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大阪龍馬会

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「夜明け前」の世界探る

2008-05-26 10:10:47 | 幕末ニュース
中津川会議に桂小五郎出席 裏付け文書も公開

 長州藩士の桂小五郎(木戸孝允)が中津川を訪れたことを記録した文書が、中津川市本町の中山道歴史資料館で始まった特別企画展「明治維新と中津川の人たち―島崎藤村『夜明け前』の世界」で展示されている。

 文書には、「小五郎 男四 八十七」などと、はがき大の和紙に記され、桂の中津川入りが記録されている。桂は、長州藩が「尊王攘夷(そんのうじょうい)」に踏み切った1862年(文久2年)の中津川会議に出席したとされているが、裏付け史料が少なく、同館では「桂が中津川に訪れたことを知ることができる新たな文書」としている。

 文書は、夜明け前の主人公の一人、間秀矩(ひでのり)の子孫宅から昨年12月に発見された。同館では、間が長州藩関係者から聞き取った内容をメモしたものとみている。

 企画展では、夜明け前で「青山半蔵」の名で登場する藤村の実父・正樹や市岡殷政(しげまさ)と、間を加えた3人の主人公を軸に、中津川、落合、馬籠の3宿を中心とした恵北(裏木曽地域)の人たちが、いかに明治維新にかかわったかを、約120点の絵や写真、拓本、古文書で紹介している。

 10月19日まで。毎月第3水曜日の午前11時から、仁科吉介主任指導員が説明会を開いている。入館料は310円、中学生以下無料。問い合わせは同館(0573・66・6888)へ。

5月24 読売新聞


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