(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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4-9 普天間

2016年04月18日 | 軍事

日本の領土である。しかし、わが国の主権は及ばない!
沖縄に米軍が駐留していることの是非は2国間の問題でここで論ずることは棚上げにして「普天間」問題を考えたい!
沖縄に上陸した海兵隊は本土攻撃に飛行場が戦略的にも必要と県民が退避して、無人の普天間の荒野に着目しこの平野に造成を計画。短期にブルトーザーの土木力で建設した。
戦闘的に使う事は無かったが、基地としては有効な存在となる。地上戦闘が」終焉しこの地で住み、農業に従事していた県民は旧知に帰るもその地が米軍の基地になっているのでoff limit で立ち入れない。政府と交渉し占拠された地は政府に借り上げられ地代は政府から支払われる。その地を利用するのは米軍である。之で「軍用地主」が発生した。
しかし、軍用地を囲む鉄柵の外は旧の地主の所有地で、生活に便で、ノスタルジャのある人々は基地を取り囲むがごとく生活その地帯を基盤となした。
住民が増えることで、商店街・役場・学校等も整備された。
また一方、米軍人相手の商店も展開された。
自分の都合で飛行空域で生活の基盤とした住民は「米軍の飛行機が離着陸するのは、騒音・排気ガス・危険性を伴う。基地を住民の迷惑に成らない地帯に移設せよ!!」と声を上げた。
人間の自己都合による勝手な意見だ。
しかし、米軍も危険性を認識し、日米で協議し「辺野古」の米軍のキャンプ地の沖合いに海岸を埋め立てし滑走路を作ることで合意した。
だが此処でも住民の反対を受け、飛行場は未だに建設されていない!
今の尾長知事は選挙で「辺野古を含む県内移設には反対で当選した。
建設に付いては日本政府と合意できず、お互い訴訟となり、判決で「両者の意見交換」で合意を得べく勧告を受け
「意見開陳をしているが、真っ向から反対意見では合意はむつかしい!
普天間の危険性が認識され、移設で合意されてから数年が経過。重大な事故は起きていない!
この侭の膠着状態が続くとますます基地の継続飛行が常態化するだろう!
そして、皆の懸念する危険性は現実性があるのか?
PS
大阪の伊丹空港は近畿圏の産業隆盛で周囲が宅地化し飛行の危険性が問題化し、関西空港が建設された。伊丹空港の利便性を考慮し、国際便は関空に、国内便は伊丹でオペレートされ、両空港共に繁栄を極めている。
伊丹の危険性を訴える声は聞かない!
普天間も同様なケースでは?

 


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