グルメ

今日のお弁当は麻婆豆腐弁当です。
ゆで卵は煮卵までできませんでした。それどころかまだ１つ殻が剥き終わらないまま冷蔵庫にしまってあります。時間切れです。
リンゴも皮をむくのが、ついつい後回しになってもう1週間以上放置したままです。

今日は会社の人と食事の話になって、その人の知り合いのレストランがランチでも3,000円（/1人）ぐらいするそうですが、すごく美味しいのだそうです。「今度、息子と行ってみたら？」と言われましたが・・・私あまりそういうのに関心がないので何となく言葉を濁していました。

「記念日ぐらい美味しいものを食べたら？」と言われても、金を出すのは私ですからねぇ・・・もしも3,000円あるなら回転寿司かうなぎを食べたいです。
こんなことを書くと顰蹙を買うかもしれませんが・・・グルメな人って私から見ると偉そうに見えるんですよ。
「こっちの店はまずい」だの「うまい」だのって、いつも腹の底で思いながら食べてる訳でしょ。そういうのがあまり好きじゃないんです。「このお店は味がしっかりしてておいしい」「こっちのお店は素材の味が出てておいしい」って言うようなスマップの歌（あなたは世界で一つだけの花と同じように、あなたの味は世界で一つだけの味）と言う風に思いたいというか。

しかし、世間の人はよく外食してますよね。私はその話になると、全然話が分かりません。
そう言えば最近はテレビや、芸人、ドラマの話もさっぱり分かりません。こういう風に興味が無い話題になると、まったくもって話が分からず、外国語を聞いているみたいになります。

しかし年を取ってモウロクが始まったのか、そう言う風に自分が分からない話が出てきても、「ふんふん」って顔をして聞いているフリをして、意味が分からなくてももうどうでもいいや、って気持ちです。
もうじき還暦だし、定年だし、会社を辞めたらこの人たちともオサラバだし、その後ちょっとしたらあの世だし。若い頃は「自分だけできない」とか「自分だけ分からない」とか、仲間はずれにされたみたいで、すごいイヤだったことが、もう年を取ったらどうでも良くなってしまいました。

大切な限られた時間を、関心のないことに費やすより、自分の好きなことに没頭する方が価値があると考えるようになったんです。そうしたら、そりゃ人の話題についていけないことも多々あって当然だと思うのです。その時間は別のことをしている訳で悪いわけでも何でもないんです。自分の意思で他の事に時間を使っているだけ。

食べることが好きな人は食べる事に集中すればいいし、写真が好きな人は写真に没頭すればいいし、カラオケでも、スポーツでもそれぞれが自分の好きなことを夢中でして、それをお互いに尊重し合えると一番いいと思うのです。


今日の一枚


切り株の上にある赤い葉っぱ。
（実は葉っぱを乗せてみたのは自分でした。）


先っぽいから赤くなってきたもみじと、ススキのコラボ。