さっちゃんが初めてショートステイしたのは2021年11月のことでした。
そして、それが最初で最後になってしまいました。
何故なら、2回目のショートステイの前に部屋で転んで大腿骨転子部骨折という重傷を負ってしまったからです。
明日からは、さっちゃんにとっての2回目のショートステイです。
訪問看護師のM木さんのひと言、「2月中に一度ショートステイしてみたら」との言葉に押されるようにとんとん拍子で進みました。
二転三転して、結局2月には利用できなかったのですが、明日3月1日から利用することになったのです。
これまで長くお世話になっていたI老健でショートステイも行なっているということで、お願いすることにしたのです。
さっちゃんをよく知っていてくれるスタッフさん達が多くいる安心感は大きいですね。
ただ、ここのショートステイのシステムは1週間単位なんです。
今回は3月1日(水)~8日(水)でお世話になるわけです。
ショートステイとは直接は関係がないのでしょうが、今日は人の出入りや今後の予定の策定などが多かった日でした。
午前中には訪問診療でお医者さんが来てくださいました。
さっちゃんの体調にはとりわけ問題はないようですね。
血液検査のことだと思うのですが、「時系列結果報告書」をくれました。
去年の4月、7月、8月、今年の2月に2回、計5回の結果です。
中でも、「アルブミンと血色素量の値がいい」とおっしゃってくださいました。
詳細は僕には分かりませんが、「いい」と言ってくれると安心しますね。
午後は訪問看護でM木さんが来てくださいました。
ひと通りのバイタルを調べて、僕に「聞いておきたいことはありませんか?」と言ってくれます。
ここのところ頻発しているオムツからの漏れを防ぐにはどうすればいいのか、聞いてみました。
特に、便の漏れですね。
便(下痢便)が漏れるのは仕方ないことのようです。
と言うのも、下痢便は完全な液体ではないので、パッドやオムツになかなか吸収されないのだそうです。
時間がかかるんだそうです。
するとその間に、どうしても漏れ出てしまうんだそうです。
「オムツから漏れ出て、ズボンを汚さない方法はありませんか?」と僕は聞いてみました。
「そうですねぇ。股(肛門付近)部分をキュッと引っ張らずに、便が溜まるよう空間を残しておくといいのでは?」
確かに一理ありますね。
また、「パッドを十字になるように2枚セットしたらどうですか?」とも提案されました。
「なるほど名案だ」と思いましたが、いま考えてみると、股下のセットの仕方はなかなか大変そうですね。
股下部分の広い、大きなリハパンのようなのがあればいいのかなと思いますね。
昔の女子の体操着のブルマのような。
ピコスルファートナトリウムを15滴投与した夜は、そんなブルマのようなリハパンを穿いてもらっておくとか。
ともかく、あるもので工夫してみたいと思っています
M木さんと重なって、ケアマネのT口さんも来てくださいました。
3月最新のサービス利用票を持って来てくださいました。
また、ちょうどその時I老健の相談員のS田さんから僕とT口さん宛に電話が入りました。
さっちゃんの胃瘻の交換が3月9日でA病院に決まったとの連絡でした。
早速、T口さんが介護タクシーの予約を決めようとしてくれます。
その後、T口さんは事務所から電話をくださり、価格と迎えの時刻を教えてくれました。
S田さんはショートステイに持って来るものについても教えてくれました。
基本はデイケアと同じで、日数が長くなるだけですね。
まあ、とにかくバタバタした忙しい1日でした。