踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

秋海棠

2010年10月31日 | 俳句
石組の渓へと崩れ秋海棠
  いしぐみの  たにへとくずれ  しゅうかいどう

<一言>
台風は、今朝未明にはるか遠い海上で熱帯性低気圧になったらしいが、
台風一過’とは到底言えぬどんよりと曇った空、おまけに時折雨のぱらつくありさま。
満開の秋海棠にはとんだ災難というところか。
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秋明菊

2010年10月30日 | 俳句
棄て庭や秋明菊の花明り
  すてにはや  しゅうめいぎくの  はなあかり

<一言>
手入れをすることも忘れ去られたような小さな公園の片隅に、純白の秋明菊の一株。厳しいまでの清がしさがにあたりが光に包まれるようだ。
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秋の足音

2010年10月27日 | 俳句
ビル風の集めて桜紅葉かな
  ビルかぜの  あつめて さくらもみじかな

<一言>
突然の木枯らしに急き立てられるように、久しぶりのデジカメ散歩。いつの間にやら周囲は秋の色になっている。
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千住に芭蕉を訪ねて

2010年10月24日 | 俳句
芭蕉追ふ千住大橋涼新た
  ばせをおふ  せんじゅおおはし  りょうあらた

<一言>
俳句仲間と芭蕉の足跡を追って千住付近を散策した。その昔、小名木川を舟で立った芭蕉は、この千住あたりから奥の細道の第一歩を歩き始めたという。
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民謡大会

2010年10月16日 | 俳句
両国に競ふ民謡秋うらら
  りょうごくに  きそふみんよう  あきうらら

<一言>
両国の国技館へ民謡の全国大会を身に出掛けた。久しぶりに聞くわが故郷の唄や、北は北海道から南は沖縄までの民謡の数々に、時間のたつのも忘れるほどの一日を過ごすことができた。
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