ナツツバキ
2008-06-25 | 花
この花をはじめて見たのは3~4年くらい前でしょうか。
この時季に椿が咲いてるぅ・・・???
ヘン!?・・・でも、葉も花も椿にそっくりです。
調べてみたら夏椿と言うのがあることを知りました。
夏の椿らしく白く楚々とした花が涼しげです。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす・・・」と詠まれた有名な句があります。
しかし沙羅双樹の花とは別の木で、夏椿を見つけた僧侶が間違えたためにシャラノキと言われるようになったそうです。
先日ブログの先輩のところで、夏椿とそっくりの姫沙羅を見せて頂きました。
姫沙羅の存在を知りませんでしたので、夏椿との区別がつかなくなってしまったのですが、姫沙羅の花は小さいと教えて頂きました。
金糸梅とヒペリカムと同じよう。。。
姫沙羅の花は3cm程度の大きさですが、夏椿は6cmくらいはあります。
姫沙羅はまだ見たことがないのですが、大きさの違いが分かったのでこの花はやはり夏椿ですね。
勤務先の近くにある公園で写してきた夏椿です。
大きな木でした。幹はツルツルしていて、百日紅の木に似ています。
花びらの先が細かくギザギザしてて、花びらの一片が少し赤っぽく色付いてました。
葉と花は普通の椿より厚みがないです。
花は咲いたら一日で散ってしまします。 撮影している間でもポトポトと音をたてて落ちてきました。,br> 京都にある東林院は夏椿の散った花を愛でる会があるそうです。 公園で散ってた花は、そんな風情ある趣には少々欠けるようです。 昨日妹から庭の夏椿が咲いてます、とメールが届きました。 気にしてたせいか今年は庭木で植えられてる家を随分見ました。 |