大阪龍馬会

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樋口真吉 新写真は立ち姿 徳大名誉教授ら 背景分析 本人と確認

2011-10-10 00:01:00 | 幕末ニュース
◆座った姿 横浜で撮影

 四万十市立郷土資料館(中村)が所蔵する幕末の写真原板の1枚が、同市出身で土佐西部勤王党の盟主だった樋口真吉(1815~70)の肖像であることがわかった。渋谷雅之・徳島大名誉教授(69)らの調査で判明。樋口は「坂本龍馬の才能を見抜いた人物」として知られながら、これまでに確認された肖像は同館にある別の原板1枚しかなかっただけに、樋口の姿を伝える貴重な資料といえそうだ。(松田俊輔)

 1枚はいすに座り、もう1枚は右手に乗馬用のむちを持って立つ姿を撮影。ともに樋口の子孫が所有し、1985年に資料館に寄託された。座っている男性は当初から樋口と特定されていたが、立ち姿の方は真吉のほか、父・信四郎、弟・甚内などの説があった。

 渋谷さんらは、2枚の顔つきと差している刀が似ていることから、立ち姿も樋口本人と推定し、背景の敷物の柄や石畳を当時の写真と照合していった。

 その結果、1867年頃に京都・祇園の堀与兵衛写真館で撮影され、同時期に信四郎と甚内が京都にいなかったことから、被写体は樋口である可能性が極めて高いと結論づけた。

 座った姿の写真についても調査。背後にある飾り台のデザインなどから、1868年頃に横浜の写真館で撮影されたことを突き止めた。渋谷さんは「写真の撮影時期と場所が特定できたのは、大きな一歩。動乱の時代をリアルに解明する一助になれば」と話している。

10/4 読売新聞


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