Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

酢酸ナトリウム水溶液カイロ

2008年01月08日 | 修理・工作・技術
酢酸ナトリウム水溶液のカイロだが、試しにコードレスのアンカを発熱した状態にして抱き合わせて一晩置いてみた。水溶液カイロは湯煎するのが面倒なのでその回避作実験なのだ。果たして結晶は完全に溶けず。寝ていたので変化を観察したわけではないが、一部の結晶は一度溶けて再び再結晶化したような感じ。現に朝方のアンカは冷えているが、溶液カイロのほうはほのかに暖かく発熱状態だった。電子レンジでの加熱を説明書では推奨していないので、やはり素直に湯煎するのが良いようだ。
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飛行機雲のやうだ

2008年01月08日 | 黄金カイロ
新年のご挨拶が遅れました。今年もヘンテコレポートを独断と偏見でお届けいたします。怒らず大きなお心でお付き合いくださいませ。

このところカイロづいているついでに酢酸ナトリウム水溶液のカイロを入手してみた。大きさは掌大。怪しげな中国製だが純粋な化学反応作用なので良しとする。早速実演してみる。過冷却状態にある飽和溶液のカイロ内部の金属トリガーをパチンと鳴らした途端、白い結晶が一気に広がり結晶化が始まった。温度はカイロ全体ムラ無く摂氏50度程度となりかなり暖かい。透明だった溶液は結晶化により白濁は一気に全体に広がったものの、内部では更に結晶化の進行が継続しているようだ。数分で冷めるかと思ったが、ゆうに約1時間程度は高温が持続した。その後徐々に温度は下がっていくが約2時間程度は十分暖がとれる暖かさであった。結晶化後はカイロは固く半固形状態となるが、指で押すと片栗粉のように結晶はギュッギュッと袋越しに潰せる。使い終わったカイロは、融点となる摂氏58度以上で湯煎すれば、再び液体となり冷ませばスタンバイ完了、ふたたび結晶化の時を待つ。ベンジンカイロのような長時間使用には向かないが、緊急用として鞄などにしのばせておけばいざというとき重宝すると思う。温度の持続時間は大きさ(液量)に比例するので、クレーン景品のような小型のものは実用的ではないかも知れない。ところでやっぱり液体故に国際線の飛行機手荷物ではダメなんでしょうね。ちぇっ草刈正雄め・・・
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