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桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

山主塾に入りました

2014-09-22 07:43:18 | ストーブ物語
NPO法人もりねっと北海道が主催する「山主塾」に入りました。

家に薪ストーブがあって近くに山が沢山ある暮らしをしているのに
薪を調達する技術が無いと本当の薪ストーブ暮らしの面白さがわからないだろう、
という事を前から思っていて、夫婦二人でちゃんとした訓練を受ける事にしました。

みんなのチェーンソー。我が家のは新しくて妙に目立つmakita。


まず玉切りからやります。って言っても私はチェーンソーに触るのが初めてです。
家では私の運転音痴&臆病を重々承知している高橋さんから「触らない、近づかない」と止められていました。

初めて切ったらやっぱり怖かった。修行が必要です…

高橋さんは「センスある」と言われていました。チッ。悔しいです。


それから森へ。森の年齢の見方や樹々の生存競争のメカニズム等を教えてもらいました。


今日から森を見る目が変わるかも。
この中から残す木(森の将来を託す木)を決めて間伐していきます。

「間伐」と「間引き(悪い木を切る)」は本質的に違うという話がとても印象的でした。

さっそく練習。受け口・つる・追い切り…精度を求められる行程が多くて
私はちゃんと出来るか正直不安。高橋さんは初めてなのに結構上手にやっていました。
こういうのは性格が影響しますね。私は人一倍努力しないとここまで追いつけないかも知れません。


追い切りの位置が少し高かったみたい。


チェーンソーでは不可欠な目立てもちゃんと教えてもらいました。


私もやって最後の方で何となく掴んだ手応えがあったけど、
今後うちの几帳面な夫が私にやらせてくれるかどうかはわかりません。笑

刃物の手入れって女の人はやらない方が良いかも、なんとなく。
私は園芸用の鋏も磨いたり油をさしたりはするけど、噛み合わせが狂うとオジャンなので
お金を払ってでもプロの修理屋さんに出そうと思っています。
自分の能力を過信しない事はとても大事です。笑





薪置き場を考える

2014-07-16 20:04:29 | ストーブ物語
たまには家づくりに役に立つ話を…。
薪ストーブを新しい家に置きたいと考えている方は、あらかじめどこに薪を保管するかも想像してみてください。
先日薪ストーブ業者さんの所に行った時に、前から我が家で目を付けていた薪の収納ラックがありました。


このラックの造りはとてもシンプルで、両脇に鉄製の骨組みを立てて、下にツーバイ材を渡すだけです。
ツーバイ材の長さを自由に変えて収納の幅を調整出来ます。


価格は高さによって9000円~16500円ぐらい。
屋根をつけてしっかりした薪置き場を作らなくても、このラックがあれば軒下に気軽に保管出来ます。


保管する際は、一番良いのは低い軒下。
二階以上の高さがあると、横殴りの雨が降った場合、薪が濡れてしまいます。
我が家の様に一部が下屋(二階の屋根より低い位置についている片流れの屋根)になっていると便利です。
あとは車庫の軒下や屋根付きのテラスの一部等、ストーブまでの移動距離が短いとより良いですよね。

これから薪割りを始める事にしたので、その前に高橋さんが整理整頓しました。

我が家の場合、基礎の立ち上がり部分が通常より高くなっていて、その高さに揃えて薪を置きたいので
先ほどの収納ラックでは丁度いい高さが無いという事で、高橋オリジナルの収納ラックを作りました。

こういうのをやりだしたらカッチリやらないと気が済まない人です。


何やら枠を作って…きっとカタログで見た収納ラックを参考にしたんですね。


何やら棚も作って


ガーデニング道具や洗ったグローブを干しておく場所も作ってくれました。


完成。

我が家はまだ木っ端が沢山残っているけど、これからは自分たちで割った薪を積み上げて行こうと思います。


素朴な道具に頼る

2014-02-19 13:05:12 | ストーブ物語
連日雪の影響がすごいですね。札幌でも90センチ近く積もっているらしいですね。
本州の方での被害、ニュースで流れるたびに心を痛めています。

万が一、うちが陸の孤島になった時どうしたらいいんでしょう。
考えてみたら、暖房、食品加工、照明、生活の殆どが薪ストーブに助けられます。
無いのは水。家のどこかに雪や雨水を電気を使わずに浄化出来る装置を作れば完璧です。
食品は常温でも長期保存出来る様にした方が良さそう…

色々考えながら今日はソーセージと野菜をザワークラウトと一緒に軽く炒めてみました。


フライパンも丁度いい大きさです。


以前失敗したザワークラウト作り、今回もうまくできたのか良く判らなかったのですが
料理に使ってみたらとても美味しくなりました。

この前またお向かいの農家さんがキャベツをくれたのでまた作ろうと思います。

日中いつも寝ているアン。久々に絵を描いてみようと思ったけど全然うまく描けませんでした。
スポーツと同じで、スケッチは続けていないと手が動かなくなるものですね。


数日前は綺麗だった大雪山。これから暫くは見れそうにない天気です。




ストーブの天板メンテ

2013-12-30 19:25:30 | ストーブ物語
今年の春、ストーブの上のヤカンやフライパンを置ける天板部分を
鉢物の植物置き場にして水をこぼしたりしたので、すっかり錆びてしまいました


高橋さんが年を越す前に磨き直してくれました。

フタは外の集中治療室(物置)に搬送されました。

手術を終えて戻って来た所。まだ乾いていないので絶対安静です。


けっこう腐食が進んでしまって、錆の一部は完全に落とせず、上からコーティングをしました。


無事退院しました。

補修した所だけ黒いですね。他の部分も拭いてあげよう。
これで来年からストーブを使って料理出来ます。


皆様今年もブログを見て頂き、応援して下さってありがとうございました。
我が家は今年の年越しは高橋の実家で過ごします。
喪中なので派手なお祝いはしませんが、家族と一緒に過ごす時間を大切にしたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願い致します。





ストーブで芋を焼いたらどうなるんだろう

2013-10-06 20:11:20 | ストーブ物語
またしてもストーブ話です。
今日は夢の「ストーブキッチン生活」に向けての第一歩に踏み切りました。

ストーブ&パンケーキ、ストーブ&ヤカン、ストーブ&煮豆…あらゆる名コンビが想像できますが、
まずやってみたのはストーブ&芋!

じゃーん。芋で乾杯!

高橋父がくれたサツマイモです。


これを濡れた新聞紙とアルミホイルで包みます。

天板の温度は250~300℃。家庭用のオーブンと同じくらいです。

ストーブの中はというと、温度計で411℃を超えたあたりから測定不能。
かなりのパワーがあるみたいです。

中の火が置火になった状態で芋を入れます。


30分弱で取り出してみました。


一発成功。ホクホクの美味しい焼き芋になりました。

ストーブがこんなに楽しい道具だったなんて、使って初めて知りました。
これからの季節が楽しみです。

次回のストーブ物語は、嫁のお小遣いで買った新兵器を使って「よくわからない貝を焼いてみる」です。