Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ギャラクティックストーム 1992

2014年11月08日 | 札幌
キャッツアイビッグ東苗穂店に「ギャラクティックストーム」があるとの情報を得てロードバイクで遠征。ギャラストは元々タイトー大阪研究所の可動筐体開発タイトルだった。しかし内容がヘッポコ過ぎて頓挫していた。そこで中央研究所勤務だったワシが国際救助隊としてプロジェクトの建て直しを命じられ新アニメーターを引っさげひとり寝屋川短期転勤となった開発プロジェクトなのだ。酒匂さんがぼそっと「プレーヤキャラ大きくすれば」とのアドバイスを頂き、転勤早々、三人称のプレーヤーキャラをデザインからやり直しOBJ全傾きパターン36000キャラを1週間で描き直した。ROUND1のSCNキャラは既にあったものを流用したが、残る全ROUNDの仕様構築とSCNとOBJも全て自分ひとりでデザインした。流石にザコキャラのOBJ変形パターンは描き切れず外注であるピーコックさんに頼んだ。各ROUNDのボスキャラやタイトルロゴも全て自分で描き起こした。可動筐体部分は同時開発であった熊谷研究所の「モンスタートラック」が引継ぎギャラストは専用コックピット筐体(既に開発済み)へとブチこんだ。後半ROUNDの巨大戦艦の甲板表現などは基板機能のグラフィックバッファー転送で遠近法の倒しこみ表現。これはプログラマー菅原さんの功績によるもの。ちなみにステージ後半で出現する紅い惑星画像はオカルト雑誌で騒がれたあすかあきおの「ヤハウェイ」をモチーフにしている。プロジェクトメンバーではハード担当は久代さん。筐体デザインは相浦くん、そしてサウンドは小倉さん。この開発プロジェクトではステージ設計やグラフィックデザイン、ドット描画は全て自分でやったという自負はあるけれど、敵キャラの攻撃や軌道アルゴリズム、出現トリガー設定は全てプログラマーさんの功績によるもの。ゲーム造りの本質を学ばせてもらった大切なプロジェクトだった。またこの短期建て直しプロジェクトは辛かったけれど大阪芸大でのコナミとのサバイバルゲームやトミーのサバイバーバーショットのお遊びなど楽しい思い出が優先する。で、肝心の筐体探しだが時間貸しのレジャスポフロアーに気づかず、1Fフロアーばかりを探索しレトロコーナーを見つけることが出来ずに断念。併設施設の「千の湯」で温泉に浸かって帰途に着く。本日の走行距離 24.05km ロード積算 6767.6km
(殆どタイトー内輪ネタの記事でした 失礼)
キャッツアイビッグ東苗穂店
ギャラスト
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