Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ビーチコーミング

2014年11月02日 | ロードバイク・クロスバイク
石狩海岸

石狩の海岸線はビーチコーミングのポイントということを知る。つまりは漂着物拾いのこと。ビーチコーミングは10年ほど前から好奇心で思い出したように続けている趣味のひとつなのだ。三浦三戸の海岸をはじめ、仕事で毎年訪れたイタリア・リミニやヴェネチアのリド島の海水浴場などは散歩がてら歩き回ったものだ。一番のお目当ては布袋石(イルカの耳石)なのだが未だ見つけるには至っていない(千葉の館山がポイントらしい)。今回の石狩浜の探索ではヒスイや琥珀、ガラスの浮き玉などを探してみた。昼頃に現着。石狩灯台に自転車を停め、遊歩道をズンズン歩いて石狩川河口に出る。そこから海岸線をひたすら歩いた。驚いたのは既に同業者が隈なく探索していたこと。散歩のそれとは明らかに異なる経路の足跡が砂浜に複数残っていた。現に探索途中もドカジャンを羽織った初老の男性と出くわす。AMラジオを大音量で聴きながら漂着物を丹念に調べながら浜を往復していた。言っておくがこの海岸は石狩灯台から更に1kmほど寒風吹きすさぶなか何もない遊歩道をひたすら辿ってくる場所であり、余程の意思がなければ来ない場所なのだ。はたして1時間半ほど海岸を彷徨うも収穫はなし。探索でやたらと目にしたのは胡桃。何処から流れついたのか大げさでなく3-40個はあった。それも朽ちたのから新しいものまで。浜辺を歩きながらも思い起こされるのは小説「砂の女」の一節。新種のハンミョウを探す主人公は太陽に向かって砂丘を歩く。何故なら太陽を背にすると進行方向に影がおち昆虫が逃げてしまうからだ。それ故、昆虫採集家の額や鼻はいつも日焼けしているのだ。天気予報では夕刻から雨とのこともあり風邪をひく前に撤収とした。閉鎖された「番屋の湯」を確認すると業者のトラックが複数停まっていた。改修工事なのか撤去工事なのかは不明。本日の走行距離 50.70km ロード積算 6743.5km
撮影画像
コメント (2)
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