趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

風邪ひいた

2013-11-14 23:50:35 | 観劇
東京へ戻るなり、喉がイガイガ、鼻がグスグス・・・風邪ひいたみたいです(汗)。
突然寒くなった上、観劇疲れが溜まってるのと、ともみん熱に浮かされ、それが切れて急に体内の熱が下降したせい(爆)と思われます。
昨日は帰宅したとたん、冬布団を出したり、冬コートを出したり、やっぱり実家の上げ膳据え膳と違って、全部自分でやらなきゃならんのが面倒臭い。

とにかく、まだ半分頭が‘夢乃’世界に漂ってまして(爆)、ふと思い出してはニヤニヤムフムフ(気持ち悪いって!/苦笑)。
歌い踊る面白カッコいいドニーと、タキシードのキザキザともみんと、カンカンの元気一杯ともみんと、ラテンの真っ赤なセクシーともみんと、そして客席降りでハイタッチをもらったときの全開笑顔のキラキラともみんとで、脳内ぐるぐる状態・・・。
はぁぁ~ともみんが恋しい(爆)。

ともみんのドニーが、楽しくて可愛くて可笑しくてカッコよくて、こんなに幸せでいいのかってくらい、観ていてのめりこみます♪
ともみんの、スパーンと突き抜けた太陽の明るさと、ペカッとした天然の可愛らしさと、真っ直ぐ素直な一生懸命さが、すべてドニーそのまんまで、お笑いの三枚目といいながら、キラキラオーラ全開で素敵だったらありゃしない(笑)。
コメディ役って、やりすぎると押し付けがちでイヤミになったりしやすいのですけど、ともみんの場合、もちろん周りとのお芝居バランスがきっちりできてるのもありますし、天然の愛嬌と、にじみ出る良い人感と、あたたかい包容力で、ものすごくほっこり系の愛すべきドニーになってますね。
それに、お芝居を受けて下さる一帆さんの、どんと来いな大きさもあると思います。一帆さんヘイリーがしっかりと揺るぎなく、ともみんドニーが何をしても受け入れて下さるので、ドニーの可愛らしさがすごく活きるというか。
ドニーって、ものすごく大変ですよね。特殊な動きをしながら、連動して台詞もしゃべらないといけない。ともみんが「歌劇」の座談会でも仰ってますけど、「ボディと顔と言葉、全部がミックスされて」るので、ひとつでも噛み合わないと、意味が通じなくなってしまう。
特に、最初のヘイリーとの銀橋でのお芝居。まさに言葉と動きが猛スピードで途切れることなく連動してるので、よくしゃべりながらあんな細かい動きが出来るな~と、ともみんのお芝居の成長ぶりに、目を瞠るばかりです。

ドニーのツボは山のようにありますが、もちろんサラリーマンスーツのひょろ長い人間離れしたスタイル(大爆)と、ペタン髪の眼鏡男子なドニーもカッコ可愛いです♪あのスーツの高すぎる腰の位置で、フリフリされるのが却って可笑しくてたまらない。
そのあとの、アフロを被って異様に長い真っ赤なパンツスタイルのドニーも、爆笑!
アフロを取っちゃうと、ペタン髪でさらに頭も小さくなり、超絶スタイルが際立つ際立つ!でっかいカバンをひょいっと跨いだり、ぺこーんと蹴る振りも、あの脚の長さあればこそ~。
大ナンバーの「シャカリキパラダイス」(笑)は、フツーにすんごくカッコいいですもん♪♪
上手の端でコートを脱ぎ捨てるドニーが、超濃くて大好き!そのあとの、女性社員たちを侍らす姿も、オットコマエ!!
なのに、ダンスホールでナタリーにフラれたあとのドニーの可愛さはハンパない(笑)。また、一番に走ってきて慰めてくれるレオンのサキちゃんと、一緒に来てくれるジャンの大ちゃんとで、あーだこーだとやり取りして、セリ上の2階に居るきんぐ君ミハエルとぎゃあぎゃあやってるのがまた、楽しい♪
ナタリーにダメ押しされて、背中でシクシク泣いてるラブリーさ♪下級生の子たちに囲まれてなお、シクシク小芝居をやめずに、周りの子たちをムヒムヒさせてるのが、いったいドニーは何を言ってるのやら(笑)。
ヘイリーと組んでの練習シーンも、真面目なのに可笑しい(笑)。いや、真面目だから可笑しいのか(爆)。
競技会では、せしるちゃんのバーバラと並んで、あの長い脚をバーンと振り上げると、それだけでおおぉぉ~っ!!(拍手!)となりますよね!!
最後、オフィスでさらさちゃんのキャシー相手にステップを披露し、去っていくのも、相変わらすのキュイッ、キュイッ、の動きなのに、自信に満ちて超イケメンだし♪
ラストシーンのパーティーでは、黒いスーツがもはや当たり前に似合うイケメンドニーで、あれだと女性にモテモテとしか思えない(笑)。
お芝居の中で、ドニーとしてきちんと成長しているのが、本当に良くできてるなと。
ヘイリーもジョセリンもエラも、バーバラもジャンもレオンも、みんな成長していくのが、ほんとにほっこりあたたかい、幸せな作品ですね。

ちょうど実家に居たときに、母がアメリカ版の「シャルウィダンス」を録画してあって、一緒に見たのですが、アメリカ版は日本版とはやはりテイストが違う。コメディに作ってあるけど、でもそれがちょっとクドめで、ドニー(アメリカ版はリンク)も、普段の動きが可笑しいとか、そういう設定もなし。そもそも、男女が組んで踊るなんて恥ずかしい、というのは、この上なく日本的文化だと思うんですが(苦笑)。
雪組版は、まさに日本版ですね。あの可笑しみも、わかるわかる!と共感する部分も、それぞれが抱える繊細な悩みやコンプレックスも、日本人だからこそ通じる、日本的な物語なんだろうな~と。
その日本版の映画を、きちんと忠実になぞりつつ、宝塚的テイストをちゃんと加えてあるのが、今回の作品の楽しさなんだろうな~と思います。
ドニーのナンバーなんて、まさしくミュージカル!ですしね(笑)。

・・・ついドニーで熱く語ってしまった(笑)。
ドニーがすごすぎて、周りをまだまだ全然観れてないのですけど、何とかしてもうちょっと、視界を広げるよう努力したいと思います(苦笑)。

コメント
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