多摩川土手はあちらこちらに桜並木が植えられていて、花見スポットが豊富です。
こちらへ引っ越してきて以来、ほぼ毎年さっちゃんと二人でお花見をして来ました。
お花見と言っても、散歩をしたり、レジャーシートを敷いてお昼ご飯を食べたりするだけですけれどね。
▲2021年3月29日14:35。この年がさっちゃんと二人での最後の花見散歩の年になってしまいました。この年の暮れに家の中で転倒し、大腿骨転子部骨折。歩けなくなったり、誤嚥性肺炎を繰り返したりするようになったのです。この写真の前の年くらいからさっちゃんから笑顔が消えていました。自分の意志を伝えられなくなっていましたから、何か苦しさを抱えていたのかもしれませんね。でも、その後一時期笑顔が復活しました。今はまた消えてしまっていますけれど。
4月7日の日曜日、僕は独りで花見の散歩に出かけました。
独りですけれど、さっちゃんと二人で歩いている気分で、さっちゃんと語らいながら歩きました。
▲13:25。散歩に出かける前に、我が家の桜を観賞。ベランダからこんな感じで見えますから、我が家の桜と呼んでいます。
▲13:43。散歩の途中の草っ原の広場にタンポポが何百と咲き誇っていました。さっちゃんとも絶対に一緒に見ていますね。
▲13:51。青空バックにソメイヨシノが輝いています。
▲13:57。さっちゃんがいれば、菜の花と桜の間に立ってもらうのですけれどね。
▲14:08。コロナの影響でしょうか、「桜祭り」は行なわれていませんが、人々は例年と同様に楽しんでいます。最初のさっちゃんの写真と同じ場所です。
▲14:28。団地の11階まで上って写真を撮りました。さっちゃんと二人でよくここに来たものです。川はもちろん多摩川です。
さっちゃんとの散歩コース、いつもの基本周回コースにも花見スポットがあります。
翌日の4月8日(月)、雨の一日でしたが、夕方に雨の止む時間があったので、散歩して来ました。
▲2021年4月1日17:05。「基本周回コース」が多摩川土手から離れるところにある桜並木。
▲16:30。雲に覆われた空に桜の花びらの白が溶け込んでしまっています。上のさっちゃんの写真と同じ場所の桜です。