趣味の日記

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ピアフ&美術館

2013-01-27 23:59:44 | 観劇
昨日は、サエコさんの「ピアフ」観劇。
初日の荒削りさは消えて、やはりかなり濃くなってきてます。
でも、大竹さんがちょっとお疲れなのかお声の調子がもひとつで、高音が長く伸びない。神懸かりな迫力と力技でねじ伏せてるのは、さすがはしのぶ様。
サエコさんも、初日の固さが取れて、とってもいいお芝居。
ピアフとディートリッヒの友情が、家族でも恋人でもない、芯から分かり合えた者同士の絆を感じさせて、すごく素敵です。
対照的な、ピアフとマドレーヌの関係は、お互いを理解できない、全く通じ合わない苛立ちと戸惑いと、そして修復不能な状態にまで追い詰められてしまうのが、切ないです。
マルセルの横田さん、いかにも華やかなスターボクサー風だった山口さんと違って、もっと努力で乗り越えてきた苦労人っぽい印象。
畠中さんのルイは、やはりベテランの味。でも高橋さんのやや軽い風情がない分、ピアフの好き放題にさせてきたちょっと無責任っぽいイメージにあまり見えないかも。
谷田さんのブルーノは、ダンディですね。
藤岡さんのイヴは、愛嬌があってちょっと可愛い(笑)。
小西さんのシャルル、二枚目イケメンだ(爆)。
辻さん、梅沢さん、碓井君の初演からのメンバーは、やはり手堅い印象。でも、碓井君は初演と違う役もいくつかしてるので、それは新鮮。
また1週間後に観るので、どんどん深くなるんだろうな。

観劇前に、山種美術館も寄ってきました。
高山辰雄と奥田元宋展。
印象としては、高山辰雄は思想的で、やや抽象的。繊細で儚げなタッチだけど、全体は重く濃い感じがする。
奥田元宋は、真っ直ぐ開放的。タッチは細かく丁寧だけど、パッと鮮やかで力強い。
お二人同い年で今年生誕100年記念なのだとか。
対照さが面白い展覧会でした。



展覧会を観たあとは、いつものギャラリーカフェでお茶。
橋本明治の舞妓を描いた作品をモチーフにした、花簪のイメージの和菓子と、桜緑茶。

次回は、ちょっと時代を遡って琳派を中心とした展覧会になるそうで。
行くかどうしようか。でも御舟や松園も並ぶとなると、やっぱり行くべきなのかな。
今年は、恒例の桜の展覧会はやらないみたいですね。次に土牛の「吉野」を観られるのはいつかなぁ?

昨日から喉がおかしいと思ったら、やっぱり風邪らしい。
この冬二度目の風邪症状。う~む、やっぱり元気のモトが切れてるせいなのか?(苦笑)サエコさんだけじゃあ補いきれない何かが、今はできてしまった、ってことでしょうかねぇ・・・。
熱はないものの、午前中は結構ズルズルだったので、さすがに今日はサエコさんに会いに行くのはあきらめて、家でおとなしく家事。
代わりに、タカラヅカニュースをチェックして、まっつさんと手塚さんとの対談を見ました。
舞台情報が何か出てくるかな?と淡い期待をしてましたが、原作話に終始して、何も出ず(汗)。
う~ん、正塚先生、大丈夫なのかなぁ?(爆)
そろそろお稽古情報が聞こえてきてもいいはず。初日まで2週間切りましたしね。
今週のタカラヅカニュースは要チェックです。
あ、次の土曜のNHK「ぐるっと関西」、ともみん2度目のご出演!
実家に録画をしっかり頼んどきました(爆)。
ともみんに、会いたいなぁ・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
元気のもと。 (もとこ)
2013-01-28 02:57:59
最後の文章に、同意です…。私が一番元気貰うのが、ともみんの舞台です。どんな内容でも早く知りたいですね~。
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チャージしたい(笑) (sachi)
2013-01-29 01:10:51
本当に、情報がなかなか出てきませんよね。
初日まで2週間を切り、早くともみんに会いたくてたまらないです。
返信する

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