さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

エパデールのこと少し調べてみました

2020-05-28 23:58:13 | 
さっちゃんは頸部動脈と脳内の細い動脈数ヵ所に僅かな狭窄部があって、経過観察の段階です。
ですからエパデールを飲んでいるわけです。
エパデールの製薬メーカーである持田製薬のHPで解説を読むと、次のように記されていました。

エパデールの3つの作用
1.血液中のコレステロールや中性脂肪を下げる
2.血液をかたまりにくくする
3.血管の弾力性を保つ


余談になりますが、エパデールが魚に由来していることは何となくお医者さんから聞いた記憶があったのですが、
同じHPの中に、それがイワシの油が原材料であることも記されていました。
ペルーやチリからイワシの油を輸入し、日本で高純度EPAに精製して作るのだそうです。
ちなみに、EPA(エイコサペンタエン酸)が薬品名エパデールの主成分です。

話題をさっちゃんのことに戻しますね。

朝食後には4種4つの薬を飲むのですが、今日は遅い昼食の後に全部飲んでくれました。
エパデール900もあ~~んと口を開けて飲んでくれました。
朝食も遅かったんですが、実はさっちゃん、今日は朝食時には少しも食べてくれなかったんです。
遅い時間帯でしたが、残った朝食をそのまま食べた昼食後にちゃんと飲んでくれたので万歳! です。

それで、残るは夕食後のエパデールですね。
今日も夕食をしっかりと食べてくれました。
ちなみにメニューは、昨晩の残りの味噌汁にお茶碗に軽く1杯のご飯を入れたオジヤ、玉子は1個。←これで二人分
他には、昨夜の残りのブロッコリーをマヨネーズで。
もう一品は鶏肉とカリフラワーのネパール風炒め。
これには他に、玉ねぎ1個、しょうが、にんにく、スパイス数種、ヨーグルト約200ccが入っています。
プチ自慢になりますが、40歳のころ訪れたネパール旅行でネパール料理が大好きになり、自称ネパール風料理を作るようになったんです。

この夕食の後、エパデールを飲むのですが、今日は久し振りにエパデール300を飲んでもらうことにしました。
以前にも説明しましたが、エパデール900は仁丹ほどの小さなカプセルが1袋にたくさん入っています。
いっぺんに口の中へ落とし込みます。
口さえ開けてくれれば、確実に飲んでもらえます。
それに対してエパデール300はひとつが長さ17ミリほどのカプセルで、これを3つ飲まなければなりません。
けっこう大きいので、口の中に入れても飲み込もうと強く意識しないとなかなか飲み込めません。
さっちゃんはせっかく口の中に入っても、大き過ぎるのでしょう、出してしまうんです。
エパデール900の薬が入った袋を見てよりは、エパデール300のカプセルを見ての方が、口は開けてもらい易いのですがね。

前置きが長くなりましたが、今晩エパデール300をまず1個、口の中に入れることが出来ました。
さっちゃんが外に出さないかと、不安な気持ちで見守っていましたが、時間はかかりましたけれど、飲み込んでくれました。
では、2つめです。
口は開けてくれました。
エパデール300を口の中へ入れます。
あらあら、今回は出してしまいました。
さっちゃん、何やらブツブツ言ってます。
僕は再度口の中に入れようとしましたが、さすがに口を開けてくれません。
さっちゃんが残っていた野菜・果物ジュースを飲み始めたので、僕はそのグラスの中にカプセルをポンと放り込みました。
ガラス越しにカプセルが口元に近づいて行くのが見えます。
口の中に入りました!
僕はさっちゃんの様子を見ています。
どうやらカプセルもジュースと一緒に飲み込んだようですね。

これでエパデール300×2ですが、本当はもう1個飲まなければなりません。
さっちゃんはもう就寝モードですし、ジュースもなくなったので、3個目は諦めました。
でも、エパデール300を飲んでもらうことへの希望が少し見えた気がしました。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さっちゃんは僕のところへ寝... | トップ | 買い物に行く途中、さっちゃ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くれよん)
2020-05-29 18:08:44
私のブログに来ていただき、心のこもったコメントをありがとうございました。
全て読んでいただき、分かりやすいとお褒めの言葉をいただき、嬉しかったです。
本来ならば自分のブログで返信を書きたいところですが、お一人お一人に返信する余力がございませんことをご了承下さい。お一人にでも返信したら、返信のない方が気を悪くされてもと思い、全ての方への返信をやめています。
hassan-melonさんのコメントは感動して嬉しかったので、こちらにコメントさせていただきました。
奥様の認知症介護されているのですね。
少しだけブログを拝見させていただきましたが、とても奥様への愛を感じます。一生懸命介護されているなーと。
私は母親で、嫌々やっているので、素晴らしいなと思いました。
自分が倒れてしまったら、介護どころではなくなるので、お互い自分を大切に、なんとか乗り越えましょうね!
またブログ時々遊びにきます^_^
Unknown (メロン)
2020-05-29 22:56:48
コメントを公開するかどうか迷いましたが、公開してしまいました。大丈夫だったでしょうか?
親への愛も妻への愛も本質は共通だと思います。でも敢えて言うと、母娘は上下関係、夫婦は水平な対等関係のように思います。母娘の場合上下関係が介護では逆転するので葛藤があるのだと思います。
夫婦の場合はそのような葛藤はありません。あるのは相手に対する自分の愛情の真摯さ度合いが測られることくらいでしょうか? それは結婚してから(その前も)ずうっと在り続けていますよね。ですから、気分としては認知症になってからも同じですね。
もちろん、現実の厳しい姿は突き付けられますけれど、似たような戦いは夫婦生活にはこれまでも付きものでしたしね。
まだ妻は僕のことを特別な人と認識してくれているようですから、僕たちは夫婦のままです。ただ、僕のことを誰だかまったく認識できなくなったら、僕の心はどうなってしまうのでしょう? 心配です。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事