 俳句
見送りの駅のざわめき明易し
みおくりの  えきのざわめき  あけやすし
<一言>
早朝に帰る娘を見送る
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鴨足草

2010年06月12日 | 俳句
龍吐きし御手洗の水鴨足草
りゅうはきし  みたらしのみず  ゆきのした
<一言>
参詣の御手洗でよく見かける鴨足草。小さな小さな花だが、よく見ると何とも言い難い造形美を感じさせる花だ。
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夏薊

2010年06月08日 | 俳句
河童連水辺にはしゃぎ夏薊
  かっぱれん  みずべにはしゃぎ  なつあざみ

<一言>
公園のジャブジャブ池に子供たちの歓声が聞こえるようになった。
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河骨の花

2010年06月07日 | 俳句
かうほねのつとふりあぐる金の鈴
  かうほねの  つとふりあぐる  きんのすず

<一言>
今年も河骨の咲く季節になったが、あまり雨らしい雨が降らない。
梅雨も遅れるらしい、
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蛇苺

2010年06月05日 | 俳句
岩間より垂れて原流蛇苺
  いわまより  たれてげんりゅう  へびいちご

<一言>
その名前の為か、有毒だと誤解されているようだがれっきとしたバラ科の多年草。
食べても大丈夫だが味は水っぽいだけ、お勧めしません。
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大山蓮華

2010年06月04日 | 俳句
光る雲舞い降り天女花かな
  ひかるくも  まひおり  おほやまれんげかな

<一言>
久しぶりに万葉植物園を散策する。この時期の一番の目的はやはり大山蓮華。純白の花びらと雄蕊の紅色が何とも素晴らしい。天女花’の漢字をあてるのも尤もと思える。
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