Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

デジタル一眼

2006年11月10日 | 写真、カメラ
昨夜、ニコンD70にMFレンズを着けて遊んでいたのですが、撮影した画像はなんだかねむたい画なのです。よくよく調べてみるとどうもピントが微妙に後ピンだということに気がつきました。実際のCCD面への焦点合致と、光学ファインダーのピント位置にズレがあったのです。今までもAFのズームレンズを使っていて、なんだかピントを拾わないカメラだなあと不信感が募っていたのですが、原因はここにありました。まさかカメラに不具合があるとは疑わず、もしや老眼がもうきてしまったか、若しくはフォーカスモードの選択と自分の撮影スタイルが合致していないのかしらと、自分を納得させていたのでした。尤もズレいるといってもほんの微妙な距離なので、ファインダーのフォーカスエイドを頼りに微修正すれば撮影はなんとかできますし、絞り込めば被写界深度で吸収できるレベルではあります。しかしファインダー像は撮影行為のなかでも一番大切なファクターです。妥協はできませんのでメーカーに調整に出すことにいたします。修理内容はフォーカシングスクリーン位置の微調整作業となります。悩みが解決したところで、やおらF4Sを取り出し同じレンズで確認。明るく広いファインダー像は快適そのもの。MF操作でこちらが合致したと思っていても、ナイフエッヂのシビアさでフォーカスエイドが左右に瞬き修正を要求してきます。厳しい師匠に指導を受けているような緊張感。デジタル一眼で怠惰になっていた甘えに気づかされた瞬間です。

なにもせんほうがええ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする