きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeの教育論

2011-06-22 | 息子keke
空は晴れ。

気持がいい青空だ。
街行く学生達も楽しそう。

これで放射能さえなかったら・・・とは思わないようにしよう。

kekeは起きてきて「眠れないから、今から寝る」と言う。
何時から眠れないの?と訊くと、2時に寝ようとして眠れなかった、と言う。

「その時間帯は私でも眠れないよ。今日はこのまま起きて、夕方からぐっすり寝た方がいい、今日は怒らないから。」と言う。

今日は教習所はあるのかい?と訊くと、1時間だけ受けれる授業があるけど、次にしてもいいんだ、そうするとその日は3時間授業を受ける事になるけど、と言う。

kekeはそれから、ペダルの話をしだして、ブレーキとアクセルの他にもう一つのペダルと言うので、「あぁ、サイドブレーキのことかい?モコは手じゃなくて足で踏むようになってるんだ。」と答えると、そうじゃないと言うので、すったもんだしたが、kekeはクラッチ(?)の事を言ってるらしい。

「あぁそうか、私はマニュアル車に乗った事がなかったから気がつかなった。^^;」と答えると、keke曰く、それをやりながらブレーキを一定に保つのが難しいんだ、と言う。
kekeはまだ実際に車には乗って無くて、ゲーム(機械?)の様なもので練習中らしい。
それでも40キロを保つのが難しいんだ、と言う。

3時間連続で授業を受けるのは疲れるから、今日行っておこうかなぁと言う。

TVは20歳の男の子がお母さんと(人質みたいにして?)家にたてこもり、逮捕されていた。
「kekeと同じ年だよ、やだねぇ」と言うと、へぇと言う。

窓から彼が火をつけて物を投げている映像が流れていた。
お母さんの年は66歳と出てきたので、おやまぁ、私ぐらいの年で息子を産んだんだね、それで今、こんなになってしまってどんな気持ちだろう、と言う。

kekeは息子が死んでくれたらいいと思うんじゃないか?と言うので、「そりゃないだろう。それでも息子は息子なんだよ。可愛いに違いない。息子は精神的にまずくなってしまったのかねぇ。」と言う。
「それはね」とkekeは言い出し、「ずっと可愛がって育ててきて、突然突き離してしまったんじゃないかなぁ」と言う。

「そうすると、ひきこもってどうしていいか分からなくなるんだよ。」と言う。

私はしばらく黙って、「うちはどうなんだろう?」と言うと、そうでもないんじゃないか、と言う。

keke曰く、ただもう少し教育面を考えた方が良かったのではないか、と言う。

例えば、ゲームもファミコンも野放しでやらせてたでしょ、あれは良くなかった、と言う。

「そうかい?kekeが好きにやってたんだけど。」
「もっとね、他の事にも興味を持たせるように導くようにした方が良かった。」

例えば?尋ねると科学に興味を持たせるとか、歴史に興味を持たせるとか、科学パズルとかそう言う事何もしなかったでしょ、と言う。

「そんな事ないよ、ドラえもんの理科の本とか、マンガの歴史本とかいろいろあるじゃない。kekeが興味がなかったのよ。」
kekeはいやいや、そこに興味を持たせるのが親の腕だと思う、と言う。

「とは言っても、私自身科学なんて興味が無いからなぁ~」
「だから、うちは最初から子供に高度な教育(学歴)を期待するような家では無いんですよ。そこに無理があったんです。」
とkekeは言う。

そうかもね。。。((+_+))
やり直せるものなら、どこまで私は遡ればいいのだろう?

kekeはところで、教習所に行くのに半袖のシャツは何枚あるのかしら。


2 コメント

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考えちゃう (みみ)
2011-06-22 17:16:14
子育てって本当に難しいですね。
結果が出るまで何十年もかかるんですから。


子供が生まれた時に 
「将来この子は殺人者になる」
「いや強盗だ」
「私は詐欺師に育てたい」
なんて考える親は一人もいません。

初めて腕に抱いた時
「健やかに 素直に 幸せに育って欲しい」
じゃなかったですか?

それがいつからか狂ってしまい 気付いた時には悲劇に巻き込まれる…のかな

立てこもり事件の母息子。
辛いですね。
結構な高齢出産だったはず。
きっと孫のように可愛がってきたと思います。


私の失敗は  だったみたい。
やはり子供にはある程度の苦労とか我慢を経験させておくべきだった
と今 しみじみ実感してます


私の次男って根っこの部分では良い子だと思うのですが
考え方が甘くて独りよがりの部分が最近 特に目に付き始めました



なんて私の愚痴はともかく

kekeくんの教習 順調に進みますように
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>みみさん (sake)
2011-06-22 22:33:08
ほんとですよね。(-_-;)
私もkekeが生まれて来た時は、何よりも幸せになってほしい、と思っていたのですが。。。親の欲望や押し付けもあったのでしょうか。
私的には自由にのびのび育ててきたつもりでした。

こう言う無職や引きこもりの事件を聞くと、他人事には思えず、ドキッとします。
この66歳のお母さんも家で無職の息子さんがゴロゴロしていたら、イヤでも何か言いたくなると思うんですよね。それがハタチの子を傷つけているとしても、働け・仕事をみつけろ、と言うのは親として当たり前だと思うんです。

難しいですね。子育て。。

何人ものお子さんを同じように育てても、どこのお宅も兄弟がみんな同じ性格になるわけでもないですし、生まれ持ったものもあるんじゃないかと思います。

7歳で父親と別れてもう14年目になるkekeが、見て覚えた訳ではあるまいに、たまに父親を彷彿させるようなしぐさをする事があり、血のつながりを考えることがあります。

私は本当に過保護だったのかもしれません。
昼間仕事に出ていたので、ついつい放任や甘やかしがあったのかもしれませんね。

免許、取れるといいのですが。。
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