経年変化を楽しむ

昔から革小物が結構好きです。
時間をかけて良さが出て来る所や、手入れをしながら大事に使い続けられる所が好きです。

最近新たに仲間入りした小物。土屋鞄製造所の文庫カバーです。
土屋鞄といえばランドセルの名門です。北海道にはまだお店が無いと思います。
最近軽井沢に店舗併設のランドセル工房が出来て、とても素敵なのでいつか行ってみたいです。


私は電車通勤なので時間つぶしに文庫を読む事が多く、しかも装丁を外して持ち歩くのでカバーが欲しかったんです。
使ううちに風合いが出て、読んだ本一冊一冊の歴史も刻まれる喜びを感じられると思って革製を選びました。


同じような革仕上げの財布でFelisi(フェリージ)の財布。使って7年経ち、良い飴色になっています。
中の仕切りは摩擦が少なく、買った当時のままの風合いが残っています。


園芸道具を持ち歩くベルトや鋏入れも味が出て来ました。


お出かけ用の靴。茶色のウィングチップは、結婚式の時に高橋さんのスーツに合わせて買ったものです。
黒と白の靴は私のですが、以前働いていたショップ・MARGARET HOWELL(マーガレットハウエル)のものがずっと気に入っています。
履き心地が柔らかく、ヒールが高く無いのが足に優しい。デザインも控えめなのに飽きのこない感じがハウエルらしいです。


革製品は安いものではないですが、長く愛着をもって使えます。
自分の暮らし方に馴染み、使い手それぞれの風合いが出て来るものです。
家づくりに通じるものがあるような気がします。