一昨日の9月12日にI老健で面談がありました。
ブログへの記録が何やかやあって、遅れてしまいました。
まず最初に相談員のS田さんは「体調は落ち着いていますよ」と言います。
それを聞いて、僕はひとまず安心。
ただ、最初の言葉に続いて「でも、栄養摂取は400kcalのままなんですよ」と。
一ヶ月以上経過しているのに、何故まだ400kcalのままなんだろう? と僕は疑問を抱きます。
S田さんがおっしゃるには、こうです。
「800kcalにして嘔吐した際に、それが肺に侵入している可能性があるんですよ」
その心配があるので、「再度嘔吐させるわけにはいかない」と言うのです。
まあ、それは当然でしょうね。
「ですから、2~4週間は様子を見る必要があるんです」
確かにそうかもしれません。
僕はその後のさっちゃんの様子を聞いてみました。
肺炎になったような兆候があるのかないのかを。
そんな兆候はまったく見られないそうです。
よかった、よかった。
でも、400kcalのままでは基礎代謝分にも足りないはずですから、それが長く続くと心配です。
その点を聞くと、「長く続くと問題が発生するかもしれませんが、今のところ大丈夫」なんだそうです。
僕は前回同様、「500kcalとか600kcalとか、徐々には増やせないのですか?」と聞きます。
S田さんも前回同様、「お医者さんに聞いてみますね」と答えます。
話のテーマは僕に対する介護トレーニングに移ります。
S田さんはいつも必ず自宅介護の大変さを強調します。
そして、様々な専門分野の方々の協力を求めながら実践しないと不可能だと言います。
もちろん、僕自身もその点は現時点でも頭の中では理解しています。
僕自身がトレーニングを行なう中で、次第に頭だけではなく体と心でもその大変さが分かって来るのだと思います。
でも、さっちゃんと共に過ごせる喜びもあるわけですから、辛いことばかりではありません。
どの段階であるのかは聞きそびれましたが、サービス担当者会議なるものが持たれるんだそうです。
介護、看護、リハビリ、それぞれの担当者が集まって、さっちゃんのことを具体的総合的に話し合う場のようです。
それと、僕にとっては初耳だったんですが、ケアマネージャーのT口さんに対しても僕と同じ内容のトレーニングを行なうんですね。
ケアプランを立てたりする際に、僕の自宅介護の内容が把握できていないと、必要十分なプランが設計できないからだそうです。
もちろん、だいたいの内容が把握できればいい訳ですから、それほど徹底的にトレーニングする必要はないでしょうけれどね。
栄養摂取が400kcalのままだと、僕のトレーニングには移行できないんじゃないかと思いました。
その点を質問してみたのですが、これまでも400kcalの段階でトレーニングした例があるそうです。
そればかりか、200kcalのレベルでもあったそうです。
僕に対するトレーニングが出来るか否かは、栄養摂取量よりも体調の安定が重要みたいですね。
これは前回も聞いたことですが、病院からI老健に戻った時はさっちゃんにも緊張感があったみたいです。
それも取れて、落ち着いて暮らせてるようですね。
笑顔も見せてくれるそうです。
そして今回、S田さんの口から初めて聞かされた文言がありました。
それはさっちゃんが自宅介護になって以降のショートステイの件です。
I老健退所後のショートステイについても考えてくださっているようですね。
ショートステイで看護師さんが常駐していたり、痰の吸引が出来たりする施設は少ないと思います。
I老健で引き続きショートステイでも世話していただければ、僕にとっても嬉しいことです。
さっちゃんのことをよく知っていてもらえていますからね。
夕方、面談の内容をケアマネのT口さんに報告しました。
S田さんからT口さんには時々連絡をしているようですから、T口さんのトレーニングの件にも驚く様子はありませんでした。
大変なことですのに、有難いと思うばかりです。