(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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耳下腺を切る 平成8年2月LiveDoor BLOG

2010年05月23日 | 身辺

耳下腺を 斬る 第 1回

[一病を持って痛みのわかる人・
「一病のおかげで古希を生きている] 投稿句より

     事の始まり

「耳下腺です。手術しなければなりません」
「……(えっ、ジカセン?ジカセンって何だ。手術せねばならぬのか。耳の下が少し腫れているだけなのに。薬で治せないのか。せめて注射で。手術は困る。切るのは嫌だ。)…‥」
「手術までに色々検査をしますが、今日はエコーをします」
「あっ、そうですか 」

     元々皮膚が弱かったので

 昔から皮膚が弱くアチコチ痒く成る。皮膚科で「アレルギー体質とストレスによる」と言われた。ここ数年来、夏になると、両掌に水の入ったブツブツが出来る。数日経ってその水泡は水が出て消える。少し経つと又出来る。それを繰り返し、秋になると終焉する。
 O市日赤病院で治療を受けていた。水泡の一部を顕微鏡で診断した結果、これは未だ病因が解明されていない[掌蹠疱膿症]の症状で伝染性は無い。つけ薬と飲み薬を出す、と宣れた。

 平成5年、その年も例年通り掌にブツブツが出たので病院に行った。薬を用うるも何時もと同じ。
 医師は、飲み薬で強いのが有るが、副作用が懸念されるので避けたい。が、少し適用して様子を見るから正確に服用せよ、と言われた。これは既に喧伝されて居るステロイド系の飲み薬だった。そしてその効か、何時もより早く掌疱は消えた。
 しかし肘・膝の内側や腰の周り、背中に湿疹が出来て痒みが有る。先生に
「今年は掌の毒が体の他の部分に出たのでしょうか」と問うと、
「そうでは無いでしょう。一度血液検査をしてみましょう」との事。
 その時、その言に従えば良かったのだが(妻も、内科で調べてもらったらと言っていたが)、なにしろ病院・注射・手術・血が嫌な方で
「近く、市の健康管理センターで総合健康診断を受け、血液検査もあるので、そのデータで判断して戴けないでしょうか」と、お願いした。
 結果は異常無しと言う事で有った。
(ずっと後で、内科で、この湿疹はリンパ腫が表在したものと診断された。だがその症状だけで、その時、それと、判断は出来無かっただろうとの事だった)
     ホームドクターのコメント

 S先生は私のホームドクターで30年以上のお付き合いである。数年来、
頸椎(首の骨)の矯正に通院していた。
 平成6年の始め頃、鏡を見た時、右の耳の下が少し膨れて居るのを認識していた。又両腕の肘の内側の同じ位置にコロコロと長方形の塊が有るのも気になりだした。しかし痛くも、痒くも無いので何時頃から出来たのか、わから無い。一度、先生に聞こう聞こうと思いつつ、日々を過ごした。
 S医院に行き、看護婦さんに頸のケイインをてきぱきとしてもらうと、そこを診察してもらうのをすっかり忘れて帰ってしまい、後でしまったと思う。
格別の痛痒を感じないからだろうか。
 それでも、少しは心配だからと、やっと、忘れずに、3月25日に診てもらった。耳と腕のごろごろを示して何でしょうかと聞く。
 先生は、専門外だから、詳しくは、わからない。日赤の耳鼻科・外科に行きなさい、と言われる。S先生は内科・外科の開業医で、該博な医療知識をお持ちの方だ。何時も此方の質問には的確に答えて下さるのに、気のせいか今回は何か口が重い。
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