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桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

天国に行ったアン

2019-10-14 17:24:44 | かぞく
先週の事ですが、5年間家族として共に過ごした猫のアンが天国に行きました。
骨髄腫という進行性の病気が見つかり、異変に気づいてからわずか1か月未満でした。


私たち夫婦は今まで経験したことのない出来事をこの1か月で経験し、何度も涙を流しながら過ごしましたが、余命の宣告を受けてからアンの暮らしが少しでもいつも通り平穏でいられるようにしていこうと思っていました。

アンはきっと、そんな私たちの悲しむ姿を見てそっと去ることを決めたような気がします。
立つ鳥跡を濁さず、立派な最期でした。

生きているアンを撮った最後の写真になってしまいました。よく見るとじっとこちらを見つめています。


なるべく病院ではなく住み慣れた自宅で過ごせるよう、先生からカテーテルや点滴のやり方を教えてもらった夫。


アンが去ってからも、数日間は自宅で一緒に過ごしました。
庭に咲いていたありったけのキャットミントを摘みました。アンが大好きで庭でこの草に触ってから帰るとよく駈け寄ってきました。


ストーブの上に置いてももういたずらをする家族は居ません。


気に入ってよく一緒に寝ていた私のストール、おもちゃ、いつものご飯、キャットミントと一緒に火葬しました。
寝ているような穏やかな顔、触りなれたおでこや首元を最期に沢山撫でました。


本当は体調が落ち着いてからアンを応援してくださった皆さんに会いに来てくださいとお声がけしようと思っていた矢先の事でした。
お知らせが出来なかったことをこの場でお詫び申し上げます。

冬に亡くなったら寒くて可哀想だから暫く家に遺骨を置いておこうと話していたのに、雪が降る前に旅立ってしまったアン。
二人と一匹だけが判る秘密の場所に埋葬する事にしました。秋晴れの素晴らしい日、大事な家族が旅立っていきました。
短い間ですが、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。




アンの手術・そして介護へ

2019-09-28 21:27:31 | かぞく
急なお知らせですがアンのファンが沢山見てくださっているのでブログにも書きます。
先日歩けなくなったアンですが、病院に行った数日後に下半身麻痺になり、もっと大きい病院へ行く事になりました。

結論から言うと、アンは猫では珍しい椎間板ヘルニアをおこし、症状はグレード5(痛みを超えて麻痺している状態)でした。神経系専門の病院で手術をし、これから介護とリハビリ生活を始めます。


テーブルジャンプ失敗事件から数日、元気になった日もあれば悪い日もありました。麻痺になる前日はベットに飛び乗って一緒に寝ていました。まさか自分で寝返りが打てなくなるなんてアンも私達も想像していませんでした。


テーブルジャンプがきっかけだったのか、それ以前に身体に異変があり、最初のおかしな症状が運動能力の低下だった可能性もあります。詳細は病理検査の結果待ちになっています。


ご飯が食べきれずに病院に行き、手術をする事になったアン。考えたら、アンが我が家に来て初めての不在の夜を過ごしました。大きな喪失感と後悔、悲しさ、寂しさや悔しさを感じました。

どんなに時間がかかっても、必ずまた元気なアンになれるよう支えていきます。
退院して安心したアンの顔を見て、私達が励まされるような気持ちになりました。

飛べなくなったアン

2019-09-23 10:13:14 | かぞく
薬と歯磨きで歯肉炎対策をし続けているアンですが、先日病院で経過を診てもらったら健康な猫ちゃんぐらいまでに回復していると言われました。これからは薬の回数を徐々に減らしてなんとか普通に過ごせそうです。

一安心と思いきや、今度は歯肉炎と全く関係ない原因不明の症状が現れました。アンが数日前から急に歩けなくなったんです…


心当たりがあるのは、10日前くらいの朝、ダイニングテーブルで珈琲を飲んでいたらアンがいつものようにテーブルに飛び乗ってきたのですが、着地に失敗して派手にずり落ちてしまいました。アンは何事もなかったようにふるまうので、私たちも笑いをこらえて普通に接していたのです。


