踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

木槿

2010年08月26日 | 俳句
朝風の揺りおこしける白木槿
  あさかぜの  ゆりおこしける  しろむくげ

<一言>
「槿花一日の栄」などといわれる通り、木槿は朝に咲き、夕方にはしぼみ、一日しか持たないが、それを感じさせないほどに次々に咲き継ぐ。色合いも涼しげなものが多くこの季節に嬉しい花だ。
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2010年08月19日 | 俳句
かなかなや透き通りたる杜の朝
かなかなや  すきとほりたる  もりのあさ
<一言>
毎日35度を超える炎暑の日が続いているが、やはり暦の上では秋。朝夕に聞こえ始めた蜩の声は汗ばんだ身体にも涼しさを感じさせてくれる。
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故郷

2010年08月17日 | 俳句
師の笑まふ故郷の穹百日紅
しのえまふ  ふるさとのそら  さるすべり
<一言>
墓参りに合わせて、約十年ぶりで故郷に住む恩師を訪ねた。今年喜寿を迎えたはずだが、ご夫妻ともお元気で、最近は畑仕事を楽しんでいるとの事。久しぶりの昔話に花が咲き,楽しい再会となった。
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花火大会

2010年08月12日 | 俳句
どよめきの磧を満たし揚花火
どよめきの  かわらをみたし  あげはなび
<一言>
多摩川の花火を見物に出かけた。市民手作りの花火大会とあって、尺玉などはあまりないようだったが、メッセージ花火なるものがあるのを初めて知った。
市民が、誰か大切な人のためにメッセージを託して自分だけの花火を打ち上げてもらうというもので、色々な使い方だ出来そうな気がするが、一発イクラになるのかそれが問題。
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八王子祭

2010年08月08日 | 俳句
真新し袢纏の子等山車巡行
まあたらし  はんてんのこら  だしじゅんこう
<一言>
今年は五十年祭ということで上下の山車が集結。山車を曳くのは各町内の氏子連、未就学児童も真新しい袢纏にねじり鉢巻きで参加。壮観の一語。
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ニッコウキスゲ

2010年08月01日 | 旅行
栂池を這ふ雨雲や花黄菅
つがいけを  はふあまぐもや  はなきすげ
<一言>
あいにくの雨となった栂池自然園。遠くの景色をあきらめ足下の花を愛でる。
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