(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

格言

2010年05月17日 | 身辺

神様のカルテ 夏川草介著
この本を読んだ。すらすらと読める。

著者は信州大学医学部卒で現役勤務医(研修は終わっている)ご自分の経験も入っているだろう!
病気・医療を医者の側から見た,事実小説。
医事の専門用語・患者の有り様など、興味が尽きなかった。
以前に「長野県で医療・地域保険に新風を引き起こし、ピンチの地方病院を再建、それを書いた著作がベストセラーになった」
本を読んだ記憶があった。だが、
著者・題名も記憶の外だった。
この小説も長野県が舞台。偶然だが、似通っている。
それで、確かこの、ベストセラーも図書館で読んだ筈だから、その本を提示されるかと、聞いて見る。
その条件で検索さる。驚くべきに、出てきた。
「医者で多くの本を出版している人は多く居ない。長野県内で。
鎌田 實でしょう!」との返答。
驚くべし。図書館員の検索資質!充実した職業知識。
その内の一冊を読む。思い出す。これだ!間違いなし!
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前と同じ「神様のカルテ」の1節。

分かれる友に『夜明け前=島崎藤村」を進呈する。
「苦しい物語、面白くは無い。葛藤と懊悩が続く。
苦しい中に少しづつ未来を開く。壁に当たった時に、
今は私の人生は「夜明け前」と自分で納得し・・・」

「明けない夜はない。やまない雨はない=そう言うことだ!」と有る。
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此れを読んで『明けない云々』の比喩は夜明け前=島崎藤村
が小説の中で創作した文言だったのかと理解した。
しかし、そうでは無く、もっと古くから人口に膾炙していた言葉のようだ。
「明けない夜は無い」は、シェイクスピア 『マクベス』第4幕第3場 ラストのマルカムの台詞 、
The night is long that never finds the day。.
「この世に明けぬ夜は無し」坪内逍遥の日本語訳が出典元。 別の比喩「永眠の夜は永いから」。

気象の神様と言っていい倉嶋厚 大先生の本
やまない雨はないがドラマ化された。
この首題は倉嶋 製作ではないが出展は詳つまやか、ではないようだ!降らない雨もない=似たような発言。
ご存知の方のご教授を!!
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タイトルは”硬派的社評漫筆”
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