桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

一生使えるフライパン・ドイツのturk

2014-01-11 19:41:54 | 日々の道具・作家さん
(2016年、使って2年後の使用記事追加→こちら

うちはオール電化でキッチンの熱源がIHなのですが、本音は直火で料理するのが好きです。

できれば薪ストーブを利用して料理してみたいと思っていました。
色々道具を吟味してドイツ・ターク社のフライパンを100年使うつもりで買いました。
直火・IHどちらでも使える鉄製フライパンです。

薪ストーブの販売店からも買う事が出来るみたいです。私はネットでミトンのプレゼント付きのやつを買いました。

私は鉄製のフライパンが好きです。独身の頃、一時期中華鍋を愛用していました。
鉄製フライパンは重いとか錆びるとか言われますが、自分の力に合った大きさを選べば良いし、
使用後に油引きを忘れなければ錆びないし、むしろどんどん油が馴染んで良くなります。
まずは本格的に使う前に、野菜クズと塩を使って防錆加工を取り除く「焼き慣らし」をしました。


油と鉄は相性が良いみたいで、食材に均等に油がまわるのでカリッと焼いたり揚げたり出来ます。
焼き慣らし様の野菜クズもカリッと揚がって美味しそうに見えます。


この道具は150年以上も前から変わらない手法でマイスターが作り上げているものです。


最大の特徴は、一枚板から鍛金(金属を叩いて変形させて行く技法)で作られていて
継ぎ目の無い一体物で出来ている事だと思います。

こうすれば取っ手が緩んだり汚れが溜まる事もありません。

これから酷使する事になりそうな道具です。大事に使いたいと思います。