(承前)懇談が終わったようで、
次回の題=兼題(宿題) が示されてお開き(暫くはその題が頭を離れぬ)兼題は季語から1つと、漢字1字(これでは中々想像が浮かばないので、この漢字を含む熟語でも可)
あるとき 津と兼題。辞典でも津を含む熟語は少ない。頭に先ず浮かんだのは”大津“ 一度は訪ねて湖・舟・山桜 等を詠んでみたい!憧れがある。ので、眼で見たときにする。
そうすると、木更津・富津(ふっつ)が頭を過ぎる。何れも千葉の東京湾に面した海浜(津)
富津は字面が綺麗で、軽やかでやさしい語感が春と結び付いた。おだやかで陽当たりのよさそうな海辺の地名がシンクロした。地図で見ると海に突き出た砂州で岬の先端は細い。そこに立つと両側の海が見える。
”風ひかる 富津岬に 海ふたつ”(想像句)
俳句は五七五が基本。17音で表明だから,1音1音が,重要な、働きと意味合いを示す。
”古池や かわず 飛び込む 水の音”
(蛙が喜んで=嬉しくて水の中に入ったとの意だそう)
や これを に・の・を・が に変えたら?
やで古池が其処にあることを説明、後の事とは続かないと。切れ字。
季節を想起させる季語を1語だけ入れねばならぬ。
2つ入れると、「季重なり」となり、規格外となる。
但し、2季語に主従あれば特例とさる。
新語は使っても可なり。造語は不可。
見たまま・正直に・真っ直ぐに。思い出・想像で・上手く嘘を・類想。
兼題では無くその場で(例えば吟行)で読むのは
席題。その作法も有り。
岸本作の点描、匠作と俳句の礼節の紹介でした。}
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