その打ちどころが思った以上にオジサン体型に堪えたのか、ソファに飛び乗ったり、抱っこするたびに今までに聴いたことが無い鳴き声を出すようになりました。


3日前にはほぼ歩くことが出来ない状態に…怪我なのか、内臓の病気なのかわからなくて怖かったのでまた病院に連れて行きました。先生もはっきりとはわからいようですが、膝の関節が緩んでいるようだと言われ、暫く安静にするように言われています。

一気に老け込んだアン。あれからずっと寝てばかりいます。もともと運動があまり得意ではないようで、誰に似たんだろう?
暫くは家で大きな音をたてたりビックリさせないようにしてくださいと言われ、いつも以上に静かな生活をしています。

これは一年前くらいの写真。


当たり前に隣に居て甘えて来たけど、もう自力でソファに乗れないのかな


一緒に遊んでくれないのかな


一緒にお昼寝できないのかな…アンが安心して寝ている姿がとても好きです。

ソファもダイニングテーブルもベッドも全部捨てて床座の暮らしにしようかな…アンはそっとしておいてほしいのかもしれませんが、私はもっと一緒に居たいです。

まもなくシニア世代(猫ブログ)

2019-07-13 09:16:38 | かぞく
久々に猫話です。お待たせしました。
実はうちのアンを久々に病院に連れて行っていました。キャリーケースが大好きだけど病院が大嫌いなアン。


「食う・寝る・甘える」が何よりも生き甲斐だったアンが、最近ご飯を食べなくなり心配になっていました。

原因は予想通り「歯肉炎の悪化」でした。その他は健康体そのもので良かったのですが…

アンは元々野良猫だったからなのか、若いうちから歯茎が腫れる様子があり、たまに歯磨きをしたり病院で診てもらっていましたが、残念ながら
症状が改善する事はありませんでした。今後は内科的治療(薬による改善)を続けるか、外科的治療(抜歯など、根本的な治療)のどちらかを選ぶことになります。

とりあえず今は薬も吐かずに飲んでくれます。

アンにとっての幸せってどいう状態なんだろう…

僕たちもいろいろと考えながら決めていきたいと思います。

奥さんは病院の先生に「まもなくシニア世代ですね」と言われたのが相当応えたようで、つい最近来たばかりだと思っていたのに、もうすぐおじいちゃん猫なんだねと思うと、アンと居る一日一日をもっと大事にしていこうと思いました。






規則正しい生活(猫ブログ)

2018-12-16 09:39:59 | かぞく
ご無沙汰しております、アンでございます。大人っぽくなりましたか?
アンと呼ぶと「アン」と返事をする猫です。


やっと外が雪景色になり、寒空の中さまよって救われた野良猫時代の事を思い出しているかな?


すっかり忘れているかもしれません。今となっては私の脚に挟まって寝起きし、ヌクヌク暮らしています。


大好きなオトウサン


新しい厚手の靴下も格好の遊び道具にされ


朝の珈琲の時間に食べるチョコレートの包み紙が大好物のおもちゃ


おもちゃはすぐ無くすし飲み込みそうなそぶりを見せるので、私達が居る時しか与えられません。


誰に似たのか、オットリした子であまり狩りが上手ではない気がします。
家にクモが入っても怖がって夫を呼びに来ます。


白黒模様、長毛はきっと野生の猫には遠い愛玩品種の血が混ざっているのだと思います。
赤ちゃんの頃は猛烈に可愛いかったに違いありません。


アンのずば抜けた才能と言えば、体内時計が正確な事。
朝夕の6時15分がご飯の時間なのですが、きちんと飼い主を呼びに来ます。


起床・就寝の時間も正確で、時間になると私達を誘いに来て、時間がズレると機嫌が悪くなります。

規則正しいのはきっと夫譲りです。
ペットを飼うとき、人は無意識に自分に似ている個体を選ぶという話を聞いた事があります。
飼い主からすると、血を分けた子どものような存在に見えてくるのです。