踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

初雪に 降り込められて 湯屋の蜂

2004年12月31日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
我が家の風呂場にミツバチが一匹、昨夜からの初雪で巣へ戻れなかったのか寒さで元気もなさそう、中越の被災者を思う
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わくら葉を かい巻きとして 冬の草

2004年12月27日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
葉の散り終わった雑木林の端で、落ち葉の下から首を出している冬の草に「かい巻き」にくるまって冬を越す故里の暮らしを連想、暖冬とはいえ、かい巻き一枚での冬越しは辛かろう。
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花梨の実 おずおずと部屋 染めにけり

2004年12月24日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
忍野八海の売店で小ぶりの花梨の実をひとつ(50円!)買い求め部屋の隅に置いた、少しも目立たないのにいつの間にか部屋全体を良い匂いで包んでしまった。
まるで部屋の中が花梨色で染まったように感じる。
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ベランダが大変!

2004年12月21日 | Weblog
今日も 師走と言うのにこんな暖かい日が続いて良いのか!
なんぞと思っていたら、我が家のベランダが大変なことになっていた。
11月にプランターに撒いたエンドウに先日花が咲いたと思ったら、今度は秋植えした苺が花盛り、こんなことで地球は大丈夫か!
しかし今頃咲いて実に成れるのだろうか.....ちょっと楽しみ
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もどきとて 北風の里 なれは紅

2004年12月18日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
北風が枯葉の落ちた里山で、つる梅もどきの真っ赤な実をゆすっていた。「もどき」なんぞとあまり嬉しくない名で呼ばれても文字どうりどこ吹く風で精一杯頑張っている様に見える、他人になんと呼ばれようと自分であり続ける姿に感動
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一般道を走ろう

2004年12月16日 | 旅行
小旅行の帰り道、何気なく立ち寄った甲州猿橋で芭蕉の句を見つけた。

「うき我を 寂しがらせよ かんこ鳥」

一人旅の芭蕉さん、郭公鳥の鳴き声はことさら寂しく聞こえたらしい。
今回の旅はいつもの高速道路をやめて一般道をのんびり走ってみたが、思わぬところに良いものが在る事を実感した。
これからは出来るだけのんびりした旅を心がけよう。
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裸木に ひとり晴れ着の もみじかな

2004年12月13日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
裸になった林の中でもみじが一本色付いていた。他の木々の葉が落ちるまでは気も付かなかったけれど、君にはいまが一番輝いているときなんだなあ。
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北風を つかみて伸びし 豆のつる

2004年12月11日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
我が家のベランダで伸び始めたエンドウのつるが、支えを求めてまるで北風を掴もうとしているように見える。春までがんばれ!
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襟立てる 足止めさせし 灯(ひ)の林

2004年12月06日 | 俳句
<この俳句の作句意図>
師走の寒さに襟を立て、首をすくめて家路を急ぐ途中で、街路樹に飾られたイルミネーションについ見とれて足を止めてしまった。
多摩センターにて、
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小さい秋みつけた

2004年12月01日 | Weblog
今日、散歩の途中で見つけた!

小さい小さい多摩の秋、
真っ赤に色づいた烏瓜.....

なんか得した気分
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