桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

バラの冬囲い

2016-10-28 17:10:04 | 庭・植物の事
冬囲いの季節になりました。我が家の庭も少しずつ手入れをしています。
バラは葉むしり→剪定→結束→ムシロかけという順番で囲っていきますが、
毎年永遠に続けると大変だなと思って、徐々に環境に慣らして手を抜く囲いの方法を研究しています。

今年も葉むしりは真面目にやりました。

地面に落ちた葉も丁寧にとっていきます。
バラは病気になりやすく、土壌を綺麗に保つためにこうして傷んだ葉をとった方が良いそうです。
原種に近いものや、強健な品種を植えればやらなくても良いと言う人もいますが、
私は薬を一切撒かないで育てているので、これくらいの手間はおしまずやろうと思っています。


葉をむしって丸裸にすると、今度は古枝や絡み付いている枝を剪定していきます。
これも原種系などは几帳面にやらなくても良いそうで、このロサ・ポミフェラは去年から無剪定です。
こうして見るとちょっと絡まっていますね。天気を見ながらやろうかどうか判断しようと思います。


高さが低ければ真上から見て、枝が綺麗な放射状に広がるように剪定していきます。


ここからは数年前の写真です。これは2年前のもの。
広がった枝を結束して根曲がり竹を3〜5本刺して円錐形を作ってムシロをかけて囲っています。


数年前まで真面目だったんですね。植え込んで2年間は真面目にムシロをかけていました。
でも結構な労力だったので、植え込み3年目の去年から手を抜く事にしました。
去年は結束だけしてこのまま雪を積もらせたのですが、枯れる事無く越冬出来ました。


そのうち結束もしないで越冬させてみようかなと思っています。
よくお客さんから「手のかからない庭」にするにはどうしたら良いか聞かれる事があります。
その気候に合っていて、程々に広がりすぎない植物を植えるのが基本ですが、
誰でも気軽に出来るような手入れの方法もあると思うので、お伝え出来ればと思います。